JP3246510B2 - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP3246510B2
JP3246510B2 JP07983091A JP7983091A JP3246510B2 JP 3246510 B2 JP3246510 B2 JP 3246510B2 JP 07983091 A JP07983091 A JP 07983091A JP 7983091 A JP7983091 A JP 7983091A JP 3246510 B2 JP3246510 B2 JP 3246510B2
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圭一 三浦
和典 福田
義和 長島
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作体を操作すること
によって接点を開閉するスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチとしては、例えば実開
昭55−57224号公報または特開平1−21781
3号公報等に記載されているようなスイッチがある。こ
のスイッチは、スイッチ本体に操作体を揺動可能に設け
るとともに、スイッチ本体の内部に反転揺動により接点
を開閉する可動片を設け、操作体にコイルスプリングの
一端を嵌合し、このコイルスプリングの他端を可動片に
結合している。
【0003】そして、操作体を揺動操作することによ
り、コイルスプリングの圧縮動作を介して、可動片を反
転揺動させて接点を開閉するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コイルスプ
リングと可動片との結合は、図3に示すように、可動片
1の先端に突出形成した係合突部2をコイルスプリング
3の他端内側に遊動可能に挿入している。
【0005】そのため、可動片1の係合突部2の先端
は、コイルスプリング3のコイルピッチ等の影響によっ
て、コイルスプリング3の谷に入る図3(a) の状態と、
コイルスプリング3の山に当たる図3(b) の状態とがあ
り、可動片1の傾斜角度が変化する。このように可動片
1の傾斜角度が変化すると、可動片1を反転揺動させる
のに必要とする操作体の操作力にばらつきが生じる。
【0006】しかも、操作体を操作して可動片1を反転
揺動させる際、可動片1がスムーズに反転揺動する場合
の他に、係合突部2の先端がコイルスプリング3に引っ
掛かった後に急激に外れる場合もあり、操作感にもばら
つきが生じる。
【0007】また、可動片1の先端からの係合突部2の
突出量を少なくすれば、係合突部2の先端がコイルスプ
リング3に引っ掛かることがなくなるが、可動片1とコ
イルスプリング3との係合が外れやすくなる問題があ
る。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、可動片とコイルスプリングとの係合状態を確実
に維持したうえで、操作体の操作力を一定にするととも
に操作感を向上できるスイッチを提供することを目的と
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、スイッチ本体
このスイッチ本体内に配設され、固定接点を有する
一方の端子と前記スイッチ本体内に配設され、可動片
受部を有する他方の端子とこの他方の端子の可動片受
部に基端が支持され、前記固定接点に接離する可動接点
を有するとともに先端に当接部およびこの当接部より突
出する係合突部を有する長板状の可動片と;この可動片
を駆動する操作体とこの操作体に一端側支持さ
とともに前記可動片に他端側が支持るコイルスプリ
ングとこのコイルスプリングの他端内側に嵌合され
円筒部およびコイルスプリングの他端に接合するフラ
ンジ部を有し、円筒部内に前記可動片の係合突部が遊動
可能に係合するとともにフランジ部に可動片の当接部が
当接する係合部材とを具備したものである。
【0010】
【作用】本発明では、可動片の係合突部がコイルスプリ
ングの他端内側に嵌合された係合部材の円筒部内に係合
して、可動片とコイルスプリングとの係合状態が確実に
維持される。そして、操作体の操作により、コイルスプ
リングの圧縮動作を介して可動片が駆動され、この可動
片の可動接点が固定接点に接離されるとともに、この接
点の開閉状態が保持される。このとき、可動片の係合突
部は、コイルスプリングに接触することなく、コイルス
プリングの内側に嵌合された係合部材の円筒部内を
遊動して、操作体の操作力が一定となり、操作体の操作
感が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図1および
図2を参照して説明する。
【0012】図1において、11はスイッチ本体で、この
スイッチ本体11は、ケース12と、このケース12の上面に
被着されるカバー13とから構成されている。このケース
12は、合成樹脂製で、上方に開口して切換空間部14、こ
の切換空間部14の両側に端子収納部15がそれぞれ形成さ
れている。また、カバー13は、合成樹脂製で、中央部に
上下方に貫通する開口部16が形成されている。そして、
ケース12の上面にカバー13を被着した状態に、結合金具
17によって保持されている。
【0013】ケース12の各端子収納部15には、略コ字状
の端子21,22がそれぞれ収納されているとともに、各端
子21,22の内側に鎖錠端子23がそれぞれ収納されてい
る。また、各端子収納部15の下部には挿入孔24が貫通形
成されている。そして、挿入孔24に挿入された電線は各
端子21,22と各鎖錠端子23との間に圧入されて電気的に
接続され、かつ、この電線に鎖錠端子23が食い付いて機
械的に抜止め保持される。また、25は電線に対する鎖錠
端子23の食い付きを解除するためのリリースボタンであ
る。
【0014】また、一方の端子21には、切換空間部14内
に突出する端子片26が形成され、この端子片26に固定接
点27が設けられている。また、他方の端子22には、切換
空間部14内に突出する端子片28が形成され、この端子片
28の先端に略U字状の可動片受部29が形成されている。
【0015】31は可動片で、この可動片31は、導電性を
有する長板状の金属板からなり、端子22の可動片受部29
に反転揺動可能に支持され、固定接点27に接離する可動
接点32が設けられている。そして、図2に示すように、
可動片31の下端は面取部33によって先細り状に形成さ
れ、この先端に可動片受部29に当接する支点部34が形成
されている。可動片31の上端には、ガイド片部35と係合
突部36とが横に並んで突出形成されている。この係合突
