JPH03291079A - 画像再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は単一の再生装置によって相互に関係を有する複
数の映像信号を得ることができる画像再生装置に関する
。

［従来の技術］ 映像による製品紹介、会社紹介、技術発表等を行うため
に複数のモニタを組み合せて使用したい場合がある。従
来、この様な場合には、情報記録済の複数の記録媒体を
用意し、これ等がら同期して再生出力を得た。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、従来方式では、複数台の再生装置が必要になる
ばかりでなく、相互に関係を有する複数の記録済記録媒
体（ソフト）を用意することが必要であった。また、従
来方式では、複数のモニタによる表示を変更する場合に
、記録済記録媒体（ソフト）の内容を変えることが必要
になった。

そこで、本発明の目的は１台の再生装置によって相互に
関連を有する複数の映像信号を容易に得ることができる
画像再生装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するための本発明は、映像信号が記録さ
れている記録媒体の前記映像信号を連続的に再生する１
台の再生装置と、前記再生装置に接続された少なくとも
第１及び第２の伝送路と、少なくとも前記第２の伝送路
に配置された前記画像信号を蓄積し、且つ読み出すこと
ができる記憶装置と、前記第１の伝送路の前記映像信号
に所定の関係を有する映像信号を前記記憶装置から得る
ことができるように前記記憶装置を制御する制御手段と
から成る画像再生装置に係わるものである。

なお、記録媒体は、動画記録領域と静止画記録領域とを
備えていることが望ましい。

また、静止画記録領域の読み出し期間における再生映像
信号の途切れを防ぐために第１の伝送路に記憶装置（フ
レームメモリ）を設けることが望ましい。

また、記録媒体にアドレス番号を予め記録し、これを利
用して記憶装置を制御することが望ましい。

［作　用］ 上記各請求項の発明によれば、１つの記録媒体に基づい
て相互に関係を有する複数の映像信号を容易に得ること
ができる。

［実施例］ 次に、第１図〜第３図を参照して本発明の実施例に係わ
る画像再生装置を説明する。

再生出力を得るための光デイスク再生装置１は、記録済
のディスク記録媒体２と光学ピックアップ（図示せず）
との相対的走査運動によって再生出力を送出する。ディ
スク記録媒体２には多数のトラックが設けられており、
１トラツクに対して１フレームの割合でＮＴＳＣ方式の
映像信号が記録されている。各トラックにはアドレス番
号（トラック番号）が画像情報と共に記録されている。

第２図は記録媒体２のアドレスと記録内容とを原理的に
示す。この例ではアドレス９８．９９．１００に動画が
記録され、アドレス１０１に静止画Ａが記録され、アド
レス１０２に静止画Ｂが記録され、アドレス１０３〜３
５０に動画が記録され、アドレス３５１に静止画Ｃが記
録され、アドレス３５２に静止画りが記録され、アドレ
ス３５３がら後に動画が記録されている。

第１図の光デイスク再生装置１には第１、第２及び第３
の伝送路３．４．５が接続されている。

第１の伝送路３には画像記憶装置としてフレームメモリ
６が接続され、第２の伝送路４には画像記憶装置として
２つのフレームメモリ７．８が接続され、第３の伝送路
５には画像記憶装置として２つのフレームメモリ９．１
０が接続されている。

なお、フレームメモリ６は入力段にＡ／Ｄ変換部を含み
、出力段にＤ／Ａ変換部を含む。またフレームメモリ７
．９は入力段にＡ／Ｄ変換部を夫々含み、フレームメモ
リ８．１０は出力段にＤ／Ａ変換部を夫々含む。フレー
ムメモリ６．８．１゜の出力ラインはスイッチャ１１を
介して３台のＣＲＴモニタ１２．１３．１４に接続され
る。

アドレス信号検出回路１５はディスク再生装置１の出力
ラインに接続されており、映像信号の垂直帰線消去期間
に含まれているアドレス番号（制御番号）を検出し、制
御回路１６に送る。制御回路１６はマスク発振器を含ん
でディスク再生装置１及びモニタ１２．１３．１４を同
期駆動すると共に、マイクロコンピュータ（ＣＰＵ）１
．７を含んでフレームメモリ６〜１ｏ及びスイッチ１１
を制御する。

［動　作］ 光デイスク再生装置１においてディスク記録媒体２は連
続的に走査され、第２図に示すようにアドレス番号順に
映像信号を出力する。アドレス信号検出回路１５は映像
信号に含まれているアドレス番号（フレーム番号）を検
出し、制御回路１６に通知する。従って、制御回路１６
は現在再生位置（アドレス）を把握している。

光デイスク再生装置１の出力は第１、第２及び第３の伝
送路３．４．５に分配される。

第３図は光デイスク再生装置１の再生アドレスと第１、
第２及び第３のモニタ１２．１３．１４の表示との関係
をフレームメモリ６〜１０における遅れを無視して示す
。なお、第３図はスイッチャ１１がフレームメモリ６．
８．１０の出力を第１〜第３のモニタ１２．１３．１４
に夫々与えているものとして示されている。

再生アドレスが１００の時には、この映像信号はフレー
ムメモリ６を通って第１のモニタ１２に与えられる。こ
の時、第２及び第３の伝送路４．５のフレームメモリ８
．１０にはアドレス９８よりも前に再生された静止画映
像信号が書き込まれており、これが読み出されて第２及
び第３のモニタ１３．１４に送られている。

