JP3239648B2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- connector
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- cavities
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Description
しくは、ケースに挿入するコネクタブロックの挿入向き
の確認を不要にして、挿入作業性が向上できるようにす
るものである。
品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱は、分岐接
続点を1箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的に
分岐接続するものであり、ワイヤハーネスの高密度化に
伴って、車種別又は用途別に種々の形式のものが開発さ
れている。
(A)に示すようなリレーボックス1がある。該リレー
ボックス1のケース2は、横長長方形状に形成されて、
長さ方向の相対向する側壁2a,2bと、幅方向の相対
向する側壁2c,2dとを備え、本例では、長さ方向の
3:2の位置に幅方向の隔壁2eが設けられていて、ケ
ース2を、長い左ケース部2Aと短い右ケース部2Bと
に仕切っている。
(B)に示すようなコネクタブロック3が挿入され、ロ
ック凹部3f,…,3fが各側壁2a,2bのロック突
起2h,…,2hでロックされている。該コネクタブロ
ック3のリレー端子差し込み側の面3aには、長さ方向
に対向するランス部4a,4aを有する2個の大型キャ
ビティ4A,4Bと、幅方向に対向するランス部5a,
5aを有する小型キャビティ5A,5Bとを1組とし、
長さ方向に2組A,Bを並列させて設けている。
は、具体的に図示しないが、上記右ケース部2Bに挿入
されるコネクタブロック3に、さらに、1組Cを加え
て、3組A,B,Cを並列して設けたコネクタブロック
6が挿入される。
A,Bのキャビティ4A,4B,5A,5Bは、リレー
端子差し込み側の面3aの中心点Eに対して、同じ形状
(サイズ)のものが点対称の位置に設けられていないか
ら、図3(C)に示すように、図3(B)の状態のコネ
クタブロック3を180度反転させて、上記ケース2の
右ケース部2Bに挿入すると、各キャビティ4A〜5B
の位置が異なってくる。
(B)の状態で右ケース部2Bに挿入するために、コネ
クタブロック3に位置決め用切込み3b,3cを形成す
ると共に、右ケース部2Bの側壁2a,2bに位置決め
用リブ2f,2gを形成して、コネクタブロック3の切
込み3b,3cが側壁2a,2bのリブ2f,2gに係
合する向き、つまり、図3(C)の180度反転状態で
は右ケース部2Bに挿入できず、図3(B)の状態のと
きのみ右ケース部2Bに挿入できるようにしている。な
お、左ケース部2Aに挿入するコネクタブロック6も同
様である。
来技術では、ケース2とコネクタブロック3とに、誤挿
入防止用のリブ2f,2gと切込み3b,3cとを必ず
設ける必要があるうえ、挿入作業時には、各コネクタブ
ロック3,6の挿入向きを確認する必要があるから、作
業性が悪いという問題があった。
3組のコネクタブロック6とは、長さ方向の寸法が異な
るから、相互に流用して各ケース部2B,2Aに挿入す
ることができず、別々に製造する必要があり、コスト高
になるという問題があった。
れたもので、ケースに挿入するコネクタブロックの挿入
方向の確認を不要にして、挿入作業性が向上する電気接
続箱を提供することを目的とするものである。
に、本発明は、ケースの相対向する側壁の間にコネクタ
ブロックを挿入してなる電気接続箱において、上記コネ
クタブロックは、その端子差し込み側の面の中心点に対
して、上記ケースの一方側壁側と、他方側壁側とに、夫
々複数個の長方形状のキャビティを有する同じ形状の2
個のハウジング部が一体に形成されていると共に、該2
個のハウジング部に設けられるキャビティおよびその内
部のランス部が、上記コネクタブロックの端子差し込み
側の面の中心点に対して、同じ形状のものが点対称の位
置に設けられ、上記ケース内部に上記コネクタブロック
を180度反転させて挿入可能とし、該反転挿入状態で
上記コネクタブロックのハウジングのキャビテイおよび
その内部のランス部の向きは常に同一向きとなり、ケー
スに挿入したコネクタブロックのキャビテイに挿入する
端子の向きは、常に同一方向となる構成としていること
を特徴とする電気接続箱を提供している。
の間にコネクタブロックを挿入してなる電気接続箱にお
いて、上記コネクタブロックに設けられた複数個の長方
形状のキャビティおよび該キャビティ内部に設けられる
ランス部が、該コネクタブロックの端子差し込み側の面
の中心点に対して、同じ形状のものが点対称の位置に設
けられ、上記ケース内部に上記コネクタブロックを18
0度反転させて挿入可能とし、該反転挿入状態で上記コ
ネクタブロックのハウジングのキャビテイおよびその内
部のランス部の向きは常に同一向きとなり、ケースに挿
入したコネクタブロックのキャビテイに挿入する端子の
向きは、常に同一方向となり、かつ、上記コネクタブロ
ックの両側部に、上記ケース長さ方向に複数個のコネク
タブロックを連結するための連結部が形成されているこ
