JP3248402B2 - 棚の背板取付構造 - Google Patents
棚の背板取付構造Info
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- JP3248402B2 JP3248402B2 JP20860195A JP20860195A JP3248402B2 JP 3248402 B2 JP3248402 B2 JP 3248402B2 JP 20860195 A JP20860195 A JP 20860195A JP 20860195 A JP20860195 A JP 20860195A JP 3248402 B2 JP3248402 B2 JP 3248402B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を陳列した
り、収納するための棚の背板取付構造に関する。
り、収納するための棚の背板取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品を陳列したり、収納するため
の棚としては、例えば実開平7−5443号公報に示し
たものがある。これは、対向辺が互いに平行な矩形平面
の4つの角部に支柱を立設し、これら4つの支柱間に棚
板を上下方向に複数枚設けて構成している。そして、支
柱間に設けられた各棚板に物品を陳列したり、収納する
ようにしている。
の棚としては、例えば実開平7−5443号公報に示し
たものがある。これは、対向辺が互いに平行な矩形平面
の4つの角部に支柱を立設し、これら4つの支柱間に棚
板を上下方向に複数枚設けて構成している。そして、支
柱間に設けられた各棚板に物品を陳列したり、収納する
ようにしている。
【0003】ところで、補充用の物品等を棚に保管して
おき、その保管している棚から物品を取り出して迅速に
物品の補充が行えるようにしたり、また、棚の前方側に
陳列した物品の予備の物品を該棚の後方側に多数重ねて
置いておき、棚の後方側の物品から取って補充して行く
ようにする等棚を収納部として利用したい場合がある。
この場合、棚の後方に背板を設けて、物品が棚から後方
の支柱間の開口を通して落下してしまうことを阻止する
ようにしている。尚、前記補充用の物品等を棚に保管し
ておく場合には、背板の前方側に、前方左右の支柱間の
開口を閉塞する扉を例えば水平軸芯周りで開閉揺動自在
に設けて実施することになる。
おき、その保管している棚から物品を取り出して迅速に
物品の補充が行えるようにしたり、また、棚の前方側に
陳列した物品の予備の物品を該棚の後方側に多数重ねて
置いておき、棚の後方側の物品から取って補充して行く
ようにする等棚を収納部として利用したい場合がある。
この場合、棚の後方に背板を設けて、物品が棚から後方
の支柱間の開口を通して落下してしまうことを阻止する
ようにしている。尚、前記補充用の物品等を棚に保管し
ておく場合には、背板の前方側に、前方左右の支柱間の
開口を閉塞する扉を例えば水平軸芯周りで開閉揺動自在
に設けて実施することになる。
【0004】そこで、上記背板を取付けるに、例えば棚
が木製の場合には、背板を後方左右の支柱及び棚板背部
に釘止めしたり、また、棚が鋼鉄の場合には、背板、後
方左右の支柱、及び棚板背部にビス用の孔を形成し、そ
れら孔を通して背板をビス止めするようにしている。
が木製の場合には、背板を後方左右の支柱及び棚板背部
に釘止めしたり、また、棚が鋼鉄の場合には、背板、後
方左右の支柱、及び棚板背部にビス用の孔を形成し、そ
れら孔を通して背板をビス止めするようにしている。
【0005】上記背板の取付手段によると、棚が木製の
場合には、背板を後方左右の支柱及び棚板背部に釘止め
するために予め錐で小さな孔を開けておく必要があるだ
けでなく、釘止めするために釘を金槌で打ち込む作業を
必要とし、背板の取付が手間のかかる煩わしいものであ
った。また、棚が鋼鉄の場合も同様に、背板、後方左右
の支柱、及び棚板背部にビス用の孔を形成しておく必要
があるだけでなく、それら孔を通して背板をビス止めす
る作業を必要とするものであった。
場合には、背板を後方左右の支柱及び棚板背部に釘止め
するために予め錐で小さな孔を開けておく必要があるだ
けでなく、釘止めするために釘を金槌で打ち込む作業を
必要とし、背板の取付が手間のかかる煩わしいものであ
った。また、棚が鋼鉄の場合も同様に、背板、後方左右
の支柱、及び棚板背部にビス用の孔を形成しておく必要
があるだけでなく、それら孔を通して背板をビス止めす
る作業を必要とするものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、背板の取付けを容易
迅速に行えるようにする点にある。
鑑み、解決しようとするところは、背板の取付けを容易
迅速に行えるようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、対向辺が互いに平行な矩形平面の4つの角
部に支柱を立設し、これら支柱のうち前後に位置する2
組の支柱同士を、それら支柱の左右幅よりも左右幅の狭
い第1連結部材にてそれぞれ連結し、かつ、前記左右に
位置する2組の支柱同士を、第2連結部材にてそれぞれ
連結し、前記4つの支柱間に複数の棚板を上下方向に所
定間隔をおいて設け、前記後方左右に位置する支柱と上
下方向で隣合う棚板とで形成される開口を閉塞する背板
を設け、前記背板に、前記後方左右に位置する支柱の内
方側側面に接当して該背板の後方側への移動を阻止する
第1接当部と、前記下方側に位置する棚板の背面とこれ
の直上方に位置する棚板の背面とに接当して該背板の前
