JP3243661U - ハンドル用カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】雨天時にも使用可能であり、クッション性が良好で、衛生的なハンドル用カバーを提供する。【解決手段】使用者が使用する物品11の棒状のハンドル12に着脱可能に装着されるハンドル用カバー10であり、ハンドル11の周方向に沿って湾曲し、ハンドル11の表面に接触する内面に、滑り止め用の凹凸が形成された、厚みが1.5mm~6mmの独立気泡を有するゴム製のカバー本体18と、カバー本体18をハンドル12に装着した際に、カバー本体12がハンドル10を覆った状態を維持するための固定手段22とを有し、ハンドル12に対するカバー本体18の位置決めがなされる。【選択図】図1
Description
本考案は、例えば、キャリーバッグ、ベビーカー、傘等のハンドル(取手)に用いるハンドル用カバーに関する。
従来、旅行時や出張時においては、例えば、特許文献1に記載のキャリーバッグが使用されている。
具体的には、底面にキャスターが設けられ、上面にキャリーハンドルが設けられた収納部を有し、使用者がキャリーハンドルの高さ調整を行った後、キャリーハンドルを握って引っ張ることで、キャリーバッグを持ち上げることなく移動させることができる。
具体的には、底面にキャスターが設けられ、上面にキャリーハンドルが設けられた収納部を有し、使用者がキャリーハンドルの高さ調整を行った後、キャリーハンドルを握って引っ張ることで、キャリーバッグを持ち上げることなく移動させることができる。
上記したキャリーバッグは通常屋外で使用するものであり、使用者が握るキャリーハンドルはプラスチック製であるため、例えば、急な天候不順によって降雨にさらされた場合、滑って握りづらいという問題があった。また、クッション性の観点からも、更なる改善の余地があった。
なお、上記問題を解消するため、キャリーハンドルにカバーを取付けることも考えられるが、降雨にさらされた場合、カバーが濡れて使用しづらく、また、衛生上も好ましくなかった。
上記した問題は、他のハンドル、例えば、ベビーカーのハンドルや傘のハンドル(手元)についても同様であった。
なお、上記問題を解消するため、キャリーハンドルにカバーを取付けることも考えられるが、降雨にさらされた場合、カバーが濡れて使用しづらく、また、衛生上も好ましくなかった。
上記した問題は、他のハンドル、例えば、ベビーカーのハンドルや傘のハンドル(手元)についても同様であった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、雨天時にも使用可能であり、クッション性が良好で、衛生的なハンドル用カバーを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係るハンドル用カバーは、使用者が使用する物品の棒状のハンドルに着脱可能に装着されるハンドル用カバーであって、
前記ハンドルの周方向に沿って湾曲し、該ハンドルの表面に接触する内面に、滑り止め用の凹凸が形成された、厚みが1.5mm~6mmの独立気泡を有するゴム製のカバー本体と、
前記カバー本体を前記ハンドルに装着した際に、該カバー本体が前記ハンドルを覆った状態を維持するための固定手段とを有し、
前記ハンドルに対する前記カバー本体の位置決めがなされる。
前記ハンドルの周方向に沿って湾曲し、該ハンドルの表面に接触する内面に、滑り止め用の凹凸が形成された、厚みが1.5mm~6mmの独立気泡を有するゴム製のカバー本体と、
前記カバー本体を前記ハンドルに装着した際に、該カバー本体が前記ハンドルを覆った状態を維持するための固定手段とを有し、
前記ハンドルに対する前記カバー本体の位置決めがなされる。
本考案に係るハンドル用カバーにおいて、前記物品はキャリーバッグであり、前記ハンドルはキャリーハンドルであって、
湾曲した前記カバー本体の、前記キャリーハンドルの長さ方向に沿う方向の一側端部が閉じられ、使用にあっては、前記キャリーハンドルの長さ方向一側端部から、該キャリーハンドルの長さ方向中央部に設けられた該キャリーハンドルの高さ調整を行うための押しボタンまでの領域が、前記カバー本体で覆われ、
前記カバー本体には、前記押しボタンを外部に露出させる操作用孔が形成されていることが好ましい。
