JP3235283B2 - 球状キトサン微粒子の製造方法 - Google Patents

球状キトサン微粒子の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、球状キトサン微粒子お
よびその製造方法に関するものである。さらに詳しく
は、本発明はクロマトグラフィー用吸着剤、生理活性物
質の固定化担体、医薬品担体、化粧品素材、顔料等に有
用な従来にない微小な球状キトサン微粒子およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バイオマスの資源化および資源循環に関
心が集中する中で、未利用天然資源であるキチン・キト
サンの有効利用の研究が盛んに行われいる。現在キトサ
ンは、主にカニ甲皮から脱炭酸カルシウム、除タンパク
質、さらにN−脱アセチル化反応により製造されてお
り、凝集剤、酵素固定化担体、殺菌剤、染料、化粧品、
クロマトグラフィー媒体、食品、医薬品等の広い分野に
利用されつつある。
【0003】従来、キトサン微粒子の製造方法として、
特公昭59−30722号公報には、キトサンの酸性水
溶液に乳化剤を含む疎水性溶剤を入れ、撹拌してエマル
ション化し、このものをアルカリ水溶液中で撹拌しなが
ら注入し凝固析出する方法が開示されている。しかし、
この方法ではエマルジョンの大きさ、安定性の制御が困
難であるため、得られるキトサン粒子は粒径が2μm〜
300μmと、極めて広い範囲のものしか得られないと
いう欠点がある。
【0004】更に、特開昭63−20301号公報に
は、酢酸に溶解したキトサン溶液を130℃で1kg/
cm2 の圧力で、スプレードライ法により平均粒径が2
μmのキトサン微粒子を製造する方法が開示されてい
る。また同様に特開昭63−17902号公報には、キ
トサンの酸水溶液をアンモニア雰囲気中で噴霧乾燥する
ことによりキトサン粒体をの製造する方法が開示されて
いる。この方法ではキトサン濃度、噴霧乾燥条件を変え
ることにより平均粒径が2〜100μmのキトサン粒体
を得ている。これら噴霧法によっても得られるキトサン
粒体の大きさは平均粒径2μmが限界であり、これ以下
の平均粒径を持つ球状キトサン微粒子およびこれを安定
して製造する方法は知られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の従来
のキトサン微粒子の製造方法の有する問題点を解消し、
0.07〜2μmの平均粒径を有し、しかも粒径分布の
小さな球状キトサン微粒子およびその安定な製造方法を
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成すべく鋭意研究した結果、希酸に溶解させたキト
サン溶液のエマルション化、特に水/油型(W/O型)
のエマルションを利用するキトサン溶液の微小化効果に
着目し、従来方法では達成できなかった程度に微小な球
状キトサン微粒子の製造に成功し、本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明の球状キトサン微粒子は、
実質的にキトサン微粒子からなり、形状が球状をなし、
平均粒径が0.07〜2μmであることを特徴とするも
のである。
【0008】さらに本発明の球状キトサン微粒子の製造
方法は、水不混和性液体からなる分散媒中に、希酸に溶
解したキトサン溶液と界面活性剤を添加して水/油型の
エマルションを調製し、これとは別に、水不混和性液体
からなる分散媒中に、前記希酸を中和するのに十分な量
の希アルカリ溶液と界面活性剤を添加して水/油型のエ
マルションを調製し、次いで前記2種類のエマルション
液を混合、撹拌し、前記希酸を中和してキトサン微粒子
を析出させることを特徴とするものである。
【0009】本発明において、キトサンを溶解するため
に使用される希酸としては、pHが6.2以下の弱酸性
の酸であればよく、通常、希塩酸、酢酸、乳酸、アクリ
ル酸、グルタミン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン
酸、クエン酸、トルエンスルホン酸、アスコルビン酸等
が挙げられるが、キトサンを溶解し得る希酸であれば、
上記以外のものでも使用することができる。
【0010】本発明において使用するキトサンは、市販
のものを使用してもよく、またキチンを脱アセチル化し
たものを使用してもよく、さらに、分子量も特に限定さ
れるものではない。ただし、供試するキトサン溶液の粘
度が、キトサン溶液のエマルション化に影響を与えるた
