JP3248328B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP3248328B2 JP3248328B2 JP00394794A JP394794A JP3248328B2 JP 3248328 B2 JP3248328 B2 JP 3248328B2 JP 00394794 A JP00394794 A JP 00394794A JP 394794 A JP394794 A JP 394794A JP 3248328 B2 JP3248328 B2 JP 3248328B2
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- JP
- Japan
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- unit
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T1/00—General purpose image data processing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工場等で用いる画像処理
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、まとまったプロセス処理を並
べて逐次実行する形式の画像処理装置が開発されてお
り、おもに実験評価用として使用されている。図10
は、従来のプロセス逐次実行型画像処理装置の構成を示
す図である。図10において、32はプロセスの処理結
果を格納する計測値格納部である。33はプロセス処理
部である。34はプロセスの処理を解釈実行するプロセ
ス解釈実行部である。35はプロセスの実行順次を格納
するプロセス実行順序格納部である。36はプロセス実
行順序格納部35に対して編集を行うプロセス実行順序
編集部である。37はプロセスの実行状態を規定するパ
ラメータを格納するためのプロセスパラメータ格納部で
ある。38はパラメータを解釈するため等に用いられる
プロセスパラメータタイプ格納部である。39はプロセ
スパラメータ格納部37に格納されているパラメータを
編集するプロセスパラメータ編集部である。
べて逐次実行する形式の画像処理装置が開発されてお
り、おもに実験評価用として使用されている。図10
は、従来のプロセス逐次実行型画像処理装置の構成を示
す図である。図10において、32はプロセスの処理結
果を格納する計測値格納部である。33はプロセス処理
部である。34はプロセスの処理を解釈実行するプロセ
ス解釈実行部である。35はプロセスの実行順次を格納
するプロセス実行順序格納部である。36はプロセス実
行順序格納部35に対して編集を行うプロセス実行順序
編集部である。37はプロセスの実行状態を規定するパ
ラメータを格納するためのプロセスパラメータ格納部で
ある。38はパラメータを解釈するため等に用いられる
プロセスパラメータタイプ格納部である。39はプロセ
スパラメータ格納部37に格納されているパラメータを
編集するプロセスパラメータ編集部である。
【0003】図10における画像処理装置では、人間が
プロセスパラメータ編集部39を用いて、プロセス処理
部33に対するパラメータの教示、ならびにプロセス実
行順序編集部36を用いてプロセスの実行順序を教示す
る。なお、教示された実行順序はプロセス実行順序格納
部35に、プロセス処理部33の各プロセスのパラメー
タはプロセスパラメータ格納部37に、それぞれ格納さ
れる。次に、教示が終了した状態で、プロセス解釈実行
部34に対し、オンライン起動がかかると、プロセス解
釈実行部34はプロセス実行順序格納部35からプロセ
ス実行順序のプロセス種別を取り出し、プロセスパラメ
ータ格納部37からプロセスパラメータタイプ38に格
納されている形式に基づき該当プロセスに与えるパラメ
ータを取り出し、プロセス処理部33の各プロセスを順
にパラメータを与えて起動し画像処理を自動実行する。
このときプロセス処理部33は計測値格納部32の結果
を入力として読みとることができる。
プロセスパラメータ編集部39を用いて、プロセス処理
部33に対するパラメータの教示、ならびにプロセス実
行順序編集部36を用いてプロセスの実行順序を教示す
る。なお、教示された実行順序はプロセス実行順序格納
部35に、プロセス処理部33の各プロセスのパラメー
タはプロセスパラメータ格納部37に、それぞれ格納さ
れる。次に、教示が終了した状態で、プロセス解釈実行
部34に対し、オンライン起動がかかると、プロセス解
釈実行部34はプロセス実行順序格納部35からプロセ
ス実行順序のプロセス種別を取り出し、プロセスパラメ
ータ格納部37からプロセスパラメータタイプ38に格
納されている形式に基づき該当プロセスに与えるパラメ
ータを取り出し、プロセス処理部33の各プロセスを順
にパラメータを与えて起動し画像処理を自動実行する。
このときプロセス処理部33は計測値格納部32の結果
を入力として読みとることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプロセ
ス逐次実行型画像処理装置は実験評価用でしか実用化さ
れておらず、工場等でプロセスのシーケンスを組むだけ
で実用的な位置決めや検査ができる装置はほとんどない
といってよい。図11は、対象物のエッジを検出するた
めに必要な処理と対応するプロセス例を示す図である。
図11に示す箱が1プロセスに相当する。図11で述べ
たいことは、位置決めや検査など工場で使用する目的を
果たすためには、従来のプロセスの単位では小さすぎて
プロセスを多く組み合わせなければならないということ
である。プロセスを多く組み合わせなければならないと
いうことはある目的を果たすためには設定が非常に多
く、実用上使えないということである。工場で使用する
時は、エッジが何点か計測してその寸法をはかり、その
組み合わせで形状の良否を判定するなど、図11よりさ
らに複雑な処理となる。また、従来のプロセスはなぜ処
理単位が小さいかという理由であるが、図11に示すよ
うに画像処理はある目的を果たすための方法は一般に数
多くあり、対象物の形状・コントラスト・要求精度・処
理速度等の条件により適切なものを選んで運用しなけれ
ばならない。図11に示すように、エッジの検出だけで
もかなりのプロセスの組み合わせがあり、エッジの検出
という目的でプロセスをまとめようとしたとき、その方
式を規定するパラメータも非常に多くなる。従来の装置
はプロセス処理の単位を大きくしようとしても、それに
伴う大容量のパラメータを管理できないため、プロセス
の単位を大きくできないといった問題点があった。ま
た、図11のようにプロセス処理単位が小さいとそれを
接続するデータの種別も種々雑多になり、管理ができな
いのも実用化をさまたげている大きな要因である。
ス逐次実行型画像処理装置は実験評価用でしか実用化さ
れておらず、工場等でプロセスのシーケンスを組むだけ
で実用的な位置決めや検査ができる装置はほとんどない
といってよい。図11は、対象物のエッジを検出するた
めに必要な処理と対応するプロセス例を示す図である。
図11に示す箱が1プロセスに相当する。図11で述べ
たいことは、位置決めや検査など工場で使用する目的を
果たすためには、従来のプロセスの単位では小さすぎて
プロセスを多く組み合わせなければならないということ
である。プロセスを多く組み合わせなければならないと
いうことはある目的を果たすためには設定が非常に多
く、実用上使えないということである。工場で使用する
時は、エッジが何点か計測してその寸法をはかり、その
組み合わせで形状の良否を判定するなど、図11よりさ
らに複雑な処理となる。また、従来のプロセスはなぜ処
理単位が小さいかという理由であるが、図11に示すよ
うに画像処理はある目的を果たすための方法は一般に数
多くあり、対象物の形状・コントラスト・要求精度・処
理速度等の条件により適切なものを選んで運用しなけれ
ばならない。図11に示すように、エッジの検出だけで
もかなりのプロセスの組み合わせがあり、エッジの検出
という目的でプロセスをまとめようとしたとき、その方
式を規定するパラメータも非常に多くなる。従来の装置
はプロセス処理の単位を大きくしようとしても、それに
伴う大容量のパラメータを管理できないため、プロセス
の単位を大きくできないといった問題点があった。ま
た、図11のようにプロセス処理単位が小さいとそれを
接続するデータの種別も種々雑多になり、管理ができな
いのも実用化をさまたげている大きな要因である。
【0005】そこで、本発明の目的は、プロセスに与え
るパラメータ量が多くなっても、効率的にパラメータを
格納することができる画像処理装置を提供するものであ
る。
るパラメータ量が多くなっても、効率的にパラメータを
格納することができる画像処理装置を提供するものであ
る。
【0006】また、本発明の他の目的は、プロセスに与
えるパラメータ設定項目数を少なくし使い勝手のよい画
像処理装置を提供するものである。
えるパラメータ設定項目数を少なくし使い勝手のよい画
像処理装置を提供するものである。
【0007】また、本発明の他の目的は、プロセス処理
内容の表示において、きめ細かな表示設定と、簡易な設
定の両方が可能となる使い勝手のよい画像処理装置を提
供するものである。
内容の表示において、きめ細かな表示設定と、簡易な設
定の両方が可能となる使い勝手のよい画像処理装置を提
供するものである。
【0008】また、本発明の他の目的は、処理エリアの
位置補正を簡単に実現し、使い勝手のよい画像処理装置
を提供するものである。
位置補正を簡単に実現し、使い勝手のよい画像処理装置
を提供するものである。
【0009】また、本発明の他の目的は、プロセスに共
通するパラメータの一括表示、一括設定、さらにプロセ
ス間で大要領パラメータの共有化を可能にし、使い勝手
のよい画像処理装置を提供するものである。
通するパラメータの一括表示、一括設定、さらにプロセ
ス間で大要領パラメータの共有化を可能にし、使い勝手
のよい画像処理装置を提供するものである。
【0010】また、本発明の他の目的は、複数プロセス
がプロセスに共通する同じパラメータを使用する際のア
クセス制御の実現を容易に行い、使い勝手のよい画像処
理装置を提供するものである。
がプロセスに共通する同じパラメータを使用する際のア
クセス制御の実現を容易に行い、使い勝手のよい画像処
理装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
プロセスの処理結果としての計測値を格納する手段と、
前記計測値格納手段からの計測値を入出力とするプロセ
ス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与えるパ
ラメータを格納するブロック階層パラメータ格納部と、
ブロック毎にパラメータの種別を示すモード信号を格納
するブロック毎モード格納手段と、プロセス毎にパラメ
ータの形式を格納するプロセスパラメータ形式格納手段
と、パラメータ形式に基づき、ブロック毎のパラメータ
の種別を示すモード信号を前記ブロック毎モード格納手
段に設定するブロック毎モード設定部ならびに前記ブロ
ック毎モード設定部により設定されたモードのみに該当
するパラメータのみを前記ブロック階層パラメータ格納
部に設定する該当モードパラメータ設定部とからなり、
該当するパラメータのみ選択編集する手段と、プロセス
処理実行順序を編集する手段と、前記プロセスパラメー
タ形式格納手段に格納されている該当プロセスのパラメ
ータ形式に基づき、前記ブロック毎モード格納手段に格
納されているモード信号に該当するパラメータのみを前
記プロセスパラメータ形式格納手段より取り出し、前記
プロセス処理手段に与えてプロセスを前記編集手段で指
定された順序で実行させる手段を有することを特徴とす
る画像処理装置である。
プロセスの処理結果としての計測値を格納する手段と、
前記計測値格納手段からの計測値を入出力とするプロセ
ス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与えるパ
ラメータを格納するブロック階層パラメータ格納部と、
ブロック毎にパラメータの種別を示すモード信号を格納
するブロック毎モード格納手段と、プロセス毎にパラメ
ータの形式を格納するプロセスパラメータ形式格納手段
と、パラメータ形式に基づき、ブロック毎のパラメータ
の種別を示すモード信号を前記ブロック毎モード格納手
段に設定するブロック毎モード設定部ならびに前記ブロ
