JP3236477B2 - 作業機のポジション制御装置 - Google Patents
作業機のポジション制御装置Info
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Description
った作業機のポジション制御装置であり、詳しくは、作
業装置連結用の3点リンク機構に播種機等の重量物を連
結した場合に顕著なハンチングの防止に関するものであ
る。
ション設定器による設定値に、リフトアームの角度セン
サーの検出値が合致するように昇降用油圧シリンダの制
御弁を操作して、作業装置の高さを設定高さに維持する
ものであり、例えば、特開平7‐87805号公報に示
されたものが知られている。
チングを避けるために、ポジション制御の開始前に不感
帯設定器を調節して適切な不感帯の幅を設定するのであ
るが、その調節具合によっては不都合の生じることがあ
った。すなわち、前記ハンチングを防止するには、不感
帯幅を比較的広い目に設定すれば良いのであるが、そう
するとポジション設定器を操作してもリフトアームがな
かなか動き出さないという応答性に欠ける傾向があり、
逆に、応答性を良くするべく不感帯幅を比較的狭い目に
設定すると、今度はハンチングが生じ易い傾向となって
しまい、良好な制御の応答性と無駄なハンチングを無く
すこととを両立させるのが難しいものであった。
業装置を連結した場合には、リフトアーム等の撓みによ
ってハンチングが生じやすい傾向となって、それに対処
するべく不感帯幅を広い目に設定するため、比較的微細
なポジションコントロールが行い難いものであり、改善
の余地があった。本発明の目的は、上記不都合を改善し
て、ハンチングが少なく、かつ、制御応答性が良好なポ
ジション制御が行えるものを提供する点にある。
1発明は、 イ.作業装置昇降用のリフトアームと、これを昇降操作
する油圧シリンダの制御弁と、リフトアームの上下角度
を検出する角度検出手段と、作業装置の高さ設定用のポ
ジション設定器とを備え、角度検出手段の検出値がポジ
ション設定器の設定値に一致するように制御弁を操作す
るポジション制御手段と、 ロ.ポジション設定器が操作されているか否かを検出す
る第1検出手段と、検出値が設定値の不感帯内にあるか
否かを検出する第2検出手段とを備え、ポジション設定
器が操作されておらず、かつ、検出値が不感帯内にある
ときには不感帯幅を広め、それ以外のときには不感帯幅
を狭めるように、第1及び第2検出手段の検出情報に基
づいて作動する不感帯幅制御手段と、 ハ.不感帯における検出値の設定値に対する位置を検出
する第3検出手段と、ポジション設定器の操作方向を検
出する第4検出手段とを備え、設定値が検出値に近づく
方向にポジション設定器が操作された場合には、不感帯
を狭める制御作動が行われないように、第3及び第4検
出手段と不感帯幅制御手段とを連係する連係制御手段
と、を設けてあることを特徴とする。
する油圧シリンダの制御弁と、リフトアームの上下角度
を検出する角度検出手段と、作業装置の高さ設定用のポ
ジション設定器とを備え、角度検出手段の検出値がポジ
ション設定器の設定値に一致するように前記制御弁を操
作するポジション制御手段と、 ロ.ポジション設定器が操作されているか否かを検出す
る第1検出手段と、検出値が設定値の不感帯内にあるか
否かを検出する第2検出手段とを備え、ポジション設定
器が操作されておらず、かつ、検出値が不感帯内にある
ときには不感帯幅を広め、それ以外のときには不感帯幅
を狭めるように、第1及び第2検出手段の検出情報に基
づいて作動する不感帯幅制御手段と、 ハ.不感帯における検出値の設定値に対する位置を検出
する第3検出手段と、ポジション設定器の操作方向を検
出する第4検出手段とを備え、設定値が検出値に近づく
方向にポジション設定器が操作された場合には、不感帯
を狭める制御作動が行われないように、第3及び第4検
出手段と不感帯幅制御手段とを連係する連係制御手段
と、 ニ.作業装置が所定高さ以上であると不感帯幅を広め、
所定高さ未満であると不感帯幅を狭めるように、角度検
出手段の検出情報に基づいて不感帯幅制御手段に優先し
て作動する不感帯幅変更手段を設けてあることを特徴と
するものである。
ョン設定器が操作されておらず、かつ、検出値が不感帯
内にあるときには不感帯幅を広め、それ以外のときには
不感帯幅を狭めるようになる。すなわち、ポジションレ
バー8が操作されているときには、図5に示すように、
