JP2002310814A - 圧力センサ素子 - Google Patents

圧力センサ素子

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JP2002310814A
JP2002310814A JP2001118620A JP2001118620A JP2002310814A JP 2002310814 A JP2002310814 A JP 2002310814A JP 2001118620 A JP2001118620 A JP 2001118620A JP 2001118620 A JP2001118620 A JP 2001118620A JP 2002310814 A JP2002310814 A JP 2002310814A
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sensitive
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JP2001118620A
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Hiroaki Makino
浩明 牧野
Shin Tajima
伸 田島
Mitsuru Asai
満 浅井
Nobuo Kamiya
信雄 神谷
Kiyotaka Kinoshita
清隆 木下
Shiro Kuwabara
史郎 桑原
Toshiharu Mikami
俊春 三上
Kaori Fujita
かおり 藤田
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Toyoda Koki KK
Toyota Central R&D Labs Inc
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Toyoda Koki KK
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感圧部自体の強度に優れ,構造が簡単な圧力
センサ素子を提供すること。 【解決手段】 電気絶縁性セラミック材料よりなるマト
リックスに圧力抵抗効果もしくは磁気抵抗効果を有する
材料を分散してなる複合材料よりなる感圧部10と,感
圧部10に配設された一対の電極2と,電極2に配設さ
れたリード線25とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,圧力センサ素子に関する。
【0002】
【従来技術】従来,圧力センサ素子を構成するセンサ材
料としては,圧力抵抗効果を有する材料である,半導体
のシリコン単結晶及び炭化珪素等が使用されている。ま
た,圧力抵抗効果材料としては,ペロブスカイト型複合
酸化物であるLa1- xSrxMnO3粒子等も知られてい
る。ここに,圧力抵抗効果とは,材料に圧縮応力,引張
応力,剪断応力,静水圧応力が加わった際に,材料の電
気抵抗が変化する現象のことである。
【0003】
【解決しようとする課題】ところで,これら従来の圧力
抵抗効果材料は,それ自体の機械的強度が弱いという欠
点を有する。そのため,これら従来の圧力抵抗効果材料
をセンサ材料として用いる場合には,センサ材料を保護
するための構造が必要となり,センサ全体の構造が複雑
となってしまう。
【0004】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので,感圧部自体の強度に優れ,構造が簡単な圧
力センサ素子を提供しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】第1の発明は,電気絶縁性セラミッ
ク材料よりなるマトリックスに圧力抵抗効果もしくは磁
気抵抗効果を有する材料を分散してなる複合材料よりな
る感圧部と,該感圧部に配設された一対の電極とを有す
ることを特徴とする圧力センサ素子にある(請求項
1)。
【0006】本発明においては,上記感圧部として,上
記構成を有する特殊な複合材料を採用している。即ち,
上記感圧部を構成する材料は,電気絶縁性セラミック材
料よりなるマトリックスに圧力抵抗効果もしくは磁気抵
抗効果を有する材料(以下,適宜,単に圧力抵抗効果材
料という)を分散してなる複合材料よりなる。そして,
上記マトリックスを構成する電気絶縁性セラミックス材
