JP3235156B2 - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定順序で開閉する2
枚の扉の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば鉄道車両などの乗り物で引戸タイ
プ以外のもので、かつ2分割された形状の扉では、閉じ
位置において開口を密閉することが要求されることか
ら、閉じ位置において互いにシール部材を介して重なる
2枚の扉が用いられる。
【0003】このように閉じ位置において重なる2枚の
扉は、一定順序で開閉しないと互いに衝突したり扉を完
全に閉じることができなくなる。そのため、各扉の位置
検知用センサと、各扉を開閉するアクチュエータと、こ
のアクチュエータの制御装置とを備え、両扉が共に開き
位置にある時に一定順序で閉じ動作を行ない、両扉が共
に閉じ位置にある時に一定順序で開き動作を行なう制御
装置が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アクチュエータとして
例えばエアシリンダを用いて扉の開閉を行なう機構を採
用している場合、保守点検の際にエアシリンダに作用す
る空気圧力を解放して2枚の扉を手作業で開閉すること
がある。このような場合に、作業者が2枚の扉を共に開
いた状態あるいは共に閉じた状態にすることを忘れてし
まい、一方の扉が開いて他方の扉が閉じた状態のままで
再び制御装置により開閉制御を行なおうとすることがあ
る。
【0005】しかし、従来の扉の開閉制御装置にあって
は、2枚の扉が共に開き位置あるいは共に閉じ位置にな
いと扉を開閉制御することができないため、再度手作業
にて扉を開閉しなければならず非常に面倒なものとなっ
ていた。
【0006】そこで、2枚の扉が共に開き位置あるいは
共に閉じ位置になくても開閉制御を行なうことが考えら
れるが、後に閉じられるべき扉が先に閉じられているよ
うな場合には重なり部分が干渉してしまい先に閉じられ
るべき扉は完全に閉じることができなくなる。
【0007】本発明は上記従来技術の問題を解決するこ
とのできる扉の開閉装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本件第1発明の特徴とす
るところは、2枚の扉と、各扉を開閉するアクチュエー
タと、各扉の位置検知用センサと、そのアクチュエータ
の制御装置とを備え、両扉を一定順序で開閉すると共
に、少なくとも一方の扉が閉じ位置にあることを検知す
ることで扉の開き動作が開始可能となる点にある。
【0009】本件第2発明の特徴とするところは、2枚
の扉と、各扉を開閉するアクチュエータと、各扉の位置
検知用センサと、そのアクチュエータの制御装置とを備
え、両扉を一定順序で開閉すると共に、後で閉じられる
扉が開き位置にあることを検知することで扉の閉じ動作
が開始可能となる点にある。
【0010】
【作用】本件第1発明の構成によれば、少なくとも一方
の扉が閉じ位置にあれば扉の開き動作が開始可能である
ため、2枚の扉が共に閉じていなくても扉を開くことが
できる。
【0011】本件第2発明の構成によれば、後で閉じら
れる扉が開き位置にあることを検知することで扉の閉じ
動作が開始可能とされているため、先に閉じられるべき
扉が後に閉じられるのを防止できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0013】図1は、鉄道車両の前後端1に形成される
開口2を開閉する2枚の左右扉3a、3bの開閉装置を
示す。各扉3a、3bは壁1にヒンジ4a、4bを介し
取り付けられ、図中実線で示す閉じ位置と破線で示す開
き位置とに縦軸中心に回転することで位置変更可能とさ
れている。各扉3a、3bにはそれぞれ、壁1から開口
2内に突出する張り出し部5に接するシール部材6が取
り付けられている。また、両扉は閉じ位置において前後
に重なる重合部3a′、3b′を有し、その重合部3