め、B型粘度計により20℃の液温で測定した粘度が4
00mPa・s以下であることが必要である。粘度が4
00mPa・sを越えて高くなると、キトサン微粒子の
粒径が大きくなり、微粒子のキトサンが得られなくな
る。
【0011】本発明方法において使用される希アルカリ
溶液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ア
ンモニア水等の溶液が挙げられるが、キトサンの溶解に
使用される希酸と中和反応して水に難溶性の塩を生成し
ないものであれば、上記以外のものでも使用できる。
【0012】本発明方法において使用される分散媒とし
ては、水に不混和性の有機系溶媒が使用される。引火
性、沸点および融点等を考慮して、取扱い易い分散媒と
しては、シクロヘキサン、n−ヘキサン、ベンゼン、ヘ
プタン、オクタン、イソオクタン、トルエン、テトラデ
カン等が挙げられるが、キトサン溶液および希アルカリ
溶液と反応しない溶媒であれば上記以外のものでも使用
することができる。これらの有機溶媒は単独で使用して
もよく、あるいは2種類以上のものを併用してもよい。
【0013】本発明方法において、W/O型エマルショ
ン生成に用いられる界面活性剤は、キトサン溶液および
希アルカリ溶液をエマルション化するためには重要な成
分である。本発明に使用できる界面活性剤は、非イオン
性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面
活性剤および両性界面活性剤から適宜選択される。界面
活性剤は、単独で使用してもよく、2種類以上のものを
併用してもよい。また、界面活性剤に界面活性助剤とな
るものを加えてもよい。
【0014】本発明方法において使用される分散媒、キ
トサン溶液、希アルカリ溶液および界面活性剤との組み
合わせの適合性については、表面張力計(協和界面科学
製、FACE CBVP−A3型)により測定した、分
散媒と界面活性剤との混合液と、キトサン溶液あるいは
希アルカリ溶液との間の界面張力が、5dyne/cm
以下になるような組み合わせにすることが好ましい。
【0015】W/O型エマルションの界面張力の影響
は、界面張力が小さい方が、生成するキトサン微粒子の
平均粒径は小さくなる傾向にあり、この界面張力は、界
面活性剤の種類、添加量、および温度等により変化する
ことから、これらの条件をコントロールすることにより
得られるキトサン微粒子の粒径を適宜調整することがで
きる。一方、W/O型エマルションは、その界面張力が
大きい場合、エマルション中の微小液滴の安定性が低下
し、条件によっては短時間内に微小液滴の合一が発生す
る場合がある。このため、エマルションは十分に撹拌す
ること、およびその生成後、速やかに反応させることが
好ましい。従って、エマルションの取扱いにはその安定
性に注意しておこなう必要がある。
【0016】本発明方法において、キトサン溶液および
希アルカリ溶液をエマルション化する際の分散媒とキト
サン溶液、および分散媒と希アルカリ溶液との配合割合
は、分散媒重量に対するキトサン溶液、および分散媒重
量に対する希アルカリ溶液の添加量が35重量%以下に
なるようにすることが好ましい。キトサン溶液、および
アルカリ溶液の量が35重量%を越えて多くなると、エ
マルションの生成が困難になる。
【0017】本発明方法において、得られるキトサン微
粒子の粒径は、供試キトサン溶液の粘度、エマルション
生成時の界面張力、分散媒重量に対するキトサン溶液お
よび希アルカリ溶液の配合比だけでなく、キトサンエマ
ルションおよび希アルカリ溶液エマルション生成時の撹
拌条件、それぞれのエマルション液の混合・反応時の撹
拌条件などのより影響される。撹拌条件以外が同じ条件
であれば、撹拌の強い条件の方が、得られるキトサン微
粒子の粒径は小さくなる傾向にある。またそれぞれのエ
マルション生成条件によっては、ゆるい撹拌でも粒径の
小さいキトサン微粒子が得られる。
【0018】キトサン微粒子の形状については、キトサ
ン微粒子の製造条件を適宜コントロールすることによ
り、真球状、表面に凹凸のある球状、または楕円球状の
ものを製造することができる。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。なお、実施例中のキトサン粒子の平均粒径およ
び粒径範囲、キトサン溶液の粘度、界面張力の測定は、
下記の方法により行った。
【0020】(1)平均粒径および粒径範囲 生成したキトサン微粒子をエタノール中に分散し、この
分散液を数滴、透過型電子顕微鏡観察用フォルムバール
