JP3240985B2 - エアバッグ用内装部材 - Google Patents
エアバッグ用内装部材Info
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- Air Bags (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアバッグ用内装部
材に関し、特に、二色成形によりエアバッグ膨出口の蓋
体を本体と一体に成形したエアバッグ用内装部材の、変
形防止構造に関する。
材に関し、特に、二色成形によりエアバッグ膨出口の蓋
体を本体と一体に成形したエアバッグ用内装部材の、変
形防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、安全性の向上のため助手席用のエ
アバッグや、いわゆるサイドエアバッグを設けることが
行われつつあり、この場合、エアバッグはインストルメ
ントパネル(インパネ)やドアトリム等の合成樹脂製内
装部材の内側に設置されて、この内装部材に設けられた
エアバッグ膨出口より車室内へ膨出するようになってい
る。そして、通常、エアバッグ膨出口は、エアバッグの
膨張時に容易に破断する薄肉部を有する蓋体(エアバッ
グカバー)で閉鎖されている。
アバッグや、いわゆるサイドエアバッグを設けることが
行われつつあり、この場合、エアバッグはインストルメ
ントパネル(インパネ)やドアトリム等の合成樹脂製内
装部材の内側に設置されて、この内装部材に設けられた
エアバッグ膨出口より車室内へ膨出するようになってい
る。そして、通常、エアバッグ膨出口は、エアバッグの
膨張時に容易に破断する薄肉部を有する蓋体(エアバッ
グカバー)で閉鎖されている。
【0003】従来、上記エアバッグカバーはインパネ等
とは別体で製造されて、エアバッグ膨出口の開口縁にビ
ス止め等により覆着されていたが、製造および組付けに
手間を要していた。そこで、例えば特開平9−2187
号公報等には、エアバッグカバーを二色成形により内装
部材の本体と一体成形して上述の手間を解消したエアバ
ッグ用内装部材が提案されている。
とは別体で製造されて、エアバッグ膨出口の開口縁にビ
ス止め等により覆着されていたが、製造および組付けに
手間を要していた。そこで、例えば特開平9−2187
号公報等には、エアバッグカバーを二色成形により内装
部材の本体と一体成形して上述の手間を解消したエアバ
ッグ用内装部材が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、内装部材の本
体を構成する合成樹脂材料を金型内に射出成形した後、
その金型内でエアバッグ膨出口内にエアバッグカバーの
材料を射出する際に、エアバッグ膨出口周縁の半固溶状
態の本体部に射出圧が作用して当該本体部が変形し、完
成品のエアバッグ膨出口の周縁が所定の形状からずれて
波打つという問題があった。
体を構成する合成樹脂材料を金型内に射出成形した後、
その金型内でエアバッグ膨出口内にエアバッグカバーの
材料を射出する際に、エアバッグ膨出口周縁の半固溶状
態の本体部に射出圧が作用して当該本体部が変形し、完
成品のエアバッグ膨出口の周縁が所定の形状からずれて
波打つという問題があった。
【0005】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るもので、二色成形時の本体の変形を防止して見栄えの
向上を図ったエアバッグ用内装部材を提供することを目
的とする。
るもので、二色成形時の本体の変形を防止して見栄えの
向上を図ったエアバッグ用内装部材を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、合成樹脂材によりエアバッグ膨出口
(12)を有する本体(11)を形成した後、本体(1
1)の合成樹脂材と相溶性のある合成樹脂材により上記
エアバッグ膨出口(12)を閉鎖する蓋体(2)を二色
一体成形してなるエアバッグ用内装部材(1)であっ
て、先に形成される本体(11)のエアバッグ膨出口
(12)の周囲には、成形型(6)の型面(62)に係
合して、蓋体を形成する合成樹脂材の射出時に作用する
射出圧による本体(11)の変形を規制する変形規制部
(14)が形成されている。なお、この変形規制部は、
型面に形成された凸条(62)と係合する凹溝(1
4)、あるいは型面に形成された凹溝(63)と係合す
る凸条(15)とすることができる。
め、本発明では、合成樹脂材によりエアバッグ膨出口
(12)を有する本体(11)を形成した後、本体(1
1)の合成樹脂材と相溶性のある合成樹脂材により上記
エアバッグ膨出口(12)を閉鎖する蓋体(2)を二色
