JP3666921B2 - 文書情報コピー装置及び文書情報コピー方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶手段に記憶している文書情報を他の記憶手段へコピーする文書情報コピー装置及び文書情報コピー方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、文書処理装置等の記憶部に記憶されている文書を他の記憶装置へコピーする文書情報コピー装置において、文書のコピーを指示されたときは、その文書のコピーのみを行い、当該文書の検索に用いられる象徴画像(画像インデックス)情報はコピーされていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、上記従来の文書情報コピー装置によりコピーされた文書をコピー先の記憶装置においては、前記象徴画像を用いた検索を行うことができない。即ち、コピーされた文書を象徴画像を用いて検索したい場合は、文書をコピーした後、改めて象徴画像の登録を実行しなければならず、操作が繁雑になるという問題点があった。
【0004】
本発明は上記従来の問題点にを解決するためになされたもので、文書をコピーする際に、象徴画像情報を新たに登録するという繁雑さを解消し、コピーした文書に対して容易に象徴画像情報による検索を行うことができる文書情報コピー装置及び文書情報コピー方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の第1の形態は、文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像情報とを記憶している記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定する範囲指定手段と、該範囲指定手段により指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーするコピー手段と、該コピー手段による文書情報のコピー実行時に前記文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成する象徴画像情報生成手段と、該生成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する管理情報作成手段とを備え、前記象徴画像情報生成手段は、前記コピー手段によりコピーされる文書情報の象徴画像の選択情報と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像の登録情報とに基づき、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の第2の形態は、文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像情報とを記憶している記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定する範囲指定手段と、該範囲指定手段により指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーするコピー手段と、該コピー手段による文書情報のコピー実行時に前記文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成する象徴画像情報生成手段と、該生成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する管理情報作成手段と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像の中から、所定の象徴画像を選択する選択手段とを備え、前記象徴画像情報生成手段は、前記選択手段により選択された象徴画像の選択情報に基づき、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の第3の形態は、文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像情報とを記憶している記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定する範囲指定手段と、該範囲指定手段により指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーするコピー手段と、該コピー手段による文書情報のコピー実行時に前記文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成する象徴画像情報生成手段と、該生成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する管理情報作成手段と、前記記憶手段に記憶されている象徴画像と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像との対応関係を設定する第1の設定手段とを備え、前記象徴画像情報生成手段は、前記第1の設定手段により設定された対応関係に基づき、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の第4の形態は、文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像情報とを記憶している記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定する範囲指定手段と、該範囲指定手段により指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーするコピー手段と、該コピー手段による文書情報のコピー実行時に前記文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成する象徴画像情報生成手段と、該生成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する管理情報作成手段とを備え、前記象徴画像情報生成手段は、前記コピー手段によりコピーされる文書情報の象徴画像を前記記憶手段から前記他の記憶手段へコピーすることにより、前記コピーされる文書情報の象徴画像を前記他の記憶手段上に生成すると共に、前記象徴画像情報生成手段は、前記他の記憶手段へコピーされる文書情報の象徴画像の選択情報と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像の登録情報とに基づき、前記他の記憶手段における象徴画像の登録情報と、前記コピーされる象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の第5の形態は、文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像情報とを記憶している記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定する範囲指定手段と、該範囲指定手段により指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーするコピー手段と、該コピー手段による文書情報のコピー実行時に前記文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成する象徴画像情報生成手段と、該生 成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する管理情報作成手段とを備え、前記象徴画像情報生成手段は、前記コピー手段によりコピーされる文書情報の象徴画像を前記記憶手段から前記他の記憶手段へコピーすることにより、前記コピーされる文書情報の象徴画像を前記他の記憶手段上に生成すると共に、前記象徴画像情報生成手段は、前記他の記憶手段上における象徴画像のコピー先において、前記コピーされる象徴画像と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像との重複が起こらないようにすべく、前記他の記憶手段における象徴画像の登録情報及びコピーされる象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする。
【0006】
【作用】
