JP3241979B2 - 電力ケーブル用接続部形成方法および組立装置 - Google Patents

電力ケーブル用接続部形成方法および組立装置

Info

Publication number
JP3241979B2
JP3241979B2 JP29610695A JP29610695A JP3241979B2 JP 3241979 B2 JP3241979 B2 JP 3241979B2 JP 29610695 A JP29610695 A JP 29610695A JP 29610695 A JP29610695 A JP 29610695A JP 3241979 B2 JP3241979 B2 JP 3241979B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
insulator
reinforcing insulator
conductor
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29610695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09117029A (ja
Inventor
敦 戸谷
謙司 手塚
珠三 霜村
重人 中村
博久 官上
巌 大高
邦彦 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP29610695A priority Critical patent/JP3241979B2/ja
Publication of JPH09117029A publication Critical patent/JPH09117029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3241979B2 publication Critical patent/JP3241979B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cable Accessories (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブルの中
間接続部の形成方法に関し、特に、あらかじめ円筒状に
作成したプレモールド補強絶縁体を用いるに際して、ケ
ーブル導体を前記補強絶縁体に挿入するための方法と組
立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CVケーブル等のようなゴム・プラスチ
ック電力ケーブルを用いて、地下の高圧送電線路を構築
するに際しては、マンホール等を介して中間接続部を配
置している。前記ケーブルの中間接続部には、例えば、
特開平6−151029号公報等に示されるように、ケ
ーブル導体接続部に架橋剤添加ポリエチレン等の樹脂材
料を押出機により成形し、加熱架橋してモールド型接続
部を構成することが行われている。前述したような押出
機を用いて補強絶縁体を形成することは、275kVの高
圧送電用のケーブルの中間接続部には一般的に用いられ
ている技術手段である。そして、前述したようにして一
体成形した中間接続部は、非常に優れた性能と信頼性と
を有するものであることから、長距離地下送電線路に一
般的に適用されている技術手段である。
【0003】ところが、前記押出成形により補強絶縁体
を構築するためには、マンホール内部にクリーンルーム
を構築して、接続するケーブル導体や絶縁体等の周囲に
微小な埃等が付着することを防止し、押出す樹脂材料内
に異物等が入り込まないようにして作業を行うことが要
求される。また、樹脂材料を押出し成形する方法を用い
る場合に、狭いマンホールの内部に押出成型装置を配置
する必要があり、施工に熟練を必要とすることの他に、
作業現場での環境管理に多くの労力が費やされる。さら
に、3本のケーブルを順次接続する作業を行うために施
工時間が長く、作業員に多くの負担を強いる等の不都合
が発生している。
【0004】そこで、前述したような現場での押出し成
形の作業を行うことによる問題を解消するために、特開
平6−253433号公報等に示されるように、あらか
じめ工場等で作成した樹脂製のプレモールド絶縁体を用
いることが提案されている。前記従来例においては、プ
レモールド絶縁体をケーブル導体接続部に位置決めして
から、外部から加熱と加圧を行うことにより、押出し成
形の場合と同様に一体化することができる。そして、前
記プレモールド絶縁部材を用いる場合には、マンホール
内で押出し成形を行う場合に比較して、現場作業を簡素
化することが可能であり、作業期間を短縮できるととも
に、ケーブル接続部の信頼性を向上させることができる
等の長所を発揮することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平6−253
433号公報等に示されるように、樹脂製のプレモール
ド絶縁部材を用いる場合にも、ケーブル導体の接続の作
業と、3つの円筒状の部材を組み合わせる作業を行う必
要がある。例えば、前記従来例に示されるケーブル接続
部を構成する場合には、接続する2本のケーブルの一方
には絶縁成型体とプレモールド絶縁体とを装着し、他方