設定値sに関する狭い不感帯Lが設定されるから、微細
なレバー操作でも検出値kが、すなわちリフトアーム4
が追従して上下し、きめ細かなポジション設定が行え
る。
てレバー停止させると、そのときの狭い不感帯L内に第
1ポテンショメータ10の検出値kが到達した時点で直
ちに広い不感帯3Lが設定されるから、その後の慣性に
よって検出値kが狭い不感帯Lを通り越すことがあって
も、あまり大きく通り越すことはなく、殆どがその狭い
不感帯L内で止まり、レバー停止時でのポジション制御
精度を良好に維持できるとともに、次に、ポジションレ
バー8を操作したときのリフトアーム4の微細な上下調
節が可能となるのである。
尚、好ましくない状況の生じる場合がある。すなわち、
図5に示すように、ポジションレバー1の停止状態で
は、その不感帯幅が上昇側(高い側)と下降側(低い
側)共に同幅の3Lであり、動いている状態での不感帯
が3Lよりも少ない(図では3分の1)Lであるとす
る。問題は、前回のポジションレバー8の操作停止後
に、検出値kがリフトアーム4の慣性で狭い不感帯を通
り越して停止したときである。
ョンレバー8を停止させ、その時の狭い不感帯Lの下限
に検出値kが到達した瞬間に、広い不感帯3Lが設定さ
れるが、慣性によって検出値kが狭い不感帯Lの上限よ
りも少し上昇側の位置で停止したとする。そのレバー停
止状態では広い不感帯3Lが設定されているので、検出
値kが狭い不感帯Lの上限を越えていても差し支えな
い。尚、図3における検出値kの位置は、ポジションレ
バー8を停止した瞬間の状態を示している。
ように上昇側に向けて操作し始めると、その瞬間に狭い
不感帯Lに設定し直されるので、検出値kはその狭い不
感帯Lの上昇側にずれ出た状態になり、リフトアーム4
は下降する挙動を示し、その後に狭い不感帯Lが全体的
に上昇側に移行して、その範囲内に検出値kが含まれる
状態となって初めてリフトアーム4がレバー操作通り上
昇移動に転ずるのである。つまり、ポジションレバー8
を上昇側に操作すると、リフトアーム4は一旦下降した
後に上昇移動する挙動が極めて短時間に行われることに
なり、これが所謂「シャクリ現象」となってショックを
発生し、操作感覚を著しく損ねる。
操作してきたポジションレバー8を停止させ、そのとき
の検出値kの停止位置が狭い不感帯Lの下限ぎりぎりの
所であったとする。その状態での時間経過に伴うリーク
により、リフトアーム4が少し下がり、検出値kが狭い
不感帯Lの下限を通り越してしまうことがある。このと
き、レバー停止状態における広い不感帯3L内には検出
値kが存在しているので、ポジション制御は作動しな
い。
にセットするべく、ポジションレバー8を矢印イのよう
に下降側に向けて操作すると、その操作開始と同時に不
感帯幅が3LからLに狭まるため、検出値kが狭い不感
帯Lから下降側にずれ出た状態となり、ポジション制御
によって検出値kが不感帯内に戻ろうとして上昇方向に
移動するが、レバー操作によって幅Lの不感帯全体が下
降側に移動してゆくために、検出値kはすぐさま下降移
動に転ずるようになる。その結果、ポジションレバー8
を下降操作したにも拘らず、リフトアーム4が極めて短
時間内に一旦上昇してから下降する現象、所謂「シャク
リ現象」が前述の場合と同様に生じて、制御応答性が一
時的に悪化するとともに、やはりショックを発生するこ
とになり、改善の余地がある。特に、多連プラウや播種
装置等の重い作業装置を連結している場合にシャクリ現
象が顕著に出る。
sに対する位置を検出する第3検出手段cと、ポジショ
ンレバー8の操作方向を検出する第4検出手段dとを備
え、設定値sが検出値kに近づく方向にポジションレバ
ー8が操作された場合には、不感帯を3LからLに狭め
る制御作動が行われないように、第3及び第4検出手段
c,dと不感帯幅制御手段Bとを連係する連係制御手段
Cを備えた構成ハを設けてあるから、前述した形態例そ
の1やその2のような状況では、不感帯を3LからLに
狭めず、3Lのままにするのである。
り、設定値sが検出値kから遠ざかる状態となった時
点、すなわち、検出値kが設定値sに一致した時点で不
感帯が3LからLに狭められるようになり、その後検出
値kが、すなわちリフトアーム4はレバー操作通りの方
向(上昇又は下降)に動き始めるようになる。つまり、
一時的にポジションレバー8の操作方向と反対方向にリ
フトアーム4が動くことがなくなり、前述した「シャク
リ現象」が生じないようになるのである。
