JP3236877U - 自転車用通い箱 - Google Patents

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浩司 荒川
祐亮 戎
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三菱電機ロジスティクス株式会社
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Abstract

【課題】自転車のフレームからタイヤなどの各部品を付け外しする作業ができるように、底板によって自転車を上下逆さまに自立させることができる自転車用通い箱を提供する。【解決手段】自転車用通い箱は、上下逆さまに配置される自転車200のフレーム210に取り付けられたハンドルステム211を支持する第1支持部20と、自転車200のフレーム210のシートチューブ212を支持することで、第1支持部20と共に自転車200を上下逆さまに自立させる第2支持部30と、を有する底板10を備える。【選択図】図3

Description

実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 三菱電機ロジスティクス株式会社は、令和3年7月2日にTREK Bicycle名古屋星が丘テラスへの試作品の到着にて、本願考案に係る自転車用通い箱を公開した。 三菱電機ロジスティクス株式会社は、令和3年7月2日にトレック・ジャパン株式会社との打合せにおいて、本願考案に係る自転車用通い箱を公開した。
本考案は、自転車用通い箱に関する。
特許文献1には、一対の側板と底板とを有する梱包材を備え、上下逆さまにした自転車を側板で側面側から包み込んで格納する自転車用梱包箱が開示されている。
特許文献2には、自転車のヘッド部とシートチューブのパイプにキャスターの脚を嵌め込み、自転車を倒れないように立てたまま保持する輪行装置が開示されている。
特許文献3には、自転車のシートチューブと後輪タイヤを取り付ける後輪軸受け部とを下にして格納する自転車輸送用ケースが開示されている。
登録実用新案第3180956号公報 実開昭56-114986号公報 登録実用新案第3013344号公報
特許文献1に開示された自転車用梱包箱においては、側板が取り外されると、底板によって自転車を上下逆さまに自立させることができないため、自転車のフレームからタイヤなどの各部品を付け外しする作業が困難になるおそれがある。
特許文献2に開示された輪行装置においては、キャスターの車輪が回転して、自転車が移動してしまうため、自転車のフレームからタイヤなどの各部品を付け外しする作業が困難になるおそれがある。
特許文献3に開示された自転車輸送用ケースにおいては、後輪軸受け部が自転車輸送用ケースの底に接地し、後輪タイヤを取り付けることができるように自立できないため、自転車のフレームからタイヤなどの各部品を付け外しする作業が困難になるおそれがある。
本考案は、上述のような課題を解決するためになされたもので、自転車のフレームからタイヤなどの各部品を付け外しする作業ができるように、底板によって自転車を上下逆さまに自立させることができる自転車用通い箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る自転車用通い箱は、
底板本体と、
前記底板本体に設けられ、上下逆さまに配置される自転車のフレームに取り付けられたハンドルステムを支持する第1支持部と、
前記底板本体に設けられ、前記自転車の前記フレームのシートチューブを支持することで、前記第1支持部と共に前記自転車を上下逆さまに自立させる第2支持部と、
を有する底板を備える。
前記第1支持部は、
支持部本体と、
前記支持部本体に支持され、前記自転車のハンドルが外された前記ハンドルステムに対して前記ハンドルの代わりに取り付けられるハンドル代替治具と、を有していてもよい。
前記第1支持部は、前記支持部本体が前記ハンドルステムに取り付けられている前記ハンドル代替治具を少なくとも2点で支持することで、前記ハンドルステムを支持し、
前記第2支持部は、前記シートチューブを少なくとも1点で支持してもよい。
前記ハンドル代替治具は、棒状の部材であってもよい。
前記第1支持部は、前記ハンドルステムに取り付けられているハンドルを少なくとも2点で支持することで、前記ハンドルステムを支持し、
前記第2支持部は、前記シートチューブを少なくとも1点で支持してもよい。
前記第1支持部及び前記第2支持部の少なくとも一方は、互いに接近したり離間したりする方向に移動可能に前記底板本体に設けられていてもよい。
前記底板は、
前記底板本体に設けられ、前記自転車から取り外されたタイヤが配置されるタイヤ配置部を有していてもよい。
前記タイヤが前記自転車のギヤと共に外された前記自転車の前記フレームに対して、前記ギヤの代わりに取り付けられることで、前記自転車のチェーンに張力を加えつつ、前記フレームからの前記チェーンの脱落を防止するギヤ代替治具を備えていてもよい。
前記底板は、
前記底板本体に設けられ、前記シートチューブから取り外されたシートが配置されるシート配置部を有していてもよい。
前記底板は、
前記底板本体に設けられ、前記自転車から取り外されたペダルが配置されるペダル配置部を有していてもよい。
上方に開口する開口部が形成され、前記底板が収容されることで、前記底板によって自立された前記自転車を収容する下箱と、
前記開口部を塞ぐことで、前記下箱と共に前記自転車を覆う上箱と、を備えていてもよい。
前記下箱と前記上箱との間に配置され、前記下箱に対して前記上箱を支持する支持板を備え、
