JP3233320B2 - バッテリーボックスのバッテリー固定装置 - Google Patents

バッテリーボックスのバッテリー固定装置

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JP3233320B2
JP3233320B2 JP00277194A JP277194A JP3233320B2 JP 3233320 B2 JP3233320 B2 JP 3233320B2 JP 00277194 A JP00277194 A JP 00277194A JP 277194 A JP277194 A JP 277194A JP 3233320 B2 JP3233320 B2 JP 3233320B2
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battery box
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車のエネルギ
ー源として用いられるバッテリー群をバッテリーボック
スへ固定するバッテリー固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のバッテリーを搭載し、該バッテリ
ー群を自動車のエネルギー源とする電気自動車は従来か
ら知られており、該バッテリー群はバッテリーボックス
内に収納され、自動車の床下等に配設されている。かか
るバッテリーの、バッテリーボックス内での固定装置と
して、多数のバッテリーの個々を、個別のボルト、ナッ
ト、スティ等で締め付け、固定しているのでは、部品点
数が極めて多くなり、又バッテリーの固定作業、メンテ
ナンス時の取り外し作業が極めて多くなり、作業が面
倒、煩雑となり、作業性が極めて悪くなる。そこで、従
来実開昭50―52433号公報、実開昭50―524
34号公報、特開昭56―13665号公報等の技術が
開示されている。
【0003】実開昭50―52433号公報、実開昭5
0―52434号公報の技術は、バッテリーボックスの
底板に長いボルトを植設し、このボルトを中心に配設さ
れた4個のバッテリーの隣接する各コーナー部を、ナッ
トで上から螺締し押圧することで固定する構造を開示し
ている。一方、特開昭56―13665号公報の技術
は、上記と同様に、バッテリーボックスの底板に長いボ
ルトを植設し、弾性部材を介してナットでバッテリーを
押圧する構成を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術は、ボ
ルトを中心として放射状に配設された4個のバッテリー
のコーナー部を各1個のワッシャ、ナットで押圧して固
定するので、固定が確実になされない。即ち、隣接する
バッテリーの個々のコーナー部の上面を、共通のボルト
・ナット及びワッシャで押圧しても、個々のバッテリー
の高さにバラ付きがあるため、一部のバッテリーと押圧
ワッシャとの間で、上下方向に微小の隙間が発生し、バ
ッテリーが上下にガタ付く等の不都合が発生する。
【0005】一方、従来技術は、バッテリー固定用ボル
トをバッテリーボックスの底板から直接起設しているの
でボルトが長く、バッテリーボックスへのボルトの固定
が面倒、煩雑となり、作業性も悪く、バッテリーボック
スの製作上好ましくない。又ボルトが長いので、ボック
ス底板に、ボルト下端面を直接溶接して、垂直に、正確
に取り付けることが難しく、取付け精度等の点で好まし
くなく、更には、バッテリーの固定作業にも影響し、好
ましくない。更に、ボルトの下端面を、バッテリーボッ
クス底面に直接溶接するのでは、ボルトの取付け強度の
点でも充分とは言い難く、強固に溶接すると、ボルト下
端部周への溶接等、溶接作業も面倒、煩雑である。
【0006】又特開昭56―13665号公報の技術
は、弾性体でバッテリーを押圧するも、バッテリー単体
の押えであり、複数同時に押圧できないため、部品が多
くなり、固定作業も工数が多く、面倒、煩雑であり、一
方、バッテリー固定ボルトも、ボックス底板から起設さ
れているので、上記と同様に不都合がある。
【0007】本発明は、かかる課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、バッテリー固定用ボル
トの長さの短縮を図り、ボルト取付け作業性の向上、ボ
ルト取付け位置精度の向上、ボルト取付け強度の向上が
図れるとともに、ボルト中心に放射状に配置される4個
のバッテリーにおいて、高さに誤差のある各バッテリー
を共通のボルト、ナットで、誤差を吸収して正確、確実
に、強固に、ガタ付きを防止して固定し得るようにした