本発明によれば、記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定すると、指定された範囲の文書情報が他の記憶手段へコピーされ、コピー実行時に前記文書情報の検索のための象徴画像情報が前記他の記憶手段上に生成され、該生成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報が作成される。
【0007】
【実施例】
(第1実施例)
以下、図面を参照して本発明の第1実施例を説明する。
【0008】
図1は、本実施例にかかる文書情報コピー装置を採用した文書処理装置の構成を示すブロック図である。同図において、文書処理装置は、システム全体を制御する中央演算処理部(CPU)10と、CPU10がシステム全体を制御するためのプログラムやデータが格納されているリードオンリーメモリ(ROM)11と、CPU10のワークメモリ等として使用するランダムアクセスメモリ(RAM)12と、画像読取インターフェース(I/F)21を介して画像データを読み取る画像読取部22に接続されており該画像読取部22から読み出された画像データを制御する画像データフローコントローラ20と、磁気ディスク33,322へ書き込むデータ或いは磁気ディスク33,322から読み込んだデータをコントロールするディスクデータフローコントローラ30と、出力データフローコントローラ40と、キーボード51から入力される文字或いは制御指令等のキー入力データを受け取りCPU10に供給するキーボードインターフェース(I/F)50と、マウス等のポインティングデバイス61からの入力データを受取りCPU10に供給するポインティングデバイスインターフェース(I/F)60と、ファンクションキー70と、キー入力データ及び年月日時分秒を計時する計時ユニット80と、外部通信網(不図示)を介して受信したデータをCPU10に供給したり前記外部通信網へデータを送信する通信用インターフェース(I/F)90とを有する。
【0009】
上記構成要素10〜12,20,30,40,50,60,70,80,90は、アドレス及びデータのバスラインであるCPUバスBを介して相互に接続されている。
【0010】
ディスクデータフローコントローラ30はディスクドライブインターフェース(I/F)31に接続され、該ディスクドライブI/F31は、画像データの記憶及び該データの検索に必要な情報を格納する磁気ディスク33に対してデータ等の書き込みや読み出しを行うディスクドライブ320と、外部磁気ディスク322に対してディスクドライブ320と同様の処理を行う外部ディスクドライブ321とに接続されている。
【0011】
出力データフローコントローラ40は、印刷部42及び、例えば液晶ディスプレイ又はCRT(陰極線管)からなる表示部44に、印刷部インターフェース(I/F)41,表示部インターフェース(I/F)を介して夫々接続され、前記表示部44が表示するデータ及び前記印刷部42が印刷するデータをコントロールする。
【0012】
ここで、上記構成において行われる文書(原稿画像)の記録及び検索動作について説明する。
【0013】
本実施例では、文書の記録を実行する前に、「画像インデックス」と称する、今後記録しようとする文書に関連のある象徴画像及びこれに付随する情報を予め磁気ディスク33に記録する。具体的には、一つのインデックス画像毎に、操作者が、ファンクションキー70等を用いて、表示部44の画面上の表示位置を指定する。例えば、図2の表示部44に表示されている「部品」の文字画像を画像インデックスとして左上の斜線で示した位置fに表示したいときは、表示部44の下方に横一列に配されているファンクションキー70のうち最も左のファンクションキー(図中、“1”を付してある)を2回押下することによりその位置を指定できるように構成する。
【0014】
この操作を繰り返して複数の画像インデックスを登録すると、図3に示すように、指定された画像インデックス登録位置(例えばa,b,e,f,……)に対応するビット位置に“1”が立った画像インデックスマップが磁気ディスク33上に生成される。
【0015】
画像インデックスの設定登録後、文書を磁気ディスク33等に記録するときは、CPU10の制御により、図4に示す形式で、画像インデックスが表示部44に表示される。ここで、操作者は、これから記録しようとする文書に関係のあるインデックス画像をファンクションキー70を用いて選択する。例えば、文書名が「部品図面」である文書を記録する場合は、画像インデックスの中からaとeのインデックス画像を選択する。aとeのインデックス画像を選択することにより、図5に示すように、選択した画像インデックスに対応するビット位置に“1”が立った画像インデックスパターンが生成される。なお、画像インデックスを選択するときに、図4においてまだインデックス画像が登録されていないgの位置に、記録しようとする文書の文書名等の他の検索情報を新たに入力することも可能である。
【0016】
そして、画像インデックスが選択され或いは他の検索情報が入力されて画像インデックスパターンが生成された後、文書が磁気ディスク33に記録される。
【0017】
このようにして文書の記録が終了したとき、磁気ディスク33上に存在する文書管理ファイルに、記録した文書のレコードが生成される。この文書管理ファイルの形式の一例を図6に示す。文書管理ファイルは、画像インデックスパターンと、検索情報(文書名)と、総ページ数と、ページファイルポインタとから成る文書毎に生成されるレコードから構成される。
【0018】
例えば、上述した手法により記録された「部品図面」のレコードには、文書管理ファイルの第2段に記録されているように、画像インデックスパターンとして図5に示した[100010……]が、文書名として「部品図面」がそれぞれ記録されている。
【0019】
記録した文書の各ページに関する情報は、解像度(ファイン・ノーマル)を示す画像属性と磁気ディスク33上の文書の画像データの位置を管理するためのnodeとから成るページ管理ファイルに記録されている。ページ管理ファイルは文書管理ファイルとは別に磁気ディスク33上に設けられ、上述した文書管理ファイルのページファイルポインタの欄には、ページ管理ファイル内の、当該文書の最初のページに関するレコードの番号が示される。
【0020】
本実施例において、文書の画像データは、周知のMH(Modified Huffman)、MR(Modified READ)、MMR(Modified Modified READ)等の符号化により圧縮画像データとして磁気ディスク33上に記録されており、当該画像データの磁気ディスク33上の位置は、nodeテーブルというデータテーブルを、磁気ディスク33上に設けることにより管理される。nodeテーブルは、図6に示すように、周知のFAT(File Allocation Table)のどの位置が当該ページの画像データについてのものであるかを示す「FATエントリ」と、その画像データのサイズ(バイト数)を示す「データサイズ」とを1レコードとするテーブルであり、該nodeテーブル上のレコードの位置を示す数値を「node」と称する。nodeは、上述したページ管理ファイルにおいて、各ページ毎に記されている。
【0021】
上述した文書記録動作は、文書の画像データを磁気ディスク33に書き込み、nodeテーブル、ページ管理ファイル及び文書管理ファイルに、当該画像データのレコードを追加することによって終了する。
【0022】
次に、文書の画像データの検索動作について説明する。検索時には、図4と同様に、画像インデックスが表示部44に表示される。
【0023】
この状態で、操作者がファンクションキー70を用いて、表示された画像インデックスの中から所望の画像インデックスを選択する、或いは、検索したい文書名を図4の「文書名」欄iに、キーボード51を用いて入力する。次いで、CPU10が、文書管理ファイル内のレコードをチェックして、選択された画像インデックス又は入力された文書名が一致するレコードを選択する。
【0024】
例えば、操作者が、図4に示した表示部44の画像インデックスのa、即ち「部品」の文字画像を含む画像インデックスのみを選択した場合は、CPU10により、選択されたインデックス画像を示すビット位置に“1”が立っている画像インデックスパターンを保有するレコードの全て、即ち図6の文書管理ファイルのレコードの中から一番上のレコードである「部品カタログ」と、2番目及び4番目のレコードである「部品図面」とが選択される。