前記支持板には、上下方向に平行な線に沿って折り曲げられている第1折曲げ部が形成されていてもよい。
前記支持板には、上下方向に平行な線に沿って折り曲げられている第2折曲げ部が形成されていてもよい。
前記支持板は、段ボール又は樹脂からなる一枚の板材が折り曲げられて形成されている部材であってもよい。
前記下箱には、第1被係止部と第2被係止部とが形成され、
前記上箱には、前記下箱に前記自転車が収容されている場合に前記第1被係止部に係止可能に形成されていると共に、前記下箱に前記自転車が収容されていない場合に前記第2被係止部に係止可能に形成されている係止部が設けられていてもよい。
前記自転車は、ロードバイク、マウンテンバイク、シクロバイク、又は、その他の種類の自転車であってもよい。
本考案に係る自転車用通い箱においては、底板の第1支持部は、上下逆さまに配置されている自転車のフレームのハンドルステムを支持する。また、底板の第2支持部は、自転車のフレームのシートチューブを支持することで、自転車のフレームからタイヤなどの各部品を付け外しする作業ができるように、第1支持部と共に自転車を上下逆さまに自立させる。これにより、本考案によれば、底板によって自転車を上下逆さまに自立させることができる自転車用通い箱を提供することができる。
本考案の実施の形態1に係る自転車用通い箱の外観を示す斜視図である。 本考案の実施の形態1に係る自転車の収納態様を示す斜視図である。 (a)は、本考案の実施の形態1に係る底板の模式図である。(b)は、第1支持部および第2支持部を示すために各部を省略した本考案の実施の形態1に係る底板の模式図である。 本考案の実施の形態1に係る自転車用通い箱を示す模式図である。 本考案の実施の形態1に係る自転車用通い箱の底板の吹き出しに自転車の部品を配置した状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態1に係る移動台を示す模式図である。 本考案の実施の形態1に係る第1支持部と第2支持部を示す斜視図である。 本考案の実施の形態1に係る第2支持部を示す模式図である。 (a)は、本考案の実施の形態1に係る移動台を一方に移動させた状態を示す斜視図である。(b)は、本考案の実施の形態1に係る移動台を他方に移動させた状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態1に係るギヤ代替治具を示す斜視図である。 本考案の実施の形態1に係るギヤ代替治具の使用態様を示す斜視図である。 本考案の実施の形態2に係る自転車の収納態様を示す斜視図である。 本考案の実施の形態1、2に係る底板の他の使用態様を示す斜視図である。
実施の形態1.
以下、本考案の実施の形態に係る自転車用通い箱1を図に基づいて説明する。なお、理解を容易にするために、自転車用通い箱1の高さ方向を+Z軸方向、自転車用通い箱1の矩形状の底部の長辺と平行な方向をY軸方向、Y軸方向及びZ軸方向と直交する方向をX軸方向とする相互に直交するXYZ座標を設定し、適宜参照する。
自転車用通い箱1は、自転車200を運搬するために、図1及び図2に示すように、分解された自転車200を格納して保護する箱である。自転車用通い箱1は、図2及び図3に示すように、自転車200が載置される底板10と、下箱100と、上箱110と、支持板120と、ギヤ代替治具130とを備える。
自転車200は、本実施の形態においては、ロードバイクである。しかしながら、これに限られない。自転車200は、マウンテンバイクやシクロバイク、その他の種類の自転車であってもよい。自転車200は、例えば、フレーム210と、ハンドル220と、前輪タイヤ230と、後輪タイヤ240と、シート250と、ペダルとを有する。また、フレーム210は、ハンドル220が取り付けられるハンドルステム211を有する。ハンドルステム211は、ハンドル220が取り付けられることでハンドル220を支持するために用いられる自転車部品である。この自転車200は、本実施の形態においては、ハンドル220や前輪タイヤ230などの全ての構成部品がフレーム210から取り外されて分解されつつ、自転車用通い箱1に格納されている。しかしなから、これに限られない。自転車200は、一部の構成部品がフレーム210から取り外されて分解されつつ、自転車用通い箱1に格納されていてもよい。また、自転車200は、ペダルが自転車用通い箱1と干渉しない場合には、ペダルを取り付けたまま自転車用通い箱1に格納されていてもよい。
底板10は、図3及び図4に示すように、底板本体11と、移動台12と、第1支持部20と、第2支持部30と、タイヤ配置部40と、ペダル配置部60と、シート配置部70とを有する。この底板10は、自転車200が載置される運搬用スタンドとして使用される。なお、図においては、ペダルは省略されている。
底板本体11は、略長方形の板材である。底板本体11は、フレーム210の下方を覆うことができるように、長辺の長さ(Y軸方向の長さ)が、フレーム210のY軸方向の長さよりも長く形成されている。底板本体11は、段ボール又は樹脂からなる。しかしながら、これに限られない。底板本体11は、段ボール又は樹脂以外の素材からなっていてもよい。
底板本体11には、図5に示すように、スリット11aと、通し穴11b、11c、11dとが形成されている。
スリット11aは、底板本体11の長手方向(Y軸方向)に沿って2本形成されている。スリット11aは、図3(b)に示すように、ベルトが通されることで、そのベルトによって底板本体11に移動台12をフレーム210と共に固定するために用いられる。
通し穴11bは、ベルトが通されることで、そのベルトによって自転車200のハンドルステム211を固定するために用いられる穴である。