ック毎モード設定部により設定されたモードのみに該当
するパラメータのみを前記ブロック階層パラメータ格納
部に設定する該当モードパラメータ設定部とからなり、
該当するパラメータのみ選択編集する手段と、プロセス
処理実行順序を編集する手段と、前記プロセスパラメー
タ形式格納手段に格納されている該当プロセスのパラメ
ータ形式に基づき、前記ブロック毎モード格納手段に格
納されているモード信号に該当するパラメータのみを前
記プロセスパラメータ形式格納手段より取り出し、前記
プロセス処理手段に与えてプロセスを前記編集手段で指
定された順序で実行させる手段を有することを特徴とす
る画像処理装置である。
【0012】本発明の第2の発明は、第1の発明の構成
において位置格納手段と良否格納手段を有する計測値格
納手段と、前記位置格納手段と良否格納手段に対し、プ
ロセスに必要な単位のデータを特定する番号もしくは名
称を指定できる編集手段を有し、プロセス処理手段が前
記番号もしくは名称により前記計測値格納手段をプロセ
スの入出力としてアクセスできる位置良否アクセス手段
を有することを特徴とする画像処理装置である。
において位置格納手段と良否格納手段を有する計測値格
納手段と、前記位置格納手段と良否格納手段に対し、プ
ロセスに必要な単位のデータを特定する番号もしくは名
称を指定できる編集手段を有し、プロセス処理手段が前
記番号もしくは名称により前記計測値格納手段をプロセ
スの入出力としてアクセスできる位置良否アクセス手段
を有することを特徴とする画像処理装置である。
【0013】本発明の第3の発明は、第1の発明の構成
においてプロセス処理個別の内容表示有無設定手段と、
逐次実行されるプロセス処理全体の内容表示有無設定手
段を有し、プロセス処理手段が表示設定信号に基づき処
理内容を表示できる処理内容表示手段を有することを特
徴とする画像処理装置である。
においてプロセス処理個別の内容表示有無設定手段と、
逐次実行されるプロセス処理全体の内容表示有無設定手
段を有し、プロセス処理手段が表示設定信号に基づき処
理内容を表示できる処理内容表示手段を有することを特
徴とする画像処理装置である。
【0014】本発明の第4の発明は、第1又は第2の発
明の構成において処理エリアの形状及び補正情報を編集
格納するプロセス共通の手段を有し、プロセス処理手段
が計測値格納手段から位置を読み込み処理エリアの位置
設定を行うプロセス共通の手段を有することを特徴とす
る画像処理装置である。
明の構成において処理エリアの形状及び補正情報を編集
格納するプロセス共通の手段を有し、プロセス処理手段
が計測値格納手段から位置を読み込み処理エリアの位置
設定を行うプロセス共通の手段を有することを特徴とす
る画像処理装置である。
【0015】本発明の第5の発明は、第1または第2ま
たは第3または第4の発明の構成において、プロセス処
理毎に与えるパラメータを格納している手段とは別にデ
ータを格納する手段を有し、前記プロセス処理部が、前
記データのうちプロセスに必要なデータを、特定する番
号もしくは名称により、プロセスに与えるパラメータと
してアクセスできるシステムデータアクセス手段を有す
ることを特徴とする画像処理装置である。
たは第3または第4の発明の構成において、プロセス処
理毎に与えるパラメータを格納している手段とは別にデ
ータを格納する手段を有し、前記プロセス処理部が、前
記データのうちプロセスに必要なデータを、特定する番
号もしくは名称により、プロセスに与えるパラメータと
してアクセスできるシステムデータアクセス手段を有す
ることを特徴とする画像処理装置である。
【0016】本発明の第6の発明は、第5の発明の構成
においてプロセス処理毎に与えるパラメータを格納して
いる手段とは別に格納されているデータを特定する番号
もしくは名称およびプロセスの実行順序を格納する手段
と、前記番号もしくは名称およびプロセス実行順序格納
手段により前記プロセス処理毎に与えるパラメータを格
納している手段とは別に格納されているデータを管理す
る手段を有することを特徴とする画像処理装置である。
においてプロセス処理毎に与えるパラメータを格納して
いる手段とは別に格納されているデータを特定する番号
もしくは名称およびプロセスの実行順序を格納する手段
と、前記番号もしくは名称およびプロセス実行順序格納
手段により前記プロセス処理毎に与えるパラメータを格
納している手段とは別に格納されているデータを管理す
る手段を有することを特徴とする画像処理装置である。
【0017】
【作用】本発明の第1の発明によれば、計測値を格納す
る手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロセス
処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与えるパラ
メータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータの種
別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎にパ
ラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式に基
づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する手段
と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラメー
タおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手段で
指定された順序で実行させる手段を有しているため、プ
ロセスに与えるパラメータ量が多くなっても、効率的に
パラメータを格納することができる画像処理装置を提供
できる。
る手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロセス
処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与えるパラ
メータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータの種
別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎にパ
ラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式に基
づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する手段
と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラメー
タおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手段で
指定された順序で実行させる手段を有しているため、プ
ロセスに与えるパラメータ量が多くなっても、効率的に
パラメータを格納することができる画像処理装置を提供
できる。
【0018】本発明の第2の発明によれば、計測値を格
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、位置格納手段と良否格納手段を有する計測値格納手
段と、前記位置格納手段と良否格納手段に対し、プロセ
スに必要な単位にデータを特定する番号もしくは名称を
指定できる編集手段と、前記番号もしくは名称により計
測値格納手段をプロセスの入出力としてアクセスできる
プロセス処理手段を有しているため、プロセスに与える
パラメータ設定項目数を少なくし使い勝手のよい画像処
理装置を提供できる。
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、位置格納手段と良否格納手段を有する計測値格納手
段と、前記位置格納手段と良否格納手段に対し、プロセ
スに必要な単位にデータを特定する番号もしくは名称を
指定できる編集手段と、前記番号もしくは名称により計
測値格納手段をプロセスの入出力としてアクセスできる
プロセス処理手段を有しているため、プロセスに与える
パラメータ設定項目数を少なくし使い勝手のよい画像処
理装置を提供できる。
【0019】本発明の第3の発明によれば、計測値を格
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理個別の内容表示有無設定手段と、逐次
実行されるプロセス処理全体の内容表示有無設定手段
と、前記表示設定信号に基づき処理内容を表示できるプ
ロセス処理手段を有しているため、プロセス処理内容の
表示において、きめ細かな表示設定と、簡易な設定の両
方が可能となる使い勝手のよい画像処理装置を提供でき
る。
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理個別の内容表示有無設定手段と、逐次
実行されるプロセス処理全体の内容表示有無設定手段
と、前記表示設定信号に基づき処理内容を表示できるプ
ロセス処理手段を有しているため、プロセス処理内容の
表示において、きめ細かな表示設定と、簡易な設定の両
方が可能となる使い勝手のよい画像処理装置を提供でき
る。
【0020】本発明の第4の発明によれば、計測値を格
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、処理エリアの形状及び補正情報を編集格納するプロ
セス共通の手段と、前記計測値格納手段から位置を読み
込み処理エリアの位置設定を行うプロセス共通の手段を
有しているため、処理エリアの位置補正を簡単に実現
し、使い勝手のよい画像処理装置を提供できる。
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、処理エリアの形状及び補正情報を編集格納するプロ
セス共通の手段と、前記計測値格納手段から位置を読み
込み処理エリアの位置設定を行うプロセス共通の手段を
有しているため、処理エリアの位置補正を簡単に実現
し、使い勝手のよい画像処理装置を提供できる。
【0021】本発明の第5の発明によれば、計測値を格
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理毎に与えるパラメータを格納している
手段とは別にデータを格納する手段と、前記データのう
ちプロセスに必要なデータを、特定する番号もしくは名
称により、プロセスに与えるパラメータとしてアクセス
できる手段を有しているため、プロセスに共通するパラ
メータの一括表示、一括設定、さらにプロセス間で大容
量パラメータの共有化を可能にし、使い勝手のよい画像
処理装置を提供できる。
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理毎に与えるパラメータを格納している
手段とは別にデータを格納する手段と、前記データのう
ちプロセスに必要なデータを、特定する番号もしくは名
称により、プロセスに与えるパラメータとしてアクセス
できる手段を有しているため、プロセスに共通するパラ
メータの一括表示、一括設定、さらにプロセス間で大容
量パラメータの共有化を可能にし、使い勝手のよい画像
処理装置を提供できる。
【0022】本発明の第6の発明によれば、計測値を格
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理毎に与えるパラメータを格納している
手段とは別にデータを格納する手段と、前記データのう
ちプロセスに必要なデータを、特定する番号もしくは名
称により、プロセスに与えるパラメータとしてアクセス
できる手段を有するとともに、プロセス処理毎に与える
パラメータを格納している手段とは別に格納されている
データを特定する番号もしくは名称およびプロセスの実
行順序を格納する手段と、前記番号もしくは名称および
プロセス実行順序格納手段によりプロセス処理毎に与え
るパラメータを格納している手段とは別に格納されてい
るデータを管理する手段を有しているため、複数プロセ
スがプロセスに共通する同じパラメータを使用する際の
アクセス制御の実現を容易に行い、使い勝手のよい画像
処理装置を提供できる。
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理毎に与えるパラメータを格納している
手段とは別にデータを格納する手段と、前記データのう
ちプロセスに必要なデータを、特定する番号もしくは名
称により、プロセスに与えるパラメータとしてアクセス
