JP3250558B2 - 力学量センサ材料 - Google Patents
力学量センサ材料Info
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- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
- C04B35/48—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on zirconium or hafnium oxides, zirconates, zircon or hafnates
- C04B35/486—Fine ceramics
- C04B35/488—Composites
Description
度,位置,変位,衝撃力,重量質量,真空度,回転力,
振動,騒音等の力学的な変化量を測定する力学量センサ
を構成する材料として使用される力学量センサ材料に関
する。
位置,変位,衝撃力,重量質量,真空度,回転力,振
動,騒音等の力学的な変化量を歪み(応力)を介して計
測する力学量センサの構成材料,すなわち圧力抵抗効果
を有する材料として半導体のシリコン単結晶及び炭化珪
素等が使用されている。また,圧力抵抗効果材料とし
て,強相関係のペロブスカイト型複合酸化物であるLa
1-xSrxMnO3等も知られている。ここに圧力抵抗効
果とは,材料に圧縮応力,引張応力,剪断応力,静水圧
応力が加わった際に,材料の電気抵抗が変化する現象の
ことである。
械的強度が弱く,高圧力,高荷重の測定に用いるセンサ
の構成材料としての利用が困難だった。よって,従来材
料による力学量センサは,これを適当な耐圧容器に収め
て,高圧力,高荷重の測定を行なっていた。このため,
センサ構成が複雑となり,コスト高となる問題があっ
た。
されたもので,高応力,高圧力等の高力学量を耐圧容器
等を用いることなく直接測定可能な力学量センサを構成
可能な力学量センサ材料を提供しようとするものであ
る。
性セラミック材料よりなるマトリックスに圧力抵抗効果
材料を電気的に連続につながるように分散させてなるこ
とを特徴とする力学量センサ材料にある。
気絶縁性セラミック材料よりなるマトリックスに圧力抵
抗効果材料を電気的に連続につながるように分散させた
ことである。
明にかかる力学量センサ材料は,セラミック材料という
強度的に優れた材料に対し圧力抵抗効果を発揮させるた
めの材料を分散させている。ここにセラミック材料と
は,後述するごとく,例えばZrO2,Al2O3,Mg
Al2O4,SiO2,3Al2O3・2SiO2,Y2O3,
CeO2,La2O3,Si3N4及びこれらの固溶体より
選択される1種以上よりなる物質等がある。
ごとく,ペロブスカイト構造の(Ln1-xMax)1-yM
bO3-z(ここに0<x≦0.5,0≦y≦0.2,0
≦z≦0.6,Ln;ランタノイド元素,Ma;1種類
またはそれ以上のアルカリ土類元素,Mb;1種類また
はそれ以上の遷移金属元素),層状ペロブスカイト構造
の(Ln2-uMau)1-vMb2O7-w(ここに0<u≦
1.0,0≦v≦0.2,0≦w≦1.0,Ln;希土
類元素,Ma;1種類またはそれ以上のアルカリ土類元
素,Mb;1種類またはそれ以上の遷移金属元素),S
i及びこれらに微量の添加元素を加えた物質のいずれか
1種以上よりなる物質等が挙げられる。また,この圧力
抵抗効果材料は,球状,楕円状,繊維状等の様々な粒子
形態を取ることができる。
する抵抗力は上述したセラミック材料が担うため,強度
の高い力学量センサ材料を得ることができる。また,図
1に示すごとく,本発明の力学量センサ材料1は,上述
したセラミック材料11の内部で圧力抵抗効果材料12
が連続してつながるようにに存在するため,各圧力抵抗
効果材料12は電気的に連続状態にある(つまり導電パ
スが形成される)。
構成された従来の力学量センサ材料と同じように本発明
にかかる材料も圧力や荷重を加えることで電気抵抗値が