のケーブルにはプレモールド絶縁体を装着しておき、そ
の後に、2本のケーブル導体を接続する作業を行ってい
る。また、前記プレモールド絶縁体に設ける貫通孔は、
ケーブルの外径とほぼ等しく形成されているために、前
記絶縁体をケーブルに沿わせて移動させるためには、大
きな力を必要とし、組立て作業を行うための装置を用い
ることが必要とされている。しかし、絶縁体の押出し成
形に比較して作業工程を簡素化できること、および、作
業期間を短縮することは可能であるものの、前記絶縁体
の形状が大きくて重い等の解決を要する点が残ってい
る。
【0006】前述したような問題を解決し、絶縁部材の
成型品を有効に使用するために、1つのコーン状の絶縁
体を使用し、前記絶縁に対してケーブルを挿入すること
により、前記絶縁部材の中央部で導体の接続を行うとと
もに、導体接続部に対して絶縁部材を位置決めすること
が考えられている。しかしながら、マンホールの内部で
大径のケーブルを曲げて位置決めを行い、絶縁部材に挿
入する作業は、非常に大きな力を必要とするものであ
り、作業性が良くないと言う問題がある。
【0007】本発明は、前述したような問題を解決する
もので、接続する2本のケーブルの保持と絶縁部材に対
する挿入の動作を容易に行い得るように構成した作業装
置を用い、マンホールの内部でのケーブル接続部の形成
作業を容易に行い得る電力ケーブル用接続部形成方法を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、あらかじめゴ
ム・プラスチック材料等の樹脂材料により一体に形成
し、長さ方向の中心を貫通する孔を設けた補強絶縁体に
対して、前記補強絶縁体の貫通孔の両側から導体接続部
材と接続具を導体先端部に配置したケーブルを挿入し、
前記2つの導体接続部材を突き合わせる状態で電気的な
導通と、機械的な接続とを行ってプレハブ接続部を形成
するために用いる装置に関する。本発明の請求項1の発
明は、前記補強絶縁体を保持する絶縁体支持部材に対し
て、ケーブルの長さ方向の両側に2本のケーブルを各々
保持するケーブル支持部材を配置し、前記補強絶縁体を
保持する絶縁体支持部材と前記ケーブル先端部を保持す
るケーブル支持部材は、固定位置に配置する各々のフレ
ームに対して、ケーブルの長さ方向と、横方向にそれぞ
れ移動可能に構成し、前記各支持部材をケーブルの長さ
方向と横方向に駆動するための駆動装置を各々設け、前
記ケーブル支持部材と絶縁体支持部材とを移動させなが
ら、ケーブル先端部を補強絶縁体に挿入する動作と、接
続具によるケーブル先端部の機械的な固定とを行うこと
を特徴とする。
【0009】本発明の請求項2の発明は、電力ケーブル
用接続部形成方法に関するもので、前記補強絶縁体を保
持する絶縁体支持部材に対して、ケーブルの長さ方向の
両側に2本のケーブルを保持するケーブル支持部材を各
々配置し、前記補強絶縁体を保持する絶縁体支持部材
と、前記2つのケーブルの先端部を保持する各々のケー
ブル支持部材には、固定位置に配置する各々のフレーム
に対して、ケーブルの長さ方向と、横方向とにそれぞれ
移動可能に支持し、前記支持部材をケーブルの長さ方向
と横方向とに移動させるための駆動装置とを各々設けた
装置を用い、2本のケーブル先端部を各ケーブル支持部
材に対して各々保持させて、ケーブル導体の露出と導体
先端部に導体接続部材と接続具とをそれぞれ取り付ける
工程と、導体接続部材を各々取り付けたケーブルを補強
絶縁体の長さの1/4 だけ相互に離間する方向に移動させ
てから、中央部の絶縁体支持部材に補強絶縁体を装着
し、最初に接続するケーブルから離間する方向に補強絶
縁体の長さの1/4 だけ移動させる工程と、前記ケーブル
と補強絶縁体の軸線を一致させてから、補強絶縁体をそ
の長さの1/2 だけ接続するケーブルに向けて移動させ、
ケーブル先端部を補強絶縁体の中心部にまで挿入する工
程と、一方のケーブルを補強絶縁体に挿入した後で、他
方のケーブルと補強絶縁体の軸線を一致させ、一方のケ
ーブルを接続したままの補強絶縁体を他方のケーブルに
向けて共に移動させる工程と、他方のケーブルを補強絶
縁体に向けて移動させ、2つのケーブルの導体接続部材
を突き合わせる状態で接続する工程と、補強絶縁体に対
して加熱と加圧の作用を付与し、ゴム・プラスチック材
料を圧縮して導体接続部に一体化する工程を経てプレハ
ブ接続部を構成することを特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】前述したようなケーブル接続方法を用いる
ことにより、本発明の請求項1に記載された発明では、
補強絶縁体と接続するケーブルとを相互に移動させる動
作を行って、プレハブ接続部を構成するので、太くて硬
いケーブルを必要以上に大きく曲げたりする必要がな
く、狭いマンホールの内部での接続作業を容易に行うこ
とができる。また、本発明の請求項2に記載した発明で
は、2つのケーブルと補強絶縁体とをそれぞれ支持する
部材を用い、前記支持部材を相互に移動させることによ
り、ケーブルを補強絶縁体に挿入することができるの
で、作業員の負担を軽減することが可能になる。さら
に、本発明の請求項3に示すように、補強絶縁体に対し
て一方のケーブルを挿入し、その後に補強絶縁体と他方
