JP3248122B2 - エンジン駆動式ヒートポンプ装置の室外機 - Google Patents

エンジン駆動式ヒートポンプ装置の室外機

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JP3248122B2
JP3248122B2 JP17364794A JP17364794A JP3248122B2 JP 3248122 B2 JP3248122 B2 JP 3248122B2 JP 17364794 A JP17364794 A JP 17364794A JP 17364794 A JP17364794 A JP 17364794A JP 3248122 B2 JP3248122 B2 JP 3248122B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駆動源として水
冷エンジンを使用し、エンジンの潤滑油補給装置を備
え、空調設備に適用されるエンジン駆動式ヒートポンプ
装置の室外機に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン駆動式ヒートポンプ装置は、空
調設備に適用され、この室外機にエンジンの潤滑油補給
装置を備えるものがある。例えば、特開平5−2723
23号公報には、オイルの長寿命化を図るため、オイル
パンのオイル油面が下限設定値になる時、潤滑油タンク
のオイルをオイルパンに補給するようにした水冷エンジ
ンの潤滑油補給装置が備えられ、かつ、潤滑油タンクを
水冷エンジン及ぴ圧縮機を収容する機械室に配置したも
のが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、室外機に備
えられる水冷エンジンの潤滑油補給装置では、例えばオ
イルを補給した後、油面の低下に合わせて、潤滑油タン
クの周囲の空気を潤滑油タンク内に導入するのが普通で
ある。しかし、室外機の機械室はエンジン、圧縮機から
の放熱があり温度が高く、潤滑油タンクも運転中高温に
晒されることになる。
【0004】また、エンジン潤滑油の中には通常、鉱物
油以外に液状樹脂、界面活性剤粘度調整剤、あるいは極
圧添加剤等の物質が混入されており、熱による自己分
解、あるいは高温雰囲気において空気中の酸素、水分等
と反応することによる劣化が起こり易い。
【0005】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、潤滑油タンク内のオイルが高温になるのを防止する
ことによりオイル劣化を防止するエンジン駆動式ヒート
ポンプ装置の室外機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、水冷エンジンにより駆動
される圧縮機により冷媒を、この圧縮機から途中に放熱
器を配置した高圧冷媒配管、膨張弁、及び途中に蒸発器
と低圧の液相冷媒を貯留するアキュムレータとを配置し
た低圧冷媒配管を経て圧縮機に戻るように循環させるよ
うにしたエンジン駆動式ヒートポンプ装置において、水
冷エンジン及び圧縮機を収容する機関室と、エンジン冷
却水の熱を放熱するラジエータと放熱器とを収容する熱
交換器室と、この熱交換器室と機関室とから区画されア
キュムレータを収容する配管室と、水冷エンジン内のオ
イルパンにオイルを補給するための潤滑油タンクを配置
した水冷エンジンの潤滑油補給装置とを備え、前記潤滑
油タンクを前記配管室内に配置したことを特徴としてい
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、水冷エンジンに
より駆動される圧縮機により冷媒を、この圧縮機から途
中に放熱器を配置した高圧冷媒配管、膨張弁、及び途中
に蒸発器と低圧の液相冷媒を貯留するアキュムレータと
を配置した低圧冷媒配管を経て圧縮機に戻るように循環
させるようにしたエンジン駆動式ヒートポンプ装置にお
いて、水冷エンジンを収容する機関室と、水冷エンジン
内のオイルパンにオイルを補給するための潤滑油タンク
を配置した水冷エンジンの潤滑油補給装置と、外部より
新気を前記機関室に導くとともに、前記機関室内の空気
を外部に排出するようにした換気装置とを備え、この換
気装置の外部から前記機関室への新気の導入通路途中あ
るいは前記機関室内の導入通路開口近傍に前記潤滑油タ
ンクを配置したことを特徴としている。
【0008】請求項3に記載の発明は、水冷エンジンに
より駆動される圧縮機により冷媒を、この圧縮機から途
中に放熱器を配置した高圧冷媒配管、膨張弁、及び途中
に蒸発器と低圧の液相冷媒を貯留するアキュムレータと
を配置した低圧冷媒配管を経て圧縮機に戻るように循環
させるようにしたエンジン駆動式ヒートポンプ装置にお
いて、水冷エンジンを収容する機関室と、この機関室と
区画されアキュムレータを収容する配管室と、水冷エン
ジン内のオイルパンにオイルを補給するための潤滑油タ
ンクを配置したエンジンの潤滑油補給装置と、外部より
新気を前記配管室を経由して前記機関室に導くととも
に、前記機関室内の空気を外部に排出するようにした換
気装置とを備え、この換気装置の外部から前記機関室ヘ
の新気の導入通路途中あるいは前記機関室内の導入通路
開口近傍に前記潤滑油タンクを配置したことを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、水冷エンジンの潤滑
油補給装置の潤滑油タンクを配管室内に配置し、この配
管室にはアキュムレータが収容されており、アキュムレ
ータは低圧の冷媒すなわち低温の冷媒を貯留するため、
機関室と区画される冷媒配管室内は冷えた雰囲気とな
る。このため潤滑油タンク内のオイルが高温になるのを
防止することができる。
【0010】
【0011】請求項2記載の発明では、水冷エンジンの
潤滑油補給装置の潤滑油タンクを、換気装置の外部から
機関室への新気の導入通路途中あるいは機関室内の導入
通路開口近傍に配置しており、外部からの新気により潤
滑油タンク内のオイルが高温になるのを防止することが
できる。
【0012】請求項3記載の発明では、外部より新気を
配管室を経由して機関室に導くとともに、機関室内の空
気を外部に排出するようにした換気装置とを備えてお
り、水冷エンジンの潤滑油補給装置の潤滑油タンクを、
換気装置の外部から機関室ヘの新気の導入通路途中ある
いは機関室内の導入通路開口近傍に配置しており、アキ
ュムレータが低温であるため配管室が低温であり、しか
も外部からの新気により潤滑油タンク内のオイルが高温
になるのを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明のエンジン駆動式
ヒートポンプ装置を適用したエンジン駆動式空気調和装
