JPS5829872Y2 - ロツクスイツチ - Google Patents
ロツクスイツチInfo
- Publication number
- JPS5829872Y2 JPS5829872Y2 JP1977092969U JP9296977U JPS5829872Y2 JP S5829872 Y2 JPS5829872 Y2 JP S5829872Y2 JP 1977092969 U JP1977092969 U JP 1977092969U JP 9296977 U JP9296977 U JP 9296977U JP S5829872 Y2 JPS5829872 Y2 JP S5829872Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- contact piece
- terminal
- protrusion
- sliding rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tumbler Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、接片がシーソーのように上下に揺動して端
子に接触または開放されるスイッチの改良にかかるロッ
クスイッチに関する。
子に接触または開放されるスイッチの改良にかかるロッ
クスイッチに関する。
従来のこの種スイッチは、接片が板ばねになっていて端
子上に載置されており、該接片の上にこれとは別体の接
片押えがばねにより接片方向に付勢された押え棒を介し
て接片に当接し、かつ滑動自在の転換子の押圧力を接片
に伝達するよう揺動可能にケースに枢着されていた。
子上に載置されており、該接片の上にこれとは別体の接
片押えがばねにより接片方向に付勢された押え棒を介し
て接片に当接し、かつ滑動自在の転換子の押圧力を接片
に伝達するよう揺動可能にケースに枢着されていた。
したがって、従来のこの種スイッチにおいては、押ボタ
ンを強く押圧すると、該ボタンに連結した転換子が強く
接片押えを押圧し、これが接片に衝撃力となって伝達す
るため、単に端子上に載置された接片は、ばね作用に狂
いを生じて端子との接触不良を起こしたりあるいは端子
上の所定の位置から離脱し、スイッチが故障するという
事故が絶えなかった。
ンを強く押圧すると、該ボタンに連結した転換子が強く
接片押えを押圧し、これが接片に衝撃力となって伝達す
るため、単に端子上に載置された接片は、ばね作用に狂
いを生じて端子との接触不良を起こしたりあるいは端子
上の所定の位置から離脱し、スイッチが故障するという
事故が絶えなかった。
従来この種スイッチがかかる構造となっていたのは、切
換操作を円滑にするためと考えられるが、振動等による
動揺を確実に防止できないため接触安定性が悪く、却っ
て切換操作に支障をきたしていた。
換操作を円滑にするためと考えられるが、振動等による
動揺を確実に防止できないため接触安定性が悪く、却っ
て切換操作に支障をきたしていた。
また従来の上記構造では接片が端子上に単に載置されて
いるだけなので、接点圧力が小さく、したがって接触抵
抗が大きく、損失が大きいという欠点があった。
いるだけなので、接点圧力が小さく、したがって接触抵
抗が大きく、損失が大きいという欠点があった。
さらに従来のこの種スイッチは、上記のように使用部品
の数が多く、かつ組立工程が複雑であるため、スイッチ
製造のように細かな部品を使って手作業を要する場合に
あってはとくに、セット加工に長時間を要し、大量生産
が困難であるという欠点があり、これが製造原価を上昇
せしめる結果になっていた。
の数が多く、かつ組立工程が複雑であるため、スイッチ
製造のように細かな部品を使って手作業を要する場合に
あってはとくに、セット加工に長時間を要し、大量生産
が困難であるという欠点があり、これが製造原価を上昇
せしめる結果になっていた。
本願考案は、ケースの下部にA端子及びB端子が挿通固
定され、該B端子の舌片部に揺動可能に接片が枢着され
、該接片は上部に角状の中央突起が形成されるとともに
その左右に該中央突起に連続して角状のA突起及び角状
のB突起が形成され、接片の下部中央には接片と一体に
固着された滑動棒がその下部をばねにより上下動自在の
絶縁体で被覆され、ケースの底に接片の上記突起に対応