のケーブルとをそれぞれ移動させて、ケーブルの先端部
の接続と固定を行う方法を、工程を追って順次行うこと
により、プレハブ接続部を構成する作業をマニュアル化
することができるとともに、作業の正確性を確保するこ
とが可能になる。前記方法を実施するために、本発明の
請求項4に記載された発明では、2つのケーブルと補強
絶縁体とを支持する部材に、それぞれ縦横方向に移動さ
せる駆動手段を設け、それぞれの支持部材に対する移動
の動作を行わせることにより、狭い作業現場でのプレハ
ブ接続部形成作業を容易に行い得る装置を構成すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明の電力ケーブル用接続部形成方法を説明する。図1に
は、本発明の方法と装置とを用いて構成するプレハブ接
続部の断面を示しているもので、接続する2本のケーブ
ル1、1aは、先端部に導体2、2aをそれぞれ所定の
長さだけ露出させるとともに、内部絶縁体3、半導電層
4、および遮蔽層5等をそれぞれ所定の長さに亘って露
出させるように処理している。そして、前記ケーブル導
体2、2aの先端部に導体接続部材7、7aをそれぞれ
固定して取り付け、さらに、前記導体接続部材の先端部
には、後述するように、2つの導体接続部材を直接接続
する接続具を取り付けて、前記導体接続部材を導体接触
子13に対して位置決めするとともに、電気的な導通を
設定している。また、前記ケーブル1、1aは、金属の
コルゲート外装6を形成したものとして示しているが、
前記ケーブルは、コルゲート外装を有しないCVケーブ
ルであっても良い。
【0014】前記ケーブル接続部に対応する絶縁体とし
て、前記接続部の外周部には、ゴム・プラスチック製の
補強絶縁体11を配置するが、例えば、未架橋のポリエ
チレン製の筒状の部材で構成し、前記導体接続部材を接
続する部分に対応させて、中央部の内部に導体接触子1
3と高圧シールド電極12とを配置している。前記補強
絶縁体11は中央部が円筒状で、両端部がテーパ状に形
成され、断面の中心部を貫通する孔を設けて、その貫通
孔の両側からケーブルを挿入して位置決めさせる。前記
補強絶縁体11により構成されるプレハブ接続部10に
おいては、前記補強絶縁体11の周囲に半導電層14を
形成し、前記半導電層14は、ケーブルの半導電層4に
接続している。また、前記保護管16と補強絶縁体11
の間に防水混和物15を充填しており、前記保護管16
の両端部では、ケーブル外装6との間に防水層19、1
9aをそれぞれ配置して、プレハブ接続部10の内部に
対する防水処理を行っている。さらに、前記プレハブ接
続部10の中央部の外周部には、絶縁筒17を配置する
とともに、保護管16には任意の間隔で端子座18……
を配置して、アースに接続する手段を構成している。
【0015】前記プレハブ接続部10を形成するに際し
て、ケーブルの端部に対する処理作業の順序と、補強絶
縁体11を介して導体接続部を形成し、前記接続部を補
強絶縁体と一体化させる作業を説明する。まず、ケーブ
ルの端部の曲りを修正して、真っ直ぐな状態に成形して
から、図2に示すように、コルゲート外装6を除去して
外部遮蔽層5を露出させ、さらに、内部絶縁体3と半導
電層4とをそれぞれ所定の長さだけ露出させるように、
各部材を剥ぎ取る作業を行う。次いで、図3に示すよう
に、ケーブル導体2を所定の長定露出させるように絶縁
体3を剥ぎ取り、前記絶縁体の端部を導体に向けてテー
パ状に成形する作業を行う。
【0016】その後で、図4に示すように、接続する2
本のケーブル1、1aの導体2、2aに対して、導体接
続部材7、7aをそれぞれ取り付けるが、前記導体接続
部材に設けた孔に導体を挿入して、周囲から圧力を加え
て押し潰す状態でケーブル導体を圧縮する。そして、前
記導体接続部材7、7aを導体2、2aに対してそれぞ
れ固定してから、導体接続部材の表面の突部を削り取っ
て円筒形に修正して、補強絶縁体11の内部に収容でき
る状態にする。また、前記導体接続部材7、7aの各々
の先端部には、接続具8、8aを装着して、導体接続部
材7、7aを突き合わせた状態で、接続具を介して導体
接続部材を接続することができるようにする。
【0017】前記図4に示すように、2本のケーブル導
体の端部に導体接続部材7、7aをそれぞれ取り付けた
後で、図5に示すようにして、補強絶縁体11の貫通孔
の一方からケーブル1aの先端部を挿入し、導体接続部
材7aを導体接触子13に対して位置決めする。次い
で、図6に示すように、補強絶縁体11の貫通孔の他方
から別のケーブル1を挿入して、前記補強絶縁体11の
中央部で2つの導体接続部材7、7aを対向させる状態
で位置決めすることにより、接続具8、8aを導体接触
子13の中央部で接続し、2つの導体接続部材を相互に
固定する作用と、電気的な導通を設定する動作とを自動
的に行わせる。
【0018】なお、前記接続具としては、例えば、特開
平6−307421号公報等に示されるような接続装置
を使用することができるが、その他に、任意の接続手段
を用いることができる。また、前記従来例の接続具を本
実施例に適用する場合には、前記2つのケーブル導体の
先端部に取り付ける接続具8、8aのうち、一方に突出