方側への移動を阻止する第2接当部とを備えさせるとと
もに、前記背板の下端面を前記第2連結部材の上端面に
接当支持させてある。つまり、棚を組立てる場合には、
まず4つの支柱を第1連結部材及び第2連結部材にて連
結し、こののち、棚板を順次設けていくのであるが、後
方左右に位置する支柱と上下方向で隣合う棚板とで形成
される開口を閉塞するための背板を取付ける場合には、
下方側に位置する棚板が取付けられた後、背板の第1接
当部を後方側に位置する左右の支柱間の開口を通して4
つの支柱で形成される空間内に挿入する、あるいは4つ
の支柱で形成される上方開口部を通して4つの支柱で形
成される空間内に挿入した後、第1接当部を後方左右に
位置する支柱の内方側側面に接当させるとともに、背板
の下端面が第2連結部材の上端面に接当する位置まで背
板を下降移動させる。すると、第1接当部の接当作用に
より、背板の後方側への移動が阻止されるとともに、背
板の下端面が第2連結部材の上端面に接当支持されて、
背板の下方側への移動が阻止される。このとき、下方側
に位置する棚板の背面に第2接当部が接当するととも
に、上方から棚板を設けることにより、この棚板の背面
に第2接当部が接当して、背板の前方側への移動が阻止
される。
決のために、対向辺が互いに平行な矩形平面の4つの角
部に支柱を立設し、これら支柱のうち前後に位置する2
組の支柱同士を、それら支柱の左右幅よりも左右幅の狭
い第1連結部材にてそれぞれ連結し、かつ、前記左右に
位置する2組の支柱同士を、第2連結部材にてそれぞれ
連結し、前記4つの支柱間に複数の棚板を上下方向に所
定間隔をおいて設け、前記後方左右に位置する支柱と上
下方向で隣合う棚板とで形成される開口を閉塞する背板
を設け、前記背板に、前記後方左右に位置する支柱の内
方側側面に接当して該背板の後方側への移動を阻止する
第1接当部と、前記下方側に位置する棚板の背面とこれ
の直上方に位置する棚板の背面とに接当して該背板の前
方側への移動を阻止する第2接当部とを備えさせるとと
もに、前記背板の下端面を前記第2連結部材の上端面に
接当支持させてある。つまり、棚を組立てる場合には、
まず4つの支柱を第1連結部材及び第2連結部材にて連
結し、こののち、棚板を順次設けていくのであるが、後
方左右に位置する支柱と上下方向で隣合う棚板とで形成
される開口を閉塞するための背板を取付ける場合には、
下方側に位置する棚板が取付けられた後、背板の第1接
当部を後方側に位置する左右の支柱間の開口を通して4
つの支柱で形成される空間内に挿入する、あるいは4つ
の支柱で形成される上方開口部を通して4つの支柱で形
成される空間内に挿入した後、第1接当部を後方左右に
位置する支柱の内方側側面に接当させるとともに、背板
の下端面が第2連結部材の上端面に接当する位置まで背
板を下降移動させる。すると、第1接当部の接当作用に
より、背板の後方側への移動が阻止されるとともに、背
板の下端面が第2連結部材の上端面に接当支持されて、
背板の下方側への移動が阻止される。このとき、下方側
に位置する棚板の背面に第2接当部が接当するととも
に、上方から棚板を設けることにより、この棚板の背面
に第2接当部が接当して、背板の前方側への移動が阻止
される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に添付図面に示した実施例に基
づき更に本発明の詳細を説明する。図1及び図2は、物
品を収納したり、陳列するための棚を示しており、この
棚は、左右の側板1,1、天板2、複数の傾斜棚板3,
3、複数の水平棚板4,4、底板5、等を主要構成部材
として構成している。
づき更に本発明の詳細を説明する。図1及び図2は、物
品を収納したり、陳列するための棚を示しており、この
棚は、左右の側板1,1、天板2、複数の傾斜棚板3,
3、複数の水平棚板4,4、底板5、等を主要構成部材
として構成している。
【0009】前記左右の側板1,1は、対向辺が互いに
平行な矩形平面の4つの角部に上下姿勢で立設された支
柱6,7,8,9と、これら支柱6,7,8,9のうち
の前後に位置する支柱6,7又は8,9同士を連結する
第1連結部材10,10とから構成されている。前記左
右の側板1,1は、同一構造であり、一方の側板1につ
いて詳述すれば、図10に示すように、前記前後に位置
する支柱6,7とこれらを連結する前記第1連結部材1
0とを一枚の板部材から構成して、支柱6,7と第1連
結部材10との連結作業を不要にしている。前記板部材
の前後端部側を折り曲げて前後左右に角部が位置する4
側面を有する横断面矩形状になるように前記支柱6,7
を形成するとともに、前記前後の支柱6,7の角部同士
間に位置する前記第1連結部材10である平板部分に多
数の角孔10Aを打ち抜き形成している。前記多数の角
孔10Aは、平板部分の10mm毎に7mm×7mm四
方の角孔を形成してあり、これら多数の角孔10Aを通
して第1連結部材10の裏面の状況を把握することがで
きるようにしている。前記支柱6,7の角部と第1連結
部材10との連結部での補強を図るために第1連結部材
10に重なる板部分6A,7Aを、板部材の遊端部に予
め確保した状態で、板部材の前後端部側を折り曲げて支
柱6,7を形成するのである。そして、前記板部分6
A,7Aとこれに重なり合う第1連結部材10の部位と
を上下方向10cm毎にスポット溶接にて連結してい
る。前記板部材は、鋼鉄やアルミニウム等から構成して
もよいし、硬質の合成樹脂等を用いて支柱6,7と第1
連結部材10とを一体形成してもよい。また、前記支柱
6,7と第1連結部材10とを別部材で構成し、それら
