JP2000502116A - 液体形態の活性成分を含む水再分散性顆粒体 - Google Patents

液体形態の活性成分を含む水再分散性顆粒体

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Abstract

(57)【要約】 疎水性液体の形態にある少なくとも1種の活性物質、乾燥処理間に疎水性活性物質の液滴が捕捉されるところの固体連続フィルムを形成することができる少なくとも1種の水溶性化合物、水、及び二成分系水−表面活性剤状態図が25℃において少なくとも50重量%の表面活性剤濃度まで流体である等方性相と、それに続くより高い濃度において65℃まで安定である六方晶、立方晶又は板晶型液晶相とからなるところの少なくとも1種の主的表面活性剤を含む油中水型エマルジョンを乾燥させることによって調製される水再分散性顆粒体。

Description

【発明の詳細な説明】 液体形態の活性成分を含む水再分散性顆粒体 本発明は、液体形態の活性成分を含む水再分散性顆粒体に関する。 食品、化粧料又は塗料工業のようないくつかの工業では、処方物は、疎水性液 体の形態にある活性成分から調製される。1つの処方の可能性は、かかる成分の 水中油型エマルジョンを調製することである。 しかしながら、かかるエマルジョンは、貯蔵時に安定性の問題を引き起こす。 エマルジョン成分の各相は多かれ少なかれ分離することが認められる。更に、活 性成分が争って失活したり、場合によっては活性成分が貯蔵間に加水分解によっ て劣化する問題が起こり得る。 最後に、易操作性で且つポンプ輸送性にするためにはかかる処方物が比較的少 量の活性成分及び多量の水を含有しなければならないという事実を無視すること ができない。 本発明は、提案する処方物が高濃度の活性成分を初期において疎水性液体の形 態で含有する粉末であるという点で上記の問題に対する独創的な解決策を提供す ることを目的とする。 かくして、本発明は、少なくとも1種の活性成分、少なくとも1種の主的表面 活性剤及び少なくとも1種の水溶性化合物を混合し次いで乾燥することによって 得られ、そして ・疎水性液体の形態にある少なくとも1種の活性成分、 ・少なくとも1種の主的表面活性剤であって、その二成分系水−表面活性剤状態 図が25℃において少なくとも50重量%の表面活性剤濃度まで流体である等方 性相と、より高い濃度において65℃まで安定である六方晶、立方晶又は板晶型 液晶相とからなるような少なくとも1種の主的表面活性剤、 ・少なくとも1種の水溶性化合物、 を含む水再分散性顆粒体を提供するものである。 また、本発明は、次の工程、 ・少なくとも1種の活性成分と、少なくとも1種の主的表面活性剤と、少なくと も1種の水溶性化合物とのエマルジョンを調製し、 ・得られたエマルジョンを乾燥させる、 各工程を実施することよりなるかかる顆粒体の製造法を提供するものである。 より具体的に言えば、本発明は、 ・疎水性液体の形態にある少なくとも1種の活性成分、 ・乾燥間に連続固体フィルム(これは、疎水性活性成分の液滴を捕捉する)を形 成することができる少なくとも1種の水溶性化合物、 ・水、及び ・少なくとも1種の主的表面活性剤であって、その二成分系水−表面活性剤状態 図が25℃において少なくとも50重量%表面活性剤濃度まで流体である等方性 相と、より高い濃度において65℃まで安定である六方晶、立方晶又は板晶型液 晶相とからなるような少なくとも1種の主的表面活性剤、 を含む水中油型エマルジョンを乾燥させることによって得られる水再分散性顆粒 体を提供するものである。 本発明の顆粒体は多くの利益を有する。 先ず、それらの構造形態は、エマルジョンを使用する問題のすべてを回避する ことができる。かくして、クリーミング、凝集、老化及び合体のような貯蔵時の 不安定性の問題が回避される。これらの種々の現象については、MARCEL DEKKERI NC.が1983年に発行したPaul BECHER 著の“ENCYCL0PEDIA 0F EMULSI0NS TEC HN0L0GY”の第一巻に記載されている。 本発明の更なる利益は、活性成分の濃度がエマルジョンと比較して極めて高く てもよいことである。その結果、これらの顆粒体の使用間には少量の顆粒体で十 分である。 更に、本発明の構造形態は、活性成分が加水分解に対して敏感であるときにそ の失活問題を打破することができる。 また、本発明は顆粒体の形態で予備処方物を提供することができ、かくしてそ れらの顆粒体は、例えばその予備処方物を粉末処方物に添加するような場合にエ マルジョンよりも使用するのが容易である。 更に、エマルジョンから調製された本発明の顆粒体は、水中に自発的に再分散 して初期のエマルジョンの粒度に近い粒度を有するエマルジョンを再び生成する という利点を有する。 最後に、本発明は、担体への吸収によって通常処方される液体生成物の構造形 態上の問題に対する解決策を提供するものである。かかる処方物中の活性成分の 濃度は低い場合が多く、そして貯蔵間における活性成分の移行によって担体と活 性成分との間で相分離が起こり得る。 