バッテリーボックスのバッテリー固定装置を簡易な構造
で提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、バッテリーボックスの内部を区画するよう
に、該バッテリーボックスの底部上に、これと一体化す
るようにセンターフレームを起立、設置し、上記センタ
ーフレームの上部内に下半部の軸部が臨み、該センター
フレームの頂部上に上半部のネジ部が起立、突出するよ
うに複数のボルトを該センターフレームの長さ方向に離
間して複数固設し、上記ボルトに螺合したナット側で、
バッテリーボックス内に収納した複数のバッテリーを固
定するようにしたことを特徴とする。上記ボルトの軸
部を、上記センターフレームの上部内に内周壁に溶接し
ことを特徴とする。
【0009】又バッテリーボックスの内部を区画するよ
うに、該バッテリーボックスの底部上に、これと一体化
するようにセンターフレームを起立、設置し、 上記セン
ターフレームの上部に、該センターフレームの長さ方向
に離間して複数のナットを固設し、上記ナットに螺合し
たボルト側で上記バッテリーボックス内に収納したバッ
テリーを固定するようにしたことを特徴とする。
【0010】更に、バッテリーボックスの底板側にボル
トを起設し、このボルトに螺合したナット側で、バッテ
リーボックス内に収納したバッテリーを固定するように
したバッテリー固定装置において、バッテリーボックス
内に、幅方向に且つ長さ方向に複数のバッテリーを並列
に収納し、ボルトの上部に、回り止め構造を有する一対
の押圧片を上下に重ねて平面視X字型に取付け、押圧片
の重ねた部分をナットで押圧し、ボルトを中心として放
射状に配設された4個のバッテリーの夫々を、平面視X
字型の押圧片の各押圧部で、個々に押圧するようにした
バッテリーボックスのバッテリー固定装置である。
【0011】更に又、バッテリーボックス内に、幅方向
に且つ長さ方向に複数のバッテリーを並列に収納し、ボ
ルトの上部に、回り止め構造を有する一対の押圧片の対
向する端部相互を上下に重ねて平面視H字型に取付け、
各押圧片の左右に押圧部を備え、上の押圧片の重ねた部
分を上記ボルトに螺合した上記ナットで締め付け、ボル
トを中心として放射状に配設された4個のバッテリーの
夫々を、上記平面視H字型の押圧片の左右の各押圧部
で、個々に押圧するようにしたバッテリーボックスのバ
ッテリー固定装置である。
【0012】又、上記バッテリーボックス内に、幅方向
に且つ長さ方向に複数のバッテリーを並列に収納し、ボ
ルトの上部に、回り止め構造を有する一対の押圧片の対
向する端部相互を上下に重ねて平面視H字型に取付け、
一対の押圧片は互いに同形状であり、それぞれ左右に押
圧部を備え、これの各内側且つ裏面側に突出する山型部
を備え、該一対の押圧片の一方を他方に対して表裏逆に
配置し、各押圧片の重ね合せ部を上から上記ナットで締
め付け、一方の押圧片の脚部及び他方の押圧片の山型部
で4個のバッテリーの夫々の上面を固定するようにした
バッテリーボックスのバッテリー固定装置である。
【0013】
【作用】上記手段によれば、バッテリーを固定するボル
トまたはナットがバッテリーボックスのセンターフレー
ムに固設されるので、ボルトの長さが短くなり取り付け
易く、位置精度も容易に、正確に設定することができ
る。一方、ボルトを囲むように放射状に配置された4個
のバッテリーは、ボルトを中心に配設されたX字型或い
はH字型に配設された一対の押圧片の、各バッテリー肩
部、或いは、これの近傍に対応する押圧部で夫々押圧さ
れ、各バッテリーの高さ方向に仮りに誤差があっても、
各バッテリーは上下方向にガタ付くことなく、正確に、
且つ、確実にバッテリーボックス内で固定される。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付した図面に従っ
て詳述する。図1は本発明に係る第1実施例のバッテリ
ーボックスの分解斜視図、図2はバッテリーを収納した
状態のバッテリーボックスの平面図、図3は図2の3―
3線拡大断面図、図4はバッテリーを押圧片で押圧した
状態の平面図、図5は図4の5―5線拡大断面図、図6
は図4の6―6線拡大断面図、図7は第1実施例の押圧
片の分解斜視図、図8は第2実施例の押圧片の分解斜視
図、図9は図8の押圧片によるバッテリー押圧状態を示
す平面図、図10は図9の10ー10線拡大断面図、図
11は第3実施例の押圧片の分解斜視図、図12は図1
1の押圧片によるバッテリー押圧状態を示す平面図、図
13は図12の13―13線拡大断面図、図14は図1
2の14―14線断面図、図15は 図3に示す実施例