させて突部が3個連続して形成され、上記滑動棒が該突
部に上記絶縁体を介して摺接され、かつ揺動自在の転換
子が接片の上記突起に滑動自在に摺接され、A突起の下
部に形成された可動接点とA端子の頂上に形成された固
定接点とが接片の揺動により開閉されることを特徴とす
るロックスイッチを供することにより、上記欠点を解消
し、接触抵抗を小としながら接点圧力を増強し、これに
よって損失を減少せしめ、また切換操作を円滑にしなが
ら振動等による動揺を確実に防止し、これによって接触
安定性を向上せしめ、さらに組立加工が容易で大量生産
に適し、製造原価の低減化に寄与せしめることを目的と
する。
定され、該B端子の舌片部に揺動可能に接片が枢着され
、該接片は上部に角状の中央突起が形成されるとともに
その左右に該中央突起に連続して角状のA突起及び角状
のB突起が形成され、接片の下部中央には接片と一体に
固着された滑動棒がその下部をばねにより上下動自在の
絶縁体で被覆され、ケースの底に接片の上記突起に対応
させて突部が3個連続して形成され、上記滑動棒が該突
部に上記絶縁体を介して摺接され、かつ揺動自在の転換
子が接片の上記突起に滑動自在に摺接され、A突起の下
部に形成された可動接点とA端子の頂上に形成された固
定接点とが接片の揺動により開閉されることを特徴とす
るロックスイッチを供することにより、上記欠点を解消
し、接触抵抗を小としながら接点圧力を増強し、これに
よって損失を減少せしめ、また切換操作を円滑にしなが
ら振動等による動揺を確実に防止し、これによって接触
安定性を向上せしめ、さらに組立加工が容易で大量生産
に適し、製造原価の低減化に寄与せしめることを目的と
する。
実施例を示す図面に基づいてこの考案を説明すると、1
は接片で、上部に角状のA突起2、角状の中央突起3お
よび角状のB突起4を連続して形成するとともに、下部
中央に滑動棒5を一体に固着してなる。
は接片で、上部に角状のA突起2、角状の中央突起3お
よび角状のB突起4を連続して形成するとともに、下部
中央に滑動棒5を一体に固着してなる。
接片1は導体であるが、滑動棒5は上下動自在の絶縁体
5′で被覆する。
5′で被覆する。
滑動棒5は、ばね6を装着し、ケース下部7の底8に形
成した突部に接片1が揺動しうるよう合成樹脂製の絶縁
体5′を介して滑動自在に摺接する。
成した突部に接片1が揺動しうるよう合成樹脂製の絶縁
体5′を介して滑動自在に摺接する。
突部は、滑動棒5の滑動時に起こりうるスリップを防止
するため、接片の前記上部突起2,3.4に対応させて
3個設け、中央突部9、A突部10およびB突部11を
形成しである。
するため、接片の前記上部突起2,3.4に対応させて
3個設け、中央突部9、A突部10およびB突部11を
形成しである。
12はA端子、13はB端子で、ともにケース下部7に
挿通固定される。
挿通固定される。
A端子12の頂上には固定接点12′が形成され接片1
の下部に形成する可動接点1′と接触する。
の下部に形成する可動接点1′と接触する。
B端子13の上部両側は、接片1と接触しないよう平面
コ字状に該接片1の中央方向に延長され舌片部14を形
成する。
コ字状に該接片1の中央方向に延長され舌片部14を形
成する。
接片1は、B端子13の該舌片部14に、ピン15によ
り上下に揺動可能に枢着される。
り上下に揺動可能に枢着される。
図示実施例は、接片1が固定接点12′を打接する方式
であるが、他の例として接片1にばねを装着して可動接
点をA端子12の側部に摺接する方式もある(図示せず
)。
であるが、他の例として接片1にばねを装着して可動接
点をA端子12の側部に摺接する方式もある(図示せず
)。
16はばね17を装着した突出自在の転換子で、押圧時
において下部18が接片1の上部突起2,3.4に滑動
自在に摺接するよう上部19を押ボタン20の連結突起
21に揺動自在に枢着する。
において下部18が接片1の上部突起2,3.4に滑動
自在に摺接するよう上部19を押ボタン20の連結突起
21に揺動自在に枢着する。
この場合、該転換子16の下部に溝(図示せず)を穿設
し、転換子16を接片1の上部に掛着すれば、転換子1
6が接片1から外れるおそれがない。
し、転換子16を接片1の上部に掛着すれば、転換子1
6が接片1から外れるおそれがない。