通し穴11cは、図5に示すように、ベルトが通されることで、そのベルトによって前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の一方を固定するために用いられる穴である。
通し穴11dは、ペダルを取り外す場合に、ベルトが通されることで、そのベルトによってペダル(図示なし)を固定するために用いられる穴である。
底板本体11には、図6及び図7に示すように、移動台12が組み付けられている。移動台12は、薄型の四角筒状に形成されている。移動台12の四角筒状の筒孔には、底板本体11が挿通されている。これにより、移動台12は、底板本体11に対して移動可能に組み付けられる。移動台12は、段ボール又は樹脂からなる。しかしながら、これに限られない。移動台12は、段ボール又は樹脂以外の素材からなっていてもよい。
移動台12には、図8に示すように、通し穴12a、12b、12cが形成されている。
通し穴12aは、図3(b)に示すように、ベルトが通されることで、そのベルトによって自転車200のシートチューブ212を固定するために用いられる穴である。シートチューブ212は、フレーム210に形成され、シート250が取り付けられることでシート250を支持するために用いられる。シート250は、シート250をシートチューブ212に取り付けるために用いられるシートポストを有する。
通し穴12bは、図5に示すように、ベルトが通されることで、そのベルトによって前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の他方を固定するために用いられる穴である。
通し穴12cは、ベルトが通されることで、そのベルトによってシート250を固定するために用いられる穴である。
第1支持部20は、図7に示すように、底板本体11に設けられ、上下逆さまに配置されるフレーム210のハンドルステム211を支持するために用いられる。第1支持部20は、第1支持部本体21と、ハンドル代替治具22と、ベルト(図示なし)とを有する。
第1支持部本体21は、段ボール又は樹脂からなる。しかしながら、これに限られない。第1支持部本体21は、段ボール又は樹脂以外の素材からなっていてもよい。第1支持部本体21は、上方(+Z方向)に開口する箱形状に形成されている。第1支持部本体21は、底板本体11の長手方向(Y軸方向)の一方の端部(-Y側の端部)近傍に設けられている。第1支持部本体21の底面は、底板10に固着されている。箱形状の第1支持部本体21には、ハンドルステム211の少なくとも一部を収納可能な内部空間が形成されている。
第1支持部本体21の一対の側壁である支持壁21aには、ハンドル代替治具22が嵌め込まれて支持される一対の溝21bが形成されている。
ハンドル代替治具22は、ハンドルステム211に取り付けられる治具である。ハンドル代替治具22は、棒状の部材である。本実施の形態においては、ハンドル代替治具22は、中空パイプ形状に形成されている。ハンドル代替治具22は、ハンドル220が取り外されたハンドルステム211に対してハンドル220の代わりに取り付けられる。
上述のように構成されている第1支持部20は、底板本体11の通し穴11bに通されたベルトによって底板本体11に固定されている。具体的には、第1支持部20は、通し穴11bに通されたベルトが第1支持部本体21の支持壁21aから突出するハンドル代替治具22の両側の端部22aに掛けられることで、底板本体11に固定されている。
第2支持部30は、図7及び図8に示すように、移動台12を介して底板本体11に設けられ、フレーム210のシートチューブ212を支持する。これにより、第2支持部30は、図3に示すように、第1支持部20と共に自転車200を上下逆さまに自立させる。第2支持部30は、図7及び図8に示すように、ジョイント31と、ジョイント固定部材32とを有する。
ジョイント31は、円筒形状の部分と、円筒形状の部分の下端から径方向に張り出したフランジ部分とを有する形状に形成されている。ジョイント31の円筒形状の部分の孔には、フレーム210のシートチューブ212が差し込まれる。これにより、第2支持部30は、シートチューブ212を支持する。しかしながら、これに限られない。シートチューブ212の形状がジョイント31に差し込める形状ではない場合には、ジョイント31の円筒形状の部分の孔には、シートチューブ212以外のものが差し込まれてもよい。例えば、シートチューブ212にシート250から取り外されたシートポスト又はシートポスト代替治具が取り付けられ、ジョイント31には、シートポスト又はシートポスト代替治具が差し込まれてもよい。この場合、第2支持部30は、シートポスト又はシートポスト代替治具を介して、シートチューブ212を支持する。シートポスト又はシートポスト代替治具は、ジョイント31に差し込まれることで、シートチューブ212を固定するために用いられる。ジョイント31は、例えば、プラスチックからなる。しかしながら、これに限られない。ジョイント31は、プラスチック以外の素材からなっていてもよい。
ジョイント固定部材32は、複数枚の段ボール又は樹脂の板が重ねられて直方体状に形成されている部材である。ジョイント固定部材32には、ジョイント31が嵌め込まれる孔が形成されている。ジョイント固定部材32は、ジョイント31の外周を覆うように配置されつつ、移動台12に固定されている。これにより、ジョイント固定部材32は、シートチューブ212、シートポスト、又はシートポスト代替治具からの負荷が加わるジョイント31を移動台12に強固に固定する。ジョイント固定部材32は、段ボール又は樹脂からなる。しかしながら、これに限られない。ジョイント固定部材32は、段ボール又は樹脂以外の素材からなっていてもよい。