の変更実施例の断面図である。
【0015】図1はバッテリーボックスの分解斜視図を
示し、平面視が長方形で、上に開放したボックス外板2
は鋼板材のプレス成形等で形成され、周囲の周板2a…
と底板2b等で構成されている。3…は4分割されたイ
ンナーフレームで、軽量化のため窓部3a…を多数備
え、外板2の周板2a…の内側に溶接で一体化される。
4はセンターフレームで、図1、図3に示す如く断面が
細幅、高さが高い逆U字型をなし、左右の側板4aの夫
々には軽量化のための窓部4b…が形成され、下端部に
は、左右に対称的に延出する取付フランジ4c,4cが
折曲されて一体に形成され、頂部4dは逆U字型に湾曲
し、左右の側板4a,4aに連続する。
【0016】インナーフレーム3を接合したボックス外
板2の内部に、上記したセンターフレーム4を取付け、
センターフレーム4は、ボックス外板2の短い幅方向の
中心部に位置し、長さ方向をなす前後方向に固定され、
外板2内部を左右に区画するように図2で示すように設
けられる。以上でバッテリーボックス1を構成し、図で
は車体への取付けハンガーや取付けスティ、バッテリー
ボックスを覆うリッド等は省略して示している。
【0017】センターフレーム4は、図3の断面図で示
すように、側板4a,4aの下端部に取付フランジ4c
を設けた下部4e、及び中間上部4fを左右に膨出さ
せ、窓部4bを有する中間部4g、及び上部4hを細幅
に形成し、上部4hを中間部4gと同幅の細幅とし、か
かるセンターフレーム4は下端部の取付フランジ4c,
4cでボックス外板2の底部2bに溶接されて一体化さ
れている。
【0018】以上のセンターフレーム4の上部4hの頂
部4dに、バッテリーBを固定するためのボルト5…を
上下方向に貫通させて取付け、固定する。頂部4dには
取付孔4iを穿設し、頭部を有しない軸状のボルト5を
該取付孔4iにその軸部5aを上から嵌挿し、ボルト5
の軸部5aとネジ部5bとの間には位置決めワッシャ5
cを嵌挿、固着しておき、これを基準として上から軸部
5aを取付孔4iからインナーフレーム4の上部4h、
中間上部4f、中間部4gの上部の窓4b上方部に軸部
5a下端部が臨むように嵌挿し、ワッシャ5c上のネジ
部5bを頂部4d上に垂直に突出させる。
【0019】ボルト5は、その下半部の軸部5aを、セ
ンターフレーム4側の上部4hの膨出した中間上部4f
上下の部分の内面に溶接して一体化し、ネジ部5bが頂
部4d上に突出するように固着する。ボルト5の軸部5
aは、センターフレーム4が背の高い細幅の逆U字型な
ので、軸部5a周が高さ方向に離間して複数箇所スポッ
ト溶接a…され、従って、従来のように、軸端部面での
溶接と異なり、溶接強度が際まで高い状態で溶接される
こととなる。
【0020】実施例では、図2に示す如く、センターフ
レーム4を境にして左右に2個、前後に12個、計24
個のバッテリーBをバッテリーボックス1内に収納し、
上記ボルト5…はセンターフレーム4の長さ方向、即ち
バッテリーボックス1の前後方向に相互に所定ピッチ離
間して設けられ、具体的には、1個のボルト5で周囲の
4個のバッテリーB…を共通して固定するので、前後方
向に6個離間して設けられている。
【0021】センターフレーム4は、下端部の取付フラ
ンジ4c,4cでボックス外板2の底板2bに接合さ
れ、前後を外板2の周板2aの前後の部分のインナーフ
レーム3に接合され、従って、バッテリーボックス1内
に強固に、高剛性で接合され、起設されたセンターフレ
ーム4の頂部に、ボルト5は上から嵌挿されてセンター
フレーム4上部の内周壁に軸部5aが溶接されるので、
ボルト5…は、剛性を充分に確保して設置されることと
なる。
【0022】そして、ボルト5…は、いわばバッテリー
ボックス1の底板2b上に起設されたセンターフレーム
4に短い軸部5aが植設された状態となるので、実施例
で明確なように、ボルト5はその長さが極めて短くて済
み、従来のように、底板2bに細いボルトを直接起設す
るものと異なり、取付け強度も、軸部の面で接合されて
いるので高いものが得られ、又細長いものが直立してい
るのと異なるので、曲ったりすることがなく、位置決め
精度も高いものが得られる。更に、バッテリーボックス
1の外板2へのセンターフレーム4の取付け前に、セン
ターフレーム4にボルト5…を取り付けるので、ボルト
5…の取り付けは従来に比して大幅に容易化することと
なる。
【0023】図15はナット6をセンターフレーム4の
頂部4d裏面に溶接した実施例で、頂部4dは偏平と
し、ナット6に螺通するための孔4jを頂部4dに設
け、上からボルト7を螺合し、バッテリーB…を固定す
