JPH09115572A - ワイヤーハーネス用分岐接続箱の配線構造 - Google Patents

ワイヤーハーネス用分岐接続箱の配線構造

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JPH09115572A
JPH09115572A JP7271520A JP27152095A JPH09115572A JP H09115572 A JPH09115572 A JP H09115572A JP 7271520 A JP7271520 A JP 7271520A JP 27152095 A JP27152095 A JP 27152095A JP H09115572 A JPH09115572 A JP H09115572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
connection
wiring
connection box
branch connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7271520A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Suzuki
俊秋 鈴木
Koichi Ueda
浩一 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH09115572A publication Critical patent/JPH09115572A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分岐接続箱内の配線数が増加しても簡単に接
続作業ができ、しかも分岐接続箱の小型化を図ることで
ある。 【解決手段】 ハウジング1外面に複数のコネクタ5を
設け、電線2の一端をコネクタ5のいずれかに接続し、
電線2の他端に接続端子3を取付け、ハウジング1内の
絶縁基板6上の集中接続部8に接続端子3を所定間隔を
あけて対向状に配列し、結線パターンに基づき各接続端
子3をアルミ線4でそのアルミ線4が相互に接触しない
ように結線し、集中接続部8のアルミ線4を樹脂7でモ
ールドしたのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ワイヤ
ーハーネスに介在されるジャンクションボックス等の分
岐接続箱の配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の各電装品は、ワイヤーハーネ
スによって電気的に接続される。そのワイヤーハーネス
の構成を簡略化等するため、ワイヤーハーネスに分岐接
続箱を介在させている。
【0003】従来の分岐接続箱は、図6及び図7に示す
ように、絶縁底板20aと絶縁カバー20bより成るハ
ウジング20外面の所定位置に複数のコネクタ22を設
け、各コネクタ22間を接続するバスバー21を複数段
に設けた絶縁基板23に沿って立体的に配置する積層構
造を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近時の
自動車に搭載される電装品は多種多様となっているた
め、ワイヤーハーネス用分岐接続箱内の配線数が増加し
ている。このため、上記の積層構造による分岐接続箱で
は、分岐接続箱内の配線構造が複雑となり、しかも接続
作業に手間がかかる問題があった。
【0005】また、従来のワイヤーハーネスは、分岐接
続箱の各コネクタにそれぞれ独立した電線を接続してい
たため、その接続作業等が煩雑となる問題があった。
【0006】この接続作業等の効率化を図るために、複
数の電線を並列したフラットケーブルを分岐接続箱のコ
ネクタに接続する場合には、同じく接続作業等の効率化
の観点から、フラットケーブルに各電装品間のジョイン
ト回路及びスルー回路をも吸収し、分岐接続箱内で配線
する必要性が生じる。これにより、分岐接続箱内の配線
数が更に増加することとなり、分岐接続箱が大型化する
問題が発生する。
【0007】そこで、この発明の課題は、分岐接続箱内
の配線数が増加しても簡単に接続作業ができ、しかも分
岐接続箱の小型化を図れることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1に記載の発明は、ハウジング外面に複
数のコネクタを設け、上記ハウジング内に収納した絶縁
基板上に複数の配線材を配置し、上記各コネクタに上記
配線材の一端をそれぞれ接続し、上記配線材の他端を上
記絶縁基板上に設けた集中接続部に対向状に配列すると
ともに、その対向状に配列した上記配線材の他端相互を
所要の結線パターンに基づき導体でその導体相互が接触
しないように結線し、上記集中接続部上の上記導体を樹
脂モールドした構成を採用したのである。
【0009】ここで、結線パターンとは、各種回路に応
じて決定される結線の組み合わせをいい、集中接続部に
対向状に配列された配線材の他端相互を所要の結線パタ
ーンに基づき結線することにより、所要の配線構造が得
られる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明の構成において、上記配線材の他端相互を
ワイヤーボンディング法により結線したのである。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明の構成において、上記導体がアルミ線であ
り、そのアルミ線の直径が0.6mm〜0.1mmの範囲の
もので構成したのである。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の第一の実施形態とし
て、図1乃至図4に示す分岐接続箱は、絶縁底板1aと
絶縁カバー1bより成るハウジング1外面の所定位置に
外部配線9を接続するためのコネクタ5が複数設けられ
ている。このとき、図2に示すように、絶縁カバー1b
両側壁にコネクタ5を設けることにより、ハウジング1
の厚さを薄くできる。
【0013】また、ハウジング1内には、絶縁基板6が
収納され、その基板上に各コネクタ5間を接続する電線
2が平行に配置されており、各電線2の一端は、いずれ
かのコネクタ5に接続されている。絶縁基板6上に、図
1に示すように、集中接続部8が設けられ、各電線2の
他端が集中接続部8に所定間隔をあけて対向状に配列さ
れている。
【0014】この電線2の他端部には、図2及び図3に
示すように、接続端子3が取り付けられる。この接続端
子3は、図4に示すように、その二股間を電線2の他端
部に露出した心線2aに圧接接続して固定される。各接
続端子3両側の絶縁基板6上には、樹脂壁3aが設けら
れ、この樹脂壁3aにより各接続端子3がショートする
のを防止する。
【0015】次に、各接続端子3間の接続方法について
説明する。
【0016】各接続端子3は、絶縁基板6上の集中接続
部8に所定間隔をあけて対向状に配列されているので、
所要の結線パターンに基づきワイヤーボンディング法に
より接続端子3相互をアルミ線4で結線できる。この場
合、図3に示すように、集中接続部8でアルミ線4が立
体的に交差する。これにより、簡単に接続作業ができ、
