JP3246836B2 - 監視カメラ連動ナースコールシステム - Google Patents

監視カメラ連動ナースコールシステム

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JP3246836B2 JP22770494A JP22770494A JP3246836B2 JP 3246836 B2 JP3246836 B2 JP 3246836B2 JP 22770494 A JP22770494 A JP 22770494A JP 22770494 A JP22770494 A JP 22770494A JP 3246836 B2 JP3246836 B2 JP 3246836B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病院の患者の容体をナ
ースコールステーションに呼び出し、音声と映像で容体
を的確に把握するようにした監視カメラ連動ナースコー
ルシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のナースコールシステムは、図3に
示すように、病室1A、1Bに、患者が緊急時にナース
ステーション2の看護婦を呼び出すための呼び出しボタ
ン付きの通話用ナースコール子機3、4、5が設けら
れ、この子機3〜5は、病室の廊下に設置される廊下灯
6A、6Bを介して通話・制御回線7A、7Bでナース
ステーション2に設置されたナースコール親機8に接続
されている。
【0003】今、患者が子機3〜5の呼び出しボタンを
押すと、廊下灯6Aまたは6Bが点灯し、その部屋の患
者が緊急呼び出し中であることを知らせる。一方、廊下
灯6A、6Bおよび通話・制御回線7A、7Bを通じて
呼び出し信号が親機8に到達すると、親機8は該当する
室の患者からの着信を表示する。看護婦が親機8の選局
ボタンを操作して送受器で応答すると、病室の患者との
通話ができる。通話が終了し、親機8の送受器を元に戻
すと、親機8の着信表示は消え、親機8は着信前の状態
に戻る。看護婦は、患者の容体を通話で確認すると、必
要に応じて患者の病室に行き、患者の対応をした後、廊
下灯6A、6Bの復帰ボタンを押すと、廊下表示灯が消
える。
【0004】このように、上記従来のナースコールシス
テムは、病室の患者からの呼び出しがあったときに、ナ
ースステーションの看護婦が親機で応答し、音声通話に
より患者の容体を把握していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のナースコールシステムでは、病室の患者からの緊急
呼び出しに対し、ナースステーションの看護婦は通話の
みで応答するシステムのため、患者の病状を音声内容で
しか把握できず、顔の表情等の具合はナースステーショ
ンでは把握できないため、余り緊急度の高くない患者か
らの呼び出しに対しても、通話応答後にその都度病室に
行って患者と対応しなければならないという問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来のシステムの問
題を解決するものであり、患者からの緊急呼び出しに対
して、ナースステーション側で患者の状況を音声と映像
により的確に把握することのできる監視カメラ連動ナー
スコールシステムを提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、病室側に、各ベッドに設けられたインタ
ーホン機能を有し固有の識別番号を持つナースコール子
機と、プリセット制御信号により特定の対象に向けて方
向、角度およびピントを制御可能なプリセット機能を有
するITVカメラとを備え、ナースコールステーション
側に、前記ナースコール子機に通話・制御回線を介して
接続されたインターホン機能を有するナースコール親機
と、前記ITVカメラに接続された映像制御装置と、前
記映像制御装置に接続され前記ITVカメラからの映像
を映すモニター装置とを備え、前記ナースコール親機
は、前記ナースコール子機からの呼び出しがあったとき
に、前記ナースコール子機の識別番号を基に前記呼び出
しがあったベッドを特定して前記ITVカメラをそのベ
ッドに向けるための第1のプリセット制御信号を送出す
るとともに、前記ITVカメラおよび前記モニター装置
の電源をオンしてそのベッドの患者の画像を前記モニタ
ー装置に映し出しながら通話を行ない、前記通話終了
後、前記ITVカメラを患者方向に向けないようにする
ための第2のプリセット制御信号を送出して前記ITV
カメラを前記病室内のいずれの患者も撮影範囲に含まれ
ない方向に向ける機能を備えたものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、病室の患者から
の呼び出しに対しナースステーションにおいて患者の映
像を最適な状態で見ながら通話できるため、看護婦がそ
の場で患者の容体の緊急性が判断でき、結果的に看護婦
が病室に行って確認する作業が減ることになり、看護婦
の労働負担が軽減される。また、病室の患者に対し常時
カメラを患者方向に向けないようにすることにより、患
者にカメラで常時監視されているという不安を与えず、
患者のプライバシーを守ることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図1において、11は患者のいる病室、12はナ
ースステーション、13は病室の患者が緊急呼び出しを
行なうインターホン機能を有するナースコール子機、1
4は廊下灯(復帰ボタン付き)、15はインターホン機
能を有するナースコール親機、16はナースコール親機
15の子機13からの着信表示、通話応答、選局操作機
能を有する主制御部、17は主制御部16からの子機呼
び出し室番号(識別番号)、通話応答信号、通話終了信
号等を検出し、カメラ制御部21にデータ送信制御する
通信インタフェース、18はナースコール子機13とナ
ースコール親機15とを接続する通話・制御回線、19
は患者の映像を映すために外部からの制御データにより
カメラの方向、角度、画角ピントを最適位置にプリセッ
トできる機能を有する回転台付きITVカメラ、20は
ITVカメラ19およびモニター装置23を制御する映
像制御装置、21はカメラ制御部、22はナースコール
親機15の通信インタフェース17からの各種データを
受信してITVカメラ19およびモニター装置23に制
御コマンドを出力する通信インタフェース、23はIT