るようにしたものであり、かかる構造でも良く、センタ
ーフレーム4の頂部に結着部材を設けるので、従来と異
なり、バッテリーボックス1側にナット6を用いても、
バッテリーBの固定を行うことが可能となる。本実施例
では、センターフレーム4や他の構成が上記と略々同様
なので、同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省
略したが、充分に理解することができるであろう。
【0024】次に、本発明にかかるバッテリーの取付け
装置の要部をなす固定、押圧機構について説明する。図
4乃至図7は、バッテリーの固定、押圧機構の第1実施
例を示し、固定、押圧機構(以下押圧機構と記す)10
は、細幅の片状の2個の押圧片11,12とからなり、
夫々相似形の略逆凹型をなす。上の押圧片11は、逆凹
型の本体11aの水平部11bの両端部に、対称的に斜
め下方に折曲、垂下された脚部11c,11cを備え、
各脚部11c,11cの下端部には、対称的に外側に屈
曲、延設されたフラットで水平な押圧部11d,11d
を備える。又押圧片11の本体11aの水平部11bの
中央部には、上記ボルト5を通す挿通孔11eが穿設さ
れ、これの周囲には、凹状座部11fが形成されてい
る。
【0025】下の押圧片12は、上記と同様に、逆凹型
の本体12aの水平部12bの両端部に、対称的に斜め
下方に折曲、垂下された脚部12c,12cを備え、脚
部12c,12cは、上記脚部11c,11cよりも板
厚分短く、各脚部12c,12cの下端部には、対称的
に外側に屈曲、延設されたフラットで水平な押圧部12
d,12dを備え、又水平部12bの中央には、ボルト
5を通す挿通孔12eが上記と同様に穿設されている。
下の押圧片12の水平部12bには、上の押圧片11の
水平部11bの幅相当分の隙間を開けて規制片12f…
が、水平部の両端部寄り部分の幅方向前後に起設され
(回り止め構造)、規制片12f…は、水平部12bの
長さ方向の前後部分の両側を折曲、起立して一体に形成
する。また、水平部12b中央の下側には係合溝12g
を形成し、この係合溝12gがボルト5のワッシャ5c
の側面5dと係合することで、下の押圧片12の回り止
めがなされている(回り止め構造)。
【0026】以上の押圧片11,12を、バッテリーB
…を収納したバッテリーボックス1の、センターフレー
ム4上に突出したボルト5上に孔12e,11e介して
嵌挿し、下の押圧片12上に重ね合せられる上の押圧片
11は、水平部11bの中間部が規制片12f間の水平
部12bに重合し、押圧片11,12相互は、直角に重
合、配設されることとなり、平面視が図4の如くX字型
に配設される。押圧片11,12は、センターフレーム
4の前後方向(長さ方向)の中心線に対して45°ズレ
た状態でセットされ、ボルト5を中心として、放射状に
配設された4個のバッテリーB…に対向し、隣接するコ
ーナー部上に各押圧片11,12の押圧部11d,11
d,12d,12dが上から当接することとなる。
【0027】その後、上の押圧片11上に、孔12e,
11eを通って突出したボルト5のネジ部にナット13
を螺合し、上から押圧片11,12の水平部11b,1
2bを締め付け、押圧し、これにより、ボルト5を中心
として放射状に配設された4個のバッテリーB…の、相
互に対向し、隣接するコーナー部は、対応する各押圧部
11d,11d,12d,12dの夫々で、上から押圧
されることとなる。かかる個々のバッテリーコーナー部
の押圧で、各バッテリーB…の高さに誤差があっても、
夫々の高さのズレを吸収し、1個のナット13で4個共
通に締め付け、押圧、固定しても、各バッテリーB…の
夫々を、正確に、確実に、高精度で上からバッテリーボ
ックス底部に押圧、固定することができる。
【0028】以上の押圧片11,12は、鋼板のプレス
成形品を用い、バネ鋼板を用いて、弾性的に加圧しつつ
バッテリーB…を押圧、固定しても良い。このように、
1本のボルトを共通して用いつつ、ボルト5を中心とし
て4個のバッテリーB…を、夫々が高さに誤差があって
も、正確に、確実に、強固に押圧、固定することができ
る。そして、ナット13で、上の押圧片11を、これと
当接して回動、締め込む際、下の押圧片12の規制片1
2f…に、上の押圧片11の本体11aが規制、拘束さ
れているので、双方11,12は回り止めがなされ、規
制片12f…により、X字型状態を保持しつつ、回り止
めがなされて、両押圧片11,12は締め付け、固定さ
れることとなる。
【0029】図8乃至図10はバッテリーの固定、押圧
機構の第2実施例を示し、固定、押圧機構(以下押圧機
