JPH08299062A - 保管棚におけるサイドパネルの取付構造 - Google Patents

保管棚におけるサイドパネルの取付構造

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JPH08299062A
JPH08299062A JP10578195A JP10578195A JPH08299062A JP H08299062 A JPH08299062 A JP H08299062A JP 10578195 A JP10578195 A JP 10578195A JP 10578195 A JP10578195 A JP 10578195A JP H08299062 A JPH08299062 A JP H08299062A
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JP
Japan
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panel
piece
connecting rod
rod
engaging piece
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JP10578195A
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English (en)
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Norihiro Shiokawa
訓啓 塩川
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付け及び取り外しが容易で、しかも一旦組
付けられると、両パネルが妄りに脱落することがないよ
うにした保管棚におけるサイドパネルの取付構造を提供
する。 【構成】 一方のパネルに突設した上向き係合片15の
水平片15bを連結杆2の一側方より連結杆2の上面に
載置し、その状態で、連結杆2の他側方より、他方のパ
ネルに突設した下向き係合片16を上記上向き係合片1
5に係止させると、両パネルは、互いに外側方に離間し
ないように連結されて、それらの間の連結杆2により支
持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保管棚の側面または後
面に装着され、棚板上に載置した物品の落下を防止する
とともに、外観を向上するようにしたサイドパネル(後
部パネルを含む)の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の物品保管棚は、前後左右の4隅
に、基本となる支柱を配設するとともに、必要に応じ
て、それらの間に適数の中間的な支柱を配設し、かつ各
支柱相互間を水平な連結杆をもって連結し、各支柱に係
止したブラケットに、棚板を載置したものが一般的であ
る、しかし、このような構造のものでは、棚板上に載置
した物品が落下するおそれがあり、また側方や後方に、
棚板上に載置した物品が露呈して、体裁が悪い。
【0003】このような物品の落下を防止するととも
に、外観を向上させるために、側面または後面を、サイ
ドパネルまたは後部パネルをもって覆うようにしたもの
も現れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のもので
は、サイドパネルや後部パネルは、支柱にねじ止めされ
ていたので、そのねじ止め作業が煩雑で、組立てに時間
がかかるという問題点があった。本発明は、従来の技術
が有する上記のような問題点に鑑み、組付け及び取り外
しが容易で、しかも一旦組付けられると、両パネルが妄
りに脱落することがないようにした保管棚におけるサイ
ドパネルの取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。 (1) 互いに対向する1対の支柱間を、ほぼ水平な連結
杆をもって連結した保管棚において、前記連結杆を間に
挾んで互いに対向する1対のパネルの一方の対向面に、
水平片の先端に起立片を連設したほぼL字状の上向き係
合片を突設するとともに、他方のパネルの対向面に、水
平片の先端に垂下片を連設したほぼ逆L字状の下向き係
合片を突設し、前記上向き係合片の水平片を前記連結杆
上に載置し、かつ前記下向き係合片を上向き係合片に係
合させることにより、両パネルを連結杆に係止させる。
【0006】(2) 上記(1)項において、連結杆の板厚
を、各支柱の横幅より小として、連結杆を両支柱の横幅
のほぼ中央に配設し、かつ各パネルの厚さを、支柱の横
幅と連結杆の板厚との差のほぼ2分の1として、各パネ
ルを対向する1対の支柱間に嵌合する。
【0007】(3) 上記(1)または(2)項において、各
パネルを、1対の縦杆と1対の水平杆とを方形枠状に結
合して形成した枠杆を備えるものとし、かつ上向き係合
片及び下向き係合片を、前記枠杆の縦杆に設ける。
【0008】(4) 上記(3)項において、各パネルを、
枠杆の内側にワイヤ製のネットを張設して形成する。
【0009】(5) 上記(3)項において、各パネルを、
枠杆の内側に平板を装着して形成する。
【0010】
【作用】一方のパネルに突設した上向き係合片の水平片
を連結杆の一側方より連結杆の上面に載置し、その状態
で、連結杆の他側方より、他方のパネルに突設した下向
き係合片を上記上向き係合片に係止させると、両パネル
は、互いに外側方に離間しないように連結されて、それ