できる手段を有するとともに、プロセス処理毎に与える
パラメータを格納している手段とは別に格納されている
データを特定する番号もしくは名称およびプロセスの実
行順序を格納する手段と、前記番号もしくは名称および
プロセス実行順序格納手段によりプロセス処理毎に与え
るパラメータを格納している手段とは別に格納されてい
るデータを管理する手段を有しているため、複数プロセ
スがプロセスに共通する同じパラメータを使用する際の
アクセス制御の実現を容易に行い、使い勝手のよい画像
処理装置を提供できる。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例について、以下図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例の画像処理装置の
構成を示す図である。図1において、1はプロセスの処
理結果を格納する計測値格納部である。2はプロセス処
理部である。3はプロセス処理を解釈実行するプロセス
解釈実行部である。4はプロセス解釈実行部3におい
て、起動すべきプロセスの種別の解釈実行を司るプロセ
ス種別解釈起動部である。5はプロセス解釈実行部3に
おいて、予め教示されたパラメータをプロセスに与える
プロセスパラメータ展開部である。6はプロセス解釈実
行部3において、実行される順序を格納しているプロセ
ス実行順序格納部である。7はプロセス実行順序格納部
6に対して編集を行うプロセス実行順序編集部である。
8はプロセスの実行状態を規定するパラメータを格納す
るためのプロセスパラメータ格納部である。9はプロセ
スパラメータ格納部8において、パラメータをブロック
階層で管理するためのブロック階層パラメータ格納部で
ある。10はブロック階層パラメータ格納部9におい
て、ブロックのパラメータの種別を示すモード信号を格
納するブロック毎モード格納部である。11はプロセス
パラメータ展開部5でパラメータを解釈するため等に用
いられるプロセスパラメータタイプ格納部である。12
はプロセスパラメータ格納部8に収納されているパラメ
ータを編集するプロセスパラメータ編集部である。13
はブロック毎のパラメータの種別を示すモード信号をブ
ロック毎モード格納部10に設定するブロック毎モード
設定部である。14はブロック毎モード設定部13で設
定されたモードに該当するパラメータのみをブロック階
層パラメータ格納部9に設定する該当モードパラメータ
設定部である。15はプロセス処理部2において与えら
れたモードの処理を実行するようモード信号の識別を行
うモード識別部である。
構成を示す図である。図1において、1はプロセスの処
理結果を格納する計測値格納部である。2はプロセス処
理部である。3はプロセス処理を解釈実行するプロセス
解釈実行部である。4はプロセス解釈実行部3におい
て、起動すべきプロセスの種別の解釈実行を司るプロセ
ス種別解釈起動部である。5はプロセス解釈実行部3に
おいて、予め教示されたパラメータをプロセスに与える
プロセスパラメータ展開部である。6はプロセス解釈実
行部3において、実行される順序を格納しているプロセ
ス実行順序格納部である。7はプロセス実行順序格納部
6に対して編集を行うプロセス実行順序編集部である。
8はプロセスの実行状態を規定するパラメータを格納す
るためのプロセスパラメータ格納部である。9はプロセ
スパラメータ格納部8において、パラメータをブロック
階層で管理するためのブロック階層パラメータ格納部で
ある。10はブロック階層パラメータ格納部9におい
て、ブロックのパラメータの種別を示すモード信号を格
納するブロック毎モード格納部である。11はプロセス
パラメータ展開部5でパラメータを解釈するため等に用
いられるプロセスパラメータタイプ格納部である。12
はプロセスパラメータ格納部8に収納されているパラメ
ータを編集するプロセスパラメータ編集部である。13
はブロック毎のパラメータの種別を示すモード信号をブ
ロック毎モード格納部10に設定するブロック毎モード
設定部である。14はブロック毎モード設定部13で設
定されたモードに該当するパラメータのみをブロック階
層パラメータ格納部9に設定する該当モードパラメータ
設定部である。15はプロセス処理部2において与えら
れたモードの処理を実行するようモード信号の識別を行
うモード識別部である。
【0025】それでは図1に示す画像処理装置の動作に
ついて説明する。本発明の一実施例における画像処理装
置では、人間がプロセスパラメータ編集部12を用い
て、プロセス処理部2に対するパラメータの教示、なら
びにプロセス実行順序編集部7を用いてプロセスの実行
順序を教示する。なお、教示された実行順序はプロセス
実行順序格納部6に、プロセス処理部2の各プロセスの
パラメータはプロセスパラメータ格納部8に、それぞれ
格納される。次に、教示が終了した状態で、プロセス解
釈実行部3に対し、オンライン起動がかかると、プロセ
ス解釈実行部3はプロセス実行順序格納部6からプロセ
ス実行順序のプロセス種別を取り出し、プロセスパラメ
ータ格納部8からプロセスパラメータタイプ11に格納
されている形式に基づき該当プロセスに与えるパラメー
タを取り出し、プロセス処理部2の各プロセスを順にパ
ラメータを与えて起動し画像処理を自動実行する。この
ときプロセス処理部2は計測値格納部1の結果を入力と
して読みとることができる。
ついて説明する。本発明の一実施例における画像処理装
置では、人間がプロセスパラメータ編集部12を用い
て、プロセス処理部2に対するパラメータの教示、なら
びにプロセス実行順序編集部7を用いてプロセスの実行
順序を教示する。なお、教示された実行順序はプロセス
実行順序格納部6に、プロセス処理部2の各プロセスの
パラメータはプロセスパラメータ格納部8に、それぞれ
格納される。次に、教示が終了した状態で、プロセス解
釈実行部3に対し、オンライン起動がかかると、プロセ
ス解釈実行部3はプロセス実行順序格納部6からプロセ
ス実行順序のプロセス種別を取り出し、プロセスパラメ
ータ格納部8からプロセスパラメータタイプ11に格納
されている形式に基づき該当プロセスに与えるパラメー
タを取り出し、プロセス処理部2の各プロセスを順にパ
ラメータを与えて起動し画像処理を自動実行する。この
ときプロセス処理部2は計測値格納部1の結果を入力と
して読みとることができる。
【0026】それでは、プロセスパラメータ編集部1
2、プロセスパラメータ格納部8、およびプロセス解釈
実行部3の動作につき詳細に説明する。本実施例では、
プロセスパラメータをブロック階層にて管理している
が、その具体事例を示すのが図7である。図7は画像を
取り込み物体のエッジ検出を行うプロセスのパラメータ
構成を示す図である。エッジ検出プロセスのパラメータ
は、図7に示すように、画像取り込み、エリア設定、ノ
イズ除去、特徴点検出の各ブロックに分かれている。図
7の例では、エッジ検出プロセスの処理の流れに沿った
ブロック分類になっている。また、各ブロックにおいて
は、モードと呼ばれるブロック毎のパラメータ種別信号
による管理が行われている。図7の例で説明すると、
「画像取り込み」ブロックでは、「濃淡取り込み」「固
定2値化」「浮動2値化」のモードがあり、「エリア設
定」ブロックでは「直線」「四角」「リング」のモード
がある。本発明の第1の発明では、例えば図7の「エリ
ア設定」ブロックのパラメータを図1のプロセスパラメ
ータ編集部12を用いて格納するとき、ブロック毎モー
ド設定部13により「直線」「四角」「リング」のモー
ドを設定し、該当モードパラメータ14により「中心
X」「中心Y」「内側半径」「外側半径」といった「リ
ング」モードのみに該当するパラメータのみを設定す
る。このとき、プロセスパラメータタイプ格納部11に
格納されている該当プロセスのパラメータ形式に基づき
設定を行う。設定されたモード信号はブロック毎モード
格納ブロック10に格納され、パラメータはブロック階
層パラメータ格納ブロック9に格納される。また、プロ
セス解釈実行部3にてプロセス処理部2を実行する場合
は、プロセスパラメータ展開部5が、プロセスパラメー
タタイプ格納部11に格納されている該当プロセスのパ
ラメータ形式に基づき、ブロック毎モード格納部10に
格納されているモード信号に該当するパラメータのみを
プロセスパラメータタイプ格納部11より取り出し、プ
ロセス処理部2に与える。プロセス処理部2は、モード
識別部15により、与えられたモード信号に従った処理
を行う。
2、プロセスパラメータ格納部8、およびプロセス解釈
実行部3の動作につき詳細に説明する。本実施例では、
プロセスパラメータをブロック階層にて管理している
が、その具体事例を示すのが図7である。図7は画像を
取り込み物体のエッジ検出を行うプロセスのパラメータ
構成を示す図である。エッジ検出プロセスのパラメータ
は、図7に示すように、画像取り込み、エリア設定、ノ
イズ除去、特徴点検出の各ブロックに分かれている。図
7の例では、エッジ検出プロセスの処理の流れに沿った
ブロック分類になっている。また、各ブロックにおいて
は、モードと呼ばれるブロック毎のパラメータ種別信号
による管理が行われている。図7の例で説明すると、
「画像取り込み」ブロックでは、「濃淡取り込み」「固
定2値化」「浮動2値化」のモードがあり、「エリア設
定」ブロックでは「直線」「四角」「リング」のモード
がある。本発明の第1の発明では、例えば図7の「エリ
ア設定」ブロックのパラメータを図1のプロセスパラメ
ータ編集部12を用いて格納するとき、ブロック毎モー
ド設定部13により「直線」「四角」「リング」のモー
ドを設定し、該当モードパラメータ14により「中心
X」「中心Y」「内側半径」「外側半径」といった「リ
ング」モードのみに該当するパラメータのみを設定す
る。このとき、プロセスパラメータタイプ格納部11に
格納されている該当プロセスのパラメータ形式に基づき
設定を行う。設定されたモード信号はブロック毎モード
格納ブロック10に格納され、パラメータはブロック階
層パラメータ格納ブロック9に格納される。また、プロ
セス解釈実行部3にてプロセス処理部2を実行する場合
は、プロセスパラメータ展開部5が、プロセスパラメー
タタイプ格納部11に格納されている該当プロセスのパ
ラメータ形式に基づき、ブロック毎モード格納部10に
格納されているモード信号に該当するパラメータのみを
プロセスパラメータタイプ格納部11より取り出し、プ
ロセス処理部2に与える。プロセス処理部2は、モード
識別部15により、与えられたモード信号に従った処理
を行う。
【0027】以上のように本発明の第1の発明では、プ
ロセスに与えるパラメータ量が多くなっても、効率的に
パラメータを格納することができるためメモリが節約で
き、メモリ容量の小さいFA用画像処理装置でも十分実
用的な認識処理論理の構築が可能となる。また図7に示
すように、画像処理の分野では、ある目的を果たすため
の方法は一般に数多くあり、対象物の形状・コントラス
ト・要求精度・処理速度等の条件により適切なものを選
んで運用しなければならない。そのため、図7に示すよ
うに、用意された方法をすべては使用せず、ある部分だ
けを選んで適用することになる。本発明はそのようなF
A用画像処理装置の特質を利用した発明であり、本発明
により、従来のプロセスが図7のモードに相当する単位
の小さな処理であったものを、「エッジ検出」レベルの
大きなまとまりにすることができるため、少ないプロセ
ス数で認識処理の構築が可能となり、非常に使いやすく
実用的なシステムとなる。また本発明では、あらかじめ
プロセスパラメータ格納部8にあったパラメータを、モ
ードを変えることにより違う形式に書き換えることが可
能であるため、モードを追加することにより、機能の追
加やバージョンアップも容易に可能となる。
ロセスに与えるパラメータ量が多くなっても、効率的に
パラメータを格納することができるためメモリが節約で
き、メモリ容量の小さいFA用画像処理装置でも十分実
用的な認識処理論理の構築が可能となる。また図7に示
すように、画像処理の分野では、ある目的を果たすため
の方法は一般に数多くあり、対象物の形状・コントラス
ト・要求精度・処理速度等の条件により適切なものを選
んで運用しなければならない。そのため、図7に示すよ
うに、用意された方法をすべては使用せず、ある部分だ
けを選んで適用することになる。本発明はそのようなF
A用画像処理装置の特質を利用した発明であり、本発明
により、従来のプロセスが図7のモードに相当する単位
の小さな処理であったものを、「エッジ検出」レベルの
大きなまとまりにすることができるため、少ないプロセ