構と記す)20は、片状の2個の押圧片21,22とか
らなり、夫々概ね対称形状、相似形をなす。上の押圧片
21は、平面視が幅がある略T字型をなし、又正面の断
面が略凹状をなし、水平部21aの中間部には、前方へ
の突出片21bが一体に形成されて平面視T字型を構成
する。
【0030】水平部21aの左右には、脚部21c,2
1c、これの各下端部には、対称的に外方に屈曲された
水平な押圧部21d,21dが各延設され、少なくとも
突出片21bの両端縁には、片状の規制片21f,21
fが折曲、垂下され、実施例では、脚部21c,21c
の前端縁まで規制片が延長され、脚部21c,21cの
剛性アップを図っている。上記した突出片21bの先部
には取付孔21eが穿設されており、水平部21a、脚
部21c,21c、押圧部21d,21dで正面視が略
逆凹状をなす。
【0031】下の押圧片22は上の押圧片21と概ね相
似形の対称形状をなし、水平部22a、左右の脚部22
c,22c、押圧部22d,22dを備え、水平部22
aの中間部から後方へ突出片22bが突設され、突出片
22bは、両端縁に折曲、垂下された規制片22f,2
2fが設けられ、突出片22bの幅は、上の押圧片21
の突出片21bよりも、板厚相当分の2枚分細幅に形成
され、即ち、上の押圧片21の規制片21f,21f間
の間隔に嵌合して回り止めがなされる幅に設定されてい
る(回り止め構造)。更に、上記突出片22bの幅は、
ボルト5のワッシャ5cの側面5dと係合して回り止め
がなされる寸法に設定されている(回り止め構造)。な
お、ワッシャ5cの向きを図8に対して90゜ずらした
場合には、下の押圧片22の向きも90゜ずらして取付
けることになる。突出片22bの先部には、上記取付孔
21eに対応する取付孔22eが穿設されている。
【0032】以上の押圧片21,22を上下に配設し、
夫々の取付孔21e,22eを同心に上記したボルト5
に上から嵌挿し、上の突出片21bを下の突出片22b
に重合し、下の突出片22b、規制片22f,22f
は、上の突出片21bの下面、左右の規制片21f,2
1f間に嵌挿、係合され、両押圧片21,22は、平面
視H字型に組み付けられることとなる。従って、双方2
1,22は回動が規制されて一体化されることとなり、
回り止め構造となり、かくして組み付けられた押圧片2
1,22の4個の押圧部21d,21d,22d,22
dは、ボルト5を中心として、放射状に配設された、4
個のバッテリーB…の、隣接、対向するように配設され
る各コーナー部上に臨ませ、ボルト5にナット13を螺
合して締め込み、押圧片21,22を上から押圧する。
【0033】各押圧片21,22の4個の押圧部21
d,21d,22d,22dは、4個のバッテリーB…
の隣接、対向する各コーナー部上を加圧することとな
る。この状態を図9、及び図10で示し、図9のよう
に、押圧片21,22は、平面視がH字型に組み付け、
且つ、締め付けられ、各バッテリーB…のコーナー部を
押圧することとなり、各バッテリーB…の高さに仮りに
誤差があったとしても、これを各押圧部21d,22d
…の個別的な上からの押圧で吸収し、正確に、確実に、
強固に各バッテリーB…を共通のボルト5、ナット13
で押圧、固定することができることとなる。この第2実
施例によれば、ボルト5のワッシャ5cの側面5dの向
きを、センターフレーム4の延出方向と同一または直角
方向に配置するので、上記第1実施例の構成よりもボル
ト5を取付け易い。
【0034】図11乃至図14は、バッテリーの固定、
押圧機構の第3実施例を示し、固定、押圧機構(以下押
圧機構と記す)30は、片状の2個の押圧片31,32
とからなり、夫々、同形状をなし、一方を他方に対して
上下反転して用いる。上の押圧片31は、平面視が略幅
のあるT字型をなし、水平部31aの両端部には上方へ
山型に突出する山型部31gが連続して設けられ、山型
部の端部から、水平部31aの下方に脚部31cが斜め
下方に垂下され、脚部31cの下端縁に、各外方への押
圧部31dが、水平方向に屈曲、延設されている。
【0035】水平部31aの中間部から前方に突出片3
1bが延設され、突出片31bの先部には、ボルト5の
取付孔31eが穿設されており、突出片31bの先端部
の右側には、細幅、片状の規制片31fが90°折曲、
垂下され、突出片31bの取付孔31eの後方左側に
は、後述する規制片32fと対応する長孔状の係合孔3
1hが穿設されている。
【0036】下の押圧片32は、上記した上側の押圧片
31を上下反転して用いる。従って、上下の押圧片3
1,32を別個に製作する必要が無く、1種類の押圧片
を製作し、上の押圧片31と同一のものを用意し、これ
