JP3113402B2 - 作業車の作業装置ローリング制御構造 - Google Patents

作業車の作業装置ローリング制御構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業車における作業装
置のローリング制御構造に関する。
【0002】
【従来の技術】以上のような作業車の一例として乗用型
田植機があり、乗用型田植機では苗植付装置のローリン
グ制御を行っている。このような乗用型田植機のローリ
ング制御機構の一例が、実開昭58−121512号公
報に開示されている。この構成では、苗植付装置の左右
の傾きを制御する為の傾斜センサーを備えて、傾斜セン
サーの検出値に基づき苗植付装置が所定姿勢に維持され
るように、苗植付装置をローリング制御している。
【0003】このようなローリング制御機構において、
調節操作具によりローリング制御機構の制御感度を、手
動で調節できるように構成することが考えられる。この
場合には、田面の凹凸が多い状態ではローリング制御機
構の制御感度を鈍感側に設定し、田面の凹凸が少ない状
態ではローリング制御機構の制御感度を敏感側に設定す
るのが一般的である。又、農用トラクタにおいても例え
ば特開平1−285106号公報及び特開平2−154
605号公報に開示されているように、耕耘装置のロー
リング制御機構を備えたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一つの水田において全
箇所で田面の凹凸の状態が同じと言うことはなく、場所
によって田面の凹凸の状態が異なっている場合が多い。
これにより植付作業の最初に、田面の凹凸に状態に適し
たローリング制御機構の制御感度を設定していても、植
付作業の進行に伴って、田面の凹凸の状態とローリング
制御機構の制御感度とが合致しなくなってくることがあ
る。
【0005】従って、田面の凹凸が多いのにローリング
制御機構の制御感度が敏感になってしまえば、頻繁に苗
植付装置のローリング制御が行われて、いわゆるハンチ
ング現象が生じるので、このような場合には作業者は調
節操作具を操作してローリング制御機構の制御感度を鈍
感側に変更し、ハンチング現象を抑えるようにしなけれ
ばならない。逆に、田面が滑らかでハンチング現象の生
じ難い状態でローリング制御機構の制御感度が鈍感にな
ってしまえば、苗植付装置のローリング制御が遅れ気味
になり、苗植付装置を所定姿勢に維持できなくなってし
まうので、このような場合には作業者は調節操作具を操
作してローリング制御機構の制御感度を敏感側に変更
し、苗植付装置のローリング制御が遅れることなく行わ
れるようにしなければならない。このように、作業者は
田面の凹凸の状態に応じてローリング制御機構の制御感
度を頻繁に変更しなければならず、操作性の面で改良の
余地がある。
【0006】又、農用トラクタにおいても、耕耘作業中
にローリング制御機構の制御感度が地面の凹凸の状態に
合致しなくなることがあり、前述のようなハンチング現
象や耕耘装置のローリング制御の遅れ等の生じることが
ある。これにより、耕耘装置の適切なローリング制御が
行われ難くなって、地面を平坦に耕耘できなくなること
があり、改善の余地がある。本発明は作業車の作業装置
ローリング制御構造において、ローリング制御機構の制
御感度の適正化を図ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は作業車の
ローリング制御構造において、次のように構成すること
にある。 [1] 機体に備えられた作業装置の左右の傾きを制御する為の
傾斜センサーと、傾斜センサーの検出値に基づき作業装
置が所定姿勢に維持されるように、作業装置をローリン
グ制御するローリング制御機構とを備えると共に、作業
地面の凹凸を判断する判断手段を備え、判断手段により
作業地面の凹凸が多いと判断されると、ローリング制御
機構の制御感度を鈍感側に変更する感度変更手段を備え
てある。
【0008】[2] 機体に備えられた作業装置の左右の傾きを制御する為の
傾斜センサーと、傾斜センサーの検出値に基づき作業装
置が所定姿勢に維持されるように、作業装置をローリン
グ制御するローリング制御機構とを備えると共に、作業
地面の凹凸を判断する判断手段を備え、判断手段により
作業地面の凹凸が多いと判断されると、ローリング制御
機構の制御感度を鈍感側に変更し、判断手段により作業
地面の凹凸が少ないと判断されると、ローリング制御機
構の制御感度を敏感側に変更する感度変更手段を備えて
ある。
【0009】[3] 前項[1]又は[2]の構成において、不感帯の幅を変
更することによってローリング制御機構の制御感度を変
更するように感度変更手段を構成してある。
【0010】[4] 前項[1]〜[3]のうちのいずれか一つの構成におい
て、判断手段により作業地面の凹凸が多いと判断される
と、機体の走行速度を減速する自動減速手段を備えてあ
る。
【0011】
【作用】[I] 請求項1の特徴によれば、傾斜センサーの検出値に基づ
き作業装置が所定姿勢に維持されるようにローリング制
