JPH10197553A - 加速度検知センサ - Google Patents

加速度検知センサ

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JPH10197553A
JPH10197553A JP533097A JP533097A JPH10197553A JP H10197553 A JPH10197553 A JP H10197553A JP 533097 A JP533097 A JP 533097A JP 533097 A JP533097 A JP 533097A JP H10197553 A JPH10197553 A JP H10197553A
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JP
Japan
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actuator
sphere
case
detection sensor
acceleration
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Pending
Application number
JP533097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ando
謙一 安藤
Yuuichi Jikuhara
雄一 竺原
Norihito Yamane
則仁 山根
Koichiro Kamata
浩一郎 鎌田
Akihiro Okujima
章宏 奥島
Masaki Noguchi
誠己 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース内の一定位置に安定保持した鋼球が、
加速度によって変位することによってスイッチング機構
を作動させるとともに、その切換え作動状態を保持させ
るよう構成した加速度検知センサを、温度条件や磁場条
件にかかわらず安定した検知感度でもって作動させるよ
うにする。 【解決手段】 傾斜凹部7をケース1に形成するととも
に、スイッチング機構4を、一対の可動片11,12の
遊端に設けた可動接点11a,12aと、ケース1に固
定した一対の固定接点14,15とで構成し、両可動片
11,12の基端をアクチュエータ3に反転揺動可能に
係止するとともに、両可動片11,12に亘って張設し
たバネ13によって両可動片11,12を正逆に反転揺
動可能に付勢し、両可動片11,12の可動接点11
a,12aが固定接点14,15に押圧される反力によ
ってアクチュエータ3を鋼球2に押圧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度を検知する
加速度検知センサに関する。
【0002】
【従来の技術】加速度検知センサには、例えば自動車に
搭載されて、全方向の衝撃(加速度)を検知し、事故の
発生時には、その検知出力によって燃料ポンプによる燃
料の供給を遮断して火災の発生を防止し、また、正常に
復帰して自動車を動かせる状態になった時には、リセッ
ト操作することにより、再び元の検知可能状態に復帰さ
せて使用されるように構成したものがある。
【0003】このような用途に利用される従来の加速度
検知センサとしては、ケース内の底面に形成した円錐状
の傾斜凹部に鋼球を係入するとともに、鋼球を傾斜凹部
内に安定保持させるようケース底部に磁石を設け、ま
た、反転作動可能なスイッチング機構を装備し、ケース
に設定以上の大きさの加速度が付加されて鋼球が傾斜凹
部の斜面を乗り上がり移動すると、この鋼球によってス
イッチング機構が押圧されて反転作動されるよう構成し
たものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造において
は、鋼球を傾斜凹部内に安定保持させるのに磁石を利用
しているので、温度条件や磁場条件によって検知感度が
変化するおそれがあった。例えば、温度が高くなると、
磁力が弱まって鋼球の保持作用が低下し、比較的小さい
加速度でも検知作動してしまうようなおそれがあった。
【0005】本発明は、温度条件や磁場条件にかかわら
ず安定した検知感度でもって作動させることができる加
速度検知センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
加速度検知センサは、ケース内に安定保持した球体が、
加速度によって変位することによりスイッチング機構の
