JP3236279B2 - 緩衝装置、車椅子用緩衝装置及び車椅子 - Google Patents

緩衝装置、車椅子用緩衝装置及び車椅子

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JP3236279B2 JP2000062633A JP2000062633A JP3236279B2 JP 3236279 B2 JP3236279 B2 JP 3236279B2 JP 2000062633 A JP2000062633 A JP 2000062633A JP 2000062633 A JP2000062633 A JP 2000062633A JP 3236279 B2 JP3236279 B2 JP 3236279B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝装置、車椅子
用緩衝装置及び車椅子に係り、特に、走行体が凹凸のあ
る走行路を走行する際に路面から加わる衝撃・振動を和
らげるために用いられる緩衝装置、車椅子用緩衝装置及
び車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】乗員を乗せて走行する台車として、お年
寄り、身体の不自由な人等自力での歩行が困難な人々を
対象とした、着座したままで移動可能な車椅子がある。
【0003】通常、このような既存の車椅子の主車輪に
は空気が封入されたタイヤが用いられており、このタイ
ヤの弾性力により凹凸のある路を走行する際の衝撃・振
動を和らげ、利用者に不快感を与えないようにしてい
る。
【0004】また、特開平7−455号公報、及び登録
実用新案第3031277号公報に開示されるように、
フレームと車輪の軸との間に、ばね等の緩衝部材を設け
ることにより、凹凸の激しい場所を走行する際の比較的
大きな衝撃・振動をも和らげ、利用者に不快感を与えな
いようにしているものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
公報に開示されている緩衝装置では、衝撃を吸収する方
向が車椅子等走行体の車輪を支持するフレームの軸と同
軸または平行に設けられていたため緩衝ストロークに制
限があり、この緩衝ストロークを増やすためには緩衝装
置自体が大型化するという問題があった。
【0006】また、従来の緩衝装置では、緩衝装置を設
けることを想定してフレームの設計を行わなくてはなら
ず、既存のフレームを利用して既存の車椅子等走行体に
取付けることができない、という問題があった。
【0007】本発明は上記問題を解決すべく成されたも
のであり、狭い領域で比較的大きな緩衝ストロークを確
保し緩衝装置自体を小型化・軽量化することができ、ま
た、簡単な改良で既存の車椅子等走行体に容易に取付け
ることができ、更には、走行体の走行時に路面から伝わ
る衝撃・振動を和らげ、乗り心地の向上を図ることがで
きる緩衝装置、車椅子用緩衝装置及び車椅子の提供を目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、架台を車輪によって支持する走行体の走行中に路面
から伝わる衝撃を緩和するための緩衝装置であって、一
端部が前記架台の車輪を取付けるための位置に回転可能
に取付けられ、一端部と他端部との間に前記車輪が取付
けられるメインブラケットと、前記メインブラケット
他端部を、前記走行中の衝撃による回転方向とは反対方
向に付勢する緩衝部材と、を有することを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、メインブ
ラケットの一端部が架台の車輪を取付けるための位置に
回転可能に設けられ、前記緩衝部材の下端部が前記メイ
ンブラケットの他端部に設けられることから、狭い領域
で緩衝部材の緩衝ストロークを直線的なストロークに比
べて増加させることができ、緩衝装置自体を小型化・軽
量化することができる。また、メインブラケットを架台
への取付け位置に取付けられていた車輪に代えて取付け
ることにより既存のメインフレームに大きな設計変更を
加えることなく、本来車軸を取付けるための部位に容易
に本発明に係る緩衝装置を取付けることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、走行用の一対の