置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】図1乃至図15はエンジン駆動式空気調和
装置の一実施例を説明するためのものであり、図1はエ
ンジン駆動式空気調和装置の全体構成を示す図、図2は
室外空調ユニットの正面図、図3は室外空調ユニットの
右側面図、図4は室外熱交換器室の床面の平面図、図5
はパッドの平面図、図6は機関室、配管室の断面平面の
模式図、図7は電装ボックスの断面図、図8はエンジン
冷却水の注水口部分の配置図、図9は注水口の断面図、
図10は排気熱交換器の断面図、図11はエンジンの潤
滑油補給装置の正面図、図12はエンジンの断面図、図
13はシリンダヘッドカバーの断面図、図14は水冷エ
ンジンの潤滑油補給装置の概略構成ブロック図、図15
は室外空調ユニットの外板壁の概略構成を示す断面図で
ある。
【0015】まず、図1のエンジン駆動式空気調和装置
の全体構成を示す図において、エンジン駆動式空気調和
装置1は、室外空調ユニット(以下、室外機ともいう)
2と、室内空調ユニット3とで構成されている。室内空
調ユニット3は、冷媒用室内熱交換器4、減圧用の膨張
弁18及び図示しない室内熱交換用送風ファンとを備え
ている。室外空調ユニット2は、水冷エンジン5、圧縮
機6,6等が配設された機関室7と、メインアキュムレ
ータ(以下、廃熱回収器ともいう)8、サブアキュムレ
ータ9、電装ボックス50及び各機器同士を接続する管
路等が配設された配管室10と、冷媒用室外上部熱交換
器11、冷媒用室外下部熱交換器12及びエンジン冷却
水用熱交換器(温水熱交換器)としてのラジエータ13
等が配設された熱交換器室14とを備えている。この冷
媒用室外上部熱交換器11、冷媒用室外下部熱交換器1
2は、冷房運転時放熱器となる。なお、冷媒用室外上部
熱交換器11は図4で分かる通り、2個の同様なものを
並置配置しており、図15においては便宜的に一つで表
示している。
【0016】水冷エンジン5として水冷式ガス燃料エン
ジンが用いられ、水冷エンジン5の吸気ポートには吸気
管21aを介してガスミキサ21b、エアクリーナ21
cが接続されており、吸気管21aは機関室7の天壁及
び室外熱交換器室の天壁を貫通して外部に開口してい
る。この吸気管21aは後述するように、機関室7内で
開口させても良い。
【0017】ガスミキサ21bは燃料管路22によりガ
ス燃料源に接続され、燃料管路22にはガスミキサ21
bに一体化された流量制御弁22a、ゼロガバナ(減圧
弁)22b、及び2個の電磁弁22cが設けられてい
る。また、水冷エンジン5の排気ポートには、排気管2
3aを介して排気熱交換器23b、排気サイレンサ23
c、ミストセパレータ23eが接続されており、排気管
23aは熱交換器室14上方に開口している。
【0018】また、水冷エンジン5には潤滑油タンク2
4aが備えられ、澗滑油量が減少すると電磁弁24bが
開き、潤滑油が重力によって供給されるようになってい
る。
【0019】水冷エンジン5の出力軸には、クラッチ6
a,6aを介して圧縮機6,6が接続されている。圧縮
機6の吐出口は冷媒管路16a、冷房運転位置に切り替
えられた四方弁15、冷媒管路16bを介して冷媒用室
外上部熱交換器11、冷媒用室外下部熱交換器12に接
続され、この両熱交換器11,12は冷媒管路16c、
メインアキュムレータ8内の熱交換部16e、冷媒管路
17aを介して冷媒用室内熱交換器4に接続されてお
り、この冷媒用室熱交換器4は冷媒管路17b、四方弁
15、冷媒管路16d、メインアキュムレータ8、サブ
アキュムレータ9を介して圧縮機6,6の吸い込み口に
接続されている。なお、102はドライヤ、103はド
ライヤ102を迂回バイパスするフィルタである。
【0020】また、600,601は毛細管であり、2
10,210は各々温度検知器と毛細管を組み合わせた
ものであり、冷媒温度を検知することによりメインアキ
ュームレータ8内の液相冷媒のレベルを検知するための
ものである。また、602は開閉弁、912はオイル排
出通路であり、アキュームレータ下部に溜めるオイル量
が多くなると手動あるいは自動により開閉弁を開けオイ
ルをメインアキュームレータ8からサブアキュームレー
タ9の方へ流すようにしている。
【0021】また、冷媒管路16aの途中には、冷媒中
の潤滑油を分離するオイルセパレータ19aが設けら
れ、このオイルセパレータ19aで分離された潤滑油量
が所定値以上になると、オイルストレーナ19b、所定
値以上時に開く電磁弁19cを介してメインアキュムレ
ータ8に戻される。なお、潤滑油はサブアキュムレータ
9にも戻される。また、冷媒管路16aはオイルストレ
ーナ20a、管内圧力が所定圧以上時に開く電磁弁20
bを介してメインアキュムレータ8に接続されており、
これにより冷媒管路圧力の異常上昇を回避している。
【0022】90は電磁弁、91はオイルストレーナで
あり、冷房時、室内機4の負荷が特に小さくなる時、電
磁弁90が開き、冷媒を室内機4を迂回してメインアキ
ュームレータ8へ流すようにし、負荷とのバランスをと
るようにしている。
【0023】室外空調ユニット2としての室外機の冷却
水循環システムSが備えられている。この冷却水循環シ
ステムSは、冷却水温度が所定値以下のエンジン冷機時
に、水冷エンジン5の冷却水ジャケット28b、サーモ
スタット28c、第1の冷却水ポンプ28aを循環する
第1循環路29a1,29a2,29q,29sと、エ
ンジン冷機時、排気熱交換器23b、リニア三方弁28
d、一方はラジエータ13、他方はメインアキュムレー
タ8内の熱交換部29g、第2の冷却水ポンプ28eを
循環する第2循環路29e1,29e2,29r,29
b,29c,29d,29f1,29f2,29pから
なるとともに、冷却水温度が所定値を越えた場合のエン
ジン暖機時に、排気熱交換器23b、第1の冷却水ポン
プ28a、エンジン5の冷却水ジャケット28b、サー
モスタット28c、リニア三方弁28d、一方はラジエ
ータ13、他方はメインアキュムレータ8内の熱交換部
29g、第2の冷却水ポンプ28eの順で循環する第3
循環路29e1,29e2,29s,29a1,29a
2,29b,29c,29d,29f1,29f2,2
9pを有している。第1の冷却水ポンプ28aは後記す
るように、機関室内の導入通路開口近傍に配置し、また
は配管室内に配置する。
【0024】また、ラジエータ13には、冷却水用リザ
ーバタンク30aが水管路30c,注入口30bを介し
て接続されている。注入口30bにはサーモスタット2
8cの1つのポートも接続され、サーモスタット28c
はジグル弁で構成されている。サーモスタット28cの
ポートは常時冷却水ジャケット28bと連通し、エンジ
ン冷機時の第1循環路29a1,29a2,29q,2
9s内の空気抜きが可能となる。なお、冷却水用リザー
バタンク30aにも上部に注水口30dと大気との連通