変化するという特性を持つことができる。よって,本発
明にかかる力学量センサ材料は圧力抵抗効果材料として
機能し,かつ高強度である。
学量センサは特に耐圧容器等に収納せずとも,そのまま
の状態で,例えば100MPa以上の高応力や高圧力に
耐えて,力学量の測定を行なうことができる。
の高力学量を耐圧容器等を用いることなく直接測定可能
な力学量センサを構成可能な力学量センサ材料を提供す
ることができる。
等が不要な力学量センサやセンサシステムを構成可能で
ある。よって,構造が単純でコンパクトなセンサやセン
サシステムの構築に最適である。また,特に追加構成が
不要であるため,センサやセンサシステムの製造コス
ト,装置コストを安価とすることができる。
センサとしては,力,圧力,トルク,速度,加速度,位
置,変位,衝撃力,重量質量,真空度,回転力,振動,
騒音等の力学的な変化量を測定するセンサやセンサシス
テムが挙げられる。また,特に高荷重,高圧力な力学量
を測定する必要がある,各種輸送機械,工作機械等に組
付ける力学量センサを構成する材料として,本発明にか
かる材料は最適である。
記圧力抵抗効果材料は少なくとも−50〜200℃の温
度範囲内の特定の温度において圧力抵抗効果を有する材
料であることが好ましい。これにより,室温近傍で圧力
抵抗効果を有する力学量センサ材料を得ることができ
る。
記圧力抵抗効果材料の圧力抵抗変化率は0.001%/
MPa以上であることが好ましい。これにより,高感度
な力学量センサ材料を得ることができる。上記圧力抵抗
変化率が0.001%/MPa未満である場合は,充分
なセンサ出力を得ることができないおそれがある。ここ
に圧力抵抗変化率とは,圧縮応力,引張応力,剪断応
力,静水圧応力が加わった際の材料の電気抵抗の変化率
である。
力学量センサ材料の相対密度は90%以上であることが
好ましい。これにより,高強度の力学量センサ材料を得
ることができ,従来材料は不可能であった高い荷重や圧
力を耐圧容器等を用いることなく直接測定可能なセンサ
用の材料を得ることができる。相対密度が90%未満で
ある場合は,荷重により力学量センサ材料そのものに非
線形変形が生じる可能性があるため,正確な力学量を測
定できなくなるおそれがある。
力学量センサ材料の比抵抗は0.1Ωcm〜10kΩc
mであることが好ましい。これにより,実際のセンサ素
子を構成した際に適切な電気抵抗を持つ素子を得ること
ができる。上記比抵抗が0.1Ωcm未満である場合
は,センサ素子を構成した際に,素子の抵抗値が低すぎ
て充分なセンサ出力が得難く,力学量が測定困難となる
おそれがある。一方,10kΩcmを越えた場合は,実
際の素子の抵抗値が高くなり過ぎるおそれがある。
電気絶縁性セラミック材料の曲げ強度は200MPa以
上であることが好ましい。これにより,セラミック材料
の強度に近い,高い強度を有する力学量センサ材料を得
ることができ,高荷重,高圧力を耐圧容器等なしで検知
できるセンサの材料を構成可能となる。上記曲げ強度が
200MPa未満である場合は,充分な強度を力学量セ
ンサ材料に付与することができず,本発明にかかる効果
が得難くなるおそれがある。
圧力抵抗効果材料はペロブスカイト構造の(Ln1-xM
ax)1-yMbO3-z(ここに0<x≦0.5,0≦y≦
0.2,0≦z≦0.6,Ln;希土類元素,Ma;1
種類またはそれ以上のアルカリ土類元素,Mb;1種類
またはそれ以上の遷移金属元素),層状ペロブスカイト
構造の(Ln2-uMau)1-vMb2O7-w(ここに0<u
≦1.0,0≦v≦0.2,0≦w≦1.0,Ln;希
土類元素,Ma;1種類またはそれ以上のアルカリ土類
元素,Mb;1種類またはそれ以上の遷移金属元素),
Si及びこれらに微量の添加元素を加えた物質のいずれ
か1種以上よりなることが好ましい。これらの圧力抵抗
効果材料は,高い抵抗圧力変化率を有しており,従っ
て,高い感度を有する力学量センサ材料を構成すること