主車輪と、操舵用の一対の補助車輪と、少なくとも乗員
が着座する着座部及び介護者が把持するハンドル部を構
成するように組み付けられたメインフレームと、を備え
た車椅子に用いられ、前記車椅子の走行中に路面から伝
わる衝撃を緩和するための車椅子用緩衝装置であって、
一端部が前記メインフレームの前記主車輪を取付けるた
めの位置に回転可能に取付けられ、一端部と他端部との
間に前記主車輪の車軸が取付けられることによって、前
記衝撃に応じて前記一端部を中心に回転するメインブラ
ケットと、下端部が前記メインブラケットの他端部に取
付けられ、前記メインブラケットの他端部を、前記衝撃
による回転方向とは反対方向に付勢する緩衝部材と、か
ら構成される。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の車椅子用緩衝装置において、前記緩衝部材の上
端部が、前記メインフレームの前記メインブラケット取
付位置よりも上方に固定されることを特徴とする。さら
に、請求項4の発明は、請求項2に記載の緩衝装置にお
いて、前記緩衝部材の上端部が、一端がメインフレー
ムに取付けられるサブブラケットの他端部に固定される
ことを特徴とする。
【0012】更に、請求項5に記載の発明は、前記サブ
ブラケットには前記走行中の衝撃による回転を制限する
ストッパが設けられ、前記サブブラケットの前記一端部
が、前記メインブラケットのメインフレームへの取付け
位置と同一位置に回転可能に取付けられることを特徴と
する。加えて、請求項6に記載の発明は、車椅子が前記
請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の緩衝装置を備
えている。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、例えば、
メインブラケットの一端部をメインフレームに取付ける
場合、フレームの車軸が取付けられていた位置に車輪に
代えて取付けることにより簡単な改良で緩衝装置を取付
けることができる。また、車椅子等走行体が段差のある
路等凹凸のある走行路を走行した場合に、緩衝部材がメ
インブラケットの回転運動に応じて伸縮し、路面から伝
わる衝撃・振動を緩衝部材が吸収する。これにより、安
全な走行が可能となり、路面から伝わる衝撃・振動が走
行体の乗員等に直接伝わるのが防止され、乗員の疲労、
負担が軽減され、乗り心地の向上を図ることができる。
【0014】このとき、請求項3の発明によれば、前記
緩衝部材の上端部が、前記メインフレームの前記メイン
ブラケット取付位置よりも上方に固定されることで、メ
インブラケットが走行中の衝撃により上方に回転した場
合に、緩衝部材の下端部が伸縮し当該衝撃を吸収する。
また、請求項4の発明によれば、サブブラケットを設け
ることで、緩衝装置を単独で組み立てられることができ
る。
【0015】更に、請求項5に記載の発明によれば、上
記に加えて、サブブラケットをメインブラケットと同一
位置に取付けることにより車椅子等走行体への組み付け
が容易となると共に、ストッパにより前記走行中の衝撃
による回転を制限するので、当該衝撃を前記緩衝部材が
吸収することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0017】本実施の形態に係る緩衝装置10が取付け
られた、走行体の一種である車椅子について説明する。
【0018】図3には本実施の形態に係る車椅子30が
示されている。この車椅子30は骨組を構成し、路面に
対して上下方向に立設されたメインフレーム31を備え
ている。メインフレーム31の上端部は車椅子30の通
常進行方向に対して後方側に向かって屈曲されており、
介護者等が把持するハンドル部32となっている。この
ハンドル部32には把持しやすいように合成樹脂製のカ
バー32Aが取付けられている。また、メインフレーム
31の下端部には後述する車軸取付部34(図1参照)
が形成され、この車軸取付部34には軸孔35が穿設さ
れている。また、車軸取付部34には車椅子走行用の一
対の主車輪33を支持するための緩衝装置10が取付け
られている。即ち、主車輪33はメインフレーム31に
対して緩衝装置10を介して取付けられことになる。
【0019】メインフレーム31の中間部には、一対の
アームレストフレーム36の一端部が固定され、アーム
レストフレーム36は車椅子の通常進行方向に向かって