しかも電線2自体を立体的に配置する必要がなくなるの
で、ハウジング1の小型化をも図ることができる。
【0017】また、アルミ線4は、配線回路内の電流値
が1A〜5A程度であることより、その直径が0.1mm
〜0.6mmの範囲のものを選定する。
【0018】なお、結線用の導体は、アルミ線4の他に
金線などを使用してもよい。
【0019】さらに、アルミ線4がショートするのを防
止するため、図2に示すように、集中接続部8上でアル
ミ線4相互に間隔をあけて、樹脂7によりモールドして
おく。
【0020】このように、ワイヤーボンディングによる
接続方法を採ることにより、作業を自動化できるので、
接続作業の手間を省くことができる。
【0021】以上のような配線構造を有する分岐接続箱
内に回路信号が外部配線9から送り込まれた場合、その
回路信号は所定のコネクタ5に接続された電線2、アル
ミ線4及び他の電線2を経由して他のコネクタ5から送
り出される。
【0022】図5は、第二の実施形態を示し、この分岐
接続箱内の配線構造は、第一の実施形態の電線2の代わ
りにバスバ−10を使用している。
【0023】このバスバ−10が、絶縁基板6上に平行
に配置され、その他端部が、第一の実施形態と同様に、
集中接続部8で所定間隔をあけて対向状に配列される。
そして、所要の結線パターンに基づきワイヤーボンディ
ング法によりバスバ−10の他端部相互を直接アルミ線
4で結線して集中接続部8上で上記と同様に樹脂モール
ドする。
【0024】また、バスバー10の一端に接続されるコ
ネクタ5が分岐接続箱の上面にある場合には、バスバ−
10の所定位置に屈曲部11を形成して上方に屈曲させ
ておく。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、絶縁
基板上に設けた集中接続部に対向状に配列された配線材
の他端相互を所要の結線パターンに基づき導体で結線す
るようにしたので、従来のように配線材自体を立体的に
配置する必要がない。これにより、配線数が増加した場
合でも、分岐接続箱の小型化を図ることができる。
【0026】また、ワイヤーボンディング法により結線
する場合には、一連の作業を自動化できるので、接続作
業の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態の分岐接続箱の配線構造を示す
概念図
【図2】同上の縦断面図
【図3】電線の各接続端子を結線した状態を示す一部拡
大斜視図
【図4】電線の接続端子の縦断面図
【図5】第二の実施形態のバスバーの各端部を結線した
状態を示す一部拡大斜視図
【図6】従来の分岐接続箱の配線構造を示す概念図
【図7】同上の縦断面図
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 絶縁底板 1b 絶縁カバー 2 電線 2a 心線 3 接続端子 3a 樹脂壁 4 アルミ線 5 コネクタ 6 絶縁基板 7 樹脂 8 集中接続部 9 外部配線 10 バスバー 11 屈曲部 20 ハウジング 20a 絶縁底板 20b 絶縁カバー 21 バスバー 22 コネクタ 23 絶縁基板 24 外部配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 浩一 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング外面に複数のコネクタを設
    け、上記ハウジング内に収納した絶縁基板上に複数の配
    線材を配置し、上記各コネクタに上記配線材の一端をそ
    れぞれ接続し、上記配線材の他端を上記絶縁基板上に設
    けた集中接続部に対向状に配列するとともに、その対向
    状に配列した上記配線材の他端相互を所要の結線パター
    ンに基づき導体でその導体相互が接触しないように結線
    し、上記集中接続部上の上記導体を樹脂モールドしたこ
    とを特徴とするワイヤーハーネス用分岐接続箱の配線構
    造。
  2. 【請求項2】 上記配線材の他端相互をワイヤーボンデ
    ィング法により結線した請求項1に記載のワイヤーハー
    ネス用分岐接続箱の配線構造。
  3. 【請求項3】 上記導体がアルミ線であり、そのアルミ
    線の直径が0.6mm〜0.1mmの範囲のものである請求
    項1に記載のワイヤーハーネス用分岐接続箱の配線構
    造。
JP7271520A 1995-10-19 1995-10-19 ワイヤーハーネス用分岐接続箱の配線構造 Pending JPH09115572A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7271520A JPH09115572A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 ワイヤーハーネス用分岐接続箱の配線構造

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JP7271520A JPH09115572A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 ワイヤーハーネス用分岐接続箱の配線構造

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JPH09115572A true JPH09115572A (ja) 1997-05-02

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ID=17501219

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JP7271520A Pending JPH09115572A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 ワイヤーハーネス用分岐接続箱の配線構造

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JP (1) JPH09115572A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6383012B1 (en) 1999-11-05 2002-05-07 Yazaki Corporation Branching connection box
JP2009284600A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Autonetworks Technologies Ltd 回路構成体及び電気接続箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6383012B1 (en) 1999-11-05 2002-05-07 Yazaki Corporation Branching connection box
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