ができる。また,上記圧力抵抗効果材料はペロブスカイ
ト構造,層状ペロブスカイト構造の上記組成の物質,S
iに他元素が含まれていてもよい。
xが0もしくは0.5を越えた場合には,圧力抵抗効果
を発現しない,もしくは発現したとしても充分な値の圧
力抵抗効果ではないという問題が生じるおそれがある。
yはペロブスカイト構造のAサイト欠損量を示す。0≦
y≦0.2ならば,前記組成範囲内の圧力抵抗効果材料
は力学量センサ材料を構成するに適切な圧力抵抗効果を
発揮できる。yが0.2を越えた場合には,圧力抵抗効
果が小さくなり,力学量センサ材料を構成できなくなる
おそれがある。
酸素欠損量zは,0≦z≦0.6の範囲であっても,適
切な圧力抵抗効果を発現し,力学量センサ材料を構成す
ることができる。zが0.6を越えた場合には,圧力抵
抗効果を発現しない,もしくは発現したとしても充分な
値の圧力抵抗効果ではないという問題が生じるおそれが
ある。
おいて,uが0もしくは1.0を越えた場合には,圧力
抵抗効果を発現しない,もしくは発現したとしても充分
な値の圧力抵抗効果ではないおそれがある。
おいて,0≦v≦0.2ならば,前記組成範囲内の圧力
抵抗効果材料は力学量センサ材料を構成するに適切な圧
力抵抗効果を発現できる。vが0.2を越えた場合に
は,圧力抵抗効果を発現しない,もしくは発現したとし
ても充分な値の圧力抵抗効果ではないという問題が生じ
るおそれがある。
おいて,酸素欠損量wは0≦w≦1.0の範囲であって
も,適切な圧力抵抗効果を発現し,力学量センサ材料を
構成することができる。zが1.0を越えた場合には,
圧力抵抗効果を発現しない,もしくは発現したとしても
充分な値の圧力抵抗効果ではないという問題が生じるお
それがある。
電気絶縁性セラミック材料はZrO 2,Al2O3,Mg
Al2O4,SiO2,3Al2O3・2SiO2,Y2O3,
CeO2,La2O3,Si3N4及びこれらの固溶体より
選択される1種以上よりなることが好ましい。これらの
セラミック材料は,高い圧縮強度を有しており,高強度
の力学量センサ材料を構成することができ,従って,耐
圧容器等を使用せずとも,高い圧力,高い荷重を検知で
きる力学量センサを構成することができる。
圧力抵抗効果材料の添加量は力学量センサ材料総重量に
対し,5〜95重量%であることが好ましい。これによ
り,適切な電気抵抗,強度,圧力抵抗変化率を有する力
学量センサ材料を得ることができる。上記添加量が5重
量%未満である場合は,導電パスが形成されないため,
力学量センサ材料として使えなくなるおそれがある。一
方,添加量が95重量%を越えた場合は,材料強度が弱
くなり,本発明にかかる効果が得られなくなるおそれが
ある。
記電気絶縁性セラミック材料は,ZrO2またはCe
O2,Y2O3,CaO,MgOが添加されたZrO2であ
り,かつ上記圧力抵抗効果材料は,ペロブスカイト構造
のLn1-xMaxMbO3-z(ここに0<x≦0.5,0
≦z≦0.6,Ln;希土類元素,Ma;アルカリ土類
元素,Mb;遷移金属元素)よりなることが好ましい。
xが0もしくは0.5を越えた場合には,圧力抵抗効果
を発現しない,もしくは発現したとしても充分な値の圧
力抵抗効果ではないという問題が生じるおそれがある。
酸素欠損量zは,0≦z≦0.6の範囲であっても,適
切な圧力抵抗効果を発現し,力学量センサ材料を構成す
ることができる。zが0.6を越えた場合には,圧力抵
抗効果を発現しない,もしくは発現したとしても充分な
値の圧力抵抗効果ではないという問題が生じるおそれが
ある。
力抵抗効果材料よりなる力学量センサ材料は特に高荷重
向け力学量センサの材料としてふさわしい,適切な強度
と圧力抵抗変化率と備えている。
記電気絶縁性セラミック材料は,ZrO2またはCe
O2,Y2O3,CaO,MgOが添加されたZrO2であ
り,かつ上記圧力抵抗効果材料は,ペロブスカイト構造
の(Ln1-xMax)1-yMbO3-z(ここに0<x≦0.