一体成形してなるエアバッグ用内装部材(1)であっ
て、先に形成される本体(11)のエアバッグ膨出口
(12)の周囲には、成形型(6)の型面(62)に係
合して、蓋体を形成する合成樹脂材の射出時に作用する
射出圧による本体(11)の変形を規制する変形規制部
(14)が形成されている。なお、この変形規制部は、
型面に形成された凸条(62)と係合する凹溝(1
4)、あるいは型面に形成された凹溝(63)と係合す
る凸条(15)とすることができる。
【0007】 本発明において、成形型内で半固溶状態
にある本体に対して、そのエアバッグ膨出口内にこれを
閉鎖する蓋体を二色成形する際、エアバッグ膨出口周縁
の本体部には大きな射出圧が作用する。ここにおいて、
本体はその変形規制部によって成形型の型面に係合して
いるから、射出圧を受けても変形することはなく、エア
バッグ膨出口の周縁が所定の形状からずれて波打つとい
う問題は生じない。
にある本体に対して、そのエアバッグ膨出口内にこれを
閉鎖する蓋体を二色成形する際、エアバッグ膨出口周縁
の本体部には大きな射出圧が作用する。ここにおいて、
本体はその変形規制部によって成形型の型面に係合して
いるから、射出圧を受けても変形することはなく、エア
バッグ膨出口の周縁が所定の形状からずれて波打つとい
う問題は生じない。
【0008】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1にはエアバ
ッグ用内装部材の一例としてのインパネ1の助手席側部
分の拡大斜視図を示す。インパネ1はゴムやフィラーを
混入したポリプロピレン(PP)等の熱可塑性硬質合成
樹脂材よりなり、その本体11の上面には前後方向(図
1の斜め上下方向)の中央位置に略矩形のエアバッグ膨
出口12が形成されている。そして、このエアバッグ膨
出口12は後述する二色成形で一体成形されたオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー(TPO)等よりなるエアバ
ッグカバー2で閉鎖されている。このエアバッグ膨出口
12部の断面を図2に示す。
ッグ用内装部材の一例としてのインパネ1の助手席側部
分の拡大斜視図を示す。インパネ1はゴムやフィラーを
混入したポリプロピレン(PP)等の熱可塑性硬質合成
樹脂材よりなり、その本体11の上面には前後方向(図
1の斜め上下方向)の中央位置に略矩形のエアバッグ膨
出口12が形成されている。そして、このエアバッグ膨
出口12は後述する二色成形で一体成形されたオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー(TPO)等よりなるエアバ
ッグカバー2で閉鎖されている。このエアバッグ膨出口
12部の断面を図2に示す。
【0010】図2において、エアバッグカバー2の外周
縁21は、インパネ本体11のエアバッグ膨出口12周
縁の下面に沿って屈曲して、互いに溶着されている。ま
た、エアバッグカバー2の外周表面は全周が段付きに低
くなって、エアバッグ膨出口12の開口周面との間に凹
溝22が形成されている。エアバッグカバー2の前辺
(図2の左辺)裏面にはこれに沿って延びかつ直線状に
斜め前方へ突出するリブ23が形成されており、このリ
ブ23には金属製リテーナ231が被せられて、エアバ
ッグカバー2の背後に位置するエアバッグケース3のブ
ラケット31にボルト41とナット42で結合されてい
る。エアバッグが収納されたエアバッグケース3はブラ
ケット32を介してインパネ本体11のインサート材1
3にボルト43とナット44で固定されている。
縁21は、インパネ本体11のエアバッグ膨出口12周
縁の下面に沿って屈曲して、互いに溶着されている。ま
た、エアバッグカバー2の外周表面は全周が段付きに低
くなって、エアバッグ膨出口12の開口周面との間に凹
溝22が形成されている。エアバッグカバー2の前辺
(図2の左辺)裏面にはこれに沿って延びかつ直線状に
斜め前方へ突出するリブ23が形成されており、このリ
ブ23には金属製リテーナ231が被せられて、エアバ
ッグカバー2の背後に位置するエアバッグケース3のブ
ラケット31にボルト41とナット42で結合されてい
る。エアバッグが収納されたエアバッグケース3はブラ
ケット32を介してインパネ本体11のインサート材1
3にボルト43とナット44で固定されている。
【0011】上記前辺を除くエアバッグカバー2の三辺
に沿った裏面は表面方向へ深く窪んで、凹溝22との間
にエアバッグ膨張時に破断する薄肉部24が形成されて
いる。したがって、エアバッグが膨張した場合にはエア
バッグカバー2の三辺の薄肉部24(図1)が破断し