湾曲した前記カバー本体の、前記キャリーハンドルの長さ方向に沿う方向の一側端部が閉じられ、使用にあっては、前記キャリーハンドルの長さ方向一側端部から、該キャリーハンドルの長さ方向中央部に設けられた該キャリーハンドルの高さ調整を行うための押しボタンまでの領域が、前記カバー本体で覆われ、
前記カバー本体には、前記押しボタンを外部に露出させる操作用孔が形成されていることが好ましい。
本考案に係るハンドル用カバーにおいて、前記物品はベビーカーであり、
使用にあっては、湾曲した前記カバー本体が前記ハンドルの長さ方向中央部を覆うことが好ましい。
使用にあっては、湾曲した前記カバー本体が前記ハンドルの長さ方向中央部を覆うことが好ましい。
本考案に係るハンドル用カバーにおいて、前記物品は傘であり、
湾曲した前記カバー本体の、前記ハンドルの中棒側とは反対側の端部が閉じられ、使用にあっては、前記ハンドルの中棒側とは反対側の端部から該ハンドルの中棒側までの領域が、前記カバー本体で覆われることが好ましい。
湾曲した前記カバー本体の、前記ハンドルの中棒側とは反対側の端部が閉じられ、使用にあっては、前記ハンドルの中棒側とは反対側の端部から該ハンドルの中棒側までの領域が、前記カバー本体で覆われることが好ましい。
本考案に係るハンドル用カバーにおいて、前記固定手段は、前記カバー本体の外面に貼着された雌型面状ファスナーと、前記カバー本体の端部に取付けられ、前記雌型面状ファスナーと対となる雄型面状ファスナーとで構成することができる。
本考案に係るハンドル用カバーは、棒状のハンドルに装着されるカバー本体が、ハンドルの周方向に沿って湾曲した独立気泡を有するゴム製であるため、雨天時にも使用可能であり、クッション性が良好で、衛生的である。このカバー本体は、厚みが1.5mm~6mmで薄く構成されているため、ハンドルにカバー本体を装着しても握り易い。
また、カバー本体の内面には滑り止め用の凹凸が形成され、カバー本体がハンドルを覆った状態を維持するための固定手段があるため、ハンドルに対するカバー本体の位置決めがなされ、使用し易い。
また、カバー本体の内面には滑り止め用の凹凸が形成され、カバー本体がハンドルを覆った状態を維持するための固定手段があるため、ハンドルに対するカバー本体の位置決めがなされ、使用し易い。
特に、物品がキャリーバッグであり、ハンドルがキャリーハンドルである場合、湾曲したカバー本体の、キャリーハンドルの長さ方向に沿う方向の一側端部が閉じられ、キャリーハンドルの長さ方向一側端部からキャリーハンドルの高さ調整を行うための押しボタンまでの領域が、カバー本体で覆われる構成とすることで、カバー本体が、キャリーハンドルの長さ方向全体を覆う必要がない。このため、例えば、長さが異なる複数種類のキャリーハンドルにも1つ(1種類)のハンドル用カバーで対応でき、汎用性を高くできる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
図1、図2(A)~(C)に示すように、本考案の第1の実施の形態に係るハンドル用カバー(以下、単にカバーとも記載)10は、使用者が使用するキャリーバッグ(物品の一例)11の棒状のキャリーハンドル(ハンドルの一例:以下、単にハンドルとも記載)12に着脱可能に装着されるものであり、雨天時にも使用可能であって、クッション性が良好で、衛生的なものである。
以下、詳しく説明する。
図1、図2(A)~(C)に示すように、本考案の第1の実施の形態に係るハンドル用カバー(以下、単にカバーとも記載)10は、使用者が使用するキャリーバッグ(物品の一例)11の棒状のキャリーハンドル(ハンドルの一例:以下、単にハンドルとも記載)12に着脱可能に装着されるものであり、雨天時にも使用可能であって、クッション性が良好で、衛生的なものである。
以下、詳しく説明する。
キャリーバッグ11は従来公知のものであり、底面に複数(通常4個)のキャスター13が設けられ、上面にキャリーハンドル12が設けられた収納部14を有している。
ハンドル12は、収納部14の背面側に立設された対となる伸縮ロッド15、16の上端部を連結するものであり、ハンドル12の長さ方向中央部には伸縮ロッド15、16を伸縮させて長さ調整を行うための押しボタン17が設けられている。
これにより、押しボタン17を押して伸縮ロッド15、16を伸縮させ、押しボタン17を離してその長さを固定することで、ハンドル12の高さ位置を調整し固定することができる。