更なる利益及び特徴は、以下の説明及び実施例からより明らかになるであろう 。 先に記載したように、本発明の顆粒体は、疎水性液体の形態にある少なくとも 1種の活性成分を含む。 すべての活性成分は、周囲温度においてそれらが水中で非混和性若しくは水と ごく僅かに混和性の液体の形態にあるか、又は有機溶剤中に溶解されれば、好適 なものである。 用語「僅かに混和性」は、10重量%を越えない水溶解度を有する活性成分又 は溶剤を意味する。 用語「活性成分」は、純活性成分、溶剤中に溶解された活性成分又は溶剤のい ずれかを意味する。 食品産業における活性成分の例は、モノ−、ジ−及びトリグリセリド、精油、 風味料及び着色剤である。 化粧料産業における活性成分の例は、例えばジメチコン族からのシリコーン油 である。 塗料工業において本発明を具体化するのに好適な活性成分の例は、アルキッド 樹脂、エポキシ樹脂、及びブロック又は非ブロックイソシアネートである。 製紙工業では、その例は、サイジング樹脂及び撥水性樹脂、例えばアルキルケ テンダイマー(AKD)又はアルケニルコハク酸無水物(ASA)である。 洗剤工業では、活性成分として、 ・飽和又は不飽和脂肪族、脂環族、芳香族又は複素環族炭化水素、例えばパラフ ィン又はワックス、 ・モノステアリルホスフェート、モノステアリルアルコールホスフェート、 ・シリカ粒子と組み合せることができるポリオルガノシロキサン油又は樹脂、 のような消泡剤を挙げることができる。 また、材料を加工又は変形させるための潤滑剤のような活性成分を使用するこ とも可能である。 活性成分が溶剤又は溶剤の混合物であるときには、先に記載したように水中に 非混和性であるか又は水と僅かに混和性の溶剤が使用される。使用することがで きる溶剤は、芳香族石油留分のような洗浄又は剥離に使用されるもの、D−リモ ネン若しくはL−リモネンのようなテルペン化合物、そしてソルベッソ(Solves sso)のような溶剤である。酢酸、コハク酸及びグルタル酸の混合物(この酸混 合物はナイロン合成の副産物である)のメチルエステルのような脂肪族エステル 、ワセリン油のような油、及び塩素化溶剤も溶剤として好適である。 もちろん、これらの例は単に一例を示したに過ぎず、限定的なものではない。 先に記載したように、活性成分は、そのままで又は有機溶剤の存在下に使用さ れることができる。特に、この溶剤は、水中に不溶性か又は水と僅かに混和性の 化合物から選択される。 これらの例は、鉱油、又は飽和若しくは不飽和脂肪酸のモノ−、ジ−及びトリ グルセリドである。それらは、天然若しくは合成トリグリセリド、芳香族石油留 分、テルペン化合物(D−リモネン、L−リモネン)、脂肪族エステル又は塩素 化溶剤であってよい。 また、本発明の再分散性顆粒体は、少なくとも1種の主的表面活性剤であって 、その二成分系水−表面活性剤状態図が25℃において少なくとも50重量%の 表面活性剤濃度まで流体である等方性相と、より高い濃度において65℃まで安 定である六方晶、立方晶又は板晶型液晶相とからなるような少なくとも1種の主 的表面活性剤を含む。 これらの相についての説明は、“THE AQUE0US BEHAVI0UR 0F SURFACTANTS”と 題するR.G.LAUGHLIN著の出版物(ACADEMIC PRESS-1994)に記載されている。( X及び中性子)線拡散によるそれらの同定については、“BIOLOGICAL MEMBRANES ,PHYSICAL FACT AND FUNCTION”と題するV.LUZZATI 著の出版物(ACADEMIC PRE SS-1968 )に記載されている。 より具体的に言えば、主的表面活性剤の液晶相は、少なくとも60℃の温度ま で安定である。本発明の好ましい実施形態では、液晶相は、少なくとも55℃の 温度まで安定である。 等方性流体相は流延させることができるが、これに対して液晶相は流延させる ことができないことに留意するべきである。 主的表面活性剤は非イオン型又はイオン型であってよい。 本発明の第一の実施形態では、先に記載したような二成分系状態図を有し、そ してイオン性グリコリピド表面活性剤から選択される主的表面活性剤が使用され る。 イオン性グリコリピド表面活性剤のなかでは、ウロン酸誘導体が特に使用され る。 次の一般式に相当するウロン酸は、本発明の特に有益な実施形態を表す。 ここで、nは1〜4の整数である。 この種の化合物の具体的な例は、ガラクツロン酸、グルクロン酸、D−マンヌ ロン酸、L−イズロン酸及びL−グルロン酸であるが、いかなる点においてもこ れらの酸に限定されるものではない。 表面活性剤の炭化水素鎖は置換されても又はされなくてもよく、そして6〜2 4個の炭素原子好ましくは8〜16個の炭素原子を有する飽和又は不飽和鎖であ る。 より具体的に言えば、ガラクツロン酸及びグルクロン酸から誘導される化合物 を使用することができる。これらの化合物及びそれらの製造法については、ヨー ロッパ特許出願EP−A−0532370に記載されている。 本発明の好ましい具体例では、主的表面活性剤は、塩形態にあるガラクツロン 酸の誘導体である。 