JPH0134829Y2 - - Google Patents

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JPH0134829Y2
JPH0134829Y2 JP618783U JP618783U JPH0134829Y2 JP H0134829 Y2 JPH0134829 Y2 JP H0134829Y2 JP 618783 U JP618783 U JP 618783U JP 618783 U JP618783 U JP 618783U JP H0134829 Y2 JPH0134829 Y2 JP H0134829Y2
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JP
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contact
shaped
movable contact
contact plate
clip
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JP618783U
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JPS59113927U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小型スイツチに関するものであり、
数アンペア以下の小電流、更には低電圧低電流用
のもので、特にスイツチ接触時(ON)のチヤタ
リングをなくして安定した精度の高いスイツチを
得ることを目的とする。
従来シーソー機構のスイツチにおいては、把手
の下方に設けたバネを介した滑動棒が直接押圧力
となり、固定接点と可動接点との接触圧力を強く
とることができるため、電流容量を比較的大きく
とれる特長の他、把手の作動により確実に可動接
触板を傾動(作動)するという特長もあつた。し
かし、その反面、受に揺動自在に載置された板状
の可動接触板がシーソーし固定接点に接触を行う
場合、バツテング接触のため可動接触板の接触部
は強い衝撃を受けてバウンド現象を起し、その振
幅を徐々に小さくしながら接点が完全に接触を行
うというプロセスをとる。したがつて、その接触
時のバウンド現象(チヤタリング)を生じ、機器
に対してノイズなどの悪影響を与えるということ
が欠点とされていた。
本考案はこれらの欠点を改善するために従来の
シーソー機構を受け継ぎつつ新規に考案したもの
であり、これを添附図面に示す一実施例により以
下説明する。
1は絶縁性の物質によつて形成されたスイツチ
ケースであり、該スイツチケース1の内底面中央
には棒状に形成した受11を固定する。又、棒状
受11の左右には丸棒で形成した固定接点12,
12′をそれぞれ植設する。尚、棒状受11及び
固定接点12,12′の上面は丸形又は、円錐状
とする方が望ましい。更にまた、棒状受11は丸
棒でも角棒でも良い。
2は一枚の弾性板をコの字状に折曲して上面を
摺動面21とし、その両端をクリツプ状に形成し
て接点部22,22′とし、更に上記摺動面の下
面に凹所を形成して支点部21′とした可動接触
板であり、その両端をクリツプ状に形成した可動
接触板2は前記した棒状受部11に左右揺動自在
に載置される。この場合、可動接触板2のコの字
状に折曲された両側面は巾の狭い可動接触板の補
強の他、棒状受11より、可動接触板の傾動方向
に対し直角方向に対しての外れを防ぐガイドの役
割も果すものである。
上記の如く、本案は従来の欠点を排除しつつ、
性能の良い特に小形のスイツチを作成するため考
案されたもので、従つて、可動接触板1つとらえ
てみても1枚の弾性板をコの字状に折曲形成した
のでシーソー構造にも拘らず可動接触板の巾を狭
くすることが出来、またその上面を摺動面21と
する等、それぞれの部分にそれぞれの機能を配分
し、小型化を計る上で極めて合理的なものであ
る。
次に、3はスイツチケース1に被冠される覆蓋
であり、覆蓋3の中央はスリーブ4である。
尚、覆蓋3とスイツチ本体1は両側面に設けた
貫通孔3′及び突起1′による凹凸関係にて嵌着固
定される。
5は把手であつて、前記スリーブ4内に把手の
球部5を駆動自在に緩設される。把手5の下端に
は凹部を設け該凹部にバネ51を介装させて滑動
子52を進退自在に挿嵌する。なお、把手5に連
係する滑動子52の先端は前記した可動接触板2
の摺動面21の上面に摺動自在に衝接される。
本考案は上記の構造からなり第1図において
は、把手5が右傾の位置にあり、それにバネ51
を介して連係する滑動子52の先端は可動接触板
2の上面の左摺動面21を強く圧接している。し
たがつて、可動接触板2の左端のクリツプ状接点
22は固定接点を挾持し短絡している。
この状態から把手5を左方向に左傾させると把
手にバネ51を介して連係する滑動子52の先端
は可動接触板2の左摺動面21から右摺動面21
へと摺動し、滑動子52の先端が可動接触板2の
支点部を起える瞬間に可動接触板2のクリツプ状
接点22は固定接点12から弾ける如く速動的に
離れる。即ち、クリツプ状の接点22が固定接点
12を機械的に挾持している状態においては、通
常のシーソー式のいわゆる平板の可動接触板の接
点と固定接点とが単に圧接されて接触している状
態のものと比較して接触圧力は勿論その接触の噛
合機構も異ることに基づくからである。通常のシ
ーソー式のものにおいては、滑動子の摺動により
滑動子の先端が可動接触板の支点を起える瞬間に
可動接触板がシーソーして切換えが行なわれるだ