5,0<y≦0.2,0≦z≦0.6,Ln;希土類元
素,Ma;1種類またはそれ以上のアルカリ土類元素,
Mb;1種類またはそれ以上の遷移金属元素)よりなる
ことが好ましい。
xが0もしくは0.5を越えた場合には,圧力抵抗効果
を発現しない,もしくは発現したとしても充分な値の圧
力抵抗効果ではないという問題が生じるおそれがある。
0≦y≦0.2ならば,前記組成範囲内の圧力抵抗効果
材料は力学量センサ材料を構成するに適切な圧力抵抗効
果を発揮できる。yが0もしくはyが0.2を越えた場
合には,圧力抵抗効果が小さくなり,力学量センサ材料
を構成できなくなるおそれがある。
酸素欠損量zは,0≦z≦0.6の範囲であっても,適
切な圧力抵抗効果を発現し,力学量センサ材料を構成す
ることができる。zが0.6を越えた場合には,圧力抵
抗効果を発現しない,もしくは発現したとしても充分な
値の圧力抵抗効果ではないという問題が生じるおそれが
ある。
力抵抗効果材料よりなる力学量センサ材料は特に高荷重
向け力学量センサの材料としてふさわしい,適切な強度
と圧力抵抗変化率と備えている。
記電気絶縁性セラミック材料はSi 3N4であり,かつ上
記圧力抵抗効果材料はSiであることが好ましい。この
ような電気絶縁性セラミック材料と圧力抵抗効果材料よ
りなる力学量センサ材料は特に高荷重向け力学量センサ
の材料としてふさわしい,適切な強度と圧力抵抗変化率
と備えている。
記電気絶縁性セラミック材料はAl 2O3であり,かつ上
記圧力抵抗効果材料はペロブスカイト構造の(Ln1-x
Max)1-yMbO3-z(ここに0<x≦0.5,0≦y
≦0.2,0≦z≦0.6,Ln;希土類元素,Ma;
1種類またはそれ以上のアルカリ土類元素,Mb;1種
類またはそれ以上の遷移金属元素)よりなることが好ま
しい。
xが0もしくは0.5を越えた場合には,圧力抵抗効果
を発現しない,もしくは発現したとしても充分な値の圧
力抵抗効果ではないという問題が生じるおそれがある。
0≦y≦0.2ならば,前記組成範囲内の圧力抵抗効果
材料は力学量センサ材料を構成するに適切な圧力抵抗効
果を発揮できる。yが0.2を越えた場合には,圧力抵
抗効果が小さくなり,力学量センサ材料を構成できなく
なるおそれがある。
0≦z≦0.6の範囲であっても,適切な圧力抵抗効果
を発現し,力学量センサ材料を構成することができる。
zが0.6を越えた場合には,圧力抵抗効果を発現しな
い,もしくは発現したとしても充分な値の圧力抵抗効果
ではないという問題が生じるおそれがある。
力抵抗効果材料よりなる力学量センサ材料は特に高荷重
向け力学量センサの材料としてふさわしい,適切な強度
と圧力抵抗変化率と備えている。
図1〜図6を用いて説明する。本例にかかる力学量セン
サ材料1は,図1に示すごとく,電気絶縁性セラミック
材料11よりなるマトリックスに圧力抵抗効果材料12
を電気的に連続につながるように分散させてなる材料で
ある。なお,同図に示すごとく,一部の圧力抵抗効果材
料13は電気的に連続することなく,孤立してセラミッ
ク11材料中に存在するものもある。
サ材料は,電気絶縁性のセラミック材料が12mol%
のCeO2を添加したZrO2,圧力抵抗効果材料がLa
0.8Sr0.2MnO3よりなる。まず,製造方法について
説明する。La2O3粉末,SrCO3粉末,MnCO3粉
末を,La:Sr:Mnの組成比で,0.8:0.2:
1となるように秤量した。それらの粉末を,混合用Zr
O 2ボール,混合溶媒エタノールといっしょにポリポッ
トに投入して,20時間混合した。混合粉末を,乾燥,
解砕して,大気中で,1300℃で4時間仮焼して,圧
力抵抗効果を有するぺロブスカイト型複合酸化物粉末L
a0.8Sr0.2MnO3を合成した。
セメント(株),OZC−12CEB)と,合成したL
a0.8Sr0.2MnO3粉末とを,全重量に対するLa0.8
Sr 0.2MnO3の重量割合で28重量%となるように秤
量した。それらの粉末を,混合用ZrO2ボール,混合
溶媒エタノールといっしょにポリポットに投入して,4
時間混合し,さらに乾燥,解砕した。解砕した混合粉末
を,直径18mm×高さ7mmの円柱状にプレス成形し
た。成形体を1250℃で4時間焼結した。得られた焼
結体の密度は,理論密度の98%に緻密化し,導電性を
有しており,比抵抗は約100Ωcmであった。
る。図2に示すごとく,上記焼結体を4mm×4mm×