再生アドレスが１０１になると、第１のフレームメモリ
６に制御回路１６からフリーズ信号が与えられ、フレー
ムメモリ６はアドレス１００の映像信号にフリーズされ
、フリーズが解除されるまでアドレス１００の映像信号
を第１のモニタ１２に与える。

光デイスク再生装置１から出力されたアドレス１０１の
映像信号は、制御回路１６の制御のもとにフレームメモ
リ７を介してフレームメモリ８に書き込まれ、ここから
読み出されて第２のモニタ１３に送られる。アドレス１
０１の映像信号は静止画Ａであるので、モニタ１３には
継続してアドレス１０１の画像が表示される。

アドレス１０２が再生されると、この映像信号が第３の
伝送路５のフレームメモリ９を介してフレームメモリ１
０に書き込まれる。このフレームメモリ１０に書き込ま
れた静止画Ｂの映像信号は繰返して読み出されて第３の
モニタ１４に送られる。

アドレス１０３〜３５０が再生されている時には、この
映像信号が第１の伝送路３のフレームメモリ６を介して
第１のモニタ１２に送られ、ここに動画が表示される。

アドレス１０１．１０２で静止画Ａ、、Ｂを再生するた
めに動画に２フレームの欠落が生じるが、アドレス１０
０の画像をフリーズして表示するので、視覚上はとんど
問題が生じない。このアドレス１０３〜３５０の再生期
間には、第２の伝送路４のフレームメモリ８からアドレ
ス１０１の静止画Ａが繰返して読み出されて第２のモニ
タ１３に表示される。また、この再生期間には第３の伝
送路５のフレームメモリ１０からアドレス１０２の静止
画Ｂが繰返して読み出されて第３のモニタ１４に表示さ
れる。アドレス３５１以後においても同様な動作が生じ
る。

フレームメモリ６．８．１０の出力と第１〜第３のモニ
タ１２．１３．１４との組み合せをスイッチャ１１によ
って変えると、種々の表示形態が得られる。例えば、第
１の伝送路３のフレームメモリ６を第２のモニタ１３に
接続し、このモニタ１３に動画を表示し、第２の伝送路
４のフレームメモリ８を第１のモニタ１２に接続し、こ
のモニタ１２に静止画を表示することができる。

本実施例は次の作用効果を有する。

（１）　１台の光デイスク再生装置１と１つのディスク
記録媒体２とによって複数種類の表示が可能になる。

（２）　静止画の記録フレーム数（アドレス数）を多く
することによって、動画と組み合せて表示する静止画を
選択することが可能になる。即ち、記録媒体２を作り直
すことなしに動画と静止画との種々の組み合せが可能に
なる。

（３）　記録媒体２に動画を中断して静止画を記録して
いるが、動画映像信号の伝送路３にフレームメモリ６を
接続し、この中断期間に動画区間の最後のアドレスの映
像信号を繰返して読み出すことによって補間しているの
で、モニタ１２上に連続表示が得られる。

［変形例〕 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。

（１）　アドレス信号検出回路１５を設ける代りにアド
レス又はフレームを計数するカウンタを制御回路１６の
中に設け、光デイスク再生装置１におけるアドレス１の
走査に同期してカウンタを動作させ、光ピツクアップの
位置をカウンタの値によって知るようにしてもよい。

（２）　光デイスク再生装置１を磁気テープ再生装置（
ＶＴＲ）に置き換えることができる。

［発明の効果］ 上述から明らかなように、各請求項の発明によって相互
に関係を有する複数の映像信号を容易に得ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係わる画像再生装置を示すブ
ロック図、 第２図は第１−図のディスク記録媒体における記録内容
をアドレス順に示す図、 第３図は第１図の再生アドレスと第１〜第３のモニタの
表示との関係を示す図である。 １・・・ディスク再生装置、６〜１０・・・フレームメ
モリ、１２〜１４・・・モニタ、１５・・・アドレス信
号検出回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］映像信号が記録されている記録媒体の前記映像信
   号を連続的に再生する１台の再生装置と、 前記再生装置に接続された少なくとも第１及び第２の伝
   送路と、 少なくとも前記第２の伝送路に配置された前記画像信号
   を蓄積し、且つ読み出すことができる記憶装置と、 前記第１の伝送路の前記映像信号に所定の関係を有する
   映像信号を前記記憶装置から得ることができるように前
   記記憶装置を制御する制御手段とから成る画像再生装置
   。 ［２］前記記録媒体は、動画記録領域と静止画記録領域
   とを有するものであり、前記記憶装置は前記静止画記録
   領域の画像信号を蓄積し、且つ読み出すものである請求
   項１記載の画像再生装置。 ［３］更に、前記第１の伝送路に配置された画像蓄積用
   の記憶装置を有し、前記第１の伝送路の記憶装置は前記
   記録媒体の動画記録領域の画像信号を蓄積し、読み出す
   ものである請求項２記載の画像再生装置。 ［４］前記記録媒体は、アドレス番号を有して映像信号
   が順次に記録されているものであり、前記制御手段は前
   記アドレス番号に基づいて前記第１及び第２の伝送路の
   記憶装置を制御するものである請求項３記載の画像再生
   装置。