JP3248354B2 - 端子台 - Google Patents

端子台

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JP3248354B2 JP15554794A JP15554794A JP3248354B2 JP 3248354 B2 JP3248354 B2 JP 3248354B2 JP 15554794 A JP15554794 A JP 15554794A JP 15554794 A JP15554794 A JP 15554794A JP 3248354 B2 JP3248354 B2 JP 3248354B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの制御器など端
子を集合して結合する電気機器の端子台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の端子台においては、図8に示すよ
うに導電性の端子板3を複数配設した端子板列A,Bと
を形成し、この端子板列を平面上に2列に配設して隣接
する端子板間および端子板列間にそれぞれ隔壁1a,1
bとを形成した電気的絶縁性の樹脂からなる基台1に装
着して、2列に配設された端子板列Aと端子板列Bが独
立しているか又は2列に配設された端子板列Aと端子板
列Bとの隣接する端子板が一体に連結された構成となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年の電気機
器の複雑・高度化に伴いその端子数が増加し、かつ、同
電位の端子数も増加しているために配線上2列に配設さ
れた端子列間が独立した端子台を用い、しかも同電位と
して使用できる端子を、両端子列の端子間を両端に圧着
端子を備えたリード線又は成形された銅若しくはアルミ
ニュームの導電板にて連結する手法にて補充している。
通常、圧着端子を重ねて固定できる限界は2枚とされて
いる。
【0004】リード線にて端子板間を連結して同電位の
端子板を構成することは、余分に圧着端子が必要になる
とともにリード線の皮むき、圧着端子のかしめ、そして
束線などの作業を伴って経費と手間が増える。また、導
電板にて端子間を連結する方法は、各端子板間には隔壁
が設けられているため曲折部の多い複雑な形状の導電板
となり高価となる。
【0005】そこで、本発明は複数の同電位端子を任意
の位置に設けることができる端子台を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、突出部を設けた四角形の中央に貫通孔を
有する導電性の端子板をねじ部を裏面に併設して複数配
設した端子板列を形成し、該端子板列を平面上に2列に
配設して前記隣接する端子板間および端子板列間に各隔
壁を形成するとともに両端に取付孔を設けた電気的絶縁
性の樹脂からなる基台に装着され、前記ねじ部にボルト
を付装してなる端子台において、前記端子板の突出部を
鋸状に形成してその1延長端を一方の端子板列の端子板
のみ前記基台を貫通して裏面に突出するとともに両端子
板列の任意の端子板間を導電板にて連結してその連結部
を前記基台の端子板列間の隔壁の位置に埋入した構成と
する。
【0007】また、端子板列を位置的な段差を有して2
列に配設する。さらに、前記導電板を、1本の平板導体
と先端に取付部を有した枝とを一体に形成して前記平板
導体部を少なくとも前記取付部の同一面以外の位置へ前
記枝部を曲折して配置した構成にする。また一枚の導電
板にて両端子板列の各複数の端子板を連結する。
【0008】
【作用】上記のように構成された端子台において、端子
板の突出部を鋸状に形成することにより、突出部を埋設
して基台に装着された突出部の移動経路が基台の樹脂に
埋められて、端子板の抜け現象を抑止する。また、端子
板の突出部の1延長端を基台を貫通して裏面に突出する
ことにより、プリント板などに装着する場合の接続端子
の働きをする。
【0009】さらに、両端子板列の任意の端子板間を導
電板にて連結してその連結部を基台の端子板列間の隔壁
の位置に埋入することにより、導電板による連結部を端
子板列に平行して配列することが可能となり、さらに、
導電板を1本の平板導体と先端に取付部を有した枝とを
一体に形成して平板導体部を少なくとも取付部の同一面
以外の位置へ枝部を曲折して配置した構成にすることと
合わせて、立体交差にした多数の導電板の配列が可能に
なるとともに連結する端子板の選択自由度が拡大する。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面を参考にして説明する
と、図1〜図7は実施例を示す図であり、同等部には同
一の符号を付してある。図1において、基台1は通常電
気的絶縁性の高いフェノール樹脂にて装着部材を一体に
して成形される。そして角形ワッシャ6とボルト7とが
端子板部に付装される。端子板は、端子板2と端子板3
との2種類にて構成され、端子板2を6個一定間隔にて
独立して配設された端子板列Aと、端子板3を4個一定
間隔にて独立して配列された端子板列Bとを間隔を有し
て独立した2列に配設されている。このように配設され
た状態にて各端子板の裏面に図示されていないねじ部を
併設して各隣接する端子板間に隔壁1aと、端子板列A
と端子板列Bとの間に隔壁1bと、取付孔8とを設けた
基台1に装着されて端子台の主要部が構成されている。
2列の端子板列において、端子板列Aの#5と端子板列
Bの#1,#2 とを基台1の端子板列間の隔壁1bに埋
入された導電板4にて連結し、端子板列Aの#4と端子
板列Bの#3とを基台1の端子板列間の隔壁1bに埋入
された導電板5にて連結し、同電位として使用できる複
数の端子が構成されている。
【0011】次に基台1に装着された部材の詳細を説明
する。図2〜図4に図1の導電板4と端子板2,3とを