上述のように構成されている第2支持部30は、底板本体11のスリット11aおよび移動台12の通し穴12aに通されたベルトによって、図3(b)に示すように、移動台12およびシートチューブ212と共に、底板本体11に固定されている。具体的には、第2支持部30は、スリット11aおよび通し穴12a(図示なし)に通されたベルトがフレーム210に掛けられることで、移動台12およびシートチューブ212と共に、底板本体11に固定されている。また、第2支持部30は、移動台12を介して底板本体11に設けられていることにより、フレーム210のサイズに合わせて、図9に示すように、第1支持部20に対して接近したり離間したりする方向D1に移動可能に設けられている。
タイヤ配置部40は、図6に示すように、底板本体11に設けられている。タイヤ配置部40は、図3(a)に示すように、自転車200から取り外された前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の一方が配置される部分であると共に、前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の一方が固定される輪留めである。タイヤ配置部40には、配置された前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の一方が+Y方向又は-Y方向に移動しないようにするためのストッパーとしての傾斜面が形成されている。このタイヤ配置部40は、図5に示すように、通し穴11cに通されたベルトが前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の一方のホイールに掛けられることで、前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の一方と共に、底板本体11に固定される。
タイヤ配置部50は、移動台12を介して底板本体11に設けられている。タイヤ配置部50は、図3(a)に示すように、自転車200から取り外された前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の他方が配置される部分であると共に、前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の他方が固定される輪留めである。タイヤ配置部50には、配置された前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の他方が+Y方向又は-Y方向に移動しないようにするためのストッパーとしての傾斜面が形成されている。このタイヤ配置部50は、図5に示すように、通し穴12bに通されたベルトが前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の他方のホイールに掛けられることで、前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の他方と共に、移動台12に固定される。
ペダル配置部60は、図3に示すように、底板本体11に設けられている。ペダル配置部60には、取り外されたペダルが配置される。ペダル配置部60に配置されたペダルは、通し穴11dに通されたベルトによって、底板本体11に固定される。
シート配置部70は、移動台12を介して底板本体11に設けられている。シート配置部70には、自転車200のシートチューブ212から取り外されたシート250が配置される。シート配置部70に配置されたシート250は、図5に示すように、通し穴12cに通されたベルトによって、移動台12に固定される。また、シート配置部70は、移動台12を介して底板本体11に設けられていることにより、第2支持部30と共に移動可能に底板本体11に設けられている。
下箱100は、図2に示すように、上方(+Z方向)に開口部が形成された箱体である。下箱100には、図2から4に示すように、底板10が収容されることで、底板10によって自立された自転車200が収容される。下箱100は、高さ(Z軸方向の長さ)が、自転車200を収納していないときの保管するスペースを小さくするために、フレーム210の全高(Z軸方向の長さ)よりも低く形成されている。下箱100には、図2に示すように、第1被係止孔101-1(第1被係止部)と、第2被係止孔101-2(第2被係止部)とが形成されている。第1被係止孔101-1および第2被係止孔101-2は、上箱110の一部が係止されることで、下箱100と上箱110とを係合させるために用いられる孔である。第1被係止孔101-1及び第2被係止孔101-2は、下箱100の+X側の側壁及び-X側の側壁に形成されている。第2被係止孔101-2は、第1被係止孔101-1の形成位置よりも上下方向(Z軸方向)の下寄りの位置に設けられている。下箱100は、段ボール又は樹脂からなる。しかしながら、これに限られない。下箱100は、段ボール又は樹脂以外の素材からなっていてもよい。