4mmの立方体状の試料片18に加工した。そして,試
料片の対向する側面にAgペースト(住友金属鉱山
(株),S8740)を550℃で焼き付け,電極19
とした。さらに電極19にリード線17を半田付けし
た。
矢線に示すごとく,400kgまでの荷重を加え,リー
ド線17,電極19を通じて電圧を印加した。そして,
2端子法で電気抵抗を測定した。この測定結果から,荷
重と電気抵抗変化率との関係を図3にプロットした。な
お,上記測定は荷重を徐々に増やしていった場合の結果
(同図における○,負荷時と記載された線)と,荷重を
徐々に減らしていった場合の結果(同図における□,除
荷時と記載された線)とをそれぞれ記載した。図3よ
り,200MPaの圧縮応力で電気抵抗は約2.1%低
下し,その変化は荷重に対してほぼ直線的であることが
わかった。
試験片の抵抗変化率と測定温度との関係を図5に記載し
た。温度によって抵抗変化率が変化するが,−10〜5
0℃の範囲においての変化率は−1%前後であることが
分かった。よって,本例にかかる材料を−10〜50℃
の温度範囲で使用する圧力センサ用材料として用いるこ
とが可能であることが分かった。
量センサ材料で作製した力学量センサは,200MPa
の圧縮応力を印加しても破壊されないため,例えば,輸
送用機械,工作機械などに使用する高荷重用の圧力セン
サとして適していることが明らかとなった。また,図4
に本例の力学量センサ材料及び比較例としてのLa0.8
Sr0.2MnO3の曲げ強度を測定し,記載した。同図か
ら明らかなように,単相のLa0.8Sr0.2MnO3より
も本例の力学量センサ材料は高い強度を有し,本例の力
学量センサ材料が高荷重用力学量センサ材料として適し
ていることが明らかである。
とく,セラミック材料11という強度的に優れた材料に
対し圧力抵抗効果を発揮させるための材料12が分散さ
れた材料である。力学量センサ材料1の高荷重や高圧力
等に対する抵抗力は上述したセラミック材料11が担う
ため,強度の高い材料を得ることができる。また,上述
したセラミック材料11の内部で圧力抵抗効果材料12
が連続してつながるように存在するため,各圧力抵抗効
果材料12は電気的に連続状態にある。このため,本例
の力学量センサ材料1は圧力抵抗効果材料のみで構成さ
れた従来の力学量センサ材料と同じように圧力や荷重を
加えることで電気抵抗値が変化するという特性を持つこ
とができる。よって,本発明にかかる材料は圧力抵抗効
果材料として機能し,かつ高強度である。
高力学量を耐圧容器等を用いることなく直接測定可能な
力学量センサを構成可能な力学量センサ材料を提供する
ことができる。
センサシステムを構成可能なため,本例にかかる力学量
センサ材料は構造が単純でコンパクトなセンサやセンサ
システムの構築に最適である。また,特に追加構成が不
要であるため,製造コスト,装置コストを安価とするこ
とができる。
添加量を違えた力学量センサ材料をいくつか準備し,各
材料について比抵抗及び抵抗変化率を測定した。圧力抵
抗効果材料は実施形態例1と同様にぺロブスカイト型複
合酸化物粉末La0.75Sr0.25MnO3である。セラミ
ック材料も実施形態例1と同様のZrO2である。全重
量に対するLa0.75Sr0.25MnO3の添加量を24重
量%から30重量%へと変化させ,それぞれの比抵抗及
び抵抗変化率を図6に記載した。なお,力学量センサ材
料の作製方法の詳細及び比抵抗,抵抗変化率の測定方法
の詳細は実施形態例1と同様である。
の添加量が多いほど比抵抗は小さくなった。また,圧縮
応力100MPaでの抵抗変化率を図7に記載した。い
ずれの添加量においても0.7%以上の抵抗変化率(絶
対値)を呈しており,本例にかかるいずれの材料につい
ても力学量センサとして用いることが可能であることが
わかった。
ブスカイト型複合酸化物粉末La1-xSrxMnO3を用
い,かつLaに対するSrの置換量xを0.15から
0.40の範囲で変更し,各材料について抵抗変化率を
測定し,図8に記載した。本例の圧力抵抗効果材料は上
述したLa1-xSrxMnO3で,実施形態例1と同様の
方法で作製した。また,セラミック材料も実施形態例1
と同様のZrO2である。また,全重量に対するLa1-x
SrxMnO3の添加量は28重量%である。なお,力学
量センサ材料の作製方法の詳細及び比抵抗,抵抗変化率
の測定方法の詳細は実施形態例1と同様である。
