JPH08149679A - 電力ケーブル用導体接続装置 - Google Patents

電力ケーブル用導体接続装置

Info

Publication number
JPH08149679A
JPH08149679A JP6315689A JP31568994A JPH08149679A JP H08149679 A JPH08149679 A JP H08149679A JP 6315689 A JP6315689 A JP 6315689A JP 31568994 A JP31568994 A JP 31568994A JP H08149679 A JPH08149679 A JP H08149679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
cable
fixing
outer peripheral
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6315689A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Totani
敦 戸谷
Takeshi Goto
毅志 後藤
Tomokiyo Ueda
朝喜與 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP6315689A priority Critical patent/JPH08149679A/ja
Publication of JPH08149679A publication Critical patent/JPH08149679A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧ケーブルの接続部を形成する際に、ケー
ブル導体の端部に導体接続子部材を装着した部分を、接
続部材を用いて接続する手段を用いることにより、ケー
ブルの張力に対処することができ、組み立てが容易な導
体接続部を構成できるようにする。 【構成】 ケーブル1の導体2の端部に導体固定部材2
1を配置して、導体接続子部材25の楔部材27を差し
込むことにより固定する。前記導体固定部材に対して導
体接続子部材25をネジ係合部24を介して接続し、2
つの導体接続子部材を突き合わせる状態でその外周に半
割円筒状の接続部材30を取り付け、固定ネジ部材35
を用いて固定する。そして、前記導体接続子部材と接続
部材の間に凹溝と突条の組み合わせによる係止手段と、
導電性バンド部材36により導通させる手段を設けて、
導体の相互の固定と導通を設定できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧電力ケーブルの中
間接続部におけるケーブル導体の接続構造に関し、特
に、ケーブル接続部の構成を簡素化して、接続作業を迅
速に行い得るようにするとともに、接続部の信頼性と耐
久性を向上させ得る高圧電力ケーブル用接続装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CVケーブル等の大容量の高圧電力ケー
ブルの接続のために、従来よりスリップオン型導体接続
手段を用いることが行われており、前記接続装置として
は、例えば、特開平2−155415号公報や実開平2
−77868号公報等に示されるような技術手段が知ら
れている。前述したようなケーブル接続手段において
は、ケーブル導体の先端部に銅製の導体接続子を固定し
ておき、接続する2本のケーブル導体の先端部に取り付
けた導体接続子を、銅製の導体継手に対向させる状態で
挿入して、ケーブルの導通を得るようにしている。ま
た、前記従来例においては、前記導体継手に対して挿入
する2つの導体接続子のそれぞれには、導体継手との間
での係止手段を設けており、導体継手に対して導体接続
子を挿入した状態で、導体継手の内側に形成した段部
と、導体接続子の先端部に形成した段部とを係止させ、
導体接続子が導体継手から外れないようにする手段を構
成している。なお、前記導体継手は、短冊型の部材を組
み合わせて円筒状に構成しているもので、その外周部に
配置したスプリング等により、導体接続子に対する押圧
と係止作用を行い、2つのケーブルの間の導通を得るこ
とができるように構成されている。
【0003】前記従来例に示されるようなケーブル接続
部は、図6に示されるように構成されているもので、ま
ず、接続する2本のケーブル1、1aの外装管6を所定
の長さだけ除去し、導体2と絶縁体3を接続部の構造に
対応させた長さだけ露出させる状態にして、ケーブルの
曲りを矯正する。次いで、導体2を所定の長さだけ露出
させるように絶縁体3を剥離し、導体の先端部に導体接
続子部材8を取り付けて固定する。そして、2つの導体
接続子部材を導体継手9に挿入する状態で、導体接続部
を構成するが、前記図6に示される例では、前記導体継
手9を補強絶縁体12の内部に配置しており、導体接続
子部材8、8aを補強絶縁体12の両側から挿入するこ
とにより、導体継手9を介して2つの導体接続子部材を
突き合わせる状態で固定し、導通状態を設定できるよう
にする。さらに、前記導体継手9に対応する位置には、
補強絶縁体12の内部に一体に設けた高圧シールド電極
11が位置するようにされる。
【0004】前述したように構成した導体接続部7に対
して、ケーブル接続部10を構成するために、補強絶縁