路30eが設けられている。
【0025】また、エンジン冷却水はリニア三方弁28
dが切り替えられると、水管路29dによってメインア
キュムレータ8内の熱交換部29gに供給され、これに
より冷媒に熱を与える。
【0026】次に、室外空調ユニット2の具体的な構造
を、図2乃至図15に基づいて詳細に説明する。
【0027】室外空調ユニット2のケーシング31は、
1対の土台32上に床板33を載置して固定するととも
に、4隅に支柱34を立設し、この四本の支柱34の上
端を右側面上及び左側面上でそれぞれ各1本の図示しな
い天井梁で接続し、床板33は前後端を折り曲げて床梁
33aを形成し、左、右側面を左、右側板37c,37
dで、天井面を天板37eでそれぞれ覆った構造であ
る。天板37eは、前後左右端部を折り曲げ、各板37
a〜37dあるいは支柱34との連結部が形成されてい
る。
【0028】さらに、前側面は図15に示すように、折
り曲げられた機関室側仕切板41a,41bに、それぞ
れ上端が折り曲げられた右、左の前側板37a,37a
を締付ネジ35により締結している。同様に後側面は、
折り曲げられた配管室側仕切板42a,42bに、それ
ぞれ上端が折り曲げられた正面から見て、右、左の後側
板37b,37bが取り付けられている。
【0029】前、後側板37a,37bはケーシング3
1の前、後側面の後述する仕切板39より下側部分を覆
っており、これらの前、後、左、右側板37a〜37d
は各機器の整備性を確保するために着脱可能になってい
る。
【0030】また、ケーシング31の前、後側面の前側
板37a,後側板37bの上部は外気導入開口となって
おり、各開口にはフィルタとして機能する金網38a,
38bが横枠36a,36bの各々上下に着脱可能に装
着されている。また、天板37eには、導入された外気
を上方に排出する排出開口37fが形成されており、排
出開口37fには、熱交換器室14内に外気を金網38
a,38b部分から吸引し、上方に排出する室外熱交換
用送風ファン44が配設されている。排出開口37fの
周囲には、金網38cが立設されている。
【0031】仕切板39は、熱交換器室14と、機関室
7及び配管室10とを画成するためのものであり、機関
室7の天井を構成する中央仕切板40及び機関室側仕切
板41a,41bと、配管室10の天井を構成する配管
室側仕切板42a,42bとで構成されている。機関室
側仕切板41a,41b及び配管室側仕切板42a,4
2bは上方に着脱可能となっている。
【0032】なお、脱のとき、前、後側板37a,37
bも脱となることになり、機関室7は天井側、前側及び
両方の各部が開放され、配管室10は天井側、後側及び
両方の各部が開放され、それぞれの室内の機器の整備作
業がやり易い。
【0033】また、中央仕切板40と配管室側仕切板4
2a,42bとの境界部で、かつ機関室7の前側壁を構
成する後中板44aの外側上部(配管室10側上部)に
は横樋48(排水通路)がこれらの中央、配管室側仕切
板40,42a,42bと分解可能に、つまり新しいも
のと交換可能に配設されている。横樋48は室外空調ユ
ニット2の長手方向(図1左右方向)、つまり熱交換器
の配置面方向に延びる溝状のもので、左側面側ほど低く
なるように傾斜している。横樋48の最高所に位置する
右側端部48bは右側板37dを取り外すことにより、
あるいは開口部(清掃用穴)を設けることにより外方に
露出可能となっている。
【0034】なお、中央仕切板40が横樋48をV字形
状で覆うようにし、横樋48上方のV字形底に複数の雨
水滴下用孔を設けるようにしてもよい。
【0035】また、横樋48の最低所に位置する左側端
部48aには筒状の縦樋(排水管)43が分解可能に接
続されている。この縦樋43は左側板37cの内面と機
関室10の前側壁を構成する後中板44aの外面とで構
成されるコーナ部を下方に延びており、その下端に開口
する排水口43aは床板33の下方に位置し、この縦樋
43は左側板37cを取り外すことにより、新しいもの
と交換可能となっている。
【0036】また、機関室側仕切板41a,41b、配
管室側仕切板42a,42b及び中央仕切板40は、横
樋48側ほど低くなるように傾斜している。そのため、
熱交換器室14内に進入した雨水等は直ちに横樋48に
集水され、縦樋43を通って外方に排出される。また、
機関室側仕切板41a,41b、配管室側仕切板42
a,42b及び中央仕切板40の傾斜により機関室側仕
切板41a,41b及び配管室側仕切板42a,42b
の外側端部の位置が高くなり、前、後側板37a,37
bを取り外して内部を点検整備する場合の開口が大きく
なっている。
【0037】また、中央仕切板40には、換気用空気の
排出口40bが熱交換器室14内に開口するように2箇
所に形成されている。排出口40bは消音ボックス40
cにより囲まれている。消音ボックス40cの開口40
dは横樋48より上方に位置するとともに、排出口40
bに対しては横樋48の下流方向に位置している。これ
により、熱交換器室14内に進入した雨水等、あるいは
横樋48内を流れる雨水等が排出口40bから機関室7
内に進入するのを防止している。
【0038】なお、消音ボックス40cの内側にはスポ
ンジ状の吸音シートが貼り付けられている。
【0039】機関室7の側壁は、前側板37a、左側板
37c,後中板44a、右中板44bで、天壁は機関室
側仕切板41a,41b及び中央仕切板40で、また底
壁は床板33との間に間隔を開けて配置された底板45
でそれぞれ構成されている。後中板44a、右中板44
bの上、下端面は、仕切板39、床板33に気密に接続
されており、このようにして機関室7は防音構造に構成
されている。後中板44a、右中板44bは機関室7と
配管室10との区画壁となっている。
【0040】底板45と床板33との間の空間はボック
ス状の換気通路46となっており、底板45には、機関
室7内に換気用空気を吹き出す噴出口45aが多数、全
面に渡って略均等に配置形成されている。また、換気通
路46の右中板44b側には配管室10内に開口する2
つの機関室空気取入口46aが形成されており、各空気
取入口46aには換気ファン47が配設されている。縦
樋43の排水口43aは機関室空気取入口46aの反対
側に、つまり空気取入口46aから充分離間した位置に
設けられている。
【0041】配管室10内の後側板37b内面側には、
各種コントロール機器等が収容配置された電装ボックス
50が配設されている。この電装ボックス50の底面に
は空気取入口50aが、側面上部には排出口50bが形
成されており、かつ底面と床板33との間には空気通路
となる隙間が開けてある。床板33には外気を配管室1
0内に導入するための配管室空気取入口33bが形成さ
れており、この空気取入口33bを通って外気が配管室