接点の切換えを行わせるとともに、その切換え作動状態
を保持させるようにした加速度検知センサであって、前
記球体をバネ力によって押圧付勢して傾斜凹部に安定的
に係入保持し、ケースに付与された加速度によって前記
球体が傾斜凹部に対して相対移動することで、アクチュ
エータが変位して前記接点の切換えを行うものである。
【0007】請求項2に係る本発明の加速度検知センサ
は、請求項1に係る本発明において、前記切換え作動状
態を元の検知可能状態に復帰させるリセット機構を備え
るものである。
【0008】請求項3に係る本発明の加速度検知センサ
は、請求項1または2に係る本発明において、前記傾斜
凹部をケースに設けるとともに、前記スイッチング機構
を、一対の可動片の遊端に設けた可動接点と、ケースに
固定した一対の固定接点とで構成し、両可動片の基端を
前記アクチュエータに反転揺動可能に係止するととも
に、両者に亘って張設したバネによって両可動片を正逆
に反転揺動可能に付勢し、両可動片の可動接点が固定接
点に押圧される反力によってアクチュエータを前記球体
に押圧接触させるものである。
【0009】請求項4に係る本発明の加速度検知センサ
は、請求項1または2に係る本発明において、前記傾斜
凹部を前記アクチュエータに設けるとともに、前記スイ
ッチング機構を、このアクチュエータによって押圧操作
されるマイクロスイッチで構成し、かつ、前記アクチュ
エータのカム部に、バネで付勢された係合体を押圧作用
させ、前記カム部への係合体の押圧によってアクチュエ
ータの傾斜凹部を前記球体に押圧させて球体を安定保持
し、傾斜凹部に対する球体の相対移動によってアクチュ
エータが変位操作されて、係合体が相対的に前記カム部
を乗り越え移動するものである。
【0010】請求項5に係る本発明の加速度検知センサ
は、請求項1または2に係る本発明において、前記傾斜
凹部をケース側に設け、前記アクチュエータを傾斜凹部
において出退可能とするとともに、該アクチュエータの
出退変位によって前記スイッチング機構の接点切換えを
行わせ、前記球体をバネで押圧付勢して傾斜凹部に係入
保持させるものである。
【0011】請求項1の本発明によれば、加速度が付加
されない正常状態では、球体がバネ力によって機械的に
傾斜凹部に安定的に係入保持されており、設定以上の大
きさの加速度が付加されることによって球体が傾斜凹部
に対して移動し、これによってアクチュエータが変位し
てスイッチング機構の接点切換え作動がなされ、その状
態が維持されることになる。
【0012】請求項2の本発明によれば、リセット機構
を操作することで元の検知可能状態に復帰させて再使用
することができる。
【0013】請求項3の本発明によれば、可動片の反転
作動で瞬時の接点切り換えが行われるとともに、この可
動片の反転作動で接点切り換え状態が保持される。そし
て、リセット機構によってアクチュエータを強制的に変
位させることで、可動片を再び反転作動させて元の検知
可能状態に復帰させて再使用することができる。
【0014】請求項4の本発明によれば、バネ付勢され
た係合体がアクチュエータのカム部を押圧することで、
アクチュエータが球体に押圧されて、球体が傾斜凹部に
安定的に係入保持されることになり、また、検知作動後
は、係合体がカム部を乗り越え通過することで、アクチ
ュエータの復帰が阻止されて検知状態が維持される。そ
して、このアクチュエータを押圧操作して係合体がカム
部を逆に乗り越え通過することで、元の検知可能状態に
復帰させて再使用することができる。
【0015】請求項5の本発明によれば、バネが球体を
押圧付勢して傾斜凹部に安定的に係入保持されることに
なり、また、検知作動後は、撓み変形されたバネが球体
を傾斜凹部から外れた位置に保持することになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について、詳細に説明する。
【0017】(実施の形態1)図1〜図5に、本発明に
係る加速度検知センサの実施の形態1が示されており、
図1は正常状態の縦断正面図、図2は加速度検知時点の
縦断正面図、図3は加速度検知後の縦断正面図、図4は
アクチュエータ付近を示す斜視図、図5はその分解斜視
図である。
【0018】この実施の形態の加速度検知センサは、ケ
ース1、球体としての鋼球2、アクチュエータ3、スイ
ッチング機構4、および、リセット機構5とで構成され
ている。
【0019】ケース1には、鋼球2の径より大きい径の
円形穴6が形成されるとともに、その底に形成された逆
円錐状の傾斜凹部7に鋼球2が係入保持されている。