上箱110は、図1及び図2に示すように、下方(-Z方向)に開口部が形成された箱体である。上箱110は、下箱100の開口部を塞ぐことで、下箱100と共に自転車200を覆うことが可能なように形成されている。上箱110は、高さ(Z軸方向の長さ)が、自転車200を収納していないときの保管するスペースを小さくするために、フレーム210の全高よりも低く形成されている。上箱110には、係止部111が設けられている。係止部111は、下箱100に自転車200が収容されている場合に第1被係止孔101-1に係止可能に形成されていると共に、下箱100に自転車200が収容されていない場合に第2被係止孔101-2に係止可能に形成されている。なお、本実施の形態においては、係止部111が係止する第1被係止孔101-1及び第2被係止孔101-2は、X軸方向に貫通する孔であるが、これに限られない。第1被係止孔101-1及び第2被係止孔101-2は、係止部111が係止する形状に形成されていればよい。例えば、第1被係止孔101-1及び第2被係止孔101-2は、貫通しない孔であってもよい。上箱110は、段ボール又は樹脂からなる。しかしながら、これに限られない。上箱110は、段ボール又は樹脂以外の素材からなっていてもよい。
支持板120は、略長方形の一枚の板材が折り曲げられて形成されている部材である。支持板120は、下箱100と上箱110との間に配置される。支持板120は、下箱100に対して上箱110を支持するように配置される。支持板120には、上下方向(Z軸方向)に平行な線に沿って折り曲げられている第1折曲げ部121および第2折曲げ部122が形成されている。支持板120は、第1折曲げ部121および第2折曲げ部122を形成する折り目がリブとなり、下箱100に対して上箱110を支持することができる強度を有する。支持板120は、段ボール又は樹脂からなる。しかしながら、これに限られない。支持板120は、段ボール又は樹脂以外の素材からなっていてもよい。
ギヤ代替治具130は、図10及び図11に示すように、フレーム210に取り付けられる部品である。ギヤ代替治具130は、取付部131と、ギヤ部132と、を有する。取付部131は、ギヤ代替治具130をフレーム210に取り付けるための部材である。ギヤ部132は、自転車のギヤの形状に形成されている。図では、ギヤ部132のギヤの形状を簡略化している。ギヤ代替治具130は、図3に示すように、後輪タイヤ240が自転車200のギヤと共に外された自転車200のフレーム210に対して、ギヤの代わりに取り付けられることで、自転車200のチェーン213に張力を加えつつ、フレーム210からのチェーン213の脱落を防止する。ギヤ部132は、例えば、段ボール又は樹脂からなる。しかしながら、これに限られない。ギヤ部132は、段ボール又は樹脂以外の素材からなっていてもよい。
次に、自転車用通い箱1の使用方法について説明する。
最初に、自転車用通い箱1のユーザは、自転車200のハンドル220、シート250およびペダルを取り外す。このとき、シート250のシートポストをシート250から取り外し、フレーム210のシートチューブ212に取り付けられたままにし、シート250にシートポスト代替治具を取り付けてもよい。また、フレーム210のシートチューブ212に、シートポスト代替治具を取り付けてもよい。そして、自転車200のフレーム210のハンドルステム211に、ハンドル代替治具22を取り付ける。
次に、ユーザは、図3に示すように、自転車200を上下逆さまにし、ハンドル代替治具22の両側の端部22aを第1支持部本体21の溝21bに嵌め込む。
次に、ユーザは、図9に示すように、移動台12を移動させ、図3に示すジョイント31と、フレーム210のシートチューブ212、シートポスト、又はシートポスト代替治具と、を位置合わせする。そして、シートチューブ212、シートポスト、又はシートポスト代替治具をジョイント31に差し込む。
次に、ユーザは、第1支持部20のベルトをハンドル代替治具22の両側の端部22aにそれぞれ掛けて固定するとともに、第2支持部30のベルトをフレーム210に掛けて固定する。これにより、自転車200のフレーム210を上下逆さまに自立させる。
すると、自転車200は、ハンドル代替治具22の両側の端部22aと、シートチューブ212の三点で支持され、自転車200の重心の位置が固定される。そのため、自転車200は、安定した状態で自立することができる。
自転車200を自立させた後、ユーザは、自転車200から取り外した残りの部品を固定する。自転車200から取り外されたハンドル220を予め用意した荷紐によりフレーム210に縛り付け、フレーム210に固定する。
次に、ユーザは、自転車200から取り外されたペダルをペダル配置部60に配置する。その後、ユーザは、ペダルにペダル配置部60のベルトを掛け、底板本体11に固定する。
次に、ユーザは、自転車200のシートチューブ212から取り外されたシート250をシート配置部70に配置する。その後、ユーザは、シート250にシート配置部70のベルトを掛け、移動台12を介しての底板本体11に固定する。
その後、ユーザは、自転車200の前輪タイヤ230および後輪タイヤ240を取り外す。しかしながら、これに限られず、ユーザは、前輪タイヤ230および後輪タイヤ240を、ハンドル220、ペダル、およびシート250を固定する前に取り外してもよい。
次に、ユーザは、前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の一方を、タイヤ配置部40の傾斜面に前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の一方のトレッドが当接するように配置する。その後、ユーザは、前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の一方のホイールにタイヤ配置部40のベルトを掛け、底板本体11に固定する。
次に、ユーザは、前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の他方を、タイヤ配置部50の傾斜面に前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の他方のトレッドが当接するように配置する。その後、ユーザは、前輪タイヤ230及び後輪タイヤ240の他方のホイールにタイヤ配置部50のベルトを掛け、底板本体11に固定する。