略水平に伸長されている。アームレストフレーム36の
水平部分上部にはアームレスト37が設けられている。
また、アームレストフレーム36の前方は下方(路面)
に向かって屈曲され、キャスタフレーム38となってお
り、キャスタフレーム38の先端開口部には車椅子操舵
用の一対の補助車輪39の支持軸が挿入され保持されて
いる。この補助車輪39は主車輪33に比して小さな径
を有しており、主に車椅子の操舵のみを行う役目を有し
ている。
【0020】メインフレーム31の前記アームレストフ
レーム36よりも下方(路面側)には、このアームレス
トフレーム36と平行に一対のサイドフレーム40がメ
インフレーム31に取付けられている。この一対のサイ
ドフレーム40間には着座部(図示せず)が掛け渡され
ている。サイドフレーム40の前方は下方(路面)に向
かって屈曲され、ステップフレーム41となっており、
ステップフレーム41先端にはステップ42が取付けら
れている。このステップ42には、車椅子の乗員が車椅
子利用時に足を載せることができる。
【0021】以下、図1、図2に従い、緩衝装置10に
ついて詳細に説明する。
【0022】緩衝装置10は、車椅子等走行体に取付け
られたときに上側となるサブブラケット11、下側とな
るメインブラケット12、及び一端がメインブラケット
12に固定され他端がサブブラケット11に固定される
緩衝部材としての圧縮コイルばね13とから構成され
る。
【0023】サブブラケット11は板材の幅方向両端部
を互いに平行になるように90°屈曲させ、断面が略コ
字状に形成されたアーム部11Aとこのアーム部11A
に連続され前記車軸取付部34に嵌り合う断面がコ字状
の取付部14と、で構成されている。このアーム部11
Aと取付部14とで、サブブラケット11は側面視で略
T字型となっている。取付部14は、アーム部11Aか
ら突出することで、サブブラケット11の走行中の衝撃
による回転(図中、反時計回り方向の回転)を制限する
ストッパとして機能する。
【0024】このサブブラケット11に対向するように
メインブラケット12が設けられており、メインブラケ
ット12には互いに平行な一対の脚板12Aガ形成され
ている。この脚板12A間にはサブブラケット11が収
容されている。メインブラケット12の一端側(メイン
フレーム31に近い側)には、取付孔21が穿設され、
取付部19となっている。従って、メインブラケット1
2に収容されたサブブラケット11における取付部14
の対応する部位には、取付孔21と同軸となる取付孔1
6が穿設されている。この取付孔16と、取付孔21と
にはボルト45が挿入されるようになっている。
【0025】これにより、メインブラケット12と、サ
ブブラケット11とはボルト45を中心に相対回転が可
能となっている。
【0026】ボルト45がサブブラケット11とメイン
ブラケット12とを軸支するときに、同時にメインフレ
ーム31の車軸取付部34に設けられた軸孔35にも挿
入される。これにより、軸孔35を中心にサブブラケッ
ト11とメインブラケット12との回転が可能となる。
ここで、サブブラケット11の取付部14の上部はメイ
ンフレーム31に嵌合されている。この結果、取付部1
4がサブブラケット11の反時計回り方向の回転を制限
し、実際には、メインブラケット12のみの回転運動と
なる。
【0027】メインブラケット12の下端部には図1、
図2に示すようにメインブラケット12の時計回り方向
の回転を制限するストッパ20が設けられている。これ
により、メインブラケット12は、メインブラケット1
2がサブブラケット11に当接する位置からストッパ2
0がメインフレーム31に当接するまでの範囲内で、回
転可能となる。
【0028】サブブラケット11には取付部14とは反
対側にばね取付部17が設けられ、メインブラケット1
2には、ばね取付部17に対向するようにばね取付部1
8が設けられている。そして、緩衝部材としての圧縮コ
イルばね13がばね取付部17と、ばね取付部18との
間に介在し、圧縮コイルばね13の両端はボルト25に
より保持されている。従って、この圧縮コイルばね13
は図1の時計回り方向の付勢力を有し、メインブラケッ
ト12を図1の時計回り方向に付勢するようになってい
る。即ち、圧縮コイルばね13はメインブラケット12
の回転方向とは反対方向にメインブラケット12を付勢
するようになっている。