て、リブ23のつけ根付近をヒンジ中心としてエアバッ
グカバー2が車室内(図2の上方)へ開放し、エアバッ
グがエアバッグ膨出口12から膨出する。ここで、エア
バッグカバー2の外周縁21が溶着された部分に近い外
方位置のインパネ本体11下面には上記外周縁21を囲
むように環状(図1)に矩形断面の凹溝14が形成され
て変形規制部となっている。
に沿った裏面は表面方向へ深く窪んで、凹溝22との間
にエアバッグ膨張時に破断する薄肉部24が形成されて
いる。したがって、エアバッグが膨張した場合にはエア
バッグカバー2の三辺の薄肉部24(図1)が破断し
て、リブ23のつけ根付近をヒンジ中心としてエアバッ
グカバー2が車室内(図2の上方)へ開放し、エアバッ
グがエアバッグ膨出口12から膨出する。ここで、エア
バッグカバー2の外周縁21が溶着された部分に近い外
方位置のインパネ本体11下面には上記外周縁21を囲
むように環状(図1)に矩形断面の凹溝14が形成され
て変形規制部となっている。
【0012】このようなエアバッグ用インパネ1は以下
に説明する二色成形によって製造される。すなわち、図
3において、上型5内のスライド式対向型51にはその
型面の外周に上記凹溝22と同形の凸条52が形成され
ており、この凸条52の端面に下型6内のスライドコア
61の端面が圧接して、エアバッグカバー成形空間S1
とその外方の本体成形空間S2が分離されている。下型
6の型面にはスライドコア61の外方を囲むように所定
高の矩形断面の凸条62が形成されて、本体成形空間S
2内に突出している。そして、このような本体成形空間
S2内に硬質合成樹脂材が射出されて、インパネ本体1
1が成形される。
に説明する二色成形によって製造される。すなわち、図
3において、上型5内のスライド式対向型51にはその
型面の外周に上記凹溝22と同形の凸条52が形成され
ており、この凸条52の端面に下型6内のスライドコア
61の端面が圧接して、エアバッグカバー成形空間S1
とその外方の本体成形空間S2が分離されている。下型
6の型面にはスライドコア61の外方を囲むように所定
高の矩形断面の凸条62が形成されて、本体成形空間S
2内に突出している。そして、このような本体成形空間
S2内に硬質合成樹脂材が射出されて、インパネ本体1
1が成形される。
【0013】本体成形空間S2内の硬質合成樹脂材が未
だ半固溶状態にある間に、続いて図4に示すように、ス
ライドコア61が一定量後退させられて本体成形空間S
2とエアバッグカバー成形空間S1が連通させられ、こ
の状態でエアバッグカバー成形空間S1内に上記硬質合
成樹脂材と相溶性のある熱可塑性エラストマー材が射出
される。エラストマー材はエアバッグカバー成形空間S
1を満たすとともに、スライドコア61が後退して生じ
た間隙空間S3内にも入り込んでエアバッグカバー2の
外周縁21となり、半固溶状態のインパネ本体11の下
面に溶着される。
だ半固溶状態にある間に、続いて図4に示すように、ス
ライドコア61が一定量後退させられて本体成形空間S
2とエアバッグカバー成形空間S1が連通させられ、こ
の状態でエアバッグカバー成形空間S1内に上記硬質合
成樹脂材と相溶性のある熱可塑性エラストマー材が射出
される。エラストマー材はエアバッグカバー成形空間S
1を満たすとともに、スライドコア61が後退して生じ
た間隙空間S3内にも入り込んでエアバッグカバー2の
外周縁21となり、半固溶状態のインパネ本体11の下
面に溶着される。
【0014】さて、図5に示すように上記間隙空間S3
内へのエラストマー材の流入(図中矢印)に伴って、半
固溶状態のインパネ本体11に大きな射出圧が印加さ
れ、インパネ本体11のエアバッグ膨出口12周縁の各
部が図5の鎖線で示すように印加圧に応じて後退変形さ
せられる。そうすると、従来の問題点で挙げたようにエ
アバッグ膨出口12周縁が所定の形状からずれて波打つ
原因となる。ここにおいて本実施形態では既述のよう
に、下型6の型面に所定高の凸条62が形成されている
ため、この凸条62によって半固溶状態のインパネ本体
11の裏面(図5の下面)に変形規制部としての既述の
凹溝14が形成され、その側面14aが凸条62の側面
62aに係合して射出圧に抗してエアバッグ膨出口12
周縁のインパネ本体11の後退変形を防止する。この結
果、エアバッグ膨出口12周縁の波打ち現象が効果的に
解消される。
内へのエラストマー材の流入(図中矢印)に伴って、半
固溶状態のインパネ本体11に大きな射出圧が印加さ
れ、インパネ本体11のエアバッグ膨出口12周縁の各
部が図5の鎖線で示すように印加圧に応じて後退変形さ
せられる。そうすると、従来の問題点で挙げたようにエ
アバッグ膨出口12周縁が所定の形状からずれて波打つ