ジション設定器が操作されておらず、かつ、検出値が不
感帯内にあるときには不感帯幅を広め、それ以外のとき
には不感帯幅を狭めるようになる。すなわち、ポジショ
ンレバー8が操作されているときには、図5に示すよう
に、設定値sに関する狭い不感帯Lが設定されるから、
微細なレバー操作でも検出値kが、すなわちリフトアー
ム4が追従して上下し、きめ細かなポジション設定が行
える。
中に食い込んだ対地作業姿勢にあるときには、その摩擦
抵抗によってリフトアーム4が上下に揺れ動くことが少
なく、ハンチングが起き難い状況であるが、移動走行等
で作業装置3を対地浮上させて非作業姿勢にあるときに
は、作業装置の重みによってリンク機構2が撓み易くハ
ンチングが起き易い状況になる(図7参照)。
定高さ以上であると不感帯幅を2Lに広め、所定高さ未
満であると不感帯幅をLに狭めるように、第1ポテンシ
ョメータ10の検出情報に基づいて作動する不感帯幅変
更手段Dを設けてあるから、リフトアーム4等が撓み易
くハンチングの生じ易い状態では不感帯を広くしてハン
チングを起き難くするとともに、土中に食い込んでハン
チングの起き難い作業状態では不感帯を狭くしてきめ細
かいポジション設定が行えるようになる。
いずれに記載されたポジション制御装置でも、ハンチン
グの起き易い状況では不感帯を広め、かつ、ハンチング
が起き難い状況では不感帯を狭めるように自動調節され
るので、ハンチングが少なく、かつ、制御応答性が良好
なポジション制御が行えるものを提供できた。
は、一時的に操作方向と反対の方向に作業装置が昇降移
動する「シャクリ現象」が解消され、より円滑な制御作
動が行える利点があるとともに、請求項2に記載のポジ
ション制御装置では、所定高さを境にして不感帯の幅を
変更させる比較的簡単な制御装置で、所期する効果を得
られる利点がある。
あるトラクタの場合について図面に基づいて説明する。
図6にトラクタの後部が示され、1はトラクタ機体、2
は3点リンク機構、3は作業装置である多連プラウであ
り、4はリフトアーム、5はロワーリンク、6はトップ
リンク、7はリフトアーム4昇降用の油圧シリンダ、8
はポジションレバーである。このトラクタでは、多連プ
ラウ3の機体1に対する高さを設定位置に維持するポジ
ション制御手段Aを備えている。
式の制御弁9と、リフトアーム4の上下角度を検出する
第1ポテンショメータ(角度検出手段の一例)10と、
多連プラウ3の高さ設定用のポジションレバー(ポジシ
ョン設定器の一例)8とが備えられている。ポジション
制御手段Aは、第1ポテンショメータ10の検出値k
が、ポジションレバー8の第2ポテンショメータ12の
設定値sに一致するように制御弁9を操作するものであ
り、制御装置11に備えられている。又、制御装置11
には、不感帯幅制御手段Bと、連係制御手段Cと、不感
帯幅変更手段Dとが備えられている。
(動いているか)否かを検出する第1検出手段aを、揺
動支点に備えた第2ポテンショメータ12で構成してお
り、その結果、検出値kが設定値sの不感帯内にあるか
否かを検出する第2検出手段bは、第1,第2ポテンシ
ョメータ10,12の両者の検出情報を比較する比較回
路13で構成されている。従って、不感帯幅制御手段B
は、ポジションレバー8が操作されておらず、かつ、検
出値kが不感帯(この場合の不感帯はL)内にあるとき
には不感帯幅を広め、それ以外のときには不感帯幅を狭
めるように、第1及び第2検出手段a,b、すなわち、
第1,第2ポテンショメータ10,12及び比較回路1
3の検出情報に基づいて作動するものである。
る位置を検出する第3検出手段cは、前述した比較回路
13で、かつ、ポジションレバー8の操作方向を検出す
る第4検出手段dは第2ポテンショメータ12で夫々構
成されており、比較回路13によって、設定値sが検出
値kに近づく方向にポジションレバー8が操作されたか
否かを検出するレバー方向検出手段eが構成されてい
る。従って、第2ポテンショメータ12と比較回路13
と不感帯幅制御手段Bとを連係することで、設定値sが
検出値kに近づく方向にポジションレバー8が操作され
た場合には、広まっている不感帯を狭める制御作動が行
われないように制御する連係制御手段Cが構成されてい
る。
定高さ以上であると不感帯幅を広め、所定高さ未満であ
ると不感帯幅を狭めるように、第1ポテンショメータ1
0の検出情報に基づいて作動するものであり、不感帯幅
制御手段Bに優先して作動するように回路構成してあ