より具体的に言えば、環内酸素に結合した炭素によって担持されるヒドロキシ ル基はOR基(ここで、Rは9〜22個の炭素原子を含有する線状又は分岐状ア ルキル基を表わす)によって置き換えられる。 更に、表面活性剤の塩の対イオンは、アルカリ金属、アルカリ土類金属又は四 級アンモニウム基(ここで、窒素原子に結合した基は同種又は異種であってよく 、そして水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル若しくはヒドロキシア ルキルから選択される)である。 本発明の第二の好ましい実施態様では、両性型主的表面活性剤が使用される。 より具体的に言えば、本発明の実施に好適な両性表面活性剤は、次の一般式 [ここで、Rは7〜22個の炭素原子を含有するアルキル又はアルケニル基を表 わし、R1は水素原子又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキルを表わし、A は(CO)又は(OCH2CH2)基を表わし、nは0又は1であり、xは2又は 3であり、yは0〜4であり、QはR2−COOM基(ここで、R2は1〜6個の 炭素原子を含有するアルキルを表わす)を表わし、Mは水素原子、アルカリ金属 、アルカリ土類金属又は四級アンモニウム基(ここで、窒素原子に結合した基は 同種又は異種であってよく、そして水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアル キル若しくはヒドロキシアルキルから選択される)を表わし、そしてBはH又は Qを表わす]を有する。 好ましくは、Mは、水素、ナトリウム若しくはカリウム原子又はNH4基を表 わす。 特定の具体例では、少なくとも2個のカルボキシル基を含むこの種の表面活性 剤が使用される。かくして、より具体的に言えば、BはQ基を表わす。 これらの化合物の酸機能はその酸形態にあってよく、又は部分的に若しくは全 体的にその塩形態にあってもよい。 上記の式に相当する表面活性剤のうちで、ローヌ・プーラン社によって製造 販売される商品名「Amphionic XL」、「Mirataine H2C-HA」、並びにベロル・ノ ーベル社によって製造販売される商品名「Ampholac 7T/X 」及び「Ampholac 7C/ X」のようなアルキルポリアミンの両性誘導体が特に使用される。 第三の実施形態では、親水性部分が1個以上のサッカライド単位を含有するよ うな非イオン性主的表面活性剤が使用される。 サッカライド単位は、一般には、5又は6個の炭素原子を含有する。それらは 、フラクトース、グルコース、マンノース、ガラクトース、タロース、グロース 、アロース、アルトース、イドース、アラビノース、キシロース、リキソース及 び/又はリボースのような糖類から誘導されることができる。 サッカライド構造を有するこれらの表面活性剤としては、アルキルポリグリコ シドを挙げることができる。これらは、グルコースと第一脂肪アルコールとの縮 合(例えば、酸触媒作用による)によって得ることができ(米国特許US−A− 3598865、US−A−4565647、ヨーロッパ特許EP−A−013 2043、EP−A−0132046、Tenside Surf.Det.28,419,1991,3、La ngmuir 1993,9,3375-3384...)、しかしてC4〜C20好ましくはC8〜C18のアル キル基、及びアルキルポリグリコシド(AOG)1モル当たり0.5〜3程度好 ましくは1.1〜1.8程度の平均グルコース単位数を有するもの、特には、ヘ ンケル社によって商品名「GLUC0P0N 600 EC 」、「GLUC0P0N 600 CSUP)「GLUC0P 0N 650 EC 」及び「GLUC0P0N 225 CSUP 」によってそれぞれ製造販売される、 ・C8〜C14アルキル基及び1モル当たり1.4の平均グルコース単位数、 ・C12〜C14アルキル基及び1モル当たり1.4の平均グルコース単位数、 ・C8〜C14アルキル基及び1モル当たり1.5の平均グルコース単位数、 ・C8〜C10アルキル基及び1モル当たり1.6の平均グルコース単位数、 を有するものである。 先に記載した主的表面活性剤は単独で使用されることができる。しかしながら 、本発明は、複数の表面活性剤(これらは同じカテゴリーにあっても又はなくて もよい)の使用も包含する。 また、本発明の再分散性顆粒体は、少なくとも1種の水溶性化合物を含む。 より具体的に言えば、この水溶性化合物は、アルカリ金属珪酸塩及びアルカリ 金属ポリメタ燐酸塩のような鉱物性種から選択される。 この種の用途に対して最も有益な珪酸塩は、1.6〜3.5の範囲にあるSi O2/M2Oモル比(ここで、Mはナトリウム又はカリウム原子を表わす)を有す るものである。 ポリメタ燐酸塩の具体的な例はヘキサメタ燐酸ナトリウムである。 また、水溶性化合物は、尿素、糖類及びそれらの誘導体のような有機種から選 択することができる。 糖類及びそれらの誘導体としては、オース(又はモノサッカライド)、オシド 及び高解重合ポリホロシドを挙げることができる。これらは、特に20000g /モルよりも小さい質量平均分子量を有する化合物である。 