別体構成した支柱6,7と第1連結部材10とを組付け
るようにしてもよい。図1に示すように、前記支柱6,
7,8,9の上端部に、その上端部の開口を覆うための
樹脂製のキャップ11を嵌合している。前記支柱6,
7,8,9を横断面矩形状に形成する他、横断面円形
状、横断面三角形状、横断面楕円形状、横断面多角形状
等、支柱6,7,8,9の形状は、これら形状に限定さ
れるものではない。
平行な矩形平面の4つの角部に上下姿勢で立設された支
柱6,7,8,9と、これら支柱6,7,8,9のうち
の前後に位置する支柱6,7又は8,9同士を連結する
第1連結部材10,10とから構成されている。前記左
右の側板1,1は、同一構造であり、一方の側板1につ
いて詳述すれば、図10に示すように、前記前後に位置
する支柱6,7とこれらを連結する前記第1連結部材1
0とを一枚の板部材から構成して、支柱6,7と第1連
結部材10との連結作業を不要にしている。前記板部材
の前後端部側を折り曲げて前後左右に角部が位置する4
側面を有する横断面矩形状になるように前記支柱6,7
を形成するとともに、前記前後の支柱6,7の角部同士
間に位置する前記第1連結部材10である平板部分に多
数の角孔10Aを打ち抜き形成している。前記多数の角
孔10Aは、平板部分の10mm毎に7mm×7mm四
方の角孔を形成してあり、これら多数の角孔10Aを通
して第1連結部材10の裏面の状況を把握することがで
きるようにしている。前記支柱6,7の角部と第1連結
部材10との連結部での補強を図るために第1連結部材
10に重なる板部分6A,7Aを、板部材の遊端部に予
め確保した状態で、板部材の前後端部側を折り曲げて支
柱6,7を形成するのである。そして、前記板部分6
A,7Aとこれに重なり合う第1連結部材10の部位と
を上下方向10cm毎にスポット溶接にて連結してい
る。前記板部材は、鋼鉄やアルミニウム等から構成して
もよいし、硬質の合成樹脂等を用いて支柱6,7と第1
連結部材10とを一体形成してもよい。また、前記支柱
6,7と第1連結部材10とを別部材で構成し、それら
別体構成した支柱6,7と第1連結部材10とを組付け
るようにしてもよい。図1に示すように、前記支柱6,
7,8,9の上端部に、その上端部の開口を覆うための
樹脂製のキャップ11を嵌合している。前記支柱6,
7,8,9を横断面矩形状に形成する他、横断面円形
状、横断面三角形状、横断面楕円形状、横断面多角形状
等、支柱6,7,8,9の形状は、これら形状に限定さ
れるものではない。
【0010】前記天板2は、図14〜図16に示すよう
に、鋼鉄やアルミニウム等からなる天板本体2Aと、こ
の天板本体2Aと同一材料でなり、かつ、天板本体2A
の4つの角部に溶接固定される天板補強板2Bとから構
成している。そして、天板補強板2Bの上下2ケ所に形
成の孔2a及び切欠き2bを通して前記支柱6,7,
8,9の上端部にボルト固定するようにしている。例え
ば、前記支柱7の上端部にボルト固定するための上下2
ケ所に形成の孔7b,7bが図10に示されている。
尚、前記天板本体2Aと天板補強板2Bは、硬質の合成
樹脂等の上記材料以外のもので構成してもよい。
に、鋼鉄やアルミニウム等からなる天板本体2Aと、こ
の天板本体2Aと同一材料でなり、かつ、天板本体2A
の4つの角部に溶接固定される天板補強板2Bとから構
成している。そして、天板補強板2Bの上下2ケ所に形
成の孔2a及び切欠き2bを通して前記支柱6,7,
8,9の上端部にボルト固定するようにしている。例え
ば、前記支柱7の上端部にボルト固定するための上下2
ケ所に形成の孔7b,7bが図10に示されている。
尚、前記天板本体2Aと天板補強板2Bは、硬質の合成
樹脂等の上記材料以外のもので構成してもよい。
【0011】前記各傾斜棚板3は、図1及び図11に示
すように、前記側板1同様に10mm毎に7mm×7m
m四方の角孔3aを形成している。そして、前記支柱
6,7,8,9の4つの側面のうちの隣合う前記第1連
結部材10側の2つの側面に、それぞれ上下方向に28
mm毎に寸法4mm×12mmの横長のスリット6a,
7a,8a,9aを形成し、これらスリット6a,7
a,8a,9aのうちの所定のスリット6a,7a,8
a,9aに棚受け部材12を嵌合するとともに、これら
棚受け部材12上に傾斜棚板3を載置支持している。前
記傾斜棚板3の前後方向の位置変更が傾斜棚板3の角部
とこれに対応する支柱6,7,8,9の一側面との接当
作用により阻止されるように構成している。前記棚受け
部材12は、図12及び図13に示すように、上端部に
屈曲形成した係止部12Aとこれに一体連設された棚板
載置用の載置部12Bとから構成している。
すように、前記側板1同様に10mm毎に7mm×7m
m四方の角孔3aを形成している。そして、前記支柱
6,7,8,9の4つの側面のうちの隣合う前記第1連
結部材10側の2つの側面に、それぞれ上下方向に28
mm毎に寸法4mm×12mmの横長のスリット6a,
7a,8a,9aを形成し、これらスリット6a,7
a,8a,9aのうちの所定のスリット6a,7a,8
a,9aに棚受け部材12を嵌合するとともに、これら
棚受け部材12上に傾斜棚板3を載置支持している。前
記傾斜棚板3の前後方向の位置変更が傾斜棚板3の角部
とこれに対応する支柱6,7,8,9の一側面との接当
作用により阻止されるように構成している。前記棚受け
部材12は、図12及び図13に示すように、上端部に
屈曲形成した係止部12Aとこれに一体連設された棚板
載置用の載置部12Bとから構成している。
【0012】前記各水平棚板4は、図8及び図9に示す