体12の周囲に半導電層13を配置し、その外周部に防
水混和物15を所定の厚さで形成し、前記防水混和物1
5の外周部に金属製の保護管16を配置する。また、前
記保護管16に対して所定の位置に絶縁筒17を配置す
るとともに、保護管に対して端子座18を配置して、ア
ースに接続する手段を設けている。さらに、前記絶縁筒
17の両端部と、ケーブル外装管との接続部をカバーす
る状態で防水層19を配置し、前記防水層19を絶縁テ
ープを巻き付ける等の手段により構成し、保護管16の
内部に湿気等が入り込むことを防止する手段を構成して
いる。なお、前記一般例に示されるケーブルは、コルゲ
ート外装を施したものとして構成しているが、前記ケー
ブルとしては、任意の高圧送電用のCVケーブル等を対
象にして、ケーブル接続部を構成することができる。前
記ケーブル接続部10において、ケーブルの導体に取り
付けた導体接続子部材を接続する導体継手9と、補強絶
縁体12に配置する高圧シールド電極11の2つの導電
性を有する導電性円筒部材は、銅等の金属で形成された
円筒部材として構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図6に
示されるようなケーブル接続部を構成する場合には、ケ
ーブル導体の先端部に固定した導体接続子部材を補強絶
縁体の貫通孔に挿入して、導体接続部の位置決めを行う
必要がある。前記導体接続部を形成する際には、一方の
ケーブル導体の導体接続子部材は、補強絶縁体に対して
容易に挿入することが可能であるが、他方の導体接続子
部材を挿入する際には、ケーブルを大きく湾曲させて導
体接続子部材を補強絶縁体の長さの半分だけ後退させ、
その後で、ケーブルの曲りを修正しながら導体接続子部
材を補強絶縁体の貫通孔に挿入する方式を用いている。
しかしながら、従来のケーブル接続部を構成する際に
は、大容量のケーブルのように導体断面積の大きなもの
では、曲げ作業を行うことが困難であり、接続作業の能
率を向上させることができないという問題がある。さら
に、マンホールのような狭い場所で、ケーブルベンダー
等の装置を用いて、ケーブルを曲げたり延ばしたりする
作業を行う必要があり、作業環境が良くない場所で、面
倒な作業を強いられるという問題があった。
【0006】前述したような問題に加えて、導体継手に
対して導体接続子部材を挿入して導通を設定するケーブ
ル接続部では、導体継手に対して導体接続子部材を挿入
して固定する際に、導体接続子部材の先端部に配置する
膨大部が、導体継手を拡開する状態で挿入されるように
なっている。そこで、前記補強絶縁体の内部に配置する
高圧シールド電極の内面と、導体継手の外周部との間に
導体継手が拡開できる程度の隙間を形成する必要があ
り、その隙間に対して、導体継手と高圧シールド電極と
の導通を設定するための別の導通手段を構成する等の余
分な手段を追加して設けるために、導体接続部の周囲に
余分な機構を配置することにより、構造が複雑になり易
いという問題もある。
【0007】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来のケーブ
ル接続部を形成する際の問題を解消するもので、ケーブ
ル接続部を形成する際に、導体接続子部材を突き合わせ
る状態で導体継手を取り付ける手段を用いることによ
り、ケーブルを曲げたりする必要がなく、また、導体接
続子部材に対して導体継手としての接続部材を固定手段
を用いて相互に接続する手段を構成し、ケーブル接続部
の信頼性を向上させ得るとともに、ケーブル接続部の形
成作業を容易に短時間で行い得るようなケーブル接続部
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、接続するケー
ブルの導体端部に対して対向させる位置に導体接続手段
を配置し、前記2つの導体接続手段の先端部を突き合わ
せる状態で、電気的な接続を行う導体接続部を構成し、
前記導体接続部に対応させて補強絶縁体を配置し、その
外周部に絶縁と保護のための部材を配置して構成するケ
ーブル接続部に関する。本発明においては、前記ケーブ
ル導体の端部に配置する導体接続手段を、導体固定部材
と導体接続子部材を組み合わせて構成し、導体の端部に
位置決めして配置する導体固定部材に対して導体接続子
部材の楔部材を挿入することにより、導体固定部材に導
体を固定する手段を構成し、前記2つの対向する導体接
続子部材を突き合わせる状態で、その外周部に半割円筒
状の接続部材を固定して、2つのケーブル導体の間での
電気的な導通を設定し、前記接続部の外周部の長さ方向
に亘って外周部を保護する補強絶縁体を配置して、導体
接続部を構成する手段を用いている。
【0009】また、本発明において、前記ケーブル導体
の先端部に配置する導体接続子部材は、導体固定部材に
対してネジ係合部を介して固定する手段を設けるととも
に、導体固定部材に挿入される導体に挿入する楔部材を
設け、前記導体接続子部材の周囲には、接続部材との間
で電気的な導通を設定する導電性バンド部材を支持する
溝と、固定ネジ部材を用いて固定する手段、および、導
体接続子部材の外面と接続部材の内面とに配置する凹凸
を組み合わせて固定する手段を設け、2つの導体接続子
部材を突き合わせる状態で、接続部材を介して固定と導
通を設定することができる。
【0010】さらに、本発明において、前記ケーブル導
体の先端部に配置する導体接続子部材を導体固定部材と