本発明において使用するのに好適なオース( ose)の例は、グルコース、マン ノース及びガラクトースのようなアルドース、並びにフラクトースのようなケト ースである。 オシド( oside)は、水の除去を伴った自己縮合、オース分子の縮合又はオー ス分子と非グルシド分子との縮合から生じる化合物である。オシドのなかでは、 一連の排他的にグルシドの単位によって形成されるホロシド、特に、これらの単 位をごく小数で即ち一般には10又はそれ以下の数で含有するオリゴホロシド( 又はオリゴサッカライド)が好ましい。オリゴホロシドの例は、サッカロース、 ラクトース、セロビオース及びマルトースである。 好適な高解重合ポリホロシド(又はポリサッカライド)は、例えば、“Coursd e Chimie 0rganique”[“A Course of 0rganic Chemistry”]と題するP.ARNAU D著の出版物(1987年、編集者GAUTHIER-VILLARS)に記載されている。より具体 的に言えば、特に20000g/モルよりも小さい質量分子量を有するポリホロ ライドが使用される。 高解重合ポリホロシド(holoside)の例は、限定するものではないが、デキス トラン、でんぷん、キサンタンゴム及びガラクトマンナン例えばグアル(guar) 又はカロウバ(carouba)である。これらのポリサッカライドは、好ましくは、 100℃を越えた融点及び50〜500g/リットルの範囲にある水溶解度を有 する。 また、次の一般式 [式中、R1は同種又は異種であってよく、そしてH、CH3、CO2H、(CH2 nCO2H(ここで、n=0〜4)を表わす]を有する単量体の重合からの有機 ポリ電解質も好適なものである。 非限定的な例は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコ ン酸及びクロトン酸である。 上記一般式を有する単量体から得られた共重合体、及びこれらの単量体及び他 の単量体特にビニルアルコールのようなビニル誘導体及びビニルピロリドンのよ うなビニルアミドを使用して得られるものも好適である。また、“ENCYCLOPEDIA OF CHEMICAL TECHNOLOGY”と題するKIRK-OTHMERV著の辞典(Vo1ume 18、第三版 、Wiley Interscience publication、1982)に記載されるようにアルキルビニル エーテル及びマレイン酸から得られる共重合体、並びにビニルスチレン及びマレ イン酸から得られるものを挙げることもできる。 また、アミノ酸、特にアスパラギン酸及びグルタミン酸又はジアミノ酸の前駆 物質の重縮台から誘導されたペプチド重合体も好適である。これらの重合体は、 アスパラギン酸若しくはグルタミン酸から誘導されるホモ重合体加水分解生成物 、並びに任意割合のアスパラギン酸及びグルタミン酸から誘導される共重合体、 又はアスパラギン酸及び/又はグルタミン酸及び他のアミノ酸から誘導される共 重合体であってもよい。共重合性アミノ酸の例は、グリシン、アラニン、ロイシ ン、イソロイシン、フェニルアラニン、メチオニン、ヒスチジン、プロリン、リ シン、セリン、スレオニン、システイン等である。 好ましいポリ電解質は低い重合度を有する。より特定的に言えば、ポリ電解質 の質量分子量は20000g/モルよりも小さい。それは好ましくは1000〜 5000g/モルの範囲にある。 もちろん、異なる種類の水溶性化合物を組み合わせて使用することもできる。 本発明の第二の変形例では、水溶性化合物は主的表面活性剤から選択される。 この点に関する説明はここでは反復しないことにする。 また、本発明の再分散性顆粒体は補充的イオン性表面活性剤を含有することも できる。 より具体的に言えば、補充的イオン性表面活性剤は、アルキルベタイン、アル キルジメチルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルアミド−プ ロピルジメチルベタイン、アルキルトリメチルスルホベタイン、アルキル両性ア セテート、アルキル両性ジアセテート、アルキル両性プロピオネート、アルキル 両性ジプロピオネート、アルキルサルタイン(alkylsaltain)若しくはアルキル アミドプロピルヒドロキシサルタインのようなイミダゾリン誘導体、又は脂肪酸 とたんぱく質加水分解生成物との縮合生成物の如き両性表面活性剤であってよい 。 アルキルサルフェート、アルキルエーテルサルフェート、アルキルイセチオネ ート、アルキルタウレート、アルキルカルボキシレート、アルキルスルホスクシ ネート、アルキルスクシナメート及びアルキルサルコシネートの水溶性塩、たん ぱく質加水分解生成物のアルキル化誘導体、アシルアスパルテート、並びにアル キル及び/又はアルキルエーテル及び/又はアルキルアリールエーテルエステル ホスフェートの如き補充的陰イオン性表面活性剤を使用することもできる。この 陽イオンは、一般には、アルカリ若しくはアルカリ土類金属例えばナトリウム、 カリウム、リチウム、マグネシウム又はアンモニウム基NH4 +(ここで、Rは同 種又は異種であってよく、そしてアルキル基を表わし、このアルキル基は酸素又 は窒素原子によって置換されても若しくはされなくてもよい)である。 