ように、前記傾斜棚板3同様に10mm毎に7mm×7
mm四方の角孔4aが形成された棚板本体4Aと、この
棚板本体4Aの背部に係止固定される棚板ストッパー4
Bとから構成している。前記棚板本体4Aの背部の縦板
部の水平方向数ケ所に孔4bを形成するとともに、前記
棚板ストッパー4Bに前記孔4b・・に水平方向から係
止固定可能な係止片4C・・を切起こし形成してある。
この水平棚板4も前記傾斜棚板3と同様に棚受け部材1
2上に載置支持している。また、水平棚板4の前後方向
の位置変更が前記同様に水平棚板4の角部とこれに対応
する支柱6,7,8,9の一側面との接当作用により阻
止されるように構成している。前記棚板本体4Aと前記
棚板ストッパー4Bとを一体形成して実施してもよい。
また、前記棚板ストッパー4Bを省略して実施してもよ
い。
ように、前記傾斜棚板3同様に10mm毎に7mm×7
mm四方の角孔4aが形成された棚板本体4Aと、この
棚板本体4Aの背部に係止固定される棚板ストッパー4
Bとから構成している。前記棚板本体4Aの背部の縦板
部の水平方向数ケ所に孔4bを形成するとともに、前記
棚板ストッパー4Bに前記孔4b・・に水平方向から係
止固定可能な係止片4C・・を切起こし形成してある。
この水平棚板4も前記傾斜棚板3と同様に棚受け部材1
2上に載置支持している。また、水平棚板4の前後方向
の位置変更が前記同様に水平棚板4の角部とこれに対応
する支柱6,7,8,9の一側面との接当作用により阻
止されるように構成している。前記棚板本体4Aと前記
棚板ストッパー4Bとを一体形成して実施してもよい。
また、前記棚板ストッパー4Bを省略して実施してもよ
い。
【0013】図2及び図19に示すように、前記底板5
は、図5で示した前記水平棚板4と同様に棚板本体5A
と、この棚板本体5Aに係止固定される棚板ストッパー
5Bとから構成されている。尚、前記棚板本体5Aに
は、前記水平棚板4に形成されていた角孔4aは形成し
ていないが、前記水平棚板4同様に角孔4aを形成して
実施してもよい。この底板5の取付け部について詳述す
れば、左右の支柱6,8及び7,9同士を連結するため
の第2連結部材としての前板13及び後板14を該支柱
6,8及び7,9の下端部同士間に渡ってボルト止めし
てある。前記前板13及び後板14は、いずれも同一構
造のため、後板14について説明すれば、後板14の上
端部を内方側下向きに180度折り曲げて縦板部14A
を構成した後、さらにそれよりも上端部を内方側水平に
90度折り曲げて、後板14の内方側に突出する水平板
部14Bを構成し、図 に示すように、これら前板13
及び後板14の水平板部13B,14B上に前記底板5
を載置支持するようにしている。尚、前記底板5の棚板
本体5Aの前方縦板部外面と前記前板13の縦板部内面
との接当作用及び前記底板5の棚板ストッパー5Bの縦
板部外面と前記後板14の縦板部14Aとの接当作用に
より底板5の前後方向での移動が阻止されるのである。
前記棚板本体4A又は5Aと前記棚板ストッパー4B又
は5Bとを一体形成して実施してもよい。尚、前記前板
13及び後板14を支柱6,8及び7,9の下端部同士
間に渡って取付けたが、支柱6,8及び7,9の中間部
や上部側に取付けてもよい。
は、図5で示した前記水平棚板4と同様に棚板本体5A
と、この棚板本体5Aに係止固定される棚板ストッパー
5Bとから構成されている。尚、前記棚板本体5Aに
は、前記水平棚板4に形成されていた角孔4aは形成し
ていないが、前記水平棚板4同様に角孔4aを形成して
実施してもよい。この底板5の取付け部について詳述す
れば、左右の支柱6,8及び7,9同士を連結するため
の第2連結部材としての前板13及び後板14を該支柱
6,8及び7,9の下端部同士間に渡ってボルト止めし
てある。前記前板13及び後板14は、いずれも同一構
造のため、後板14について説明すれば、後板14の上
端部を内方側下向きに180度折り曲げて縦板部14A
を構成した後、さらにそれよりも上端部を内方側水平に
90度折り曲げて、後板14の内方側に突出する水平板
部14Bを構成し、図 に示すように、これら前板13
及び後板14の水平板部13B,14B上に前記底板5
を載置支持するようにしている。尚、前記底板5の棚板
本体5Aの前方縦板部外面と前記前板13の縦板部内面
との接当作用及び前記底板5の棚板ストッパー5Bの縦
板部外面と前記後板14の縦板部14Aとの接当作用に
より底板5の前後方向での移動が阻止されるのである。
前記棚板本体4A又は5Aと前記棚板ストッパー4B又
は5Bとを一体形成して実施してもよい。尚、前記前板
13及び後板14を支柱6,8及び7,9の下端部同士
間に渡って取付けたが、支柱6,8及び7,9の中間部
や上部側に取付けてもよい。
【0014】図23に、前記棚を多数連結した一例を示
している。これは、多数の棚をL字状に連結した連結部
の構造を示している。つまり、角部に位置する棚を構成
するコーナー用天板15、複数のコーナー用棚板16
を、図に示すように円周の4分の1を有する円弧状に形
成し、それらコーナー用天板15、複数のコーナー用棚
板16を前述同様に、棚受け部材12上に載置支持して
いる。また、図に示す角部に隣接配置された支柱7,9
同士を、図24に示すように、二股状の連結金具17に
て連結固定している。つまり、連結金具17の二股状の
脚部17A,17Aを支柱7,9に形成の前記横長のス
リット7a,9aに挿入するとともに、挿入された脚部
17A,17Aに形成の孔17a,17aに前記スリッ
ト7a,9aの直下方に位置するスリット7a,9aを