ハンドル12は、収納部14の背面側に立設された対となる伸縮ロッド15、16の上端部を連結するものであり、ハンドル12の長さ方向中央部には伸縮ロッド15、16を伸縮させて長さ調整を行うための押しボタン17が設けられている。
これにより、押しボタン17を押して伸縮ロッド15、16を伸縮させ、押しボタン17を離してその長さを固定することで、ハンドル12の高さ位置を調整し固定することができる。
ハンドル用カバー10は、ゴム製のカバー本体(内面シート)18と、その外面に貼着(接合)された外面シート19とを有し、ハンドル12の周方向に沿って湾曲したカバー本体18及び外面シート19の、ハンドル12の長さ方向に沿う方向の一側端部(図2(A)の右側端部、図2(C)の左側端部:以下、同じ)が閉じられている。この構成は、長方形状のシート材(外面シート19が貼着されたカバー本体18)を、ハンドル12の周方向に沿って湾曲するように(長辺部が対向するように)、ハンドル12の長さ方向に沿う方向の一側端部(短辺部)を折り曲げ向かい合わせて接合し、その上から十分な強度を有する合成樹脂製の糸(例えば、ナイロン等)を用いて、向かい合わせた部分の掬い縫いを行うことによりなされるが、特に限定されるものではない。なお、縫合は、糸がゴム製シートの厚みの外側半分を通るようにして行われ、内側半分には糸通し孔を設けないようにするのが好ましく、これによって、防水性を確保できると共に、接合部分の強度を確保できるが、特に限定されるものではない。
このため、ハンドル12の長さ方向に沿う方向の他側端部(図2(A)の左側端部)、及び、この他側端部に連続する下端部の領域20が開口し(L字状の開口が形成され)、使用にあっては、この領域20の開口を介してハンドル12を内側に挿入した状態で、ハンドル12の長さ方向一側端部から前記したハンドル12の高さ調整を行うための押しボタン17までの領域(範囲)を、外面シート19が貼着されたカバー本体18で覆うことができる。即ち、ハンドル12の長さ方向に沿う方向の他側端部は、外面シート19が貼着されたカバー本体18で覆われることなく、露出した状態となる。
なお、カバー本体18のハンドル12の周方向のサイズは、その全体が覆われる(露出しない)程度の大きさでよいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、ハンドル12の下面が露出する程度の大きさにすることもできる。
なお、カバー本体18のハンドル12の周方向のサイズは、その全体が覆われる(露出しない)程度の大きさでよいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、ハンドル12の下面が露出する程度の大きさにすることもできる。
カバー本体18は、独立気泡を有するゴム製であるため、内部の防水性を確保できる。このカバー本体18としては、クロロプレンゴム発泡シートが好適に使用されるが、これに限定されるものではなく、例えばスチレンブタジエンゴム(SBR)やニトリルゴム(NBR)等のその他のゴムが使用されてもよい。
このカバー本体18のハンドル12の表面に接触する内面には、滑り止め用の凹凸が形成されている。この凹凸は、多数の突起群が形成されたシャークスキン状であり、凸部の突出高さが、カバー本体18の厚みに応じて、例えば、0.5mm~1.5mm程度であることが好ましいが、特に限定されるものではない。なお、カバー本体18の厚みは、ハンドル用カバー10をハンドル12に装着した際の握り易さを考慮して1.5mm~6mm(好ましくは2mm以上、5mm以下)としている。
このカバー本体18のハンドル12の表面に接触する内面には、滑り止め用の凹凸が形成されている。この凹凸は、多数の突起群が形成されたシャークスキン状であり、凸部の突出高さが、カバー本体18の厚みに応じて、例えば、0.5mm~1.5mm程度であることが好ましいが、特に限定されるものではない。なお、カバー本体18の厚みは、ハンドル用カバー10をハンドル12に装着した際の握り易さを考慮して1.5mm~6mm(好ましくは2mm以上、5mm以下)としている。
このカバー本体18の外面に貼着されて一体となった外面シート19は、カバー本体18の外面全体に接着及び縫合のいずれか一方又は双方で設けられた(貼着された)、合成繊維からなるジャージ生地(図示しない)と、その外側表面に接着及び縫合のいずれか一方又は双方で設けられた(植設された)、多数の係合素子で構成した雌型面状ファスナーとで構成されている。