【0029】以下に、本実施の形態の作用を説明する。
【0030】緩衝装置10は、サブブラケット11がメ
インブラケット12に収容され、サブブラケット11と
メインブラケット12との間に圧縮コイルばね13が設
けられる。そして、メインブラケット12の取付孔2
1、及びサブブラケット11の取付孔16とにボルト4
5を貫通させることにより組立てられる。従って、緩衝
装置10は、サブブラケット11の存在により緩衝装置
10単体として組立てが可能である。
【0031】この緩衝装置10は車椅子等走行体に取付
けることが可能であり、以下、この緩衝装置10を車椅
子30に組み付ける場合について説明する。
【0032】まず、車椅子30の車軸取付部34に取付
けられていた主車輪33の車軸を取り外し、車軸取付部
34の軸孔35とサブブラケット11の取付孔16及
び、メインブラケット12の取付孔21の位置を一致さ
せるようにしながら、サブブラケット11の取付部1
4、及びメインブラケット12の取付部19を車軸取付
部34に嵌める。次に、ボルト45を、取付孔21、取
付孔16、及び軸孔35に貫通させ、メインブラケット
12を車軸取付部34に対して回転可能に取付ける。更
に、メインブラケット12の車軸取付孔22に主車輪3
3の車軸を取付ける。
【0033】こうして、メインブラケット12が車椅子
30のメインフレーム31に回転可能に設けられること
から、直線的なストロークに比べ狭い領域で緩衝部材の
緩衝ストロークを増加させることができ、緩衝装置自体
を小型化・軽量化することができる。また、サブブラケ
ット11及びメインブラケット12には走行体のメイン
フレーム31の軸孔35と略同一径の取付孔16,21
が穿設されているため、既存のメインフレーム31に設
計変更を加えることなく、本来車軸を取付けるための車
軸取付部34に、容易に緩衝装置10を取付けることが
できる。
【0034】また、緩衝装置10が取付けられた車椅子
30が、例えば段差のある路面等凹凸のある走行路を走
行した場合であって、主車輪33へ路面に対して上方向
の力が作用する場合には、サブブラケット11の取付部
14がサブブラケット11の反時計回り方向の回転運動
を制限し、またメインブラケット12に反時計回り方向
の力が加わるが、圧縮コイルばね13はメインブラケッ
ト12の回転方向とは反対方向に付勢するように設けら
れていることから、この2つの相反する力により、走行
路の凹凸により路面から主車輪33に伝わる衝撃・振動
を圧縮コイルばね13が吸収することができる。この結
果、走行路の凹凸により路面から伝わる衝撃・振動が車
椅子30の乗員等に直接伝わるのが防止され、安全な走
行が確保され、乗員等の疲労、負担が軽減される。ま
た、車軸取付部34が立方体状、即ち非円形形状となっ
ていることから、サブブラケット11及びメインブラケ
ット12のメインフレーム31を中心とする水平方向の
回転運動が抑止され、従って、主車輪33の水平方向の
回転運動が抑止され、不要な回転運動により車椅子利用
者に不快感を与えることはない。
【0035】次に、図4に従い、本発明の他の実施の形
態について説明する。なお、この図4において、本実施
の形態と同様の構成のものには同一の符号を付し、その
構成の説明を省略する。
【0036】図4に示すように、本発明の他の実施の形
態に係る緩衝装置60は一対のサブブラケット51、メ
インブラケット52、ガススプリング59から構成され
ている。
【0037】サブブラケット51はメインフレーム31
に取付けた場合に、車軸取付部34よりも路面に対して
上方に位置している。サブブラケット51はメインフレ
ーム31を囲むように半円弧部が設けられ互いに嵌合す
る2つの部品からなり、この2つの部品を組み合わせる
ことにより、メインフレーム31に固定されるようにな
っている。サブブラケット51から半径方向に突出した
取付部54にはガススプリング59の一端が保持される
ようになっており、サブブラケット51の他端部はメイ
ンフレーム31に取付けられるための取付部53となっ
ている。
【0038】また、メインブラケット52の一端側は車
軸取付部34に嵌り合う取付部55となっており、メイ
ンブラケット52の他端側には取付部56が設けられ、
ガススプリング59の他端部が保持されるようになって
いる。また、取付部56近傍には車軸取付孔57が穿設
されている。