【0025】
また、文書名として例えば「部品図面」が入力された場合は、2番目と4番目のレコードである「部品図面」が、CPU10により選択される。
【0026】
複数の文書が選択された場合は、CPU10は表示部44にその内容を表示して、その中から1つの文書を操作者に選択させる。
【0027】
操作者により、1つの文書が選択されると、CPU10は、その文書のレコードのページファイルポインタに基づいて当該文書の第1ページのレコードを図6のページ管理ファイルから取り出す。そして、取り出したレコードにおいて特定されているnodeに基づいてnodeテーブルから第1ページのFATエントリを得て、ディスクドライブ320を制御して磁気ディスク33から順次画像データを読み出す。このようにして取り出されたデータは、CPU10の制御により、ディスクデータフローコントローラ30から出力データフローコントローラ40に転送され、表示部44に表示される。
【0028】
次に、上述したように動作する文書処理装置において、磁気ディスク間で行われる文書コピーについて、図7乃至図14を参照して説明する。図7は、コピー元である磁気ディスクD1内のデータ構成を説明するための図である。磁気ディスクD1内には、データ圧縮されて上述した手順により記録された文書の画像データ、画像インデックス、及び管理ファイルF1が存在する。
【0029】
図8は、図7に示した管理ファイルF1の構成を説明する図である。管理ファイルF1は、図6に示した形式からなる文書管理ファイル、ページ管理ファイル、nodeテーブル、及びインデックスマップから構成される。
【0030】
図9はコピー先である磁気ディスクD2内の、コピー実行前のデータ構成を示す図であり、図10は図9に示した管理ファイルF2の構成を示す図である。図9及び図10に示した磁気ディスクD2は、図7及び図8に示した磁気ディスクD1と同様に構成されている。
【0031】
図11は、文書コピーを実行する際に表示部44に表示される文書コピー画面を示す。図中44aはコピー対象である文書の1ページ毎のデータ(ページ画像)を表示する領域、44bは領域44aに表示されるページ画像を有する文書の文書名を表示する領域、44cは当該文書に付加されている画像インデックスを表示する領域、44dは分母が文書の総ページ数、分子が表示しているページ画像のページ数を表示する領域、44eは該文書のコピーを実行するページ範囲の設定を表示する領域である。
【0032】
領域44aに表示されるページ画像は、キーボード51やファンクションキー70等を操作することにより切り替えることができる。領域44eにおけるページ範囲指定は、キーボード51により「開始ページ」及び「終了ページ」を入力することによって行う。
【0033】
例えば、図7のコピー元磁気ディスクD1に記憶されている文書名「サンプル」という文書をコピーする場合は、領域44aには図7の文書データを記憶するエリアに記憶されている当該文書「サンプル」のデータ(ページ画像)が表示され、領域44bには文書名「サンプル」が表示される。また、領域44cには図8に示した文書管理ファイル中の画像インデックスパターン[101000……]に対応する画像インデックス「A」及び「C」が表示され、領域44dには総ページ数として文書管理ファイルの「総ページ数」の欄にある「3」が表示され、表示ページとしてこの場合は「1」が表示されている。
【0034】
図12は、文書コピー時にRAM12に書き込まれる管理データ3の形式を示す図である。該管理データ3は、図11に示した文書コピー画面で範囲指定された、コピーする文書の「開始ページ」及び「終了ページ」と、「コピー実行ページ」と、「コピー終了ページ数」とからなる。コピー実行ページの初期値は開始ページと同じ数値に設定され、コピー終了ページ数の初期値は1である。
【0035】
上記構成において、本実施例による磁気ディスク間の文書コピーは、操作者がコピー元磁気ディスクD1をディスクドライブ320に入れ、コピー先磁気ディスクD2を外部ディスクドライブ321に入れた後、CPU10が図13のフローチャートで示される処理を実行することにより行われる。なお、CPU10がこのフローチャートの処理を実行するためのプログラムはROM11に格納されている。
【0036】
まず、文書コピーを実行するときは、図11に示した文書コピー画面が表示される(ステップS1)。ここで、操作者は、キーボード51又はファンクションキー70を用いてコピーしたい文書中の任意のページを領域44aに表示させ(ステップS2)、文書中のページ範囲指定を行う(ステップS3)。このとき、CPU10は図12に示した管理データ3を生成し、RAM12に書き込む(ステップS4)。
【0037】
次に、CPU10は、コピー元磁気ディスクD1に記憶されている、管理データ3の「コピー実行ページ」が示すページの画像データをコピー先磁気ディスクD2にコピーする(ステップS5)。このとき、CPU10は画像データのFATエントリとデータサイズを知ることができるので、このレコードをコピー先磁気ディスクD2内の管理ファイルF2のnodeテーブルに追加する(ステップS6)。
【0038】
次に、CPU10は、上記ステップS6で追加したnodeテーブルのnodeを管理ファイルF2内のページ管理ファイルの最後に追加して、管理データ3の「コピー実行ページ」が示すページの画像属性を管理ファイルF1からコピーする(ステップS7)。そして、CPU10は、管理データ3の「コピー実行ページ」の値と「開始ページ」の値とを比較し(ステップS8)、その結果が等しいときは、管理ファイルF2の文書管理ファイルの最後に、上記ステップS7で書き込んだページ管理ファイルのページファイルポインタを追加すると共に、管理データ3の「コピー実行ページ」が示すページの検索情報をコピー元磁気ディスクD1からコピー先磁気ディスクD2にコピーし、更に後述する手法によって画像インデックスパターンを生成することにより、文書管理ファイルの修正を行う(ステップS9)。
【0039】
一方、ステップS8で、管理データ3の「コピー実行ページ」の値と「開始ページ」の値とが異なるとき(即ち、2ページ目以降のコピーを実行しているとき)は、ステップS9の文書管理ファイルの修正処理は行わずにステップS10に進む。
【0040】
次に、CPU10は、管理ファイルF2内の文書管理ファイルの「総ページ数」の欄に、管理データ3の「コピー終了ページ数」の値を書き込んだ後(ステップS10)、管理データ3の「コピー実行ページ」の値と「コピー終了ページ数」の値とに1を加える(ステップS11,S12)。
【0041】
そして、上記ステップS5〜ステップS12の動作を、「コピー実行ページ」の値が「コピー終了ページ」の値より大きくなるまで繰り返し(ステップS13)、「コピー実行ページ」の値が「コピー終了ページ」の値より大きくなると、文書コピー動作を終了する。
【0042】
次に、図14を参照して、上述したステップS9で実行される画像インデックスパターンの生成手順について説明する。
【0043】
まず、CPU10は、コピーする文書のインデックスパターンをコピー元磁気ディスクD1の文書管理ファイルから読み出す(ステップS21)。そして、読み出したインデックスパターンを、コピー先である磁気ディスクD2の文書管理ファイルのインデックスパターンの欄に書き込む(ステップS22)。
【0044】
この結果、コピーされた文書の画像インデックスパターンは[10100000……]であるが、コピー先磁気ディスクD2は図9に示したように3ビット目の「1」に対応する画像インデックスを持たないので、コピーされた文書は1ビット目の「1」に対応する画像インデックス「あ」のみを有することになる。
【0045】
図15に、文書コピー実行後の、磁気ディスクD2のデータ構成を示す。磁気ディスクD2には、文書コピー実行前にデータ圧縮されて記録されていた文書「草花説明」の画像データと共に、コピーされた文書「サンプル」の画像データと、コピー前と同じ画像インデックスと、コピーされた文書のレコードを追加した管理ファイルF2が存在する。
【0046】
図16は、図15に示した文書コピー実行後の管理ファイルF2の構成を示す。管理ファイルF2は、コピーされた文書のレコードを追加された文書管理ファイルとページ管理ファイルと、nodeテーブルと、画像インデックスマップとからなる。
【0047】