ス数で認識処理の構築が可能となり、非常に使いやすく
実用的なシステムとなる。また本発明では、あらかじめ
プロセスパラメータ格納部8にあったパラメータを、モ
ードを変えることにより違う形式に書き換えることが可
能であるため、モードを追加することにより、機能の追
加やバージョンアップも容易に可能となる。
【0028】次に本発明の第2の実施例について、以下
図面を参照して説明する。図2は、本発明の第2の実施
例の画像処理装置の構成を示す図である。図2におい
て、図1と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
図2において、16は計測値格納部1において位置及び
良否の情報を格納する位置良否格納部である。17は位
置良否格納部16において、プロセス処理部2の処理結
果である位置情報を格納する位置情報格納部である。1
8は位置良否格納部16においてプロセス処理部2の処
理結果の良否情報を格納する良否情報格納部である。1
9は位置良否格納部16に対する設定編集を番号もしく
は名称で行う位置良否ID設定部である。20はプロセ
ス処理部2において位置良否ID設定部19にて設定さ
れたIDで、位置良否格納部16のアクセスを行う位置
良否アクセス部である。
図面を参照して説明する。図2は、本発明の第2の実施
例の画像処理装置の構成を示す図である。図2におい
て、図1と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
図2において、16は計測値格納部1において位置及び
良否の情報を格納する位置良否格納部である。17は位
置良否格納部16において、プロセス処理部2の処理結
果である位置情報を格納する位置情報格納部である。1
8は位置良否格納部16においてプロセス処理部2の処
理結果の良否情報を格納する良否情報格納部である。1
9は位置良否格納部16に対する設定編集を番号もしく
は名称で行う位置良否ID設定部である。20はプロセ
ス処理部2において位置良否ID設定部19にて設定さ
れたIDで、位置良否格納部16のアクセスを行う位置
良否アクセス部である。
【0029】それでは図2に示す画像処理装置の動作に
ついて説明する。本実施例の画像処理装置では、プロセ
ス処理部2がプロセス解釈実行部3にて実行される際、
計測値格納部1のどの場所に対してアクセスするのか
を、位置良否ID設定部19にて、位置良否格納部16
のデータを、該当プロセスに必要な単位で特定する番号
もしくは名称で指定する。このように設定された状態で
プロセス解釈実行部3に起動がかかると、プロセス処理
部2は位置良否アクセス部20を用いて、位置良否格納
部16に対して位置良否ID設定部19で設定されたI
Dにより入出力を行う。
ついて説明する。本実施例の画像処理装置では、プロセ
ス処理部2がプロセス解釈実行部3にて実行される際、
計測値格納部1のどの場所に対してアクセスするのか
を、位置良否ID設定部19にて、位置良否格納部16
のデータを、該当プロセスに必要な単位で特定する番号
もしくは名称で指定する。このように設定された状態で
プロセス解釈実行部3に起動がかかると、プロセス処理
部2は位置良否アクセス部20を用いて、位置良否格納
部16に対して位置良否ID設定部19で設定されたI
Dにより入出力を行う。
【0030】本実施例におけるプロセス入出力方法と、
従来の方法を比較しているのが図8である。図8はプロ
セスの組み合わせにより部品リードの曲がりを検査して
いる事例である。図8のプロセスの動作を説明すると、
まず部品リードに沿って直線を4本検出するために、直
線検出のプロセスを4つ実行させる。次にリード端の位
置を検出するために、直線の交点を求めるプロセスを2
回実行する。そして、求められた2点の座標を読み込
み、2点間の距離が規定内であるかどうかを検査するプ
ロセスを実行し、検査を終了する。(表1)は、本実施
例と従来例の図8におけるプロセスの計測値データを比
較する表である。
従来の方法を比較しているのが図8である。図8はプロ
セスの組み合わせにより部品リードの曲がりを検査して
いる事例である。図8のプロセスの動作を説明すると、
まず部品リードに沿って直線を4本検出するために、直
線検出のプロセスを4つ実行させる。次にリード端の位
置を検出するために、直線の交点を求めるプロセスを2
回実行する。そして、求められた2点の座標を読み込
み、2点間の距離が規定内であるかどうかを検査するプ
ロセスを実行し、検査を終了する。(表1)は、本実施
例と従来例の図8におけるプロセスの計測値データを比
較する表である。
【0031】
【表1】
【0032】(表1)の例では、位置格納部17の情報
の内容を「傾き」「切片」「X座標」「Y座標」とし、
良否格納部の情報を「良否」としている。(表2)にお
いて、「本発明」の「入力」「出力」の欄には位置良否
格納部16の組を特定するID番号を記載している。
の内容を「傾き」「切片」「X座標」「Y座標」とし、
良否格納部の情報を「良否」としている。(表2)にお
いて、「本発明」の「入力」「出力」の欄には位置良否
格納部16の組を特定するID番号を記載している。
【0033】
【表2】
【0034】以下、(表2)について説明する。まず直
線検出プロセスを4個実行するが、直線検出プロセスの
処理結果は直線の傾き、切片および直線検出が正常に行
われたかどうかを示す良否の3個である。従来例は(表
1)に示すようにそれぞれの結果を示す番号もしくは名
称を3個指定する必要がある。それに対し、本実施例で
は、位置良否格納部16の組を特定するID番号1つで
可能である。次に直線交点プロセスを2個実行させる。
このとき2本の直線結果を入力する必要がある。この場
合、従来では6個設定が必要であるが、本発明の第2の
発明では2本の直線を示す2個のID設定のみでよい。
最後に2点間の距離をもとめるプロセスを実行させる。
このとき2個の直線交点座標を入力する必要がある。こ
の場合も、従来では6個設定が必要であるが、本実施例
では2点を示す2個のID設定のみでよい。
線検出プロセスを4個実行するが、直線検出プロセスの
処理結果は直線の傾き、切片および直線検出が正常に行
われたかどうかを示す良否の3個である。従来例は(表
1)に示すようにそれぞれの結果を示す番号もしくは名
称を3個指定する必要がある。それに対し、本実施例で
は、位置良否格納部16の組を特定するID番号1つで
可能である。次に直線交点プロセスを2個実行させる。
このとき2本の直線結果を入力する必要がある。この場
合、従来では6個設定が必要であるが、本発明の第2の
発明では2本の直線を示す2個のID設定のみでよい。
最後に2点間の距離をもとめるプロセスを実行させる。
このとき2個の直線交点座標を入力する必要がある。こ
の場合も、従来では6個設定が必要であるが、本実施例
では2点を示す2個のID設定のみでよい。
【0035】以上の説明のようなプロセスを実現するた
め設定入出力を特定する番号もしくは名称の設定数は、
(表2)に示すように、従来例が合計37個であるのに
対し、本発明の第2の発明では合計13と約3分の1に
なる。このように従来に比べて設定項目数が少なくなる
ため使い勝手のよい画像処理装置の提供が可能となる。
また、本実施例は「位置」「良否」「その他計測値」の
形にプロセスの入出力を標準化していることになり、プ
ロセス間のソフト接続も簡潔になる。これは、FA用画
像処理装置の主目的が「位置決め」「良否判定」であ
り、その目的にあった形式になっている。そのため多く
のプロセスについて適用が可能であり、プロセス処理を
目的志向の処理にしやすい形式といえる。さらに図8の
例をはじめ、非常に多くのアプリケーションにおいて
「位置」「良否」だけのプロセスの接続だけで認識論理
構築が可能であり、汎用性の高い装置が提供できる。
め設定入出力を特定する番号もしくは名称の設定数は、
(表2)に示すように、従来例が合計37個であるのに
対し、本発明の第2の発明では合計13と約3分の1に
なる。このように従来に比べて設定項目数が少なくなる
ため使い勝手のよい画像処理装置の提供が可能となる。
また、本実施例は「位置」「良否」「その他計測値」の
形にプロセスの入出力を標準化していることになり、プ
ロセス間のソフト接続も簡潔になる。これは、FA用画
像処理装置の主目的が「位置決め」「良否判定」であ
り、その目的にあった形式になっている。そのため多く
のプロセスについて適用が可能であり、プロセス処理を
目的志向の処理にしやすい形式といえる。さらに図8の
例をはじめ、非常に多くのアプリケーションにおいて
「位置」「良否」だけのプロセスの接続だけで認識論理
構築が可能であり、汎用性の高い装置が提供できる。
【0036】次に本発明の第3の実施例について、以下
図面を参照して説明する。図3は、本発明の第3の実施
例の画像処理装置の構成を示す図である。図3におい
て、図1と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
図3において、21はプロセス個別の内容表示有無を設
定するプロセス個別表示設定部である。22はプロセス
全体の内容表示有無を設定するプロセス全体表示選択管
理部である。23はプロセス処理部2において処理内容
の表示を行う処理内容表示部である。
図面を参照して説明する。図3は、本発明の第3の実施
例の画像処理装置の構成を示す図である。図3におい
て、図1と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
図3において、21はプロセス個別の内容表示有無を設
定するプロセス個別表示設定部である。22はプロセス
全体の内容表示有無を設定するプロセス全体表示選択管
理部である。23はプロセス処理部2において処理内容
の表示を行う処理内容表示部である。
【0037】それでは図3に示す画像処理装置の動作に
ついて説明する。本実施例における画像処理装置では、
プロセス処理部2がプロセス解釈実行部3にて実行され
る際、実際の画像に対してどのような処理を行ったのか
ユーザーに知らせるため、プロセス処理部2内の処理内
容表示部23でTVモニター等に表示を行う。表示の内
容としては結果位置のカーソル表示、処理エリアの濃度
グラフ表示等がある。しかし、組立ライン等で自動運転
する場合は、処理時間を節約するため、最低限必要な表
示以外は行わないのが通常である。これを設定するのが
プロセス個別表示設定部21である。また、装置の立ち
上げ調整時には、表示の一括設定/解除を行いたい要求
が強い。プロセス数が多くなると、プロセス個別表示設
定部21のみでは表示有無設定回数が多くなるからであ
る。そこで本実施例では、プロセス全体表示選択管理部
22を用いてプロセス表示の一括有無設定を可能として
いる。
ついて説明する。本実施例における画像処理装置では、
プロセス処理部2がプロセス解釈実行部3にて実行され
る際、実際の画像に対してどのような処理を行ったのか
ユーザーに知らせるため、プロセス処理部2内の処理内
容表示部23でTVモニター等に表示を行う。表示の内
容としては結果位置のカーソル表示、処理エリアの濃度
グラフ表示等がある。しかし、組立ライン等で自動運転
する場合は、処理時間を節約するため、最低限必要な表
示以外は行わないのが通常である。これを設定するのが
プロセス個別表示設定部21である。また、装置の立ち
上げ調整時には、表示の一括設定/解除を行いたい要求
が強い。プロセス数が多くなると、プロセス個別表示設
定部21のみでは表示有無設定回数が多くなるからであ
る。そこで本実施例では、プロセス全体表示選択管理部
22を用いてプロセス表示の一括有無設定を可能として
いる。
【0038】図3の動作についてさらに説明すると、ま
ずユーザーはプロセス個別表示設定部21にて各プロセ
スに対して表示有無の設定を行う。また、上記のように
プロセス全体表示選択管理部22にてプロセス全体の表
示有無も設定しておく。そして、プロセス個別表示設定
部21で設定した各プロセス毎の表示有無信号と、プロ
セス全体表示選択管理部22で設定したプロセス全体の
表示有無信号の両方を、プロセス解釈実行部3を通じて
プロセス処理部2に与えられる。そしてプロセス処理部
2内の処理内容表示部23は、各プロセス毎の表示有無
信号と、プロセス全体の表示有無信号を受取り、プロセ
ス全体の表示有無信号を優先して表示有無を選択する。
このときの表示有無信号の論理動作例を示すのが(表
2)である。また上記の説明では、2つの信号を処理内
容表示部23に与える構成になっていたが、プロセス全
体表示選択管理部22で、(表2)のような論理制御を