一体のものとして構成し、導体接続子部材の先端部の導
体固定部材に導体を挿入して、導体固定部材の外周部か
ら締め付けることにより固定するとともに、2つの導体
接続子部材を突き合わせる状態で、その外周部に接続部
材を配置し、固定ネジ部材による接続と導電性バンド部
材による導通を設定する手段を構成することもできる。
前記構成に加えて、本発明においては、前記ケーブル導
体の先端部に配置する導体接続子部材を導体固定部材と
一体のものとして構成し、導体接続子部材の先端部の導
体固定部材に導体を挿入して、導体固定部材の外周部か
らネジ部材を挿入して導体を圧縮固定するとともに、2
つの導体接続子部材を突き合わせる状態で、その外周部
に接続部材を配置し、固定ネジ部材による接続と導電性
バンド部材による導通を設定する手段、および、導体接
続子部材の外面と接続部材の内面とに配置する凹凸を組
み合わせて固定する手段を設けて構成することも可能で
ある。
【0011】
【作用】前述したようなケーブル接続部を構成するため
に、本発明においては、接続するケーブルを導体接続子
部材の長さを考慮して所定の長さに切断し、各々のケー
ブルの先端部に対する処理の作業を行って、導体の先端
部に導体接続子部材を固定する処理を最初に行う。その
後で、一方のケーブルに対して補強絶縁体を装着して、
その後の作業の邪魔にならない位置まで移動させ、2つ
の導体接続子部材を突き合わせる状態で半割円筒状の接
続部材を組み合わせて固定し、ケーブルの長さ方向に張
力が付与されても接続状態を良好に維持できるような処
理を行う。そして、前記導体接続部を覆う状態に補強絶
縁体を位置決めして、その外周部に絶縁部材と補強部材
等を被覆する作業を行って、ケーブル接続部を構成する
ことができる。したがって、本発明においては、ケーブ
ル接続部を形成するために、ケーブルを曲げたり延ばし
たりする作業を行う必要がなく、マンホールのような狭
い作業環境でも、接続作業を容易に行うことができる。
【0012】本発明のケーブル接続部においては、ケー
ブル導体の先端部に導体固定部材を配置し、導体接続子
部材の先端部に設けた楔部材を挿入することにより、導
体を拡開して導体固定部材の内部で固定するが、前記導
体固定部材に対して導体接続子部材を組み合わせる際に
は、ネジ係合手段を用いて容易に行うことができる。さ
らに、本発明の導体接続部を形成する際には、導体接続
子部材の端部に導体を挿入して締め付けて固定する手段
や、導体接続子部材の円筒部に挿入した導体に対して、
ネジ部材をねじ込んで圧縮固定する手段等を用いること
ができ、任意の固定手段を用いて、導体接続子部材と導
体との接続を行うことができる。
【0013】さらに、本発明においては、導体接続子部
材の外面に凹溝を設けておき、接続部材の内面に前記凹
溝に対応する突条を設けて、前記凹凸を組み合わせるこ
とにより、ケーブルの長さ方向の応力に対応させる手段
を構成することができる。したがって、対向する導体接
続子部材を突き合わせた状態で、接続部材をその外周部
に配置して固定することによって、ケーブル接続部に引
っ張り応力が付与された場合でも、ケーブルの接続状態
に問題が生じることがない。また、前述したように構成
した本発明の導体接続部では、2つの導体接続子部材を
相互に固定して導通状態を維持するための接続部材を、
ケーブルの外形と同一の径を有するものとして構成し、
補強絶縁体を導体接続部に位置決めすることにより、接
続部材と高圧シールド電極との間の導通を容易に設定す
ることができる。そして、補強絶縁体を導体接続部に対
応させて位置決めする際に、ケーブルに沿わせて移動す
る動作を容易に行うことができ、ケーブル接続部を形成
する作業を容易に行うことができる。
【0014】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明のケーブ
ル接続部を説明する。図1に示される接続部において
は、2本のケーブル1、1aの導体2、2aの端部に設
けた導体接続子部材等を突き合わせる状態で配置し、前
記導体接続子部材の外周部を接続部材30により被覆し
て固定することにより導体接続部20を構成している。
前記導体接続部20の外周部には、所定の長さに亘って
補強絶縁体12を配置し、前記補強絶縁体12と一体に
設けた高圧シールド電極11が、接続部材30と導通さ
れるようになっている。また、図1の実施例では、ケー
ブル接続部10を構成する補強絶縁体のみを示してお
り、実際には、前記図6に示されたものと同様に、補強
絶縁体の外側に配置する半導電層13をケーブルの外部
半導電層に接続し、その外周部に絶縁材料と保護材料等
を配置してケーブル接続部を構成する。
【0015】前記図1に示される導体接続部20は、図
2に詳細に示されるように構成される。前記図2に示す
例において、ケーブル1、1aのそれぞれの導体2、2
aを露出させた端部に、固定手段と導電手段を配置して
いるが、図示される接続部では左右の部材が同形状のも
のとして構成されているので、一方のケーブル1に対応
させて接続部の構成を説明する。本発明において、ケー
ブル1の導体2の先端部には、導体固定部材21を配置
しており、前記導体固定部材21は導体2を挿入する円
筒部22と、先端部のフランジ部材23とからなり、前
記フランジ部材23には所定の径のネジ孔を設け、前記
ネジ孔に対して導体接続子部材25の端部に設けたネジ
部をねじ込むことにより、導体固定部材に対して導体接