部材に係止部材を設け、他方の接続具の先端部に、前記
突出部材を受け入れる凹部と係止手段とを設けて構成す
ることが可能であり、そのような接続具を使用すること
により、補強絶縁体の内部に2本のケーブルを挿入して
導体の端部を自動的に接続し、電気的な導通をも同時に
設定できるようにする。本実施例に示される導体接続部
に対して配置する補強絶縁体11は、中心部を貫通する
孔の両端部から中央部に向けて次第に径が小さくなるよ
うに形成されており、ケーブルの絶縁体を前記補強絶縁
体の貫通孔の形状に一致させるように、テーパ加工等を
行うものである。そして、前記補強絶縁体11の貫通孔
にケーブルを挿入した状態では、ケーブル絶縁体の表面
と貫通孔の内面との間には、非常に小さい隙間が形成さ
れる状態となる。
【0019】前記図6に示すようにして、接続する2本
のケーブル導体の端部を導体接続部材を用いて接続し、
導体接続部を導体接触子13を介して高圧シールド電極
12の中央部に位置決めした状態で、補強絶縁体11の
外周部から熱と圧力とを加えて圧縮するとともに、未架
橋の樹脂材料に対する架橋処理を行う。そして、前記補
強絶縁体をケーブル絶縁体と密着させる作業を行うとと
もに、前記補強絶縁体に対する圧縮の際に、補強絶縁体
の薄い部分から厚い部分に向けて順次押圧作用が付与さ
れるので、ケーブル絶縁体と補強絶縁体に囲まれた隙間
の空気は、接続中心部に向けて移動され、撚線で構成し
たケーブル導体の隙間を通って外部に押出されることに
なる。したがって、前記補強絶縁体11の貫通孔とケー
ブル絶縁体の間には気泡が残ることがなく、補強絶縁体
を用いたプレハブ接続部の絶縁特性を良好に維持させる
ことができる。前述したようにして、補強絶縁体11を
用いた導体接続部を形成してから、その外周部に半導電
層を形成し、防水混和物を施工して保護管を装着するこ
とにより、図1に示されたようなプレハブ接続部10を
構成する。
【0020】
【実施例】前記図2〜6に示されるような順序で、補強
絶縁体に対してケーブル端部を挿入して、固定と導体の
接続の作業を行うために、本発明においては、図7に示
すような組立て装置を用いて、図8〜14に示す順序で
接続作業を行うようにしている。前記図7に示す組立装
置20は、マンホール等のケーブル接続部形成現場に設
置されるもので、接続部材27、28を介してケーブル
の長さ方向の両側にケーブル支持部材30、40を配置
して、接続するケーブル端部を保持して縦方向(ケーブ
ルの長さ方向)と、横方向(ケーブルの径方向)の移動
の動作に対処させる装置を構成している。
【0021】また、前記ケーブル支持部材の中央部の接
続部材27、28の間には、絶縁体支持部材21を固定
位置に配置しており、前記絶縁体支持部材21は固定さ
れたフレーム22の上部に、移動フレーム24を横移動
用駆動部材23を介して配置し、前記移動フレーム24
には、縦移動用駆動部材26を介して補強絶縁体を固定
保持するための固定部材25を移動可能に設けている。
そして、前記移動フレーム24に配置する固定部材25
に対して、補強絶縁体を固定支持させた状態で、縦横移
動用駆動部材23、26を用いて補強絶縁体をケーブル
の長さ方向と、径方向にそれぞれ移動させる動作を行
い、補強絶縁体にケーブル端部を挿入する作業を行わせ
る。
【0022】前記絶縁体支持部材21に対して、ケーブ
ルの長さ方向の両側に配置するケーブル支持部材30、
40は、絶縁体支持部材に対して対称的な構造を有する
ものであり、ケーブル支持部材30を代表として説明す
ると、フレーム31の上部に縦移動用駆動部材32を介
して縦移動フレーム33を配置し、前記縦移動フレーム
33に設けた横移動用駆動部材34を介して横移動フレ
ーム35を配置して、前記横移動フレーム35にケーブ
ル保持部材36を設けている。そして、前記ケーブル支
持部材30においては、ケーブル保持部材36に対して
接続するケーブルの端部を固定保持させた状態で、横移
動用駆動部材34を介して横移動フレーム35を横方向
に移動させる動作を行い、縦移動用駆動部材32を用い
て縦移動フレーム33を縦方向に移動させるようにして
いる。また、前記ケーブル支持部材30と対向して配置
されるケーブル支持部材40においても、固定位置に配
置されるフレーム41に対して、縦移動用駆動部材42
を介して縦移動フレーム43を配置し、前記縦移動フレ
ーム43には横移動用駆動部材44を介して横移動フレ
ーム45を配置して、ケーブルをケーブル保持部材46
により固定保持する手段を構成している。
【0023】次に、前記図7に示される組立装置20を
用いて、マンホールの内部でプレハブ接続部を形成する
作業を説明するが、前記図2から図6に示される作業
を、図8ないし図15に示す状態で施工することができ
る。まず、図8に示す例は、組立装置20の両側に配置
するケーブル支持部材30、40に対して、ケーブル
1、1aの端部をそれぞれケーブル保持部材を介して固
定保持させる状態を示しているもので、前記図8に示す
例においては、図4に示したように、組立装置に対して
位置決めするケーブル1、1aの端部に導体接続部材を
取り付けた状態を示している。前記組立装置を用いたケ
ーブルの接続を行う際に、接続する2本のケーブルを、