以上説明したように、本実施例によれば、文書コピーを実行するときは、文書のコピーと同時に、当該文書の検索のために用いられる画像インデックスパターンをコピーするようにしたので、コピー実行後に改めて画像インデックスをコピーしてコピーした文書のインデックスパターンを設定し直すという繁雑さを解消することができる。
【0048】
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例を、図17を参照して説明する。本実施例は、上述した第1実施例の図14で示した画像インデックスパターンの生成手順を変更したものであり、それ以外の構成及び文書コピー動作手順は第1実施例と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0049】
図17は、本実施例にかかる画像インデックスパターン生成手順を示すフローチャートである。本フローチャートを実行するためのプログラムはROM11に格納され、CPU10により実行される。
【0050】
まず最初に、CPU10は、コピーする文書の画像インデックスパターンを、コピー元磁気ディスクD1の文書管理ファイルF1から読み出す(ステップS31)。次に、CPU10は、コピー先磁気ディスクD2に既に記憶されている画像インデックスを示す画像インデックスマップを読み出す(ステップS32)。
【0051】
そして、ステップS31で読み出した画像インデックスパターンの値と、ステップS32で読み出した画像インデックスマップの値との論理積(AND)を求め(ステップS33)、その結果を文書管理ファイルF2に、コピーした文書の画像インデックスパターンとして書き込む(ステップS34)。
【0052】
この結果、コピー元磁気ディスクD1の文書「サンプル」を図9に示したコピー先磁気ディスクD2にコピーしたときは、コピー文書の画像インデックスパターンには[100000……]が記録され、コピーされた文書は画像インデックス「あ」のみを有することになる。
【0053】
以上説明したように、コピーした文書の画像インデックスパターンを、コピー元磁気ディスクD1における文書の画像インデックスパターンとコピー先磁気ディスクD2の画像インデックスマップとの論理積を用いて求めるようにしてもよい。
【0054】
(第3実施例)
次に、本発明の第3実施例を、図18を参照して説明する。本実施例も、上述した第2実施例と同様に、第1実施例の図14で示した画像インデックスパターン生成手順を変更したものであり、それ以外の構成及び文書コピー動作手順は第1実施例と同様である。
【0055】
図18は、本実施例にかかる画像インデックスパターンコピー手順を示すフローチャートである。本フローチャートを実行するためのプログラムはROM11に格納され、CPU10により実行される。
【0056】
画像インデックスパターンをコピーするときは、最初に、CPU10によりコピー先磁気ディスクD2に記憶されている画像インデックスが表示部44に表示される(ステップS41)。ここで、操作者は、表示部44に表示された内容を確認しながら、コピーする文書のための画像インデックスを、上記表示した画像インデックスの中からキーボード51又はポインティングデバイス61或いはファンクションキー70を用いて選択する(ステップS42)。
【0057】
操作者が所望の画像インデックスを全て選択し終えると(ステップS43)、CPU10は、ステップS42で選択した画像インデックスに対応したビット位置に1が立った画像インデックスパターンを、コピーした文書のインデックスパターンとして磁気ディスクD2の文書管理ファイルF2に書き込む(ステップS44)。
【0058】
このように、本実施例では、コピー先磁気ディスクD2内に記録されている画像インデックスの中から、操作者の所望の画像インデックスを、コピーした文書の画像インデックスとして文書コピー時に登録するようにしたものである。
【0059】
(第4実施例)
次に、本発明の第4実施例を、図19〜図21を参照して説明する。本実施例も、上述した第2,第3実施例と同様に、第1実施例の図14で示した画像インデックスパターンの生成手順を変更したものである。
【0060】
本実施例では、文書コピーに先立って、予めコピー元磁気ディスクD1に記録されている画像インデックスとコピー先磁気ディスクD2に記録されている画像インデックスとの対応関係を操作者により設定し、文書コピー実行時には、その対応関係に基づいて画像インデックスパターンを文書管理ファイルに書き込むように構成する。図19は、上記対応関係を指定するときに表示部44に表示される画面(対応関係指定画面)を示し、画面の左側の領域19aにはコピー元磁気ディスクD1の画像インデックスを表示し、画面の右側の領域19bにはコピー先磁気ディスクD2の画像インデックスを表示する。
【0061】
このような対応関係指定画面において、操作者は、キーボード51、ポインティングデバイス61又はファンクションキー70を用いて磁気ディスクD1の画像インデックスを1つ選択し、その画像インデックスが付加されている文書をコピーしたときにコピー先で付加されることになる画像インデックスを、磁気ディスクD2の画像インデックスの中から選択し、指定する。
【0062】
図20は、CPU10によってRAM12に書き込まれる対応関係管理データの形式の一例を示す図である。対応関係管理データは、「対応画像インデックスパターン」からなり、上記対応関係指定画面で指定されたコピー元磁気ディスクD1とコピー先磁気ディスクD2との間の画像インデックスの対応関係を表す。
【0063】
該対応関係管理データには、磁気ディスクD1のインデックスマップのビット位置の順番に、そのビット位置の示す画像インデックスに対して指定された磁気ディスクD2の画像インデックスパターンが書き込まれている。具体的には、例えば、図19において、操作者がコピー元磁気ディスクD1の画像インデックス「A」を付加されている文書をコピーしたときは、コピー先磁気ディスクD2の画像インデックス「あ」と「い」がその文書の画像インデックスとして記録されるように指定すると、図20に示すように、コピー元磁気ディスクD1のインデックスマップの1ビット目(画像インデックスの「A」に相当)に対応する対応関係管理データの1レコード目に、対応画像インデックスパターンとして画像インデックス「あ」と「い」に対応するビット位置に1が立った[110000……]が書き込まれる。
【0064】
次に、本実施例における画像インデックスパターン生成手順について、図21に示したフローチャートに従って説明する。本実施例においても、上述した第1実施例の図7に示した磁気ディスクD1内の文書「サンプル」をコピーする場合について説明する。
【0065】
まず、コピーする文書のインデックスパターンをコピー元磁気ディスクD1の文書管理ファイルF1から読み出す(ステップS51)。次に、読み出したインデックスパターン[101000……]の中で1が立っている全てのビットに対して、それぞれのビット位置に対応する画像インデックスパターンを、対応関係管理データから得る(ステップS52)。
【0066】
次に、得られた全ての対応画像インデックスパターン、具体的には図20から得られる[11000……]と[10010……]の論理和(OR)を求め(ステップS53)、求めた値[110100……]をコピーした文書の画像インデックスパターンとしてコピー先磁気ディスクD2の文書管理ファイルに書き込む(ステップS54)。
【0067】
この結果、コピーされた文書は、コピー先磁気ディスクD2上では、画像インデックス「あ」、「い」、「う」を有することになる。
【0068】
以上説明したように、本実施例によれば、予め画像インデックスの対応関係を設定し、それにより得られる対応画像インデックスパターンの論理和をとるようにしたので、コピーする文書に関連する全ての画像インデックスを自動的に記録することができる。これにより、コピー実行の度に画像インデックスを個々に指定する必要が無くなるので、上述した3実施例と比較して、更に操作性を向上させることができる。
【0069】
(第5実施例)
次に、本発明の第5実施例について、図22〜図26を参照して説明する。
【0070】
本実施例に係る文書処理装置は、第1実施例の図1に示した装置と同様の構成を有し、画像の記録及び検索動作も第1実施例と同様に行われる。以下、本実施例における磁気ディスク間の文書コピー動作について説明する。
【0071】
