JP3232621B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JP3232621B2 JP3232621B2 JP03595792A JP3595792A JP3232621B2 JP 3232621 B2 JP3232621 B2 JP 3232621B2 JP 03595792 A JP03595792 A JP 03595792A JP 3595792 A JP3595792 A JP 3595792A JP 3232621 B2 JP3232621 B2 JP 3232621B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum cleaner
- bearing
- main body
- shaft
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動用のローラーを備
えた電気掃除機に関する。
えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機には図4およ
び図5に示すような構成のものがあった。以下その構成
について図面を参照しながら説明する。図4に示すよう
に、電気掃除機の本体1には後部に電動送風機(図示せ
ず)等を内蔵し、前部に集塵室(図示せず)を配設して
いる。集塵室の上方には開閉自在な蓋体2を設け、ホー
ス3の一端に接続された接続パイプ4を蓋体2に装着し
ている。また本体1の底部にはその前方にキャスター
5、その後方に一対のローラー6を配設している。
び図5に示すような構成のものがあった。以下その構成
について図面を参照しながら説明する。図4に示すよう
に、電気掃除機の本体1には後部に電動送風機(図示せ
ず)等を内蔵し、前部に集塵室(図示せず)を配設して
いる。集塵室の上方には開閉自在な蓋体2を設け、ホー
ス3の一端に接続された接続パイプ4を蓋体2に装着し
ている。また本体1の底部にはその前方にキャスター
5、その後方に一対のローラー6を配設している。
【0003】図5はローラー6の詳細を示すものであ
り、本体1の両側部には円筒状の軸受7を設け、軸受7
に爪8を有する軸9が回転自在に挿着されている。
り、本体1の両側部には円筒状の軸受7を設け、軸受7
に爪8を有する軸9が回転自在に挿着されている。
【0004】そして、使用者が掃除中にホ−ス3を持っ
て本体1を移動すると、ローラー6は本体1の前後方向
に回転し、また方向転換した場合にはキャスター5は使
用者が移動した方向を向き、使用者の進む方向へ追従す
るものである。
て本体1を移動すると、ローラー6は本体1の前後方向
に回転し、また方向転換した場合にはキャスター5は使
用者が移動した方向を向き、使用者の進む方向へ追従す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、本体1を移動するときに床面の段差や敷居
等を乗り越える場合、電気掃除機の重量は主としてロー
ラー6にかかるので、衝撃によって床面や敷居が傷つい
たり、騒音が発生するという問題があった。
の構成では、本体1を移動するときに床面の段差や敷居
等を乗り越える場合、電気掃除機の重量は主としてロー
ラー6にかかるので、衝撃によって床面や敷居が傷つい
たり、騒音が発生するという問題があった。
【0006】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、移動時における走行性を向上し、床面や敷居等によ
る衝撃を吸収して損傷、騒音を減少できる電気掃除機を
提供することを目的とする。
で、移動時における走行性を向上し、床面や敷居等によ
る衝撃を吸収して損傷、騒音を減少できる電気掃除機を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するもので、電動送風機などを内蔵した電気掃除機の本
体と、この本体の前方底面に回動自在に設けたキャスタ
ーと、前記本体の後方の両側部に設けた一対の軸受と、
この軸受に回転自在に設けられた軸に接合された側面板
を有するローラーとを備え、前記軸受は床面に対して傾
斜させるとともに前記軸に設けた爪と前記軸受との間に
緩衝体を挿着する構成としたものである。
するもので、電動送風機などを内蔵した電気掃除機の本
体と、この本体の前方底面に回動自在に設けたキャスタ
ーと、前記本体の後方の両側部に設けた一対の軸受と、
この軸受に回転自在に設けられた軸に接合された側面板
を有するローラーとを備え、前記軸受は床面に対して傾
斜させるとともに前記軸に設けた爪と前記軸受との間に
緩衝体を挿着する構成としたものである。
【0008】
【作用】上記した構成において、ローラーの側面板は弾
性部材によって構成され、また軸受の保持部が弾性部材
によって構成され、さらに軸と軸受との間にスラスト方
向の衝撃を吸収する緩衝体を設けているため、ローラー
の衝撃を吸収できる。
性部材によって構成され、また軸受の保持部が弾性部材
によって構成され、さらに軸と軸受との間にスラスト方
向の衝撃を吸収する緩衝体を設けているため、ローラー
の衝撃を吸収できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施例を示したもの
である。なお、本実施例において、前述の従来例に示し
たものと同一構成部品には同じ符号を付し、その説明は
省略する。図に示すように、本体1の両側面の後方側に
は外側に傾斜した円筒状の軸受10を固定し、軸受10
には軸11が回転自在に挿着され、爪8によって脱落を
防止している。軸11には側面板12を介して環状のロ
ーラー13が固定され、側面板12は弾性を有する部材
で構成され、例えば薄肉のポリプロピレン等の合成樹脂
材料を用いている。