部36は、板厚が一定で、略三角形状に形成されている。
また、係合突部36の基部両横は面取部37によって先細り
状に形成され、この先端に当接部38が形成されている。
【0016】図1において、41は操作体で、この操作体
41は、合成樹脂製で、カバー13の開口部16内に揺動可能
に支持されている。この操作体41の下面には、筒状のス
プリング保持部42が一体形成されているとともに、この
スプリング保持部42の下端一側から突出するガイド部43
が一体形成されている。
【0017】この操作体41のスプリング保持部42の内側
にはコイルスプリング44の一端が挿入され、コイルスプ
リング44の他端は係合部材45を介して可動片31に結合さ
れている。
【0018】この係合部材45は、図2にも示すように、
上面を半球面状に閉塞し下方に開口する円筒部46と、こ
の円筒部46の開口周縁部から側方に突出するフランジ部
47とから一体形成されている。そして、円筒部46がコイ
ルスプリング44の内側に圧入され、コイルスプリング44
の端面にフランジ部47が接合し、また、円筒部46の内側
に可動片31の係合突部36が遊動可能に係合し、フランジ
部47に可動片31の当接部38が当接する。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。
【0020】図1に示すように、接点の開状態では、操
作体41の揺動支点と可動片31の支点部34とを結ぶ揺動反
転基準ラインより、コイルスプリング44と可動片31との
結合部分すなわち係合部材45が右側にある。そのため、
コイルスプリング44の弾性により、可動片31が固定接点
27から離反する右方に揺動付勢されるとともに、操作体
41が図中反時計回り方向に揺動付勢され、この状態が保
持されている。
【0021】また、接点を閉状態に切換えるには、操作
体41の突出している右側をスイッチ本体11側に押動操作
する。これにより、操作体41が図中時計回り方向に揺動
回動し、コイルスプリング44が圧縮しつつ可動片31が左
方に揺動する。そして、係合部材45が揺動反転基準ライ
ンを越えて左側に移行すると、コイルスプリング44の伸
長しようとする弾性によって可動片31が左方に押圧さ
れ、左方に揺動する可動片31の可動接点32が固定接点27
に圧接し、端子21と端子22とが可動片31を介して導通す
る。
【0022】そして、コイルスプリング44の弾性によ
り、この可動接点32が固定接点27に圧接する状態に付勢
されるとともに、操作体41が図中時計回り方向に回動付
勢される。
【0023】一方、接点を開状態に切換えるには、操作
体41の突出している左側をスイッチ本体11側に押動操作
することにより、図1に示す状態に戻る。
【0024】また、接点の開状態または閉状態では、揺
動傾斜した可動片31の係合突部36の先端は、コイルスプ
リング44の端部に嵌合された係合部材45の円筒部46の内
面に当接する。そのため、係合突部36の先端部は、コイ
ルスプリング44のコイルピッチ等の影響は受けず、円筒
部46の内面の一定の場所に当接する。したがって、可動
片31の傾斜角度は一定になり、可動片31を反転揺動させ
るのに必要とする操作体41の操作力を一定にすることが
できる。
【0025】しかも、操作体41を操作して可動片31を反
転揺動させる際、係合突部36の先端が係合部材45の円筒
部46の内面をスムーズに摺動し、可動片31がスムーズに
反転揺動するため、操作体41の操作感を向上させること
ができる。
【0026】なお、前記実施例のような操作体41を揺動
させることによって可動片31が反転揺動するスイッチ構
成に限られず、例えば操作体を押圧する押圧形式のスイ
ッチ構成に係合部材を適用するようにしてもよい。この
場合、可動片の傾斜角度は小さいが、係合部材を適用す
ることによって、操作力の一定化および操作感の向上を
確実に図ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、操作体に一端側を支持
させたコイルスプリングの他端内側に係合部材の円筒部
を嵌合するとともにコイルスプリングの他端にフランジ
部を接合させ、この係合部材の円筒部内に可動片の係合
突部を遊動可能に係合するとともにフランジ部に可動片
の当接部を当接させたことにより、可動片とコイルスプ
リングとの係合状態を確実に維持したうえで、可動片の
係合突部コイルスプリングと接触することなく係合部
材の円筒部内を遊動できて、操作体の操作力を一定にで
きるとともに操作体の操作感を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチの一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】一部の斜視図である。
【図3】従来のスイッチ構造を説明する一部の断面図で
ある。
【符号の説明】11 スイッチ本体 21,22 端子 27 固定接点 29 可動片受部 31 可動片 32 可動接点 36 係合突部38 当接部 41 操作体 44 コイルスプリング 45 係合部材46 円筒部 47 フランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−248421(JP,A) 特開 昭52−104773(JP,A) 特開 昭62−31914(JP,A) 特開 平1−248420(JP,A) 実開 昭52−115865(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 23/24 H01H 23/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体と このスイッチ本体内に配設され、固定接点を有する一方
    の端子と 前記スイッチ本体内に配設され、可動片受部を有する他
    方の端子と この他方の端子の可動片受部に基端が支持され、前記固
    定接点に接離する可動接点を有するとともに先端に当接
    部およびこの当接部より突出する係合突部を有する長板
    状の可動片と この 可動片を駆動する操作体と この操作体に一端側支持さるとともに前記可動片
    他端側が支持るコイルスプリングと このコイルスプリングの他端内側に嵌合される円筒部
    およびコイルスプリングの他端に接合するフランジ部を
    有し、円筒部内に前記可動片の係合突部が遊動可能に係
    合するとともにフランジ部に可動片の当接部が当接する
    係合部材と を具備したことを特徴とするスイッチ。
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