JP3240230B2 - ラス型枠端部用補助部材およびラス型枠の組立方法 - Google Patents

ラス型枠端部用補助部材およびラス型枠の組立方法

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JP3240230B2 JP29748793A JP29748793A JP3240230B2 JP 3240230 B2 JP3240230 B2 JP 3240230B2 JP 29748793 A JP29748793 A JP 29748793A JP 29748793 A JP29748793 A JP 29748793A JP 3240230 B2 JP3240230 B2 JP 3240230B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも両側端に略
U字状のリブを有する型枠用ラスを使用するために、コ
ンクリート表面が凹凸の粗面となる基礎や地中梁におい
て、地上に露出する部分を、合板型枠の場合と同様な平
滑面とするためのラス型枠端部用補助部材、およびこの
ラス型枠端部用補助部材を使用したラス型枠の組立方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にラス型枠と称されるものは、両側
端およびその間に、一定のピッチで略U字状のリブを有
する型枠用ラス(金網)を堰板に使用した型枠である。
このラス型枠は使用する型枠用ラスが金網状であるた
め、コンクリートを打設した際、コンクリート中の余分
な水分が短時間に排出されるので硬化が早く、密実な躯
体が仕上がる点で優れている。
【0003】又、コンクリート打設後においては、堰板
である型枠用ラスを解体せず残置することから、特に脱
型等における時間短縮を中心に、型枠工事の工期短縮に
大きく貢献できる。
【0004】更に、堰板に使用する型枠用ラスをはじめ
とした資材の軽量化が図れることから、職工の老齢化や
運搬コストの上昇にも対応できることなどが評価され、
基礎や地中梁の型枠として近年急速に普及してきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のラス型枠は、堰
板に使用する型枠用ラスが金網状であるため、利点であ
った水分の流出が、同時に型枠近くのコンクリートのセ
メント分をも流出させると共に、網目付近がセメントペ
ーストの流出により窪み、或いはセメントペーストが付
着堆積するので、コンクリート表面は凹凸のある粗雑な
仕上となる。又、型枠用ラスを残置するため、そのリブ
や網目そのものも凹凸を生じる原因となる。
【0006】一方で、合板型枠は表面処理技術の向上や
組立精度の向上などに伴い、工費節減を目的としたコン
クリート打設後にモルタル仕上げをしない打ち放し工法
に多く使用されるようになってきた。ラス型枠は、前記
のごとく仕上げ上の問題を生じることから、主に基礎や
地中梁といった完全に地中に隠れる部分の型枠に利用さ
れることが殆どであった。
【0007】例えば図14に示すように、天端近くが地
上に露出する地中梁E1の場合、少なくとも露出部分E
4に該当する型枠上部は、合板型枠を使用した打ち放し
工法による良好な面粗度が必要となる。しかし、コンク
リート表面に凹凸を生じるラス型枠を使用すると、コン
クリート表面の凹凸を補修するために行う脱型後のモル
タル仕上げE5が別途必要となり(図15)、工費の上
昇につながってしまう。従って、図14の場合には、昨
今の工費削減傾向に反することから、ラス型枠が採用さ
れることは極めて希であった。
【0008】そこで、ラス型枠をできる限り多用する方
法として、露出部分E4が生じる一方の側を合板型枠、
隠蔽される他方の側をラス型枠、というように両者を併
用する方法が考えられる。
【0009】しかし、このような併用方法では、一部の
脱型が合板型枠使用のため遅れ、結局ラス型枠における
工期短縮のメリットが損なわれる。又、通常は、木材中
心の合板型枠と金属中心のラス型枠とでは、材料や工法
の違いから、型枠工事の工種(発注区分およびそれに伴
う施工業者)が分離されていることが多い。
【0010】更に、両者を併用した工事として、それぞ
れの工種ごとに片面ずつの工事として分離することは、
理論的に可能であるが、両面でひとつの型枠をなす以
上、両者の型枠組立作業が可能な多能工を抱えるひとつ
の工事業者が請け負わない限り、両者を分離発注したと
きの責任区分の分離までは現実問題として難しく、又厄
介であり、実際の建築現場においては採用され得るもの
ではない。
【0011】しかも現在は、前記の多能工が最近の技能
職不足により、確保できている工事業者は非常に希であ
るのが現状である。従って、一部分にのみ必要な良好な
面粗度を確保するため、粗雑な面粗度でも十分な他の多
くの部分の型枠をも合板型枠にせざるを得ず、ラス型枠
使用の利点が得られなかった。
【0012】又、図16のように、完全に隠ぺいされる
地中梁E1と、その上に続く壁体E2が地上に露出し、