通してビスを止着して、両支柱7,9を連結固定するの
である。前記連結金具17は、上下方向一ケ所だけでな
く、二ケ所以上取付けて連結強度を高めるようにしても
よい。
している。これは、多数の棚をL字状に連結した連結部
の構造を示している。つまり、角部に位置する棚を構成
するコーナー用天板15、複数のコーナー用棚板16
を、図に示すように円周の4分の1を有する円弧状に形
成し、それらコーナー用天板15、複数のコーナー用棚
板16を前述同様に、棚受け部材12上に載置支持して
いる。また、図に示す角部に隣接配置された支柱7,9
同士を、図24に示すように、二股状の連結金具17に
て連結固定している。つまり、連結金具17の二股状の
脚部17A,17Aを支柱7,9に形成の前記横長のス
リット7a,9aに挿入するとともに、挿入された脚部
17A,17Aに形成の孔17a,17aに前記スリッ
ト7a,9aの直下方に位置するスリット7a,9aを
通してビスを止着して、両支柱7,9を連結固定するの
である。前記連結金具17は、上下方向一ケ所だけでな
く、二ケ所以上取付けて連結強度を高めるようにしても
よい。
【0015】前記棚の背面側に、図1に示すように、棚
の保形強度を高めるための2つの補強部材18をたすき
掛け状態で取付けている。詳述すれば、図10、図17
及び図18に示すように、後方側に位置する一方の支柱
7に形成されたスリット7a・・・のうちの、前記二段
目の傾斜棚板3の背部側付近に位置するスリット7a
に、係止解除可能な取付金具19を係止するとともに、
後方側に位置する他方の支柱9に形成された前記スリッ
ト9aのうちの、前記下から一段目の水平棚板4の背部
側付近に位置するスリット9aに、前記と同一構成の取
付金具19を係止している。そして、一方の前記補強部
材18の板部18Aの一端を一方の取付金具19にビス
20A及びナット20Bにより連結するとともに、補強
部材18の他端の板部18Aを他方の取付金具19にビ
ス20A及びナット20Bにより連結して、支柱7,9
同士を補強部材18にて連結している。他方の前記補強
部材18は、前記同様に後方側に位置する一方の支柱9
に形成されたスリット9aのうちの、前記二段目の傾斜
棚板3の背部側付近に位置するスリット9aと、後方側
に位置する他方の支柱7に形成されたスリット7aのう
ちの、前記下から一段目の水平棚板4の背部側付近に位
置するスリット7aとに渡って取付けている。
の保形強度を高めるための2つの補強部材18をたすき
掛け状態で取付けている。詳述すれば、図10、図17
及び図18に示すように、後方側に位置する一方の支柱
7に形成されたスリット7a・・・のうちの、前記二段
目の傾斜棚板3の背部側付近に位置するスリット7a
に、係止解除可能な取付金具19を係止するとともに、
後方側に位置する他方の支柱9に形成された前記スリッ
ト9aのうちの、前記下から一段目の水平棚板4の背部
側付近に位置するスリット9aに、前記と同一構成の取
付金具19を係止している。そして、一方の前記補強部
材18の板部18Aの一端を一方の取付金具19にビス
20A及びナット20Bにより連結するとともに、補強
部材18の他端の板部18Aを他方の取付金具19にビ
ス20A及びナット20Bにより連結して、支柱7,9
同士を補強部材18にて連結している。他方の前記補強
部材18は、前記同様に後方側に位置する一方の支柱9
に形成されたスリット9aのうちの、前記二段目の傾斜
棚板3の背部側付近に位置するスリット9aと、後方側
に位置する他方の支柱7に形成されたスリット7aのう
ちの、前記下から一段目の水平棚板4の背部側付近に位
置するスリット7aとに渡って取付けている。
【0016】前記支柱6,7,8,9の下部にそれぞ
れ、図20及び図21に示すように、該各支柱6・・・
の4つの内面のうちの隣合う2つの内面に接当する縦板
部21A,21Aと、これに連設される底板部21Bと
からなるアジャスター受け部材21が内嵌されるととも
に、前記各縦板部21Aに形成の上下一対の孔21a,
21a及び支柱6・・・の下部に形成の孔6b,6bを
通して挿入されるビス22,22にて支柱6・・・にア
ジャスター受け部材21を固定できるようにしている。
そして、前記アジャスター受け部材21の底板部21B
の下面に溶接された四角ナット23に螺合されるボルト
24の螺合位置を変更することによって、床面に対する
支柱6,7,8,9の高さを変更調節できるようにして
いる。
れ、図20及び図21に示すように、該各支柱6・・・
の4つの内面のうちの隣合う2つの内面に接当する縦板
部21A,21Aと、これに連設される底板部21Bと
からなるアジャスター受け部材21が内嵌されるととも
に、前記各縦板部21Aに形成の上下一対の孔21a,
21a及び支柱6・・・の下部に形成の孔6b,6bを
通して挿入されるビス22,22にて支柱6・・・にア
ジャスター受け部材21を固定できるようにしている。
そして、前記アジャスター受け部材21の底板部21B
の下面に溶接された四角ナット23に螺合されるボルト
24の螺合位置を変更することによって、床面に対する
支柱6,7,8,9の高さを変更調節できるようにして
いる。
【0017】図22に示すように、前記前後に位置する
支柱6,7又は8,9の下部に取付けられた前記各ボル
ト24の螺部24Aに係止する一対のブラケット25
A,25Aが溶接された安定板25を設けてあり、この
安定板25を装着することによって、棚を安定よく支持
することができるようにしている。尚、この安定板25
は、前記ボルト24の螺部24Aにブラケット25A,
25Aを係止した後、アジャスター受け部材21・・・