とを特徴とする電気接続箱を提供している。
キャビティおよびその内部に設けるランス部が、コネク
タブロックの端子差し込み側の面の中心点に対して、同
じ形状のものを点対称に設けられているため、コネクタ
ブロックをケースの相対向する側壁の間に、180度反
転して挿入しても、各キャビティは、中心点に対して点
対称であるから、各キャビティおよびランスの向きは同
じになる。したがって、ケースへのコネクタブロックの
挿入作業時に、コネクタブロックの挿入作業性を向上さ
せることができる。かつ、ケースへ取り付けたコネクタ
ブロックのキャビテイおよびランスの向きは同一である
ため、該キャビテイに挿入する端子の向きは常に同一方
向となり、端子挿入時に端子の向きを確認する必要がな
くなり、端子挿入作業も容易となり作業性が向上する。
で、ケースの長さ方向に複数個のコネクタブロックを連
結することにより、キヤビティが1組、2組、3組のよ
うに、何組でも並列できるから、組数の異なるコネクタ
ブロックを別々に製造する必要がなくなり、コスト安に
なる。
明する。図2(A)に示すように、リレーボックス11
のケース12は、横長長方形状に形成されて、長さ方向
の相対向する側壁12a,12bと、幅方向の相対向す
る側壁12c,12dとを備え、長さ方向の3:2の位
置に幅方向の隔壁12eが設けられていて、ケース12
を、長い左ケース部12Aと短い右ケース部12Bとに
仕切っている。
Bに挿入するコネクタブロック13は、図1(A)に示
すように、該コネクタブロック13のリレー端子差し込
み側の面13aには、長さ方向に対向するランス部14
a,14aを有する同形状の2個の大型キャビティ14
A,14Bが、上記面13aの中心点Eに対して、図1
(A)において右斜め上部と左斜め下部の点対称の位置
に設けられている。
るランス部15a,15aを有する同形状の2個の小型
キャビティ15A,15Bが、上記面13aの中心点E
に対して、左斜め上部と右斜め下部の点対称の位置に設
けられている。
斜め上部のキャビティ15Aとを一対に設けたハウジン
グ部17Aは、上記コネクタブロック13の中心点Eに
対して、上記ケース12の一方側壁12a側の面13a
に設けられている。また、同じ形状のハウジング部17
Bは、上記ハウジング17Aに対して180度反転させ
て、上記ケース12の他方の側壁12b側の面13aに
設けられ、これらハウジング部17Aと17Bとは一体
に成形されている。
斜め上部のキャビティ14Aが、ハウジング部17Bの
左斜め下部のキャビティ14Bと同一形状となり、ハウ
ジング部17Aの左斜め上部のキャビティ15Aが、ハ
ウジング部17Bの右斜め下部のキャビティ15Bと同
一形状となる。
ネクタブロック13全体を図1(A)の状態から180
度反転させると、図1(A)で右斜め上部のキャビティ
14Aが図1(B)で左斜め下部のキャビティ14Aと
なり、同様に、左斜め下部のキャビティ14Bが右斜め
上部のキャビティ14Bとなり、右斜め上部のキャビテ
ィ15Aが左斜め下部のキャビティ15Aとなり、右斜
め下部のキャビティ15Bが左斜め上部のキャビティ1
5Bとなるだけで、キャビティ14A〜15Bの位置関
係は全く変わらない。
ロック13の長さ方向の左側部には、長さ方向に並列さ
せた別のコネクタブロック13の右側部の連結部13d
に係合して、両コネクタブロック13,13を連結する
ための連結部13eが設けられている。
部と下側部には、上記ケース12の側壁12a,12b
のロック突起12hに係合してロックされるロック凹部
13fが形成されている。
の左ケース部12Aには、上記コネクタブロック13
を、長さ方向に3個A,B,Cを並列して、各連結部1
3d,13eで連結してなるコネクタブロック連結体1
3Aを挿入して、各ロック凹部13fを各ロック突起1
2hでロックする。また、右ケース部12Bには、上記
コネクタブロック13を、長さ方向に2個A,Bを並列
して、各連結部13d,13eで連結してなるコネクタ
ブロック連結体13Bを挿入して、各ロック凹部13f
を各ロック突起12hでロックする。
(B)のような向きで連結したコネクタブロック連結体
13Bであれば、左斜め上部と右斜め下部にキャビティ
15A,15Bがそれぞれ位置し、右斜め上部と左斜め
下部にキャビティ14A,14Bがそれぞれ位置するよ
うになる。そして、上記コネクタブロック連結体13B
を180度で反転させて、左ケース部12Bに挿入して
も、左斜め上部と右斜め下部にキャビティ15A,15
Bが位置し、右斜め上部と左斜め下部にはキャビティ1
4A,14Bが位置するようになる。なお、左ケース部
12Aに挿入するコネクタブロック連結体13Aでも同
様である。
3A,13Bの各ケース部12A,12Bへの挿入時
に、コネクタブロック連結体13A,13Bの挿入向き
を確認する必要がなく、ケース12へのコネクタブロッ
クの挿入作業性が向上するようになる。
ックのキャビティおよび該キャビティ内部のランスの向
きは、180度反転して、同一箇所のキャビティおよび
該キャビティ内部のランス部は常に同一向きとなってい
るため、これらキャビティに挿入する端子の向きは常に
同一方向となる。よって、端子の挿入作業性が向上す
る。
部13d,13eで、ケース12の長さ方向に何個でも
並列に連結できるから、各ケース部12A,12Bの長