しかも壁体E2と地中梁E1の表面がスラブE3などに
よって分断されることなく、壁体E2の少なくとも一方
の壁面E6が地中梁E1と連続面をなす場合がある。
【0013】この場合には、地中に隠蔽される地中梁E
1の型枠工事において、ラス型枠を採用するのに一見何
等問題ないようであっても、次のように前記と同様な問
題が生じる。通常、このような地中梁E1と壁体E2の
コンクリート工事の順序は、地中梁E1と壁体E2を分
離して行うことが多い。
【0014】この時には、型枠組立、コンクリート打設
および養生、型枠解体の一連の手順を地中梁E1および
壁体E2についてそれぞれ繰り返して行う。これらの型
枠を合板型枠で行う場合は、図18に示すように,壁体
E2の型枠の組立の際、できあがった地中梁E1の天端
E8よりやや下方まで重ねて行い、地中梁E1と壁体E
2のコンクリート打ち継ぎ部E7の付近において、規定
の躯体幅W1を確保したり、同一面として段差を生じな
いにようにする。
【0015】しかし、地中梁E1にラス型枠を使用する
と、コンクリート表面は面粗度が粗雑で凹凸が生じる。
そのために、図18に示すように、その上に続く壁体E
2を合板型枠Hで組み立てる際、ラス型枠による凹凸表
面の凸部によって、規定の寸法よりやや大きめの躯体幅
W2にせざるを得なくなり、前記のように地中梁E1の
表面に重ねることによる型枠精度を確保することが難し
くなる。
【0016】即ち、隠蔽いされる地中梁E1において
も、その上に続く壁体E2の露出する表面E6が、地中
梁E1から連続しているような場合には、地中梁E1の
上部E4が地上に露出する場合と同様、少なくとも地中
梁E1の天端E8近くの一部を良好な面粗度に仕上げる
必要に迫られる。従って、図14の場合と同様、ラス型
枠を使用してもメリットが得られないので、合板型枠を
用いることになる。
【0017】以上のように、これまでラス型枠を使用す
る場合、良好な面粗度が必要なごく一部分のために、多
くの部分を合板型枠にせざるを得ず、ラス型枠の利点を
かなり減じさせてしまう点に問題があった。更に、前記
したような2つの工種が混合して施工される場合には、
その施工と管理上の問題が嫌われ、結局ラス型枠そのも
のが全く使用されないことも多かった。
【0018】本発明は、前述のラス型枠の欠点である面
粗度の粗雑さの問題点を解決せんとするもので、コンク
リート打設の天端付近が地上に露出する場合や、連続し
た面を続いて合板型枠によって組み立てる場合のよう
に、特に端部で必要とされる良好な面粗度を確保し、容
易にラス型枠の使用可能範囲を拡大することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、前述の目的を達成するためのラス型枠端部様補
助部材の手段に関し、その手段は、平板状の堰板部と、
少なくとも両端部に略U字状のリブを有するラス型枠の
前記リブの深さに略相当する高さで、前記堰板部に連
続、断続の何れかにより1列以上設けられた接続用突起
と、前記堰板部に設けられた該接続用突起を前記ラス型
枠のU字状のリブに取り付ける手段、とを備えたことを
特徴とする。
【0020】同請求項2記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記堰板の接続用突起、前記接続用突起
の折曲エッジの近傍の堰板の何れかに、略平行な貫通孔
を複数穿設して接続手段としたことを特徴とする。
【0021】同請求項3記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記堰板部の中央部付近に、1列以上の
丸セパレーターを挿通可能な貫通孔を略直線状に複数穿
設して接続手段としたことを特徴とする。
【0022】同請求項4記載の発明は、前述の問題点を
解決するためのラス型枠の組立方法に関し、その方法
は、少なくとも両端部に略U字状のリブを有するラス型
枠の前記リブの深さに略相当する高さで、平板状の堰板
部に連続、断続の何れかにより接続用突起を設けたラス
型枠端部用補助部材の前記接続用突起部に、ラス型枠の
前記リブを添着、重合し、ラス型枠端部用補助部材の取
付け手段によりラス型枠とを接続したことを特徴とす
る。
【0023】
【作用】前記したごとく構成された本発明の請求項1記
載のラス型枠端部用補助部材は、平板状の堰板部に連
続、又は断続して設けられた接続用突起がラス型枠の端
部に取り付けられているので、この堰板部で仕上げられ
たコンクリート表面は、合板型枠で仕上げられたコンク
リート表面と同様な平滑で、良好な面粗度が得られる。
【0024】そして、型枠用ラスのリブが添着または重
合可能となるよう前記リブの深さに略相当する高さを有
する接続的突起部が1列以上あるため、接続手段による
ラス型枠との接続が容易となる。
【0025】請求項2記載のラス型枠端部用補助部材
は、堰板部に複数穿設された貫通孔に結束線等を挿通
し、接続用突起に添着または重合した型枠用ラスのリブ
を強固に結束固着することができるほか、この貫通孔を