10内に導入される。また、導入された外気の一部は空
気取入口50aから電装ボックス50内に導入され、排
出口50bから排出され、電装ボックス50内を換気す
る。また、縦樋43の排水口43aは配管室空気取入口
33bより離間するとともに、下方に位置する。
【0042】なお、端子室699の下方には床板33が
なく、また天井もない。この端子室699は配管室10
とケーシング31の外とを結ぶ連通路となっている。ま
た、端子室699は後側板37bを外した状態で後方外
部に開放される。冷媒管路100,101の各継手10
0a,101a及び燃料管路22dの他はこの端子室6
99内に位置し、端子室699下方から導入される外部
配管とそれぞれ接続される。外部電源に接続される。
【0043】熱交換器室14内の前、後側面上部に、冷
媒用室外上部熱交換器11,11が、後側下部に冷媒用
室外下部熱交換器12が、また前側下部にエンジン冷却
水用熱交換器としてのラジエータ13がそれぞれ配設さ
れている。冷媒用室外上部熱交換器11,11は垂直方
向に向けて、かつ金網38a,38bに沿うように配置
されているのに対し、下部の室外熱交換器12及びラジ
エータ13は下部ほど内側に位置するように傾斜させて
配置されており、このラジエータ13の上端右端部に注
入口30bが設けられている。
【0044】注入口30bは、図8、図9及び図11に
示すように、ケーシング31の側壁を構成する横枠36
aの右端部及び支柱34に設けられた注入扉63に対向
しており、斜め上向きに配置されたラジエータ13のへ
ッドパイプ13cの上端に接続された給水筒60と、こ
の給水筒60の開口60aを開閉するキャップ61と、
このキャップ61内に配設されたプレッシャバルブ62
とを備えている。開口60aは室外空調ユニット2のケ
ーシング31の側壁を構成する金網38aに向かって斜
め上向きに開口している。プレッシャバルブ62は、そ
の弁体62bで給水筒60の中間部に形成された弁座口
60bを開閉するようになっており、弁体62bはスプ
リング62aで閉方向に付勢されている。
【0045】プレッシャバルブ62は、冷却水の両循環
回路の最高内圧を規定する。すなわち、循環回路の内圧
が開弁圧を越えると、プレッシャバルブ62が開き、残
留する空気、水蒸気あるいは温水を冷却水用リザーバタ
ンク30aに導き、循環回路構成部品を異常な水蒸気圧
が発生したとしても保護可能としている。プレッシャバ
ルブ62は、循環回路の外方と内方の差圧が所定以上に
なる時開き外方から内側への流れを許容する。
【0046】水冷エンジン5が停止し、冷却水温が下が
り、循環回路中の水蒸気分が凝縮して内圧が大気圧以下
に下がり外方と内方との差圧が大きくなるとプレッシャ
バルブ62が開き、冷却水用リザーバタンク30a内の
水が大気圧により押し上げられ、循環回路中に補充され
る。
【0047】冷却水点検のためキャップ61を外すと、
シール61aによる気密性がなくなり、水管路30c中
の水は冷却水用リザーバタンク30a内に戻ってしま
い、水位が下がってしまう。
【0048】エンジン運転による回路中の水蒸気、プレ
ッシャバルブ62を通過しても水蒸気の冷却水用リザー
バタンク30aへの移動、エンジン停止による移動した
水蒸気量に相当する水量分の水位上昇の繰り返しにより
少しずつ水位が上昇し、循環回路内に補充可能となる
が、それまでの間は冷却水量が不足する可能性がある。
しかしこの実施例では給水筒60の位置が下方になる分
水位上昇が早く冷却水量不足になりにくい。その分メイ
ンアキュームレータ8あるいはラジエータ13での熱交
換を十分に実施させることができる。すなわち、熱交換
により発生蒸気圧が下がっても補充可能となるまでの時
期が短くなるからである。
【0049】ラジエータ13の下端部は機関室側仕切板
41a,41bを越えて中央仕切板40と消音ボックス
40cとの上側コーナ部上に位置している。また、冷媒
用室外下部熱交換器12の下端部は配管室側仕切板42
a,42bからさらに横樋48を越えて中央仕切板40
と消音ボックス40cとの下側コーナ部上に位置してい
る。
【0050】ラジエータ13、冷媒用熱交換器11,1
2と配管室10内の各機器と接続する各管路29c,2
9d,16b,16c及び30cは、配管室10の右側
板37d側で、かつ前後方向中央部にまとめられ、中央
仕切板40の左端部に配設された1つのシール用パッド
49内を貫通しており、このように複数の管路が1つの
パッドによってシールされている。
【0051】シール用パッド49には、各管路孔と左側
板37c方向側端部を結ぶ各切り込み49aがある。そ
れにより配管が終った後、右側板37dを取り外した状
態で右側からシール用パッド49を配管に嵌め込むこと
ができる。シール用パッド49の周囲は中央仕切板40
及び右側板37dをシール状態に形成することにより、
配管室10と熱交換器室14を区画する。
【0052】また、各熱交換器11〜13に接続された
管路は、下側の熱交換器12及びラジエータ13の斜め
配置に沿って斜めに配索されている。
【0053】前記したように、室外空調ユニット2であ
る室外機の長手方向において、機関室7、配管室10を
並べ、機関室7の下部に換気通路46を配置し、かつ換
気通路46と配管室10との間に換気ファン47を配置
している。配管室10内の後側には、長手方向にメイン
アキュームレータ8とサブアキュームレータ9が並べて
配置し、配管室10内の換気ファン47に対向した位置
には、潤滑油タンク24a及び冷却水リザーブタンク3
0aを配置しており、オイルについて温度劣化を防止で
きる。潤滑油タンク24aの前側の凹部24a1に、冷
却水用リザーブタンク30aを位置させている。また、
潤滑油タンク24aの補給口24a2、冷却水用リザー
ブタンク30aの補給口30a1、ラジエータ13ヘの
供給口30a2を全てエンジン前傾側、すなわち室外ユ
ニット2の前後方向における前方に配置し、前側板37
aを外すことによりエンジン5の整備、補給が簡単に実
施できる。
【0054】機関室7内には、室外空調ユニット2を保
守点検する時に使用する点検ボード900が前側板37
aに対面して配置され、前側板37aを外すと容易に操
作することができる。また、機関室7内において長手方
向に水冷エンジン5と圧縮機6とを並べ配置している。
【0055】圧縮機6の上方にエアクリーナ21cが配
置され、さらに排気サイレンサ23cとオイルセパレー
タ23dとを並べて配置している。エアクリーナ21c
の上流側に接続した吸気管21aは、機関室7の天壁を
構成する中央仕切板40及び熱交換器室14の天壁を構
成する天板37eを貫通して外部に開口し、エアクリー
ナ21cの下流側に接続したガスミキサ21bはエンジ
ン5の吸気ポートに接続されている。排気サイレンサ2
3cの下流側に接続した排気管23aは、機関室7の天
