JP3138200B2 - 分岐接続方法及び分岐接続部材 - Google Patents

分岐接続方法及び分岐接続部材

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JP3138200B2 JP07307752A JP30775295A JP3138200B2 JP 3138200 B2 JP3138200 B2 JP 3138200B2 JP 07307752 A JP07307752 A JP 07307752A JP 30775295 A JP30775295 A JP 30775295A JP 3138200 B2 JP3138200 B2 JP 3138200B2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフレキシブルフラ
ットケーブル(FFC)等の整列回路体において、回路
の方向変換または分岐を可能とするための分岐接続方法
及び分岐接続部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の分岐接続方法及び分岐接
続部材としては、例えば図4,図5に示すようなものが
ある(特開平4−92377号公報参照)。即ち、この
方法は、熱硬化型樹脂シート1上にフラット電線3の導
体5を重ね、更にその上に熱硬化型樹脂シート1を配設
し、加熱プレス型7により加温、加圧して熱硬化型樹脂
シート1を溶融硬化し、図5に示すような一体成形した
保護体9で電線3の接続部を完成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の方法では、フラット電線3が導体5の接触だけによ
り導通を得ているため、導通状態が安定しないという問
題があり、また回路の方向まで変化させることは困難で
あった。
【0004】一方、回路の方向変換する方法としては、
回路体を折り曲げたり、フレキシブルプリントケーブル
(FPC)を使用することなどが一般的である。しか
し、前者の場合は導体が折り曲げられることによる導体
への負担が大きく、長期的な信頼性に乏しいという問題
があり、また後者の場合は回路パターン毎にマスクや切
断型が必要なため、製造が煩雑でありコストが高いとい
う問題があった。
【0005】そこで、この発明は、簡単な方法、構造に
よって回路体の方向変換ができる等回路の設計自由度を
向上すると共に確実且つ信頼性の高い分岐接続を行なう
ことのできる分岐接続方法及び分岐接続部材の提供を課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、長形平板状の分岐用導体を絶縁性
のカバー体内に複数並設固定し、前記カバー体の表面
に、前記分岐用導体の表面に到る開口部を設け、該開口
部は、前記各分岐用導体に沿ってそれぞれ複数形成さ
れ、且つ略格子状に並んで設けられた分岐接続部材を備
え、前記複数の開口部のいずれかを選択し、該開口部を
埋める導通部材を介して回路の導体部を前記分岐用導体
に溶着することを特徴とする。
【0007】そして、複数の開口部のいずれかを選択
し、該開口部を埋める導通部材を介して回路の導体部を
分岐用導体に溶着することにより、回路の方向変換と確
実且つ信頼性の高い導通を行なうことができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の分岐接
続方法であって、前記導通部材は、金属チップであるこ
とを特徴とする。
【0009】そして、導通部材を金属チップとすること
によってレーザ溶接や抵抗溶接によって溶着を行なわせ
ることができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載の分岐接
続方法であって、前記導通部材は、半田用材であること
を特徴とする。
【0011】そして、導通部材を半田用材とすることに
よってレーザや光ビームによって溶着を行なうことがで
きる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の分岐接続方法であって、前記複数の開口部の
うち、導体部を溶着しないものには樹脂チップを嵌合さ
せることを特徴とする。
【0013】そして、導体部を接続しない開口部の絶縁
性を高めることができる。
【0014】請求項5の発明は、矩形平板状の分岐用導
体を絶縁性のカバー体内に複数並設固定し、前記カバー
体の表面に、前記分岐用導体の表面に到る開口部を設
け、該開口部は、前記各分岐用導体に沿ってそれぞれ複
数形成され、且つ略格子状に並んで設けられたことを特
徴とする。
【0015】そして、係る分岐接続部材の使用によって
分岐接続方法を達成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。
【0017】図1は、この発明の一実施形態に係る分岐
接続方法に用いる分岐接続部材に関し、(a)は斜視
図、(b)は平面図、(c)は分岐用導体の斜視図を示
している。この分岐接続部材11は、(c)に示す長形
平板状の分岐用導体13を(a),(b)のような絶縁
性のカバー体15内に複数並設固定している。分岐用導
体13は、平角導体またはバスバ状部材が使用され、こ
の実施例では例えば3本並設されている。但し、分岐用
導体13は2本あるいは4本以上で構成することもでき
る。カバー体15は、分岐用導体13のインサート成
形、或いはハウジング材によって一体的に形成されてい
る。前記カバー体15の表面には分岐用導体13の表面
に到る開口部17が設けられている。開口部17は分岐
用導体13に沿ってそれぞれ複数形成され、且つ全体で
略格子状に並んで設けられている。
【0018】次に、前記分岐接続部材を用いた回路体相
互の分岐接続方法について説明する。まず、回路構成は
例えば図2(a)のようにする。この場合、回路体とし
てFFCは3枚使用し、各FFCに備えられた3本の回
路、例えば幹線19と枝線21,23とを接続するもの
とする。そして、幹線19は分岐接続部材11の分岐用
導体13に対し黒丸25a,25b,25cで接続さ
れ、枝線21は黒丸27a,27b,27cで接続さ
れ、枝線23は黒丸29a,29b,27cで接続され