利用して目地棒の固定や、続く合板型枠を接続する場合
の釘止め用穴とすることもできる。
【0026】請求項3記載のラス型枠端部用補助部材
は、丸セパレーターを挿通可能な貫通孔が穿設されてい
るので、これに挿通した丸セパレーターにより、ラス型
枠全体を固定することができる。
【0027】請求項4記載のラス型枠の組立方法は、ラ
ス型枠のリブに、前述のラス型枠端部用補助部材の接続
用突起を添着、重合して取り付け、取付け手段によって
ラス型枠とラス型枠端部用補助部材とが強固、確実に固
定できるものである。
【0028】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図3に基づいて
説明する。図1において、Aは略L字状断面をなすラス
型枠端部用補助部材で、堰板部A1と、接続用突起部A
2は1枚の鉄板をL字状に折曲することによって形成さ
れ、A4は折曲エッジ、A5は板材のエッジで、貫通孔
A6はエッジA4に沿って1列に穿設されている。
【0029】図2は図1の実施例を使用して組み立て、
コンクリートを打設した状態を示す断面である。この図
に示すように、型枠用ラスBの端部にあるリブB1を、
そのU字状断面の内側に接続用突起部A2が内包される
よう重合し、結束線Cを貫通孔A6に挿通して結束固着
されている。同図において、Dは埋め戻し後の地面のレ
ベル、Eはコンクリートであり、このコンクリートEの
表面は、網目B2と堰板部A2は同じ平面に仕上がる。
図3は図2の脱型した状態の断面である。
【0030】次に、本発明の第2実施例を図4〜図6に
基づいて説明する。図4において、Aは略E字状断面を
なすラス型枠端部用補助部材を示し、本実施例は、接続
用突起部A2が堰板部A1の両端のエッジA4、A5に
おいて屈折されて一体成形されている。又、堰板部A1
の中央部には略L字状の別の接続用突起部A3が固着さ
れ、更に接続用突起部A2の近傍の堰板部A1に結束
後、釘止め用貫通孔A6を設けてあり、その他の符号は
図1の実施例と同様な部分を示している。
【0031】図5は図4の第2実施例を使用して組み立
て、コンクリートを打設した状態を示す断面で、図5も
図2と同様な組立方法であり、図6は図5の脱型した状
態の断面である。
【0032】更に、本発明の第3実施例を図7〜図9に
基づいて説明する。図7において、A7は丸セパレータ
ー用貫通孔であり、本実施例においては、接続用突起部
A2が板材のヘアピン状の屈折により、堰板部A1のエ
ッジA4、A5よりやや中央部寄りの付近に2列設けら
れている。又、結束線C、針止め用の貫通孔A6を接続
用突起部A2およびエッジA4、A5の近傍に設けてい
る。
【0033】図8は図7の実施例を使用して組み立て、
コンクリートを打設した状態を示す断面で、型枠用ラス
Bとの接続方法においては前記した実施例と近似してい
るが、丸セパレーターIおよびコンクリート打設天端E
8に目地棒Fを釘Gにより固着している。図9は図8の
脱型した状態の断面である。
【0034】更に、本発明の第4実施例を、図10〜図
11に基づいて説明する。図10の実施例は、図7の実
施例に比べ接続用突起部A2、A3の幅がやや広くU字
状になっており、結束線C、針止め用の貫通孔A6が接
続用突起部A2、A3、並びに接続用突起部A2、A3
の両側の堰板部A1とエッジA4、A5側に設けられて
いる。
【0035】図11は図10の実施例を使用して組み立
て、コンクリートを打設した状態を示す断面で、型枠用
ラスBとの接続方法において、結束線Cを使用する点で
前記した実施例と同様であるが、幅の広い一方の接続用
突起部A2の内側にリブB1を内包するように重合して
いる。
【0036】又、接続用突起部A2は、コクリートE側
と反対側に突出するよう組み立てられ、これに従ってリ
ブB1も、コンクリートE側と反対側に突出するよう組
み立てられる。更に、型枠用ラスBを接続している側と
反対の接続用突起部A3に対し、上方に接続される型枠
用合板H1、蓋をする役割の型枠用合板H2、および目
地棒Fがそれぞれ釘Gにより固着されている。
【0037】又、本発明の第5実施例を、図12〜図1
3に基づいて説明する。図12において、A8、A9は
ラス型枠端部用補助部材Aの堰板部A1に形成された屈
曲部A10で生ずる段差部で、即ちこの堰板部A1は2
ヶ所の屈曲部A10におい反対側に鈍角で屈曲し、その
両端に当たる段差部A8、A9は互いに平行な平面をな
している。
【0038】しかも、段差部A8、A9が作る平面の距
離(段差)A11は、型枠用合板H1の厚さに等しくな
っており、又接続用突起部A2、A3は、図7の実施例
と同様ヘアピン状であって、堰板部A1から互いに反対
側に突出している。そして、結束線、針止め用貫通孔A
6についても図7とほぼ同様に設けられている。
【0039】図13は図12の実施例を使用して組み立
て、コンクリートを打設した状態を示す断面で、図13
における型枠用ラスBとの接続は、図と全く同じであ
り、上方に接続される型枠用合板H1、および目地棒F
の固着方法も図と同様である。
