JP3189349B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3189349B2
JP3189349B2 JP00359692A JP359692A JP3189349B2 JP 3189349 B2 JP3189349 B2 JP 3189349B2 JP 00359692 A JP00359692 A JP 00359692A JP 359692 A JP359692 A JP 359692A JP 3189349 B2 JP3189349 B2 JP 3189349B2
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和馬 周防
公軌 加藤
稔之 吉田
博司 仲本
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動用車輪を有する電
気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機の車輪は図5にて示す
ように、本体1に設けた略円筒の軸受け2と、この軸受
け2に嵌合する車軸3と、この車軸3を裏面略中央に形
成した車輪軸4と、前記車輪軸4の外周面を車輪軸4の
断面形状と略同一形状にて覆った軟質塩化ビニール等の
熱可塑性エラストマーからなるタイヤ5にて構成した車
輪が一般的であった。
【0003】また、図6に示すように軟質材からなるタ
イヤ5を用いず車輪軸6の最外周のフランジの肉厚を3
mm程度にした車輪も一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5に示し
た車輪のように床面への傷つき等を考慮して軟質材から
なるタイヤ5を設けたものは、ポリプロピレンからなる
車輪軸4と塩化ビニールからなるタイヤ5の両材料間で
接着性がないために車輪裏面よりタイヤ5の端部Aに手
を掛けられ矢印B方向にめくられると安易にタイヤ5が
外れてしまうことがあった。
【0005】また、図6に示すようにポリプロピレン等
の硬質材にて車輪軸6を形成しているものにおいては、
車輪軸6の最外周のフランジの肉厚を厚くしようとする
と、車輪軸6の表面に成型時の熱収縮によるひけが発生
し外観品質を低下させるものとなるため肉厚の薄いもの
しかできず、強度面でも外観品質においても貧弱なもの
となっていた。
【0006】そこで、本発明は車輪の外周フランジ近傍
の内周側に同心円からなる内周フランジを設けることに
より強度的にも外観的にもすぐれた車輪を有する電気掃
除機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、上記の目的を達
成するために本発明の請求項1記載の発明は、掃除機本
体と、前記掃除機本体の両側面に回転自在に取り付ける
車輪を備え、前記車輪は、その最外周に断面略L字状の
外周フランジを設けると共に、前記車輪の裏面には前記
外周フランジより内周側で、かつ前記外周フランジと同
心円からなる円筒状の内周フランジを設け、前記内周フ
ランジの下部を前記掃除機本体側面の下端部に対向させ
させると共に、前記内周フランジの掃除機本体側端部と
前記掃除機本体側面の下端部に設けた側方開放の凹部と
の間に指が入らない隙間を設け、かつ前記内周フランジ
の掃除機本体側端部が前記外周フランジの掃除機本体側
端部より突出しないようにすると共に、前記内周フラン
ジの掃除機本体側端部と前記掃除機本体側面との間
間を設けたものである。
【0008】また、本発明の請求項2記載の発明は、車
輪の外周フランジの外周面と内周面を、熱可塑性エラス
トマーからなるタイヤで覆うものである。
【0009】さらに、本発明の請求項3記載の発明は、
車輪を発泡ポリプロピレンから成型すると共に、前記車
輪の外周フランジの肉厚を5mm以上としたものであ
る。
【0010】
【作用】上記の技術的手段による作用は次のようにな
る。
【0011】本発明の請求項1記載の発明では、掃除機
本体の両側面に設けた車輪の最外周に断面略L字状の外
周フランジを設けると共に、前記車輪の裏面には前記外
周フランジより内周側で、かつ前記外周フランジと同心
円からなる円筒状の内周フランジを設け、前記内周フラ
ンジの下部を前記掃除機本体側面の下端部に対向させ
と共に、前記内周フランジの掃除機本体側端部と前記掃
除機本体側面の下端部に設けた側方開放の凹部との間に
指が入らない隙間を設け、かつ前記内周フランジの掃除
機本体側端部が前記外周フランジの掃除機本体側端部よ
り突出しないようにすると共に、前記内周フランジの掃
除機本体側端部と前記掃除機本体側面との間隙間を設
けたことにより、車輪の外周部近傍の強度が強くなると
ともに一枚の板状の車輪に比べて外観上厚みのある車輪
とすることができ、また、使用者が車輪裏面と掃除機本
体側面との隙間に指を挿入するのを防止でき、指をはさ
んだりすることを防止できるものである。また、前記内
周フランジの掃除機本体側端部と前記掃除機本体側面の
下端部に設けた側方開放の凹部との隙間から内周フラン
ジ上に溜まった塵埃等を車輪の回転により落下させるこ
とができ回転走行性を維持することができる。
【0012】また、本発明の請求項2記載の発明では、
車輪の外周フランジの外周面と内周面を、熱可塑性エラ
ストマーからなるタイヤで覆う構成であるが、外周フラ
ンジの内周面側のタイヤと外周フランジとの接合部に簡
単に指が入らないため車輪よりタイヤが外れるようなこ
とのないものである。
【0013】さらに、本発明の請求項3記載の発明で
は、車輪を発泡ポリプロピレンから成型するので、外周
フランジの肉厚を厚くしても成型時の熱収縮によるひけ
のための外観不良を防止できると共に、強度を向上する
ことができるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1〜図4において電気掃除機の掃除機
本体7は、前方に床ノズル、延長管、ホース(図示せ
ず)を通じて吸いこんだ塵埃を収容する集塵室を、後方
