JP2622224B2 - 合体型コネクタ - Google Patents

合体型コネクタ

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JP2622224B2
JP2622224B2 JP18520292A JP18520292A JP2622224B2 JP 2622224 B2 JP2622224 B2 JP 2622224B2 JP 18520292 A JP18520292 A JP 18520292A JP 18520292 A JP18520292 A JP 18520292A JP 2622224 B2 JP2622224 B2 JP 2622224B2
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terminal
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locking
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connector housing
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泰弘 小野寺
隆幸 山本
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Yazaki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路、たとえば自
動車の電気配線に用いられるコネクタを互いに結合して
一体化した合体型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】電気回路に用いられるコネクタには多く
の種類があるが、そのハウジング内に収容する端子の離
脱を防止するために、端子係止機構を備えたものがあ
る。たとえば、図13および図14に示すように、端子
係止機構を有するコネクタKが提案されている(特開昭
64−54678号公報)。
【0003】コネクタKは、端子1を収容する絶縁ハウ
ジング2に貫通孔3を設け、この貫通孔3から挿入ピン
4を差し込んで挿入ピン4の側面に設けた係止突起5と
端子1の電気接触部1aに突設した係止部6とを係合さ
せることにより、端子1を確実に係止するようにしてい
る。しかし、このコネクタKは、コネクタ相互を結合し
て使用することを目的としたものではなく、その絶縁ハ
ウジング2には、コネクタ相互を結合するための機構を
備えていない。
【0004】近時、各分野における電子機器の発達に伴
う電気回路の多様化に従い、コネクタに収容する端子数
の増大が要求され、また、コネクタ相互を結合して多く
の機能を有する電気回路を構成することが要望されてい
る。
【0005】そこで、たとえば図15に示すように、端
子係止機構を備えると共に、コネクタハウジング相互を
結合する機構を有する合体型コネクタMも提案されてい
る(米国特許第4,787,864号明細書)。合体型
コネクタMは、これを構成する外郭7に、端子8を収容
するハウジング9と、端子8′を収容するハウジング
9′とをそれぞれ装着することにより、ハウジング9、
9′などを合体して大型化した1基のコネクタとして構
成されている。ハウジング9、9′に挿入された端子
8、8′は、それぞれ係止具10、10′によりハウジ
ング9、9′に係止され、一方、外郭7の内壁に設けら
れた係止アーム7a、7a′と前記係止具10、10′
の段部10a、10a′とをそれぞれ係合させて、外郭
7にハウジング9、9′を固定するようにしている。
【0006】このように、合体型コネクタMは、端子係
止機構を有する係止具10、10′とは別に、外郭7の
内壁に設けた係止アーム7a、7a′によりハウジング
9、9′を固定して結合するようにしているため、端子
の係止が不充分な状態でハウジング9、9′が外郭7に
結合されるおそれがあり、端子の接続不良あるいは、使
用中の端子脱落等の信頼性を損なう障害が発生する問題
点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、コネクタハウジングに挿
入ピンを挿着してハウジング内の端子係止とハウジング
相互の結合とを併せて行うことにより、ハウジング相互
を結合する際の端子の係止不良の発生を防止し、信頼性
が高くかつコネクタの組み付け工程の作業性の優れた合
体コネクタを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、少なくとも一対のコネクタハウジングを
互いに結合してなる合体型コネクタであって、一方のコ
ネクタハウジングの外壁に係止部を設け、他方のコネク
タハウジングに外壁を貫通して端子収容室と連通する貫
通孔を設け、該貫通孔に端部に係止爪を備え中間部に端
子係止用突部を設けた挿入ピンを挿着し、他方のコネク
タハウジングの端子収容室内に端子を収容した状態にお
いて、端子の係止部と前記挿入ピンの端子係止用突部と
を前記挿入ピンを押圧することにより係合すると共に、
一方のコネクタハウジングの係止部と前記挿入ピンの係
止爪とを係合することにより、前記一対のコネクタハウ
ジング相互を結合してなることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の合体コネクタは、コネクタハウジング
の貫通孔に差し込んだ挿入ピンの端子係止用突部により
端子収容室に収容された端子を係止した後に、相手側の
コネクタハウジングの外壁に設けた係止部と挿入ピンの
係止爪とを係合してコネクタハウジング相互を結合する
ようにしているので、端子を係止することなくコネクタ
ハウジング相互を結合することは不可能となり、コネク
タハウジング相互を結合する際の端子の係止不良の発生
を完全に防止することができる。また、挿入ピンに端子
係止機構とコネクタハウジング結合機構を併設している
ため、1個の挿入ピンによる一連の操作で端子係止とコ
ネクタハウジング相互の結合が実施でき、コネクタの組
み付け作業が簡素化され生産性が格段に向上する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の合体型コネクタを構成する
一方のコネクタハウジングAの斜視図であり、図2は、
そのX−X線断面図である。コネクタハウジングAは、
角筒状に形成した外壁11の角部に、外壁11の一部を
梁状部12aとして形成した係止部12を凹設し、内部
には6個の端子収容室13を設けている。
【0011】図3は、合体型コネクタを構成する他方の
コネクタハウジングBの斜視図であり、図4は、そのY
−Y線断面図である。コネクタハウジングBは、内部に
複数の端子収容室14を設け、外壁15に形成した貫通
孔16に、図5に示すような挿入ピン17を挿着してい
る。
【0012】挿入ピン17は、合成樹脂材を成形加工に
より枠状に形成したもので、上端部に一対の係止爪17
aを備え、下端部にロック突起17bを設け、中間部に
端子収容室14に対応して形成した端子係止用突部17
cを設けている。挿入ピン17は、コネクタハウジング
Bの外壁15の下面15aに開口した貫通孔16から差
し込んで、一対の係止爪17aが外壁15の上面15b
から突出した状態で固定されるようにしている。
【0013】次に、コネクタハウジングBの端子収容室
14に収容した端子18を、挿入ピン17によって係止
する状態について説明する。先ず、図6に示すように、
コネクタハウジングBの外壁15の下面15aに開口し
た貫通孔16から挿入ピン17を差し込み、ロック突起
17bを外壁15の下面15aに当接させると、図7に
示すように、コネクタハウジングBに設けた仮係止突起
19と挿入ピン17の係止爪17aとが係合して挿入ピ
ン17を仮ロックする。このとき、挿入ピン17の端子
係止用突部17cは、端子収容室14に収容された端子
18の係止部18aから離れた位置にあるため、端子収
容室14内に端子18を可撓係止片20を撓ませること
によって自由に挿入抜去することができる。
【0014】次いで、図8に示すように、挿入ピン17
を、さらに押し込んで係止爪17aがコネクタハウジン
グBの外壁15の上面15bから突出する位置まで挿入
すると、端子18の係止部18aに端子係止用突部17
cの端部が当接し、端子18の抜け出しが阻止されると
共に、ロック突起17bが貫通孔16を形成する外壁1
5の内側と係合してロックされる。
【0015】そして、図9および図10に示すように、
コネクタハウジングAの係止部12の梁状部12aと、
挿入ピンの係止爪17aとを係合させてコネクタハウジ
ングAおよびBを結合し、一体化した合体型コネクタを
形成する。
【0016】図11は、本発明の他の実施例を示すコネ
クタハウジングCの斜視図であり、図12は、そのT−
T線断面図である。コネクタハウジングCは、前記コネ
クタハウジングAの係止部12に代えて、外壁21の角
部に溝状の係止部22を凹設しているが、他の部分の構
造は前記コネクタハウジングAと同様である。係止部2
2を構成する外周壁部22aと挿入ピン17の係止爪1
7aとを係合させてコネクタハウジングCとBとを結合
するようにしている。
【0017】
【発明の効果】本発明の合体型コネクタは、コネクタハ
ウジングの端子収容室に収容した端子の係止と、コネク
タハウジング相互の結合とを、1個の挿入ピンによる一
連の操作によって行うことができるため、端子の係止忘
れが防止でき、高度の信頼性が得られると共に、コネク
タ組み付け作業の生産性が格段に向上するなどの利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる一方のコネクタハウジ
ングを示す斜視図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】本発明の実施例に係わる他方のコネクタハウジ
ングに挿入ピンを挿着した状態を示す斜視図である。
【図4】図3のY−Y線断面図である。
【図5】図3の挿入ピンの斜視図である。
【図6】図3のコネクタハウジングの貫通孔に、挿入ピ
ンを差し込んで仮ロックした状態を示す縦断面図であ
る。
【図7】図6のZ−Z線断面図である。
【図8】図6の挿入ピンをさらに差し込んで端子を係止
した状態を示す説明図である。
【図9】図1のコネクタハウジングと図3のコネクタハ
ウジングとを結合して合体型コネクタを形成した状態を
示す斜視図である。
【図10】図9のS−S線断面図である。
【図11】本発明の他の実施例に係わるコネクタハウジ
ングの斜視図である。
【図12】図11のT−T線断面図である。
【図13】従来の端子係止機構を備えたコネクタの分解
斜視図である。
【図14】図13のコネクタに挿入ピンを挿着した状態
を示す断面図である。
【図15】従来の合体型コネクタの分解斜視図である。
【符号の説明】
A、B、C コネクタハウジング 11 外壁 12 係止部 13、14 端子収容室 15 外壁 16 貫通孔 17 挿入ピン 17a 係止爪 17b ロック突起 17c 端子係止用突部 18 端子 18a 係止部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対のコネクタハウジングを
    互いに結合してなる合体型コネクタであって、 一方のコネクタハウジングの外壁に係止部を設け、他方
    のコネクタハウジングに外壁を貫通して端子収容室と連
    通する貫通孔を設け、該貫通孔に端部に係止爪を備え中
    間部に端子係止用突部を設けた挿入ピンを挿着し、他方
    のコネクタハウジングの端子収容室内に端子を収容した
    状態において、端子の係止部と前記挿入ピンの端子係止
    用突部とを前記挿入ピンを押圧することにより係合する
    と共に、一方のコネクタハウジングの係止部と前記挿入
    ピンの係止爪とを係合することにより、前記一対のコネ
    クタハウジング相互を結合してなることを特徴とする合
    体型コネクタ。
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JPH0636820A JPH0636820A (ja) 1994-02-10
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Families Citing this family (2)

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JP3106915B2 (ja) * 1995-06-28 2000-11-06 住友電装株式会社 ブロックコネクタ
JP5872835B2 (ja) * 2011-10-11 2016-03-01 矢崎総業株式会社 二重係止コネクタ

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JPH0636820A (ja) 1994-02-10

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