また、この考案は上記押ボタン式に換えて、トグル式を
採用することもできる。
採用することもできる。
この場合は、押倒可能なレバー内に嵌挿孔を穿設し、該
孔にばねを装着した転換子を嵌挿し、該転換子を接片に
滑動自在に摺接する。
孔にばねを装着した転換子を嵌挿し、該転換子を接片に
滑動自在に摺接する。
22はケース上部23に嵌挿され押ボタン20を反接片
方向に付勢するばねである。
方向に付勢するばねである。
第2図は、接片1の両端部に連結孔24を穿設し、複数
(第2図実施例では3個)の接片1を絶縁材でなる連結
棒25で連結した他の実施例を示す。
(第2図実施例では3個)の接片1を絶縁材でなる連結
棒25で連結した他の実施例を示す。
しかして、押ボタン20を押すと、転換子16が接片1
の中央突起3においてA突起2方向に滑動しA突起2を
押圧するので、接片1に固着された滑動棒5はB端子1
3方向に揺動してB突部11に当たり、接片1は固定接
点12′においてA端子12に接触する。
の中央突起3においてA突起2方向に滑動しA突起2を
押圧するので、接片1に固着された滑動棒5はB端子1
3方向に揺動してB突部11に当たり、接片1は固定接
点12′においてA端子12に接触する。
このときスイッチはオン状態になっており、電流はA端
子12から接片1、ピン15を経て、舌片部14よりB
端子13へと流れる。
子12から接片1、ピン15を経て、舌片部14よりB
端子13へと流れる。
そこで、押ボタン20を放すと、押ボタン20がばね2
2により押上げられるから、転換子16も該ボタン20
の上昇に伴って上昇する。
2により押上げられるから、転換子16も該ボタン20
の上昇に伴って上昇する。
この場合接片1は、滑動棒5に装着されたばね6によっ
て付勢されているので、振動等があっても動揺すること
なく固定接点12′に安定して接触する。
て付勢されているので、振動等があっても動揺すること
なく固定接点12′に安定して接触する。
次に、押ボタン20を押すと、転換子16は中央突起3
においてB突起4方向に滑動しB突起4を押圧するので
、接片1に固着された滑動棒5はA端子12方向に揺動
するがら、固定接点12′から開放されるとともに、接
片1は滑動棒5がA突部10に当たるからそこで揺動を
停止する。
においてB突起4方向に滑動しB突起4を押圧するので
、接片1に固着された滑動棒5はA端子12方向に揺動
するがら、固定接点12′から開放されるとともに、接
片1は滑動棒5がA突部10に当たるからそこで揺動を
停止する。
そこで押ボタン20を放すと、該ボタン20がばね22
により押上げられるので転換子16もこれに伴って上昇
する。
により押上げられるので転換子16もこれに伴って上昇
する。
この場合において、接片1が安定しているのは前記と同
様である(第1図はこの状態を示す)。
様である(第1図はこの状態を示す)。
かかる手動操作を繰返すことにより、固定接点12′と
可動接点1′との接触又は開放は容易かつ円滑に行われ
る。
可動接点1′との接触又は開放は容易かつ円滑に行われ
る。
また、第2図実施例の場合においては、3個の接片1が
連結棒25で連結されているので、押ボタン20の−押
しで複数の固定接点12′に同時に接触しまたは開放す
ることができる。
連結棒25で連結されているので、押ボタン20の−押
しで複数の固定接点12′に同時に接触しまたは開放す
ることができる。
以上から明らかなように、この考案によれば、接片が滑
動棒に装着されたばねによって付勢されるから、振動等
があっても動揺することなく、接触安定性が高いという
効果がある。
動棒に装着されたばねによって付勢されるから、振動等
があっても動揺することなく、接触安定性が高いという
効果がある。
また滑動棒に装着されたばねの付勢力によって従来のこ
の種スイッチに比べ接点圧力が大きくなるので、それだ
け接触抵抗が小となり損失を少なくすることができる。
の種スイッチに比べ接点圧力が大きくなるので、それだ
け接触抵抗が小となり損失を少なくすることができる。
さらに滑動棒の滑動時に起こりつるスリップを防止して
手動操作を円滑かつ確実にすることができる。
手動操作を円滑かつ確実にすることができる。
さらにまた、スイッチの内部構造を単純化することがで
き、組立加工上多大の便益を与える。