を上下反転して用いる。即ち、下の押圧片32の各部3
2a〜32hは、上下反転して裏面側が上となり、山型
部32gは下方に垂下し、又上の係合孔31hと下の規
制片32f、上の規制片31fと下の係合孔32hと
は、上下に対向することとなる。なお、上の規制片31
fは垂下して、ボルト5のワッシャ5cの側面5dと係
合し、また、センターフレーム4の上部4hの側面と係
合することで、上の押圧片31の回り止めがなされる
(回り止め構造)。
【0037】便宜上、下の押圧片を32としたが、上の
押圧片31と同一のもので、上下で区別するために符号
を分けただけである。以上の上下の押圧片31,32
は、上記したボルト5に取付孔31e,32eを介して
上から嵌挿し、上の規制片31fが下の係合孔32h
に、又上の係合孔31hに下の規制片32fが係合し、
これにより双方の回り止めがなされ(回り止め構造)、
押圧片31,32は平面視が図12のようにH字型とな
り、ナット13をボルト5に螺合し、押圧片31,32
を、ボルト5を中心として放射状に4個配設されたバッ
テリーB…の対向し、隣接するコーナー部上に臨ませ、
各コーナー部を上から押圧、固定する。
【0038】ところで、本発明では、上の押圧片31
は、押圧部31d,31dが2個のバッテリーBのコー
ナー部に上から当接し、下の押圧片32は、反転して用
いるので、山型部32g,32gが他の2個のバッテリ
ーBのコーナー部に上から当接し、4個の各バッテリー
B…は、2個が押圧部31d,31dで、又2個が山型
部32g,32gで上から押圧、固定されることとな
る。押圧部31d,31d、山型部32g,32gは、
山型の部分が水平部31a,32aから突出するように
設けられているので、それ自身弾性作用を有することと
なり、各バッテリーB…を弾性的に押圧、固定すること
となる。図12では押圧、固定状態を平面視で、又図1
3、14では、各部を断面で示したので、容易に理解す
ることができるであろう。
【0039】なお、上記各実施例において、センターフ
レーム4はバッテリーボックス2内を区画し、前後左右
に隣接するバッテリーB間に介在することを特徴とし、
バッテリーボックス2内の中央位置に配設した構成に限
定されるものではない。
【0040】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
バッテリーボックスの内部を区画するように、該バッテ
リーボックスの底部上に、これと一体化するようにセン
ターフレームを起立、設置し、上記センターフレームの
上部内に下半部の軸部が臨み、該センターフレームの頂
部上に上半部のネジ部が起立、突出するように複数のボ
ルトを該センターフレームの長さ方向に離間して複数固
設し、上記ボルトに螺合したナット側で、バッテリーボ
ックス内に収納した複数のバッテリーを固定するように
したので、ボルトをバッテリーボックスの底部から起設
する必要がなくなり、従って、ボルトの長さが大幅に短
くて済み、底部から起設した場合のような、倒れや傾斜
等が無く、高精度でボルトを設置することができる。又
ボルトを、センターフレームに予め取り付けることがで
きるので、センターフレームを製作時に一体にボルトを
取付けることができ、センターフレームのバッテリーボ
ックスへの取り付けで、同時にボルトの取り付けがなさ
れ、従って、ボルトの取付け作業性が従来に比し格段に
向上する。更にボルトは、いわばバッテリーボックスの
底部上に起設されたセンターフレームに短い軸部が植設
された状態となり、ボルトはその長さが極めて短くて済
み、従来のように、底板に細いボルトを直接起設するも
のと異なり、取付け強度も、軸部の面で接合されている
ので高いものが得られ、又細長いものが直立しているの
と異なるので、曲ったりすることがなく、位置決め精度
も高いものが得られる。 更に又バッテリーボックス1の
センターフレームの取付け前に、センターフレームにボ
ルトを取り付けることができ、ボルトの取り付けは従来
に比して大幅に容易化することとなる。
【0041】又請求項1において、ボルトの軸部を、上
記センターフレームの上部内に内周壁に溶接したので、
長いボルトの下端面をボックス底部に接合するのと異な
り、ボルトの取付けに高い強度が得られ、バッテリーの
締め付け、押圧力等に、ボルトは充分に対応してバッテ
リーを確実、強固に押圧することができる。
【0042】又本発明は、バッテリーボックスの内部を
区画するように、該バッテリーボックスの底部上に、こ
れと一体化するようにセンターフレームを起立、設置
し、 上記センターフレームの上部に、該センターフレー
