JP3501080B2 - ジャンクションボックス - Google Patents

ジャンクションボックス

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JP3501080B2
JP3501080B2 JP2000074597A JP2000074597A JP3501080B2 JP 3501080 B2 JP3501080 B2 JP 3501080B2 JP 2000074597 A JP2000074597 A JP 2000074597A JP 2000074597 A JP2000074597 A JP 2000074597A JP 3501080 B2 JP3501080 B2 JP 3501080B2
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electric wire
ecu
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junction box
insulating plate
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紀子 小林
友紀貴 齋藤
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネスに接続されるシャンクションボックスに関し、詳
しくは、ジャンクションボックス内に収容する電子制御
ユニットの導体と内部回路を構成する電線との接続位置
を所要の向きに設定できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車用ワイヤハーネスに接続す
るジャンクションボックスには、その内部に電子制御ユ
ニット(以下、ECU)を収容している場合がある。例
えば、図5に示すように、アッパーケース1とロアケー
ス2との間に、絶縁板3を介在させて電線(単芯線)4
と該電線に圧接される圧接端子5からなる内部回路およ
びバスバー(図示せず)を収容すると共に、ケースの一
側部にECU7を搭載し、該ECUの導体(プリント回
路)と上記絶縁板3上に平行配線されている電線4とを
接続する場合、該電線ECU7の基板7a上に導体と接
続したECUコネクタ8を上記電線4の配線方向Xと直
交方向に配置し、該電線4とECUコネクタ8とを圧接
端子9を介して接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動車の車種の相違あ
るいは同一車種でもグレードの相違等により、図6中に
一点鎖線で示すように、ECUコネクタ8を上記電線4
の配線方向Xと平行配置しなければならない場合があ
る。
【0004】その場合、ECU8とX方向の電線4を接
続するには、図7に示すように、L形状の電線4’を設
ける必要がある。しかしながら、L形状に電線を布線す
る場合、自動布線機では直線状の平行布線は簡単にでき
るが、L形状の布線は自動布線機の設定をやり直す必要
があると共に、非常に複雑になる。その結果、L形状に
布線するだけでもコスト高になる問題がある。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、L形状に電線を布線することなく、直線状の電線の
布線により、X方向に布線された電線と、該電線と平行
配置したECUコネクタとの接続を可能とすることを課
題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、アッパーケースとロアケースとからなる
ボックス内部に、電線と該電線に圧接される圧接端子と
からなる内部回路が収容されていると共に、電子制御ユ
ニット(ECU)が収容され、該ECUの導体に接続さ
れたECUコネクタが基板上に搭載され、該ECUコネ
クタを介して上記内部回路とECUの導体が接続される
ジャンクションボックスにおいて、上記ECUの上方あ
るいは下方に配置する絶縁板上に電線が上記ECUコネ
クタの長尺方向と同一方向のX方向に多数平行配線され
ていると共に、上記絶縁板にX方向と直交するY方向の
電線をクロス配線し、該Y方向の電線を上記X方向の電
線と交差位置で溶接あるいはかしめ接続すると共に、該
Y方向の電線と上記ECUコネクタとを圧接端子を介し
て接続して、上記ECUコネクタをX方向の電線に接続
しているジャンクションボックスを提供している。
【0007】上記のように、X方向に配線している電線
と直交するY方向の電線をクロス配線し、交差位置で接
続し、該Y方向の電線を圧接端子を介してECUコネク
タと接続することにより、L方向に屈曲した電線を配線
することなく、X方向の電線と、該電線と平行配置され
たECUコネクタとを接続することができる。
【0008】上記X方向の電線は上記絶縁板の全長にわ
たって配線している一方、上記Y方向の電線は、上記絶
縁板の一端縁からX方向の電線との交差位置までとし、
絶縁板の一端側で上記圧接端子を介してECUコネクタ
と接続している。
【0009】上記X,Y方向の電線の交差位置の接続
は、これら電線の絶縁被覆を皮剥ぎして、露出させた芯
線を重ね合わせて抵抗溶接、超音波溶接、半田付け溶接
あるいはかしめ接続している。このように電線同士を接
続すると、接続部品を要せず、部品点数を低減できると
共に、接続部品が要するスペースを不要とでき、ジャン