組立装置のケーブル支持部材30、40に対して位置決
めし、各ケーブル支持部材のケーブル保持部材36、4
6を用いて横移動フレームに固定するが、接続されるケ
ーブルの各々には、マンホールに接続されるケーブル案
内管路の端部から、ケーブルに対してオフセット(曲げ
部)を形成した状態で、各ケーブル支持部材に対してケ
ーブルを固定する。そして、組立装置の長さ方向の中心
部Cに対応させてケーブルの先端部を切り揃えてから導
体を露出させ、導体接続部材を取り付けるまでの作業
(図2から図4までの工程)を、組立装置にケーブルを
支持させた状態で行うことができる。なお、2つのケー
ブル支持部材に固定されるケーブルは、ケーブルの長さ
方向の中心線が、ずれを持たせているが、これは、後述
するように、接続部の間に補強絶縁体を位置決めしてか
ら、ケーブルを補強絶縁体に向けて横方向に移動させる
際に、他のケーブル先端部が邪魔にならないようにする
ためでもある。
【0024】前記図8に示すようにして、接続するケー
ブルの長さを揃えてから先端部に導体接続部材を取り付
けた後で、図9に示すように、2つのケーブル支持部材
30、40のフレーム31、41に対して、縦移動フレ
ーム33、43をそれぞれの縦移動用駆動部材を用いて
後退させるようにする。前記ケーブルの先端部を中心線
Cから後退させる距離は、補強絶縁体の長さLに対して
1/4 Lの長さに設定し、2つのケーブルの先端部の間隔
が補強絶縁体の長さLの1/2 だけ離間した状態で接続の
準備が完了する。なお、前記ケーブルと補強絶縁体の移
動の動作において、補強絶縁体の長さLに対して、ケー
ブル先端部に配置する接続具の突出長さを加味した距離
だけ余分に移動させる必要がある。さらに、補強絶縁体
の長さLに対して、1/4 L、または、1/2 Lの距離と正
確に設定すると、ケーブルや補強絶縁体の横移動に際し
ての作業の余裕間隔がなくなる。そこで、実際にはその
ための若干の余裕間隔を余分に設定するが、本発明の説
明において、長さLという表現には接続具の突出長さと
作業上の余裕間隔を含めて示している。また、前述した
ようにして、各ケーブルの先端部を中心線から離間させ
る状態に後退させる際には、ケーブルに設定した曲げ部
をより大きく湾曲させる状態となる。
【0025】次いで、図10に示すように、組立装置の
2つのケーブル支持部材30、40の中央部に配置して
いる絶縁体支持部材21に対して補強絶縁体11を位置
決めし、移動フレーム24の固定部材25により補強絶
縁体11の中心線Dを設定して保持させるようにする。
そして、前記補強絶縁体11を保持した状態のままで、
移動フレーム24を絶縁体支持部材21のフレームに沿
わせてケーブル支持部材30側に1/4 Lだけ移動させる
動作を行い、前記補強絶縁体11のケーブル支持部材4
0側の先端部とケーブル1aの先端部とが、中心線Cに
対して1/4 Lだけケーブル支持部材40側に離間した位
置で位置決めされるが、次の接続の動作に際して、両部
材の先端部が当接することがないように、横から見て少
しの隙間がある状態に固定される。
【0026】前述したようにして、補強絶縁体の位置決
めを行ってから、最初に図11に示すように、ケーブル
1aを補強絶縁体に対して挿入する動作を行う。その際
に、ケーブル支持部材40の縦移動フレーム43に対し
て横移動フレーム45を横移動用駆動部材を介して補強
絶縁体の軸線Dに向けて移動させ、ケーブルの軸線が補
強絶縁体の軸線に一致する位置でケーブルの横移動を停
止する。次いで、図12に示すように、ケーブル支持部
材40に支持されるケーブル1aをそのままに固定した
状態で、補強絶縁体11をケーブル1aに向けて1/2 L
だけ移動させる動作を行う。そして、補強絶縁体11の
中心部が中心線Cよりも1/4 Lだけケーブル1a側に移
動した状態で、補強絶縁体11に対してケーブル1aの
先端部を位置決めする動作を完了する。なお、その状態
では、補強絶縁体11のケーブル1側の端部とケーブル
1の先端部とは、接続部の中心線Cに対して1/4 Lだけ
離間した位置に位置決めされるが、両者の先端部は横か
ら見て若干の隙間がある状態に保持される。
【0027】前述したようにして、一方のケーブル1a
を補強絶縁体11に挿入して組立てを行ってから、図1
3に示すように、ケーブル1の軸線を補強絶縁体の軸線
Dに一致させるための移動の動作を行う。その際には、
前記ケーブル1aの移動と同様に、ケーブル支持部材3
0の縦移動フレーム33に対して横移動用駆動部材を用
いて横移動フレーム35を移動させることにより行い、
ケーブルの軸線が補強絶縁体11に対して一致した状態
で、図14の作業に移行する。図14に示される例で
は、まず、補強絶縁体11をケーブル1aとともにケー
ブル1に向けて1/4 Lだけ移動させて、ケーブル1の先
端部が接続のための挿入長さの1/2 だけ補強絶縁体の内
部に入り込む状態とする。次いで、ケーブル支持部材3
0のフレームに対して縦移動用駆動部材を用いて縦移動
フレーム33を移動させて、ケーブル1の先端部を補強
絶縁体11に向けて挿入させ、補強絶縁体11の内部で
2本のケーブルの導体接続部材が電気的に導通されると
ともに、接続具を用いて両ケーブルの導体を機械的に固
定接続する動作を行うようにする。