壁を構成する中央仕切板40及び熱交換器室14の天壁
を構成する天板37eを貫通して外部に開口し、ミスト
セパレータ23eに接続される。排気サイレンサ23c
は吸気管23a1によって排気熱交換器23bに接続さ
れている。
【0056】排気熱交換器23bは水冷エンジン5の前
側に配置され、排気熱交換器23bの長手方向圧縮機側
に排気出口23b1を配置し、シリンダヘッド5aの横
にスロットルを内蔵するガスミキサ21bを配置し、ガ
スミキサ21bとエアクリーナ21cとを吸気管21a
1で連結した。圧縮機6は水冷エンジン5のクランク軸
の延長上に配置され、水冷エンジン5のシリンダヘッド
5aの全体より低い位置にあり、これにより圧縮機6の
上部空間を有効利用可能であり、エアクリーナ21c、
さらにシリンダヘッドカバー内から導くブリーザガス中
のオイルミストを分離するオイルセパレータ23dが一
体化された排気サイレンサ23cを並べて配置し、機関
室7を小さくできる。また、排気熱交換器23bからオ
イルセパレータ23dの間の排気管23a2を短くで
き、排気管23a2の脱着作業性が良くなる。
【0057】排気が排気管23a,23a2と排気サイ
レンサ23cを流れる時に冷却されて、排気から分離さ
れて酸性分のあるドレン水が生じる。ミストセパレータ
23eにおいても、排気から分離されて酸性分のあるド
レン水が生じる。これらのドレン水はそれぞれドレン水
配管102,103を介して中和器104に導かれ、こ
の中和器104でドレン水を中和してパイプ105を介
して排水する。オイルセパレータ23dはオイル戻り通
路106を介してエンジン5のオイルパンに連通し、ま
たブリーザ通路107を介してシリンダヘッド5aに連
通している。
【0058】水冷エンジン5の上方以外の位置における
機関室7内に、水冷エンジン5に連結される圧縮機6の
上方空間にエアクリーナ21c、及び排気サイレンサ2
3c、さらに天板37eの外側にミストセパレータ23
eをそれぞれ配置し、圧縮機6の下に中和器104を配
置し、これらの位置関係は中和器104より高い位置
に、排気熱交換器23bが配置され、さらに高い位置に
エアクリーナ21c、排気サイレンサ23c、そしてさ
らに高い位置にミストセパレータ23eが配置され、機
関室7の高さを低くできる。また、排気熱交換器23b
での凝縮水を確実に中和器104に導ける。また、ミス
トセパレータ23eでの凝縮水を確実に中和器104に
導ける。
【0059】また、排気サイレンサ23c、ミストセパ
レータ23e、中和器104は、室内空調ユニット2の
右側に配置され、排気熱交換器23bのドレン口も右側
に配置されているので、ドレン水配管102,103を
短く且つドレン水が滞留することがなくなる。
【0060】水冷エンジン5の吸気取入口近傍において
エアクリーナ21cとオイルセパレータ23dとを隣接
させており、オイルセパレータ23dでオイルが分離さ
れたブリーザガスをエアクリーナ21cに導く管路10
8を短くできる。また、エアクリーナ21cと水冷エン
ジン5のガスミキサ21bとの間の吸気管21a1を短
くできる。
【0061】次に、排気熱交換器23bについて説明す
る。排気熱交換器23bは、図10に示すように構成さ
れる。排気熱交換器23bは、水冷エンジン5の排気側
の側部に組み付けられ、水冷エンジン5と排気熱交換器
23bが一体化されている。
【0062】排気熱交換器23bには排気通路の膨張室
に凹凸を有する上流側熱交換部210と、排気通路を断
面が非円形なスクリューパイプで構成した下流側熱交換
部211とが備えられている。
【0063】上流側熱交換部210はケーシング207
内にコの字状の排気通路の膨張室212が形成され、こ
の膨張室212内にはフィン213や突起214で凹凸
が形成されている。この膨張室212内には一方の側部
207cから区画壁207dが他方の側部207eに近
接して伸び、この側部207e側で連通した上膨張室2
12aと下膨張室212bが形成されている。
【0064】上流側熱交換部210の排気通路の上膨張
室212aの周囲には、上冷却水通路215aが形成さ
れ、この上冷却水通路215aは区画壁207dにまで
伸びている。また、下膨張室212bの周囲には下冷却
水通路215bが形成され、冷却水入口226から入る
冷却水は、下流側熱交換部211内を右に流れた後、下
冷却水通路215bに入り、この下冷却水通路215b
を左に流れた後上冷却水通路215aに入り、この上冷
却水通路215aを右の流れ、ケーシング207の上側
右端部に形成された冷却水出口215cから排出され、
冷却水管29e2に入る。
【0065】上流側熱交換部210はケーシング207
に不図示の接続部が形成され、この接続部を水冷エンジ
ン5の排気側に直接接続可能になっている。水冷エンジ
ン5の排気側から排気ガスがケーシング207の4箇所
に形成された排気ガス入口216から上膨張室212a
に導入され、この排気ガスは下膨張室212bに導かれ
て、さらに下流側熱交換部211に導かれる。
【0066】このように、水冷エンジン5の燃焼室での
混合気の燃焼によって生じた高温、高圧の排気ガスは、
排気熱交換器23bの上流側熱交換部210に導入さ
れ、ここで冷却水との間で熱交換して冷却される。
【0067】この上流側熱交換部210の排気通路の膨
張室212により、水冷エンジン5の排気側からの排気
ガスの排気抵抗が小さくなり、排気効率が向上すると共
に、また排気圧力が小さくなり消音効果も向上する。し
かも、上流側熱交換部210の膨張室212にはフィン
213や突起214で凹凸が形成されており、この凹凸
によって表面積が増加して、高い熱交換効率を得ること
ができる。
【0068】下流側熱交換部211の排気ガス通路は断
面が非円形なスクリューパイプ220で構成しており、
この複数のスクリューパイプ220の一端部に閉塞プレ
ート221を設け、他方にガスケット222を設け、さ
らに中間部にガイドプレート223を設けてパイプユニ
ット224にしている。このスクリューパイプ220
は、十字形断面を有し、その外周に放射状に突出する4
つの凸部220aはスクリューパイプ220の外周を長
さ方向に沿ってスパイラルを描いている。
【0069】パイプユニット224はケーシング207
に形成された冷却水室225に配置され、この冷却水室
225の下側に冷却水入口226が形成され、上側に冷
却水出口227が形成されている。水冷エンジン5から
冷却水が冷却水入口226から冷却水室225に供給さ
れ、この冷却水室225を循環して冷却水出口227か
ら上流側熱交換部210の下冷却水通路215bに供給
される。
【0070】パイプユニット224の閉塞プレート22
1はOリング228でシールされ、さらにガスケット2
29を介してカバー230がボルト231でケーシング