らの間の連結杆により支持される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
【0012】この保管棚は、前後左右の4隅に配設した
基本となる支柱(1)(その右側部のもののみを図示する)
と、それらの間に配設した適宜の数の中間的な支柱(図
示略)と、前後方向及び左右方向を向くほぼ水平な連結
杆(2)(3)と、斜めの筋かい(4)とをもって連結したフ
レーム(5)を備えている。連結杆(2)及び筋かい(4)の
左右方向の板厚(T1)は、互いに前後に対向する各支柱
(1)の横幅(W)よりも小とし(T1<W)、それらを各支柱
(1)の横幅のほぼ中央に配設してある。
【0013】各支柱(1)の両側面には、多数の係合孔
(6)が、上下方向に等間隔で穿設されている。任意の係
合孔(6)に、棚板(7)支持用のブラケット(8)に形成し
た下向きL字状の係止片(8a)を係止し、かつブラケット
(8)の下端に折曲形成した水平片(8b)上に、棚板(7)は
支持される。なお、支柱(1)の前後面に、係合孔(6)と
同様の係合孔を2列に穿設し、それらに、ブラケットの
前後の端部より側方に折曲した折曲片に設けた下向きL
字状の係止片を係止させるようにすることもある(図示
略)。
【0014】フレーム(5)の両側部において、前後方向
を向く連結杆(2)及び筋かい(4)を間に挾んで互いに対
向するように、左右1対かつ上下2段のサイドパネル
(以下単にパネルという)(9A)(9B)(10A)(10B)が配
設されている。
【0015】各パネル(9A)(9B)(10A)(10B)は、前
後1対の縦杆(11)(11)と上下1対の水平杆(12)(12)とを
方形枠状に結合して形成した枠杆(13)と、その枠杆(13)
内にその厚さのほぼ中央に位置するようにして張設した
ワイヤ製のネット(14)とからなっている。
【0016】各枠杆(13)の左右方向の厚さ、すなわち各
パネルの厚さ(T2)は、支柱(1)の横幅(W)から連結杆
(2)の板厚(T1)を差し引いた値の2分の1、またはそれ
以下とするのよがよい。そのようにすることにより、各
パネル(9A)(9B)(10A)(10B)を前後の支柱(1)(1)
間に内外方向より嵌合したとき、各パネルが、支柱(1)
の側面とほぼ同一面となるか、少なくとも支柱(1)の側
面より突出することがなくなり、外観が向上するととも
に、ブラケット(8)の取付けの妨げとなることがなくな
る。
【0017】フレーム(5)の内側に配設された上方のパ
ネル(9A)における縦杆(11)の外側面上部と、同じく下
方のパネル(10A)における縦杆(11)の外側面上下部とに
は、ほぼL字状の上向き係合片(15)が突設されている。
【0018】各上向き係合片(15)は、縦杆(11)に固着さ
れた垂直な基片(15a)と、基片(15a)の下端より外側方に
直角に折曲形成され、かつ長さを連結杆(2)の板厚(T1)
のほぼ2分とした水平片(15b)と、水平片(15b)の先端に
連設された起立片(15c)と、起立片(15c)の上端に連設さ
れた外向きの折曲片(15d)とからなっている。
【0019】これらの各上向き係合片(15)と対向する上
方のパネル(9B)における縦杆(10)の内側面上部と、同
じく下方のパネル(10B)における縦杆(11)の内側面上下
部とには、ほぼ逆L字状の下向き係合片(16)が突設され
ている。
【0020】各下向き係合片(16)は、上向き係合片(15)
と全く同一形状をなし、上下及び左右逆向きとして、対
向するパネル(9B)(10B)の縦杆(11)に取り付けられ、
上向き係合片(15)の各部(15a)〜(15d)と対応する基片(1
6a)、水平片(16b)、垂下片(16c)、及び折曲片(16d)から
なっている。垂下片(16c)は、上向き係合片(15)の起立
片(15c)とは逆に、水平片(16b)の先端より直角をなして
垂下している。
【0021】内側のパネル(9A)(10A)の各上向き係合
片(15)の水平片(15b)を、フレーム(5)の内側から各連
結杆(2)の上面に載置し、かつ外側のパネル(9B)(10
B)の各下向き係合片(16)を、上記上向き係合片(15)に
係止させることにより、両パネル(9A)と(9B)、(10
A)と(10B)は、互いに外側方に離間しないように連結
され、それらの間に配設された連結杆(2)に支持され
る。
【0022】内側の上下のパネル(9A)(10A)は、上方
のパネル(9A)の下部の水平杆(12)の下面より突設
した下向きの突片(17)を、下方のパネル(10A)の上
部の水平杆(12)の上面に穿設した係合孔(18)に嵌合する
ことにより、互いに連係されている。この連係により、
上方のパネル(9A)の下部が、フレーム(6)の内側へ向
かって妄りに揺動するのが防止される。
【0023】外側の上下のパネル(9B)(10B)は、上方
のパネル(9B)の上部の水平杆(12)と、下方のパネル(1
0B)の上部の水平杆(12)とを、ボルト・ナット(19)によ
り締着することによって互いに連結されている。
【0024】必要に応じて、下方のパネル(10B)の縦杆
(11)の適所を、ボルト(20)により支柱(1)に止着するこ
とにより、下方のパネルパネル(10B)だけでなく、ボル
ト・ナット(19)による結合を介して上方のパネル(9B)
の浮き上がりが、また下向き係合片(16)と上向き係合片
(15)との係合を介して、内側の上下のパネル(9A)(10
A)の浮き上がりが、すべて阻止される。
【0025】本発明は、上記実施例のみに限定されるも