続子部材を一体に取り付けることができるようにする。
前記導体固定部材21は銅や銅合金等のように、導電性
の良好な金属で構成されており、導体2と導体接続子部
材25との間での導通状態を良好に設定できるようにす
る。
【0016】前記導体固定部材21と組み合わせて使用
する導体接続子部材25は、中実な円筒状の本体26の
先端部にネジ部を介して楔部材27を設けている。そし
て、前記ネジ部を導体固定部材のフランジ部材のネジ孔
に係合させることによりネジ係合部24を構成し、両部
材の導通を設定するとともに、導体に対して楔部材27
を挿入する動作を容易に行い得るようにする。つまり、
導体2を円筒部22の内部に挿入した状態で導体固定部
材21を取り付け、その後で、導体固定部材のフランジ
部材のネジ孔に対して導体接続子部材25のネジ部をね
じ込むことにより、導体の先端部から楔部材27を挿入
し、楔部材27により導体を拡開するようにして、導体
固定部材の円筒部の内面に導体の外周面を押圧させて、
導体と導体固定部材とを一体に固定し、導通状態を良好
に設定できるようにする。
【0017】前記実施例とは別に、導体固定部材21と
組み合わせて使用する導体接続子部材25は、中実な円
筒状の本体26の先端部にネジ部を設けたものと、別体
に構成した楔部材27を用いることができる。そして、
導体2を円筒部22の内部に挿入した状態で導体固定部
材21を取り付け、導体の先端部から楔部材27を打ち
込んで、楔部材27により導体を拡開することにより、
導体固定部材の円筒部の内面に導体の外周面を押圧させ
て、導体と導体固定部材とを一体に固定し、導通状態を
良好に設定できるようにする。その後で、前記導体接続
子部材25のネジ部を導体固定部材のフランジ部材のネ
ジ孔に係合させることにより、ネジ係合部24を構成
し、両部材の導通を設定する。
【0018】前記導体接続子部材25では、対向する導
体接続子部材25aとの突き合わせ面Tを構成する先端
面は、平面状に形成されるが、本体26の外周面には、
固定ネジ部材35を取り付けるためのネジ孔と、接続部
材30との間での固定を行うための凹溝28、および、
両部材の間での導通を設定するためのバンド状導電部材
を支持させるための凹条29を設けている。前記2つの
ケーブル導体2、2aの各々の端部に、導体接続子部材
25、25aをそれぞれ取り付けた状態で突き合わせ面
Tを介して配置した状態で、2つの導体接続子部材を相
互に接続するために、接続部材30を配置している。前
記接続部材30は、2つの半割円筒状の部材を導体接続
子部材の周囲に組み付けて、固定ネジ部材35、35a
……を用いて導体接続子部材との間で接続することによ
り、円筒状の導電部材として構成し、導体接続部20に
おける導体接続子部材の固定と、導通を設定する手段を
構成する。また、前記接続部材30の表面は、導体固定
部材の円筒部の外径および、ケーブルの外径と同一に設
定することにより、図1のように補強絶縁体を接続部に
移動させて位置決めする際に、補強絶縁体の移動を容易
に行い得るようにする。
【0019】前記導体接続子部材と接続部材の間で固定
と導電の作用を行わせるために、前記導体接続子部材2
5の表面部には、リング状の凹溝28と複数条の凹条2
9を配置している。前記凹条29には、銅製の薄い板を
加工した導電性バンド部材36を配置している。前記導
電性バンド部材36としては、銅等の板状の部材に対し
て、多数の切り起し片を所定の間隔で配置しているもの
で、前記切り起し片を斜めに突出する状態に配置して、
導体接続子部材に対して切り起し片の端部が押圧する状
態に設けている。そして、導体接続子部材の外周面に形
成した凹条29に導電性バンド部材36を配置してお
き、その外側に接続部材30を取り付けると、導電性バ
ンド部材36の切り起し片が導体接続子部材と接続部材
との間で相互に押圧され、両者の間での導通状態を設定
できるようにする。
【0020】本発明において、前記導電性バンド部材と
しては、例えば、株式会社ソルトン製の「マルチコンタ
クトバンド」(商品名)を使用することができる。前記
マルチコンタクトバンドは、銅合金製の薄いベルト状の
板部材に対して、中央部に切り起し片を所定の間隔で形
成したものとして構成されている。そして、前記切り起
し片が両側の押圧部材により圧縮される状態で一方に倒
され、両側の部材に対してそのバンドの弾性により押圧
する状態となり、電気的な導通を得られるものとされ
る。なお、本実施例の接続部に使用する導電性のバンド
部材としては、その他に、任意の導電部材を適用するこ
とが可能であり、前記「マルチコンタクトバンド」に限
定するものではない。
【0021】また、前記導体接続子部材25の表面に設
けたリング状の凹溝28は、接続部材30の内面に突出
させて設けたリング状の突条31に係合されるもので、
凹溝28に対して突条31を係合させることにより、両
部材がケーブルの長さ方向に固定される状態となる。さ
らに、前記凹溝28と突条31を係合させた状態で、両
部材を貫通するようにして固定ネジ部材35を取り付け
ることにより、導体接続子部材に対する接続部材の固定
と、導電性バンド部材36を押圧する作用、および、2
つの導体接続子部材25、25aを相互に接続する作用
とを行うことができる。そして、前述したようにして、
2つの導体接続子部材を突き合わせる状態で接続部材を
取り付けることにより、2本のケーブルの間での導通を
