JP2926676B2 - ハウジング結合型コネクタ - Google Patents

ハウジング結合型コネクタ

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JP2926676B2
JP2926676B2 JP6131565A JP13156594A JP2926676B2 JP 2926676 B2 JP2926676 B2 JP 2926676B2 JP 6131565 A JP6131565 A JP 6131565A JP 13156594 A JP13156594 A JP 13156594A JP 2926676 B2 JP2926676 B2 JP 2926676B2
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
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    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/521Sealing between contact members and housing, e.g. sealing insert

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として自動変速機の
変速ギア機構内のように、狭小で奥行きの長い機器内の
電気配線に使用されるハウジング結合型コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等に使用されている自動変
速機は、トルクコンバータと変速ギア機構を備えてお
り、電子的にギアの制御を行う変速ギア機構内には、外
部に通じる電線やコネクタが内蔵されている。このよう
な変速ギア機構用のコネクタとして、たとえば、特開平
2−278673号公報には、図20に示すような、コ
ネクタ装置Kが提案されている。
【0003】コネクタ装置Kは、端子aを固定したイン
ナープレートb(図21参照)をケーシングcに押し込
んで固定した後、モールド樹脂をケーシングc内に注入
して密封している。しかし、端子保持力を大きくするた
め注入するモールド樹脂は、エポキシ樹脂等の硬度の高
い樹脂を使用しているため、樹脂にひび割れが発生しや
すく、シール性が損なわれる欠点がある。また、電線の
接続作業において、電線をケーシングcおよびゴム栓d
に貫通させる必要があるため、端末処理が煩雑となって
作業性が極端に低下する問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、分割して形成したハウジ
ング相互を嵌合することにより、端子係止位置が狭く奥
深い構造であっても容易に端子を挿着できるハウジング
結合型コネクタを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、複数の端子導出孔を開設した隔壁を有す
る筒状のアウターハウジングと、複数の端子収容室を有
するインナーハウジングと、シール用ゴム栓と、該端子
収容室内に収容する複数の端子とを備え、該ゴム栓を貫
通して該端子収容室内に導入した電線と該端子とを接続
すると共に、アウターハウジング内にインナーハウジン
グおよび該ゴム栓を嵌入して、該隔壁の端子導出孔から
該端子の電気接触部を突出させるようにしたハウジング
結合型コネクにおいて、前記端子収容室に収容する端子
が、アウターハウジングの隔壁と当接する起立片を有す
ことを特徴とする。
【0006】
【0007】前記端子収容室の一方の壁に可撓抑止片を
形成し、インナーハウジングの端子収容室内に収容され
る端子を該可撓係止片によって押圧するようにすること
が好適である(請求項2)。
【0008】前記アウターハウジングの隔壁に可撓抑止
片に対する仕切壁を設けることが好適である(請求項
)。
【0009】前記インナーハウジングに、ゴム栓に向か
って延びる係止突起を設け、ゴム栓には該係止突起を受
け入れる係止凹部を設けることが好ましい(請求項
4)。
【0010】
【作用】本発明のハウジング結合型コネクタは、コネク
タを構成するハウジングをアウターハウジングとインナ
ーハウジングに分割し、インナーハウジングに設けた端
子収容室内に端子を装着した後、アウターハウジングに
インナーハウジングを嵌入してハウジング相互を結合す
るようにしているため、ハウジング相互の嵌合の進行に
伴って端子収容室内の端子は、アウターハウジングの隔
壁の端子導出孔からその電気接触部を突出させると共
に、インナーハウジングとアウターハウジングの隔壁と
の間で自動的に係止される。したがって、端子が端子収
容室内に半挿入の状態であっても、インナーハウジング
を押圧することによって容易に所定の位置に挿入できる
ので、狭小で奥深い構造のコネクタに好適である。
【0011】端子には、起立片を設けることにより、隔
壁に起立片が当接して端子収容室内に端子が確実に係止
される。
【0012】請求項3に記載したように、端子収容室の
一方の壁に可撓抑止片を形成し、インナーハウジングの
端子収容室内に収容される端子を該可撓係止片によって
押圧することにより、インナーハウジングの端子収容室
内に収容される端子のガタツキを防止することができ、
端子の挿着作業が円滑化される。
【0013】また、端子と電線との接続、および端子収
容室内への端子の装着作業は、インナーハウジングの一
方の側すなわちゴム栓側で実施できるため、作業性が著
しく向上する。請求項5に記載したように、インナーハ
ウジングに係止突起を設け、ゴム栓に形成した係止凹部
と嵌合してインナーハウジングとゴム栓とを一体化する
ようにすれば、電線を挿通して端子を接続する際に、イ
ンナーハウジングが挿通した電線から脱落したり、電線
に沿って移動することがなくなり、作業性が一段と向上
する
【0014】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係わるハウジング
結合型コネクタAを構成するアウターハウジング1とイ
ンナーハウジング2を分離して示した斜視図である。ア
ウターハウジング1は、図2に示すように、筒状に形成
した外郭1aの一端に相手側のコネクタと嵌合するため
の嵌合口1bが開設され、内部には複数の端子導出孔3
を形成した隔壁4が設けられている。また、隔壁4の後
方には、インナーハウジング2を係止するためのロック
鉤5が隔壁4から片持ち状に突設されている。
【0015】インナーハウジング2は、図3および図4
に示すように、外郭をアウターハウジング1の内壁に形
成したハウジング収容部1cに嵌合する形状に形成して
おり、内部には複数の端子収容室6とアウターハウジン
グ1のロック鉤5を挿入する2個所のロック鉤挿入口7
が設けられている。インナーハウジング2の後壁2aに
は端子収容室6に連通する電線挿入孔6a(図4参照)
が開設されており、シール用のゴム栓8を貫通した電線
9を電線挿入孔6aに挿通して端子収容室6内に導入
し、端子10と接続するようにしてある。
【0016】シール用のゴム栓8は、アウターハウジン
グ1のシール壁1dに密着する形状に形成され、インナ
ーハウジング2の端子収容室6に対応する複数の電線挿
通孔11が設けられている。
【0017】端子10は、導電性金属板を折曲加工して
作成したもので、前部に電気接触部10bを有する雄型
の端子であり、後部には翼状に拡開した加締部を有する
電線接続部10aとの間に起立片10cを備えている。
【0018】次に、上記の各構成部品を組付けてハウジ
ング結合型コネクタAを形成する工程について説明す
る。先ず、ゴム栓8の電線挿通孔11に電線9を挿通
し、ゴム栓8を貫通した電線9を、さらにインナーハウ
ジング2の電線挿入孔6aに挿入する。そして、電線9
の先端部を端子収容室6から引き出すと共に、その絶縁
被覆を剥皮して端子10の電線接続部10aに載置して
加締ることにより端子10を圧着する。図2において
は、圧着した状態を示している。
【0019】次いで、電線9を矢印P方向へ引き戻すこ
とにより、圧着した端子10を端子収容室6内に仮係止
させる(図2に示す端子10′の状態)。端子収容室6
内に各端子10を仮係止させたインナーハウジング2
を、矢印Q方向へ押し込んでアウターハウジング1内に
進入させ、端子10の電気接触部10bをアウターハウ
ジング1に設けた隔壁4の端子導出孔3に挿通して隔壁
4から嵌合口1bに向けて突出させる。
【0020】このとき、端子10の起立片10cが、隔
壁4に当接し、端子収容室6内に端子10が確実に係止
されると共に、アウターハウジング1のロック鉤5がイ
ンナーハウジング2のロック鉤挿入口7に挿入され、イ
ンナーハウジング2の後壁2aとロック鉤5の係止爪5
aとの係合により、図5に示すように、アウターハウジ
ング1とインナーハウジング2との嵌合がロックされ
る。
【0021】この嵌合の際、万一、インナーハウジング
2内の端子10が所定の位置まで引き込まれていない場
合、すなわち半挿入の状態であっても、インナーハウジ
ング2を押し込む操作によって端子10の起立片10c
が隔壁4に押圧され、端子10は自動的に端子収容室6
内の所定の位置に挿入される。
【0022】アウターハウジング1とインナーハウジン
グ2とが嵌合した後、アウターハウジング1のシール壁
1dにゴム栓8を嵌入すると共に、充填材注入口12か
ら柔軟性を有するシリコン樹脂を注入してインナーハウ
ジング2を密封することにより、ハウジング結合型コネ
クタAが形成される。
【0023】図6は、本発明の他の実施例に係わるハウ
ジング結合型コネクタBの縦断面図である。ハウジング
結合型コネクタBを構成するインナーハウジング13に
は、図7に示すように、その後壁13aからゴム栓14
に向かって延びる係止突起15、15′を設け、ゴム栓
14には、図8に示すように、係止突起15、15′を
受け入れる係止凹部16、16′が形成されている。他
の部品は、前記ハウジング結合型コネクタAと同様であ
る。
【0024】前記ハウジング結合型コネクタAを組付け
る工程においては、インナーハウジング2およびゴム栓
8に、端子10を圧着する前の電線9を挿通した後、そ
の電線9に対し端子10を圧着するようにしているが、
その際、インナーハウジング2が電線9から抜け落ちた
り、電線9に沿って移動することがあり、圧着作業に支
障を来すことがある。
【0025】一方、ハウジング結合型コネクタBにおい
ては、電線9をインナーハウジング13およびゴム栓1
4に挿通して端子10に圧着する際に、インナーハウジ
ング13を矢印方向に移動させ、図9に示すように、ゴ
ム栓14の係止凹部16、16′にインナーハウジング
13の係止突起15、15′を嵌入してインナーハウジ
ング13とゴム栓14とを一体化してから、端子10の
圧着作業を行う。図10は、端子10と電線9との接続
を完了した状態を示すインナーハウジング13の斜視図
である。
【0026】上述のように、インナーハウジング13と
ゴム栓14とを一体化することにより、端子10の圧着
作業を行う際にインナーハウジング13が電線9から抜
け落ちたり、電線9に沿って移動することがなくなり、
端子10の圧着作業を円滑に実施することが可能とな
る。
【0027】図11は、本発明のさらに他の実施例に係
わるハウジング結合型コネクタCのインナーハウジング
17と、アウターハウジング18を示す縦断面図であ
る。インナーハウジング17には、図12に示すよう
に、並設した3個の端子収容室19が、それぞれ仕切壁
挿入孔20、20を介して3段に形成されている。一
方、アウターハウジング18の隔壁18aには、インナ
ーハウジング17の仕切壁挿入孔20に挿入される仕切
壁21が立設されている。
【0028】また、端子収容室19の一方の壁19aに
は、そのアウターハウジング18への嵌合側の開口端1
9bから、図13に示すような、切込み22、22′を
入れることにより可撓抑止片23が形成されている。可
撓抑止片23の自由端部には、抑止突部23aが形成さ
れ、可撓抑止片23の可撓性により抑止突部23aが端
子収容室19の端子収容方向に対して略垂直に移動可能
としている。
【0029】次に、可撓抑止片23の作用について説明
するが、先ず、比較例として図14に示すような、上記
の可撓抑止片23を有しないインナーハウジング24に
端子25を挿着する際の問題点を説明する。26は、ア
ウターハウジングである。インナーハウジング24に端
子25を挿着する工程は、前記ハウジング結合型コネク
タAの場合に説明したように、インナーハウジング24
に電線9を挿通した後、その電線9に対し端子25を圧
着し、電線9を矢印方向に引き戻して端子25をインナ
ーハウジング24に設けた端子収容室27内の所定の位
置に収容するようにしている。
【0030】端子収容室27の開口部27aは、電線9
を圧着した端子の電線接続部25aを端子収容室27内
に引き入れる必要上、電線接続部25aが通過できる広
さに開設してある。そのため、端子25を端子収容室2
7の所定の位置に収容した後に、端子25の電気接触部
25bが、端子収容室27の開口部27aにおいて上下
左右にガタツキが発生して傾き、図15に示すように、
アウターハウジング26の段部26aと電気接触部25
bとが衝合してインナーハウジング24の嵌入ができな
かったり、端子導出口28へ端子25の電気接触部25
bが挿入できなくなる場合が生じる。ガタツキを解消す
るためには、各端子収容室27内の端子25の電気接触
部25bの位置を揃えるための特殊な治具を用い、煩雑
な調整作業をしなければならない。
【0031】そこで、上記のハウジング結合型コネクタ
Cにおいては、インナーハウジング17の端子収容室1
9に可撓抑止片23を設けることにより、収容する端子
25の電気接触部25bのガタツキを防止して、電気接
触部25bの傾きを解消するようにしている。
【0032】すなわち、図16に示すように、端子収容
室19の外部で端子25の電線接続部25aに電線9の
末端を圧着した後、図17の矢印に示すように、電線9
を引き戻して端子収容室19内に端子25を収容しよう
とすると、端子25の電線接続部25aが可撓抑止片2
3の抑止突部23aを押上げ、可撓抑止片23が外方へ
撓む。そして、端子25が所定の位置に収容されると、
図18に示すように、可撓抑止片23の可撓性により抑
止突部23aは元の位置に復元するので、端子25の電
気接触部25aが抑止突部23aで押圧され、電気接触
部25bの無用の傾き(ガタツキ)が防止される。
【0033】したがって、端子25の電気接触部25b
の位置を揃えるための特殊な治具を用いることなく、イ
ンナーハウジング17の全ての端子収容室19内の端子
25の電気接触部25bの配列を揃えることが可能とな
り、若干残存する電気接触部25bのガタツキは、図1
9に示すように、アウターハウジング18の端子導出孔
28に形成されているテーパー部28aでスライドさせ
て修正することができるので、端子25を挿着したイン
ナーハウジング17を容易にアウターハウジング18に
嵌着することができる。
【0034】アウターハウジング18にインナーハウジ
ング17を嵌着する際には、インナーハウジング17の
仕切壁挿入孔20に、アウターハウジング18の仕切壁
21を挿入する。このとき、可撓抑止片23の背部23
bが仕切壁21またはアウターハウジング18の内壁の
ハウジング収容部28bによって抑えられるので、端子
25の電線接続部25aなどの押圧により、可撓抑止片
23の抑止突部23aが端子収容室19の外方へ撓む弊
害を防止することができる。アウターハウジング18に
インナーハウジング17を嵌着した後、前記ハウジング
結合型コネクタAと同様に、ゴム栓を装着し充填材を充
填することによってハウジング結合型コネクタCを形成
する。
【0035】ハウジング結合型コネクタCは、インナー
ハウジング17の端子収容室19に可撓抑止片23を備
えているため、端子収容室19内に挿着された端子25
のガタツキが防止され、各端子25の電気接触部25b
の配列が整然と揃えられ、アウターハウジング18とイ
ンナーハウジング17との嵌着が円滑かつ容易に実施で
きると共に、アウターハウジング18の仕切壁21また
はハウジング収容部28bによって可撓抑止片23の無
用の撓みが抑えられ、端子25が安定して保持される。
【0036】また、端子収容室19内の所定の位置に端
子25が挿着されていない場合、すなわち、半挿入の状
態においては、可撓抑止片23が元の位置に戻らず仕切
壁挿入孔20内に突出した状態となり、アウターハウジ
ング18の仕切壁21が仕切壁挿入孔20に挿入できな
いため、不完全挿入のままハウジングの組付けを行う過
誤を防止することが可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明のハウジング結合型コネクタは、
アウターハウジングにインナーハウジングを嵌入してハ
ウジング相互を結合するようにしているため、ハウジン
グ相互の嵌合の進行に伴って端子収容室内の端子は、イ
ンナーハウジングとアウターハウジングの隔壁との間で
自動的に係止され、端子が端子収容室内に半挿入の状態
であっても、インナーハウジングを押圧することによっ
て容易に所定の位置に挿入できるので、狭小で奥深い構
造のコネクタに好適である。また、端子と電線との接
続、および端子収容室内への端子の装着作業は、インナ
ーハウジングの一方の側すなわちゴム栓側で実施できる
ため、作業性が著しく向上する。とくに、インナーハウ
ジングに係止突起を設け、ゴム栓に形成した係止凹部と
嵌合してインナーハウジングとゴム栓とを一体化するよ
うにすれば、電線を挿通して端子を接続する工程の作業
性が一段と向上する。さらに、構造的に端子保持力が強
いので、密封用の充填材としてシール性の高い柔軟性を
有する樹脂材が使用できるので、信頼性が格段に向上す
るなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるハウジング結合型コネ
クタのアウターハウジングとインナーハウジングとを分
離して示した斜視図である。
【図2】図1のアウターハウジング、インナーハウジン
グ、端子およびゴム栓の断面図である。
【図3】図2のインナーハウジングのアウターハウジン
グに嵌合する方向から見た斜視図である。
【図4】図3のインナーハウジングを逆方向から見た斜
視図である。
【図5】図2のインナーハウジングとアウターハウジン
グとを結合した状態を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係わるハウジング結合型
コネクタの断面図である。
【図7】図6のインナーハウジングの斜視図である。
【図8】図7のインナーハウジングおよびゴム栓に電線
を挿通した状態を示す側面図である。
【図9】図8のインナーハウジングとゴム栓とを嵌合し
て一体化した状態を示す側面図である。
【図10】図9のインナーハウジングに端子を挿着した
状態を示す斜視図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例に係わるハウジン
グ結合型コネクタのインナーハウジングおよびアウター
ハウジングを示す断面図である。
【図12】図11のインナーハウジングの正面図であ
る。
【図13】図12の端子収容室を拡大して示した正面図
である。
【図14】比較例として図11の可撓抑止片を有しない
インナーハウジングを示す説明図である。
【図15】図14のインナーハウジングをアウターハウ
ジングに嵌合する際の説明図である。
【図16】図11の端子収容室に端子を挿着する工程を
示す説明図である。
【図17】図16の電線を引き戻した状態を示す説明図
である。
【図18】図17の端子が端子収容室の所定の位置に収
容された状態を示す説明図である。
【図19】図11のアウターハウジングにインナーハウ
ジングを嵌着する状態を示す断面図である。
【図20】従来のコネクタ装置の断面図である。
【図21】図20のインナープレートの斜視図である。
【符号の説明】
A、B、C ハウジング結合型コネクタ 1 アウターハウジング 2 インナーハウジング 3 端子導出孔 4 隔壁 6 端子収容室 8 ゴム栓 9 電線 10 端子 10b 電気接触部 10c 起立片 13 インナーハウジング 14 ゴム栓 15、15′ 係止突起 16、16′ 係止凹部 17 インナーハウジング 18 アウターハウジング 18a 隔壁 19 端子収容室 19a 一方の壁 21 仕切壁 23 可撓抑止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/40 - 13/533

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子導出孔を開設した隔壁を有す
    る筒状のアウターハウジングと、複数の端子収容室を有
    するインナーハウジングと、シール用ゴム栓と、該端子
    収容室内に収容する複数の端子とを備え、該ゴム栓を貫
    通して該端子収容室内に導入した電線と該端子とを接続
    すると共に、アウターハウジング内にインナーハウジン
    グおよび該ゴム栓を嵌入して、該隔壁の端子導出孔から
    該端子の電気接触部を突出させるようにしたハウジング
    結合型コネクにおいて、 前記端子収容室に収容する端子が、アウターハウジング
    の隔壁と当接する起立片を有する ことを特徴とするハウ
    ジング結合型コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記端子収容室の一方の壁に可撓抑止片
    を形成し、インナーハウジングの端子収容室内に収容さ
    れる端子を該可撓係止片によって押圧するようにした
    求項1に記載のハウジング結合型コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記アウターハウジングの隔壁に可撓抑
    止片に対する仕切壁を設けてなることを特徴とする請求
    項2に記載のハウジング結合型コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記インナーハウジングに、ゴム栓に向
    かって延びる係止突起を設け、ゴム栓には該係止突起を
    受け入れる係止凹部を設けてなることを特徴とする請求
    項1,2または3に記載のハウジング結合型コネクタ。
JP6131565A 1993-09-24 1994-06-14 ハウジング結合型コネクタ Expired - Fee Related JP2926676B2 (ja)

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