図22は、文書をコピーする際にCPU10によりRAM12に書き込まれる管理データ4である。管理データ4は、上述した第1実施例における管理データ3の構成に「コピー後画像インデックスパターン」の欄を追加して構成される。
【0072】
図23は、本実施例における磁気ディスク間の文書コピー手順を示すフローチャートである。磁気ディスク間の文書コピーは、コピー元磁気ディスクD1をディスクドライブ320に入れ、コピー先磁気ディスクD2を外部ディスクドライブ321に入れた後、CPU10が図23に示したフローチャートを実行することにより行われる。
【0073】
まず、CPU10は、上述した第1実施例と同様に、表示部44に文書コピー画面を表示する(ステップS61)。ここで、操作者は、キーボード51又はファンクションキー70を用いてコピーしたい文書中の任意のページを領域44dに表示して(ステップS62)、文書中のページ範囲指定を行う(ステップS63)。このとき、CPU10は、RAM12に管理データ4の「開始ページ」、「終了ページ」、「コピー実行ページ」及び「コピー終了ページ数」を書き込む(ステップS64)。
【0074】
次に、CPU10は、コピー元磁気ディスクD1に記憶されている、管理データ4の「コピー実行ページ」が示すページの画像データをコピー先磁気ディスクD2にコピーする(ステップS65)。このとき、CPU10は画像データのFATエントリとデータサイズとを知ることができるので、このレコードをコピー先磁気ディスクD2内の管理ファイルF2のnodeテーブルに追加する(ステップS66)。
【0075】
そして、CPU10は、上記ステップS66で追加したnodeテーブルのnodeを管理ファイルF2のページ管理ファイルの最後に追加して、管理ファイルF1の中で、管理データ4の「コピー実行ページ」が示すページの画像属性をコピーする(ステップS67)。次に、CPU10は管理データ4を参照して「コピー実行ページ」の値と「開始ページ」の値とを比較し(ステップS68)、その結果が等しいときは、後述する手法により磁気ディスクD1の画像インデックスを磁気ディスクD2にコピーし(ステップS69)、「コピー後画像インデックスパターン」を管理データ4に書き込み(ステップS70)、インデックスマップを修正する(ステップS71)。
【0076】
そして、管理ファイルF2の文書管理ファイルの最後に、上記ステップS67で書き込んだページ管理ファイルのページファイルポインタのレコードを追加すると共に、管理データ4の「コピー実行ページ」が示すページの検索情報をコピーし、管理データ4を参照して「コピー後画像インデックスパターン」の内容を追加する(ステップS72)。
【0077】
一方、ステップS68で、管理データ4の「コピー実行ページ」の値と「開始ページ」の値とが異なるとき(即ち、2ページ目以降のコピーを実行しているとき)は、ステップS69〜ステップS72の処理は行わずにステップS73に進む。
【0078】
ステップS73で、CPU10は、文書管理ファイルの「総ページ数」の欄に管理データ4の「コピー終了ページ数」の値を書き込んだ後(ステップS73)、管理データ4の「コピー実行ページ」の値と「コピー終了ページ数」の値とに1を加える(ステップS74,S75)。
【0079】
そして、上記ステップS65〜ステップS75の動作を、「コピー実行ページ」の値が「コピー終了ページ」の値より大きくなるまで繰り返し(ステップS76)、「コピー実行ページ」の値が「コピー終了ページ」の値より大きくなると、文書コピー動作を終了する。
【0080】
次に、上述したステップS69で実行される画像インデックスコピー手順について、図24に示すフローチャートを参照して説明する。
【0081】
まず、CPU10は、コピーする文書のインデックスパターンをコピー元磁気ディスクD1の文書管理ファイルから読み出し(ステップS81)、コピー先磁気ディスクD2のインデックスマップを読み出す(ステップS82)。
【0082】
次に、読み出したインデックスパターンとインデックスマップとの論理積(AND)を求め(ステップS83)、その答が0であれば(ステップS84)後段のステップS86に進む。また、論理積の答が0以外であるときは、コピー先磁気ディスクD2のインデックスマップ内の、コピーする文書の検索のための画像インデックスの磁気ディスクD1におけるビット位置と同一のビット位置に、画像インデックスが既に登録されていることを意味するので、CPU10は、コピー先磁気ディスクD2の同一ビット位置に既に登録されている画像インデックスが存在することを操作者に知らせ、文書コピー動作を続行するか否かを選択させる(ステップS85)。そして、操作者が文書コピー続行を選択したときはステップS86に進み、続行しないことを選択したときはそのまま文書コピー動作を終了する。
【0083】
ステップS86では、CPU10は、コピーする文書の画像インデックスパターンが示す画像インデックスを、コピー元磁気ディスクD1からコピー先磁気ディスクD2にコピーして(ステップS86)、当該画像インデックスの磁気ディスクD1におけるインデックスパターンのビット位置と同一の、磁気ディスクD2のインデックスマップ内ビット位置に「1」を立てる(ステップS87)。そして、管理データ4の「コピー後画像インデックスパターン」として、コピーした画像インデックスの磁気ディスク2内でのビット位置に「1」が立っている画像インデックスパターンを記憶する(ステップS88)。
【0084】
このように画像インデックスを文書と共にコピーしたときの、コピー先磁気ディスクD2のデータ構成を図25に示す。図25は、例えば図7に示したコピー元磁気ディスクに記憶されている文書画像「サンプル」を図9に示したコピー先磁気ディスクD2へコピーした場合のデータ構成を示し、磁気ディスクD2には文書画像として新たに「サンプル」が記憶され、画像インデックスとして、文書と共にコピーされた画像インデックス「A」,「C」が、磁気ディスクD1内での登録位置と同じ位置に登録される。
【0085】
磁気ディスクD2内の管理ファイルF2を図26に示す。図26においては、図25の「A」,「い」,「C」,「う」に対応して、インデックスマップは、[111100…]となる。
【0086】
このように、本実施例によれば、コピーした文書に対してコピー元磁気ディスクD1において使用されていた画像インデックスが操作者の選択に応じて文書コピー時に登録され、該登録された画像インデックスをコピー先磁気ディスクにおいても使用することができるので、上述した第1〜第4実施例と同様に、画像インデックスを新たに設定するという繁雑さがなくなるうえ、操作者が作成していた画像インデックスを有効に利用することができるという効果が得られる。
【0087】
(第6実施例)
次に、本発明の第6実施例を、図27〜図29を参照して説明する。本実施例は、上述した第5実施例のステップS69で実行される画像インデックスのコピー手順を変更したものである。
【0088】
図27は、本実施例にかかる画像インデックスコピー手順を説明するためのフローチャートである。
【0089】
まず最初に、CPU10は、コピー元磁気ディスクD1からコピーする文書に付随している画像インデックスを取り出して、コピー先ディスク2に記憶する(ステップS91)。
【0090】
次に、コピーする文書のインデックスパターンをコピー元磁気ディスクD1の文書管理ファイルから読み出し(ステップS92)、コピー先磁気ディスクD2からインデックスマップを読み出す(ステップS93)。ここで、読み出したインデックスパターンとインデックスマップとの論理積(AND)を求め(ステップS94)、その答が0であれば(ステップS95)、ステップS91でコピーした画像インデックスの磁気ディスクD1でのインデックスマップのビット位置と同一の、磁気ディスクD2のインデックスマップ内ビット位置に「1」を立てる(ステップS96)。
【0091】
また、ステップS94の結果が0以外であるときは、コピーする文書に付随する画像インデックスの登録位置と、コピー先磁気ディスクD2に既に登録されている画像インデックスの登録位置とが重複しているので、CPU10は磁気ディスクD2内の画像インデックス未登録箇所を検索して(ステップS97)、その未登録箇所に対応するインデックスマップの対応ビット位置に「1」を立てる(ステップS98)。
【0092】
なお、インデックス未登録箇所は、磁気ディスクD2の画像インデックスマップをビットごとに「0」と比較することにより検索され、「0」と等しいビット位置が見付かったときにその位置が未登録位置と判別される。