原因となる。ここにおいて本実施形態では既述のよう
に、下型6の型面に所定高の凸条62が形成されている
ため、この凸条62によって半固溶状態のインパネ本体
11の裏面(図5の下面)に変形規制部としての既述の
凹溝14が形成され、その側面14aが凸条62の側面
62aに係合して射出圧に抗してエアバッグ膨出口12
周縁のインパネ本体11の後退変形を防止する。この結
果、エアバッグ膨出口12周縁の波打ち現象が効果的に
解消される。
【0015】(第2実施形態)変形規制部としては、図
6に示すように下型6の型面に矩形断面の凹溝63を設
けて、その側面63aと係合する側面15aを有する矩
形断面の凸条15をインパネ本体11の裏面に形成する
ようにしても、第1実施形態と同様の効果がある。そし
て、この場合は、インパネ本体11の肉厚が薄くならな
いので強度上有利である。
6に示すように下型6の型面に矩形断面の凹溝63を設
けて、その側面63aと係合する側面15aを有する矩
形断面の凸条15をインパネ本体11の裏面に形成する
ようにしても、第1実施形態と同様の効果がある。そし
て、この場合は、インパネ本体11の肉厚が薄くならな
いので強度上有利である。
【0016】(その他の実施形態)変形規制部の断面形
状は上記第1ないし第2実施形態のような矩形断面とす
る必要は必ずしもなく、金型の型面に係合してエアバッ
グ膨出口周縁のインパネ本体部の後退変形を阻止する面
を有する断面形状であれば、例えば曲面であっても良
い。また、この変形規制部はエアバッグ膨出口の本体周
縁部を囲んで連続的に形成する必要はなく、間隔をおい
て離散的に形成しても良い。
状は上記第1ないし第2実施形態のような矩形断面とす
る必要は必ずしもなく、金型の型面に係合してエアバッ
グ膨出口周縁のインパネ本体部の後退変形を阻止する面
を有する断面形状であれば、例えば曲面であっても良
い。また、この変形規制部はエアバッグ膨出口の本体周
縁部を囲んで連続的に形成する必要はなく、間隔をおい
て離散的に形成しても良い。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明のエアバッグ用内
装部材によれば、二色成形時の本体の変形を防止して見
栄えの向上を図ることができる。
装部材によれば、二色成形時の本体の変形を防止して見
栄えの向上を図ることができる。
【図1】本発明の第1実施形態におけるエアバッグ用イ
ンストルメントパネルの助手席側部分の拡大斜視図であ
る。
ンストルメントパネルの助手席側部分の拡大斜視図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】エアバッグ用インストルメントパネル成形時の
金型断面図である。
金型断面図である。
【図4】エアバッグ用インストルメントパネル成形時の
金型断面図である。
金型断面図である。
【図5】エアバッグ用インストルメントパネル成形時の
金型の要部断面図である。
金型の要部断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態におけるエアバッグ用イ
ンストルメントパネル成形時の金型の要部断面図であ
る。
ンストルメントパネル成形時の金型の要部断面図であ
る。
1…エアバッグ用インストルメントパネル、11…イン
ストルメントパネル本体、12…エアバッグ膨出口、1
4…凹溝、15…凸条、2…エアバッグカバー、6…下
型、62…凸条、63…凹溝。
ストルメントパネル本体、12…エアバッグ膨出口、1
4…凹溝、15…凸条、2…エアバッグカバー、6…下
型、62…凸条、63…凹溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 勤 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 ト ヨタ車体株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−291232(JP,A) 特開 平10−250519(JP,A) 特開 平10−95029(JP,A) 特開 平10−324213(JP,A) 特開 平9−290666(JP,A) 特開 平7−137596(JP,A) 特開 平9−315250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32 B60K 37/00
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂材によりエアバッグ膨出口を有
する本体を形成した後、前記本体の合成樹脂材と相溶性
のある合成樹脂材により前記エアバッグ膨出口を閉鎖す