設定するとともに、導体接続子部材が移動することを阻
止できる。
【0022】図3に示される本発明の実施例では、前記
図2の場合と同様に、ケーブル導体2、2aの先端部に
配置する導体固定部材21、21aと、前記導体固定部
材に対して導体接続子部材25、25aを取り付け、接
続部材30により接続することにより、導体接続部20
aを構成している。しかし、前記導体接続部20aにお
いては、導体接続子部材25、25aを短く構成して、
凹溝28と1条の凹条29とを設けて、接続部材30に
対する固定と導通を行う手段を構成している。また、前
記導体接続部20aを構成する導体固定部材21に対し
て、導体接続子部材25をネジ係合部24を介して接続
することにより、楔部材27を導体2に対して挿入し
て、導体固定部材の円筒部と導体との間の導通を設定す
るとともに、ケーブルの導体2に対する導体固定部材2
1の固定作用を良好に維持させ得るようにする。
【0023】前記図3に示される導体接続部20aにお
いては、対向して配置される2つの導体接続子部材2
5、25aに対して1条の凹条29をそれぞれ配置し、
導電性バンド部材36等の導電部材を配置することによ
り、接続部材30を介して2つのケーブル導体を相互に
導通させる手段を構成している。前述したような導通手
段を構成する場合には、前記図2の導体接続部に比較し
て通電容量は少なくなることが想定されるが、前記導電
性バンド部材を大容量のものとして設けることにより対
応が可能である。また、本実施例の場合に、導体接続子
部材に配置する凹溝28に対して、接続部材30の内面
に設けた突条31を係合させ、両部材の係合部に固定ネ
ジ部材35を装着して、円筒状の接続部材30を構成す
ることと、導体接続子部材と接続部材との間での導通状
態を設定することも同様にして行うことができる。した
がって、前記図3の導体接続部においても、前記図2の
ものと同様に、ケーブルの長さ方向の引っ張り応力に十
分対処できるものとなり、導体接続子部材の接続状態を
良好に維持することが可能になる。
【0024】
【実施例2】前記図2、3に示されるように導体接続部
を構成することの他に、本発明においては、図4、5の
それぞれに示されるような導体接続部を構成することも
可能である。図4に示される導体接続部40では、導体
接続子部材41、41aを2つのケーブル導体2、2a
に対してそれぞれ固定して設け、前記導体接続子部材4
1、41aを突き合わせ面Tを介して相互に接続する状
態で、その周囲を接続部材50を用いて覆う状態で固定
し、導通状態を設定できるようにしている。本実施例に
おいて、ケーブル1の導体2の先端部に取り付ける導体
接続子部材41は、円筒状の本体42のケーブル側先端
部に配置した円筒部45の内部に導体2を挿入し、前記
円筒部45を外側から、例えば、圧縮機等の手段を用い
て締め付けることにより、導体2と導体接続子部材41
とを固定する手段を設けている。また、前記導体接続子
部材41の本体42の周囲には、接続部材との固定を行
うための凹溝43と、導電性バンド部材56を支持させ
るための凹条44を配置している。
【0025】また、前記2つの導体接続子部材41、4
1aを相互に接続するための接続部材50は、2つの半
割円筒状の部材を組み合わせて円筒形状のものとして構
成するもので、導体接続子部材の本体42、42aを覆
う状態に構成する本体部の内面に突条51、51aを配
置している。また、前記本体部の両側に薄肉の延長部5
2、52aをそれぞれ設け、前記延長部52、52a
は、導体接続子部材の円筒部45、45aをそれぞれ覆
う状態にして配置する。前記延長部を導体接続子部材の
円筒部に対応して配置することは、例えば、ケーブル導
体を導体接続子部材の円筒部に挿入して締め付けること
により固定した際に、前記円筒部外周面に凹凸が形成さ
れるので、その円筒部の表面を補強絶縁体に対応させる
と、絶縁特性を良好に発揮させ得ない等の問題が生じ
る。そこで、本発明においては、円筒部の表面に接続部
材の延長部をかぶせる状態で配置し、導体接続部の表面
に凹凸が生じないようにすることと、補強絶縁体の貫通
孔に接続部材を摺動させる際の障害となる凹凸をなく
し、補強絶縁体の組立作業を容易に行ない得るようにす
るためでもある。
【0026】したがって、前述したような導体接続部4
0を構成する場合には、ケーブル導体2の先端部を導体
接続子部材41の円筒部45の内部に挿入し、前記円筒
部に対して外周部から押圧作用を付与して導体2と円筒
部45とを一体に固定する。そして、前述したように構
成した導体接続子部材41、41aを突き合わせ面Tを
介して配置し、導体接続子部材の外周部に半割円筒状の
接続部材を配置して、導体接続子部材41、41aの凹
溝43、43aに対して、接続部材50の突条51、5
1aをそれぞれ係合させる。さらに、2つの部材の係止
部に対して、固定ネジ部材55、55aを装着して固定
することにより、導体接続子部材と接続部材の間の固定
を行い、2つの導体接続子部材の間の導通を導電性バン
ド部材56を用いて設定できるようにする。
【0027】前記図4の実施例とは別に、本発明におい
ては、図5に示されるような導体接続部60を構成する
こともできる。前記図5に示される導体接続部60にお
いては、ケーブル導体2の端部に取り付ける導体接続子
部材61を本体62と端部の円筒部65を一体に設けて
構成し、前記円筒部65の中空部にケーブル導体2を挿