【0093】
ステップS96又はステップS98で磁気ディスクのインデックスマップの修正が終了すると、CPU10は、新たにコピーした画像インデックスの登録位置に対応するビット位置に「1」を立てた画像インデックスパターン、即ち[001010…]を、管理データ4の「コピー後画像インデックスパターン」に格納する(ステップS99)。
【0094】
このようにして画像インデックスとともに文書コピーを実行したときのコピー先磁気ディスクD2のデータ構造を図28に示す。図28は、コピー元磁気ディスクD1に格納されている文書「サンプル」をコピー先磁気ディスクD2へコピーした場合を示し、磁気ディスクD2内には予めデータ圧縮されて記録されていた画像データと、コピーされた画像データと、画像インデックスと、コピーされた画像インデックスと、管理ファイルF2とからなる。文書と共にコピーした画像インデックス「A」の磁気ディスクD1内での格納位置に対応する位置には、既に画像インデックス「あ」が登録されているので、CPU10によって検索された「い」と「う」の間の未登録位置に「A」が登録され、画像インデックス「C」は次の未登録位置である、「う」の右側位置に登録される。
【0095】
図29は、図28に示したコピー先磁気ディスクD2の管理ファイルF2の構成を示す。ここで、ステップS92で取り出した「サンプル」の画像インデックスパターン[101000…]とステップS93で取り出したコピー実行前の磁気ディスクD2の画像インデックスマップ[110100…]とを比較した結果1ビット目が重複していることがわかるので、磁気ディスクD2の画像インデックスマップ[110100…]の「0」である3ビット目と5ビット目に、「サンプル」の画像インデックスが格納され、その結果、[111110…]が画像インデックスマップとして管理ファイルF2に格納されている。
【0096】
以上説明したように、本実施例によれば、画像インデックスの登録位置が重複する場合には、未登録位置を探し出し、そこにコピーした画像インデックスを登録するようにしたので、コピー先磁気ディスクD2にコピー実行前から格納されていた画像インデックスと、文書と共にコピーされた画像インデックスとを、有効に利用することができるようになる。
【0097】
(第7実施例)
次に、本発明の第7実施例を、図30〜図33を参照して説明する。
【0098】
本実施例も、上述した第5実施例のステップS69で実行される画像インデックスのコピー手順を変更したものである。
【0099】
図30は、本実施例にかかる画像インデックスコピー手順を説明するためのフローチャートである。
【0100】
画像インデックスのコピーを実行するときは、まず、CPU10は表示部44に図31に示す画像インデックス指定画面を表示する(ステップS101)。具体的には、画面の左側31aにはコピー元磁気ディスクD1の画像インデックスをすべて表示し、画面の右側31bにはコピー先磁気ディスクD2の画像インデックスをすべて表示する。画面の左側の領域31aに表示されている画像インデックスのうち、コピーする文書の検索に使用するために指定されている画像インデックスは黒枠で囲んで区別する。
【0101】
この状態で、CPU10は、表示部44の画像インデックス指定画面上に、操作者に対して画像インデックスを登録する位置を指定させるためのメッセージを表示して、操作者に黒枠で囲まれている画像インデックスを1つ選択させ、その画像インデックスを登録する位置を画面の右側の領域31b内で指定させる(ステップS102)。ここで、CPU10はコピーする文書のすべての画像インデックスに対してコピー先磁気ディスクD2における登録位置の指定を終了したか否かを判別し(ステップS103)、未だ終了していないときはステップS102,S103を繰り返す。また、コピーする文書のすべての画像インデックスに対して登録位置の指定を終了したときは、CPU10はコピーする文書の画像インデックスをコピー先磁気ディスクD2にコピーして(ステップS104)、この画像インデックスが上記ステップS102で指定された箇所に対応するように磁気ディスクD2のインデックスマップ内ビット位置に「1」を立てる(ステップS105)。
【0102】
そして、CPU10は、新たにコピーした画像インデックスの登録位置に対応するビット位置に「1」を立てた画像インデックスパターンを、管理データ4の「コピー後画像インデックスパターン」に格納する(ステップS99)。
【0103】
このようにして画像インデックスと共に文書をコピーしたときのコピー先磁気ディスクD2のデータ構造を図32に示す。図32は、コピー元磁気ディスクD1に格納されている文書「サンプル」をコピー先磁気ディスクD2へコピーした場合を示し、磁気ディスクD2内には予めデータ圧縮されて記録されていた文書画像と、コピーした文書画像と、画像インデックスと、コピーされた画像インデックスと、管理ファイル2とからなる。
【0104】
図33は、図32に示した磁気ディスクD2の管理ファイル2の構成を示す。図32,33の例によれば、文書と共にコピーした画像インデックス「A」,「C」の位置が操作者によって図32に示す「A」,「C」の位置に指定されたことにより、管理ファイルF2内の画像インデックスマップは[1111100…]となり、また、コピーした文書「サンプル」の画像インデックスパターンとして[001010…]が格納される。
【0105】
以上説明したように、本実施例によれば、コピーする文書と共に当該文書の検索のための画像インデックスをコピーし、更に、コピーした画像インデックスの登録位置を操作者により選択できるように構成したので、上述した第5、第6実施例と同様にコピー元磁気ディスクD1において使用されていた画像インデックスを有効に利用することができるうえ、更に操作性を向上させることができる。
【0106】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1乃至第5の形態によれば、コピーした文書のための象徴画像情報の登録を容易に実行することができ、従来のように文書をコピーしたあとに改めて象徴画像情報をコピーして該象徴画像情報を文書の検索のために新たに登録するという繁雑さを解消し、操作性を向上させることができるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる文書情報コピー装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した表示部の表示画面の一例を示す図である。
【図3】画像インデックスマップの構成を説明する図である。
【図4】文書の記録時に表示部に表示される画面の一例を示す図である。
【図5】インデックスパターンの構成を説明する図である。
【図6】文書管理ファイルの形式の一例を示す図である。
【図7】コピー元磁気ディスク内のデータ構成を説明する図である。
【図8】図7に示した管理ファイルの構成を説明する図である。
【図9】コピー先磁気ディスク内のデータ構成を説明する図である。
【図10】図9に示した管理ファイルの構成を説明する図である。
【図11】文書コピー時に表示部に表示される文書コピー画面の一例を示す図である。
【図12】文書コピー時にRAMに書き込まれる管理データの形式の一例を示す図である。
【図13】本実施例にかかる磁気ディスク間の文書コピー手順を示すフローチャートである。
【図14】図13のステップS9で行われる画像インデックスパターンのコピー手順を示すフローチャートである。
【図15】文書コピー実行後のコピー先磁気ディスクのデータ構成を説明する図である。
【図16】図15に示した管理ファイルの構成を説明する図である。
【図17】本発明の第2実施例にかかる画像インデックスパターンのコピー手順を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第3実施例にかかる画像インデックスパターンのコピー手順を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第4実施例における画像インデックスの対応関係指定画面の一例を示す図である。
【図20】対応関係管理データの形式の一例を示す図である。
【図21】同実施例にかかる画像インデックスパターン生成手順を示すフローチャートである。
【図22】本発明の第5実施例においてRAMに書き込まれる管理データの形式の一例を示す図である。