けであり、特に切換時に際して反転力を助けると
いう特別の力が加わるものではないが、本案のも
のにおいてはクリツプ状の接点22が固定接点1
2を機械的に強く挾持しているので、その挾持の
状態を解放するためには従来に比して強い機械的
な力を必要とする。このことは、クリツプ状接点
22が固定接点12から離れる瞬間まで強い力で
挾持の状態を保つておいて、クリツプの挾持力が
限界一杯に持堪え切れなくなつた瞬間に急速に反
転作用を起すことになるからである。したがつ
て、可動接触板2のクリツプ状接点22が固定接
点12から解放される時の速度は従来のシーソー
機構に比して早まり瞬時的な切換えが行なわれる
という効果がある。
又、本案のものは、接点の接触機構が上記の構
造からなるものであるから、アークの発生は固定
接点12の尖端部と可動接触板のクリツプ状22
の最下端部のみに限定されて生ずるので、接触圧
力の加えられる接触面の焼損及び酸化がなく、し
かも、シーソー機構にも拘らず摺動接触のため接
触面が開閉の都度セルフクリーニングされるので
極めて安定した接触が維持される特長がある。
更に又、本案はシーソー機構の特徴たる他に支
障を与えることなくバネ圧を強くとることがで
き、しかもそのバネ圧が総て可動接触板の開閉に
転換出来るので、従来のスプリング反転で作動す
るクリツプ接触機構の欠点であつた可動接触板が
固定接点より抜けなくなる(開閉不能)という事
故は全く生ずることはない。
可動接触板の作動の確実性という従来のシーソ
ー式のそれぞれの利点を充分確保しながら、可動
接触板の両端をクリツプ状となし、該クリツプ部
によつて固定接点を機械的に強く挾持するので、
接触時のチヤタリングがなく、したがつてチヤタ
リングによる機器に対してのノイズもない。のみ
ならず、接触時に固定接点及び可動接触板のクリ
ツプ状の接点即ち接触面を可動接触板のクリツプ
部の挾む力で丸棒状の固定接点の両側面の2面と
接触し、しかもセルフクリーニングするので、開
閉の都度常に接触面が機械的に互いにクリーニン
グされ、その後に接触を繰り返すことになるから
この点からも接触抵抗を常時安定的にさせておく
ことができ、更にまた、固定接点が丸棒状で受も
単なる棒状のためスイツチケースの内底面が極め
て単純で小型化を容易にし、また固定接点が丸棒
状のため(断面が円形のため)可動接触板のクリ
ツプ状の接点に接触時に無理な力が掛らず、接触
面も線接触となるのでその面からも安定した接触
を長期に保つことが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は本考案スイツチの一部を断面して示
す正面図、第2図は覆蓋部分を除去して示す平面
図、第3図は本案スイツチを分解して示す斜視
図、第4図は可動接触板を受で支持した状態を示
す一部断面の拡大図である。 1……スイツチケース、2……可動接触板、3
……覆蓋、5……把手、11……棒状受、12,
12′……丸棒状固定接点、21……摺動面、2
1′……支点部、22,22′……クリツプ状接
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 把手に連係する滑動子の摺動により可動接触板
    を左右にシーソーせしめるスイツチにおいて、中
    央部上面に摺動面を設け、その左右をクリツプ状
    の接点とし、しかも摺動面の下面に凹所を設けた
    1枚の弾性板をコの字状に折曲した可動接触板の
    上記凹所を棒状受の先端に載置し、該可動接触板
    の中央部上面の摺動面をバネを介した滑動子が摺
    動することによりクリツプ状の接点が丸棒状の固
    定接点の外側面を挾持接触する小型スイツチ。
JP618783U 1983-01-21 1983-01-21 小型スイツチ Granted JPS59113927U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP618783U JPS59113927U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 小型スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP618783U JPS59113927U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 小型スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59113927U JPS59113927U (ja) 1984-08-01
JPH0134829Y2 true JPH0134829Y2 (ja) 1989-10-24

Family

ID=30137747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP618783U Granted JPS59113927U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 小型スイツチ

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JP (1) JPS59113927U (ja)

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JPS59113927U (ja) 1984-08-01

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