a′、3b′の間に介在されるシール部材7が、後から
閉じられる左扉3aの重合部3a′に取り付けられてい
る。
【0014】各扉3a、3bは、それぞれエアシリンダ
8a、8bに縦軸9a、9b中心に相対回転可能に連結
されている。各エアシリンダ8a、8bは、それぞれ車
両側部材10に縦軸11a、11b中心に相対回転可能
に連結されている。各エアシリンダ8a、8bは複動式
であって、それぞれ電磁バルブ12a、12bに接続さ
れている。各電磁バルブ12a、12bは2位置切り換
え式であって、各エアシリンダ8a、8bの一方の空気
室に配管13a、13bを介し接続されるポートと、各
エアシリンダ8a、8bの他方の空気室に配管14a、
14bを介し連通するポートと、図外空圧源に配管15
を介し連通するポートと、排気管16a、16bに連通
するポートとを有する。
【0015】各電磁バルブ12a、12bは閉じ作動用
ソレノイド17a、17bと開き作動用ソレノイド18
a、18bとを有し、各ソレノイド17a、17b、1
8a、18bは制御装置19に接続されている。その制
御装置19は、例えば入出力インタフェース、中央処理
装置、記憶装置、クロック回路を備えるマイクロコンピ
ュータにより構成することができる。
【0016】この制御装置19に、各扉3a、3bの位
置検知用センサ20a、20b、21a、21bが配線
22a、22b、23a、23bを介し接続されてい
る。本実施例では、図2に示すように各エアシリンダ8
a、8bの内部にリミットスイッチにより構成される開
き検知用センサ20a、20bと閉じ検知用センサ21
a、21bとが内蔵され、エアシリンダ8a、8bの伸
長により扉3a、3bを開くと、エアシリンダ8a、8
bのピストン8a′、8b′が開き検知用センサ20
a、20bをONさせ、エアシリンダ8a、8bの縮小
により扉3a、3bを閉じると、そのピストン8a′、
8b′が閉じ検知用センサ21a、21bをONさせ
る。
【0017】また、制御装置19には制御電源の開閉用
電源スイッチ24と、両扉3a、3bの開き用押しボタ
ンスイッチ25と、両扉3a、3bの閉じ用押しボタン
スイッチ26とが接続されている。
【0018】そして、制御装置19の記憶装置に記憶さ
れたプログラムに従い扉3a、3bの開閉制御がなされ
る。以下、その開閉制御を図3〜図6のフローチャート
に基づき説明する。
【0019】まず、電源スイッチ24をONにすると
(ステップ1)、イニシャライズタイマがスタートし
(ステップ2)、イニシャライズタイムがタイムアップ
となったか否かの判断がなされる(ステップ3)。イニ
シャライズタイムがタイムアップしていなければ扉の開
閉入力の拒否状態とされ、たとえ扉開閉用スイッチ2
5、26をONしてもアクチュエータ8a、8bは作動
しない(ステップ4)。
【0020】次に、先に閉じられるべき右扉3bが閉じ
位置か否かの判断がなされる(ステップ5)。右扉3b
が閉じ位置であれば、右扉3bの閉じ用ソレノイド17
bに閉じ信号が出力され、その信号出力状態が保持され
る(ステップ6)。また、ステップ5において右扉3b
が閉じ位置でなければ、右扉3bの開き用ソレノイド1
8bに開き信号が出力され、その信号出力状態が保持さ
れ、右扉3bは開き位置となる(ステップ7)。
【0021】次に、後に閉じられるべき左扉3aが閉じ
位置か否かの判断がなされる(ステップ8)。左扉3a
が閉じ位置であれば、左扉3aの閉じ用ソレノイド17
aに閉じ信号が出力され、その信号出力状態が保持され
る(ステップ9)。また、ステップ5において左扉3a
が閉じ位置でなければ、左扉3aの開き用ソレノイド1
8aに開き信号が出力され、その信号出力状態が保持さ
れ、左扉3aは開き位置となる(ステップ10)。
【0022】そして、ステップ3においてイニシャライ
ズタイムがタイムアップすると開閉入力拒否が解除さ
れ、開閉用スイッチ25、26の操作に応じた制御がな
される(ステップ11)。なお、イニシャライズタイム