を支柱6,7,8,9にビス22止めすることになる。
支柱6,7又は8,9の下部に取付けられた前記各ボル
ト24の螺部24Aに係止する一対のブラケット25
A,25Aが溶接された安定板25を設けてあり、この
安定板25を装着することによって、棚を安定よく支持
することができるようにしている。尚、この安定板25
は、前記ボルト24の螺部24Aにブラケット25A,
25Aを係止した後、アジャスター受け部材21・・・
を支柱6,7,8,9にビス22止めすることになる。
【0018】図2〜図5に示すように、前記底板5とこ
の直上方に位置する前記水平棚板4と前記後方側に位置
する支柱7,9とで形成される開口37を閉塞する背板
26を設けてあり、この背板26について詳述すれば、
前記背板26を、横方向の長さが後方左右に位置する支
柱7,9の角部同士間の距離と同等で、かつ、縦方向の
長さが上下に位置する水平棚板4,4間距離よりも少し
長い寸法を有する平板部26Aと、この平板部26Aの
横側部に45度内方側に折り曲げ形成された側板部26
B,26Bとから構成している。前記側板部26B,2
6Bの外面26b,26bが前記後方左右に位置する支
柱7,9の内方側側面7B,9Bに接当して前記背板2
6の後方側への移動を阻止する第1接当部を構成し、前
記平板部26Aの上方側内面26a及び下方側内面26
cが前記上方側に位置する棚板ストッパー4Bの背面と
これの直下方に位置する棚板ストッパー5Bの背面とに
接当して前記背板26の前方側への移動を阻止する第2
接当部を構成するとともに、前記背板26の下端面26
Cを第2連結部材である前記後板14の上端面14aに
接当支持させている。従って、まず、前記前板13及び
後板14を取付けた後、底板5を載置支持させる。この
状態から、前記背板26を斜め姿勢にして前記後方側に
位置する支柱10,12間の開口37を通して、あるい
は4つの支柱6,7,8,9の上方開口38を通して、
背板26の側板部26B,26Bを4つの支柱6,7,
8,9で形成される空間内に一旦位置させた後、背板2
6の側板部26B,26Bの外面26b,26bを後方
左右に位置する支柱7,9の内方側側面7B,9Bに接
当させる。この後、背板26を下降させて、背板26の
平板部26Aの下方側内面26cが底板5の棚板ストッ
パー5Bの背面に接当するとともに、背板26の下端面
26Cが後板14の上端面14aに接当する。このと
き、側板部26B,26Bの下端面が後板14の両横側
に屈曲形成した支柱取付用板部14C,14Cの上端面
にそれぞれ接当支持されることになる。この状態で、底
板5の直上方に位置する水平棚板4を棚受け部材12に
載置支持させることによって、背板26の平板部26A
の上方側内面26aが水平棚板4の棚板ストッパー4B
の背面に接当し、背板26が前後方向及び左右方向への
移動が阻止された状態で取付けられるのである。この
後、傾斜棚板3,3及び天板2を取付けて棚の組立て作
業が完了するのである。
の直上方に位置する前記水平棚板4と前記後方側に位置
する支柱7,9とで形成される開口37を閉塞する背板
26を設けてあり、この背板26について詳述すれば、
前記背板26を、横方向の長さが後方左右に位置する支
柱7,9の角部同士間の距離と同等で、かつ、縦方向の
長さが上下に位置する水平棚板4,4間距離よりも少し
長い寸法を有する平板部26Aと、この平板部26Aの
横側部に45度内方側に折り曲げ形成された側板部26
B,26Bとから構成している。前記側板部26B,2
6Bの外面26b,26bが前記後方左右に位置する支
柱7,9の内方側側面7B,9Bに接当して前記背板2
6の後方側への移動を阻止する第1接当部を構成し、前
記平板部26Aの上方側内面26a及び下方側内面26
cが前記上方側に位置する棚板ストッパー4Bの背面と
これの直下方に位置する棚板ストッパー5Bの背面とに
接当して前記背板26の前方側への移動を阻止する第2
接当部を構成するとともに、前記背板26の下端面26
Cを第2連結部材である前記後板14の上端面14aに
接当支持させている。従って、まず、前記前板13及び
後板14を取付けた後、底板5を載置支持させる。この
状態から、前記背板26を斜め姿勢にして前記後方側に
位置する支柱10,12間の開口37を通して、あるい
は4つの支柱6,7,8,9の上方開口38を通して、
背板26の側板部26B,26Bを4つの支柱6,7,
8,9で形成される空間内に一旦位置させた後、背板2
6の側板部26B,26Bの外面26b,26bを後方
左右に位置する支柱7,9の内方側側面7B,9Bに接
当させる。この後、背板26を下降させて、背板26の
平板部26Aの下方側内面26cが底板5の棚板ストッ
パー5Bの背面に接当するとともに、背板26の下端面
26Cが後板14の上端面14aに接当する。このと
き、側板部26B,26Bの下端面が後板14の両横側
に屈曲形成した支柱取付用板部14C,14Cの上端面
にそれぞれ接当支持されることになる。この状態で、底
板5の直上方に位置する水平棚板4を棚受け部材12に
載置支持させることによって、背板26の平板部26A
の上方側内面26aが水平棚板4の棚板ストッパー4B
の背面に接当し、背板26が前後方向及び左右方向への
移動が阻止された状態で取付けられるのである。この
後、傾斜棚板3,3及び天板2を取付けて棚の組立て作
業が完了するのである。
【0019】前記背板26の前方側に、前記前方側に位
置する左右の支柱6,8間の開口を閉塞するための扉2
7を水平軸芯X周りで揺動開閉自在に設けてある。詳述
すれば、図2、図5〜図7に示すように、前記支柱6,