料は,高い圧縮強度を有しているので,センサ素子全体
の強度を高めることができる。それ故,複合材料自体が
直接高い圧力を受ける構造を容易に実現することができ
る。
【0007】さらに,上記マトリックス中には,上記圧
力抵抗効果材料が分散している。そのため,マトリック
ス中には上記圧力抵抗効果材料が連なってなる導電パス
が形成され,圧力を受けた際に生じる圧力によって圧力
抵抗効果あるいは磁気抵抗効果を得ることができる。
【0008】また,上記感圧部には上記電極が配設され
ている。これにリード線等を配設することにより,これ
らを介して上記電極の圧力抵抗効果を測定する外部回路
に容易に接続することができる。このように,本発明に
よれば,感圧部自体の強度に優れ,構造が簡単な圧力セ
ンサ素子を提供することができる。
【0009】第2の発明は,電気絶縁性を有するダイヤ
フラムと,該ダイヤフラムの表面または内部に一体的に
配設された感圧部と,該感圧部に配設された一対の電極
とを有し,上記感圧部は,電気絶縁性セラミック材料よ
りなるマトリックスに圧力抵抗効果もしくは磁気抵抗効
果を有する材料を分散してなる複合材料よりなることを
特徴とする圧力センサ素子にある(請求項4)。
【0010】本発明においては,上記感圧部として上記
構成の複合材料を採用し,これを上記ダイヤフラムに一
体的に配設してある。そのため,上記ダイヤフラムが測
定すべき圧力を受けた際に変形した場合には,上記感圧
部に応力が生じる。それ故,感圧部の圧力抵抗効果を測
定することによって容易に圧力測定を行うことができ
る。
【0011】また,本発明では,上記感圧部を上記ダイ
ヤフラムの表面または内部に一体的に配設してある。こ
れにより,高圧力部のみに感圧部を設けることができ,
センサ素子の感度を高くできるという作用効果が得られ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】上記第1の発明(請求項1)にお
いて,上記感圧部の外表面には,これを覆う絶縁被覆部
を有していることが好ましい(請求項2)。この場合に
は,この絶縁被覆部によって,測定すべき圧力環境が電
気導電性であっても,上記感圧部と外部との短絡を確実
に防止することができ,正確な圧力測定を行うことがで
きる。
【0013】また,上記感圧部の形状は略立方体である
ことが好ましい(請求項3)。この場合には,感圧部の
作製が容易であると共に,静水圧を受ける際に,等方的
な圧力受理を実現することができる。
【0014】上記第2の発明(請求項4)において,上
記ダイヤフラムと上記感圧部とは,その作製時において
一体的に作製してもよいし,別個に作製して接合しても
よい。特に,上記ダイヤフラムと上記感圧部とは一体焼
成することにより作製されていることが好ましい(請求
項5)。この場合には,上記ダイヤフラムと感圧部との
一体性が高く,ダイヤフラムの変形を確実に上記感圧部
に伝えることができる。この場合のダイヤフラムとして
は,感圧部における電気絶縁性セラミックスと同系の材
質であることが好ましい。これにより,両者の一体焼成
を容易に行うことができる。なお,上記ダイヤフラムと
感圧部とを接合する方法としては,接着,ろう接,拡散
接合,その他の方法がある。
【0015】次に,上記第1,第2の発明において,上
記感圧部を構成する上記電気絶縁性セラミックスはジル
コニアであることが好ましい(請求項6)。ここでいう
ジルコニアは,ZrO2に各種の添加物を添加したもの
も含む。例えば3Y−ZrO2,12Ce−ZrO2等が
ある。ジルコニアは,強度が高く,かつ電気絶縁性を有
し,上記マトリックスとして有効に利用することができ
る。なお,上記マトリックス用のセラミックスとして
は,ジルコニア以外にも,Al23,MgAl24,S
iO2,3Al23・2SiO2,Y23,CeO2,L
23,Si34などのセラミックスを適用することも
可能である。
【0016】また,上記感圧体を構成する圧力抵抗効果
もしくは磁気抵抗効果を有する材料は,ペロブスカイト
構造の(Ln1-xMax1-yMbO3-z,層状ペロブスカ
イト構造の(Ln2-uMa1+u1-vMb27-w,Si及
びこれらに微量の添加元素を加えた物質のいずれか1種
以上よりなること(ここに0<x≦0.5,0≦y≦
0.2,0≦z≦0.6,0<u≦1.0,0≦v≦
0.2,0≦w≦1.0,Ln;希土類元素,Ma;1