本発明の再分散性顆粒体にはその応用分野に依存して任意の慣用添加剤を添加 することが可能である。 先に記載したように、本発明の再分散性顆粒体は多量の活性成分を有する。 活性疎水性成分の量は顆粒体の少なくとも20重量%を占める。それは、顆粒 体100重量部当たり40〜90重量部の範囲にあるのが好ましい。 本発明の特定の実施形態では、活性成分の量は50重量部を越える。この含量 は少なくとも70重量部であるのが好ましい。 主的表面活性剤の量は、顆粒体100重量部当たり1〜40重量部の範囲そし て好ましくは1〜30重量部の範囲にある。 水溶性化合物の量は、顆粒体において7〜50重量部である。特定の変形例で は、この量は8〜30重量部の範囲にある。 主的表面活性剤対水溶性化合物の濃度比は、重量比で20/80〜90/10 の範囲にある。 それらが同じであるならば、即ち、本発明の顆粒体が表面活性剤及び水溶性化 合物の両方として作用する少なくとも1種の主的表面活性剤を含むならば、この 化合物の総量はもちろん2つの上記範囲の合計に相当する。 本発明の再分散性顆粒体が少なくとも1種の補充的表面活性剤を含むときには 、主的表面活性剤と補充的表面活性剤との間の濃度比は5〜10の範囲にある。 ここで再分散性顆粒体の製造法について説明する。 先に記載したように、この方法は、第一工程において、少なくとも1種の活性 成分、少なくとも1種の主的表面活性剤及び少なくとも1種の水溶性化合物の水 中型エマルジョンを調製することよりなる。 このエマルジョンは、かかる化合物が使用されるならば、少なくとも1種の補 充的表面活性剤を含むことができる。 明らかに、慣用添加剤を使用するときには、それらはエマルイジョンの形成間 に添加することができる。 当業者に知られそしてMARCEL DEKKER INC が1983年に発行したPaul BECHER 著 の“ENCYCLOPEDIA OF EMULSIONS TECHN0LOGY”の第1〜3巻に記載されたエマス ジョン形成法のどれでも使用することができる。 かくして、本発明の顆粒体の製造には直接相乳化法が好適である。概略的に言 えば、この方法は、水溶性化合物を含めて水及び表面活性剤を含有する混合物を 調製し、次いで液体形態の活性成分を攪拌しながら導入することよりなる。 更に好適な方法は逆相乳化である。これは、活性成分を主的表面活性剤と混合 し、そして水(これは例えば水溶性固形物のような他の成分を含有することがで きる)を一滴一滴攪拌下に導入することよりなる。水の導入量が一旦ある点を超 えると、エマルジョンは逆になる。かくして、水中型エマルジョンが直接得られ る。得られたエマルジョンは、次いで、分散相の適当な容積分率を得るために水 中に希釈される。 最後に、エマルジョンは、MENTON GAULIN 及びMICROFLUIDIZER( MICROFLUIDI CS)のようなコロイドミルを使用して調製することができる。 エマルジョンの平均粒度は、一般には0.1〜10μmそして好ましくは0. 2〜5μmの範囲にある。 本発明の好ましい変形例では、水及び水溶性化合物を含む混合物(プレエマル ジョン)が先ず調製される。 乳化は周囲温度に近い温度で実施することができるが、それよりも低い温度又 はそれよりも高い温度を考慮することもできる。 エマルジョン中の乾燥分の量は、一般には10〜70重量%の範囲そして好ま しくは40〜60重量%の範囲にある。 各成分のそれぞれの含量は、乾燥顆粒体が先に規定した組成を有するように選 択される。 本発明の製造法の第二工程は、形成したエマルジョンを乾燥して顆粒体を得る ことにある。 エマルジョンから水を除去しそして顆粒体を得るのに使用する方法は、当業者 に知られた任意の手段を使用して実施することができる。しかしながら、本発明 の特定の実施形態では、エマルジョンに対して速乾法が使用される。 好適な技術は冷凍乾燥であり、これは、冷凍工程とそれに続く昇華工程又は噴 霧乾燥に相当する。 これらの乾燥態様、とりわけて後者が特に好適である。というのは、それらは エマルジョンをそのままで保存しそして顆粒体を直接生成することができるから である。 噴霧乾燥は、通常、ノズル又はタービンを介して実施される噴霧を熱いガスの 流れと組み合わせる噴霧塔のような任意の公知の装置において、乾燥間の生成物 の温度が少なくとも55℃になるような条件下に実施されることができる。 第二乾燥工程において目詰まり防止剤のような添加剤を顆粒体に配合すること ができることに注目されたい。炭酸カルシウム、硫酸バリウム、カオリン、シリ カ、ベントナイト、酸化チタン、タルク、水和アルミナ及びスルホアルミン酸カ ルシウムから選択される充填剤を使用することが勧められる。 ここで実施例を挙げて本発明を説明するが、これらはいかなる点においても本 発明を限定するものではない。例1 次の組成を有するエマルジョンを調製した。 組成 重量% ワセリン油 36 ナトリウムデシルD−ガラクトシドウロネート 4 水 50 ナトリウムデシルD−ガラクトシドウロネートは、ARDによって製造販売さ れるものである。