8の内方側一側面に、扉取付用金具28を複数のボルト
29・・・により固定し、前記扉取付用金具28の下部
に一体連設された板部28Aに扉連結用揺動アーム30
の一端側をビス31により枢支連結するとともに、前記
扉連結用揺動アーム30の他端側と前記扉27の背面に
ビス止めされたL字型の金具32とをビス33A・によ
り連結して、扉27が水平軸芯X周りで揺動開閉できる
ようにしている。前記扉取付用金具28と前記扉連結用
揺動アーム30とに渡って扉27の最大開放角度を規制
するストッパー34を設けている。つまり、前記ストッ
パー34の一端を前記扉連結用揺動アーム30にビス3
3Bにより枢支連結し、他端を前記扉取付用金具28に
形成の縦長のスリット28Bに移動自在に挿入するとと
もに、前記ストッパー34の前記扉取付用金具28側端
部に、前記扉27の最大開放角度において該扉取付用金
具28の内面に接当する当たり部28Aを一体連設して
ある。尚、前記扉27の閉じ状態維持は、該扉27の内
面上方側部位に取付けた金属片35と、これの対向位置
に相当する棚の部位に取付けた磁石36との吸着作用に
よるものである。これに代えて、係止及び係止解除自在
な係止機構を設けて、前記扉27の閉じ状態維持を行う
ようにしてもよい。図に示す39は、扉27の前面に取
付けた把手である。
置する左右の支柱6,8間の開口を閉塞するための扉2
7を水平軸芯X周りで揺動開閉自在に設けてある。詳述
すれば、図2、図5〜図7に示すように、前記支柱6,
8の内方側一側面に、扉取付用金具28を複数のボルト
29・・・により固定し、前記扉取付用金具28の下部
に一体連設された板部28Aに扉連結用揺動アーム30
の一端側をビス31により枢支連結するとともに、前記
扉連結用揺動アーム30の他端側と前記扉27の背面に
ビス止めされたL字型の金具32とをビス33A・によ
り連結して、扉27が水平軸芯X周りで揺動開閉できる
ようにしている。前記扉取付用金具28と前記扉連結用
揺動アーム30とに渡って扉27の最大開放角度を規制
するストッパー34を設けている。つまり、前記ストッ
パー34の一端を前記扉連結用揺動アーム30にビス3
3Bにより枢支連結し、他端を前記扉取付用金具28に
形成の縦長のスリット28Bに移動自在に挿入するとと
もに、前記ストッパー34の前記扉取付用金具28側端
部に、前記扉27の最大開放角度において該扉取付用金
具28の内面に接当する当たり部28Aを一体連設して
ある。尚、前記扉27の閉じ状態維持は、該扉27の内
面上方側部位に取付けた金属片35と、これの対向位置
に相当する棚の部位に取付けた磁石36との吸着作用に
よるものである。これに代えて、係止及び係止解除自在
な係止機構を設けて、前記扉27の閉じ状態維持を行う
ようにしてもよい。図に示す39は、扉27の前面に取
付けた把手である。
【0020】図1及び図2に示す40は、最下段に位置
する水平棚板4上に載置した仕分棚である。この仕分棚
は、上下3段で左右3列の合計9つの収納部を備えた箱
体に構成している。尚、この仕分棚は、省略してもよ
い。
する水平棚板4上に載置した仕分棚である。この仕分棚
は、上下3段で左右3列の合計9つの収納部を備えた箱
体に構成している。尚、この仕分棚は、省略してもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の棚の背板取付構
造は、背板を後方左右の支柱間の開口を通して、あるい
は4つの支柱の上部開口を通して挿入するだけで、背板
の取付けを完了させることができ、従来のように釘止め
やビス止め等に比べて背板の取付作業を容易迅速に行う
ことができるとともに、背板の取付けのために必要とな
る釘やビス等の部品のための孔を支柱や棚板背部等に予
め開けておく作業を不要にすることができ、棚の組立て
作業を容易迅速に行うことができるのである。
造は、背板を後方左右の支柱間の開口を通して、あるい
は4つの支柱の上部開口を通して挿入するだけで、背板
の取付けを完了させることができ、従来のように釘止め
やビス止め等に比べて背板の取付作業を容易迅速に行う
ことができるとともに、背板の取付けのために必要とな
る釘やビス等の部品のための孔を支柱や棚板背部等に予
め開けておく作業を不要にすることができ、棚の組立て
作業を容易迅速に行うことができるのである。
【図1】棚の正面図
【図2】棚の一部切欠き側面図
【図3】背板の取付構造を示す斜視図
【図4】背板の要部を示す縦断側面図
【図5】扉の取付部を示す横断平面図
【図6】扉の取付部を示す正面図
【図7】扉の取付部を示す分解斜視図
【図8】水平棚板と支柱との関係を示す分解斜視図
【図9】水平棚板の分解斜視図
【図10】側板の一部省略の斜視図
【図11】傾斜棚板の載置状態を示す縦断側面図
【図12】棚受け部材の縦断側面図
【図13】棚受け部材の斜視図
【図14】天板の底面図
【図15】天板の一部切欠き側面図
【図16】天板補強板の斜視図
【図17】補強部材の一部切欠き正面図
【図18】補強部材の一端部の取付部を示す分解斜視図
【図19】支柱下部の連結構造を示す分解斜視図
【図20】アジャスター受け部材の分解斜視図
【図21】アジャスター受け部材の横断平面図
【図22】安定板の斜視図
【図23】棚のコーナー連結構造を示す一部省略の斜視
図
図
【図24】支柱の連結部を示す分解斜視図