はステップ4〜ステップ10の制御により各扉3a、3
bを開位置あるいは閉位置に位置決めするのに要する時
間以上の時間に設定される。これにより、電源スイッチ
24をONすることで、各扉3a、3bは開き位置ある
いは閉じ位置のいずれかに位置決めされる。また、後か
ら閉じられるべき左扉3aが先に閉じられることはな
い。また、制御前の保守点検等を行なった際に閉じ位置
とされた扉が開き位置となったり、あるいは開き位置と
された扉が閉じ位置となることはないため、制御開始時
に各扉3a、3bが不慮の方向に開閉して障害物等と衝
突するのを防止することができる。
【0023】次に、図4に示すように、開き用スイッチ
25あるいは閉じ用スイッチ26のONにより開閉入力
があると(ステップ12)、作動時間制限タイマがスタ
ートする(ステップ13)。この作動時間制限タイマ
は、扉の開閉制御の終了後にノイズ等により各扉3a、
3bが誤動作しないよう、各扉3a、3bの通常の開閉
制御に必要な一定の作動時間が過ぎた後は制御電源を切
るためのものである。
【0024】次に、その作動時間制限タイムがタイムア
ップとなったか否かの判断がなされ(ステップ14)、
タイムアップとなっていなければ右扉3bが閉じ位置か
否かの判断がなされる(ステップ15)。右扉3bが閉
じ位置であれば、開き用スイッチ25が押されることに
よる開き入力があったか否かの判断がなされる(ステッ
プ16)。
【0025】ステップ16において開き入力があったな
らば、図5に示すように左扉3aの開き用ソレノイド1
8aに開き信号が出力され、その信号出力状態が保持さ
れる(ステップ17)。次に、左扉3aが開き位置か否
かの判断がなされ(ステップ18)、開き位置でなけれ
ば閉じ用スイッチ26が押されることによる閉じ入力が
あったか否かの判断がなされ(ステップ19)、閉じ入
力がなければ作動時間制限タイムがタイムアップか否か
の判断がなされ(ステップ20)、タイムアップでなけ
ればステップ17に戻る。次に、ステップ18において
左扉3aが開き位置であると判断されると、図6に示す
ように右扉3bの開き用ソレノイド18bに開き信号が
出力され、その信号出力状態が保持される(ステップ2
1)。次に、右扉3bが開き位置か否かの判断がなされ
(ステップ22)、開き位置でなければ閉じ入力があっ
たか否かの判断がなされ(ステップ23)、閉じ入力が
なければ作動時間制限タイムがタイムアップか否かの判
断がなされ(ステップ24)、タイムアップでなければ
ステップ21に戻る。そして、ステップ22において右
扉3bが開き位置になったと判断されると制御電源がO
FFとなって制御は終了する(ステップ25)。これに
より、両扉3a、3bが開き位置になる。なお、各電磁
バルブ12a、12bは制御電源がOFFになると、自
己保持回路により現在位置に保持される。
【0026】前記ステップ15において右扉3bが閉じ
位置でないと判断されると、左扉3aが閉じ位置か否か
の判断がなされる(ステップ26)。左扉3aが閉じ位
置であると、上記ステップ16〜ステップ25の制御手
順により両扉3a、3bは開き位置になる。すなわち、
両扉3a、3bの少なくとも一方が閉じ位置にあること
が検知されると扉3a、3bの開き動作が開始可能とさ
れている。また、まず左扉3aが開かれ次に右扉3bが
開かれるので、両扉3a、3bが互いに衝突することは
ない。
【0027】なお、ステップ19において閉じ入力があ
ると、左扉3aの閉じ用ソレノイド17aに閉じ信号が
出力され、この信号出力状態が保持される(ステップ2
7)。次に、再度開き入力があったか否かの判断がなさ
れ(ステップ28)、開き入力がなければステップ29
で作動時間制限タイムがタイムアップするまで左扉3a
の閉じ動作が行なわれる。これは、非常事態が生じたよ
うな場合、開き動作を一時的に停止させることができな
いために閉じ動作をさせるためのものである。また、ス
テップ28において再度開き入力があると、再び左扉3
aの開き動作がなされる。なお、左扉3aの開き動作の