る。つまり、ポジションレバー8を操作して作業高さ位
置を変更した場合、多連プラウ3が土中に作用している
作業状態では、その摩擦抵抗によって上下に揺れ動くこ
とが少なく、ロワーリンク5が撓んでもハンチングを起
こし難い状況であるから、不感帯を狭いものにして微細
なポジション調節を可能にするのである。
た作業装置を対地浮上する位置に上げて走行する場合で
は、作業状態での土中のようなダンパ機能が無いため、
ロワーリンク5等の撓みによるハンチングが生じ易い状
況となるから、予め広い不感帯としておいて不要なハン
チングを防止するのである。従って、通常の圃場におい
て多連プラウ3等の作業装置が対地浮上する範囲では広
い不感帯になり、対地作用する範囲では狭い不感帯とな
るように、所定高さ位置を予め不感帯幅変更手段Dに記
憶させてある。尚、図1に示すように、播種装置や耕耘
装置といった作業装置の種類によって、不感帯幅が自動
的に変更される所定高さを調節設定できる設定ダイヤル
14を備えておけば便利である。
を、図2に示すフローチャートに従って説明する。ここ
で、ポジションレバー8による設定値sの不感帯は、図
5に示すように、高さの高い側及び低い側で同じ幅の所
謂「センタ止め」であり、その幅の狭いLと、広い3L
と中間の2Lの三種類が用意されている。そして、各不
感帯の幅関係は、2L=L×2、3L=L×3に設定さ
れている。
タ10の情報で作動する不感帯幅変更手段Dにより、作
業装置3の高さ、すなわち、リフトアーム4の高さが所
定高さ以上か未満であるかを判断し(ステップ#1)、
所定高さ未満であれば(作業装置が対地作用状態であれ
ば)ハンチングが起き難いので、不感帯を比較的狭いも
のである2Lに設定する(ステップ#2)。
上状態であれば)ハンチングが起き易いので、基本的に
不感帯を広めるのであるが、そのときのポジションレバ
ー8の操作状況によって不感帯の設定が異なる。つま
り、第2ポテンショメータ12によってポジションレバ
ー8が操作されているか(動かされているか)否かを検
出し(ステップ#3)、操作されているときにはその操
作方向を判断するステップ#4に移行する。
ているときにはステップ#7に進み、そのレバー停止時
点での狭い不感帯L内に第1ポテンショメータ10の検
出値kが存在しておればポジション制御作動完了であ
り、不感帯を最も広い3Lに拡大し(ステップ#9)、
不要なハンチングを防止する。リフトアーム4がまだ動
いており、検出値kが狭い不感帯L外に存在しておれば
ポジション制御作動中であり、引き続き狭い不感帯Lが
設定される(ステップ#8)。
ー8の操作方向が、その設定値sが検出値kに近づく方
向か否かを判断し、遠ざかる方向であれば不感帯を狭い
Lに設定し(ステップ#5)、近づく方向であれば広い
不感帯3Lに設定する(ステップ#6)のである。つま
り、リフトアーム4高さが所定高さ以上にあっても、そ
のときのポジションレバー8の操作状態や、その設定値
sと検出値kとの位置関係によって不感帯の幅を狭めた
り広めたりすることにより、極力ハンチングを防ぎなが
らきめ細かなポジション設定が行えるようにされてい
る。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
図
作用図
す作用図
状態のグラフを示す図
Claims (2)
- 【請求項1】 作業装置(3)昇降用のリフトアーム
(4)と、これを昇降操作する油圧シリンダ (7)の
制御弁(9)と、前記リフトアーム(4)の上下角度を
検出する角度検出手段(10)と、前記作業装置(3)
の高さ設定用のポジション設定器(8)とを備え、前記
角度検出手段(10)の検出値が前記ポジション設定器
(8)の設定値に一致するように前記制御弁(9)を操
作するポジション制御手段(A)と、 前記ポジション設定器(8)が操作されているか否かを
検出する第1検出手段(a)と、前記検出値が前記設定
値の不感帯内にあるか否かを検出する第2検出手段
(b)とを備え、前記ポジション設定器(8)が操作さ
れておらず、かつ、前記検出値が前記不感帯内にあると
きには前記不感帯幅を広め、それ以外のときには前記不
感帯幅を狭めるように、前記第1及び第2検出手段
(a),(b)の検出情報に基づいて作動する不感帯幅
制御手段(B)と、 前記不感帯における前記検出値の前記設定値に対する位
置を検出する第3検出手段(c)と、前記ポジション設
定器(8)の操作方向を検出する第4検出手段(d)と