【図23】同実施例における磁気ディスク間の文書コピー手順を示すフローチャートである。
【図24】図23のステップS69で実行される画像インデックスコピー手順を示すフローチャートである。
【図25】同実施例における文書コピー実行後のコピー先磁気ディスクのデータ構成を説明する図である。
【図26】図25に示した管理ファイルの構成を説明する図である。
【図27】本発明の第6実施例にかかる画像インデックスコピー手順を示すフローチャートである。
【図28】同実施例における文書コピー実行後のコピー先磁気ディスクのデータ構成を説明する図である。
【図29】図28に示した管理ファイルの構成を説明する図である。
【図30】本発明の第7実施例にかかる画像インデックスコピー手順を示すフローチャートである。
【図31】図30のステップS101で表示される画像インデックス指定画面の一例を示す図である。
【図32】同実施例における文書コピー実行後のコピー先磁気ディスクのデータ構成を説明する図である。
【図33】図32に示した管理ファイルの構成を説明する図である。
【符号の説明】
10 CPU(範囲指定手段、コピー手段、象徴画像情報生成手段)
322 磁気ディスク(他の記憶手段)
33 磁気ディスク(記憶手段)
51 キーボード(範囲指定手段)
61 ポインティングデバイス(範囲指定手段)
70 ファンクションキー(範囲指定手段)
Claims (16)
- 文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像情報とを記憶している記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定する範囲指定手段と、該範囲指定手段により指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーするコピー手段と、該コピー手段による文書情報のコピー実行時に前記文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成する象徴画像情報生成手段と、該生成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する管理情報作成手段とを備え、
前記象徴画像情報生成手段は、前記コピー手段によりコピーされる文書情報の象徴画像の選択情報と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像の登録情報とに基づき、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする文書情報コピー装置。 - 文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像情報とを記憶している記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定する範囲指定手段と、該範囲指定手段により指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーするコピー手段と、該コピー手段による文書情報のコピー実行時に前記文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成する象徴画像情報生成手段と、該生成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する管理情報作成手段と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像の中から、所定の象徴画像を選択する選択手段とを備え、
前記象徴画像情報生成手段は、前記選択手段により選択された象徴画像の選択情報に基づき、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする文書情報コピー装置。 - 文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像情報とを記憶している記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定する範囲指定手段と、該範囲指定手段により指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーするコピー手段と、該コピー手段による文書情報のコピー実行時に前記文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成する象徴画像情報生成手段と、該生成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する管理情報作成手段と、前記記憶手段に記憶されている象徴画像と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像との対応関係を設定する第1の設定手段とを備え、
前記象徴画像情報生成手段は、前記第1の設定手段により設定された対応関係に基づき、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする文書情報コピー装置。 - 前記象徴画像情報生成手段は、前記コピー手段によりコピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を、前記記憶手段から前記他の記憶手段へコピーすることにより、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の文書情報コピー装置。
- 文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像情報とを記憶している記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定する範囲指定手段と、該範囲指定手段により指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーするコピー手段と、該コピー手段による文書情報のコピー実行時に前記文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成する象徴画像情報生成手段と、該生成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する管理情報作成手段とを備え、
前記象徴画像情報生成手段は、前記コピー手段によりコピーされる文書情報の象徴画像を前記記憶手段から前記他の記憶手段へコピーすることにより、前記コピーされる文書情報の象徴画像を前記他の記憶手段上に生成すると共に、
前記他の記憶手段へコピーされる文書情報の象徴画像の選択情報と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像の登録情報とに基づき、前記他の記憶手段における象徴画像の登録情報と、前記コピーされる象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする文書情報コピー装置。 - 文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像情報とを記憶している 記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書情報の範囲を指定する範囲指定手段と、該範囲指定手段により指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーするコピー手段と、該コピー手段による文書情報のコピー実行時に前記文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成する象徴画像情報生成手段と、該生成された象徴画像情報に応じて、前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する管理情報作成手段とを備え、
