JP3243570B2 - ワイヤ放電加工機のワイヤ電極搬送装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工機のワイヤ電極搬送装置

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JP3243570B2
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wire
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茂治 横道
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株式会社 アマダマシニックス
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワイヤ放電加工機のワ
イヤ電極搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ放電加工機の自動結線に用いられ
ているワイヤ電極の搬送装置には、ワイヤ電極を上下2
個のベルトコンベアのベルト間に挟んで搬送するベルト
コンベア式と、ワイヤ電極を小さな案内パイプ内に導
き、この中に高速流体を供給してワイヤ電極に推力を与
搬送する流体式等がある。前者は装置の構造が比較的
複雑で、故障が多いが、後者は構造が簡単で故障も少な
いので、近年多用されるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、ワイヤ
電極の搬送装置として近年流体式が多用されるようにな
ったが、この方式も加工時間の増加と共に、案内パイプ
内に加工チップが堆積し、ワイヤ電極の搬送が不能にな
るという問題があった。又、この搬送装置の後段に設け
られているワイヤ巻上げ装置に、流体が進入し、この装
置の故障が発生するという問題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、ワイヤ放電加工機における下部ノ
ズルを下方向へ通過したワイヤ電極を水平方向に案内す
るワイヤ電極案内部と、前記ワイヤ電極案内部を通過し
たワイヤ電極を、水平状に配置した案内パイプ内へ圧力
水によって誘導する流体噴出部と、前記案内パイプを通
過した前記圧力水と前記ワイヤ電極とを分離する水切り
部と、上記水切り部を通過したワイヤ電極を回収するワ
イヤ電極回収部とを備えたワイヤ放電加工機のワイヤ電
極搬送装置において、前記案内パイプへの加工チップの
堆積を防止するために前記ワイヤ電極案内部と前記流体
噴出部との間に、圧力水を噴出して前記ワイヤ電極に付
着した加工チップを除去するための加工チップ除去部を
設けた構成である
【0005】
【実施例】次に、この発明の実施例について、図1に基
づいて説明する。図示のように、このワイヤ電極搬送装
置は、下部アーム1に設けられたワイヤ電極案内部3
と、加工チップ除去部としての第一流体噴出部5と、第
二流体噴出部7と、第二流体噴出部7の右端に設けられ
た案内パイプ9と、案内パイプ9の右端に設けられた水
切り部13と吸引部15とからなる流体回収部11とか
ら構成されている。
【0006】ワイヤ電極案内部3には、ワイヤ電極Wの
方向を上下方向から水平方向へ90度変えるローラ17
と、その外周に沿ってワイヤ電極を誘導する圧力水の通
路19が設けてあり、常時、所定圧に調整された圧力水
が流入口21から入り、下部ノズル23を下方向へ通過
したワイヤ電極Wをローラ17に沿って出口25へ誘導
する。
【0007】第一流体噴出部5には、常時、所定圧に調
整された圧力水を逆方向即ち左方向へ噴出するノズル2
7が設けてあり、ワイヤ電極Wに付着した加工チップ
は、この部で除去され、排出口29から噴出水と共に
排出される。
【0008】第二流体噴出部7には、流入口31から供
給される所定圧に調整された圧力水を、右方向へ噴出す
るノズル33が設けてあり、ワイヤ電極案内部3から送
られてきたワイヤ電極Wを、このノズルの噴流の推力に
よって案内パイプ9及び流体回収部11を経てワイヤ電
極回収部としてのワイヤ巻上げ装置35へ誘導する。
【0009】案内パイプ9は、高速の噴流水及びワイヤ
電極Wの案内通路である。流体回収部11の水切り部1
3及び吸引部15は、図示のように、共に拡大部と縮小
部からなっており、水切り部13内の噴流水は、拡大部
に設けた排出口37から汚水槽T1 へ排出され、吸引部
内の噴流水は、拡大部に設けた排出口39から吸引
器41によって吸引され、汚水槽T1 へ排出される。こ
の吸引器41は常時動作している。
【0010】前記のワイヤ電極案内部3,第一流体噴出
部5及び吸引器41に供給される圧力水は、清水槽T2
の清水を低圧ポンプ43及びリリーフ弁45によって1
気圧に昇圧調整されたものである。第二流体噴出部7に
供給される圧力水は、同様に高圧ポンプ47及び減圧弁
49によって2.5気圧に昇圧調整されたもので、止め
弁51によって結線時のみ供給される。また、高圧ポン
プ47の圧力水は、流量制御弁53,止め弁55,57
を経て上部ノズル59,下部ノズル23へ供給される。
又、汚水槽T1 の汚水は、ポンプ59,フイルタ63を
経て清水槽T2へ送られ、循環使用される。
【0011】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明においては、ワイヤ放電加工機におい
てワイヤ電極案内部3で水平方向に案内されたワイヤ電
極Wを流体噴出部7から噴出される圧力水によって案内
パイプ9に誘導する構成であっ て、前記ワイヤ電極案内
部3と流体噴出部7との間には、前記案内パイプ9への
加工チップの堆積を防止するために前記ワイヤ電極Wに
付着した加工チップを圧力水によって除去するための加
工チップ除去部が設けてあるから、前記流体噴出部7か
ら噴出される圧力水によってワイヤ電極Wを案内パイプ
9に誘導するとき、ワイヤ電極Wから加工チップを除去
した状態にあって、加工チップが案内パイプ9内に入り
込むようなことがなく、ワイヤ電極Wは常に案内パイプ
9内を円滑に通過し得るものであり、前述したごとき従
来の問題を解消し得るものである
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 下部アーム 3 ワイヤ電極案内部 5 第一流体噴出部 7 第二流体噴出部 9 案内パイプ 11 流体回収部 13 水切り部 15 吸引部 23 下部ノズル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ放電加工機における下部ノズル
    (23)を下方向へ通過したワイヤ電極(W)を水平方
    向に案内するワイヤ電極案内部(3)と、前記ワイヤ電
    極案内部(3)を通過したワイヤ電極(W)を、水平状
    に配置した案内パイプ(9)内へ圧力水によって誘導す
    る流体噴出部(7)と、前記案内パイプ(9)を通過し
    た前記圧力水と前記ワイヤ電極(W)とを分離する水切
    り部(13)と、上記水切り部(13)を通過したワイ
    ヤ電極(W)を回収するワイヤ電極回収部(35)とを
    備えたワイヤ放電加工機のワイヤ電極搬送装置におい
    て、前記案内パイプ(9)への加工チップの堆積を防止
    するために前記ワイヤ電極案内部(3)と前記流体噴出
    部(7)との間に、圧力水を噴出して前記ワイヤ電極
    (W)に付着した加工チップを除去するための加工チッ
    プ除去部を設けたことを特徴とするワイヤ放電加工機
    イヤ電極搬送装置。
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