御されている状態において、作業地面の凹凸が多いと判
断されると、ローリング制御機構の制御感度が自動的に
鈍感側に変更される。このように作業地面の凹凸が多く
なると、ローリング制御機構の制御感度が自動的に鈍感
側に変更されることにより、作業装置のローリング制御
の頻度や速度が抑えられる状態となって、頻繁に作業装
置のローリング制御が行われることによるハンチング現
象が未然に防止される。
【0012】[II] 請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前項
[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以
下のような「作用」を備えている。請求項2の特徴によ
れば、傾斜センサーの検出値に基づき作業装置が所定姿
勢に維持されるようにローリング制御されている状態に
おいて、作業地面の凹凸が少ないと判断されると、ロー
リング制御機構の制御感度が自動的に敏感側に変更され
る。このように作業地面の凹凸が少なくなると、ローリ
ング制御機構の制御感度が自動的に敏感側に変更される
ことにより、作業装置のローリング制御が敏感に行われ
るようになって、作業装置のローリング制御が遅れ気味
になり作業装置を所定姿勢に維持できなくなると言う状
態が未然に防止される。
【0013】[III] 請求項3の特徴によると、請求項1又は2の場合と同様
に前項[I][II]に記載の「作用」を備えており、
これに加えて以下のような「作用」を備えている。請求
項3の特徴によると、不感帯の幅を変更することによっ
てローリング制御機構の制御感度を変更するように構成
されており、不感帯の幅は電気的な処理やソフトウェア
の処理等によって容易に変更できる。
【0014】[IV] 請求項4の特徴によると、請求項1〜3のうちのいずれ
か一つの場合と同様に前項[I]〜[III]に記載の
「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作
用」を備えている。請求項4の特徴によれば、作業地面
の凹凸が多いと判断されると、ローリング制御機構の制
御感度が自動的に鈍感側に変更されるのに加えて、機体
の走行速度も自動的に減速される。これにより、ローリ
ング制御機構の制御感度の鈍感側への変更及び機体の走
行速度の減速によって、作業装置のローリング制御によ
るハンチング現象がさらによく抑えられる。
【0015】
【発明の効果】請求項1の特徴によれば、ローリング制
御機構を備えた作業車の作業装置ローリング制御構造に
おいて、作業地面の凹凸が多いと判断されると、ローリ
ング制御機構の制御感度が自動的に鈍感側に変更され
て、ハンチング現象が未然に防止されるようになるの
で、作業装置が所定姿勢に維持され易くなって、ローリ
ング制御機構の性能を向上させることができた。請求項
1の特徴によると、作業者が作業地面の凹凸の状態に応
じて、ローリング制御機構の制御感度を手動で鈍感側に
変更しなくても、ローリング制御機構の制御感度が自動
的に鈍感側に変更されるので、ローリング制御機構の制
御感度の変更及び設定の操作性を向上させることができ
た。
【0016】請求項2の特徴によると、請求項1の場合
と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えてお
り、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の
効果」を備えている。請求項2の特徴によれば、作業地
面の凹凸が少ないと判断されると、ローリング制御機構
の制御感度が自動的に敏感側に変更されて、作業装置の
ローリング制御が遅れ気味になり作業装置を所定姿勢に
維持できなくなると言う状態が未然に防止されるように
なるので、作業装置が所定姿勢に維持され易くなって、
ローリング制御機構の性能をさらに向上させることがで
きた。請求項2の特徴によると、作業者が作業地面の凹
凸の状態に応じて、ローリング制御機構の制御感度を手
動で敏感側に変更しなくても、ローリング制御機構の制
御感度が自動的に敏感側に変更されるので、ローリング
制御機構の制御感度の変更及び設定の操作性をさらに向
上させることができた。
【0017】請求項3の特徴によると、請求項1又は2
の場合と同様に前述の請求項1又は2の「発明の効果」
を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のよう
な「発明の効果」を備えている。請求項3の特徴による
と、不感帯の幅を変更することによってローリング制御
機構の制御感度を変更するように構成されており、不感
帯の幅は電気的な処理やソフトウェアの処理等によって
容易に変更できるので、ローリング制御機構の制御感度
の変更の簡素化と言う面で有利なものとなった。
【0018】請求項4の特徴によると、請求項1〜3の
うちのいずれか一つの場合と同様に請求項1〜3の「発
明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて
以下のような「発明の効果」を備えている。請求項4の
特徴によれば、作業地面の凹凸が多いと判断されると、
ローリング制御機構の制御感度が自動的に鈍感側に変更
されるのに加えて、機体の走行速度も自動的に減速され
て、作業装置のローリング制御によるハンチング現象が
さらによく抑えられるようになるので、さらに安定した
作業装置のローリング操作が行われるようになった。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 [1] 図5に示すように、前輪1及び後輪2で支持された機体
の後部に、苗植付装置3(作業装置に相当)が、リンク
機構4及び油圧シリンダ5により昇降操作自在に連結さ
れて、乗用型田植機が構成されている。苗植付装置3は
図5に示すように、一対の植付アーム7を備えた植付ケ
ース8が、苗植付装置3の植付ミッションケース6の後
部に回転駆動自在に支持され、苗のせ台9が植付ミッシ
ョンケース6に対して左右に往復横送り駆動自在に支持
されて、植付ケース8の回転に伴い苗のせ台9から一対
の植付アーム7が交互に苗を取り出して田面Gに植え付
けていくように構成されている。
【0020】図4及び図5に示すように、苗植付装置3
はリンク機構4の前後軸芯P1周りにローリング自在に
連結されている。リンク機構4の後端のフレーム4aに
固定されたブラケット4bに、ネジ軸10及びネジ軸1
0を正逆転駆動するモータ15が支持されている。ネジ
軸10に雌ネジを備えたボス部14が外嵌され、ボス部
14に操作ロッド12が固定されており、苗のせ台9を
支持する左右の固定のフレーム11と操作ロッド12と
が、バネ13を介して接続されている。この構造によ
り、モータ15でネジ10を正逆転駆動して、ボス部1
4及び操作ロッド12を左右に移動駆動することによっ
て、苗植付装置3をリンク機構4の前後軸芯P1周りに
ローリング操作する。
【0021】図4及び図5に示すように、苗植付装置3
の左右中央に1個の接地フロート16が配置され、苗植
付装置3の左右両横側部に左右一対のサイドフロート3
8が配置されており、図1に示すように接地フロート1
6の後部が、植付ミッションケース6の支持アーム17
の横軸芯P2周りに揺動自在に支持されている。植付ミ
ッションケース6の前端にポテンショメータ型式の第1
センサー19が備えられており、第1センサー19と接
地フロート16の前部とがロッド20により連結されて
いる。
【0022】図4及び図5に示すようにサイドフロート
38の左右両外側に、ソリ状の接地センサー22が上下
揺動自在に支持されており、接地センサー22を下方側
に軽く付勢するバネ(図示せず)と、植付ミッションケ
ース6に対する接地センサー22の角度を検出するポテ
ンショメータ型式の第2センサー25とが備えられてい
る。
【0023】[2] 次に、乗用型田植機の苗植付装置3の昇降制御について
説明する。図1に示すように、接地フロート16の第1
センサー19の検出値が制御装置31に入力されてい
る。これにより、植付走行に伴い接地フロート16が田
面Gに接地追従していくと、第1センサー19の検出値
が設定値となるように、制御装置31により制御弁33
が操作され油圧シリンダ5が伸縮操作されて、苗植付装
置3が自動的に昇降操作される。これにより、苗植付装
置3が田面Gから設定高さに自動的に維持されて、苗の
植付深さが設定値に維持される。
【0024】[3] 次に、乗用型田植機の苗植付装置3のローリング制御に
ついて説明する。図4及び図1に示すように、苗のせ台
9を支持するフレーム11からブラケット34が延出さ
れて、ブラケット34に重錘式の傾斜センサー35が設
けらており、傾斜センサー35の検出値(水平面に対す
る苗植付装置3の左右傾斜角度)が制御装置31に入力
されている。図1に示すようにローリング制御の制御感
度(図2の不感帯B1の幅)を、人為的に変更可能な感
度調節スイッチ32が備えられている。この場合、図1
及び図2に示すように、感度調節スイッチ32を標準に
操作して、不感帯B1を設定していたとする。
【0025】これにより、図3に示すように植付走行に
伴い傾斜センサー35の検出値に基づいて(ステップS
1)、検出値が図2に示すように設定値を含んだ不感帯
B1に入るように、制御装置31によりモータ15が正
逆転操作され、苗植付装置3が自動的にローリング操作
されて(ステップS3)、苗植付装置3が水平姿勢に維
持される。
【0026】苗植付装置3のローリング制御中におい
て、第2センサー25により、左右の接地センサー22
の上下動が常時検出されている。この場合、単位時間内
での左右の接地センサー22の上下動の回数が各々求め
られており(ステップS4)、上下動の両回数の平均値
が算出される(ステップS5)。これにより、平均値が
設定値以上の場合には(ステップS6)、田面Gの凹凸
が多い状態であると判断されて、図2に示すように当初
の不感帯B1が幅の広い不感帯B2に変更され(ステッ
プS7)、ローリング制御の制御感度が鈍感側に変更さ
れる。
【0027】この乗用型田植機においては図1及び図5