【0020】前記アクチュエータ3は、前記円形穴6に
挿入されて鋼球2上に配置された樹脂製のアクチュエー
タ本体8と、その上面中心に打込み立設された金属材か
らなる作動板9とから構成され、この作動板9と前記ス
イッチング機構4とが以下のように連係されている。
【0021】スイッチング機構4は、前記作動板9の両
側面に形成したノッチ10に基端が係止された金属板か
らなる左右一対の可動片11,12と、両可動片11,
12に亘って張設された引っ張りバネ13と、ケース側
にインサート形成された一対の固定接点14,15とか
らなり、正常時には、図1に示すように、両可動片1
1,12がバネ13によって上方向きに揺動付勢され
て、各可動片11,12の遊端に屈曲形成した可動接点
11a,12aが固定接点14,15に接触し、両固定
接点14,15が導通状態となっている。そして、この
当接反力によってアクチュエータ3全体が下方に付勢さ
れ、アクチュエータ本体8を介して鋼球2が押圧されて
傾斜凹部7の中心に安定保持されている。
【0022】前記リセット機構5は、ケース1の上部に
内嵌装着された内カバー16と、外嵌装着されたゴム等
の弾性樹脂材からなる弾性キャップ17と、その内部に
配備した復帰バネ18とからなり、前記アクチュエータ
3の作動板9が内カバー16に出退可能に挿通されてい
る。
【0023】この実施の形態の加速度検知センサは以上
のように構成されたものであり、図1の正常状態におい
ては、バネ13の弾性力がアクチュエータ3を介して鋼
球2を下方に向けて押圧作用し、鋼球2が傾斜凹部7の
中心に安定保持されている。そして、設定以上の大きさ
の加速度が付加されると、鋼球2がアクチュエータ3を
押し上げながら傾斜凹部7を乗り上がり、作動板9のノ
ッチ10がバネ13の両端連結点を結ぶ線(デッドポイ
ント)を上方に越えたとたんにスイッチング機構の可動
片11,12が反転揺動作動し、図2に示すように、ア
クチュエータ3全体が鋼球2から浮き上がるとともに、
可動接点11a,12aが固定接点14,15から離反
して固定接点14,15間の導通が絶たれる。なお、図
2は、スイッチング作動が行われた瞬間の状態を示し、
その後、図3に示すように、可動片11,12の遊端が
ケース1内の段部1aで受け止め支持された状態で安定
する。
【0024】なお、検知作動したセンサを元の検知可能
状態に戻す(リセット)には、弾性キャップ17の中心
を手指で押し込み操作して作動板9を下方に変位させ
る。すると、作動板9のノッチ10がバネ13のデッド
ポイントを下方に越えた瞬間にスイッチング機構4の可
動片11,12は反転して振り上げ揺動作動し、再び図
1に示す状態に復帰する。
【0025】なお、図6および図7に示すように、一対
の前記可動片11,12に代えて、バネ板材からなる単
一の可動片19を利用して、前記バネ13を用いないで
反転作動するスイッチング機構4を構成することもでき
る。この可動片19は、前記固定接点14,15に対応
する可動接点19a,19bを両端に備えるとともに、
その中間に一対の舌片20a,20bが切り出し湾曲さ
れており、両舌片20a,20bの先端がアクチュエー
タ3における作動板9の両側面に形成したノッチ10に
係止されるようになっている。機能は先の実施の形態と
同様である。
【0026】(実施の形態2)図8〜図10に、本発明
に係る加速度検知センサの実施の形態2が示されてお
り、図中の符号1はケース、2は鋼球、3はアクチュエ
ータ、4はスイッチング機構を構成するマイクロスイッ
チである。
【0027】前記ケース1は、本体ケース1aと後カバ
ー1bとからなり、ケース内の底部に鋼球2が収容され
るとともに、その上にアクチュエータ3が上下動可能に
配備されている。前記アクチュエータ3は、その下面に
円錐状の傾斜凹部7が形成されており、常態ではその傾
斜凹部7に中心に鋼球3が係入保持されている。
【0028】またアクチュエータ3の一側面には、図1
0にも示されるように、スイッチ操作面21が隆起形成
されており、後カバー1bに装着されてケース内に突入
されたマイクロスイッチ4の操作ボタン4aが、スイッ
チ操作面21に対向配備されている。また、アクチュエ
ータ3の他側面にはカム部としての山形カム22が突設
されるとともに、ケース本体1aの内面には、この山形
カム22に対向して、バネ23で突出付勢された球状の
係合体24が装着されており、係合体24が山形カム2
2の上方の斜面に押圧作用することで、アクチュエータ
3に下向きの付勢力が働いている。なお、後カバー1b