次に、ユーザは、取り外された後輪タイヤ240の代わりにフレーム210にギヤ代替治具130を取り付ける。その後、ユーザは、ギヤ代替治具130に自転車200のチェーン213を取り付けて、チェーン213に張力を加える。
次に、ユーザは、自転車200を配置した底板10を下箱100に収納する。そして、ユーザは、図2に示すように、支持板120を下箱100の中に配置する。
次に、ユーザは、上箱110を、下箱100の上方の開口部を塞ぐように配置する。その結果、支持板120は、下箱100と上箱110との間に配置され、下箱100に対して上箱110を支持する。加えて、上箱110は、下箱100と共に自転車200を覆う。
最後に、ユーザは、上箱110の係止部111を下箱100の第1被係止孔101-1に係止させ、下箱100と、上箱110と、を係合させる。その結果、支持板120は、下箱100と上箱110との間で固定される。これにより、自転車用通い箱1に、自転車200が格納される。
以上、説明したように、本実施の形態1に係る自転車用通い箱1において、底板10の第1支持部20は、上下逆さまに配置されている自転車200のフレーム210のハンドルステム211を支持する。また、底板10の第2支持部30は、自転車200のフレーム210のシートチューブ212を支持することで、自転車200のフレーム210からタイヤなどの各部品を付け外しする作業ができるように、第1支持部20と共に自転車200を上下逆さまに自立させる。これにより、本考案においては、底板10によって自転車200を上下逆さまに自立させることができる自転車用通い箱1を提供することができる。
また、本実施の形態1に係る自転車用通い箱1は、底板10により、上下逆さまに配置された自転車200を自立させることができる。このため、底板10を用いて自転車200から前輪タイヤ230および後輪タイヤ240を取り外した後、底板10ごと自転車用通い箱1に格納することができる。そして、自転車用通い箱1で運搬された自転車200を底板10ごと取り外した後、すぐに前輪タイヤ230および後輪タイヤ240を取り付けることができる。さらに、自転車200が上下逆さまに配置され、自転車200のディレーラーが底板本体11から離れているため、ディレーラーと、自転車用通い箱1と、が干渉する可能性を抑制することができる。
従来、店舗において展示販売される自転車は、ユーザ(購入者)の体格や、パーツ類の要望などにより部品等を組みかえて販売される。そのため、店舗間での在庫の輸送が頻繁に行われる。自転車の店舗間輸送では、自転車は専門輸送業者により裸輸送される。そして、自転車を輸送するために、高額な輸送費が発生する。そのため、自転車の店舗間輸送をなくすことが望ましい。しかしながら、自転車販売店舗には展示スペース以外にほとんどスペースがないため、多くの在庫を保管することは難しい。そのため、自転車の保管および作業スペースを省スペースにすることが求められている。また、他の課題としては、作業者のスキルによらず、自転車の梱包、荷造り作業を行うことができるように、自転車の各部の固定方法、固定される箇所、固定するために必要な資材が明確で誰でも同じ仕上がりで荷造りできることが求められている。さらに、自転車の梱包・荷造り作業が1人で実施できることが求められている。また、路線運送会社での輸送に自転車および通い箱が複数回耐えうることが求められている。
これに対して、本実施の形態1に係る自転車用通い箱は、自転車を自転車用通い箱で輸送することにより、専門業者の特殊輸送による自転車輸送をなくすことができるという、コスト面でのメリットが得られる。それと共に、自転車用通い箱を用いることにより、COの削減をすることができる。具体的には、自転車用通い箱の再利用により、自転車を輸送する度に用いられる包装材および副資材を削減し、さらに、輸送後の廃棄物を削減することができる。加えて、自転車用通い箱では、自転車の各部品の格納位置が決まっているため、自転車の梱包、荷造り作業を効率よく行うことができ、作業時間および作業スペースを削減することができる。さらに、自転車用通い箱により自転車が保護されるため、品質不適合、運転手や梱包荷造り作業者のスキルによる自転車に発生する傷や割れ・ヒビなどのダメージを抑制することができる。
本実施の形態1に係る自転車用通い箱1では、図3に示すように、ギヤ代替治具130によってチェーン213に張力が加わっているため、チェーン213を張ったまま自転車200を運搬することができる。
本実施の形態1に係る支持板120は、自転車200を収容していない場合、第1折曲げ部121および第2折曲げ部122を折りたたみ、下箱100内に収納することができる。これにより、自転車用通い箱1は、自転車200を収容していない場合、下箱100に支持板120が収納され、自転車200を収容している場合よりも狭いスペースで保管される。
本実施の形態1に係る自転車用通い箱1では、移動台12により、第1支持部20と第2支持部30との間の距離を調節することができる。これにより、自転車用通い箱1は、第2支持部30の位置をフレーム210のサイズ、およびハンドルステム211の長さに応じて調節でき、自転車200の種類、例えば、ロードバイク、マウンテンバイク、又はシクロバイク、および自転車200のサイズの関わらず使用することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、支持板120には、上下方向に平行な線に沿って折り曲げられている第1折曲げ部121および第2折曲げ部122が形成されている。これに限らず、支持板120が、下箱100に対して上箱110を支持することができればよい。例えば、図12に示すように、自転車用通い箱2が支持板140を備え、支持板140に第1折曲げ部141のみが形成されていてもよい。