に示すように、走行用としてベルト式の無段変速装置3
6を装備しており、無段変速装置36を電動シリンダ3
7により変速操作している。これにより、ローリング制
御の制御感度が鈍感側に変更されると(ステップS
7)、電動シリンダ37により無段変速装置36が現在
の変速位置から所定量だけ低速側に操作される(ステッ
プS8)。
【0028】逆に単位時間内での左右の接地センサー2
2の上下動の回数の平均値が設定値以下の場合には(ス
テップS6)、田面Gの凹凸が少ない状態であると判断
される。この場合、図2に示すように当初の不感帯B1
が幅の狭い不感帯B3に変更されて(ステップS9)、
ローリング制御の制御感度が敏感側に変更される。
【0029】[4] 前項[3]に記載のように、傾斜センサー35により苗
植付装置3のローリング制御を行っている状態におい
て、図3に示すように傾斜センサー35の何らかの異常
により、傾斜センサー35の検出値が正常な範囲を越え
た異常なものとなり、制御装置31に入力されたとする
(ステップS2)。
【0030】このような場合には、ステップS2からス
テップS10に移行して、傾斜センサー35の検出値が
無視され、接地センサー22及び第2センサー25に基
づいて苗植付装置3のローリング制御が行われる。この
場合、左右の第2センサー25の検出値の差が無くなる
ように、つまり前述の差が零を含む不感帯に入るよう
に、苗植付装置3のローリング制御が行われる。これに
より、苗植付装置3が田面Gに対して左右平行に維持さ
れる。このように接地センサー22及び第2センサー2
5に基づいて苗植付装置3のローリング制御が行われる
と、傾斜センサー35の場合に比べてローリング制御が
敏感になり過ぎるので、前述の零を含む不感帯が比較的
広いものに設定される。
【0031】[別実施例] 前述の実施例では、左右一対の接地センサー22及び第
2センサー25を装備しているが、1組の接地センサー
22及び第2センサー25を装備するように構成しても
よい。この場合には、前項[4]及び図3のステップS
10に示すような、接地センサー22及び第2センサー
25によるローリング制御機能は装備しない。本発明は
乗用型田植機ばかりでなく、直播機(作業装置に相当)
を機体後部に昇降自在に連結した乗用型直播機や、歩行
型田植機(この場合は機体自身が作業装置となる)にも
適用できる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2センサー、傾斜センサー、感度設
定スイッチ、苗植付装置の制御弁及びモータ等の関係を
示す図
【図2】苗植付装置のローリング制御における不感帯の
状態を示す図
【図3】苗植付装置のローリング制御の流れを示す図
【図4】苗のせ台付近の正面図
【図5】乗用型田植機の全体側面図
【符号の説明】
3 作業装置 35 傾斜センサー G 作業地面 B1,B2,B3 不感帯
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 A01B 63/10 G05D 1/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体に備えられた作業装置の左右の傾き
    を制御する為の傾斜センサーと、前記傾斜センサーの検
    出値に基づき前記作業装置が所定姿勢に維持されるよう
    に、前記作業装置をローリング制御するローリング制御
    機構とを備えると共に、 作業地面の凹凸を判断する判断手段を備え、 前記判断手段により作業地面の凹凸が多いと判断される
    と、前記ローリング制御機構の制御感度を鈍感側に変更
    する感度変更手段を備えてある作業車の作業装置ローリ
    ング制御構造。
  2. 【請求項2】 機体に備えられた作業装置の左右の傾き
    を制御する為の傾斜センサーと、前記傾斜センサーの検
    出値に基づき前記作業装置が所定姿勢に維持されるよう
    に、前記作業装置をローリング制御するローリング制御
    機構とを備えると共に、 作業地面の凹凸を判断する判断手段を備え、 前記判断手段により作業地面の凹凸が多いと判断される
    と、前記ローリング制御機構の制御感度を鈍感側に変更
    し、前記判断手段により作業地面の凹凸が少ないと判断
    されると、前記ローリング制御機構の制御感度を敏感側
    に変更する感度変更手段を備えてある作業車の作業装置
    ローリング制御構造。
  3. 【請求項3】 不感帯の幅を変更することによって前記
    ローリング制御機構の制御感度を変更するように、前記
    感度変更手段を構成してある請求項1又は2記載の作業
    車の作業装置ローリング制御構造。
  4. 【請求項4】 前記判断手段により作業地面の凹凸が多
    いと判断されると、機体の走行速度を減速する自動減速
    手段を備えてある請求項1〜3のうちのいずれか一つに
    記載の作業車の作業装置ローリング制御構造。
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