には配線接続用のコネクタ25が一体形成さており、マ
イクロスイッチ4のリード端子4b群とコネクタ端子2
5a群とがケース背部でハンダ付け接続されている。
【0029】この実施形態の加速度検知センサは以上の
ように構成されたものであり、図8に示す正常状態にお
いては、バネ付勢された係合体24の押圧力がアクチュ
エータ3を下方に向けて押圧作用し、鋼球2が傾斜凹部
7の中心に安定保持されている。
【0030】そして、設定以上の大きさの加速度が付加
されると、鋼球2がアクチュエータ3を押し上げながら
横移動し、係合体24が山形カム22の頂部を越えて下
側の斜面に作用することでアクチュエータ3が上限まで
押し上げられる。アクチュエータ3が上昇されると、ス
イッチ操作面21による操作ボタン4aの押し込みが解
除され、マイクロスイッチ4の接点切り換え作動がなさ
れる。
【0031】上限位置にあるアクチュエータ3は、その
上端部3aがケース本体1aから突出されてリセット機
構5が構成されており、この上端部3aを強制的に押し
込み操作して山形カム22の頂部を係合体24より下方
に移動させると、再び図8の検知可能状態に復帰させる
ことができる。
【0032】(実施の形態3)図11および図12に、
本発明に係る加速度検知センサの実施の形態3が示され
ており、図中の符号1はケース、2は鋼球、3はアクチ
ュエータ、4はスイッチング機構、5はリセット機構で
ある。
【0033】前記ケース1の内部には底板30が嵌め込
み固定されており、この底板30の上面に突出した隆起
部31の中心に逆円錐状に傾斜凹部7が形成され、ここ
に鋼球2が係入保持されている。アクチュエータ3は小
径のピン状に形成されて、傾斜凹部7に中心に上した出
退可能に挿通されている。また、前記スイッチング機構
4は、片持ち状の可動片32とこれに対向する固定端子
33とからなり、アクチュエータ3の下端が可動片に支
持されている。
【0034】また、ケース1の上部開口部には、可動キ
ャップ34が上下動可能、かつ抜け出し不能に装着され
るとともに、この可動キャップ34の中心と前記鋼球2
との間に圧縮コイルバネ35が装備されている。また、
ケース1の背面には配線接続用のコネクタ36が設けら
れている。
【0035】この実施形態の加速度検知センサは以上の
ように構成されたものであり、図11の正常状態におい
ては、バネ35によって下向き付勢された鋼球2が、傾
斜凹部7の中心に安定的に係入保持されている。この
時、アクチュエータ3は鋼球2に押し下げられて可動片
32を撓ませることになり、これによって可動片32が
固定端子33に接触導通される。
【0036】そして、設定以上の大きさの加速度が付加
されると、図12に示すように、鋼球2がバネ35を撓
ませながら傾斜凹部7を乗り越え移動し、これによっ
て、鋼球2の押圧を解除されたアクチュエータ3は上方
に突出作動し、これによって可動片32が上方に復帰変
形して固定端子33との接触が絶たれる。傾斜凹部7を
乗り越えた鋼球2は隆起部31の外側に位置するために
復帰移動不能となり、上記検知状態が保持される。
【0037】ここで、可動キャップ34の下部には、下
広がりの傾斜案内面37が形成されており、可動キャッ
プ34をバネ35に抗して強制的に押し込み操作する
と、前記傾斜案内面37が鋼球2を中心側に押し戻すよ
う案内作用し、鋼球2は隆起部31を乗り越えて再び傾
斜凹部7に収められ、図11に示す検知可能状態に復帰
する。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る本発明によれば、バネの弾性力によって機械的
に球体を傾斜凹部に安定保持させておくので、温度条件
や磁場の条件によって検知感度が変化するようなことが
なく、常に安定した感度で的確に加速度検知を行わせる
ことができる。
【0039】また、請求項2に係る本発明によれば、リ
セット機構を操作することで元の検知可能状態に復帰さ
せて再使用することができる。
【0040】さらに、請求項3に係る本発明によれば、
スイッチング機構の接点切り換えが可動片の反転作動に
よって瞬時に行われることとなって、接点溶着等の発生
なく的確な接点切り換え作動が期待できる。
【0041】また、請求項4に係る本発明によれば、ス
イッチング機構として既成のマイクロスイッチが利用で
きるので、組付け作業性に優れるとともに、安価に実施
することができる。
【0042】また、請求項5に係る本発明によれば、ア
クチュエータが小型化できるので、こじり等なく円滑軽
快に変位させてスイッチング機構を作動させることがで