【0028】前述したようにして、補強絶縁体に対して
2本のケーブルの先端を挿入して固定した後では、組立
装置20に配置するケーブル支持部材30、40と絶縁
体支持部材21とは、図15の平面図および図16の側
面図に示す状態で停止される。つまり、ケーブル1、1
aはケーブル支持部材30、40に支持された状態で固
定され、補強絶縁体11は絶縁体支持部材21に支持さ
れた状態で固定されている。そして、前述したようにし
てケーブルを固定した状態で、図示を省略するが、マン
ホールの内部でのケーブルには、最初に設定する曲げ部
に対応させる湾曲部が形成される。
【0029】本発明の組立装置において、縦移動フレー
ムを移動させるための縦移動用駆動部材は、太くて硬い
ケーブルを曲げながら移動させるとともに、補強絶縁体
に対してケーブルの先端部を挿入する動作を行うので、
比較的大きな駆動力を持たせる必要がある。また、補強
絶縁体を支持する移動フレームに設ける縦移動用駆動部
材23にも、前記縦移動用駆動部材の場合と同様に大き
な力を発揮する装置として構成する必要とされる。そこ
で、前記組立装置に配置する縦移動用駆動部材として
は、モータで駆動されるスクリュー装置を用いると作業
を容易に行うことが可能になるが、その他に、手動で駆
動されるスクリュー装置等を使用すると良い。
【0030】また、ケーブルを横方向に移動させるため
の横移動用駆動部材としては、比較的小さな力を必要と
するのみであるから、手動で駆動するスクリュー装置を
用いても良い。しかし、作業員の負担を軽減するために
は、各移動フレームを駆動するためには、各々の駆動装
置をモータで駆動する装置として構成すると作業能率を
向上させるとともに、各部材の位置決めの動作を容易に
行うことが可能になる。さらに、前記ケーブル接続の作
業の説明では、補強絶縁体を保持する絶縁体保持部材で
は、固定部材を縦方向にのみ移動させる場合を示した
が、ケーブルの移動距離を少なくするためには、ケーブ
ルの横移動に際して、補強絶縁体を同時に移動させて、
ケーブルの横移動距離を短くすることが可能である。そ
して、そのような組立て手段を用いる場合には、図7に
示す横移動用駆動部材を用いて、ケーブルと補強絶縁体
の双方を互いに近付く方向に移動させて組立てるような
方法を用いることができる。
【0031】前述したようにして、ケーブル導体を補強
絶縁体の内部で接続した後で、図17、18に示すよう
に、補強絶縁体11を支持する絶縁体支持部材を組立装
置から取り外し、補強絶縁体11が両側のケーブルに支
持された状態にする。そして、前記補強絶縁体11に対
して熱処理のための型部材を取り付けて、加熱と加圧の
作業を行い、図6に示されたような導体接続部を形成
し、その接続部の周囲に保護管等を取り付けてから、両
側のケーブルと保護管の間に防水層を施工し、図1に示
すようなプレハブ接続部を構成する。その後に、ケーブ
ル支持部材30、40を取り外して、1つのプレハブ接
続部の形成作業を終了し、同様な手順で組立装置の組み
立てと、ケーブル端部に対する処理の作業を順次行っ
て、3本のケーブルの接続作業を行うことにより、1つ
のマンホールの内部でのプレハブ接続部の形成作業が行
われる。
【0032】
【発明の効果】前述したように構成した装置を用いるこ
とにより、本発明では、2つのケーブルと補強絶縁体と
を支持する部材に、それぞれケーブルの長さ方向と横方
向に各々移動させる駆動手段を設け、それぞれの支持部
材に対する移動の動作を行わせることにより、狭い作業
現場でのプレハブ接続部形成作業を容易に行うことの可
能な装置を構成することができる。そして、本発明にお
いては、1つの組立て装置を用いて複数本のケーブルの
接続作業を順次行うので、狭いマンホールの内部でのプ
レハブ接続部の形成作業を、短期間で行うことが可能で
あり、接続部に対する信頼性を向上させることができ
る。
【0033】本発明において、前述したようなケーブル
接続方法を用いることにより、補強絶縁体と接続するケ
ーブルとを相互に移動させる動作を行って、プレハブ接
続部を構成するので、太くて硬いケーブルを大きく曲げ
たりする必要がなく、狭いマンホールの内部での接続作
業を容易に行うことができる。また、2つのケーブルと
補強絶縁体とをそれぞれ支持する部材を用い、前記支持
部材を相互に移動させることにより、ケーブルを補強絶
縁体に挿入することができるので、作業員の負担を軽減
することが可能になる。さらに、補強絶縁体に対して一
方のケーブルを挿入し、その後に補強絶縁体と他方のケ
ーブルとをそれぞれ移動させて、ケーブルの先端部の接
続と固定を行う方法を工程を追って行うことにより、プ
レハブ接続部を構成する作業をマニュアル化することが
できるとともに、作業の正確性を確保することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の組立装置の構成を示す断面図であ
る。
【図2】 接続するケーブルの端部の処理状態を示す説
明図である。
【図3】 導体の露出と絶縁体の端部の処理の説明図で
ある。
【図4】 ケーブル端部に導体接続部材を取り付けた状
態の説明図である。
【図5】 一方のケーブルを補強絶縁体に挿入する動作
の説明図である。
【図6】 補強絶縁体を介してケーブルを接続した状態