ムの長さ方向に離間して複数のナットを固設し、上記
ットに螺合したボルト側で上記バッテリーボックス内に
収納したバッテリーを固定するようにしたので、センタ
ーフレームの上からねじ部分が露出しないので、バッテ
リーボックス内にバッテリーを収納する際にねじ部分に
衝当して損傷させることがない。
【0043】更に本発明は、バッテリーボックスの底板
側にボルトを起設し、このボルトに螺合したナット側
で、バッテリーボックス内に収納したバッテリーを固定
するようにしたバッテリー固定装置において、バッテリ
ーボックス内に、幅方向に且つ長さ方向に複数のバッテ
リーを並列に収納し、ボルトの上部に、回り止め構造を
有する一対の押圧片を上下に重ねて平面視X字型に取付
け、押圧片の重ねた部分をナットで押圧し、ボルトを中
心として放射状に配設された4個のバッテリーの夫々
を、平面視X字型の押圧片の各押圧部で、個々に押圧し
たことにより、1個の押圧片の両側の押圧部で2個のバ
ッテリーのコーナー部を、個々に上から押圧し、計4個
の押圧部で4個のバッテリーを個々に押圧、固定するこ
とができる。従って、個々のバッテリーの高さに誤差が
あっても、誤差を個々の押圧部で吸収して押圧、固定す
ることができ、バッテリーの高さ方向の誤差に起因する
固定部の上下方向の微小なバラつきを無くし、各バッテ
リーを、正確に、確実に、強固に、バッテリーボックス
底部に、押圧することができる。又、回り止め構造を備
えるので、平面視でX字型に組み付けられて容易に位置
決めされてナットによる螺締作業が行え、作業上極めて
有利である。更に、4個のバッテリーを個々に押圧、固
定するのにボルト、ナットは1組だけでよく、部品数を
少なくできる。更に又、押圧片がプレス成形品等で容易
に得られ、コスト上も極めて有利である。
【0044】更に又本発明は、ボルトの上部に、回り止
め構造を有する一対の押圧片の対向する端部相互を上下
に重ねて平面視H字型に取付け、各押圧片の左右に押圧
部を備え、上の押圧片の重ねた部分をボルトに螺合した
ナットで締め付け、ボルトを中心として放射状に配設さ
れた4個のバッテリーの夫々を、平面視H字型の押圧片
の左右の各押圧部で、個々に押圧するようにしたことに
より、相互に隣接するバッテリーを各押圧片の左右の押
圧部で個々に押圧することができるので、個々のバッテ
リーの高さに誤差があっても、確実に押圧することがで
き、しかも上記平面視X字型に取付けた構成と同様の効
果が正確に、確実に、容易に得られる等の効果がある。
【0045】更に本発明は、ボルトの上部に、回り止め
構造を有する一対の押圧片の対向する端部相互を上下に
重ねて平面視H字型に取付け、一対の押圧片は互いに同
形状であり、それぞれ左右に押圧部を備え、これの各内
側且つ裏面側に突出する山型部を備え、一対の押圧片の
一方を他方に対して表裏逆に配置し、各押圧片の重ね合
せ部を上からナットで締め付け、一方の押圧片の脚部及
び他方の押圧片の山型部で4個のバッテリーの夫々の上
面を固定するようにしたことにより、押圧片が1種類で
足り、部品の種類の削減を図ることが可能なのでコスト
ダウンを図れ、しかも上記平面視H字型に取付けた構成
と同様の効果が正確に、確実に、容易に得られる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のバッテリーボックス
の分解斜視図
【図2】本発明に係る第1実施例のバッテリーを収納し
た状態のバッテリーボックスの平面図
【図3】図2の3―3線拡大断面図
【図4】本発明に係る第1実施例のバッテリーを押圧片
で押圧した状態の平面図
【図5】図4の5―5線拡大断面図
【図6】図4の6―6線拡大断面図
【図7】本発明に係る第1実施例の押圧片の分解斜視図
【図8】本発明に係る第2実施例の押圧片の分解斜視図
【図9】図8の押圧片によるバッテリー押圧状態を示す
平面図
【図10】図9の10ー10線拡大断面図
【図11】本発明に係る第3実施例の押圧片の分解斜視
【図12】図11の押圧片によるバッテリー押圧状態を
示す平面図
【図13】図12の13―13線拡大断面図
【図14】図12の14―14線拡大断面図
【図15】図3に示す実施例の変更実施例の断面図
【符号の説明】
1…バッテリーボックス、2b…底部である底板、4…
センターフレーム、4d…センターフレームの頂部、4
h…センターフレームの上部、5…ボルト、5a…軸
部、5b…ネジ部、6…ナット、10…押圧機構、1
1,12…押圧片、11d,12d…押圧部、12f…
規制片、20…押圧機構、21,22…押圧片、21
d,22d…押圧部、21f,22f…規制片、30…
押圧機構、31,32…押圧片、31d,32d…押圧