種類またはそれ以上のアルカリ土類元素,Mb;1種類
またはそれ以上の遷移金属元素)が好ましい(請求項
7)。
【0017】(Ln1-xMax1-yMbO3-zにおいて,
xが0もしくは0.5を越えた場合には,圧力抵抗効果
を発現しない,もしくは発現したとしても充分な値の圧
力抵抗効果ではないという問題が生じるおそれがある。
【0018】(Ln1-xMax1-yMbO3-zにおいて,
yはペロブスカイト構造のAサイト欠損量を示す。0≦
y≦0.2ならば,前記組成範囲内の圧力抵抗効果材料
は上記複合材料を構成した場合に,適切な圧力抵抗効果
を発揮できる。yが0.2を越えた場合には,圧力抵抗
効果が小さくなるおそれがある。
【0019】(Ln1-xMax)1-yMbO3-zにおいて,
酸素欠損量zは,0≦z≦0.6の範囲であっても,適
切な圧力抵抗効果を発現し,優れた感圧部を構成しうる
上記複合材料を構成することができる。zが0.6を越
えた場合には,圧力抵抗効果を発現しない,もしくは発
現したとしても充分な値の圧力抵抗効果ではないという
問題が生じるおそれがある。
【0020】また,(Ln2-uMa1+u2-vMb27-w
において,uが0もしくは1.0を越えた場合には,圧
力抵抗効果を発現しない,もしくは発現したとしても充
分な値の圧力抵抗効果ではないおそれがある。
【0021】(Ln2-uMa1+u1-vMb27-wにおい
て,0≦v≦0.2ならば,優れた上記複合材料を構成
するに適切な圧力抵抗効果を発現できる。vが0.2を
越えた場合には,圧力抵抗効果を発現しない,もしくは
発現したとしても充分な値の圧力抵抗効果ではないとい
う問題が生じるおそれがある。
【0022】また,(Ln2-uMa1+u1-vMb27-w
において,酸素欠損量wは0≦w≦1.0の範囲であっ
ても,適切な圧力抵抗効果を発現し,優れた感圧部とし
ての上記複合材料を構成することができる。zが1.0
を越えた場合には,圧力抵抗効果を発現しない,もしく
は発現したとしても充分な値の圧力抵抗効果ではないと
いう問題が生じるおそれがある。
【0023】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例にかかる圧力セ
ンサ素子につき,図1,図2を用いて説明する。本例の
圧力センサ素子1は,図1,図2に示すごとく,電気絶
縁性セラミック材料11よりなるマトリックスに圧力抵
抗効果もしくは磁気抵抗効果を有する材料12を分散し
てなる複合材料よりなる感圧部10と,該感圧部10に
配設された一対の電極2と,該電極2に配設されたリー
ド線25とを有する。また,本例では,感圧部10の形
状は略立方体とし,その外表面にはこれを覆う絶縁被覆
部3を設けた。
【0024】感圧部10は,上記のごとく,特定の構成
の複合材料よりなる。具体的には,図2に示すごとく,
電気絶縁性セラミック材料11を用いてマトリックスを
構成し,その中に圧力抵抗効果もしくは磁気抵抗効果を
有する材料12(以下,圧力抵抗効果材料12という)
を分散させた。そして,圧力抵抗効果材料12は,電気
的に連続に繋がるように配設した。なお,同図に示すご
とく,孤立して他の圧力抵抗効果材料12と繋がらない
ように存在する圧力抵抗効果材料12もある。また,図
2は,模式的に構造を示したものであり,実際の感圧部
10の複合材料は,電気絶縁性セラミック材料11の各
粒子と圧力抵抗効果材料12の各粒子がそれぞれ焼結さ
れた状態で存在する。
【0025】このような複合材料よりなる感圧部10
は,次のようにして作製する。上記電気絶縁性のセラミ
ック材料11としては,12mol%のCeO2を添加
したZrO2,圧力抵抗効果材料12としてはLa0.75
Sr0.25MnO3を適用する。
【0026】まず,La23粉末,SrCO3粉末,M
nCO3粉末を,La:Sr:Mnの組成比で,0.7
5:0.25:1となるように秤量した。それらの粉末
を,混合用ZrO2ボール,混合溶媒エタノールと一緒
にポリポットに投入して,20時間混合した。混合粉末
を,乾燥,解砕して,大気中で,1300℃で4時間仮
焼して,圧力抵抗効果を有するぺロブスカイト型複合酸
化物粉末La0.75Sr0.25MnO3を合成した。
【0027】引き続いて市販の,CeO2を添加してな
るZrO2粉末(住友大阪セメント(株),OZC−1