行って信号をひとつにまとめ、処理内容表示部23に与
えても良い。
ずユーザーはプロセス個別表示設定部21にて各プロセ
スに対して表示有無の設定を行う。また、上記のように
プロセス全体表示選択管理部22にてプロセス全体の表
示有無も設定しておく。そして、プロセス個別表示設定
部21で設定した各プロセス毎の表示有無信号と、プロ
セス全体表示選択管理部22で設定したプロセス全体の
表示有無信号の両方を、プロセス解釈実行部3を通じて
プロセス処理部2に与えられる。そしてプロセス処理部
2内の処理内容表示部23は、各プロセス毎の表示有無
信号と、プロセス全体の表示有無信号を受取り、プロセ
ス全体の表示有無信号を優先して表示有無を選択する。
このときの表示有無信号の論理動作例を示すのが(表
2)である。また上記の説明では、2つの信号を処理内
容表示部23に与える構成になっていたが、プロセス全
体表示選択管理部22で、(表2)のような論理制御を
行って信号をひとつにまとめ、処理内容表示部23に与
えても良い。
【0039】以上説明したように、本発明の第3の発明
では、プロセス処理個別の内容表示有無設定手段と、逐
次実行されるプロセス処理全体の内容表示有無設定手段
と、前記表示設定信号に基づき処理内容を表示できるプ
ロセス処理手段を有しているため、処理時間を節約した
り必要な管理項目のみ表示させたりする目的でのきめ細
かな表示制御と、一括設定による簡易な設定の両方が可
能となるため、使い勝手のよい画像処理装置が提供でき
る。
では、プロセス処理個別の内容表示有無設定手段と、逐
次実行されるプロセス処理全体の内容表示有無設定手段
と、前記表示設定信号に基づき処理内容を表示できるプ
ロセス処理手段を有しているため、処理時間を節約した
り必要な管理項目のみ表示させたりする目的でのきめ細
かな表示制御と、一括設定による簡易な設定の両方が可
能となるため、使い勝手のよい画像処理装置が提供でき
る。
【0040】次に本発明の第4の実施例について、以下
図面を参照して説明する。図4は、本発明の第4の実施
例の画像処理装置の構成を示す図である。図4におい
て、図1と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
図4において、24は処理エリアの形状や補正の方法を
設定する処理エリア形状補正情報管理部である。25は
プロセス処理部2において、計測値格納部1に格納され
ている位置データを読み込んで位置補正を行い処理エリ
アの設定が可能な処理エリア設定部である。
図面を参照して説明する。図4は、本発明の第4の実施
例の画像処理装置の構成を示す図である。図4におい
て、図1と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
図4において、24は処理エリアの形状や補正の方法を
設定する処理エリア形状補正情報管理部である。25は
プロセス処理部2において、計測値格納部1に格納され
ている位置データを読み込んで位置補正を行い処理エリ
アの設定が可能な処理エリア設定部である。
【0041】それでは図4に示す画像処理装置の動作に
ついて説明する。本実施例の画像処理装置では、画像内
でエリアを限定し、そのエリア内のみで処理を行うプロ
セスが多い。また、そのエリアはカメラに対して固定で
はなく、ある基準となる位置を検出して、基準位置のズ
レ量分だけエリアを移動補正してやる必要がある。たと
えば、位置決め精度の悪いプリント基板上で、マークを
認識し他の部品の有無を検出するなどの事例がある。本
実施例においては、まずユーザーが処理エリア形状補正
情報管理部24にて基準となるエリアの形状、位置、補
正方式を設定する。そしてプロセス処理部2内の処理エ
リア設定部25は、計測値格納部1から位置データを読
みとり、形状補正情報管理部24で設定された補正方式
に基づき位置補正を行い、処理エリアを設定する。この
ときの補正方式は、予め別のプロセスで基準位置からの
相対位置を計算させておき、その相対位置を形状補正情
報管理部24で設定された基準位置に加算して、処理エ
リアの位置を決定する方法と、円形状の処理エリアの中
心位置を合わせたいときなど、プロセスの処理結果であ
るXY座標を直接読み込んで、たとえば円形状の処理エ
リアの中心位置とする方法などがある。
ついて説明する。本実施例の画像処理装置では、画像内
でエリアを限定し、そのエリア内のみで処理を行うプロ
セスが多い。また、そのエリアはカメラに対して固定で
はなく、ある基準となる位置を検出して、基準位置のズ
レ量分だけエリアを移動補正してやる必要がある。たと
えば、位置決め精度の悪いプリント基板上で、マークを
認識し他の部品の有無を検出するなどの事例がある。本
実施例においては、まずユーザーが処理エリア形状補正
情報管理部24にて基準となるエリアの形状、位置、補
正方式を設定する。そしてプロセス処理部2内の処理エ
リア設定部25は、計測値格納部1から位置データを読
みとり、形状補正情報管理部24で設定された補正方式
に基づき位置補正を行い、処理エリアを設定する。この
ときの補正方式は、予め別のプロセスで基準位置からの
相対位置を計算させておき、その相対位置を形状補正情
報管理部24で設定された基準位置に加算して、処理エ
リアの位置を決定する方法と、円形状の処理エリアの中
心位置を合わせたいときなど、プロセスの処理結果であ
るXY座標を直接読み込んで、たとえば円形状の処理エ
リアの中心位置とする方法などがある。
【0042】以上説明したように、本発明の第4の発明
では、処理エリアの形状及び補正情報を編集格納するプ
ロセス共通の手段と、計測値格納手段から位置を読み込
み処理エリアの位置設定を行うプロセスの設定手段を有
しているため、よく使われる処理エリアの位置補正も簡
単に実現することができる。特に本発明の第2の発明と
の組み合わせでは、計測値格納部1において、位置良否
格納部16のIDを指定するだけで位置データの設定が
可能であり、設定項目数の少ない使い勝手のよいシステ
ムの構築が可能である。本発明の第2実施例の説明で用
いた(表1)に示すように計測結果位置の設定数は従来
比約3分の1とかなり少なくてよい。
では、処理エリアの形状及び補正情報を編集格納するプ
ロセス共通の手段と、計測値格納手段から位置を読み込
み処理エリアの位置設定を行うプロセスの設定手段を有
しているため、よく使われる処理エリアの位置補正も簡
単に実現することができる。特に本発明の第2の発明と
の組み合わせでは、計測値格納部1において、位置良否
格納部16のIDを指定するだけで位置データの設定が
可能であり、設定項目数の少ない使い勝手のよいシステ
ムの構築が可能である。本発明の第2実施例の説明で用
いた(表1)に示すように計測結果位置の設定数は従来
比約3分の1とかなり少なくてよい。
【0043】次に本発明の第5の実施例について、以下
図面を参照して説明する。図5は、本発明の第5の実施
例の画像処理装置の構成を示す図である。図5におい
て、図1と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
図5において、26はプロセス処理毎に与えるパラメー
タを格納している手段とは別にデータを格納しているシ
ステムデータ格納部である。27はシステムデータ格納
部26に格納されているデータを管理するシステムデー
タ管理部である。28はシステムデータ管理部27にお
いて、システムデータのうちプロセスに必要なデータ
を、特定する番号もしくは名称によりプロセスに与える
パラメータとしてアクセスできるID管理部である。2
9はシステムデータをパラメータとしてアクセスするた
めのシステムデータアクセス部である。
図面を参照して説明する。図5は、本発明の第5の実施
例の画像処理装置の構成を示す図である。図5におい
て、図1と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
図5において、26はプロセス処理毎に与えるパラメー
タを格納している手段とは別にデータを格納しているシ
ステムデータ格納部である。27はシステムデータ格納
部26に格納されているデータを管理するシステムデー
タ管理部である。28はシステムデータ管理部27にお
いて、システムデータのうちプロセスに必要なデータ
を、特定する番号もしくは名称によりプロセスに与える
パラメータとしてアクセスできるID管理部である。2
9はシステムデータをパラメータとしてアクセスするた
めのシステムデータアクセス部である。
【0044】それでは図5に示す画像処理装置の動作に
ついて説明する。本発明における画像処理装置では、プ
ロセス処理部2の各プロセスで共通するパラメータをプ
ロセス全体で一括して管理したい場合がある。管理項目
としては、データの一覧表示・一覧編集などがある。プ
ロセスに共通するパラメータの例としては、本発明の第
2の実施例の説明で用いた位置良否格納部16のID
や、本発明の第3の実施例における表示有無信号状態
や、本発明の第3の実施例における処理エリアの形状補
正情報等がある。また、例えば部分画像を用いてパター
ンマッチングを行う場合は、予め基準となる部分画像を
パラメータとして教示しておく必要があるが、部分画像
のようにデータ容量の大きなパラメータはFA用などの
システムではかなりメモリを圧迫するため、節約して使
いたい要求も大きい。そのためプロセスで共有して使い
たい場合が多い。このようなプロセスに共通するパラメ
ータを格納する目的でシステムデータ格納部26が設定
されている。システムデータ管理部27では、システム
データ格納部26に格納されているデータのうちプロセ
スに必要なデータを、ID管理部28によって特定する
番号もしくは名称によりアクセスできるような構造にな
っている。プロセス処理部2が実行されるときには、プ
ロセス解釈実行部3を通じてID管理部28よりシステ
ムデータのIDがプロセス処理部2に与えられる。プロ
セス処理部2内のシステムデータアクセス部29は、シ
ステムデータのIDを元に、システムデータ格納部26
より、必要なシステムデータをパラメータとして取得す
る。この説明ではID番号ではシステムデータ管理部よ
り直接受け取っているが、システムデータ管理部でシス
テムデータを設定するときに、IDをプロセスパラメー
タ格納部8に格納しておき、プロセス実行時はIDのみ
をブロック階層で管理されているパラメータとして受け
取っても良い。このように管理されているシステムデー
タは、システムデータ管理部27にて、ID管理部28
を通じてIDをキーとして一覧表示、一覧編集等が可能
となる。
ついて説明する。本発明における画像処理装置では、プ
ロセス処理部2の各プロセスで共通するパラメータをプ
ロセス全体で一括して管理したい場合がある。管理項目
としては、データの一覧表示・一覧編集などがある。プ
ロセスに共通するパラメータの例としては、本発明の第
2の実施例の説明で用いた位置良否格納部16のID
や、本発明の第3の実施例における表示有無信号状態
や、本発明の第3の実施例における処理エリアの形状補
正情報等がある。また、例えば部分画像を用いてパター
ンマッチングを行う場合は、予め基準となる部分画像を
パラメータとして教示しておく必要があるが、部分画像
のようにデータ容量の大きなパラメータはFA用などの
システムではかなりメモリを圧迫するため、節約して使
いたい要求も大きい。そのためプロセスで共有して使い
たい場合が多い。このようなプロセスに共通するパラメ
ータを格納する目的でシステムデータ格納部26が設定
されている。システムデータ管理部27では、システム
データ格納部26に格納されているデータのうちプロセ
スに必要なデータを、ID管理部28によって特定する
番号もしくは名称によりアクセスできるような構造にな
っている。プロセス処理部2が実行されるときには、プ
ロセス解釈実行部3を通じてID管理部28よりシステ
ムデータのIDがプロセス処理部2に与えられる。プロ
セス処理部2内のシステムデータアクセス部29は、シ
ステムデータのIDを元に、システムデータ格納部26
より、必要なシステムデータをパラメータとして取得す
る。この説明ではID番号ではシステムデータ管理部よ
り直接受け取っているが、システムデータ管理部でシス
テムデータを設定するときに、IDをプロセスパラメー
タ格納部8に格納しておき、プロセス実行時はIDのみ
をブロック階層で管理されているパラメータとして受け
取っても良い。このように管理されているシステムデー
タは、システムデータ管理部27にて、ID管理部28
を通じてIDをキーとして一覧表示、一覧編集等が可能
となる。