【0039】本実施の形態においては、上述した実施の
形態と異なり、サブブラケット51とメインブラケット
52とをメインフレームに別々に取付けることが可能で
ある。
【0040】上述の緩衝装置10,60では、緩衝部材
としてガススプリング59を用いたが、他の緩衝部材と
して上述の圧縮コイルばね13、ガススプリング59に
代えてオイルシリンダ、エアーシリンダ等流体による緩
衝部材、または、板ばね等ばね類、ゴム等弾性材による
緩衝部材を用いることもできる。
【0041】
【発明の効果】以上述べた如く本発明に依れば、本発明
に係る緩衝装置では、狭い領域で比較的大きな緩衝スト
ロークを確保し緩衝装置自体を小型化・軽量化すること
ができ、また、簡単な改良で既存の車椅子等走行体に容
易に取付けることができ、更には、走行体の走行時に路
面から伝わる衝撃・振動を和らげ、乗り心地の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す緩衝装置の分解斜
視図である。
【図2】 本発明の実施の形態を示す緩衝装置の側面図
である。
【図3】 図1の緩衝装置が取付けられた車椅子の側面
図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態を示す緩衝装置の側
面図である。
【符号の説明】
10 緩衝装置 11 サブブラケット 12 メインブラケット 30 車椅子 31 メインフレーム 33 主車輪 51 サブブラケット 52 メインブラケット 60 緩衝装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 1/00 - 5/14 B62B 5/00 B60B 3/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台を車輪によって支持する走行体の走
    行中に路面から伝わる衝撃を緩和するための緩衝装置で
    あって、 一端部が前記架台の車輪を取付けるための位置に回転可
    能に取付けられ、一端部と他端部との間に前記車輪が取
    付けられるメインブラケットと、 前記メインブラケットの他端部を、前記走行中の衝撃に
    よる回転方向とは反対方向に付勢する緩衝部材と、 を有することを特徴とする緩衝装置。
  2. 【請求項2】 走行用の一対の主車輪と、操舵用の一対
    の補助車輪と、少なくとも乗員が着座する着座部及び介
    護者が把持するハンドル部を構成するように組み付けら
    れたメインフレームと、を備えた車椅子に用いられ、前
    記車椅子の走行中に路面から伝わる衝撃を緩和するため
    の車椅子用緩衝装置であって、 一端部が前記メインフレームの前記主車輪を取付けるた
    めの位置に回転可能に取付けられ、一端部と他端部との
    間に前記主車輪の車軸が取付けられることによって、前
    記衝撃に応じて前記一端部を中心に回転するメインブラ
    ケットと、 下端部が前記メインブラケットの他端部に取付けられ、
    前記メインブラケットの他端部を、前記衝撃による回転
    方向とは反対方向に付勢する緩衝部材と、 を有する車椅子用緩衝装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝部材の上端部が、前記メインフ
    レームの前記メインブラケット取付位置よりも上方に固
    定されることを特徴とする請求項2記載の車椅子用緩衝
    装置。
  4. 【請求項4】 前記緩衝部材の上端部が、一端がメイ
    ンフレームに取付けられるサブブラケットの他端部に
    定されることを特徴とする請求項2記載の車椅子用緩衝
    装置。
  5. 【請求項5】 前記サブブラケットには前記走行中の衝
    撃による回転を制限するストッパが設けられ、前記サブ
    ブラケットの前記一端部が、前記メインブラケットのメ
    インフレームへの取付け位置と同一位置に回転可能に取
    付けられることを特徴とする請求項3記載の車椅子用緩
    衝装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至請求項5の何れか1項
    記載の緩衝装置を備 えた車椅子。
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