2CEB)と,合成したLa0.75Sr0.25MnO3粉末
とを,全重量に対するLa0.75Sr0.25MnO3の重量
割合が26重量%となるように秤量した。それらの粉末
を,混合用ZrO2ボール,混合溶媒エタノールと一緒
にポリポットに投入して,4時間混合し,さらに乾燥,
解砕した。解砕した混合粉末を,金型で直径φ18mm
の円盤形状にプレス成形し,その後3000kg/cm
2の圧力でCIP処理した。そして成形体を1400℃
で4時間焼結した。
【0028】得られた焼結体の密度は理論密度の98%
に緻密化しており,導電性を有している。また,焼結体
の比抵抗は約25Ωcmであった。この焼結体を立方体
形状に切り出したものが,上記感圧部10である。
【0029】また,感圧部10の対向する側面には,電
極2を配置した。電極2としては,Agペースト(昭栄
化学工業(株),H−5997)を用い,温度850℃
に10分間保持して焼き付けた。さらに,電極2には,
リード線25を半田付けにより配設した。
【0030】そして,この感圧部10の外表面全体に
は,図1(a)(b)に示すごとく,絶縁被覆部3を配
設した。具体的には,エポキシ樹脂(アラルダイト:ニ
チバン(株))を外表面に全体に塗布し,12時間硬化
させるという手順により配設した。
【0031】次に,本例の作用効果につき説明する。本
例においては,上記感圧部10として,上記構成を有す
る特殊な複合材料を採用している。即ち,上記感圧部1
0を構成する材料は,電気絶縁性セラミック材料11よ
りなるマトリックスに圧力抵抗効果もしくは磁気抵抗効
果を有する材料12を分散してなる複合材料よりなる。
そして,上記マトリックスを構成する電気絶縁性セラミ
ックス材料11は,高い圧縮強度を有しているので,セ
ンサ素子全体の強度を高めることができる。それ故,複
合材料自体が直接高い圧力を受ける構造を容易に実現す
ることができる。
【0032】さらに,上記マトリックス中には,上記圧
力抵抗効果材料12を分散してある。そのため,マトリ
ックス中には上記圧力抵抗効果材料12が連なってなる
導電パスが形成され,圧力を受けた際に生じる圧力によ
って圧力抵抗効果を得ることができる。
【0033】また,本例では,感圧部10の外表面を絶
縁被覆部3により覆っているので,測定すべき圧力環境
が電気導電性であっても問題なく,正確な圧力測定を行
うことができる。また,感圧部10の形状が立方体であ
るので,その作製が容易であると共に,静水圧を受ける
際に,等方的な変形が生じ,感度の向上を図ることがで
きる。
【0034】(実施例2)本例は,図3に示すごとく,
電気絶縁性を有するダイヤフラム5と,ダイヤフラム5
の表面に一体的に配設された感圧部10と,感圧部10
に配設された一対の電極2と,電極2に配設されたリー
ド線25とを有する圧力センサ素子1の例である。上記
感圧部10は,実施例1と同様に,電気絶縁性セラミッ
ク材料11よりなるマトリックスに圧力抵抗効果もしく
は磁気抵抗効果を有する材料12を分散してなる複合材
料よりなる。
【0035】本例では,ダイヤフラム5の材料として,
12%Ce添加ZrO2を用いた。そして,上記感圧部
10と一体的に焼成することにより作製した。具体的に
は,ドクターブレード法により,100μm厚さのCe
−ZrO2シートを成形し,さらにその表面に円形の感
圧部(26%La0.75Sr0.25−74%Ce−Zr
2)をスクリーン印刷し,脱脂,焼成してダイヤフラ
ム5と感圧部10の一体部品を作製した。
【0036】そして,感圧部10の両端には,実施例1
と同様に電極2及びリード線25を配設した。また,上
記ダイヤフラム5の形状および感圧部10の形状はいず
れも円盤状とした。そして,円筒状の側壁部材6の先端
に上記ダイヤフラム5を配設することにより,本例の圧
力センサ素子1が得られた。
【0037】本例の場合には,感圧部10として上記構
成の複合材料を採用し,これをダイヤフラム5に一体的
に配設してある。そのため,ダイヤフラム5が測定すべ
き圧力を受けた際に変形した場合には,上記感圧部10
に応力が生じる。それ故,感圧部10の圧力抵抗効果を
測定することによって容易に圧力測定を行うことができ
る。
【0038】また,感圧部10をダイヤフラム5の表面
の高い応力が発生する領域に一体的に配設してあるの
で,センサ素子の感度を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,圧力センサ素子の構造を示