【0045】以上説明したように、本発明の第5の実施
例では、プロセス処理毎に与えるパラメータを格納して
いる手段とは別にデータを格納する手段と、システムデ
ータのうちプロセスに必要なデータを、特定する番号も
しくは名称により、プロセスに与えるパラメータとして
アクセスできる手段を有しているため、プロセスに共通
するパラメータの一括表示、一括設定、さらにプロセス
間で大容量パラメータを共有化することができ、非常に
使い勝手のよい画像処理装置の提供が可能となる。
例では、プロセス処理毎に与えるパラメータを格納して
いる手段とは別にデータを格納する手段と、システムデ
ータのうちプロセスに必要なデータを、特定する番号も
しくは名称により、プロセスに与えるパラメータとして
アクセスできる手段を有しているため、プロセスに共通
するパラメータの一括表示、一括設定、さらにプロセス
間で大容量パラメータを共有化することができ、非常に
使い勝手のよい画像処理装置の提供が可能となる。
【0046】次に本発明の第6の実施例について、以下
図面を参照して説明する。図6は、本発明の第6の実施
例の画像処理装置の構成を示す図である。図6におい
て、図1と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
図6において、30はプロセス実行順序格納部6と連動
してシステムデータを管理する実行順序管理部である。
31はシステムデータのIDとそれに対応する実行順序
を格納するID実行順序格納部である。
図面を参照して説明する。図6は、本発明の第6の実施
例の画像処理装置の構成を示す図である。図6におい
て、図1と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
図6において、30はプロセス実行順序格納部6と連動
してシステムデータを管理する実行順序管理部である。
31はシステムデータのIDとそれに対応する実行順序
を格納するID実行順序格納部である。
【0047】それでは図6に示す画像処理装置の動作に
ついて説明する。本発明の第6の実施例は、複数のプロ
セスで同じIDのシステムデータをアクセス編集する場
合の制御に関するものである。例えばあるIDについて
複数のプロセスが割り当てられていた場合、該当IDに
ついてのプロセスの割当がなくなったときに該当IDの
資源を解放する等の動作である。本発明の第6の実施例
では、システムデータのIDとそれに対応する実行順序
を格納するID実行順序格納部31を設け、プロセス実
行順序格納部6と連動してシステムデータを管理する実
行順序管理部30を用いて複数プロセスに対する制御を
実現している。
ついて説明する。本発明の第6の実施例は、複数のプロ
セスで同じIDのシステムデータをアクセス編集する場
合の制御に関するものである。例えばあるIDについて
複数のプロセスが割り当てられていた場合、該当IDに
ついてのプロセスの割当がなくなったときに該当IDの
資源を解放する等の動作である。本発明の第6の実施例
では、システムデータのIDとそれに対応する実行順序
を格納するID実行順序格納部31を設け、プロセス実
行順序格納部6と連動してシステムデータを管理する実
行順序管理部30を用いて複数プロセスに対する制御を
実現している。
【0048】実行順序管理部30の動作を示すのが(表
3),(表4),(表5),(表6),(表7),(表
8),(表9),(表10),(表11),(表1
2),(表13),(表14)である。
3),(表4),(表5),(表6),(表7),(表
8),(表9),(表10),(表11),(表1
2),(表13),(表14)である。
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】
【表5】
【0052】
【表6】
【0053】
【表7】
【0054】
【表8】
【0055】
【表9】
【0056】
【表10】
【0057】
【表11】
【0058】
【表12】
【0059】
【表13】
【0060】
【表14】 (表3),(表4),(表5)は、あるプロセスシーケ
ンスにおけるプロセス実行順序と該当プロセスのシステ
ムデータ使用状態、ID実行順序格納部31の状態、シ
ステムデータ自身の使用、未使用状態を示すものであ
る。(表6),(表7),(表8)は、(表3),(表
4),(表5)のプロセスシーケンスの状態から、実行
順序3のプロセスを削除した状態を示すものである。
(表9),(表10),(表11)は、(表6),(表
7),(表8)のプロセスシーケンスの状態から、さら
に実行順序2のプロセスを削除した状態を示すものであ
る。(表12),(表13),(表14)は、(表
9),(表10),(表11)のプロセスシーケンスの
状態から、今度はプロセスを追加した状態を示すもので
ある。まず(表3),(表4),(表5)の状態である
が、プロセスではシステムデータを使用しないものもあ
れば、IDが重複しているものもある。このときID実
行順序格納部31は、システムデータを使用している実
行順序についてのみ実行順序とシステムデータIDを格
納している。次に、(表3),(表4),(表5)から
(表6),(表7),(表8)の状態に移行するとき、
実行順序3のプロセスが削除されると、(表3),(表
4),(表5)で実行順序4であったプロセスが実行順
序3となる。そのときID実行順序格納部31は、実行
順序3に相当する組を探し、まずそれを削除する。そし
て実行順序制御と同様に、削除した順序以下の実行順序
を繰り上げる。そしてIDについては、削除後のすべて
の組について探し、システム使用状態が変わっていない
か、つまり実行順序格納部31に存在しているIDがシ
ステム使用状態と一致しているかどうか確認する。この
場合は一致しているので何もしない。次に、(表6),
(表7),(表8)から(表9),(表10),(表1
1)の状態に移行するとき、実行順序については(表
3),(表4),(表5)から(表6),(表7),
(表8)の状態に移行するときと同様の動作を行う。I
Dについても同様の動作を行うが、今回は実行順序格納
部31に存在しているIDがシステム使用状態と一致し
ていない、つまりID1がどこにも存在しないので、シ
ステムデータID1を未使用状態にする。このような動
作により同一IDの複数プロセスアクセス制御の実現が
可能である。
ンスにおけるプロセス実行順序と該当プロセスのシステ
ムデータ使用状態、ID実行順序格納部31の状態、シ
ステムデータ自身の使用、未使用状態を示すものであ
る。(表6),(表7),(表8)は、(表3),(表
4),(表5)のプロセスシーケンスの状態から、実行
順序3のプロセスを削除した状態を示すものである。
(表9),(表10),(表11)は、(表6),(表
7),(表8)のプロセスシーケンスの状態から、さら
に実行順序2のプロセスを削除した状態を示すものであ
る。(表12),(表13),(表14)は、(表
9),(表10),(表11)のプロセスシーケンスの
状態から、今度はプロセスを追加した状態を示すもので
ある。まず(表3),(表4),(表5)の状態である
が、プロセスではシステムデータを使用しないものもあ
れば、IDが重複しているものもある。このときID実
行順序格納部31は、システムデータを使用している実
行順序についてのみ実行順序とシステムデータIDを格
納している。次に、(表3),(表4),(表5)から
(表6),(表7),(表8)の状態に移行するとき、
実行順序3のプロセスが削除されると、(表3),(表
4),(表5)で実行順序4であったプロセスが実行順
序3となる。そのときID実行順序格納部31は、実行
順序3に相当する組を探し、まずそれを削除する。そし
て実行順序制御と同様に、削除した順序以下の実行順序
を繰り上げる。そしてIDについては、削除後のすべて
の組について探し、システム使用状態が変わっていない
か、つまり実行順序格納部31に存在しているIDがシ
ステム使用状態と一致しているかどうか確認する。この
場合は一致しているので何もしない。次に、(表6),
(表7),(表8)から(表9),(表10),(表1
1)の状態に移行するとき、実行順序については(表
3),(表4),(表5)から(表6),(表7),
(表8)の状態に移行するときと同様の動作を行う。I
Dについても同様の動作を行うが、今回は実行順序格納
部31に存在しているIDがシステム使用状態と一致し
ていない、つまりID1がどこにも存在しないので、シ
ステムデータID1を未使用状態にする。このような動
作により同一IDの複数プロセスアクセス制御の実現が
可能である。
【0061】以上説明したように、本発明の第6の実施
例では、システムデータを特定する番号もしくは名称お
よびプロセスの実行順序を格納する手段と、前記番号も
しくは名称およびプロセス実行順序格納手段によりシス
テムデータを管理する手段を有しているため、同一ID
の複数プロセスアクセス制御の実現を容易に行うことが
できる。本発明の第5もしくは第6の実施例において、
システムデータIDをユーザーが意識する場合は本発明
の第6の実施例の制御動作は必ずしも必要ではないが、
ユーザーにシステムIDを見せたくない場合は本発明の
第6の実施例で行っている制御が必要となる。例えばシ
ステムデータを使用しているプロセスをシーケンスに追
加する場合、ユーザーにシステムIDを見せたくなけれ
ば、システムからIDを自動的に取得する必要がある。
このときシステムデータの使用未使用状態が明確である
必要がある。(表9),(表10),(表11)の状態
から(表12),(表13),(表14)の状態に行く
ときは、ID実行順序格納部31もしくはシステムデー
タ使用状態をみてあいているIDを割当て、ID実行順
序格納部31にデータを追加している。
例では、システムデータを特定する番号もしくは名称お
よびプロセスの実行順序を格納する手段と、前記番号も
しくは名称およびプロセス実行順序格納手段によりシス
テムデータを管理する手段を有しているため、同一ID
の複数プロセスアクセス制御の実現を容易に行うことが
できる。本発明の第5もしくは第6の実施例において、
システムデータIDをユーザーが意識する場合は本発明
の第6の実施例の制御動作は必ずしも必要ではないが、
ユーザーにシステムIDを見せたくない場合は本発明の
第6の実施例で行っている制御が必要となる。例えばシ
ステムデータを使用しているプロセスをシーケンスに追
加する場合、ユーザーにシステムIDを見せたくなけれ
ば、システムからIDを自動的に取得する必要がある。
このときシステムデータの使用未使用状態が明確である
必要がある。(表9),(表10),(表11)の状態
から(表12),(表13),(表14)の状態に行く
ときは、ID実行順序格納部31もしくはシステムデー
タ使用状態をみてあいているIDを割当て、ID実行順
序格納部31にデータを追加している。
【0062】
【発明の効果】本発明の第1の発明によれば、計測値を
格納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプ
ロセス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与え
るパラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメー
タの種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス
毎にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形
式に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集す
る手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パ
ラメータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集
手段で指定された順序で実行させる手段を有しているた
め、プロセスに与えるパラメータ量が多くなっても、効
率的にパラメータを格納することができるためメモリが
節約でき、メモリ容量の小さいFA用画像処理装置でも
十分実用的な認識処理論理の構築が可能となる。また、
画像処理の分野では、ある目的を果たすための方法は一
般に数多くあり、対象物の形状・コントラスト・要求精
度・処理速度等の条件により適切なものを選んで運用し
なければならない。そのため、用意された方法をすべて
は使用せず、ある部分だけを選んで適用することにな