膜シートメッシュ上に滴下し、これを風乾した後、透過
型電子顕微鏡(日立製作所製、H−300型)を用いて
写真撮影し、写真上の粒子を計測することにより粒径平
均および粒径範囲を算出した。 (2)キトサン溶液の粘度 BL型粘度計(東京計器製)を用いて、希酸に溶解させ
たキトサン溶液をそのままの濃度で、液温20℃におけ
る粘度を測定した。 (3)界面張力 表面張力計(協和界面科学製、CBVP−A3型)を用
いて、液温10℃における、界面活性剤と溶媒との混合
液と、キトサン溶液またはアルカリ溶液との間の界面張
力を測定した。
【0021】実施例1 キトサン粉末(和光純薬工業製)1.5gを0.15モ
ル/Lの酢酸水溶液298.5gに溶解し、0.5重量
%濃度のキトサンを含む酢酸溶液を作製した。この溶液
の粘度は388mPa・sであった。この溶液300g
と、界面活性剤(花王製、エマルゲン906)0.2モ
ルとを、シクロヘキサン1kgに添加し、温度10℃に
て、撹拌機(特殊機化工業製、T.K.ホモミキサーMA
RKII型)により8000rpmの撹拌を60分間施し、
キトサン溶液のW/O型エマルションを調製した。この
エマルションの界面活性剤とシクロヘキサンの混合液
と、キトサン溶液との間の界面張力は0.1dyne/
cmであった。これとは別に、1.0重量%濃度の水酸
化ナトリウム溶液200gと界面活性剤(花王製、エマ
ルゲン906)0.2モルとを、シクロヘキサン1kg
に添加し、温度10℃にて、撹拌機(特殊機化工業製、
T.K.ホモミキサーMARKII型)により8000rpm
の撹拌を60分間施し、希アルカリ溶液のW/O型エマ
ルションを調製した。このエマルションの界面活性剤と
シクロヘキサンの混合液と、水酸化ナトリウム溶液との
間の界面張力は0.1dyne/cm以下であった。次
いでこのアルカリ溶液エマルションに、前記キトサン溶
液エマルションを加え、この混合液を500rpmで2
時間撹拌して両者を反応させ、キトサンを溶解した酢酸
を中和した後、反応液をエバポレーターに入れ、シクロ
ヘキサンを蒸発させた。さらに、残留物にエタノール3
00mlを加えて分散させ、キトサン微粒子から界面活
性剤を溶解除去した。得られたキトサン微粒子は、ほぼ
球状で、平均粒径1.6μmであり、粒径範囲は0.0
9〜2.5μmであった。
【0022】実施例2 キトサン粉末(和光純薬工業製)0.15gを0.15
モル/Lの酢酸水溶液299.7gに溶解し、0.05
重量%濃度のキトサンを含む酢酸溶液を作製した。この
溶液の粘度は42mPa・sであった。この溶液100
gを用いて実施例1と同様の処理を施して、W/O型エ
マルションを調製した。調製に用いた界面活性剤とシク
ロヘキサンの混合液と、キトサン溶液との間の界面張力
は0.1dyne/cm以下であった。このキトサン溶
液エマルションに、実施例1と同様にして調製したアル
カリ溶液エマルションを加え、この混合液を500rp
mで2時間撹拌して両者を反応させ、酢酸を中和した
後、得られた反応生成物を、実施例1と同様の方法で処
理し、キトサン微粒子を得た。得られたキトサン微粒子
は、ほぼ球状で、平均粒径0.07μmであり粒径範囲
は0.03〜0.12μmであった。
【0023】実施例3 キトサン粉末(和光純薬工業製)1.5gを0.1モル
/Lのクエン酸水溶液298.5gに溶解し、0.5重
量%濃度のキトサンを含むクエン酸溶液を作製した。こ
の溶液の粘度は125mPa・sであった。この溶液3
00gに、実施例1と同様の処理を施してW/O型エマ
ルションを調製した。調製に用いた界面活性剤とシクロ
ヘキサンの混合液と、キトサン溶液との間の界面張力は
0.4dyne/cmであった。このキトサン溶液エマ
ルションに、実施例1と同様にして調整したアルカリ溶
液エマルションを加え、この混合液を500rpmで2
時間撹拌して両者を反応させ、クエン酸を中和した後、
得られた反応生成物を、実施例1と同様の方法で処理
し、キトサン微粒子を得た。得られたキトサン微粒子
は、ほぼ球状で、平均粒径0.87μmであり粒径範囲
は0.05〜1.6μmであった。
【0024】実施例4 キトサン粉末(和光純薬工業製)1.5gを0.1モル
/Lのアスコルビン酸水溶液298.5gに溶解し、
0.5重量%濃度のキトサンを含むアスコルビン酸溶液
を作製した。この溶液の粘度は151mPa・sであっ
た。この溶液300gと、界面活性剤(花王製、エマル
ゲン705)0.2モルとを、n−ヘキサン1kgに添
加し、温度10℃にて、撹拌機(特殊機化工業製、T.