さに合わせたコネクタブロックを別々に製造する必要が
なくなり、コスト安になる。
の電気接続箱は、コネクタブロックの複数個のキャビテ
ィの各ランス部を、コネクタブロックの端子差し込み側
の面の中心点に対して、同じ形状のものを点対称に設け
たものであるから、コネクタブロックをケースの相対向
する側壁の間に、180度反転して挿入しても、各キャ
ビティは、中心点に対して点対称であるから、各キャビ
ティの位置が同じになる。したがって、ケースへのコネ
クタブロックの挿入作業時に、コネクタブロックの挿入
向きを確認する必要はなく、挿入作業性を向上させるこ
とができる。
入する端子の向きは、常に同一向きとなるため、端子挿
入時に向きを確認する必要がなくなり、端子挿入作業も
容易となり、作業性が向上する。
部で、ケースの長さ方向に複数個のコネクタブロックを
連結することにより、キヤビティが何個でも並列できる
から、キャビティの個数の異なるコネクタブロックを別
々に製造する必要がなくなり、コスト安になる。
平面図、(B)は(A)を180度反転した平面図であ
る。
挿入した平面図、(B)はコネクタブロック連結体の平
面図である。
来のコネクタブロックの平面図、(C)は(B)を18
0度反転したコネクタブロックの平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ケースの相対向する側壁の間にコネクタ
ブロックを挿入してなる電気接続箱において、 上記コネクタブロックは、その端子差し込み側の面の中
心点に対して、上記ケースの一方側壁側と、他方側壁側
とに、夫々複数個の長方形状のキャビティを有する同じ
形状の2個のハウジング部が一体に形成されていると共
に、該2個のハウジング部に設けられるキャビティおよ
びその内部のランス部が、上記コネクタブロックの端子
差し込み側の面の中心点に対して、同じ形状のものが点
対称の位置に設けられ、上記ケース内部に上記コネクタ
ブロックを180度反転させて挿入可能とし、該反転挿
入状態で上記コネクタブロックのハウジングのキャビテ
イおよびその内部のランス部の向きは常に同一向きとな
り、ケースに挿入したコネクタブロックのキャビテイに
挿入する端子の向きは、常に同一方向となる構成として
いることを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項2】 上記コネクタブロックの両側部に、上記
ケース長さ方向に複数個のコネクタブロックを連結する
ための連結部が形成されている請求項1に記載の電気接
続箱。 - 【請求項3】 ケースの相対向する側壁の間にコネクタ
ブロックを挿入してなる電気接続箱において、 上記コネクタブロックに設けられた複数個の長方形状の
キャビティおよび該キャビティ内部に設けられるランス
部が、該コネクタブロックの端子差し込み側の面の中心
点に対して、同じ形状のものが点対称の位置に設けら
れ、上記ケース内部に上記コネクタブロックを180度
反転させて挿入可能とし、該反転挿入状態で上記コネク
タブロックのハウジングのキャビテイおよびその内部の
ランス部の向きは常に同一向きとなり、ケースに挿入し
たコネクタブロックのキャビテイに挿入する端子の向き
は、常に同一方向となり、かつ、 上記コネクタブロックの両側部に、上記ケース長さ方向
に複数個のコネクタブロックを連結するための連結部が
形成されていることを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29445894A JP3239648B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29445894A JP3239648B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08154326A JPH08154326A (ja) | 1996-06-11 |
JP3239648B2 true JP3239648B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=17808049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29445894A Expired - Lifetime JP3239648B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239648B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001177949A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-06-29 | Yazaki Corp | 電気接続箱への電子ユニットの組付構造 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29445894A patent/JP3239648B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08154326A (ja) | 1996-06-11 |
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