を備え、前記設定値が前記検出値に近づく方向に前記ポ
ジション設定器(8)が操作された場合には、不感帯を
狭める制御作動が行われないように、前記第3及び第4
検出手段(c)、(d)と前記不感帯幅制御手段(B)
とを連係する連係制御手段(C)と、 を設けてある作業機のポジション制御装置。 - 【請求項2】 作業装置(3)昇降用のリフトアーム
(4)と、これを昇降操作する油圧シリンダ (7)の
制御弁(9)と、前記リフトアーム(4)の上下角度を
検出する角度検出手段(10)と前記作業装置(3)の
高さ設定用のポジション設定器(8)とを備え、前記角
度検出手段(10)の検出値が前記ポジション設定器
(8)の設定値に一致するように前記制御弁(9)を操
作するポジション制御手段 (A)と、 前記ポジション設定器(8)が操作されているか否かを
検出する第1検出手段(a)と、前記検出値が前記設定
値の不感帯内にあるか否かを検出する第2検出手段
(b)とを備え、前記ポジション設定器(8)が操作さ
れておらず、かつ、 前記検出値が前記不感帯内にあると
きには前記不感帯幅を広め、それ以外のときには前記不
感帯幅を狭めるように、前記第1及び第2検出手段
(a),(b)の検出情報に基づいて作動する不感帯幅
制御手段(B)と、 前記不感帯における前記検出値の前記設定値に対する位
置を検出する第3検出手段(c)と、前記ポジション設
定器(8)の操作方向を検出する第4検出手段(d)と
を備え、前記設定値が前記検出値に近づく方向に前記ポ
ジション設定器(8)が操作された場合には、不感帯を
狭める制御作動が行われないように、前記第3及び第4
検出手段(c)、(d)と前記不感帯幅制御手段(B)
とを連係する連係制御手段(C)と 、 前記作業装置(3)が所定高さ以上であると前記不感帯
幅を広め、所定高さ未満であると前記不感帯幅を狭める
ように、前記角度検出手段(10)の検出情報に基づい
て、前記不感帯幅制御手段(B)に優先して作動する不
感帯幅変更手段(D)を設けてある作業機のポジション
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16602195A JP3236477B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 作業機のポジション制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16602195A JP3236477B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 作業機のポジション制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099717A JPH099717A (ja) | 1997-01-14 |
JP3236477B2 true JP3236477B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=15823459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16602195A Expired - Lifetime JP3236477B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 作業機のポジション制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236477B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1018292B8 (de) * | 1999-01-09 | 2005-06-29 | GKN Walterscheid GmbH | Hubwerk für die Unterlenker einer Anbauvorrichtung eines Traktors |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16602195A patent/JP3236477B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH099717A (ja) | 1997-01-14 |
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