この外面シート19により、カバー本体18の伸びを規制して、耐久性及び形状安定性を向上させることができ、また、装飾(色等)を施すことができる。なお、ジャージ生地は、例えば、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン中空糸繊維又はポリエチレン繊維等の合成繊維で形成できるが、これらに限定されるものではない。特に、ポリエチレン繊維等の撥水性に優れた繊維からなるジャージ生地を用いることで、表面の乾燥状態を維持することが容易になると共に、洗浄後の乾燥も容易となる。
この外面シート19により、カバー本体18の伸びを規制して、耐久性及び形状安定性を向上させることができ、また、装飾(色等)を施すことができる。なお、ジャージ生地は、例えば、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン中空糸繊維又はポリエチレン繊維等の合成繊維で形成できるが、これらに限定されるものではない。特に、ポリエチレン繊維等の撥水性に優れた繊維からなるジャージ生地を用いることで、表面の乾燥状態を維持することが容易になると共に、洗浄後の乾燥も容易となる。
外面シート19(カバー本体18)の長辺側端部(図2(A)では下端部)には、上記した雌型面状ファスナーと対となる、2つ(1つでもよく、3つ以上の複数でもよい)の雄型面状ファスナー21が取付けられている。
雌型面状ファスナーは、例えば、ループ状又はアーチ状となった多数の係合素子で構成され、雄型面状ファスナー21は、この係合素子に係止可能な多数のフック部(例えば、鉤状又は矢印「↑」状)で構成されている。即ち、雌型面状ファスナーと雄型面状ファスナー21で、固定手段22が構成されている。
これにより、ハンドル用カバー10(カバー本体18)をハンドル12に装着した際に、ハンドル用カバー10がハンドル12を覆った状態を維持できる。
従って、上記した滑り止め用の凹凸と固定手段22により、ハンドル12に対するハンドル用カバー10(カバー本体18)の位置決めがなされる。
雌型面状ファスナーは、例えば、ループ状又はアーチ状となった多数の係合素子で構成され、雄型面状ファスナー21は、この係合素子に係止可能な多数のフック部(例えば、鉤状又は矢印「↑」状)で構成されている。即ち、雌型面状ファスナーと雄型面状ファスナー21で、固定手段22が構成されている。
これにより、ハンドル用カバー10(カバー本体18)をハンドル12に装着した際に、ハンドル用カバー10がハンドル12を覆った状態を維持できる。
従って、上記した滑り止め用の凹凸と固定手段22により、ハンドル12に対するハンドル用カバー10(カバー本体18)の位置決めがなされる。
ハンドル用カバー10(カバー本体18)の上端部には、前記したハンドル12の高さ調整を行うための押しボタン17を外部に露出させる操作用孔23が形成されている。
操作用孔23のサイズは、特に限定されるものではないが、少なくとも押しボタン17を操作できる程度の大きさであればよい。
これにより、キャリーバッグ11の使用者は、ハンドル12からハンドル用カバー10を取外すことなく、押しボタン17の操作が可能となる。
操作用孔23のサイズは、特に限定されるものではないが、少なくとも押しボタン17を操作できる程度の大きさであればよい。
これにより、キャリーバッグ11の使用者は、ハンドル12からハンドル用カバー10を取外すことなく、押しボタン17の操作が可能となる。
使用にあっては、外面シート19の雌型面状ファスナーから雄型面状ファスナー21を取外した状態で、ハンドル用カバー10をハンドル12に、前記した領域20の開口を介して被せる。このとき、ハンドル12に設けられた押しボタン17に、ハンドル用カバー10の操作用孔23を合わせる。
そして、雄型面状ファスナー21をハンドル12の周方向に沿って巻き回し、その先側を雌型面状ファスナーに密着させる。
これにより、ハンドル用カバー10は、ハンドル12を内側に挿入した状態で、ハンドル12の長さ方向一側端部(図1、図2(A)の右側端部)から押しボタン17までの領域が、カバー本体18で覆われる。
なお、ハンドル12からハンドル用カバー10を取外す際は、外面シート19の雌型面状ファスナーから雄型面状ファスナー21を取外した後、ハンドル12からハンドル用カバー10を取外す。