率(絶対値)を記載した。Sr置換量xが0.15〜
0.40の範囲内では,いずれの材料も力学量センサ材
料として利用できることがわかった。
酸化物粉末La0.7Sr0.2MnO3を用いて力学量セン
サ材料を作製した。セラミック材料は実施形態例1と同
様のZrO2である。また,全重量に対するLa0.7Sr
0.2MnO3の添加量は28重量%とした。なお,力学量
センサ材料の作製方法の詳細も実施形態例1と同様であ
る。圧縮応力100MPaで抵抗変化率を実施形態例1
と同様の方法測定したところ,−1.0%であった。こ
れにより,本例の材料を力学量センサ材料として使用で
きることがわかった。
酸化物粉末Pr0.8Sr0.2MnO3を用いて力学量セン
サ材料を作製した。セラミック材料は実施形態例1と同
様のZrO2である。また,全重量に対するPr0.8Sr
0.2MnO3の添加量は28重量%とした。なお,力学量
センサ材料の作製方法の詳細も実施形態例1と同様であ
る。圧縮応力100MPaで抵抗変化率を実施形態例1
と同様の方法測定したところ,−1.0%であった。こ
れにより,本例の材料を力学量センサ材料として使用で
きることがわかった。
酸化物粉末Nd0.8Sr0.2MnO3を用いて力学量セン
サ材料を作製した。セラミック材料は実施形態例1と同
様のZrO2である。また,全重量に対するNd0.8Sr
0.2MnO3の添加量は28重量%とした。なお,力学量
センサ材料の作製方法の詳細も実施形態例1と同様であ
る。圧縮応力100MPaで抵抗変化率を実施形態例1
と同様の方法測定したところ,−1.1%であった。こ
れにより,本例の材料を力学量センサ材料として使用で
きることがわかった。
酸化物粉末Sm0.8Sr0.2MnO3を用いて力学量セン
サ材料を作製した。セラミック材料は実施形態例1と同
様のZrO2である。また,全重量に対するSm0.8Sr
0.2MnO3の添加量は28重量%とした。なお,力学量
センサ材料の作製方法の詳細も実施形態例1と同様であ
る。圧縮応力100MPaで抵抗変化率を実施形態例1
と同様の方法で測定したところ−1.0%であった。こ
れにより,本例の材料を力学量センサ材料として使用で
きることがわかった。
酸化物粉末Gd0.8Sr0.2MnO3を用いて力学量セン
サ材料を作製した。セラミック材料は実施形態例1と同
様のZrO2である。また,全重量に対するGd0.8Sr
0.2MnO3の添加量は28重量%とした。なお,力学量
センサ材料の作製方法の詳細も実施形態例1と同様であ
る。圧縮応力100MPaで抵抗変化率を実施形態例1
と同様の方法測定したところ−1.1%であった。これ
により,本例の材料を力学量センサ材料として使用でき
ることがわかった。
酸化物粉末La1.6Sr0.4Mn2O7を用いて力学量セン
サ材料を作製した。セラミック材料は実施形態例1と同
様のZrO2である。また,全重量に対するLa1.6Sr
0.4Mn2O7の添加量は28重量%とした。なお,力学
量センサ材料の作製方法の詳細も実施形態例1と同様で
ある。圧縮応力100MPaで抵抗変化率を実施形態例
1と同様の方法で測定したところ,−0.9%であっ
た。これにより,本例の材料を力学量センサ材料として
使用できることがわかった。
学量センサ材料を作製した。セラミック材料は窒化ケイ
素である。また,全重量に対するSiの添加量は30重
量%とした。これらの材料を湿式混合後,ホットプレス
を用いて1600℃で焼結した。圧縮応力100MPa
で抵抗変化率を実施形態例1と同様の方法で測定したと
ころ,−0.5%であった。これにより,本例の材料を
力学量センサ材料として使用できることがわかった。
力,高圧力等の高力学量を耐圧容器等を用いることなく
直接測定可能な力学量センサを構成可能な力学量センサ
材料を提供することができる。
織を示す説明図。
抗変化率の測定方法の説明図。
ける抵抗変化率と圧縮応力との関係を示す線図。
ンサ材料と比較例との曲げ強度を示す線図。
かけた時の抵抗変化率と温度との関係を示す線図。
加量と比抵抗との関係を示す線図。
加量と抵抗変化率の絶対値との関係を示す線図。
置換量との関係を示す線図。
Claims (13)
- 【請求項1】 電気絶縁性セラミック材料よりなるマト
リックスに圧力抵抗効果材料を電気的に連続につながる
ように分散させてなることを特徴とする力学量センサ材
料。 - 【請求項2】 請求項1において,上記圧力抵抗効果材