き、的確な検知作動を行わせる上で有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における正常状態での縦断正面図
である。
【図2】実施の形態1における加速度検知時点での縦断
正面図である。
【図3】実施の形態1における加速度検知後の縦断正面
図である。
【図4】アクチュエータの斜視図である。
【図5】アクチュエータの分解斜視図である。
【図6】実施の形態1の変形例を示す縦断正面図であ
る。
【図7】この変形例に利用されるスイッチング機構の一
部を示す斜視図である。
【図8】実施の形態2における正常状態での縦断正面図
である。
【図9】実施の形態2における加速度検知時点での縦断
正面図である。
【図10】アクチュエータの斜視図である。
【図11】実施の形態3における正常状態での縦断正面
図である。
【図12】実施の形態3における加速度検知時点での縦
断正面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 鋼球 3 アクチュエータ 4 スイッチング機構 5 リセット機構 7 傾斜凹部 11 可動片 11a 可動接点 12 可動片 12a 可動接点 14 固定接点 15 固定接点 22 山形カム 24 係合体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 浩一郎 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 奥島 章宏 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 野口 誠己 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に安定保持した球体が、加速度
    によって変位することによりスイッチング機構の接点切
    換えを行わせるとともに、その切換え作動状態を保持さ
    せるようにした加速度検知センサであって、 前記球体をバネ力によって押圧付勢して傾斜凹部に安定
    的に係入保持し、ケースに付与された加速度によって前
    記球体が傾斜凹部に対して相対移動することで、アクチ
    ュエータが変位して前記接点切換えを行うことを特徴と
    する加速度検知センサ。
  2. 【請求項2】 前記切換え作動状態を元の検知可能状態
    に復帰させるリセット機構を備える請求項1記載の加速
    度検知センサ。
  3. 【請求項3】 前記傾斜凹部をケースに設けるととも
    に、前記スイッチング機構を、一対の可動片の遊端に設
    けた可動接点と、ケースに固定した一対の固定接点とで
    構成し、両可動片の基端を前記アクチュエータに反転揺
    動可能に係止するとともに、両者に亘って張設したバネ
    によって両可動片を正逆に反転揺動可能に付勢し、両可
    動片の可動接点が固定接点に押圧される反力によってア
    クチュエータを前記球体に押圧接触させる請求項1また
    は2記載の加速度検知センサ。
  4. 【請求項4】 前記傾斜凹部を前記アクチュエータに設
    けるとともに、前記スイッチング機構を、このアクチュ
    エータによって押圧操作されるマイクロスイッチで構成
    し、かつ、前記アクチュエータのカム部に、バネで付勢
    された係合体を押圧作用させ、前記カム部への係合体の
    押圧によってアクチュエータの傾斜凹部を前記球体に押
    圧させて球体を安定保持し、傾斜凹部に対する球体の相
    対移動によってアクチュエータが変位操作されて、係合
    体が相対的に前記カム部を乗り越え移動するものである
    請求項1または2記載の加速度検知センサ。
  5. 【請求項5】 前記傾斜凹部をケース側に設け、前記ア
    クチュエータを傾斜凹部において出退可能とするととも
    に、該アクチュエータの出退変位によって前記スイッチ
    ング機構の接点切換えを行わせ、前記球体をバネで押圧
    付勢して傾斜凹部に係入保持させる請求項1または2記
    載の加速度検知センサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112710378A (zh) * 2020-12-16 2021-04-27 象山宇翔机械有限公司 一种用于模具车间检测的节能环保型震幅检测装置
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