部、31f,32f…規制片、31g,32g…山型
部、31h,32h…係合孔、B…バッテリー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−13665(JP,A) 実開 昭50−52433(JP,U) 実開 昭54−171725(JP,U) 実開 昭54−179431(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーボックスの内部を区画するよ
    うに、該バッテリーボックスの底部上に、これと一体化
    するようにセンターフレームを起立、設置し、 上記センターフレームの上部内に下半部の軸部が臨み、
    該センターフレームの頂部上に上半部のネジ部が起立、
    突出するように複数のボルトを該センターフレームの長
    さ方向に離間して複数固設し、 上記ボルトに螺合したナット側で、バッテリーボックス
    内に収納した複数のバッテリーを固定するようにした、 とを特徴とするバッテリーボックスのバッテリー固定
    装置。
  2. 【請求項2】 上記ボルトの軸部を、上記センターフレ
    ームの上部内に内周壁に溶接したことを特徴とする請求
    項1記載のバッテリーボックスのバッテリー固定装置。
  3. 【請求項3】 バッテリーボックスの内部を区画するよ
    うに、該バッテリーボックスの底部上に、これと一体化
    するようにセンターフレームを起立、設置し、 上記センターフレームの上部に、該センターフレームの
    長さ方向に離間して複数のナットを固設し、 上記 ナットに螺合したボルト側で上記バッテリーボック
    ス内に収納したバッテリーを固定するようにした、 とを特徴とするバッテリーボックスのバッテリー固定
    装置。
  4. 【請求項4】 バッテリーボックスの底板側にボルトを
    起設し、このボルトにナットを螺合することで、バッテ
    リーボックス内に収納したバッテリーを固定するように
    したバッテリー固定装置において、 上記バッテリーボックス内に、幅方向に且つ長さ方向に
    複数のバッテリーを並列に収納し、 上記ボルトの上部に、回り止め構造を有する一対の押圧
    片を上下に重ねて平面視X字型に取付け、 上記押圧片の重ねた部分を上記ナットで押圧し、 上記ボルトを中心として放射状に配設された4個のバッ
    テリーの夫々を、上記平面視X字型の押圧片の各押圧部
    で、個々に押圧するようにした、 ことを特徴とするバッテリーボックスのバッテリー固定
    装置。
  5. 【請求項5】 バッテリーボックスの底板側にボルトを
    起設し、このボルトに螺合したナット側で、バッテリー
    ボックス内に収納したバッテリーを固定するようにした
    バッテリーボックスの固定装置において、 上記バッテリーボックス内に、幅方向に且つ長さ方向に
    複数のバッテリーを並列に収納し、 上記ボルトの上部に、回り止め構造を有する一対の押圧
    片の対向する端部相互を上下に重ねて平面視H字型に取
    付け、 上記各押圧片の左右に押圧部を備え、上の押圧片の重ね
    た部分を上記ボルトに螺合した上記ナットで締め付け、 上記ボルトを中心として放射状に配設された4個のバッ
    テリーの夫々を、上記平面視H字型の押圧片の左右の各
    押圧部で、個々に押圧するようにした、 ことを特徴とするバッテリーボックスのバッテリー固定
    装置。
  6. 【請求項6】 バッテリーボックスの底板側にボルトを
    起設し、このボルトに螺合したナット側で、バッテリー
    ボックス内に収納したバッテリーを固定するようにした
    バッテリーボックスの固定装置において、 上記バッテリーボックス内に、幅方向に且つ長さ方向に
    複数のバッテリーを並列に収納し、 上記ボルトの上部に、回り止め構造を有する一対の押圧
    片の対向する端部相互を上下に重ねて平面視H字型に取
    付け、 上記一対の押圧片は互いに同形状であり、それぞれ左右
    に押圧部を備え、これの各内側且つ裏面側に突出する山
    型部を備え、該一対の押圧片の一方を他方に対して表裏
    逆に配置し、 上記各押圧片の重ね合せ部を上から上記ナットで締め付
    け、一方の押圧片の脚部及び他方の押圧片の山型部で4
    個のバッテリーの夫々の上面を固定するようにした、 ことを特徴とするバッテリーボックスのバッテリー固定
    装置。
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