クションボックスの小型・軽量化を図ることができる。
なお、直交方向に圧接刃を有する圧接端子で接続しても
良いことは言うまでもない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は自動車用ワイヤハーネスに接続され
るジャンクションボックス10の分解斜視図であり、ア
ッパーケース11とロアケース12で構成されるケース
内部には、ロアケース12に設けた凹部にECU13を
収容し、その上側に、単芯線用の絶縁板16を配置し、
該絶縁板16の上面の全長に亙ってに単芯線18をX方
向に平行配線している。単芯線18は単線の芯線を絶縁
被覆した電線からなる。
【0011】上記ECU13の基板15上には、X方向
の一端にワイヤハーネスW/Hの端末コネクタと接続す
る外部電線接続用のECUコネクタ19を搭載してい
る。上記絶縁板16に配線する単芯線18とECU13
の導体14とを接続するECUコネクタ20は、配線方
向Xと平行なECU13の基板15の端縁に搭載し、導
体14と接続したメス端子17を収容している。
【0012】上記ECUコネクタ20と上方のX方向の
単芯線18とを接続するため、図2および図3に示すよ
うに、上方に配置する絶縁板16上においてX方向の単
芯線18の上部にY方向の単芯線21を平行配線し、Y
方向の端末に露出させた芯線21aと、X方向の単芯線
18を中間皮剥して露出した芯線18aとを抵抗溶接し
ている。
【0013】上記Y方向の単芯線21の他端側は、図4
に示すように、垂直方向に配置する圧接端子22の上端
の圧接刃22aを圧接接続し、該圧接端子22を絶縁板
16に設けた挿通穴16aを通して下方へ突出し、上記
ECUコネクタ20に挿入して上記メス端子17と嵌合
接続している。
【0014】上記構成とすると、単芯線18と平行配置
されたECUコネクタ20を、単芯線18と直交配線し
た単芯線21を介して接続することができ、従来のよう
なL形状の単芯線を布線する必要はなくなる。よって、
自動布線機の設定をやり直す必要がなく、簡単に布線す
ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ECUコネクタの方向が接続する単芯線と平
行配置される異方向配置の場合において、単芯線を屈曲
させることなく平行配線の単芯線と簡単に接続すること
ができる。よって、布線が容易となり、作業性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のジャンクションボックス
の分解斜視図である。
【図2】 ECUコネクタと絶縁板と単芯線との分解斜
視図である。
【図3】 XY方向の単芯線の溶接状態を示す概略図で
ある。
【図4】 ECUコネクタと単芯線との接続状態を示す
図面である。
【図5】 従来のジャンクションボックスの分解斜視図
である。
【図6】 ECUコネクタが異方向配置された場合の概
略図である。
【図7】 ECUコネクタが異方向配置された場合の問
題点を示す概略図である。
【符号の説明】
10 ジャンクションボックス 11 アッパーケース 12 ロアケース 13 ECU 14 導体 15 基板部 16 絶縁板 17 メス端子 18 X方向の単芯線 20 ECUコネクタ 21 Y方向の単芯線 22 圧接端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 宣史 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−153378(JP,A) 特開 平9−233651(JP,A) 特開 平7−135035(JP,A) 特開 平9−29445(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 B60R 16/02 H05K 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アッパーケースとロアケースとからなる
    ボックス内部に、電線と該電線に圧接される圧接端子と
    からなる内部回路が収容されていると共に、電子制御ユ
    ニット(ECU)が収容され、該ECUの導体に接続さ
    れたECUコネクタが基板上に搭載され、該ECUコネ
    クタを介して上記内部回路とECUの導体が接続される
    ジャンクションボックスにおいて、 上記ECUの上方あるいは下方に配置する絶縁板上に電
    線が上記ECUコネクタの長尺方向と同一方向のX方向
    に多数平行配線されていると共に、上記絶縁板にX方向
    と直交するY方向の電線をクロス配線し、該Y方向の電
    線を上記X方向の電線と交差位置で溶接あるいはかしめ
    接続すると共に、該Y方向の電線と上記ECUコネクタ
    とを圧接端子を介して接続して、上記ECUコネクタを
    X方向の電線に接続しているジャンクションボックス。
  2. 【請求項2】 上記X方向の電線は上記絶縁板の全長に
    わたって配線していると一方、上記Y方向の電線は、上
    記絶縁板の一端縁からX方向の電線との交差位置までと
    し、絶縁板の一端側で上記圧接端子を介してECUコネ
    クタと接続している請求項に記載のジャンクションボ
    ックス。
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