二成分系水/表面活性剤状態図は、25℃において60重量% の表面活性剤濃度まで流体の等方性相と、それに続く六方晶型液晶相とからなっ ていた。この六方晶相は、“BIOLOGICAL MEMBRANES,PHYSICAL FACT AND FUNCTIO N”と題するV.LUZZATI の出版物に従って、62重量%の表面活性剤を含有する 水溶液から小角X線回折によって同定されそして特徴づけられた。小角X線回折 スペクトルは、1:1/(3)1/2比においてブラッグ間隔を有する2つの微細 線を含んでいた。線間隔を測定することによって得られる格子パラメーターは4 7Åであった。 商品名「ULTRA-TURRAX」(IKA )を使用して、表面活性剤を含有する水中にワセ リン油を導入することによりプレエマルジョンを形成した。次いで、このエマル ジョンを商品名「MICROFLUIDIZER-M110T」コロイドミルに導入した。 商品名「SYMPATEC」レーザー粒度計を使用して測定したエマルジョンの平均寸 法は0.5μmであった。 得られたエマルジョンを商品名「 BUCH」実験室的噴霧乾燥器において110 ℃のガス流入温度で乾燥させた。 90重量%の油を含有する顆粒体が得られた。 顆粒体に水を接触させると、それらは瞬間的に分散されてエマルジョンを形成 した。このエマルジョンは、顕微鏡検査の後に出発エマルジョンの粒度に近い粒 度を有していた。例2 次の組成を有するエマルジョンを調製した。 組成 重量% ワセリン油 36 アルキルポリアミノカルボキシレート 14 水 50 アルキルポリアミノカルボキシレートは、ローヌ・プーラン社によって商品名 「AMPHIONIC XUの下に製造販売されるものである。この表面活性剤は水溶性であ り、そして40重量%の乾燥抽出分を有していた。二成分系水/表面活性剤状態 図は、25℃において50重量%の表面活性剤濃度まで流体の等方性相と、それ に続く光学的等方性の立方晶型液晶相とからなっていた。この相は、52重量% の表面活性剤を含有する水溶液において小角X線回折によって同定されそして特 徴づけられた。小角X線回折スペクトルは、一連の5つの特徴ある線を含んでい た。 商品名「ULTRA-TURRAX」を使用して、表面活性剤を含有する水中にワセリン油 を導入することによりプレエマルジョンを形成した。次いで、このエマルジョン を商品名「MICROFLUIDIZER-MII0T」コロイドミルに導入した。 得られたエマルジョンを商品名「BUCHU実験室的噴霧乾燥器において110℃ のガス流入温度で乾燥させた。 86.5重量%の油を含有する顆粒体が得られた。 顆粒体に水を接触させると、それらは瞬間的に分散されてエマルジョンを形成 した。このエマルジョンは、顕微鏡検査の後に出発エマルジョンの粒度に近い粒 度を有していた。例3 次の組成を有するエマルジョンを調製した。組成 重量% ワセリン油 32 ナトリウムデシルD−ガラクトシドウロネート 1.6 ラクトース 6.4 水 60 ナトリウムデシルD−ガラクトシドウロネートは、ARDによって製造販売さ れるものである。 商品名「ULTRA-TURRAX」を使用して、表面活性剤及び少糖類を含有する水中に ワセリン油を導入することによりプレエマルジョンを形成した。次いで、このエ マルジョンを商品名「MICROFLUIDIZER-M110T」コロイドミルに導入した。 得られたエマルジョンを商品名「 BUCHI」実験室的噴霧乾燥器において110 ℃のガス流入温度で乾燥させた。 80重量%の油を含有する顆粒体が得られた。 顆粒体に水を接触させると、それらは瞬間的に分散されてエマルジョンを形成 した。このエマルジョンは、顕微鏡検査の後に出発エマルジョンの粒度に近い粒 度を有していた。例4 次の組成を有するエマルジョンを調製した。 組成 重量% シリコーン油 47V300 33.3 ナトリウムデシルD−ガラクトシドウロネート 1.7 尿素 1.7 珪酸ナトリウム 13.3 水 50 珪酸ナトリウムは2のSiO2/Na2Oを有していた。それは水溶性であった (乾燥抽出分45重量%)。 商品名「ULTRA-TURRAX」を使用して、表面活性剤及び水溶性化合物を含有する 水中にシリコーン油を導入することによりプレエマルジヨンを形成した。次いで 、このエマルジョンを商品名「MICROFLUIDIZER-M110T」コロイドミルに導入した 。 得られたエマルジョンを商品名「 BUCH」実験室的噴霧乾燥器において110 ℃のガス流入温度で乾燥させた。 78重量%の油を含有する顆粒体が得られた。 顆粒体に水を接触させると、それらは瞬間的に分散されてエマルジョンを形成 した。このエマルジョンは、顕微鏡検査の後に出発エマルジョンの粒度に近い粒 度を有していた。例5 次の組成を有するエマルジョンを調製した。 組成 重量% シリコーン油 47V300 40 ナトリウムデシルD−ガラクトシドウロネート 2 尿素 2 ヘキサメタ燐酸ナトリウム 6 水 50 商品名「ULTRA-TURRAX」 (IKA)を使用して、表面活性剤及び水溶性化合 物を含有する水中にシリコーン油を導入することによりプレエマルジョンを形成 した。