き、組立加工上多大の便益を与える。
第1図はこの考案の一実施例を示す正面断面図、第2図
はこの考案の他の実施例にかかる要部の側面断面図であ
る。 1・・・・・・接片、1′・・・・・・可動接点、2・
・・・・・A突起、3・・・・・・中央突起、4・・・
・・・B突起、5・・・・・・滑動棒、5′・・・・・
・絶縁体、6・・・・・・ばね、7・・・・・・ケース
下部、8・・・・・・底、9・・・・・・中央突部、1
0・・・・・・A突部、11・・・・・・B突部、12
・・・・・・A端子、12′・・・・・・固定接点、1
3・・・・・・B端子、14・・・・・・舌片部、16
・・・・・・転換子。
はこの考案の他の実施例にかかる要部の側面断面図であ
る。 1・・・・・・接片、1′・・・・・・可動接点、2・
・・・・・A突起、3・・・・・・中央突起、4・・・
・・・B突起、5・・・・・・滑動棒、5′・・・・・
・絶縁体、6・・・・・・ばね、7・・・・・・ケース
下部、8・・・・・・底、9・・・・・・中央突部、1
0・・・・・・A突部、11・・・・・・B突部、12
・・・・・・A端子、12′・・・・・・固定接点、1
3・・・・・・B端子、14・・・・・・舌片部、16
・・・・・・転換子。
Claims (1)
- ケースの下部にA端子及びB端子が挿通固定され、該B
端子の舌片部に揺動可能に接片が枢着され、該接片は上
部に角状の中央突起が形成されるとともにその左右に該
中央突起に連続して角状のA突起及び角状のB突起が形
成され、接片の下部中央には接片と一体に固着された滑
動棒がその下部をばねにより上下動自在の絶縁体で被覆
され、ケースの底に接片の上記突起に対応させて突部が
3個連続して形成され、上記滑動棒が該突部に上記絶縁
体を介して摺接され、かつ揺動自在の転換子が接片の上
記突起に滑動自在に摺接され、A突起の下部に形成され
た可動接点とA端子の頂上に形成された固定接点とが接
片の揺動により開閉されることを特徴とするロックスイ
ッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977092969U JPS5829872Y2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | ロツクスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977092969U JPS5829872Y2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | ロツクスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5420374U JPS5420374U (ja) | 1979-02-09 |
JPS5829872Y2 true JPS5829872Y2 (ja) | 1983-06-30 |
Family
ID=29023629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977092969U Expired JPS5829872Y2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | ロツクスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829872Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS414604Y1 (ja) * | 1965-03-01 | 1966-03-16 |
-
1977
- 1977-07-13 JP JP1977092969U patent/JPS5829872Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS414604Y1 (ja) * | 1965-03-01 | 1966-03-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5420374U (ja) | 1979-02-09 |
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