料は少なくとも−50〜200℃の温度範囲内の特定の
温度において圧力抵抗効果を有する材料であることを特
徴とする力学量センサ材料。 - 【請求項3】 請求項1または2において,上記圧力抵
抗効果材料の圧力抵抗変化率は0.001%/MPa以
上であることを特徴とする力学量センサ材料。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
上記力学量センサ材料の相対密度は90%以上であるこ
とを特徴とする力学量センサ材料。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
上記力学量センサ材料の比抵抗は0.1Ωcm〜10k
Ωcmであることを特徴とする力学量センサ材料。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において,
上記電気絶縁性セラミック材料の曲げ強度は200MP
a以上であることを特徴とする力学量センサ材料。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項において,
上記圧力抵抗効果材料はペロブスカイト構造の(Ln
1-xMax)1-yMbO3-z(ここに0<x≦0.5,0≦
y≦0.2,0≦z≦0.6,Ln;希土類元素,M
a;1種類またはそれ以上のアルカリ土類元素,Mb;
1種類またはそれ以上の遷移金属元素),層状ペロブス
カイト構造の(Ln2-uMau)1-vMb2O7-w(ここに
0<u≦1.0,0≦v≦0.2,0≦w≦1.0,L
n;希土類元素,Ma;1種類またはそれ以上のアルカ
リ土類元素,Mb;1種類またはそれ以上の遷移金属元
素),Si及びこれらに微量の添加元素を加えた物質の
いずれか1種以上よりなることを特徴とする力学量セン
サ材料。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項において,
上記電気絶縁性セラミック材料はZrO2,Al2O3,
MgAl2O4,SiO2,3Al2O3・2SiO2,Y2
O3,CeO2,La2O3,Si3N4及びこれらの固溶体
より選択される1種以上よりなることを特徴とする力学
量センサ材料。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項において,
上記圧力抵抗効果材料の添加量は力学量センサ材料総重
量に対し,5〜95重量%であることを特徴とする力学
量センサ材料。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか一項におい
て,上記電気絶縁性セラミック材料は,ZrO2または
CeO2,Y2O3,CaO,MgOが添加されたZrO2
であり,かつ上記圧力抵抗効果材料は,ペロブスカイト
構造のLn1-xMaxMbO3-z(ここに0<x≦0.
5,0≦z≦0.6,Ln;希土類元素,Ma;1種類
またはそれ以上のアルカリ土類元素,Mb;1種類また
はそれ以上の遷移金属元素)よりなることを特徴とする
力学量センサ材料。 - 【請求項11】 請求項1〜9のいずれか一項におい
て,上記電気絶縁性セラミック材料は,ZrO2または
CeO2,Y2O3,CaO,MgOが添加されたZrO2
であり,かつ上記圧力抵抗効果材料は,ペロブスカイト
構造の(Ln1-xMax)1-yMbO3-z(ここに0<x≦
0.5,0<y≦0.2,0≦z≦0.6,Ln;希土
類元素,Ma;1種類またはそれ以上のアルカリ土類元
素,Mb;1種類またはそれ以上の遷移金属元素)より
なることを特徴とする力学量センサ材料。 - 【請求項12】 請求項1〜9のいずれか一項におい
て,上記電気絶縁性セラミック材料はSi3N4であり,
かつ上記圧力抵抗効果材料はSiであることを特徴とす
る力学量センサ材料。 - 【請求項13】 請求項1〜9のいずれか一項におい
て,上記電気絶縁性セラミック材料はAl2O3であり,
かつ上記圧力抵抗効果材料はペロブスカイト構造の(L
n1-xMax)1-yMbO3-z(ここに0<x≦0.5,0
≦y≦0.2,0≦z≦0.6,Ln;希土類元素,M
a;1種類またはそれ以上のアルカリ土類元素,Mb;
1種類またはそれ以上の遷移金属元素)よりなることを
特徴とする力学量センサ材料。
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