そして、雄型面状ファスナー21をハンドル12の周方向に沿って巻き回し、その先側を雌型面状ファスナーに密着させる。
これにより、ハンドル用カバー10は、ハンドル12を内側に挿入した状態で、ハンドル12の長さ方向一側端部(図1、図2(A)の右側端部)から押しボタン17までの領域が、カバー本体18で覆われる。
なお、ハンドル12からハンドル用カバー10を取外す際は、外面シート19の雌型面状ファスナーから雄型面状ファスナー21を取外した後、ハンドル12からハンドル用カバー10を取外す。
次に、図3(A)を参照しながら、本考案の第2の実施の形態に係るハンドル用カバー(以下、単にカバーとも記載)30について説明する。なお、ハンドル用カバー30は、基本的な構成は前記した本考案の第1の実施の形態に係るハンドル用カバー10と同じであるため、詳しい説明を省略する。
ハンドル用カバー30は、使用者が使用するベビーカー(物品の一例)31の棒状のハンドル32に着脱可能に装着されるものである。ハンドル用カバー30は、長方形状となったゴム製のカバー本体33(内面シート:カバー本体18と同様の構成)と、その外面に貼着(接合)された外面シート34とを有している。この外面シート34は、前記した外面シート19と同様に、ジャージ生地と雌型面状ファスナーとで構成されている。
ハンドル用カバー30は、使用者が使用するベビーカー(物品の一例)31の棒状のハンドル32に着脱可能に装着されるものである。ハンドル用カバー30は、長方形状となったゴム製のカバー本体33(内面シート:カバー本体18と同様の構成)と、その外面に貼着(接合)された外面シート34とを有している。この外面シート34は、前記した外面シート19と同様に、ジャージ生地と雌型面状ファスナーとで構成されている。
使用にあっては、湾曲した外面シート34が貼着されたカバー本体33が、ハンドル32の長さ方向中央部(ハンドル32の長さ方向両端部を除く領域)を覆う。即ち、外面シート34が貼着されたカバー本体33をハンドル32に装着した状態では、外面シート34が貼着されたカバー本体33の、ハンドル32の長さ方向に沿う方向の両側端部が開口している。
外面シート34(カバー本体33)の長辺側端部(図3(A)では下端部)には、上記した雌型面状ファスナーと対となる、複数(ここでは3つであるが、1つでもよく、また、2つ又は4つ以上でもよい)の雄型面状ファスナー35(前記した雄型面状ファスナー21と同様の構成)が取付けられている。
外面シート34(カバー本体33)の長辺側端部(図3(A)では下端部)には、上記した雌型面状ファスナーと対となる、複数(ここでは3つであるが、1つでもよく、また、2つ又は4つ以上でもよい)の雄型面状ファスナー35(前記した雄型面状ファスナー21と同様の構成)が取付けられている。
続いて、図3(B)、(C)を参照しながら、本考案の第3、第4の実施の形態に係るハンドル用カバー(以下、単にカバーとも記載)40、50について説明する。なお、ハンドル用カバー40、50は、基本的な構成は前記した本考案の第1、第2の実施の形態に係るハンドル用カバー10、30と同じであるため、詳しい説明を省略する。
ハンドル用カバー40は、使用者が使用する傘(物品の一例)41の棒状のハンドル42に着脱可能に装着されるものであり、ハンドル用カバー50は、使用者が使用する傘(物品の一例)51の棒状のハンドル52に着脱可能に装着されるものである。なお、ハンドル42は、側面視して直線状となっており、ハンドル52は、側面視してJ字状となっている。
ハンドル用カバー40は、使用者が使用する傘(物品の一例)41の棒状のハンドル42に着脱可能に装着されるものであり、ハンドル用カバー50は、使用者が使用する傘(物品の一例)51の棒状のハンドル52に着脱可能に装着されるものである。なお、ハンドル42は、側面視して直線状となっており、ハンドル52は、側面視してJ字状となっている。
図3(B)に示すハンドル用カバー40は、長方形状となったゴム製のカバー本体43(内面シート:カバー本体18と同様の構成)と、その外面に貼着(接合)された外面シート44とを有している。この外面シート44は、前記した外面シート19と同様に、ジャージ生地と雌型面状ファスナーとで構成されている。