Vカメラ19からの映像を映し出すモニター装置、24
はITVカメラ19と映像制御装置20とを接続する映
像制御用のケーブルである。
【0010】次に、上記実施例の動作について、図2の
動作フローを参照して説明する。今、患者がナースコー
ル子機13の呼び出しボタンを押すと(ステップ3
1)、その旨が通話・制御回線18を介してナースコー
ル親機15の主制御部16で着信表示(呼出音、ランプ
表示)されるとともに(ステップ41)、廊下灯14が
オンする(ステップ32)。次にこの着信表示に対応し
た選局ボタンを押すと(ステップ42)、主制御部16
から子機呼び出し室番号が通信インタフェース17に出
力され、通信インタフェース17は、その信号をRS2
32C等の通信インタフェースを有するカメラ制御デー
タとして映像制御装置20に送信し、映像制御装置20
は、通信インタフェース22を介して受信したそのデー
タを監視カメラ制御部21を介してプリセット制御信号
としてITVカメラ19に送信する。ITVカメラ19
は、プリセット制御信号を受信すると、カメラの方向、
角度を患者方向に向け、画角ピントを自動調整し、患者
映像を映像制御装置20に送画できる状態とする(ステ
ップ33)。次にナースコール親機15の主制御部16
が、ナースコール子機13に対し送受器で通話応答する
と(ステップ43、34)、通話応答信号が通信インタ
フェース17に出力され、通信インタフェース17から
モニター制御データとして映像制御装置20に送信され
る。映像制御装置20は、通信インタフェース22を介
してそのデータを受信し、カメラ制御部21からモニタ
ー装置23に映像信号オン制御を行ない、ITVカメラ
19からの映像を映し出す(ステップ35、44)。こ
のようにして、ナースステーション12では、子機13
を通じて患者と通話しながら患者の映像をモニター装置
23に映し出し、患者の表情を見ることができる。通話
が終了すると、主制御部16から通話終了信号がカメ
ラ、モニター制御データとして通信インタフェース17
から映像制御装置20に送信され、映像制御装置20で
は、そのデータをプリセット制御信号としてITVカメ
ラ19に送信し(ステップ45)、ITVカメラ19は
その制御信号を受信すると、カメラの方向、角度を元の
定位置に戻し、映像信号をオフする(ステップ36)。
映像制御装置20はまた、モニター装置23に映像信号
オフ制御信号を送出し、モニターの映像を停止させる。
一方、ナースコール子機13は、廊下灯14を復帰ボタ
ンによりオフするか、または送受器をオンフックするこ
とによりオフして処理を終了する(ステップ37)。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、病室の患者からの呼び出しに対しナースステーショ
ンにおいて患者の映像を最適な状態で見ながら通話でき
るため、看護婦がその場で患者の容体の緊急性が判断で
き、結果的に看護婦が病室に行って確認する作業が減る
ことになり、看護婦の労働負担が軽減される。また、病
室の患者に対し常時カメラを患者方向に向けないように
することにより、患者にカメラで常時監視されていると
いう不安を与えず、患者のプライバシーを守ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における監視カメラ連動ナー
スコールシステムのシステム構成図
【図2】本発明の一実施例におけるシステム動作のフロ
ー図
【図3】従来のナースコールシステムのシステム構成図
【符号の説明】
11 病室 12 ナースステーション 13 ナースコール子機 14 廊下灯(復帰ボタン付き) 15 ナースコール親機 16 主制御部 17 通信インターフェース 18 通信・制御用回線 19 プリセット機能付きおよび回転台付きITVカメ
ラ 20 映像制御装置 21 カメラ制御部 22 通信インターフェース 23 モニター装置 24 映像制御用ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−322649(JP,A) 特開 平5−244473(JP,A) 特開 平6−30886(JP,A) 特開 昭55−149561(JP,A) 実開 昭56−63165(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 23/00 - 31/00 A61G 12/00 H04M 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 病室側に、各ベッドに設けられたインタ
    ーホン機能を有し固有の識別番号を持つナースコール子
    機と、プリセット制御信号により特定の対象に向けて方
    向、角度およびピントを制御可能なプリセット機能を有
    するITVカメラとを備え、ナースコールステーション
    側に、前記ナースコール子機に通話・制御回線を介して
    接続されたインターホン機能を有するナースコール親機
    と、前記ITVカメラに接続された映像制御装置と、前
    記映像制御装置に接続され前記ITVカメラからの映像
    を映すモニター装置とを備え、前記ナースコール親機
    は、前記ナースコール子機からの呼び出しがあったとき
    に、前記ナースコール子機の識別番号を基に前記呼び出
    しがあったベッドを特定して前記ITVカメラをそのベ
    ッドに向けるための第1のプリセット制御信号を送出す
    るとともに、前記ITVカメラおよび前記モニター装置
    の電源をオンしてそのベッドの患者の画像を前記モニタ
    ー装置に映し出しながら通話を行ない、前記通話終了
    後、前記ITVカメラを患者方向に向けないようにする
    ための第2のプリセット制御信号を送出して前記ITV
    カメラを前記病室内のいずれの患者も撮影範囲に含まれ
    ない方向に向ける機能を備えた監視カメラ連動ナースコ
    ールシステム。
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JPH10143787A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Fujitsu Ltd 緊急通報システムおよび緊急通報端末
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