207の側部207e下部に締め付け固定されている。
カバー230で集合排気室232が形成され、カバー2
30の中央部に排気ガス出口233が設けられ、またカ
バー230の下側にはドレン水出口234が設けられて
いる。
【0071】パイプユニット224の他方はガスケット
222がボルト235でケーシング207の側部207
c下部に締め付け、さらにガスケット222を介してカ
バー236がボルト237でケーシング207の側部2
07cに締め付け固定されている。このカバー236で
連通集合排気室238が形成され、この連通集合排気室
238に上流側熱交換部210の下膨張室部212bか
ら排気ガスが導入される。この排気ガスは連通集合排気
室238からパイプユニット224のスクリューパイプ
220を通って集合排気室232に導かれ、この集合排
気室232から排気ガス出口233より排出される。
【0072】このように、下流側熱交換部211の排気
通路がスクリューパイプ220で構成されているため、
排気ガスはスクリューパイプ220内を旋回流となって
流れ、排気ガスの乱流効果によって排気ガスの冷却水へ
の熱伝達率が高められ、高い熱交換効率が得られる。
【0073】この排気熱交換器23bにおいて、上流側
熱交換部210と、下流側熱交換部211とで、排気ガ
スが冷却水との間で熱交換してこれが有する熱が有効に
回収されると同時に、その温度及び圧力が下げられて排
気騒音が低減される。
【0074】次に、水冷エンジン5の具体的な実施例
を、図11乃至図14について説明する。水冷エンジン
5はクランクケースを兼ねるオイルパン350にシリン
ダブロック301が固定され、シリンダブロック301
は前側に傾斜している。シリンダブロック301にはシ
リンダヘッド302が載置され、シリンダヘッド302
にはシリンダヘッドカバー303が取り付けられてい
る。
【0075】401はクランク軸335のメインジャー
ナル軸受、すなわちクランクジャーナル358のまわり
でシリンダブロック301にオイルパン350を締結す
るための締付ボルトである。これによりいわゆる軸受キ
ャップは不要となる。
【0076】シリンダヘッドカバー303は、水平面に
対して所定角度θだけ前側に傾斜し、上部303aには
前側にオイル注入口303bが形成され、オイル注入口
303bにシールするためのパッキン304を介してキ
ャップ305が取付られている。キャップ305は前側
に向いており、前側から容易に着脱でき、オイルの補給
作業が容易である。シリンダヘッドカバー303には後
側の天井壁から下方に伸びるリブ303cが形成され、
このリブ303cに対向してプレート306が取付ビス
307によって取り付けられ、これによりオイル分離室
308が形成されている。オイル分離室308に上下に
蛇行する通路309が形成され、この蛇行する通路30
9によってオイルが分離され、プレート306の立ち上
がり部に形成されたオイル戻り孔306a,306bか
らシリンダヘッド内に戻すようになっている。また、シ
リンダヘッドカバー303の上部には連結管310が設
けられ、この連結管310からオイル分を含むブリーザ
ガスがオイルセパレータ23dに送られる。
【0077】水冷エンジン5の前後には取付ブラケット
320,321が取付ブラケット320はシリンダブロ
ック301に、取付ブラケット321はオイルパン35
0に各々ボルト322,323で締付固定され、この取
付ブラケット320,321は載置台324の防振ゴム
325,326の取付部325a,326aに取り付け
られている。エンジン5は防振ゴム325,326でマ
ウントされ、防振構造になっている。
【0078】アルミ合金ダイキャスト製のシリンダブロ
ック301には鋳鉄のスリーブ330が下部をOリング
330aにより水密にした状態で嵌合され、このスリー
ブ330にピストン331が往復動可能に設けられ、ピ
ストン331はピストンピン332を介してコンロッド
333の小端333aが連結され、コンロッド333の
大端333bはクランクピン334を介してクランク軸
335に連結され、ピストン331の往復動によってコ
ンロッド333を介してクランク軸335が回転する。
ピストン331の頂部とシリンダヘッド302の間に燃
焼室336が形成され、この燃焼室336にはシリンダ
ヘッド302に形成された吸気通路337と排気通路3
38が開口しており、開口部は吸気弁339と排気弁3
40によって開閉される。吸気弁及339び排気弁34
0は動弁機構341によって作動し、この動弁機構34
1のカム軸342はクランク軸335に連動して回転
し、カム軸342のカム342aがプッシュロッド34
3を上下動し、これによりロッカーアーム344が上下
動して吸気弁339と排気弁340が作動する。シリン
ダブロック301の前側には排気熱交換器23bが取り
付けられ、排気通路338から排気ガスが排気熱交換器
23bに排出され、吸気通路337に吸気管21aが接
続されている。排気熱交換器23bは取付ボルト345
によりシリンダヘッド302に、取付ステー346によ
りシリンダブロック301に取り付けられている。水冷
エンジン5が前側板37a側に寄せて配置されており、
エンジン前方の前側板37aを外して、前側から取付ボ
ルト345を外して取付ステー346から外すことで、
前側から容易に着脱することができ、保守点検作業が容
易である。
【0079】このように、水冷エンジン5を前側に傾斜
し、傾斜軸の下方に排気ポートを配置し、排気ポートの
下方に排気熱交換器23bを直結配置しており、しかも
前側板37aを着脱可能としており、点火プラグ400
の交換、キャップ305を外しての注油作業が容易とな
り、水冷エンジン5の整備性が向上する。
【0080】水冷エンジン5のオイルパン350にはオ
イルが貯留され、水冷エンジン5の前側からオイルパン
350内にオイルレベルゲージ351が挿着可能に取り
付けられる。オイルレベルゲージ351には下限マーク
351aと上限マーク351bが付されており、下限オ
イルレベルと上限オイルレベルが検出可能になってい
る。エンジン5のシリンダブロック301の前側内部に
オイルポンプ352が取り付けられている。
【0081】また、シリンダブロック301とスリーブ
330との間に水ジャケット360が形成され、この水
ジャケット360に冷却水が配管29a1から供給され
る。水ジャケット360から冷却水がシリンダヘッド3
02に形成された水ジャケット361を循環して冷却
し、水ジャケット361から配管29a2へ送り出さ
れ、冷却水の冷却経路を二点鎖線の矢印で示す。
【0082】次に、オイルの潤滑経路について、図12
及び図14に基づいて説明する。図12ではオイルの潤
滑経路を実線の矢印で示す。
【0083】オイルポンプ352の駆動により、オイル
フィルタ354を介してカム軸342内の中空部である