入して、ボルト部材67を用いて固定する手段を用いて
いる。前記導体接続子部材61の端部に配置する円筒部
65には、外周部から軸線方向に向けて複数のネジ孔6
6……を設けており、前記ネジ孔に挿入するボルト部材
67は、一定のトルクが加えられた状態で自動的に切断
される形式の切断ボルト部材を用いることができる。そ
して、前記円筒部の内部に導体を挿入し、円筒部の外側
から複数のボルト部材をねじ込むことにより、導体を押
圧する状態で、円筒部と導体とを一体に接続することが
できるようにする。また、前記ボルト部材としては、切
断ボルト部材を使用することのほかに、皿状の頭部を有
するボルト部材を使用することも可能であり、例えば、
前記皿状の頭部に工具を係合させる角孔を設けることに
より、挿入作業を容易に行い得るようにすることも可能
である。
【0028】前記導体接続子部材61においては、本体
62の周囲に対して前記図4の場合と同様に、凹溝63
と凹条64を配置しており、凹溝63を介して接続部材
に対する係止を行い、凹条64に配置する導電性バンド
部材76を用いて、導体接続子部材と接続部材の間での
導通を設定する手段を構成している。前述したように構
成される2つの導体接続子部材を相互に固定するため
に、本実施例においても、半割円筒状の部材を組み合わ
せて構成した接続部材70を用いており、前記接続部材
の内面には導体接続子部材の凹溝に対応する突条71、
71aをそれぞれ配置している。また、前記接続部材7
0は、導体接続子部材に取り付けた状態で、ケーブルと
円筒部の外径に一致するサイズに構成されており、接続
作業を行った後で補強絶縁体を移動させ得るようにす
る。そして、前記導体接続部では、ケーブル導体と導体
接続子部材とを固定ネジ部材75を介して直接接続して
固定し、導体接続子部材に対して接続部材を段部と固定
ネジ部材を用いて固定し、さらに、導電性バンド部材を
介して、導体接続子部材と接続部材の間での導通を設定
できるようにする。
【0029】前述したようにして、導体の端部に導体接
続子部材を配置して固定し、導体接続子部材を突き合わ
せる状態で接続部材を用いて接続することにより、2本
のケーブルを容易に接続することができる。したがっ
て、本発明のケーブル接続部を構成する場合には、2本
のケーブルを導体接続子部材の長さに対応する間隔を介
して切断し、導体の端部に導体接続子部材等を取り付け
て固定し、その後で、2つの導体接続子部材を突き合わ
せる状態で接続部材を用いて固定する手段を用いること
によって、導体接続部を構成することができる。その後
で、一方のケーブルに保持させていた補強絶縁体を導体
接続部に対応させて移動し、接続部材に対して補強絶縁
体の高圧シールド電極を位置決めするようにする。さら
に、前記接続部に対して、絶縁材料と補強部材を配置す
ることにより、前記図6のケーブル接続部と同様な接続
部を構成することができるものとなる。
【0030】
【発明の効果】本発明の電力ケーブル用導体接続装置
は、前述したように構成しているものであるから、接続
する2本のケーブルの端部を切断して、導体を露出させ
て導体接続子部材を取り付けた後で、補強絶縁体に組み
合わせるために、ケーブルに対して余分な曲げ作用等を
行わずに、導体接続部を構成することができる。また、
前記導体接続部を構成する際に、2つの導体接続子部材
を突き合わせる状態で、接続部材を用いて固定する際に
は、ケーブルを余分に移動させたりする必要がないので
あるから、接続作業を容易に行うことができ、狭いマン
ホールのような場所での接続作業を容易に行うことが可
能になる。さらに、本発明の導体接続部では、ケーブル
導体と導体接続子部材との固定状態を良好に設定するこ
とが可能であり、2つの導体接続子部材を接続部材を介
して接続することにより、導体接続子部材の間での固定
を正確に維持させることができる。したがって、導体接
続部に対してケーブルの長さ方向の応力が付与された状
態でも、導体接続子部材と導体の間での接続状態に支障
が生じたりすることがなく、ケーブル接続部の信頼性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のケーブル接続部の構成を示す説明図
である。
【図2】 本発明の導体接続部の構成を示す説明図であ
る。
【図3】 本発明の導体接続部の第2の実施例の構成を
示す説明図である。
【図4】 本発明の導体接続部の第3の実施例の構成を
示す説明図である。
【図5】 本発明の導体接続部の第4の実施例の構成を
示す説明図である。
【図6】 一般的なケーブル接続部の構成を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 ケーブル、 2 導体、 7・20・40・6
0 導体接続部、8・25・41・61 導体接続
子部材、 9 導体継手、10 ケーブル接続部、
11 高圧シールド電極、12 補強絶縁体、
21 導体固定部材、22・45・65 円筒部、
24 ネジ係合部、27 楔部材、 28・43
・63 凹溝、29・44・64 凹条、 30・
50・70 接続部材、31・51・71 突条、
35・55・75 固定ネジ部材、36・56・7
6 導電性バンド部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 朝喜與 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工業 株式会社熊谷製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続するケーブルの導体端部の対向させ