本実施の形態2に係る自転車用通い箱2の支持板140は、略長方形の一枚の板材が折り曲げられて形成されている部材である。支持板140は、下箱100と上箱110との間に配置される。支持板140には、上下方向に平行な線に沿って折り曲げられている第1折曲げ部141が形成されている。支持板140は、下箱100に対して上箱110を支持するように配置される。支持板140は、第1折曲げ部141を形成する折り目がリブとなり、下箱100に対して上箱110を支持することができる強度を有する。支持板140は、段ボール又は樹脂からなる。しかしながら、これに限られない。支持板140は、段ボール又は樹脂以外の素材からなっていてもよい。
本実施の形態2に係る支持板140は、自転車200を収容していない場合、第1折曲げ部141を折りたたみ、下箱100内に収納することができる。これにより、自転車用通い箱2は、自転車200を収容していない場合、下箱100に支持板140が収納され、自転車200を収容している場合よりも狭いスペースで保管される。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、本考案は上記実施の形態によって限定されるものではない。
(変形例)
上記実施の形態1,2では、ハンドルステム211に取り付けられたハンドル代替治具22の両側の端部22aが、第1支持部20の溝21bに嵌合している。これに限らず、図13に示すように、ハンドルステム211に取り付けられたハンドル220のハンドルバーが溝21bに嵌合してもよい。すなわち、第1支持部20は、ハンドルステム211に取り付けられているハンドル220を少なくとも2点で支持することで、ハンドルステム211を支持してもよい。そして、第2支持部30は、シートチューブ212を少なくとも1点で支持している。その結果、自転車200は、ハンドル220の一対のハンドルバーと、シートチューブ212の少なくとも3点で支持され、自転車200の重心の位置が固定される。
上記実施の形態では、ハンドル代替治具22は、図3に示すように、中空パイプ形状である。これに限らず、ハンドル代替治具22は、両側の端部22aが溝21bに嵌合すればよい。例えば、ハンドル代替治具22は、底板10に接地する脚部を有する形状であってもよい。
上記実施の形態では、底板10は、図3に示すように、ハンドル代替治具22の両側の端部22aと、シートチューブ212の三点で自転車200を支持している。これに限らず、底板10は、自転車200の重心の位置が固定されるように、第1支持部本体21がハンドル代替治具22を少なくとも2点で支持することで、ハンドルステム211を支持し、第2支持部30は、シートチューブ212を少なくとも1点で支持すればよい。例えば、自転車200は、底板10により、4点以上で支持されてもよい。
上記実施の形態では、第1支持部本体21は、図3に示すように、上方(+Z方向)に開口する箱形の部材である。これに限らず、第1支持部本体21は、ハンドル代替治具22を介して自転車200を支持できる強度があればよく、例えば、第1支持部本体21は、溝21bが形成されたプラスチック又は金属からなる板材であってもよい。
上記実施の形態では、図3及び図5に示すように、自転車200の各部品を固定するために、ベルトが用いられている。これに限らず、自転車200の各部品を固定する事ができればよい。例えば、自転車200の各部品は、固定金具により固定されてもよい。
上記実施の形態では、タイヤ配置部40およびシート配置部70は、図3に示すように、底板10の移動台12に設けられている。これに限らず、タイヤ配置部40およびシート配置部70は、底板本体11に直接設けられてもよい。
上記実施の形態では、図9に示すように、移動台12を移動させることで、第2支持部30が、第1支持部20に接近したり離間したりする方向D1に移動可能なように設けられている。これに限らず、第1支持部20及び第2支持部30の少なくとも一方は、互いに接近したり離間したりする方向D1に移動可能に底板本体11に設けられ、第1支持部20と、第2支持部30と、の間の距離を調節することができればよい。例えば、第1支持部20が移動台12に設けられ、移動台12を移動させることで、第1支持部20が、第2支持部30に接近したり離間したりする方向D1に移動可能なように設けてもよい。さらに、第1支持部20および第2支持部30を互いに接近したり離間したりする方向D1に移動可能なように設けてもよい。また、底板10と第2支持部30に面ファスナーが設けられ、面ファスナーの位置により第1支持部20又は第2支持部30の位置を移動させてもよい。
上記実施の形態では、上箱110の係止部111が、図1及び図2に示すように、下箱100の第1被係止孔101-1および第2被係止孔101-2のいずれかに係止することで、上箱110は、下箱100に取り付けられている。しかしながら、これに限らない。別の方法によって、上箱110は、下箱100に取り付けられていてもよい。例えば、係止部111の代わりに、上箱110に孔を設け、この孔と、第1被係止孔101-1又は第2被係止孔101-2と、にベルトを通すことで、上箱110は、下箱100に取り付けられていてもよい。