メインギャラリ355に供給される。なお、リリーフバ
ルブ353はオイルポンプ352出口側が高圧になりす
ぎる時オイルをオイルパン350内に逃がすためのもの
である。
【0084】リリーフバルブ356はオイルフィルタ3
54が目詰りした時バイパスとしてメインギャラリ35
5へオイルを送るためのものである。
【0085】メインギャラリ355からカム軸ジャーナ
ル357、クランクジャーナル358、コンロッド33
3の大端333bに送られ、それぞれを潤滑してオイル
パン350に戻される。また、メインギャラリ355か
らそれぞれのシリンダヘッド302に送られ、動弁機構
341を介してオイルパン350に戻される。シリンダ
ヘッド302にはオイル分離室308が設けられ、これ
らのオイル分離室308からクランク室内のブリーザガ
スがブリーザ通路107を通ってオイルセパレータ23
dに送られ、ブリーザガス中のオイルはオイルキャッチ
ャーにより捕捉分離されてオイル戻り通路106を介し
て、オイルパン350に戻される。
【0086】また、オイルポンプ352からオイルフィ
ルタ354を介して変速ギヤケース380に送られ、変
速ギヤケース380内に設けられた軸受381,38
2、ギヤ383を潤滑してオイルパン350に戻され
る。
【0087】水冷エンジン5には潤滑油補給装置Jが備
えられ、電磁弁24bの開作動によって潤滑油タンク2
4aからオイルが供給される。潤滑油タンク24aには
オイル注入口24a11が設けられており、キャップ2
4a21を外してオイル注入口24a11からオイルが
補給される。
【0088】潤滑油補給装置Jは、図11に示すように
構成されている。潤滑油タンク24aの上部にはオイル
注入口24a11が前側を向くようにして設けられ、キ
ャップ24a21を前側から容易に着脱できるようにな
っている。潤滑油タンク24aの下部にはオイルパイプ
390が接続され、このオイルパイプ390は水冷エン
ジン5の下方を通り、ステー391に取り付けられた電
磁弁24bの一方のジョイント24b1に接続されてい
る。電磁弁24bの他方のジョイント24b2にはオイ
ルパイプ392が接続され、このオイルパイプ392は
冷却エンジン5に設けられたオイル入口352aに接続
され、オイルがオイルパン350内のオイル面上方から
注がれる。
【0089】オイルの供給のための電磁弁24bは、床
に固定設置され、オイルパン350へのオイル入口35
2aを結ぶ管路の間を、弾性のあるゴム製の管であるオ
イルパイプ392で連結し、電磁弁24bと潤滑油タン
ク24aの間も同様に形成されオイル管路であるオイル
パイプ390は配管室10と機関室7との区画壁である
右中板44bを貫通させた後、機関室7内で床に這わし
ており、この方のオイルパイプ390が長い。
【0090】水冷エンジン5は振動変位するが、少なく
ともオイルパイプ392は、弾性により相対変位可能で
ある。本実施例ではオイルパイプ390もオイルパイプ
392と共通パイプ材を使用している。
【0091】また、電磁弁24bとオイルパン350ヘ
のオイル入口352aを結ぶオイル管路であるオイルパ
イプ392は、振られることとなるが、長さが短かいの
で慣性力も小さくなり、オイルパイプ392の付け根に
大きな応力は発生しにくいため、オイルパイプ392の
耐久性が向上する。
【0092】また、水冷エンジン5ヘの潤滑油タンク2
4aも同一端部、かつ潤滑油タンク24aのオイル注入
口24a11は冷却水用リザープタンク30aの補給口
30a1より上方としており、水及びオイルの補給作業
がやりやすい。また、潤滑油タンク24aのオイル注入
口24a1はオイル注入口24a11を開いたまま注水
する時、水がこぼれても、オイルと混ざることがない。
【0093】また、潤滑油タンク24aの形状を、図3
に示すように、側面から視てL字型とし、冷却水用リザ
ーブタンク30aを潤滑油タンク24aの凹み部24a
3に配置し、かつ潤滑油タンク24aの上部の油面表面
積を下部より大きくしている。これにより、冷却水用リ
ザーブタンク30aと潤滑油タンク24aの両方をコン
パクトな空間に収めることが可能である。
【0094】また、冷却水用リザーブタンク30aと潤
滑油タンク24aは、両方の前方に注水口、注入口をそ
れぞれ配置しており、作業性を向上させることができ
る。
【0095】また、潤滑油タンク24aは、上方に配置
しており、オイルが減少しても、オイル油面を高くする
ことができ、オイルパン350に対する油面を長い間高
めに設定可能であり、オイルの補給が短時間で可能であ
る。なお、オイルパン350の下面前方にドレンプラグ
300aが配置されており、オイル抜き作業が容易とな
る。
【0096】このように、請求項1記載の発明は、水冷
エンジン5及び圧縮機6を収容する機関室7と、エンジ
ン冷却水の熱を放熱するラジエータ13と放熱器とを収
容する熱交換器室14と、この熱交換器室14と機関室
7とから区画されメインアキュムレータ8を収容する配
管室10と、水冷エンジン5内のオイルパン350にオ
イルを補給するための潤滑油タンク24aを配置した水
冷エンジン5の潤滑油補給装置Jとを備え、潤滑油タン
ク24aを配管室10内に配置している。
【0097】水冷エンジン5の潤滑油補給装置Jの潤滑
油タンク24aは、配管室10内に配置されており、こ
の配管室10は熱源の冷却エンジン5が配置される機関
室7と区画されており、しかも配管室10にはメインア
キュムレータ8が収容されており、メインアキュムレー
タ8が低温であるため配管室10が低温であり、潤滑油
タンク24a内のオイルが高温になるのを防止すること
ができる。
【0098】また、メインアキュムレータ8は低圧の冷
媒すなわち低温の冷媒を貯留するため機関室7と区画さ
れる配管室10内は冷えた雰囲気となる。
【0099】
【0100】請求項2記載の発明は、水冷エンジン5を
収容する機関室7を配置した室外機と、水冷エンジン5
内のオイルパン350にオイルを補給するための潤滑油
タンク24aを配置した冷媒エンジン5の潤滑油補給装
置Jと、外部より新気を機関室7に導くとともに、機関
室7内の空気を外部に排出するようにした換気装置Kと
を備え、この換気装置Kの外部から機関室7への新気の
導入通路途中あるいは機関室7内の導入通路開口近傍に
潤滑油タンク24aを配置している。
【0101】水冷エンジン5の潤滑油補給装置Jの潤滑
油タンク24aを、換気装置Kの外部から機関室7への
新気の導入通路途中あるいは機関室内の導入通路開口近
傍に配置しており、外部からの新気により潤滑油タンク
24a内のオイルが高温になるのを防止することができ
る。
【0102】請求項3記載の発明は、水冷エンジン5を
収容する機関室7と、この機関室7と区画されメインア
キュムレータ8を収容する配管室10を配置した室外機