    る位置に導体接続手段を配置し、前記2つの導体接続手
    段の先端部を突き合わせる状態で、電気的な接続を行う
    導体接続部を構成し、 前記導体接続部に対応させて補強絶縁体を配置し、その
    外周部に絶縁と保護のための部材を配置して構成するケ
    ーブル接続部において、 前記ケーブル導体の端部に配置する導体接続手段を、導
    体固定部材と導体接続子部材を組み合わせて構成し、導
    体の端部に位置決めして配置する導体固定部材に対して
    導体接続子部材の楔部材を挿入することにより、導体固
    定部材に導体を固定する手段を構成し、 前記2つの対向する導体接続子部材を突き合わせる状態
    で、その外周部に半割円筒状の接続部材を固定して、2
    つのケーブル導体の間での電気的な導通を設定し、 前記接続部の外周部の長さ方向に亘って外周部を保護す
    る補強絶縁体を配置して、導体接続部を構成することを
    特徴とする電力ケーブル用導体接続装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーブル導体の先端部に配置する導
    体接続子部材は、導体固定部材に対してネジ係合部を介
    して固定する手段を設けるとともに、導体固定部材に挿
    入される導体に挿入する楔部材を設け、 前記導体接続子部材の周囲には、接続部材との間で電気
    的な導通を設定する導電性バンド部材を支持する溝と、
    固定ネジ部材を用いて固定する手段、および、導体接続
    子部材の外面と接続部材の内面とに配置する凹凸を組み
    合わせて固定する手段を設け、 2つの導体接続子部材を突き合わせる状態で、接続部材
    を介して固定と導通を設定することを特徴とする請求項
    1に記載の電力ケーブル用導体接続装置。
  3. 【請求項3】 接続するケーブルの導体端部の対向させ
    る位置に導体接続手段を配置し、前記2つの導体接続手
    段の先端部を突き合わせる状態で、電気的な接続を行う
    導体接続部を構成し、 前記導体接続部に対応させて補強絶縁体を配置し、その
    外周部に絶縁と保護のための部材を配置して構成するケ
    ーブル接続部において、 前記ケーブル導体の先端部に配置する導体接続子部材を
    導体固定部材と一体のものとして構成し、導体接続子部
    材の先端部の導体固定部材に導体を挿入して、導体固定
    部材の外周部から締め付けることにより固定するととも
    に、 2つの導体接続子部材を突き合わせる状態で、その外周
    部に接続部材を配置し、固定ネジ部材による接続と導電
    性バンド部材による導通を設定する手段を構成すること
    を特徴とする電力ケーブル用導体接続装置。
  4. 【請求項4】 前記ケーブル導体の先端部に配置する導
    体接続子部材を導体固定部材と一体のものとして構成
    し、導体接続子部材の先端部の導体固定部材に導体を挿
    入して、導体固定部材の外周部からネジ部材を挿入して
    導体を圧縮固定するとともに、 2つの導体接続子部材を突き合わせる状態で、その外周
    部に接続部材を配置し、固定ネジ部材による接続と導電
    性バンド部材による導通を設定する手段、および、導体
    接続子部材の外面と接続部材の内面とに配置する凹凸を
    組み合わせて固定する手段を設けることを特徴とする請
    求項3に記載の電力ケーブル用導体接続装置。
JP6315689A 1994-11-25 1994-11-25 電力ケーブル用導体接続装置 Pending JPH08149679A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6315689A JPH08149679A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 電力ケーブル用導体接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6315689A JPH08149679A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 電力ケーブル用導体接続装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08149679A true JPH08149679A (ja) 1996-06-07

Family

ID=18068379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6315689A Pending JPH08149679A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 電力ケーブル用導体接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08149679A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100477279B1 (ko) * 1996-10-03 2005-08-02 시니어 로저 엠. 스웨손 급접속전기커넥터