の説明図である。
【図7】 本発明に用いる組立装置の構成を示す平面図
である。
【図8】 組立装置に対して2本のケーブルを位置決め
した状態の説明図である。
【図9】 2本のケーブルを後退させた状態の説明図で
ある。
【図10】 絶縁体支持部材に補強絶縁体を固定した状
態の説明図である。
【図11】 一方のケーブルを補強絶縁体に対して位置
決めした状態の説明図である。
【図12】 一方のケーブルと補強絶縁体を組み合わせ
る状態の説明図である。
【図13】 他方のケーブルを補強絶縁体に位置決めす
る状態の説明図である。
【図14】 他方のケーブルを補強絶縁体に組み合わせ
る状態の説明図である。
【図15】 補強絶縁体を介してケーブルを接続した状
態の平面図である。
【図16】 図15の側面図である。
【図17】 補強絶縁体に対して熱処理等を行う状態の
平面図である。
【図18】 図17の側面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル、 2 ケーブル導体、 7 導体
接続部材、8 接続具、 10 プレハブ接続部、
11 補強絶縁体、12 高圧シールド電極、
20 組立装置、21 絶縁体支持部材、 24
移動フレーム、 25 固定部材、30・40
ケーブル支持部材、26・32・42 縦移動用駆動
部材、33・43 縦移動フレーム, 23・34・
44 横移動用駆動部材、35・45 横移動フレ
ーム、 36・46 ケーブル保持部材。
フロントページの続き (72)発明者 霜村 珠三 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工 業株式会社 熊谷製作所内 (72)発明者 中村 重人 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工 業株式会社 熊谷製作所内 (72)発明者 官上 博久 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工 業株式会社 熊谷製作所内 (72)発明者 大高 巌 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工 業株式会社 熊谷製作所内 (72)発明者 近藤 邦彦 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 新国際ビル 三菱電線工業株式会社 東 京事務所内 (56)参考文献 特開 平7−193936(JP,A) 特開 平6−253433(JP,A) 特開 平4−210715(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/14 H02G 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめゴム・プラスチック材料等の
    樹脂材料により一体に形成し、長さ方向の中心を貫通す
    る孔を設けた補強絶縁体に対して、前記補強絶縁体の貫
    通孔の両側から導体接続部材と接続具を導体先端部に配
    置したケーブルを挿入し、前記2つの導体接続部材を突
    き合わせる状態で電気的な導通と、機械的な接続とを行
    ってプレハブ接続部を形成するために用いる装置であっ
    て、 前記補強絶縁体を保持する絶縁体支持部材に対して、ケ
    ーブルの長さ方向の両側に2本のケーブルを各々保持す
    るケーブル支持部材を配置し、 前記補強絶縁体を保持する絶縁体支持部材と前記ケーブ
    ル先端部を保持するケーブル支持部材は、固定位置に配
    置する各々のフレームに対して、ケーブルの長さ方向
    と、横方向にそれぞれ移動可能に構成し、 前記各支持部材をケーブルの長さ方向と横方向に駆動す
    るための駆動装置を各々設け、 前記ケーブル支持部材と絶縁体支持部材とを移動させな
    がら、ケーブル先端部を補強絶縁体に挿入する動作と、
    接続具によるケーブル先端部の機械的な固定とを行うこ
    とを特徴とする電力ケーブル用接続部組立装置。
  2. 【請求項2】 あらかじめゴム・プラスチック材料等の
    樹脂材料により一体に形成し、長さ方向の中心を貫通す
    る孔を設けた補強絶縁体に対して、前記補強絶縁体の貫
    通孔の両側から導体接続部材と接続具を導体先端部に配
    置したケーブルを挿入し、前記2つの導体接続部材を突
    き合わせる状態で電気的な導通と、機械的に接続とを行
    う電力ケーブル用接続部形成方法において、 前記補強絶縁体を保持する絶縁体支持部材に対して、ケ
    ーブルの長さ方向の両側に2本のケーブルを保持するケ
    ーブル支持部材を各々配置し、 前記補強絶縁体を保持する絶縁体支持部材と、前記2つ
    のケーブルの先端部を保持する各々のケーブル支持部材
    には、固定位置に配置する各々のフレームに対して、ケ
    ーブルの長さ方向と、横方向とにそれぞれ移動可能に支
    持し、 前記支持部材をケーブルの長さ方向と横方向とに移動さ
    せるための駆動装置とを各々設けた装置を用い、 2本のケーブル先端部を各ケーブル支持部材に対して各