K.ホモミキサーMARKII型)により8000rpmの撹
拌を60分間施し、W/O型エマルションを調製した。
このエマルションの界面活性剤とn−ヘキサンの混合液
と、キトサン溶液との間の界面張力は0.4dyne/
cmであった。このキトサン溶液エマルションに、実施
例1と同様にして調製したアルカリ溶液エマルションを
加え、この混合液を500rpmで2時間撹拌して両者
を反応させ、アスコルビン酸を中和した後、得られた反
応生成物を、実施例1と同様の方法で処理し、キトサン
微粒子を得た。得られたキトサン微粒子は、ほぼ球状
で、平均粒径0.62μmであり粒径範囲は0.03〜
1.6μmであった。
【0025】比較例1 キトサン粉末(和光純薬工業製)4.5gを0.15モ
ル/Lの酢酸水溶液300gに溶解し、1.5重量%濃
度のキトサンを含む酢酸溶液を作製した。この溶液の粘
度は4876mPa・sであった。この溶液300g
と、界面活性剤(花王製、エマルゲン906)0.03
モルとを、シクロヘキサン1kgに添加し、温度10℃
にて、撹拌機(特殊機化工業製、T.K.ホモミキサー
MARKII型)により8000rpmの撹拌を60分間施
し、キトサン溶液のW/O型エマルションを調製した。
このエマルションの界面活性剤とシクロヘキサンの混合
液と、キトサン溶液との間の界面張力は6.2dyne
/cmであった。
【0026】これとは別に、1.0重量%濃度の水酸化
ナトリウム溶液200gと界面活性剤(花王製、エマル
ゲン906)0.03モルとを、シクロヘキサン1kg
に添加し、温度10℃にて、撹拌機(特殊機化工業製、
T.K.ホモミキサーMARKII型)により8000rpm
の撹拌を60分間施し、希アルカリ溶液のW/O型エマ
ルションを調製した。次いでこのアルカリ溶液エマルシ
ョンに、前記キトサン溶液エマルションを加え、この混
合液を500rpmで2時間撹拌して両者を反応させ
た。以上の条件で反応を行ったところ、海綿状のキトサ
ンゲルが多数生成し、キトサン微粒子が生成するには至
らなかった。
【0027】
【発明の効果】本発明のキトサン微粒子は、従来のもの
に比較して平均粒径が小さく、かつ粒径範囲も狭いもの
である。また、本発明方法によれば、上記キトサン微粒
子を安定的に製造することができ、凝集剤、酵素固定化
担体、殺菌剤、染料、化粧品、クロマトグラフィー媒
体、食品、医薬品等の幅広い分野に使用することができ
るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08B 37/08 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水不混和性液体からなる分散媒中に、希
    酸に溶解したキトサン溶液と界面活性剤を添加して水/
    油型のエマルションを調製し、これとは別に、水不混和
    性液体からなる分散媒中に、前記希酸を中和するのに十
    分な量の希アルカリ溶液と界面活性剤を添加して水/油
    型のエマルションを調製し、次いで前記2種類のエマル
    ション液を混合、撹拌し、前記希酸を中和してキトサン
    微粒子を析出させることを特徴とする球状キトサン微粒
    子の製造方法。
  2. 【請求項2】製造される球状キトサン微粒子が、実質的
    にキトサン微粒子からなり、形状が球状をなし、平均粒
    径が0.07〜2μmであるものであることを特徴とす
    る、請求項1記載の球状キトサン微粒子の製造方法。
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