である。なお、本実施例において、前述の従来例に示し
たものと同一構成部品には同じ符号を付し、その説明は
省略する。図に示すように、本体1の両側面の後方側に
は外側に傾斜した円筒状の軸受10を固定し、軸受10
には軸11が回転自在に挿着され、爪8によって脱落を
防止している。軸11には側面板12を介して環状のロ
ーラー13が固定され、側面板12は弾性を有する部材
で構成され、例えば薄肉のポリプロピレン等の合成樹脂
材料を用いている。
【0011】上記構成において、使用者が本体1を移動
するときに、床面の段差や敷居等を乗り越えると、電気
掃除機の重量は主としてローラー13にかかるので、側
面板12の弾性によって外側(矢印方向)に変形し衝撃
を吸収することによって床面や敷居が傷つくことが少な
くなる。
するときに、床面の段差や敷居等を乗り越えると、電気
掃除機の重量は主としてローラー13にかかるので、側
面板12の弾性によって外側(矢印方向)に変形し衝撃
を吸収することによって床面や敷居が傷つくことが少な
くなる。
【0012】図2は本発明の第2の実施例を示したもで
あり、第1の実施例と相違する点は従来のローラー6を
使用し、軸受14の保持部15を弾性部材で構成した点
である。軸受14はポリプロピレン等の合成樹脂材料を
用い保持部15を薄肉として本体1にネジ16で固定し
ている。
あり、第1の実施例と相違する点は従来のローラー6を
使用し、軸受14の保持部15を弾性部材で構成した点
である。軸受14はポリプロピレン等の合成樹脂材料を
用い保持部15を薄肉として本体1にネジ16で固定し
ている。
【0013】上記構成によれば、従来のローラー6を使
用しても、保持部15の弾性によって外側(矢印方向)
に変形させてローラー6にかかる衝撃を吸収できる。
用しても、保持部15の弾性によって外側(矢印方向)
に変形させてローラー6にかかる衝撃を吸収できる。
【0014】図3は本発明の第3の実施例を示したもで
あり、第1の実施例と相違する点は従来のローラー6を
使用し、軸受10と軸17の爪8との間にゴム、ばね等
の弾性材から成る緩衝体18を設けた点であり、この構
成とすることにより、従来のローラー6を使用しても、
緩衝体18によってローラー6に加わる衝撃を吸収して
床面や敷居が傷つくことが少なくなる。
あり、第1の実施例と相違する点は従来のローラー6を
使用し、軸受10と軸17の爪8との間にゴム、ばね等
の弾性材から成る緩衝体18を設けた点であり、この構
成とすることにより、従来のローラー6を使用しても、
緩衝体18によってローラー6に加わる衝撃を吸収して
床面や敷居が傷つくことが少なくなる。
【0015】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
電気掃除機は、軸受は床面に対して傾斜させるものであ
り、この構成とすることにより、移動時における走行性
が向上し、床面や敷居等による衝撃を吸収して損傷、騒
音を減少できる。
電気掃除機は、軸受は床面に対して傾斜させるものであ
り、この構成とすることにより、移動時における走行性
が向上し、床面や敷居等による衝撃を吸収して損傷、騒
音を減少できる。
【図1】本発明の第1の実施例における電気掃除機の要
部断面図
部断面図
【図2】同第2の実施例における電気掃除機の要部断面
図
図
【図3】同第3の実施例における電気掃除機の要部断面
図
図
【図4】従来の電気掃除機の側面図
【図5】同電気掃除機の要部断面図
1 電気掃除機の本体 5 キャスター 10 軸受 11 軸 12 側面板 13 ローラー
Claims (1)
- 【請求項1】 電動送風機などを内蔵した電気掃除機の
本体と、この本体の前方底面に回動自在に設けたキャス
ターと、前記本体の後方の両側部に設けた一対の軸受
と、この軸受に回転自在に設けられた軸に接合された側
面板を有するローラーとを備え、前記軸受は床面に対し
て傾斜させるとともに前記軸に設けた爪と前記軸受との
間に緩衝体を挿着する構成とした電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03595792A JP3232621B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03595792A JP3232621B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05228080A JPH05228080A (ja) | 1993-09-07 |
JP3232621B2 true JP3232621B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=12456456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03595792A Expired - Fee Related JP3232621B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232621B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102082746B1 (ko) * | 2013-06-11 | 2020-02-28 | 삼성전자주식회사 | 진공 청소기 |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP03595792A patent/JP3232621B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05228080A (ja) | 1993-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |