JP2564469Y2 - テープ電線 - Google Patents
テープ電線Info
- Publication number
- JP2564469Y2 JP2564469Y2 JP1990008450U JP845090U JP2564469Y2 JP 2564469 Y2 JP2564469 Y2 JP 2564469Y2 JP 1990008450 U JP1990008450 U JP 1990008450U JP 845090 U JP845090 U JP 845090U JP 2564469 Y2 JP2564469 Y2 JP 2564469Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- conductors
- electric wire
- conductor
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulated Conductors (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、２枚の絶縁テープ（プラスチックテープ）
間に複数本の導線を長手方向に並列配置し、これらを融
着一体化したテープ電線の改良に関する。
間に複数本の導線を長手方向に並列配置し、これらを融
着一体化したテープ電線の改良に関する。
［従来の技術］ 近年、電子機器の発展に伴い電子機器が多機能化さ
れ、しかも小型化される傾向にある。それゆえ、電子機
器内は高密度実装化され、各基板間の配線にスペースを
取る従来のコネクタプラグを用いた配線が出来なくな
り、複数の導線を２枚の絶縁テープ間に長さ方向に平行
に配列し、一体化して、その端末部に導線露出部を設け
た薄型で可撓性のあるテープ状電線が広く一般に使用さ
れるようになった。
れ、しかも小型化される傾向にある。それゆえ、電子機
器内は高密度実装化され、各基板間の配線にスペースを
取る従来のコネクタプラグを用いた配線が出来なくな
り、複数の導線を２枚の絶縁テープ間に長さ方向に平行
に配列し、一体化して、その端末部に導線露出部を設け
た薄型で可撓性のあるテープ状電線が広く一般に使用さ
れるようになった。
第３図および第４図は、このような用途に使用される
テープ電線25で、７本の導線10,10,…,10を互いに平行
に所定間隔毎に並べ、各導線10を２枚のプラスチックテ
ープ（絶縁テープ）3,4で両端部において各導線10が露
出するように挾み、その両端部の露出部の一方の面に各
々補強テープ14,14を接合した構成となっている。
テープ電線25で、７本の導線10,10,…,10を互いに平行
に所定間隔毎に並べ、各導線10を２枚のプラスチックテ
ープ（絶縁テープ）3,4で両端部において各導線10が露
出するように挾み、その両端部の露出部の一方の面に各
々補強テープ14,14を接合した構成となっている。
そして、このテープ電線25をプリント板50,52に実装
されたコネクタ60,62に、それぞれ第３図に示すように
図中矢印Ａ方向より挿入し、コネクタ60,62とを電気的
に接続するようになっている。
されたコネクタ60,62に、それぞれ第３図に示すように
図中矢印Ａ方向より挿入し、コネクタ60,62とを電気的
に接続するようになっている。
［考案が解決しようとする問題点］ 近年高密度実装化が普及し、通常配線ピッチの半分，
すなわち線間ピッチを1/2としたハーフピッチコネクタ
配線が行われるようになり、この種のテープ電線におい
ても導体数が増え、加えて機器の多機能化に伴い、配線
経路が複雑化し、一つのコネクタより、複数のコネクタ
に信号配線を行う場合が多くなった。しかしながら、上
記従来例によるテープ電線25は、コネクタ60,62の間を
一対一に対応させて接続する構成であるから、上記のよ
うな配線を実施する場合には、配線経路の数だけコネク
タとテープ電線を用意しなければならず、高密度実装傾
向にあるプリント板配線のスペースファクタが悪くな
り、技術動向に反するという不都合があった。
すなわち線間ピッチを1/2としたハーフピッチコネクタ
配線が行われるようになり、この種のテープ電線におい
ても導体数が増え、加えて機器の多機能化に伴い、配線
経路が複雑化し、一つのコネクタより、複数のコネクタ
に信号配線を行う場合が多くなった。しかしながら、上
記従来例によるテープ電線25は、コネクタ60,62の間を
一対一に対応させて接続する構成であるから、上記のよ
うな配線を実施する場合には、配線経路の数だけコネク
タとテープ電線を用意しなければならず、高密度実装傾
向にあるプリント板配線のスペースファクタが悪くな
り、技術動向に反するという不都合があった。
［考案の目的］ 本考案は上記従来例の有する不都合を改善し、一本の
テープ電線で片端部において複数のコネクタと接続でき
るテープ電線を提供することを目的とする。
テープ電線で片端部において複数のコネクタと接続でき
るテープ電線を提供することを目的とする。
［問題点を解決するための手段］ そこで、本考案では、長手方向に並列配置した複数本
の導線の両面に，少なくとも一方の端部において前記各
導線が露出するように２枚の絶縁フィルムを貼付けて一
体化したテープ電線において、前記導体露出部の導体を
上下段違いの複数のグループに分け、各グループの導体
の下面にそれぞれ補強テープを接着するという構成を採
用し、これによって前記目的を達成しようとするもので
ある。
の導線の両面に，少なくとも一方の端部において前記各
導線が露出するように２枚の絶縁フィルムを貼付けて一
体化したテープ電線において、前記導体露出部の導体を
上下段違いの複数のグループに分け、各グループの導体
の下面にそれぞれ補強テープを接着するという構成を採
用し、これによって前記目的を達成しようとするもので
ある。
［実施例］ 以下、本考案に係るテープ状電線の製造装置を第１図
に基づいて説明する。ここで、上記従来例と同一の構成
部材には同一の付号を付すものとする。
に基づいて説明する。ここで、上記従来例と同一の構成
部材には同一の付号を付すものとする。
第１図に示すテープ電線１は、長手方向に並列配置し
た６本の導線10,12の両面に、それぞれ、両端部におい
て導線10,12が露出するように、絶縁テープ3,4を貼着し
た構成となっており、前記導線10,…,10と導線12,…,12
とは図示のように上下に段違いの構成とされ、導線10,
…,10の下面には補強テープ６が，導線12,…,12の下面
には補強テープ８がそれぞれ接着されている。
た６本の導線10,12の両面に、それぞれ、両端部におい
て導線10,12が露出するように、絶縁テープ3,4を貼着し
た構成となっており、前記導線10,…,10と導線12,…,12
とは図示のように上下に段違いの構成とされ、導線10,
…,10の下面には補強テープ６が，導線12,…,12の下面
には補強テープ８がそれぞれ接着されている。
前記導線10,10の中心線間のピッチＢは１ピッチで、
導線12,12の中心線間のピッチＣは１ピッチで、導線10,
12の中心線間のピッチＤは0.5ピッチとなっており、２
組に分けられた導線10,…,10,導線12,…,12はそれぞ
れ、１ピッチ用のコネクタと接続できるようになってい
る。
導線12,12の中心線間のピッチＣは１ピッチで、導線10,
12の中心線間のピッチＤは0.5ピッチとなっており、２
組に分けられた導線10,…,10,導線12,…,12はそれぞ
れ、１ピッチ用のコネクタと接続できるようになってい
る。
なお、本実施例では、テープ電線25の両端部におい
て、それぞれ導線10,12を２組に分ける構成としたが、
これに限らず片端部のみ、又は、両端部において、それ
ぞれ複数組分割する構成としてもよい。更にまた、導線
10,12のピッチ特に規定するものではない。
て、それぞれ導線10,12を２組に分ける構成としたが、
これに限らず片端部のみ、又は、両端部において、それ
ぞれ複数組分割する構成としてもよい。更にまた、導線
10,12のピッチ特に規定するものではない。
［考案の効果］ 本考案は以上のように構成されているので、一本のテ
ープ電線で片端部において複数のコネクタと接続でき
る。
ープ電線で片端部において複数のコネクタと接続でき
る。
第１図は本考案に係るテープ電線の部分拡大説明図、第
２図は第１図に示すテープ電線の説明図、第３図は従来
例に係るテープ電線の斜視図、第４図は第３図に示すテ
ープ電線の使用状態説明図である。 １……テープ電線 3,4……絶縁テープ 6,8……補強テープ 10,12……導線
２図は第１図に示すテープ電線の説明図、第３図は従来
例に係るテープ電線の斜視図、第４図は第３図に示すテ
ープ電線の使用状態説明図である。 １……テープ電線 3,4……絶縁テープ 6,8……補強テープ 10,12……導線
Claims (1)
- 【請求項１】長手方向に並列配置した複数本の導線の両
面に、少なくとも一方の端部において前記各導線が露出
するように２枚の絶縁フィルムを貼付けて一体化したテ
ープ電線において、前記導体露出部の導体を交互に上下
段違いの複数のグループに分け、各グループの導体の先
端部の下面に、それぞれ隣接する導体の間隔を保持する
とともに，コネクタに挿入される導体先端部の屈曲及び
変形を防止する機能をもつ、矩形形状の絶縁体で構成さ
れた補強テープを接着固定したことを特徴とするテープ
電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990008450U JP2564469Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | テープ電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990008450U JP2564469Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | テープ電線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03100318U JPH03100318U (ja) | 1991-10-21 |
| JP2564469Y2 true JP2564469Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=31512082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990008450U Expired - Lifetime JP2564469Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | テープ電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2564469Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6472405A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | Toshiba Corp | Junction cable |
| JPH01294993A (ja) * | 1988-05-19 | 1989-11-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 自吸機能を有するポンプ |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP1990008450U patent/JP2564469Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03100318U (ja) | 1991-10-21 |
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