前記象徴画像情報生成手段は、前記コピー手段によりコピーされる文書情報の象徴画像を前記記憶手段から前記他の記憶手段へコピーすることにより、前記コピーされる文書情報の象徴画像を前記他の記憶手段上に生成すると共に、前記他の記憶手段上における象徴画像のコピー先において、前記コピーされる象徴画像と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像との重複が起こらないようにすべく、前記他の記憶手段における象徴画像の登録情報及びコピーされる象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする文書情報コピー装置。 - 前記他の記憶手段上における象徴画像のコピー先情報を設定する第2の設定手段をさらに備え、前記象徴画像情報生成手段は、前記第2の設定手段により設定されたコピー先情報に基づき、前記他の記憶手段における象徴画像の登録情報と、コピーされる象徴画像の選択情報とを前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の文書情報コピー装置。
- 前記象徴画像を表示する表示手段をさらに備え、前記登録情報は、前記表示手段に表示されるときの象徴画像の表示位置を登録している画像インデックスマップであり、前記選択情報は、前記表示手段に表示された象徴画像の中から、文書情報の検索情報として選択された象徴画像の表示位置を示す画像インデックスパターンであることを特徴とする請求項1、5、及び6のいずれか1項に記載の文書情報コピー装置。
- 文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像とを記憶手段に記憶しており、記憶されている文書情報の範囲が指定されたとき、指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーすると共に、当該コピーされた文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成し、該生成された象徴画像情報に応じて前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する文書情報コピー方法であって、
前記文書情報を他の記憶手段へコピーするときに、当該コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像の登録情報とに基づき、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする文書情報コピー方法。 - 文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像とを記憶手段に記憶しており、記憶されている文書情報の範囲が指定されたとき、指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーすると共に、当該コピーされた文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成し、該生成された象徴画像情報に応じて前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する文書情報コピー方法であって、
前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像の中から、所定の象徴画像を選択し、
前記文書情報を他の記憶手段へコピーするときに、前記選択された象徴画像の選択情報に基づき、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする文書情報コピー方法。 - 文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像とを記憶手段に記憶しており、記憶されている文書情報の範囲が指定されたとき、指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーすると共に、当該コピーされた文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成し、該生成された象徴画像情報に応じて前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する文書情報コピー方法であって、
前記記憶手段に記憶されている象徴画像と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像との対応関係を設定し、
前記文書情報を他の記憶手段へコピーするときに、前記設定された対応関係に基づき、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする文書情報コピー方法。 - 前記文書情報を他の記憶手段へコピーするときに、当該コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記記憶手段から前記他の記憶手段へコピーすることにより、前記コピーされる文書情報の象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の文書情報コピー方法。
- 文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像とを記憶手段に記憶しており、記憶されている文書情報の範囲が指定されたとき、指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーすると共に、当該コピーされた文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成し、該生成された象徴画像情報に応じて前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する文書情報コピー方法であって、
前記文書情報を他の記憶手段へコピーするときに、コピーされる文書情報の象徴画像を前記記憶手段から前記他の記憶手段へコピーすることにより、前記コピーされる文書情報の象徴画像を前記他の記憶手段上に生成すると共に、前記文書情報を他の記憶手段へコピーするときに、当該他の記憶手段へコピーされる文書情報の象徴画像の選択情報と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像の登録情報とに基づき、前記他の記憶手段における象徴画像の登録情報と、コピーされる象徴画像の選択情報とを前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする文書情報コピー方法。 - 文書情報と該文書情報の検索のための象徴画像とを記憶手段に記憶しており、記憶されている文書情報の範囲が指定されたとき、指定された範囲の文書情報を他の記憶手段へコピーすると共に、当該コピーされた文書情報の象徴画像情報を前記他の記憶手段上に生成し、該生成された象徴画像情報に応じて前記コピーされた文書情報の管理情報を作成する文書情報コピー方法であって、
前記文書情報を他の記憶手段へコピーするときに、コピーされる文書情報の象徴画像を前記記憶手段から前記他の記憶手段へコピーすることにより、前記コピーされる文書情報の象徴画像を前記他の記憶手段上に生成すると共に、前記文書情報を他の記憶手段へコピーするときに、当該他の記憶手段上における文書情報の象徴画像のコピー先において、前記コピーされる象徴画像と、前記他の記憶手段に予め記憶されている象徴画像との重複が起こらないようにすべく、前記他の記憶手段における象徴画像の登録情報及びコピーされる象徴画像の選択情報を前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする文書情報コピー方法。 - 前記他の記憶手段上における象徴画像のコピー先情報を設定し、前記文書情報を他の記憶手段へコピーするときに、前記設定されたコピー先情報に基づき、前記他の記憶手段における象徴画像の登録情報と、前記コピーされる象徴画像の選択情報とを前記他の記憶手段上に生成することを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の文書情報コピー方法。
- 前記登録情報は、表示装置に表示するときの象徴画像の表示位置を登録している画像インデックスマップであり、前記選択情報は、前記表示装置に表示された象徴画像の中から文書情報の検索情報として選択された象徴画像の表示位置を示す画像インデックスパターンであることを特徴とする請求項9、13、及び14のいずれか1項に記載の文書情報コピー方法。
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