次いで、このエマルジョンを商品名「MICROFLUIDIZER-M110T」コロイドミ ルに導入した。 得られたエマルジヨンを商品名「 BUCHI」実験室的噴霧乾燥器において110 ℃のガス流入温度で乾燥させた。 80重量%の油を含有する顆粒体が得られた。 顆粒体に水を接触させると、それらは瞬間的に分散されてエマルジョンを形成 した。このエマルジョンは、顕微鏡検査の後に出発エマルジョンの粒度に近い粒 度を有していた。比較例 次の組成を有するエマルジョンを調製した。 組成 重量% ワセリン油 36 n−オクチル−β−グルコシド 4 水 60 n−オクチル−β−グルコシドは、シグマ社によって製造販売されるものであ る。 二成分系水/表面活性剤状態図は、25℃において60重量%の表面活性剤濃 度まで流体の等方性相と、それに続く22℃の温度まで安定な六方晶型液晶相と からなっていた。次いで、52℃の温度まで安定な立方型液晶相が75重量%の 表面活性剤濃度で現われた。 商品名「ULTRA-TURRAX」を使用して、表面活性剤を含有する水中にワセリン油 を導入することによりプレエマルジョンを形成した。次いで、このエマルジョン を商品名「MICROFLUIDIZER-M110T」コロイドミルに導入した。 商品名「SYMPATEC」レーザー粒度計を使用して測定したエマルジョンの平均寸 法は0.5μmであつた・ このエマルジョンは大量の合体を伴わずに乾燥させることができず、そして顆 粒体を得ることができなかった。例6 フレームパドル攪拌機を備えた第一の2リットル反応器において次の組成・1 00重量部の珪酸ナトリウム溶液(2のSiO2/Na2O及び45%の乾燥抽出 分を有する)、及び ・100重量部のGLUCOPON 600 CSUP(50%乾燥抽出分) を有する混合物を調製した。 得られた混合物を、フレームパドル攪拌機を備えそして65gのRHODORSIL 20 472 消泡剤シリコーンを収容する第二の2リットル反応器に500回転/分で攪 拌しながら一滴一滴導入した。 全操作間に媒体の電動度計を追跡した。 相転点(電動度計における鮮明な増加の観察)において、珪酸塩とGLUCOPON 6 00 CSUP との溶液の添加を停止した。攪拌を数分間継続した。 2μmの平均粒度を有しそして次の組成 ・14.9%の珪酸塩(乾燥重量) ・33.6%の消泡剤 ・16.6%のGLUCOPON 600 CSUP(乾燥重量) ・100%になるための水 を有するエマルションジョンが得られた。 次いで、このエマルジョンを80℃の炉においてガラス板上で1日間乾燥させ た。 得られた生成物を粉砕した。エマルジョンの形態で再分散可能な粉末が得られ た。例7 出発物質として、 ・15%の水を含有するポリアクリレート(分子量20000) ・GLUCOPON 600 CSUP(乾燥分50%) ・RHODORSIL 20472 シリコーン消泡剤 を使用した。 150gのポリアクリレートを100gの水中に溶解させることによって乾燥 分40%のポリアクリレート溶液を調製した。 例6の方法を使用して、50gのGLUCOPON 600 CSUP と200gのポリアクリ レートとの混合物を調製し、これを少量づつ100gのRHODORSIL 20472 に相が 逆になるまで添加した。 得られたエマルジョンの組成は次の如くであった。 ・16.6%のポリアクリレート(乾燥分) ・38.7%の消泡剤 ・6.1%のGLUCOPON 600 CSUP(乾燥分) ・全体が100%になる水 次いで、このエマルジヨンを80℃の炉においてガラス板上で1日間乾燥させ た。 得られた生成物は粉砕することができた。かくして、次の組成を有する粉末が 得られた。 ・29.9%の乾燥ポリアクリレート ・59.2%の消泡剤 ・9.3%の乾燥GLUCOPON 600 CSUP ・1.5%の水 この粉末は、エマルジョンの形態で水に再分散可能であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33/14 C08L 33/14 // C09D 5/00 C09D 5/00 B 5/03 5/03 7/12 7/12 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,BA,BB ,BG,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE, HU,IL,IS,JP,KG,KP,KR,LC,L K,LR,LT,LV,MD,MG,MK,MN,MX ,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,SK,TR, TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.