【0040】本実施例は、堰板部A1が側端部A8から
A9にかけて途中で屈曲して段差をもった形状をなすた
め、下方の型枠用ラスBのコンクリート表面と、上方の
型枠用合板H1の外側の面Jを同一面にすることがで
き、補強材を共用することができ、ラス型枠と合板型枠
の上下併用工法が可能となる。(この場合は、両面一対
の型枠が同一工種であるため、施工管理上の難点はほと
んどない。)
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明のラス型枠端
部用補助部材を使用すると、地中梁等において、天端付
近のごく一部分が地上に露出する場合に、必要とされる
良好な面粗度を必要な部分だけ確保することができ、そ
れ以外の隠ぺい部分は従来どおりラス型枠を使用するこ
とができる。
【0042】従って、合板型枠との混合施工における多
能工の確保や施工管理上の問題点を生じることがなく、
これまでのようにラス型枠の利点を減じることがない。
又、ラス型枠を使用した部分から合板型枠を接続する際
に、ラス型枠の粗雑な面粗度に起因する合板型枠の組み
立てにおいて生ずる精度の劣化を防止することができ
る。
【0043】それと共に、ラス型枠と合板型枠の接続が
簡便で精度を損なうことがなく、両者の接続器具的機能
をも果たすことができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のラス型枠端部用補助部材の
斜面図である。
【図2】図1の第1実施例の使用状態(組立およびコン
クリート打設状態)を示す断面図である。
【図3】図2の脱型後の状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例のラス型枠端部用補助部材
の斜面図である。
【図5】図4の実施例の使用状態(組立およびコンクリ
ート打設状態)を示す断面図である。
【図6】図5の脱型後の状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施例のラス型枠端部用補助部材
の斜面図である。
【図8】図7の実施例の使用状態(組立およびコンクリ
ート打設状態)を示す断面図である。
【図9】図8の脱型後の状態を示す断面図である。
【図10】本発明の第4実施例のラス型枠端部用補助部
材の斜面図である。
【図11】図10の実施例の使用状態(組立およびコン
クリート打設状態)を示す断面図である。
【図12】本発明の第5実施例のラス型枠端部用補助部
材の斜面図である。
【図13】図12の実施例の使用状態(組立およびコン
クリート打設状態)を示す断面図である。
【図14】地中梁の一部が地上に露出する場合の躯体断
面図である。
【図15】図14の場合の従来のラス型枠使用状態を示
す断面図である。
【図16】隠蔽される地中梁と、露出する壁体が連続し
ている場合の躯体断面図である。
【図17】図16の場合の従来の合板型枠使用状態を示
す断面図である。
【図18】図16の場合の従来のラス型枠使用状態を示
す断面図である。
【符号の説明】 A ラス型枠端部用補助部材 A1 堰板部 A2、A3 接続用突起部 A4、A5 エッジ A6 貫通孔(結束線、針止め用) A7 貫通孔(丸セパレーター用) A8、A9 段差部 A10 屈曲部 B 型枠用ラス B1 リブ B2 網目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 9/00 101 E04G 9/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の堰板部と、少なくとも両端部に
    略U字状のリブを有するラス型枠の前記リブの深さに略
    相当する高さで、前記堰板部に連続、断続の何れかによ
    り1列以上設けられた接続用突起と、前記堰板部に設け
    られた該接続用突起を前記ラス型枠のU字状のリブに取
    り付ける手段、とを備えたことを特徴とするラス型
    部用補助部材。
  2. 【請求項2】 前記堰板の接続用突起、前記接続用突起
    の折曲エッジの近傍の堰板の何れかに、略平行な貫通孔
    を複数穿設して接続手段としたことを特徴とする請求項
    1記載のラス型端部用補助部材。
  3. 【請求項3】 前記堰板部の中央部付近に、1列以上の
    丸セパレーターを挿通可能な貫通孔を略直線状に複数穿
    設したことを特徴とする請求項1記載のラス型端部用
    補助部材。
  4. 【請求項4】 少なくとも両端部に略U字状のリブを有
    するラス型枠の前記リブの深さに略相当する高さで、平
    板状の堰板部に連続、断続の何れかにより接続用突起を
    設けたラス型枠端部用補助部材の前記接続用突起部に、
    ラス型枠の前記リブを添着、重合し、ラス型枠端部用補
    助部材の取付け手段によりラス型枠とを接続したことを
    特徴とするラス型枠の組立方法。
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