途中で一時的に左扉3aの閉じ動作を行なうことにより
ステップ20あるいはステップ29で作動時間制限タイ
ムがタイムアップとなった場合は制御電源が切られて制
御が終了するため、右扉3bあるいは両扉3a、3bの
開き動作を行なうためには再度電源スイッチ24をON
し、開きスイッチ25をONする。
【0028】また、ステップ23において閉じ入力があ
ると、右扉3bの閉じ用ソレノイド17bに閉じ信号を
出力し、その信号出力状態を保持する(ステップ3
0)。次に、再度開き入力があったか否かの判断がなさ
れ(ステップ31)、開き入力がなければステップ32
で作動時間制限タイムがタイムアップするまで右扉3b
の閉じ動作が行なわれる。これも、前記同様に非常事態
が生じたような場合に、開き動作を一時的に停止させる
ことができないために閉じ動作をさせるためである。ま
た、ステップ31において再度開き入力があると、再び
右扉3bの開き動作がなされる。なお、右扉3bの開き
動作の途中で一時的に右扉3bの閉じ動作を行なうこと
によりステップ24あるいはステップ32で作動時間制
限タイムがタイムアップとなった場合は制御電源が切ら
れて制御が終了するため、右扉3bの開き動作を行なう
ためには再度電源スイッチ24をONし、開きスイッチ
25をONする。
【0029】次に、ステップ26において左扉が閉じ位
置ではないと判断されると、左扉3aが開き位置か否か
の判断がなされる(ステップ33)。左扉3aが開き位
置であると閉じ入力があったか否かの判断がなされる
(ステップ34)。
【0030】ステップ34において閉じ入力があったな
らば、図7に示すように右扉3bの閉じ用ソレノイド1
7bに閉信号が出力され、その信号出力状態が保持され
る(ステップ35)。次に、右扉3bが閉じ位置か否か
の判断がなされ(ステップ36)、閉じ位置でなければ
開き入力があったか否かの判断がなされ(ステップ3
7)、開き入力がなければ作動時間制限タイムがタイム
アップか否かの判断がなされ(ステップ38)、タイム
アップでなければステップ35に戻る。次に、ステップ
36において右扉3bが閉じ位置であると判断される
と、図8に示すように左扉3aの閉じ用ソレノイド17
aに閉じ信号が出力され、その信号出力状態が保持され
る(ステップ39)。次に、左扉3aが閉じ位置か否か
の判断がなされ(ステップ40)、閉じ位置でなければ
開き入力があったか否かの判断がなされ(ステップ4
1)、開き入力がなければ作動時間制限タイムがタイム
アップか否かの判断がなされ(ステップ42)、タイム
アップでなければステップ39に戻る。そして、ステッ
プ40において左扉3aが閉じ位置になったと判断され
ると制御電源がOFFとなって制御は終了する(ステッ
プ43)。これにより、両扉3a、3bが閉じ位置にな
る。なお、各電磁バルブ12a、12bは制御電源がO
FFになると、自己保持回路により現在位置に保持され
る。
【0031】すなわち、後で閉じられる左扉3aがステ
ップ33において開き位置であると判断されて初めて両
扉3a、3bの閉じ動作が開始可能とされている。これ
により、先に閉じられるべき右扉3bが後に閉じられる
ことはなく、扉3a、3bを完全に閉じることができな
いといった事態が生じるのを防止できる。
【0032】なお、ステップ37において開き入力があ
ると、右扉3bの開き用ソレノイド18bに開き信号が
出力され、この信号出力状態が保持される(ステップ4
4)。次に、再度閉じ入力があったか否かの判断がなさ
れ(ステップ45)、閉じ入力がなければステップ46
で作動時間制限タイムがタイムアップするまで右扉3b
の開き動作が行なわれる。これは、非常事態が生じたよ
うな場合、閉じ動作を一時的に停止させることができな
いために開き動作をさせるためのものである。また、ス
テップ45において再度閉じ入力があると、再び右扉3
bの閉じ動作がなされる。なお、右扉3bの閉じ動作の
途中で一時的に右扉3bの開き動作を行なうことにより
ステップ38あるいはステップ44で作動時間制限タイ
ムがタイムアップとなった場合は制御電源が切られて制
御が終了するため、左扉3aあるいは両扉3a、3bの
閉じ動作を行なうためには再度電源スイッチ24をON
し、閉じスイッチ26をONする。
【0033】また、ステップ41において開き入力があ
ると、左扉3aの開き用ソレノイド18aに開き信号が
出力され、この信号出力状態が保持される(ステップ4
7)。次に、再度閉じ入力があったか否かの判断がなさ
れ(ステップ48)、閉じ入力がなければステップ49
で作動時間制限タイムがタイムアップするまで左扉3a
の開き動作が行なわれる。これは、非常事態が生じたよ
うな場合、閉じ動作を一時的に停止させることができな
いために開き動作をさせるためのものである。また、ス
テップ48において再度閉じ入力があると、再び左扉3
aの閉じ動作がなされる。なお、左扉3aの閉じ動作の
途中で一時的に左扉3aの開き動作を行なうことにより
ステップ42あるいはステップ49で作動時間制限タイ
ムがタイムアップとなった場合は制御電源が切られて制
御が終了するため、左扉3aの閉じ動作を行なうために
は再度電源スイッチ24をONし、閉じスイッチ26を
ONする。
【0034】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い。例えば、上記実施例では車両の前後端に形成される
開口の扉に本発明を適用したが、一定順序で開閉する2
枚の扉の開閉制御装置であれば本発明を適用することが
できる。また、アクチュエータとして例えば電動モータ
を用いてもよく、扉を開閉することができるものであれ
ばよい。また、扉の位置検知用センサとして例えば近接
スイッチを扉に取り付けてもよく、扉の位置を検知でき
るものであればよい。
【0035】
【発明の効果】本件第1発明による扉の開閉装置によれ
ば、少なくとも一方の扉が閉じ位置にあれば扉の開き動
作が開始可能であるため、一方の扉が開いて他方の扉が
閉じる事態が生じても扉の開閉制御を行なうことがで
き、従来のように手作業で扉を開閉する必要はない。
【0036】本件第2発明による扉の開閉装置によれ
ば、後で閉じられる扉が開き位置にあることが検知され
て始めて扉の閉じ動作が開始可能とされているため、扉
が完全に閉じられないといった事態が生じることはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る扉の開閉装置の構成説明
【図2】本発明の実施例に係るアクチュエータの断面図
【図3】本発明の実施例に係るフローチャートを示す図
【図4】本発明の実施例に係るフローチャートを示す図
【図5】本発明の実施例に係るフローチャートを示す図
【図6】本発明の実施例に係るフローチャートを示す図
【図7】本発明の実施例に係るフローチャートを示す図
【図8】本発明の実施例に係るフローチャートを示す図
【符号の説明】
3a、3b 扉 8a、8b アクチュエータ 19 制御装置 20a、20b、21a、21b センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の扉と、各扉を開閉するアクチュエ
    ータと、各扉の位置検知用センサと、そのアクチュエー
    タの制御装置とを備え、両扉を一定順序で開閉すると共
    に、少なくとも一方の扉が閉じ位置にあることを検知す
    ることで扉の開き動作が開始可能となることを特徴とす
    る扉の開閉装置。
  2. 【請求項2】 2枚の扉と、各扉を開閉するアクチュエ
    ータと、各扉の位置検知用センサと、そのアクチュエー
    タの制御装置とを備え、両扉を一定順序で開閉すると共
    に、後で閉じられる扉が開き位置にあることを検知する
    ことで扉の閉じ動作が開始可能となることを特徴とする
    扉の開閉装置。
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