    々保持させて、ケーブル導体の露出と導体先端部に導体
    接続部材と接続具とをそれぞれ取り付ける工程と、 導体接続部材を各々取り付けたケーブルを補強絶縁体の
    長さの1/4 だけ相互に離間する方向に移動させてから、
    中央部の絶縁体支持部材に補強絶縁体を装着し、最初に
    接続するケーブルから離間する方向に補強絶縁体の長さ
    の1/4 だけ移動させる工程と、 前記ケーブルと補強絶縁体の軸線を一致させてから、補
    強絶縁体をその長さの1/2 だけ接続するケーブルに向け
    て移動させ、ケーブル先端部を補強絶縁体の中心部にま
    で挿入する工程と、 一方のケーブルを補強絶縁体に挿入した後で、他方のケ
    ーブルと補強絶縁体の軸線を一致させ、一方のケーブル
    を接続したままの補強絶縁体を他方のケーブルに向けて
    共に移動させる工程と、 他方のケーブルを補強絶縁体に向けて移動させ、2つの
    ケーブルの導体接続部材を突き合わせる状態で接続する
    工程と、 補強絶縁体に対して加熱と加圧の作用を付与し、ゴム・
    プラスチック材料を圧縮して導体接続部に一体化する工
    程を経てプレハブ接続部を構成することを特徴とする電
    力ケーブル用接続部形成方法。
JP29610695A 1995-10-19 1995-10-19 電力ケーブル用接続部形成方法および組立装置 Expired - Fee Related JP3241979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29610695A JP3241979B2 (ja) 1995-10-19 1995-10-19 電力ケーブル用接続部形成方法および組立装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29610695A JP3241979B2 (ja) 1995-10-19 1995-10-19 電力ケーブル用接続部形成方法および組立装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09117029A JPH09117029A (ja) 1997-05-02
JP3241979B2 true JP3241979B2 (ja) 2001-12-25

Family

ID=17829220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29610695A Expired - Fee Related JP3241979B2 (ja) 1995-10-19 1995-10-19 電力ケーブル用接続部形成方法および組立装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3241979B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09117029A (ja) 1997-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0472450B2 (ja)
JP3241979B2 (ja) 電力ケーブル用接続部形成方法および組立装置
JP3389531B2 (ja) 電力ケーブルの接続方法
WO2009084350A1 (ja) アース接続具
JP3236787B2 (ja) 補強絶縁体の製造方法および補強絶縁体の製造装置
JP3260968B2 (ja) 電力ケーブル用接続装置の形成方法および電力ケーブル用接続装置
JPH08149679A (ja) 電力ケーブル用導体接続装置
JP3014501B2 (ja) 電力ケーブル接続用筒状絶縁ブロックの製造方法
JP3215585B2 (ja) 電力ケーブル用接続部
JP3360957B2 (ja) ゴム・プラスチック電力ケーブル用差し込み式接続部
JP2000270434A (ja) 電力ケーブル用接続部組立装置および接続部形成方法
JP3242029B2 (ja) 電力ケーブルの接続方法
JP2000350325A (ja) 電力ケーブルの接続方法
JP3315522B2 (ja) ゴム、プラスチック電力ケーブルのガス絶縁型中間接続部の形成方法
JP3056888B2 (ja) 電力ケーブルの接続方法
JP3306345B2 (ja) 高圧シールド電極に対する半導電層の形成方法
JP3247008B2 (ja) 電力ケーブルの導体接続装置
JP2939317B2 (ja) 電力ケーブル接続用絶縁成形体とそれを用いた接続方法
JP3178369B2 (ja) Cvケーブル用接続部の施工方法
JPH0817540A (ja) 電力ケーブル用接続部形成方法
JP3226798B2 (ja) ケーブル終端・接続部の防食処理部
JP3402516B2 (ja) 電力ケーブル用接続部
JP2779554B2 (ja) ゴム・プラスチック電力ケーブルの接続方法
JP3208090B2 (ja) 電力ケーブルの接続装置
JP3249929B2 (ja) Cvケーブルの接続部

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees