JP3238747B2 - 適応型映像記録再生システム、適応型映像再生システム、適応型映像記録再生方法および適応型映像再生方法 - Google Patents

適応型映像記録再生システム、適応型映像再生システム、適応型映像記録再生方法および適応型映像再生方法

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JP3238747B2
JP3238747B2 JP15983192A JP15983192A JP3238747B2 JP 3238747 B2 JP3238747 B2 JP 3238747B2 JP 15983192 A JP15983192 A JP 15983192A JP 15983192 A JP15983192 A JP 15983192A JP 3238747 B2 JP3238747 B2 JP 3238747B2
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の映像ソースが出
力する映像信号を入力し、フィールド単位またはフレー
ム単位でランダムアクセス可能な記録媒体に記録し、映
像ソースの画像を選択的に再生する適応型映像記録/再
生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、防犯などの監視目的のために
複数のビデオカメラを設置し、それぞれの映像をモニタ
ーするセキュリティシステムが知られている。このよう
なシステムでは、後の検証等のために複数の映像を同時
に記録し、後に再生するための装置が必要となってい
る。ビデオカメラなどの複数の映像ソースの出力信号を
入力し、同時に記録するシステムとしては、映像ソース
の数だけ記録装置を備える構成が考えられるが、そのよ
うなシステムでは装置構成が大規模なものとなり、コス
トアップを余儀なくされる。
【0003】かかる欠点を改善するものとして、従来で
は、特開平3−13190号公報に開示されている時分
割による複数動画像の伝送・記録・再生方法、あるいは
特開平3−190387号公報に開示されている記録再
生方式があった。特開平3−13190号公報に開示さ
れている技術は、複数の動画像データをフィールド・フ
レーム単位に切換えて単一の複合画像データ信号として
伝送し、受信された複合画像データ信号からフィールド
・フレーム信号を分離し、カウンタにより希望する画像
データ信号だけをフィールド・フレームメモリに書込
み、目的の動画像データを再現するものである。また、
特開平3−190387号公報に開示されている技術
は、2つの映像信号をフィールド毎に切換えて磁気テー
プに記録し、再生では記録時のフィールド切換え周期で
一方の映像のみを独立して再生するというものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術は、複数の映像信号をフィールド毎に切換
えて単一の複合映像信号を生成しているものの、その生
成した信号を磁気テープ等にシーケンシャルかつ連続的
に記録する、または伝送して選択的に表示するに止まる
ものであった。したがって、一定のタイミングで所望す
る映像を選択することにより、動画を再生することは比
較的容易になされるが、フィールド単位またはフレーム
単位に映像を扱うことが困難であったため、セキュリテ
ィシステムや中央管理システムなどの記録再生におい
て、多様な表示等をすることが容易にはなされなかっ
た。
【0005】また、磁気テープへの記録では、記録され
た物理的位置に無関係に所望のフレームの画像をアクセ
スする制御は容易ではなく、アクセス時間も多く要する
ものであった。また、例えば設置するビデオカメラ数な
ど映像ソース数が変動するような用途の場合には、常に
最大の記録エリアを設定しなければならず、入力数が少
ないときに記録エリアに無駄が生じるものとなってい
た。
【0006】本発明は、このような課題によりなされた
もので、セキュリティシステムや中央管理システムなど
において、多様な表示が高速に容易になされ、また、映
像ソースの入力数の変動に対応して効率的に記録される
適応型映像記録/再生システムを提供することを目的と
している。
【0007】前記目的を達成するため、請求項1に記載
した発明の適応型映像記録再生システムは、入力される
映像信号数が変化する当該映像信号をアドレスにより前
記映像信号のフィールド単位またはフレーム単位でラン
ダムアクセス可能に記録媒体に記録するとともに、前記
映像信号に係る記録情報を前記記録媒体に記録する記録
手段と、前記記録媒体に記録された前記映像信号および
前記記録情報を再生する再生手段と、を備えた適応型映
像記録再生システムにおいて、前記記録手段が、前記記
録媒体に1または2以上の映像信号数が変化する前記映
像信号と少なくとも当該映像信号を記録するときの映像
信号数の情報を含む記録情報を記録するとともに、前記
記録媒体を再生するときに、前記記録情報に基づいて当
該1または2以上の映像信号をフィールド単位またはフ
レーム単位に再生制御する再生制御手段と、前記再生制
御された1または2以上の映像信号を表示する表示手段
と、を備え、前記表示手段が前記映像信号数に基づいて
表示形式を変更する構成を有している。
【0008】請求項2に記載した発明の適応型映像再生
システムは、入力される映像信号数が変化する当該映像
信号がアドレスにより前記映像信号のフィールド単位ま
たはフレーム単位でランダムアクセス可能に記録されて
いるとともに、前記映像信号に係る記録情報が記録され
ている記録媒体と、前記記録媒体に記録された前記映像
信号および前記記録情報を再生する再生手段と、を備え
た適応型映像再生システムにおいて、前記記録媒体には
1または2以上の映像信号数が変化する前記映像信号と
少なくとも当該映像信号を記録するときの映像信号数の
情報を含む記録情報とが記録されており、前記記録媒体
を再生するときに、前記記録情報に基づいて当該1また
は2以上の映像信号をフィールド単位またはフレーム単
位に再生制御する再生制御手段と、前記再生制御された
1または2以上の映像信号を表示する表示手段と、を備
え、前記表示手段が前記映像信号数に基づいて表示形式
を変更する構成を有している。
【0009】請求項3に記載した発明の適応型映像記録
再生方法は、入力される映像信号数が変化する当該映像
信号をアドレスにより前記映像信号のフィールド単位ま
たはフレーム単位でランダムアクセス可能に記録媒体に
記録するとともに、前記映像信号に係る記録情報を前記
記録媒体に記録する記録処理工程と、前記記録媒体に記
録された前記映像信号および前記記録情報を再生する再
生処理工程と、を含む適応型映像記録再生方法におい
て、前記記録処理工程においては、前記記録媒体に1ま
たは2以上の映像信号数が変化する前記映像信号と少な
くとも当該映像信号を記録するときの映像信号数の情報
を含む記録情報が記録され、前記記録媒体を再生すると
きに、前記記録情報に基づいて当該1または2以上の映
像信号をフィールド単位またはフレーム単位に再生制御
する再生制御処理工程と、前記再生制御された1または
2以上の映像信号を表示する表示処理工程と、を含み、
前記表示処理工程においては、前記映像信号数に基づい
て表示形式を変更する構成を有している。
【0010】請求項4に記載した発明の適応型映像再生
方法は、入力される映像信号数が変化する当該映像信号
がアドレスにより前記映像信号のフィールド単位または
フレーム単位でランダムアクセス可能に記録されている
とともに、前記映像信号に係る記録情報が記録されてい
る記録媒体を再生する適応型映像再生方法において、前
記記録媒体には1または2以上の映像信号数が変化する
前記映像信号と少なくとも当該映像信号を記録するとき
の映像信号数の情報を含む記録情報とが記録されてお
り、前記記録媒体を再生するときに、再生された前記記
録情報に基づいて当該1または2以上の映像信号をフィ
ールド単位またはフレーム単位に再生制御する再生制御
処理工程と、前記再生制御された1または2以上の映像
信号を表示する表示処理工程と、前記表示処理工程にお
いては、前記映像信号数に基づいて表示形式を変更する
構成を有している。
【0011】
【0012】
【作用】本発明の適応型映像記録再生システムおよび記
録再生方法では、1または2以上の映像信号と少なくと
も当該映像信号を記録するときの映像信号数の情報を含
む記録情報を記録媒体に記録し、この記録媒体を再生す
るるときに、記録情報に基づいて当該映像信号をフィー
ルド単位またはフレーム単位に再生制御して映像信号を
表示するとともに、記録媒体に記録されている映像信号
数に基づいて表示形式を変更する。
【0013】また、本発明の適応型映像再生システムお
よび再生方法では、1または2以上の映像信号と少なく
とも当該映像信号を記録するときの映像信号数の情報を
含む記録情報が記録された記録媒体を再生するるとき
に、記録情報に基づいて当該映像信号をフィールド単位
またはフレーム単位に再生制御して映像信号を表示する
とともに、記録媒体に記録されている映像信号数に基づ
いて表示形式を変更する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。まず、本願発明に係る適応型映像記録/再生シ
ステムを説明する前に、その前提となる適応型映像記録
/再生システムを説明する。 なお、図1は適応型映像記
録/再生システムの一例を示す構成図である。同図に示
すように、この適応型映像記録/再生システムは、複数
の映像ソースVS1〜VSkと、それらの映像ソースV
S1〜VSkの出力信号を入力し、1フレームごとに切
換えて順次出力する切換え装置10と、書換可能な光記
録媒体であるビデオディスク11と、ビデオディスク1
1へのビデオ信号等の記録およびその再生を行なう書換
型ビデオディスクレコーダー(以下、「VDR」とい
う)12と、映像等の表示を行なうCRT(Cathode Ra
y Tube)13と、操作表示部および操作入力部を有し、
切換え装置10およびVDR12を制御するコントロー
ラ14と、映像ソースVS1〜VSk,VDR12およ
びコントローラ14へ同期信号を出力する同期信号発生
装置15と、を備えて構成される。
【0015】上記構成において、映像ソースVS1〜V
Skは、例えばビデオカメラ,ビデオテープレコーダー
等のビデオ再生装置,あるいはテレビジョンのチューナ
ー等である。ビデオディスク11は、例えば光磁気方式
などの光メモリであり、記録エリアが図2に示すよう
に、ビデオ信号とPCMオーディオデータを記録する信
号エリアSと記録内容等の情報を記録するデータエリア
Dが設定されている。信号エリアSには1トラックにビ
デオ信号の1フレームが記録され、データエリアDには
ビデオ信号で1000フレーム相当(500kワード)
の情報が記録されるエリアが確保されている。また、デ
ィスク上にはアドレス情報(トラックナンバーやセクタ
ーナンバー)がプリフォーマットされ、記録時及び再生
時共にランダムアクセスがなされるようにされている。
アドレス情報は、グルーブの位置の変調により記録さ
れ、ディスクの特定箇所に記録されているのではなく、
全周にわたって同じデータが繰り返し記録されている。
このため1回転を待たずに即座にアドレスが認識され
る。また、記録時に必要なクロック情報もプリフォーマ
ットされており、記録のタイミングはその記録されてい
るクロックに同期して行なわれる。
【0016】VDR12は、コントローラ14とRS−
232Cにより接続され、コントローラ14からの制御
情報によりビデオディスク11への記録あるいは再生位
置等が制御される。また、コントローラ14から送られ
た情報をデータエリアDへ記録し、逆にデータエリアD
からの再生情報をコントローラ14に送出する処理を行
なう。ビデオ信号の記録は、コンポーネント信号を時間
軸圧縮して行うためA/D,D/Aコンバータ,フレー
ムメモリ等を備える。また、高速化のために消去用と記
録用の2つの独立したピックアップが備えられ、再生に
おいては2つのピックアップを同時に動作させて使用す
ることができるようにされている。したがって、一方の
ピックアップによる再生中に他方のピックアップを次の
再生トラックに移動させることにより、離れたトラック
に記録されている映像を連続して再生することができ
る。
【0017】次に、上記構成の動作を説明する。 (1)記 録 システムが起動され記録指示の入力があると、コントロ
ーラ14は、まずVDR12を起動してデータエリアD
に記録されている情報を読み出し、ビデオディスク11
への記録開始アドレスを検出する。そして検出した開始
アドレス情報をVDR12に出力し、スタンバイ状態に
する。続いて、切換え装置10とVDR12へ記録開始
信号を出力する。切換え装置10は、記録開始信号を入
力すると、映像ソースVS1からVSkまでの出力信号
を1フレーム毎に順次切換えて入力し、単一の複合映像
信号としてVDR12へ出力する。なお、切換えの対象
とすべき映像ソースを予めオペレータが選択できるよう
にしておくこともできる。映像ソースVSkの出力信号
の入力が終了すると、続けて映像ソースVS1から入力
し、停止の指示入力があるまで繰り返す。切換え装置1
0から出力された複合映像信号は、VDR12に順次記
録される。このときコントローラ14は、同期信号によ
り記録したフレーム数をカウントし、映像ソースVSk
の出力信号までの記録が1回終了すると1ブロックとし
てカウントする。映像ソース数を“k”,ブロック数を
“n”とすると、フレームNo. は{kn+(1,2,
3,…,k)}で表される。
【0018】なお、コントローラ14は、記録開始と共
に1フレームごとに時刻を表わすタイムコードやフレー
ムナンバー(以下、「フレームNo. 」と記載する)を表
わすデータを生成し、信号エリアSに記録すべき映像信
号と共に記録させることができる。
【0019】図3に、1フレーム毎に切換えられて、記
録される複合映像信号の説明図を示す。ここでは、説明
の簡略化のため映像ソース数を4(k=4)とし、それ
ぞれをA,B,C,Dとして示している。まずフレーム
A1 からD1 (フレームNo.1〜4)まで記録されると
ブロック数n=0がカウントされ、次にフレームA2か
らD2 (フレームNo. 5〜8)まで記録されるとブロッ
ク数n=1がカウントされ、同様にAからDまでのフレ
ームの記録を1回終了するとブロック数を1増やすカウ
ントを行う。したがって、(ブロック数+1)が1つの
映像ソースの出力信号を記録したフレーム数となる。
【0020】コントローラ14は、停止の指示入力があ
ると、切換え装置10とVDR12に停止信号を出力し
て記録動作を停止する。続いて、記録開始アドレス,入
力した映像ソース数k,記録ブロック数n,および記録
開始時の時刻等を記録情報として、ビデオディスク11
のデータエリアDに記録する制御を行い、記録動作を終
了する。
【0021】(2)再 生 次に、再生について説明する。コントローラ14は、再
生の指示入力があると、VDR12を制御してデータエ
リアDの記録情報を読み出す。続いて、指示された時刻
やファイル名等から再生すべき記録を選択し、その記録
開始アドレス,映像ソース数k,および記録ブロック数
nの情報を得る。そして、再生指示された映像ソースの
番号i(=1〜k)から、再生すべきフレームNo. (k
n+i)をブロックNo. の0〜nまでについて順次求め
て、そのフレームNo. をVDR12へ順次送り,指示さ
れた映像ソースの記録信号の再生を制御する。図3を参
照してより詳しく説明すると、例えば映像ソースA(i
=1)の記録映像が再生指示されたときは、フレームN
o. がブロックNo. の0〜nまで順次求められる(4n
+1=1,5,9,…)。
【0022】次に、図4を用いて適応型映像記録/再生
システムのその他の例を説明する。なお、図4は適応型
映像記録/再生システムのその他の例を示す構成図であ
る。この適応型映像記録/再生システムは、入力する複
数の映像ソースの1つの態様として、高精細度画像の分
割した映像を入力とするように構成したものである。同
図において、20は高精細度画像出力装置であり、例え
ばコンピュータの表示(コンピュータグラフィックスや
端末装置のディスプレイ)装置である。21は高精細度
画像出力装置20の画像出力を分割する画像分割装置で
ある。22は画像分割装置21、切換装置10およびV
DR12の動作の基準となる同期信号を出力する同期信
号発生装置であり、その他の構成は図1と同様である。
画像分割装置21は画像切取り部E1〜Ekを有し、例
えば、1024×512ドットの高精細度画像を複数に
分割して、それぞれを現行標準テレビジョン方式の映像
信号として出力する。なお、画像切取り部の数は必要な
処理速度に応じて設定すればよく、1個の場合は切換え
装置10はなくてもよい。
【0023】この様なシステムは、例えば工場の集中管
理システムにおいて、生産プロセスを示すグラフィック
ス画像を異常時に備えてバックアップする場合などに利
用される。
【0024】次に、図5を用いて本発明に係る適応型映
像記録/再生システムについて説明する。なお、図5は
本発明に係る適応型映像記録/再生システムのシステム
構成図を示す。同図において、図1に示した適応型映像
記録/再生システムと同一のものには同一の符号を付
し、その詳細な説明を省略する。この適応型映像記録/
再生システムと異なるところは、入力検出装置30とフ
レームメモリ装置31を加えた点である。入力検出装置
30は、映像ソースからの入力の有無を検出するための
ものであり、フレームメモリ装置31は、再生において
マルチ画面表示を行うためのものである。
【0025】まず、入力検出装置30の構成による動作
について説明する。入力検出装置30は、切換え装置1
0における各入力を検査する。例えば同期信号の有無に
より映像ソースからの映像信号が入力されているか否か
を検出する。この検出結果は切換え装置10において認
識され、切換え装置10では、映像信号のない入力点に
は切換えを行わないように設定する。また、コントロー
ラ14は、記録の入力指示があると入力検出装置30か
ら検出結果を得て、映像信号の入力のある映像ソース数
を記憶し、その映像ソース数に対応してブロック数をカ
ウントする。
【0026】かかる構成により、複数の映像ソースの入
力状態が自動的に検出され、例えば監視システムにおい
て人や物品の接近に反応したときのみテレビカメラが複
数設置されている場合、映像信号の出力が無い映像ソー
スについての記録が避けられ、ブランクのフレームとな
ることがなくなり、記録に無駄がなくなる。なお、コン
トローラ側から映像ソースを選択するようにしてもよ
い。
【0027】次に、再生におけるマルチ画面表示につい
て説明する。本実施例における再生では、コントローラ
14は、マルチ画面表示の指示入力があると、例えば図
6に示すように、フレームNo. 1からの再生において映
像ソース数が4である記録の場合には、表示画面aに示
すように1画面の中に4つの画像を表示する。画像の合
成は、VDR12から順次出力される画像データが、分
割数に対応するサイズに縮小され、映像ソースに対応す
るフレームメモリ装置31内のフレームメモリーのアド
レスに書き込まれることで行われる。すなわち図3に示
したように、4つの映像ソースをA,B,C,Dとする
と、まずブロックNo. 0のA1 のフレームを再生してそ
の画像データを入力して縮小し、フレームメモリ装置3
1の所定のエリアへ展開する。さらに、B1 ,C1 ,D
1 と再生して同様に処理して1画面が合成されるとCR
Tに合成画像が出力され、次のブロックの合成画像が出
力されるまでこれを保持する。次に、ブロックNo. 1の
A2 ,B2 ,C2 ,D2 を再生縮小してフレームメモリ
装置31のフレームメモリの内容を更新する。このよう
に縮小・合成された4つの映像ソースの映像が1画面中
に順次再生される。なお、図6において、フレームNo.
1000において映像ソース数が6に、フレームNo. 4
000において映像ソース数が2に変わるが、再生時に
データエリアから映像ソース数のデータを得て、その変
化を検出した時点で分割数を、表示画面bのように6に
し、さらに表示画面cのように2に自動的に変えて連続
再生をすることもできる。
【0028】なお、上記の適応型映像記録/再生システ
ムの一例(図1)及び本実施例(図5)においては、同
期信号発生装置15により、映像ソース機器としてのテ
レビカメラやVTRに外部同期をかけられることを前提
としたが、外部同期がかけられない映像ソースを扱う場
合には、たとえばフレームシンクロナイザを切換え装置
10の各入力側に設けることにより実施できる。なお、
待ち時間を容認すればフレームシンクロナイザはVDR
12の入力側に1つあればよい。
【0029】また、上記図1に示す適応型映像記録/再
生システムの記録制御において、データエリアDへの記
録情報の書き込みを記録停止が指示入力されたときとし
が、これに限られるものでなく、たとえばコントロー
ラ内のRAMに一旦蓄えておき、全の記録を終了すると
きに一括して、もしくは所定期間毎に、または映像信号
のソース数が変る毎に書き込むようにしてもよい。
【0030】また、上記適応型映像記録/再生システム
および本実施例においては、記録及び再生は実時間で、
すなわちフレームとフレームの間隔はあけずに行われる
ものを示したが、必要に応じインターバルを有して行う
ようにしてもよい。
【0031】また、セキュリティシステム等においては
連続記録が必要となるが、適応型映像記録/再生システ
ムおよび本実施例において使用したビデオディスクの記
録容量は有限であるため、バックアップ時間が短くてよ
い場合は、適宜上書きしながらエンドレスに記録するよ
うにすることができる。
【0032】また、上記適応型映像記録/再生システム
および本実施例における映像記録再生装置及び記録媒体
として、VDR及びビデオディスクを示したが、ランダ
ムアクセス可能なものであればよい。また、記録及び再
生はフレーム単位でなくともフィールド単位でよい。
【0033】以上説明したように、本発明によれば、
ィールド単位またはフレーム単位でランダムアクセス可
能な記録媒体に映像信号数が変化する映像信号を記録
し、かつ、フィールド単位またはフレーム単位で映像信
号を再生するとともに、記録時の映像数に基づいて映像
信号を表示する表示形式を変更することによってマル
チ画面を容易にかつ高速に表示することができるととも
に、映像信号数(映像ソースの入力数)の変動に対応し
効率的に記録、再生を行うことができるという本願固
有の作用効果を有しています。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる適応型映像記録/再生シス
テムの一例を示す構成図である。
【図2】本発明の前提となる適応型映像記録/再生シス
テムにおけるビデオディスクの説明図である。
【図3】本発明の前提となる適応型映像記録/再生シス
テムにおける複合映像信号の説明図である。
【図4】本発明の前提となる適応型映像記録/再生シス
テムのその他の例を示す構成図である。
【図5】本発明に係る実施例の適応型映像記録/再生シ
ステムの構成図である。
【図6】本発明に係る実施例のマルチ画面表示の説明図
である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−16085(JP,A) 特開 平4−16086(JP,A) 特開 昭61−161089(JP,A) 特開 平3−92094(JP,A) 特開 平2−61793(JP,A) 特開 平2−205998(JP,A) 特開 平2−214392(JP,A) 特開 昭61−278286(JP,A) 特開 昭62−86989(JP,A) 特開 昭63−46516(JP,A) 実開 平1−105276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 H04N 5/915

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される映像信号数が変化する当該映
    像信号をアドレスにより前記映像信号のフィールド単位
    またはフレーム単位でランダムアクセス可能に記録媒体
    に記録するとともに、前記映像信号に係る記録情報を前
    記記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体に記録
    された前記映像信号および前記記録情報を再生する再生
    手段と、を備えた適応型映像記録再生システムにおい
    て、 前記記録手段が、前記記録媒体に1または2以上の映像
    信号数が変化する前記映像信号と少なくとも当該映像信
    号を記録するときの映像信号数の情報を含む記録情報を
    記録するとともに、 前記記録媒体を再生するときに、前記記録情報に基づい
    て当該1または2以上の映像信号をフィールド単位また
    はフレーム単位に再生制御する再生制御手段と、 前記再生制御された1または2以上の映像信号を表示す
    る表示手段と、 を備え、 前記表示手段が前記映像信号数に基づいて表示形式を変
    更することを特徴とする適応型映像記録再生システム。
  2. 【請求項2】 入力される映像信号数が変化する当該映
    像信号がアドレスにより前記映像信号のフィールド単位
    またはフレーム単位でランダムアクセス可能に記録され
    ているとともに、前記映像信号に係る記録情報が記録さ
    れている記録媒体と、前記記録媒体に記録された前記映
    像信号および前記記録情報を再生する再生手段と、を備
    えた適応型映像再生システムにおいて、 前記記録媒体には1または2以上の映像信号数が変化す
    る前記映像信号と少なくとも当該映像信号を記録すると
    きの映像信号数の情報を含む記録情報とが記録されてお
    り、 前記記録媒体を再生するときに、前記記録情報に基づい
    て当該1または2以上の映像信号をフィールド単位また
    はフレーム単位に再生制御する再生制御手段と、 前記再生制御された1または2以上の映像信号を表示す
    る表示手段と、 を備え、 前記表示手段が前記映像信号数に基づいて表示形式を変
    更することを特徴とする適応型映像再生システム。
  3. 【請求項3】 入力される映像信号数が変化する当該映
    像信号をアドレスにより前記映像信号のフィールド単位
    またはフレーム単位でランダムアクセス可能に記録媒体
    に記録するとともに、前記映像信号に係る記録情報を前
    記記録媒体に記録する記録処理工程と、前記記録媒体に
    記録された前記映像信号および前記記録情報を再生する
    再生処理工程と、を含む適応型映像記録再生方法におい
    て、 前記記録処理工程においては、前記記録媒体に1または
    2以上の映像信号数が変化する前記映像信号と少なくと
    も当該映像信号を記録するときの映像信号数の情報を含
    む記録情報が記録され、 前記記録媒体を再生するときに、前記記録情報に基づい
    て当該1または2以上の映像信号をフィールド単位また
    はフレーム単位に再生制御する再生制御処理工程と、 前記再生制御された1または2以上の映像信号を表示す
    る表示処理工程と、 を含み、 前記表示処理工程においては、前記映像信号数に基づい
    て表示形式を変更することを特徴とする適応型映像記録
    再生方法。
  4. 【請求項4】 入力される映像信号数が変化する当該映
    像信号がアドレスにより前記映像信号のフィールド単位
    またはフレーム単位でランダムアクセス可能に記録され
    ているとともに、前記映像信号に係る記録情報が記録さ
    れている記録媒体を再生する適応型映像再生方法におい
    て、 前記記録媒体には1または2以上の映像信号数が変化す
    る前記映像信号と少なくとも当該映像信号を記録すると
    きの映像信号数の情報を含む記録情報とが記録されてお
    り、 前記記録媒体を再生するときに、再生された前記記録情
    報に基づいて当該1または2以上の映像信号をフィール
    ド単位またはフレーム単位に再生制御する再生制御処理
    工程と、 前記再生制御された1または2以上の映像信号を表示す
    る表示処理工程と、 を含み、 前記表示処理工程においては、前記映像信号数に基づい
    て表示形式を変更することを特徴とする適応型映像再生
    方法。
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