す,(a)斜視図,(b)A−A線矢視断面図。
【図2】実施例1における,感圧部の内部構成を示す説
明図。
【図3】実施例2における,圧力センサ素子の構造を示
す,(a)斜視図,(b)B−B線矢視断面図。
【符号の説明】
1...圧力センサ素子, 10...感圧部, 2...電極, 3...絶縁被覆部, 5...ダイヤフラム,
フロントページの続き (72)発明者 牧野 浩明 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 田島 伸 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 浅井 満 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 神谷 信雄 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 木下 清隆 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 桑原 史郎 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 三上 俊春 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 藤田 かおり 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB19 CC02 DD09 EE18 FF11 FF43 GG01 GG12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性セラミック材料よりなるマト
    リックスに圧力抵抗効果もしくは磁気抵抗効果を有する
    材料を分散してなる複合材料よりなる感圧部と,該感圧
    部に配設された一対の電極とを有することを特徴とする
    圧力センサ素子。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記感圧部の外表面
    には,これを覆う絶縁被覆部を有していることを特徴と
    する圧力センサ素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記感圧部の
    形状は略立方体であることを特徴とする圧力センサ素
    子。
  4. 【請求項4】 電気絶縁性を有するダイヤフラムと,該
    ダイヤフラムの表面または内部に一体的に配設された感
    圧部と,該感圧部に配設された一対の電極とを有し,上
    記感圧部は,電気絶縁性セラミック材料よりなるマトリ
    ックスに圧力抵抗効果もしくは磁気抵抗効果を有する材
    料を分散してなる複合材料よりなることを特徴とする圧
    力センサ素子。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記ダイヤフラムと
    上記感圧部とは一体焼成することにより作製されている
    ことを特徴とする圧力センサ素子。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において,
    上記感圧部を構成する上記電気絶縁性セラミックスはジ
    ルコニアであることを特徴とする圧力センサ素子。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において,
    上記感圧体を構成する圧力抵抗効果もしくは磁気抵抗効
    果を有する材料は,ペロブスカイト構造の(Ln1-x
    x1-yMbO3-z,層状ペロブスカイト構造の(Ln
    2-uMa1+u1- vMb2O7-w,Si及びこれらに微量の
    添加元素を加えた物質のいずれか1種以上よりなること
    (ここに0<x≦0.5,0≦y≦0.2,0≦z≦
    0.6,0<u≦1.0,0≦v≦0.2,0≦w≦
    1.0,Ln;希土類元素,Ma;1種類またはそれ以
    上のアルカリ土類元素,Mb;1種類またはそれ以上の
    遷移金属元素)を特徴とする圧力センサ素子。
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