と、水冷エンジン5内のオイルパン350にオイルを補
給するための潤滑油タンク24aを配置した水冷エンジ
ン5の潤滑油補給装置Jと、外部より新気を配管室10
を経由して機関室7に導くとともに、機関室7内の空気
を外部に排出するようにした換気装置Kとを備え、この
換気装置Kの外部から機関室7ヘの新気の導入通路途中
あるいは機関室7内の導入通路開口近傍に潤滑油タンク
24aを配置している。
【0103】外部より新気を配管室10を経由して機関
室7に導くとともに、機関室7内の空気を外部に排出す
るようにした換気装置Kとを備えており、水冷エンジン
5の潤滑油補給装置Jの潤滑油タンク24aを、換気装
置Kの外部から機関室7ヘの新気の導入通路途中あるい
は機関室7内の導入通路開口近傍に配置しており、メイ
ンアキュムレータ8が低温であるため配管室10が低温
であり、しかも外部からの新気により潤滑油タンク24
a内のオイルが高温になるのを防止することができる。
【0104】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、水冷エンジンの潤滑油補給装置の潤滑油タンクを配
管室内に配置し、この配管室にはアキュムレータが収容
されており、アキュムレータは低圧の冷媒すなわち低温
の冷媒を貯留するため、機関室と区画される冷媒配管室
内は冷えた雰囲気となる。このため潤滑油タンク内のオ
イルが高温になるのを防止することができる。
【0105】
【0106】請求項2記載の発明では、水冷エンジンの
潤滑油補給装置の潤滑油タンクを、換気装置の外部から
機関室への新気の導入通路途中あるいは機関室内の導入
通路開口近傍に配置したから、外部からの新気により潤
滑油タンク内のオイルが高温になるのを防止することが
でき、オイル劣化を防止可能である。
【0107】請求項3記載の発明では、外部より新気を
配管室を経由して機関室に導くとともに、機関室内の空
気を外部に排出するようにした換気装置とを備え、エン
ジンの潤滑油補給装置の潤滑油タンクを、換気装置の外
部から機関室ヘの新気の導入通路途中あるいは機関室内
の導入通路開口近傍に配置したから、アキュムレータが
低温であるため配管室が低温であり、しかも外部からの
新気により潤滑油タンク内のオイルが高温になるのを防
止することができ、オイル劣化を防止可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン駆動式空気調和装置の全体構成を示す
図である。
【図2】室外空調ユニットの正面図である。
【図3】室外空調ユニットの右側面図である。
【図4】室外熱交換器室の床面の平面図である。
【図5】パッドの平面図である。
【図6】機関室、配管室の断面平面の模式図である。
【図7】電装ボックスの断面図である。
【図8】エンジン冷却水の注水口部分の配置図である。
【図9】注水口の断面図である。
【図10】排気熱交換器の断面図である。
【図11】エンジンの潤滑油補給装置の正面図である。
【図12】エンジンの断面図である。
【図13】シリンダヘッドカバーの断面図である。
【図14】エンジンの潤滑油補給装置の概略構成ブロッ
ク図である。
【図15】室外空調ユニットの外板壁の概略構成を示す
断面図である。
【符号の説明】
5 水冷エンジン 6 圧縮機 7 機関室 8 メインアキュームレータ(廃熱回収器) 10 配管室 13 ラジエータ 14 熱交換器室 24a 潤滑油タンク 350 オイルパン J 潤滑油補給装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 63/06 F01M 11/00 F01P 5/06 507 F24F 5/00 F25B 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水冷エンジンにより駆動される圧縮機によ
    り冷媒を、この圧縮機から途中に放熱器を配置した高圧
    冷媒配管、膨張弁、及び途中に蒸発器と低圧の液相冷媒
    を貯留するアキュムレータとを配置した低圧冷媒配管を
    経て圧縮機に戻るように循環させるようにしたエンジン
    駆動式ヒートポンプ装置において、 水冷エンジン及び圧縮機を収容する機関室と、エンジン
    冷却水の熱を放熱するラジエータと放熱器とを収容する
    熱交換器室と、この熱交換器室と機関室とから区画され
    アキュムレータを収容する配管室と、水冷エンジン内の
    オイルパンにオイルを補給するための潤滑油タンクを配
    置した水冷エンジンの潤滑油補給装置とを備え、前記潤
    滑油タンクを前記配管室内に配置したことを特徴とする
    エンジン駆動式ヒートポンプ装置の室外機。
  2. 【請求項2】水冷エンジンにより駆動される圧縮機によ
    り冷媒を、この圧縮機から途中に放熱器を配置した高圧
    冷媒配管、膨張弁、及び途中に蒸発器と低圧の液相冷媒
    を貯留するアキュムレータとを配置した低圧冷媒配管を
    経て圧縮機に戻るように循環させるようにしたエンジン
    駆動式ヒートポンプ装置において、 水冷エンジンを収容する機関室と、水冷エンジン内のオ
    イルパンにオイルを補給するための潤滑油タンクを配置
    した水冷エンジンの潤滑油補給装置と、外部より新気を
    前記機関室に導くとともに、前記機関室内の空気を外部
    に排出するようにした換気装置とを備え、この換気装置
    の外部から前記機関室への新気の導入通路途中あるいは
    前記機関室内の導入通路開口近傍に前記潤滑油タンクを
    配置したことを特徴とするエンジン駆動式ヒートポンプ
    装置の室外機。
  3. 【請求項3】水冷エンジンにより駆動される圧縮機によ
    り冷媒を、この圧縮機から途中に放熱器を配置した高圧
    冷媒配管、膨張弁、及び途中に蒸発器と低圧の液相冷媒
    を貯留するアキュムレータとを配置した低圧冷媒配管を
    経て圧縮機に戻るように循環させるようにしたエンジン
    駆動式ヒートポンプ装置において、 水冷エンジンを収容する機関室と、この機関室と区画さ
    れアキュムレータを収容する配管室と、水冷エンジン内
    のオイルパンにオイルを補給するための潤滑油タンクを
    配置した水冷エンジンの潤滑油補給装置と、外部より新
    気を前記配管室を経由して前記機関室に導くとともに、
    前記機関室内の空気を外部に排出するようにした換気装
    置とを備え、この換気装置の外部から前記機関室ヘの新
    気の導入通路途中あるいは前記機関室内の導入通路開口
    近傍に前記潤滑油タンクを配置したことを特徴とするエ
    ンジン駆動式ヒートポンプ装置の室外機。
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