上記実施の形態では、ギヤ代替治具130は、図3に示すように、後輪タイヤ240が自転車200のギヤと共に外された自転車200のフレーム210に対して、ギヤの代わりに取り付けられる。これに限らず、ギヤ代替治具130は、ギヤの代わりに取り付けられればよい。例えば、自転車200の前輪タイヤ230にギヤが設けられている場合には、ギヤ代替治具130は、前輪タイヤ230が自転車200のギヤと共に外された自転車200のフレーム210に対して、ギヤの代わりに取り付けられてもよい。
本考案は、本考案の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施の形態は、本考案を説明するためのものであり、本考案の範囲を限定するものではない。
1,2 自転車用通い箱
10 底板
11 底板本体
11a スリット
11b,11c,11d,12a,12b,12c 通し穴
12 移動台
20 第1支持部
21 第1支持部本体
21a 支持壁
21b 溝
22 ハンドル代替治具
22a 端部
30 第2支持部
31 ジョイント
32 ジョイント固定部材
40,50 タイヤ配置部
60 ペダル配置部
70 シート配置部
100 下箱
101-1 第1被係止孔
101-2 第2被係止孔
110 上箱
111 係止部
120,140 支持板
121,141 第1折曲げ部
122 第2折曲げ部
130 ギヤ代替治具
131 取付部
132 ギヤ部
200 自転車
210 フレーム
211 ハンドルステム
212 シートチューブ
213 チェーン
220 ハンドル
230 前輪タイヤ
240 後輪タイヤ
250 シート
D1 方向

Claims (16)

  1. 底板本体と、
    前記底板本体に設けられ、上下逆さまに配置される自転車のフレームに取り付けられたハンドルステムを支持する第1支持部と、
    前記底板本体に設けられ、前記自転車の前記フレームのシートチューブを支持することで、前記第1支持部と共に前記自転車を上下逆さまに自立させる第2支持部と、
    を有する底板を備える、自転車用通い箱。
  2. 前記第1支持部は、
    支持部本体と、
    前記支持部本体に支持され、前記自転車のハンドルが外された前記ハンドルステムに対して前記ハンドルの代わりに取り付けられるハンドル代替治具と、を有する、請求項1に記載の自転車用通い箱。
  3. 前記第1支持部は、前記支持部本体が前記ハンドルステムに取り付けられている前記ハンドル代替治具を少なくとも2点で支持することで、前記ハンドルステムを支持し、
    前記第2支持部は、前記シートチューブを少なくとも1点で支持する、請求項2に記載の自転車用通い箱。
  4. 前記ハンドル代替治具は、棒状の部材である、請求項2又は3に記載の自転車用通い箱。
  5. 前記第1支持部は、前記ハンドルステムに取り付けられているハンドルを少なくとも2点で支持することで、前記ハンドルステムを支持し、
    前記第2支持部は、前記シートチューブを少なくとも1点で支持する、請求項1に記載の自転車用通い箱。
  6. 前記第1支持部及び前記第2支持部の少なくとも一方は、互いに接近したり離間したりする方向に移動可能に前記底板本体に設けられている、請求項1から5のいずれか一項に記載の自転車用通い箱。
  7. 前記底板は、
    前記底板本体に設けられ、前記自転車から取り外されたタイヤが配置されるタイヤ配置部を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の自転車用通い箱。
  8. 前記タイヤが前記自転車のギヤと共に外された前記自転車の前記フレームに対して、前記ギヤの代わりに取り付けられることで、前記自転車のチェーンに張力を加えつつ、前記フレームからの前記チェーンの脱落を防止するギヤ代替治具を備える、請求項7に記載の自転車用通い箱。
  9. 前記底板は、
    前記底板本体に設けられ、前記シートチューブから取り外されたシートが配置されるシート配置部を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の自転車用通い箱。
  10. 前記底板は、
    前記底板本体に設けられ、前記自転車から取り外されたペダルが配置されるペダル配置部を有する、請求項1から9のいずれか一項に記載の自転車用通い箱。
  11. 上方に開口する開口部が形成され、前記底板が収容されることで、前記底板によって自立された前記自転車を収容する下箱と、
    前記開口部を塞ぐことで、前記下箱と共に前記自転車を覆う上箱と、を備える、請求項1から10のいずれか一項に記載の自転車用通い箱。
  12. 前記下箱と前記上箱との間に配置され、前記下箱に対して前記上箱を支持する支持板を備え、
    前記支持板には、上下方向に平行な線に沿って折り曲げられている第1折曲げ部が形成されている、請求項11に記載の自転車用通い箱。
  13. 前記支持板には、上下方向に平行な線に沿って折り曲げられている第2折曲げ部が形成されている、請求項12に記載の自転車用通い箱。
  14. 前記支持板は、段ボール又は樹脂からなる一枚の板材が折り曲げられて形成されている部材である、請求項12又は13に記載の自転車用通い箱。
  15. 前記下箱には、第1被係止部と第2被係止部とが形成され、
    前記上箱には、前記下箱に前記自転車が収容されている場合に前記第1被係止部に係止可能に形成されていると共に、前記下箱に前記自転車が収容されていない場合に前記第2被係止部に係止可能に形成されている係止部が設けられている、請求項11から14のいずれか一項に記載の自転車用通い箱。
  16. 前記自転車は、ロードバイク、マウンテンバイク、又はシクロバイクである、請求項1から15のいずれか一項に記載の自転車用通い箱。

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