・疎水性液体の形態にある少なくとも1種の活性成分、 ・乾燥間に連続固体フィルムを形成することができそして疎水性活性成分の液滴 を捕捉する少なくとも1種の水溶性化合物、 ・水、及び ・二成分系水−表面活性剤状態図が25℃において少な<とも50重量%の表面 活性剤濃度まで流体である等方性相と、それに続くより高い濃度において65℃ まで安定である六方晶、立方晶又は板晶型液晶相とからなる少なくとも1種の主 的表面活性剤、 を含む水中油型エマルジョンを乾燥させることによって得られる水再分散性顆粒 体。 2.主的表面活性剤が陰イオン性表面活性剤であることを特徴とする請求項1 記載の顆粒体。 3.主的表面活性剤が陰イオン性グリコリピド表面活性剤から選択されること を特徴とする請求項1〜2のいずれか一項記載の顆粒体。 4.グリコリピド表面活性剤がウロン酸誘導体から選択されることを特徴とす る請求項3記載の顆粒体。 5.主的表面活性剤が、次の一般式 [ここで、Rは7〜22個の炭素原子を含有するアルキル又はアルケニル基を表 わし、R1は水素原子又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキルを表わし、A は(CO)又は(OCH2CH2)基を表わし、nは0又は1であり、xは2又は 3であり、yは0〜4であり、QはR2−COOM基(ここで、R2は1〜6個の 炭素原子を含有するアルキルを表わし、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ 土類金属又は四級アンモニウム基(ここで、窒素原子に結合した基は、同種又は 異種であってよく、そして水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル 若しくはヒドロキシアルキルから選択される)を表わし、そしてBはH又はQを 表わす]を有する両性表面活性剤から選択されることを特徴とする請求項1記載 の顆粒体。 6.両性表面活性剤が少なくとも2個のカルボキシル基を含むことを特徴とす る請求項5記載の顆粒体。 7.主的表面活性剤が非イオン性表面活性剤であることを特徴とする請求項1 記載の顆粒体。 8.非イオン性表面活性剤が、5又は6個の炭素原子を含有する1個以上のサ ッカライド単位を含有する親水性部分を有することを特徴とする請求項7記載の 顆粒体。 9.サッカライド単位を有する非イオン性表面活性剤がアルキルポリグルコシ ドであることを特徴とする請求項8記載の顆粒体。 10.水溶性化合物がアルカリ金属珪酸塩及びアルカリ金属ポリメタ燐酸塩の如 き鉱物性種から選択されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項記載の 顆粒体。 11.水溶性化合物が尿素、糖類又はそれらの誘導体の如き有機種から選択され ることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項記載の顆粒体。 12.糖類及びそれらの誘導体がオース、オシド及び高解重合ポリホロシドから 選択されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項記載の顆粒体。 13.水溶性化合物が、次の一般式 [式中、R1-4は同種又は異種であってよく、そしてH、CH3、CO2H、(C H2)nCO2H(ここで、n=0〜4)を表わす]を有する単量体の重合からの 有機ポリ電解質から選択されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項記 載の顆粒体。 14.水溶性化合物が主的表面活性剤から選択されることを特徴とする請求項1 〜9のいずれか一項記載の顆粒体。 15.少なくとも1種の補充的イオン性表面活性剤も含むことができることを特 徴とする請求項1〜14のいずれか一項記載の顆粒体。 16.活性成分の量が顆粒体100重量部あたり少なくとも20重量部好ましく は40〜90重量部の範囲にあることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一 項記載の顆粒体。 17.主的表面活性剤の量が顆粒体100重量部あたり1〜40重量部好ましく は1〜30重量部の範囲にあることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項 記載の顆粒体。 18.水溶性化合物の量が顆粒体100重量部あたり7〜50重量部の範囲にあ ることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項記載の顆粒体。 19.主的表面活性剤対補充的表面活性剤の濃度比が重量比で5〜10の範囲に あることを特徴とする請求項1〜18のいずれか一項記載の顆粒体。 20.主的表面活性剤対水溶性化合物の濃度比が20/80〜90/10の範囲 にあることを特徴とする請求項1〜19のいずれか一項記載の顆粒体。 21.10〜70重量%の乾燥分を含むエマルジョンが調製されることを特徴と する請求項1〜20のいずれか一項記載の方法。 22.乾燥が噴霧乾燥によることを特徴とする請求項1〜21のいずれか一項記 載の方法。
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