WO2008079588A1 (en) * 2006-12-20 2008-07-03 3M Innovative Properties Company Connection article for a cable, holder for a connector of such a connection article, and kit for connecting cables
CN102683915A (zh) * 2012-05-10 2012-09-19 包钢集团巴润矿业有限责任公司 高压线快速接头
CN104734108A (zh) * 2015-03-28 2015-06-24 安徽中天电缆有限公司 一种自带胶电缆连接套
CN104795644A (zh) * 2015-04-28 2015-07-22 国家电网公司 连接构件及其组合连接件
CN104967087A (zh) * 2015-04-30 2015-10-07 科耐特电缆附件股份有限公司 高压电缆橡胶件接头试验用连管

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100477279B1 (ko) * 1996-10-03 2005-08-02 시니어 로저 엠. 스웨손 급접속전기커넥터
WO2008079588A1 (en) * 2006-12-20 2008-07-03 3M Innovative Properties Company Connection article for a cable, holder for a connector of such a connection article, and kit for connecting cables
US7789718B2 (en) 2006-12-20 2010-09-07 3M Innovative Properties Company Connector article for a cable, holder for a connector of such a connection article, and kit for connecting cables
KR101327578B1 (ko) * 2006-12-20 2013-11-12 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 케이블용 연결 용품, 그러한 연결 용품의 커넥터용 홀더, 및 케이블 연결용 키트
CN102683915A (zh) * 2012-05-10 2012-09-19 包钢集团巴润矿业有限责任公司 高压线快速接头
CN104734108A (zh) * 2015-03-28 2015-06-24 安徽中天电缆有限公司 一种自带胶电缆连接套
CN104795644A (zh) * 2015-04-28 2015-07-22 国家电网公司 连接构件及其组合连接件
CN104967087A (zh) * 2015-04-30 2015-10-07 科耐特电缆附件股份有限公司 高压电缆橡胶件接头试验用连管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7901246B2 (en) Cable connection structure
JP3421555B2 (ja) 同軸ケーブル用コネクタの接続構造及びその接続方法
JP2012015061A (ja) シールドコネクタ
CN112968416A (zh) 一种线缆组件和线缆组件的制备方法
JPH08149679A (ja) 電力ケーブル用導体接続装置
JP3176862B2 (ja) 同軸ケーブル用コネクタ
JP3231611B2 (ja) シールド構造
CN215120083U (zh) 一种线缆组件
JP3215585B2 (ja) 電力ケーブル用接続部
JP3360957B2 (ja) ゴム・プラスチック電力ケーブル用差し込み式接続部
JP3247008B2 (ja) 電力ケーブルの導体接続装置
JPH09284969A (ja) 電力ケーブル導体の接続装置
JP3242029B2 (ja) 電力ケーブルの接続方法
JP2019164931A (ja) 電線接続用コネクタ
JP3056940B2 (ja) 同軸ケーブル用接地端子
JPH0334867Y2 (ja)
JP3423490B2 (ja) ゴム・プラスチック電力ケ−ブル用接続部
JP2005293898A (ja) 導体接続管及び接続方法
JP3210522B2 (ja) 電力ケーブル用接続装置
JP3144243U (ja) 同軸ケーブルコネクタ
JP3028284B2 (ja) 防水用グロメットを備えているコネクタ構造
JPH0343668Y2 (ja)
JP3066009B2 (ja) ケーブル接続部とその組立方法
JP3360936B2 (ja) 電力ケーブル用接続装置
JP3389532B2 (ja) 電力ケーブル接続部の構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080417

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090417

EXPY Cancellation because of completion of term