1 側板 2 天板 2A 天板本体 2B 天板補強板 2a 孔 2b 切欠き 3 傾斜棚板 3a 角孔 4 水平棚板 4A 棚板本体 4B 棚板ストッパー 4a 角孔 4b 孔 4C 係止片 5 底板 5A 棚板本体 5B 棚板ストッパー 6 支柱 6A 板部分 6a スリット 7 支柱 7A 板部分 7B 内方側側面 7a スリット 7b 孔 8 支柱 8A 板部分 8a スリット 9 支柱 9A 板部分 9B 内方側側面 9a スリット 10 第1連結部材 10A 角孔 11 キャップ 12 棚受け部材 12A 係止部 12B 載置部 13 前板(第2連結部材) 13B 水平板部 14 後板(第2連結部材) 14A 縦板部 14B 水平板部 14a 上端面 15 コーナー用天板 16 コーナー用棚板 17 連結金具 17A 脚部 17a 孔 18 補強部材 18A 板部 19 取付金具 20A ビス 20B ナット 21 アジャスター受け部材 21A 縦板部 21B 底板部 21a 孔 22 ビス 23 四角ナット 24 ボルト 24A 螺部 25 安定板 25A ブラケット 26 背板 26A 平板部 26B 側板部 26C 下端面 26a 上方側内面 26b 外面 26c 下方側内面 27 扉 28 扉取付用金具 28A 板部 28B スリット 28C 当たり部 29 ボルト 30 扉連結用揺動アーム 31 ビス 32 金具 33A ビス 33B ビス 34 ストッパー 35 金属片 36 磁石 37 開口 38 開口 39 把手 40 仕分棚 X 水平軸芯
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 5/10 A47F 43/00 - 45/00 A47F 47/00 - 47/06 A47F 57/10
Claims (4)
- 【請求項1】 対向辺が互いに平行な矩形平面の4つの
角部に支柱を立設し、これら支柱のうち前後に位置する
2組の支柱同士を、それら支柱の左右幅よりも左右幅の
狭い第1連結部材にてそれぞれ連結し、かつ、前記左右
に位置する2組の支柱同士を、第2連結部材にてそれぞ
れ連結し、前記4つの支柱間に複数の棚板を上下方向に
所定間隔をおいて設け、前記後方左右に位置する支柱と
上下方向で隣合う棚板とで形成される開口を閉塞する背
板を設け、前記背板に、前記後方左右に位置する支柱の
内方側側面に接当して該背板の後方側への移動を阻止す
る第1接当部と、前記下方側に位置する棚板の背面とこ
れの直上方に位置する棚板の背面とに接当して該背板の
前方側への移動を阻止する第2接当部とを備えさせると
ともに、前記背板の下端面を前記第2連結部材の上端面
に接当支持させてある棚の背板取付構造。 - 【請求項2】 前記支柱を前後左右に角部が位置する4
側面を有する横断面矩形状に構成し、前記前後に位置す
る支柱の角部同士を前記第1連結部材にて連結するとと
もに、前記第1接当部の接当面が前記第2接当部の接当
面の仮想延長線に対して45度内方側に向かう姿勢に構
成されたものである請求項1記載の棚の背板取付構造。 - 【請求項3】 前記棚板の背部に、該棚板上面よりも上
方に突出して該棚板上の物品を受け止める上下姿勢のス
トッパー部材を設け、前記第2接当部が前記上方側に位
置するストッパー部材の背面とこれの直下方に位置する
ストッパー部材の背面とに接当するように構成してある
請求項1記載の棚の背板取付構造。 - 【請求項4】 前記背板の前方側に、前記前方左右の支
柱間の開口を閉塞する扉を開閉自在に設けてある請求項
1記載の棚の背板取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20860195A JP3248402B2 (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 棚の背板取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20860195A JP3248402B2 (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 棚の背板取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0951819A JPH0951819A (ja) | 1997-02-25 |
JP3248402B2 true JP3248402B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=16558916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20860195A Expired - Fee Related JP3248402B2 (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 棚の背板取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3248402B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4827340B2 (ja) * | 2001-08-31 | 2011-11-30 | 共栄工業株式会社 | 組立式収納庫 |
-
1995
- 1995-08-16 JP JP20860195A patent/JP3248402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0951819A (ja) | 1997-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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