のではなく、必要に応じて幾多の変形した態様で実施す
ることができる。
【0026】例えば、上向き係合片(15)を外側のパネル
(9B)(10B)に固着し、下向き係合片(16)を、それぞれ
対向する内側のパネル(9A)(10A)に固着したり、上方
のパネル(9A)(9B)を省略して実施してもよい。
【0027】また、図示は省略したが、フレーム(5)の
後面部分を、同様の前後に対をなすパネル体で覆っても
よい。
【0028】さらに、ボルト(20)を省略し、パネル(10
B)を適宜の止め金を介して、フロア(図示略)に止着し
てもよい。
【0029】パネルを、上述の枠杆(13)の中にネット(1
4)を配設したものに代えて、例えば図3に示すように、
断面形状をほぼコ字状とした方形の枠杆(21)内に、木製
又は鋼板製の平板(22)を単に嵌着しただけのものとして
もよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 連結杆上に、一方のパネルの上向き係合片を載
せ、次いでその上方から他方のパネルの下向き係合片を
かぶせるという簡単な作業だけで、両パネルを連結杆に
係止させることができ、また、上記他方のパネルを持ち
上げた後、側方に移動させて、下向き係合片を上向き係
合片から離脱させるだけで、パネルを簡単に取り外すこ
とができる。しかして、上記のように組付けた状態で
は、連結杆上での上向き係合片と下向き係合片との係合
により、両パネルの側方への移動が確実に阻止され、パ
ネルが妄りに脱落することはない(全請求項)。
【0031】(b) 請求項2記載の発明のようにする
と、各パネルが支柱の横幅内に収まり、外部に突出する
ことがないので、パネルが棚板用のブラケットの支柱へ
の係止を妨げることがなく、また外観も向上する。
【0032】(c) 請求項3〜5記載の各発明のような
構成とすると、各パネル自体の強度の増大と、美観の向
上とが図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した保管棚の一例の右側部の分解
斜視図である。
【図2】組立て状態における図1のII−II線に沿う拡大
縦断正面図である。
【図3】パネルの変形例を示す要部の拡大縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
(1)支柱 (2)(3)連結杆 (4)筋かい (5)フレーム (6)係合孔 (7)棚板 (8)ブラケット (8a)係止片 (9A)(9B)(10A)(10B)サイドパネル(パネル) (11)縦杆 (12)水平杆 (13)枠杆 (14)ネット (15)上向き係合片 (15a)基片 (15b)水平片 (15c)起立片 (15d)折曲片 (16)下向き係合片 (16a)基片 (16b)水平片 (16c)垂下片 (16d)折曲片 (17)突片 (18)係合孔 (19)ボルト・ナット (20)ボルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する1対の支柱間を、ほぼ水
    平な連結杆をもって連結した保管棚において、 前記連結杆を間に挾んで互いに対向する1対のパネルの
    一方の対向面に、水平片の先端に起立片を連設したほぼ
    L字状の上向き係合片を突設するとともに、他方のパネ
    ルの対向面に、水平片の先端に垂下片を連設したほぼ逆
    L字状の下向き係合片を突設し、前記上向き係合片の水
    平片を前記連結杆上に載置し、かつ前記下向き係合片を
    上向き係合片に係合させることにより、両パネルを連結
    杆に係止したことを特徴とする保管棚におけるサイドパ
    ネルの取付構造。
  2. 【請求項2】 連結杆の板厚を、各支柱の横幅より小と
    して、連結杆を両支柱の横幅のほぼ中央に配設し、かつ
    各パネルの厚さを、支柱の横幅と連結杆の板厚との差の
    ほぼ2分の1として、各パネルを対向する1対の支柱間
    に嵌合した請求項1記載の保管棚におけるサイドパネル
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 各パネルを、1対の縦杆と1対の水平杆
    とを方形枠状に結合して形成した枠杆を備えるものと
    し、かつ上向き係合片及び下向き係合片を、前記枠杆の
    縦杆に設けてなる請求項1または2記載の保管棚におけ
    るサイドパネルの取付構造。
  4. 【請求項4】 各パネルを、枠杆の内側にワイヤ製のネ
    ットを張設して形成した請求項3記載の保管棚における
    サイドパネルの取付構造。
  5. 【請求項5】 各パネルを、枠杆の内側に平板を装着し
    て形成した請求項3記載の保管棚におけるサイドパネル
    の取付構造。
JP10578195A 1995-04-28 1995-04-28 保管棚におけるサイドパネルの取付構造 Withdrawn JPH08299062A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106263616A (zh) * 2016-09-24 2017-01-04 林安 多层置物架和多层置物架拆装方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106263616A (zh) * 2016-09-24 2017-01-04 林安 多层置物架和多层置物架拆装方法
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