ている。白丸31a,31b,31c,31dは各線1
9,21,23が接続されてない点を表わしている。従
って、分岐接続部材11の平面で見ると図2(b)のよ
うになる。この(b)では、図2(a)と同様に接続箇
所を黒丸(斜線部)25a,25b,25c,27a,
27b,27c,29a,29bで示し、非接続箇所を
白丸31a,31b,31c,31dで示している。そ
して、前記黒丸で示した開口部17には図2(c),
(d)のように金属チップ33を圧入し、白丸で示した
開口部17には樹脂チップ35を圧入する。チップ3
3,35の厚みはこの実施形態では開口部17の深さと
一致しており、その表面はカバー体15の表面と略面一
となっている。但し、チップ33,35の厚みは開口部
17の深さより薄くあるいは厚く形成することも可能で
ある。
【0019】そして、図3(a)のようにまず幹線用の
FFC37の導体部37aを黒丸25a,25b,25
cに対応する金属チップ33上に乗せ、レーザ溶接、ス
ポット(抵抗)溶接等によって金属チップ33を介し分
岐用導体13の端部に溶着する。同様にして枝線23用
のFFC41の導体部41aを黒丸29a,29b,2
7cに対応する金属チップ33上に乗せ、同時に枝線2
1用のFFC39の導体部39aを黒丸27a,27b
に対応した金属チップ33上に載置すると共に、黒丸2
7cに対応した金属チップ33上に載置した導体部41
a上に載置し、同様にレーザ溶接、スポット溶接等によ
って溶着する。これによって幹線から枝線に方向変換し
て分岐接続することができる。また、各接続は溶着によ
って行なうから確実な接続を行なうことができると共
に、長期に亘って信頼性の高い接続を行なうことができ
る。尚、強度面、防水面等の要求レベルに応じて分岐接
続部材を溶着導通部を含めて保護固定することもでき
る。
【0020】即ち、任意の回路構成を安価な分岐用導体
13を用いて実現することができる。しかも、接続部は
非常に信頼性が高いため、例えば自動車のように使用環
境が過酷で且つグレード使用によって多くの回路構成が
必要となるドアインナパネル等のモジュール製造の際に
有効である。また、異なる回路構成の製品を同一ライン
で自動製造することが可能であるため、コストダウン、
リードタイムの短縮、高生産性等、多品種大量生産に対
して大きな効果を期待することができる。
【0021】尚、前記金属チップ33に代えて半田チッ
プの圧入、或いはクリーム半田の充填によっても同様の
効果を得ることができる。この場合は、加熱方法として
レーザまたは光ビームを用いることができる。
【0022】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、整列した分岐用導体を用いて任意の回路構
成を安価に製造することができ、しかも接続部を溶着す
るため確実且つ信頼性の高い接続を行なうことができ
る。
【0023】請求項2の発明によれば、導通部材として
金属チップを用いることによりレーザ溶接、抵抗溶接に
よって溶着を行なうことができる。
【0024】請求項3の発明によれば、導通部材として
半田用材を用いることにより、レーザや光ビームによっ
て溶着を行なうことができる。
【0025】請求項4の発明によれば、導体部を接続し
ない開口部に樹脂チップを嵌合させることによって絶縁
性を高めることができる。
【0026】請求項5の発明では、上記分岐接続方法に
適した分岐接続部材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係り、(a)は分岐接
続部材の斜視図、(b)は同平面図、(c)は分岐用導
体の斜視図である。
【図2】この発明の一実施形態に係り、(a)は回路構
成図、(b)は接続箇所を示す分岐接続部材の平面図、
(c)はチップの圧入を示す斜視図、(d)は同断面図
である。
【図3】この発明の実施形態に係り、(a)は幹線の溶
着を示す平面図、(b)は幹線の溶着に対し枝線を乗せ
た平面図、(c)は枝線を含めた溶着を示す平面図であ
る。
【図4】従来例に係る断面図である。
【図5】従来例に係る斜視図である。
【符号の説明】
11 分岐接続部材 13 分岐用導体 15 カバー体 17 開口部 33 金属チップ 35 樹脂チップ 37a,39a,41a 導体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/03 - 9/11 H01R 4/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長形平板状の分岐用導体を絶縁性のカバ
    ー体内に複数並設固定し、前記カバー体の表面に、前記
    分岐用導体の表面に到る開口部を設け、該開口部は、前
    記各分岐用導体に沿ってそれぞれ複数形成され、且つ略
    格子状に並んで設けられた分岐接続部材を備え、 前記複数の開口部のいずれかを選択し、該開口部を埋め
    る導通部材を介して回路の導体部を前記分岐用導体に溶
    着することを特徴とする分岐接続方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分岐接続方法であって、 前記導通部材は、金属チップであることを特徴とする分
    岐接続方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の分岐接続方法であって、 前記導通部材は、半田用材であることを特徴とする分岐
    接続方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の分岐接
    続方法であって、 前記複数の開口部のうち、導体部を溶着しないものには
    樹脂チップを嵌合させることを特徴とする分岐接続方
    法。
  5. 【請求項5】 矩形平板状の分岐用導体を絶縁性のカバ
    ー体内に複数並設固定し、 前記カバー体の表面に、前記分岐用導体の表面に到る開
    口部を設け、 該開口部は、前記各分岐用導体に沿ってそれぞれ複数形
    成され、且つ略格子状に並んで設けられたことを特徴と
    する分岐接続部材。
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