る蓋体を二色一体成形してなるエアバッグ用内装部材で
あって、先に形成される前記本体のエアバッグ膨出口の
周囲に、成形型の型面に係合して、蓋体を形成する合成
樹脂材の射出時に作用する射出圧による本体の変形を規
制する変形規制部を形成したことを特徴とするエアバッ
グ用内装部材。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03207998A JP3240985B2 (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | エアバッグ用内装部材 |
DE69818682T DE69818682T2 (de) | 1997-07-23 | 1998-07-16 | Paneel für luftkissen und verfahren zu dessen herstellung |
US09/462,502 US6835439B1 (en) | 1997-07-23 | 1998-07-16 | Panel for air bags and method of manufacturing the same |
EP98932570A EP1002703B1 (en) | 1997-07-23 | 1998-07-16 | Panel for air bags and method of manufacturing the same |
CN98807439A CN1098180C (zh) | 1997-07-23 | 1998-07-16 | 气囊板 |
KR1020007000277A KR100360578B1 (ko) | 1997-07-23 | 1998-07-16 | 에어백용 패널 및 그 제조방법 |
PCT/JP1998/003222 WO1999005007A1 (fr) | 1997-07-23 | 1998-07-16 | Panneau pour air bag et son procede de fabrication |
HK00108462A HK1029087A1 (en) | 1997-07-23 | 2000-12-28 | Panel for air bags |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03207998A JP3240985B2 (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | エアバッグ用内装部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11208406A JPH11208406A (ja) | 1999-08-03 |
JP3240985B2 true JP3240985B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=12348883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03207998A Expired - Fee Related JP3240985B2 (ja) | 1997-07-23 | 1998-01-28 | エアバッグ用内装部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240985B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100812835B1 (ko) * | 2006-12-06 | 2008-03-11 | 현대자동차주식회사 | 차량용 조수석 에어백 및 그 제조방법 |
KR101071731B1 (ko) * | 2007-08-07 | 2011-10-11 | 현대자동차주식회사 | 이중사출을 통한 크래쉬 패드 제조시 재료섞임 방지방법 및그 시스템 |
KR101776466B1 (ko) * | 2016-03-15 | 2017-09-07 | 현대자동차주식회사 | 차량의 에어백 도어 및 하우징 일체형 크래시패드 그리고 이의 제조방법 |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP03207998A patent/JP3240985B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11208406A (ja) | 1999-08-03 |
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