る。本発明の第1の発明はそのようなFA用画像処理装
置の特質を利用した発明であり、本発明により、従来の
プロセスが小さな処理単位であったものを、「エッジ検
出」レベルの大きなまとまりにすることができるため、
少ないプロセス数で認識処理の構築が可能となり、非常
に使いやすく実用的なシステムとなる。また本発明の第
1の発明では、プロセスに与えるパラメータを、モード
を変えることにより違う形式に書き換えることが可能で
あるため、モードを追加することにより、機能の追加や
バージョンアップも容易に可能となる。
格納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプ
ロセス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与え
るパラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメー
タの種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス
毎にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形
式に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集す
る手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パ
ラメータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集
手段で指定された順序で実行させる手段を有しているた
め、プロセスに与えるパラメータ量が多くなっても、効
率的にパラメータを格納することができるためメモリが
節約でき、メモリ容量の小さいFA用画像処理装置でも
十分実用的な認識処理論理の構築が可能となる。また、
画像処理の分野では、ある目的を果たすための方法は一
般に数多くあり、対象物の形状・コントラスト・要求精
度・処理速度等の条件により適切なものを選んで運用し
なければならない。そのため、用意された方法をすべて
は使用せず、ある部分だけを選んで適用することにな
る。本発明の第1の発明はそのようなFA用画像処理装
置の特質を利用した発明であり、本発明により、従来の
プロセスが小さな処理単位であったものを、「エッジ検
出」レベルの大きなまとまりにすることができるため、
少ないプロセス数で認識処理の構築が可能となり、非常
に使いやすく実用的なシステムとなる。また本発明の第
1の発明では、プロセスに与えるパラメータを、モード
を変えることにより違う形式に書き換えることが可能で
あるため、モードを追加することにより、機能の追加や
バージョンアップも容易に可能となる。
【0063】本発明の第2の発明によれば、計測値を格
納する手段と、前記計測位置格納手段を入出力とするプ
ロセス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与え
るパラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメー
タの種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス
毎にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形
式に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集す
る手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パ
ラメータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集
手段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、位置格納手段と良否格納手段を有する計測値格納手
段と、前記位置格納手段と良否格納手段に対し、プロセ
スに必要な単位のデータを特定する番号もしくは名称を
指定できる編集手段と、前記番号もしくは名称により計
測格納手段をプロセスの入出力としてアクセスできるプ
ロセス処理手段を有しているため、プロセスのパラメー
タである設定入出力を特定する番号もしくは名称の設定
数は、従来例の約3分の1と、少なくなるため使い勝手
のよい画像処理装置の提供が可能となる。また、本発明
の第2の発明は、「位置」「良否」「その他計測値」の
形にプロセスの入出力を標準化していることになり、プ
ロセス間のソフト接続も簡潔になる。これは、FA用画
像処理装置の主目的が「位置決め」「良否判定」であ
り、その目的にあった形式になっている。そのため多く
のプロセスについて適用が可能であり、プロセス処理を
目的志向の処理にしやすい形式といえる。さらに実施例
の説明をはじめ、非常に多くのアプリケーションにおい
て「位置」「良否」だけのプロセスの接続だけで認識論
理構築が可能であり、汎用性の高い装置が提供できる。
納する手段と、前記計測位置格納手段を入出力とするプ
ロセス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与え
るパラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメー
タの種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス
毎にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形
式に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集す
る手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パ
ラメータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集
手段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、位置格納手段と良否格納手段を有する計測値格納手
段と、前記位置格納手段と良否格納手段に対し、プロセ
スに必要な単位のデータを特定する番号もしくは名称を
指定できる編集手段と、前記番号もしくは名称により計
測格納手段をプロセスの入出力としてアクセスできるプ
ロセス処理手段を有しているため、プロセスのパラメー
タである設定入出力を特定する番号もしくは名称の設定
数は、従来例の約3分の1と、少なくなるため使い勝手
のよい画像処理装置の提供が可能となる。また、本発明
の第2の発明は、「位置」「良否」「その他計測値」の
形にプロセスの入出力を標準化していることになり、プ
ロセス間のソフト接続も簡潔になる。これは、FA用画
像処理装置の主目的が「位置決め」「良否判定」であ
り、その目的にあった形式になっている。そのため多く
のプロセスについて適用が可能であり、プロセス処理を
目的志向の処理にしやすい形式といえる。さらに実施例
の説明をはじめ、非常に多くのアプリケーションにおい
て「位置」「良否」だけのプロセスの接続だけで認識論
理構築が可能であり、汎用性の高い装置が提供できる。
【0064】本発明の第3の発明によれば、計測値を格
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理個別の内容表示有無設定手段と、逐次
実行されるプロセス処理全体の内容表示有無設定手段
と、前記表示設定信号に基づき処理内容を表示できるプ
ロセス処理手段を有しているため、処理時間を節約した
り必要な管理項目のみ表示させたりする目的でのきめ細
かな表示制御と、一括設定による簡易な設定の両方が可
能となるため、使い勝手のよい画像処理装置が提供でき
る。
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理個別の内容表示有無設定手段と、逐次
実行されるプロセス処理全体の内容表示有無設定手段
と、前記表示設定信号に基づき処理内容を表示できるプ
ロセス処理手段を有しているため、処理時間を節約した
り必要な管理項目のみ表示させたりする目的でのきめ細
かな表示制御と、一括設定による簡易な設定の両方が可
能となるため、使い勝手のよい画像処理装置が提供でき
る。
【0065】本発明の第4の発明によれば、計測値を格
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、処理エリアの形状及び補正情報を編集格納するプロ
セス共通の手段と、前記計測値格納手段から位置を読み
込み処理エリアの位置設定を行うプロセス共通の手段を
有しているため、よく使われる処理エリアの位置補正も
簡単に実現することができる。特に本発明の第2の発明
との組み合わせでは、IDを指定するだけで位置データ
の設定が可能であり、設定項目数の少ない使い勝手のよ
いシステムの構築が可能である。
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、処理エリアの形状及び補正情報を編集格納するプロ
セス共通の手段と、前記計測値格納手段から位置を読み
込み処理エリアの位置設定を行うプロセス共通の手段を
有しているため、よく使われる処理エリアの位置補正も
簡単に実現することができる。特に本発明の第2の発明
との組み合わせでは、IDを指定するだけで位置データ
の設定が可能であり、設定項目数の少ない使い勝手のよ
いシステムの構築が可能である。
【0066】本発明の第5の発明によれば、計測値を格
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理毎に与えるパラメータを格納している
手段とは別にデータを格納する手段と、前記データのう
ちプロセスに必要なデータを、特定する番号もしくは名
称により、プロセスに与えるパラメータとしてアクセス
できる手段を有しているため、プロセスに共通するパラ
メータの一括表示、一括設定、さらにプロセス間で大容
量パラメータの共有化を可能にし、使い勝手のよい画像
処理装置を提供できる。さらに本発明の第5の発明は上
記項目以外にも、プロセスに共通するパラメータの一括
管理に使用可能である。
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理毎に与えるパラメータを格納している
手段とは別にデータを格納する手段と、前記データのう
ちプロセスに必要なデータを、特定する番号もしくは名
称により、プロセスに与えるパラメータとしてアクセス
できる手段を有しているため、プロセスに共通するパラ
メータの一括表示、一括設定、さらにプロセス間で大容
量パラメータの共有化を可能にし、使い勝手のよい画像
処理装置を提供できる。さらに本発明の第5の発明は上
記項目以外にも、プロセスに共通するパラメータの一括
管理に使用可能である。
【0067】本発明の第6の発明によれば、計測値を格
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理毎に与えるパラメータを格納している
手段とは別にデータを格納する手段と、前記データのう
ちプロセスに必要なデータを、特定する番号もしくは名
称により、プロセスに与えるパラメータとしてアクセス
できる手段を有するとともに、プロセス処理毎に与える
パラメータを格納している手段とは別に格納されている
データを特定する番号もしくは名称およびプロセスの実
行順序を格納する手段と、前記番号もしくは名称および
プロセス実行順序格納手段によりプロセス処理毎に与え
るパラメータを格納している手段とは別に格納されてい
るデータを管理する手段を有しているため、複数プロセ
スがプロセスに共通する同じパラメータを使用する際の
アクセス制御の実現を容易に行い、使い勝手のよい画像
処理装置を提供できる。特にユーザーにシステムIDを
見せたくない場合のID自動設定制御等に効果を発揮す
る。
納する手段と、前記計測値格納手段を入出力とするプロ
セス処理手段と、ブロック階層にてプロセス毎に与える
パラメータを格納する手段と、ブロック毎にパラメータ
の種別を示すモード信号を格納する手段と、プロセス毎
にパラメータの形式を格納する手段と、パラメータ形式
に基づきモードに該当するパラメータのみ選択編集する
手段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、パラ
メータおよびモード信号を与えてプロセスを前記編集手