それぞれ拡大して示す。図2において、導電板4は、導
電材である銅又はアルミニュームなどの平板にて、1本
の平板導体部4cに3個の枝4dを設け、各枝の先端に
端子板列Aの取付部4aと端子板列Bの取付部4bとを
設けた形状にして打ち抜かれ、各枝を曲折して平板導体
部4cを取付部4aおよび4bの同一面とならない位置
に配置して構成されている。導電板5も枝数を除いて導
電板4と同様に構成されている。こうすると端子板列間
の隔壁1bの位置に立体交差をして垂直および水平に整
列よく導電板を配列できるとともに連結したい端子板の
選択が自由となる。
【0012】図3において、端子板2は、導電材の平板
にて四角形の中央に貫通孔2bと、四角形の2辺に面と
直角に曲折された鋸状部2aを有する突出部2cとを設
け、一方の突出部2cを他より長くしてその先端を細く
した形状にて構成されている。突出部2cの鋸状部2a
は基台1に埋設される部分であり抜け止めを果たし、一
方の細い先端部2dは基台1の裏面より突出してプリン
ト板などへの接続端子の役目を果たす。また図4におい
て、端子板3は突出部の長さを同一にした以外は端子板
2と同様に構成されている。
【0013】図5〜図7に図1の端子台の正面図と図5
の端子台のA−A断面図、B−B断面図とをそれぞれ示
す。図5において、基台1の裏面には端子板2の突出部
2cを埋設されたその先端2dが6個突出しており、こ
れがプリント板などへの接続端子として使用される。図
6において、導電板4,5はそれぞれ基台1の隔壁1b
の位置に配列して埋入され、段差を有して配設された端
子板列Aと端子板列Bの各端子板を連結している。また
図7において、端子板2の裏面にはナット9が併設され
て基台1に装着されている。しかし端子板2の貫通孔2
dにねじを施せる場合はこのナットを省略してよい。
【0014】上記のような導電板を用いて端子台を構成
すれば同電位の端子を最適な位置にしかも多く設けられ
るので、端子台を使用する段階において配線にて同電位
の端子を補充する必要性が殆どなくなり効果的である。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。複
数の端子板間を複数の枝を設けてその部を曲折して構成
された導電板にて連結し、その導電板を2列に配設され
た端子板列間の隔壁内に配設することにより、同電位と
して使用できる端子を最適な位置に配設してしかも多く
備えた端子台を容易に製造することができる。
【0016】従って、端子台を使用する段階において、
端子台の外部で同電位の端子を補充する必要性がなくな
る。また、端子台の外部で同電位の端子を補充するに要
した圧着端子、リード線又は複雑形状の導電板などが不
要になるとともにその作業手間がなくなる。さらに、同
電位の端子を補充するための配線部を保持する束線作業
が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す端子台の平面図
【図2】図1の端子台に装着された導電板の拡大図
【図3】図1の端子台に装着された端子板の拡大図
【図4】図1の端子台に装着された端子板の拡大図
【図5】図1の端子台の正面図
【図6】図5の端子台の要部断面図
【図7】図5の端子台の要部断面図
【図8】従来の端子台の平面図
【符号の説明】
1 基台 2 端子板 3 端子板 4 導電板 5 導電板 6 角ワッシャ 7 ボルト 8 取付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−299133(JP,A) 特開 昭63−175359(JP,A) 実開 平3−103581(JP,U) 実開 平2−150673(JP,U) 実開 平1−166968(JP,U) 実開 昭63−184577(JP,U) 実開 昭57−25476(JP,U) 実開 昭55−141481(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/22 H02B 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】突出部を設けた四角形の中央に貫通孔を有
    する導電性の端子板にねじ部を併設して複数配設した端
    子板列を形成し、該端子板列を平面上に2列に配設して
    前記隣接する端子板間および端子板列間に各隔壁を形成
    するとともに両端に取付孔を設けた電気的絶縁性の樹脂
    からなる基台に装着し、前記ねじ部にボルトを付装して
    なる端子台において、前記端子板の突出部を鋸状に形成
    してその1延長端を一方の端子板列の端子板のみ前記基
    台を貫通して裏面に突出するとともに両端子板列の任意
    の端子板間を導電板にて連結してその連結部を前記基台
    の端子板列間の隔壁の位置に埋入して構成したことを特
    徴とする端子台。
  2. 【請求項2】請求項1記載の端子台において、前記端子
    板列が位置的な段差を有して2列に配設されたことを特
    徴とする端子台。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の端子台において、前
    記両端子板列の各複数の端子板が一枚の導電板にて連結
    されたことを特徴とする端子台。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のうちのいずれかに記載
    の端子台において、前記導電板が、1本の平板導体と先
    端に取付部を有した枝とを一体に形成し、前記平板導体
    部を少なくとも前記取付部の同一面以外の位置へ前記枝
    部を曲折して配置した構成であることを特徴とする端子
    台。
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