ハンドル42の周方向に沿って湾曲させた、外面シート44が貼着されたカバー本体43の、ハンドル42の中棒側(シャフト側)とは反対側の端部(図3(B)では下端部)が閉じられ、使用にあっては、ハンドル42の中棒側とは反対側の端部からハンドル42の中棒側までの領域(範囲)が、外面シート34が貼着されたカバー本体43で覆われている。
外面シート44(カバー本体43)の長辺側端部(図3(B)では左端部)には、上記した雌型面状ファスナーと対となる、複数(ここでは2つであるが、1つでもよく、また、3つ以上でもよい)の雄型面状ファスナー45(前記した雄型面状ファスナー21と同様の構成)が取付けられている。
ハンドル42の周方向に沿って湾曲させた、外面シート44が貼着されたカバー本体43の、ハンドル42の中棒側(シャフト側)とは反対側の端部(図3(B)では下端部)が閉じられ、使用にあっては、ハンドル42の中棒側とは反対側の端部からハンドル42の中棒側までの領域(範囲)が、外面シート34が貼着されたカバー本体43で覆われている。
外面シート44(カバー本体43)の長辺側端部(図3(B)では左端部)には、上記した雌型面状ファスナーと対となる、複数(ここでは2つであるが、1つでもよく、また、3つ以上でもよい)の雄型面状ファスナー45(前記した雄型面状ファスナー21と同様の構成)が取付けられている。
図3(C)に示すハンドル用カバー50は、長方形状となったゴム製のカバー本体53(内面シート:カバー本体18と同様の構成)と、その外面に貼着(接合)された外面シート54とを有している。この外面シート54は、前記した外面シート19と同様に、ジャージ生地と雌型面状ファスナーとで構成されている。
ハンドル52の周方向に沿って湾曲させた、外面シート54が貼着されたカバー本体53の、ハンドル52の中棒側(シャフト側)とは反対側の端部(図3(C)では屈曲させた上端部)が閉じられ、使用にあっては、ハンドル52の中棒側とは反対側の端部からハンドル52の中棒側までの領域(範囲)が、外面シート54が貼着されたカバー本体53で覆われている。
外面シート54(カバー本体53)の長辺側端部(図3(C)では屈曲した内側端部)には、上記した雌型面状ファスナーと対となる、複数(ここでは5つであるが、2つから4つ又は6つ以上でもよい)の雄型面状ファスナー55(前記した雄型面状ファスナー21と同様の構成)が取付けられている。
ハンドル52の周方向に沿って湾曲させた、外面シート54が貼着されたカバー本体53の、ハンドル52の中棒側(シャフト側)とは反対側の端部(図3(C)では屈曲させた上端部)が閉じられ、使用にあっては、ハンドル52の中棒側とは反対側の端部からハンドル52の中棒側までの領域(範囲)が、外面シート54が貼着されたカバー本体53で覆われている。
外面シート54(カバー本体53)の長辺側端部(図3(C)では屈曲した内側端部)には、上記した雌型面状ファスナーと対となる、複数(ここでは5つであるが、2つから4つ又は6つ以上でもよい)の雄型面状ファスナー55(前記した雄型面状ファスナー21と同様の構成)が取付けられている。
以上、本考案を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本考案は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本考案のハンドル用カバーを構成する場合も本考案の権利範囲に含まれる。
前記実施の形態においては、ハンドル用カバーを、キャリーバッグのキャリーハンドル、ベビーカーのハンドル、傘のハンドルに使用した場合について説明したが、ハンドルが棒状であれば、特に限定されるものではなく、例えば、車椅子のハンドルや杖のハンドル(手元やグリップとも称す)等に使用することもできる。なお、カバー本体の形状は、真っすぐな形状となっているが、ハンドルの形状に応じて湾曲させた形状等に種々変更できる。
前記実施の形態においては、ハンドル用カバーを、キャリーバッグのキャリーハンドル、ベビーカーのハンドル、傘のハンドルに使用した場合について説明したが、ハンドルが棒状であれば、特に限定されるものではなく、例えば、車椅子のハンドルや杖のハンドル(手元やグリップとも称す)等に使用することもできる。なお、カバー本体の形状は、真っすぐな形状となっているが、ハンドルの形状に応じて湾曲させた形状等に種々変更できる。
また、前記実施の形態においては、カバー本体の外面全体に外面シートを設けた場合について説明したが、外面シートを設けることなく、カバー本体の表面(ゴム表面)を露出させることもでき、この場合、使用者の手に接触する外面に滑り止め用の凹凸を形成することもできる。