段で指定された順序で実行させる手段を有するととも
に、プロセス処理毎に与えるパラメータを格納している
手段とは別にデータを格納する手段と、前記データのう
ちプロセスに必要なデータを、特定する番号もしくは名
称により、プロセスに与えるパラメータとしてアクセス
できる手段を有するとともに、プロセス処理毎に与える
パラメータを格納している手段とは別に格納されている
データを特定する番号もしくは名称およびプロセスの実
行順序を格納する手段と、前記番号もしくは名称および
プロセス実行順序格納手段によりプロセス処理毎に与え
るパラメータを格納している手段とは別に格納されてい
るデータを管理する手段を有しているため、複数プロセ
スがプロセスに共通する同じパラメータを使用する際の
アクセス制御の実現を容易に行い、使い勝手のよい画像
処理装置を提供できる。特にユーザーにシステムIDを
見せたくない場合のID自動設定制御等に効果を発揮す
る。
【図1】本発明の第1の実施例の画像処理装置の構成を
示す図
示す図
【図2】本発明の第2の実施例の画像処理装置の構成を
示す図
示す図
【図3】本発明の第3の実施例の画像処理装置の構成を
示す図
示す図
【図4】本発明の第4の実施例の画像処理装置の構成を
示す図
示す図
【図5】本発明の第5の実施例の画像処理装置の構成を
示す図
示す図
【図6】本発明の第6の実施例の画像処理装置の構成を
示す図
示す図
【図7】本発明の第1の実施例において、エッジ検出プ
ロセスで、プロセスパラメータをブロック階層にて管理
している事例を説明する図
ロセスで、プロセスパラメータをブロック階層にて管理
している事例を説明する図
【図8】本発明の第2の実施例において、部品のリード
線の曲がりを検査するプロセスのシーケンスの動作を説
明する図
線の曲がりを検査するプロセスのシーケンスの動作を説
明する図
【図9】従来のプロセス逐次実行型の画像処理装置の構
成を示す図
成を示す図
【図10】対象物のエッジを検出するために必要な処理
と対応する従来のプロセス例を示す図
と対応する従来のプロセス例を示す図
1 計測値格納部 2 プロセス処理部 3 プロセス解釈実行部 4 プロセス種別解釈起動部 5 プロセスパラメータ展開部 6 プロセス実行順序格納部 7 プロセス実行順序編集部 8 プロセスパラメータ格納部 9 プロセス階層パラメータ格納部 10 ブロック毎モード格納部 11 プロセスパラメータタイプ格納部 12 プロセスパラメータ編集部 13 ブロック毎モード設定部 14 該当モードパラメータ設定部 15 モード識別部 16 位置良否格納部 17 位置格納部 18 良否格納部 19 位置良否ID設定部 20 位置良否アクセス部 21 プロセス個別表示設定部 22 プロセス全体表示選択管理部 23 処理内容表示部 24 処理エリア形状補正情報選択管理部 25 処理エリア設定部 26 システムデータ格納部 27 システムデータ管理部 28 ID管理部 29 システムデータアクセス部 30 実行順序管理部 31 ID実行順序格納部 32 計測値格納部 33 プロセス処理部 34 プロセス解釈実行部 35 プロセス実行順序格納部 36 プロセス実行順序編集部 37 プロセスパラメータ格納部 38 プロセスパラメータタイプ格納部 39 プロセスパラメータ編集部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 加納 秀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 吉井 宏治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 堀上 欣司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−130583(JP,A) 特開 平3−73666(JP,A) 特開 平3−202974(JP,A) 特開 平5−233773(JP,A) 特開 平3−53765(JP,A) Ramakant Nevatia 著,南敏監訳,「人工知能・コンピュー タビジョンのための画像認識と画像理 解」,第1刷,啓学出版株式会社,1986 年8月 森俊二、坂倉栂子著,「画像認識の基 礎[1]−前処理と形の特徴抽出−」, 第1版第2刷,株式会社オーム社,1991 年7月 森俊二、坂倉栂子著,「画像認識の基 礎[2]−特徴抽出,エッジ検出,テク スチャー解析−」,第1版第1刷,株式 会社オーム社,1990年4月 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 7/00 - 7/60 G01B 11/24
Claims (6)
- 【請求項1】 プロセスの処理結果としての計測値を格
納する手段と、前記計測値格納手段からの計測値を入出
力とするプロセス処理手段と、ブロック階層にてプロセ
ス毎に与えるパラメータを格納するブロック階層パラメ
ータ格納部と、ブロック毎にパラメータの種別を示すモ
ード信号を格納するブロック毎モード格納手段と、プロ
セス毎にパラメータの形式を格納するプロセスパラメー
タ形式格納手段と、パラメータ形式に基づき、ブロック
毎のパラメータの種別を示すモード信号を前記ブロック
毎モード格納手段に設定するブロック毎モード設定部な
らびに前記ブロック毎モード設定部により設定されたモ
ードのみに該当するパラメータのみを前記ブロック階層
パラメータ格納部に設定する該当モードパラメータ設定
部とからなり、該当するパラメータのみ選択編集する手
段と、プロセス処理実行順序を編集する手段と、前記プ
ロセスパラメータ形式格納手段に格納されている該当プ
ロセスのパラメータ形式に基づき、前記ブロック毎モー
ド格納手段に格納されているモード信号に該当するパラ
メータのみを前記プロセスパラメータ形式格納手段より
取り出し、前記プロセス処理手段に与えてプロセスを前
記編集手段で指定された順序で実行させる手段を有する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 位置格納手段と良否格納手段を有する計
測値格納手段と、前記位置格納手段と良否格納手段に対
し、プロセスに必要な単位のデータを特定する番号もし
くは名称を指定できる編集手段とを有し、プロセス処理
手段が前記番号もしくは名称により前記計測値格納手段
をプロセスの入出力としてアクセスできる位置良否アク
セス手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像
処理装置。 - 【請求項3】 プロセス処理個別の内容表示有無設定手
段と、逐次実行されるプロセス処理全体の内容表示有無
設定手段を有し、プロセス処理手段が表示設定信号に基
づき処理内容を表示できる処理内容表示手段を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 処理エリアの形状及び補正情報を編集格
納するプロセス共通の手段を有し、プロセス処理手段が
計測値格納手段から位置を読み込み処理エリアの位置設
定を行うプロセス共通の手段を有することを特徴とする
請求項1または2記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 プロセス処理毎に与えるパラメータを格
納している手段とは別にデータを格納する手段を有し、
前記プロセス処理部が、前記データのうちプロセスに必
要なデータを、特定する番号もしくは名称により、プロ
セスに与えるパラメータとしてアクセスできるシステム
データアクセス手段を有することを特徴とする請求項1
または2または3または4記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 請求項5記載のプロセス処理毎に与える
パラメータを格納している手段とは別に格納されている
データを特定する番号もしくは名称およびプロセスの実
行順序を格納する手段と、前記場合もしくは名称および
プロセス実行順序格納手段により請求項5記載のプロセ
ス処理毎に与えるパラメータを格納している手段とは別
に格納されているデータを管理する手段を有することを
特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
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---|---|---|---|
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US08/374,086 US5764817A (en) | 1994-01-19 | 1995-01-18 | Image processing apparatus for effecting a series of processes |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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ID=11571318
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---|---|---|---|
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---|---|
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JP (1) | JP3248328B2 (ja) |
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JP5415182B2 (ja) * | 2009-08-19 | 2014-02-12 | 株式会社キーエンス | 画像処理装置及びプログラム作成支援装置並びに画像処理方法 |
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---|---|---|---|---|
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US5309522A (en) * | 1992-06-30 | 1994-05-03 | Environmental Research Institute Of Michigan | Stereoscopic determination of terrain elevation |
EP0626661A1 (en) * | 1993-05-24 | 1994-11-30 | Societe D'applications Generales D'electricite Et De Mecanique Sagem | Digital image processing circuitry |
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-
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- 1995-01-13 KR KR1019950000499A patent/KR0180923B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-01-18 US US08/374,086 patent/US5764817A/en not_active Expired - Fee Related
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Title |
---|
Ramakant Nevatia著,南敏監訳,「人工知能・コンピュータビジョンのための画像認識と画像理解」,第1刷,啓学出版株式会社,1986年8月 |
森俊二、坂倉栂子著,「画像認識の基礎[1]−前処理と形の特徴抽出−」,第1版第2刷,株式会社オーム社,1991年7月 |
森俊二、坂倉栂子著,「画像認識の基礎[2]−特徴抽出,エッジ検出,テクスチャー解析−」,第1版第1刷,株式会社オーム社,1990年4月 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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KR950024105A (ko) | 1995-08-21 |
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