なお、外面シートを、前記したジャージ生地のみで構成することもできる。この場合、雄型面状ファスナーと対となる雌型面状ファスナー(固定手段)を、ジャージ生地の外表面に部分的に設ける。これにより、カバー本体をハンドルに装着した際に、カバー本体がハンドルを覆った状態を維持できる。
なお、外面シートを、前記したジャージ生地のみで構成することもできる。この場合、雄型面状ファスナーと対となる雌型面状ファスナー(固定手段)を、ジャージ生地の外表面に部分的に設ける。これにより、カバー本体をハンドルに装着した際に、カバー本体がハンドルを覆った状態を維持できる。
そして、前記実施の形態においては、固定手段を雄型面状ファスナーと雌型面状ファスナーで構成した場合について説明したが、カバー本体をハンドルに装着した際に、カバー本体がハンドルを覆った状態を維持できれば、特に限定されるものではなく、例えば、伸縮性を備えたゴム製のバンド等を用いることもできる。
10:ハンドル用カバー、11:キャリーバッグ(物品)、12:キャリーハンドル(ハンドル)、13:キャスター、14:収納部、15、16:伸縮ロッド、17:押しボタン、18:カバー本体、19:外面シート、20:領域、21:雄型面状ファスナー、22:固定手段、23:操作用孔、30:ハンドル用カバー、31:ベビーカー(物品)、32:ハンドル、33:カバー本体、34:外面シート、35:雄型面状ファスナー、40:ハンドル用カバー、41:傘(物品)、42:ハンドル、43:カバー本体、44:外面シート、45:雄型面状ファスナー、50:ハンドル用カバー、51:傘(物品)、52:ハンドル、53:カバー本体、54:外面シート、55:雄型面状ファスナー
Claims (5)
- 使用者が使用する物品の棒状のハンドルに着脱可能に装着されるハンドル用カバーであって、
前記ハンドルの周方向に沿って湾曲し、該ハンドルの表面に接触する内面に、滑り止め用の凹凸が形成された、厚みが1.5mm~6mmの独立気泡を有するゴム製のカバー本体と、
前記カバー本体を前記ハンドルに装着した際に、該カバー本体が前記ハンドルを覆った状態を維持するための固定手段とを有し、
前記ハンドルに対する前記カバー本体の位置決めがなされることを特徴とするハンドル用カバー。 - 請求項1記載のハンドル用カバーにおいて、前記物品はキャリーバッグであり、前記ハンドルはキャリーハンドルであって、
湾曲した前記カバー本体の、前記キャリーハンドルの長さ方向に沿う方向の一側端部が閉じられ、使用にあっては、前記キャリーハンドルの長さ方向一側端部から、該キャリーハンドルの長さ方向中央部に設けられた該キャリーハンドルの高さ調整を行うための押しボタンまでの領域が、前記カバー本体で覆われ、
前記カバー本体には、前記押しボタンを外部に露出させる操作用孔が形成されていることを特徴とするハンドル用カバー。 - 請求項1記載のハンドル用カバーにおいて、前記物品はベビーカーであり、
使用にあっては、湾曲した前記カバー本体が前記ハンドルの長さ方向中央部を覆うことを特徴とするハンドル用カバー。 - 請求項1記載のハンドル用カバーにおいて、前記物品は傘であり、
湾曲した前記カバー本体の、前記ハンドルの中棒側とは反対側の端部が閉じられ、使用にあっては、前記ハンドルの中棒側とは反対側の端部から該ハンドルの中棒側までの領域が、前記カバー本体で覆われることを特徴とするハンドル用カバー。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載のハンドル用カバーにおいて、前記固定手段は、前記カバー本体の外面に貼着された雌型面状ファスナーと、前記カバー本体の端部に取付けられ、前記雌型面状ファスナーと対となる雄型面状ファスナーとで構成されることを特徴とするハンドル用カバー。
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JP2023002513U JP3243661U (ja) | 2023-07-13 | 2023-07-13 | ハンドル用カバー |
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2023
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