には上部ボデー8と下部ボデー9とで空間を形成し、こ
の空間内に電動送風機やコード巻取り装置を内蔵してい
る。集塵室の上方はダスト蓋10で開閉自在に覆われ、
下方底面には自在車輪11が回転自在に取りつけられて
いる。
【0015】また、掃除機本体7を構成する下部ボデー
9後方の両側面には、一対の車輪12が回転自在に取り
つけられている。下部ボデー9の車輪取り付け面13に
は略円筒状の軸受14が形成されている。車輪12の構
成を図1に示す。軸受14に嵌合する略円筒状の車軸1
5と、この車軸15を裏面中央部に設けた車輪軸16を
有し、車輪軸16の裏面から下部ボデー9方向に突出す
る車軸15の先端には係止爪17が形成されている。車
輪軸16の外周面に断面略L字状の外周フランジ18が
形成され、その外周フランジ18に近接した車輪軸16
の裏面内周に車輪軸16と同心円からなる複数の内周フ
ランジ19が設けられ、さらに内周フランジ19の掃除
機本体7側端部が外周フランジ18の掃除機本体7側端
部より突出しないようにし、また、内周フランジ19の
幅方向の厚みを前記外周フランジ18の幅方向の厚みと
略同一となるようにしたものである。また、内周フラン
ジ19と掃除機本体7側面との間に隙間を設け、内周フ
ランジ19の下部を下部ボデー9の側面下端部に対向さ
せている。また、掃除機本体7側面の下端部には側方を
開放した凹部7aを形成し、内周フランジ19の掃除機
本体側端部と凹部7 aとの間に指が入らない隙間を設け
ている。
【0016】さらに、図3に示す車輪20においては、
上記車輪12の構成に加え、車輪取り付け面13に設け
た軸受け14に車軸19を介して嵌合する車輪軸21の
外周フランジ22を、軟質塩化ビニール等の軟質材から
なるタイヤ23で覆う構成である。また、車輪12と同
様に、車輪軸21の裏面で外周フランジ22の近傍には
車輪軸21と同心円からなる内周フランジ24が複数設
けられている。
【0017】さらにまた、図4に示す車輪25において
は、前述同様の車輪取り付け面13に設けた軸受け14
に車軸26を介して嵌合する車輪軸27の外周フランジ
28が3mm以上径方向に肉厚となっており、車輪25の
材質を発泡ポリプロピレンにて構成したものである。外
周フランジ28の内周面が下部ボデーの側面下端部と対
向するように肉厚を設定している。
【0018】以上の構成においてそれぞれの車輪12・
20・25の作用について説明する。
【0019】図1に示すように車輪軸16の外周に設け
た外周フランジ18とその近傍に設けた複数の内周フラ
ンジ19により、車輪12の落下等に対する強度が向上
するとともに誤って使用者が車輪12を持つようなこと
があっても外周フランジ18及び内周フランジ19によ
り下部ボデー9と車輪12裏面間の隙間を狭くできるた
め指をつめるようなことはない。
【0020】また、図3に示すような車輪20において
は、車輪軸21の外周フランジ22を取り巻く軟質材か
らなるタイヤ22との接合部イ近傍に内周フランジ24
を設けることにより、接着性のないポリプロピレンから
なる車輪軸21と軟質塩化ビニールからなるタイヤ22
の接合部イに剥離させる力が加わらないようになってい
る。
【0021】さらにまた、図4に示すような車輪25に
おいては、車輪軸27の外周フランジ28を3mm以上の
肉厚にしても車輪25の材質を発泡ポリプロピレンにし
たことにより成型時に生じる熱収縮による外観へのひけ
が生じないものであり、かつ外周フランジ28を厚くす
ることで落下時の強度や外観品質も向上するものであ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明では、車輪
の外周部近傍の強度が強くなるとともに一枚の板状の車
輪に比べて外観上厚みのある車輪とすることができ、ま
た、使用者が車輪裏面と掃除機本体側面との隙間に指を
挿入するのを防止でき、指をはさんだりすることを防止
でき、車輪の回転走行性を良好とするものである。
【0023】また、本発明の請求項2記載の発明では、
外周フランジの内周面側のタイヤと外周フランジとの接
合部に簡単に指が入らないため車輪よりタイヤが外れる
ようなことのないものである。
【0024】さらに、本発明の請求項3記載の発明で
は、車輪を発泡ポリプロピレンから成型するので、外周
フランジの肉厚を厚くしても成型時の熱収縮によるひけ
のための外観不良を防止できると共に、強度を向上する
ことができ、さらに、使用者が車輪裏面と掃除機本体側
面との隙間に指を挿入するのを防止でき、指をはさんだ
りすることを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気掃除機の車輪の縦
断面図
【図2】本発明の一実施例を示す電気掃除機の側面図
【図3】本発明の他の実施例を示す電気掃除機の車輪の
縦断面図
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す電気掃除機の
車輪の縦断面図
【図5】従来の一例を示す電気掃除機の車輪の縦断面図
【図6】従来の他例を示す電気掃除機の車輪の縦断面図
【符号の説明】
12 車輪 18 外周フランジ 19 内周フランジ 20 車輪 22 外周フランジ 23 タイヤ 24 内周フランジ 25 車輪 28 外周フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲本 博司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−19121(JP,A) 特開 昭56−31801(JP,A) 特開 昭59−171701(JP,A) 特公 昭57−12681(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体と、前記掃除機本体の両側面
    に回転自在に取り付ける車輪を備え、前記車輪は、その
    最外周に断面略L字状の外周フランジを設けると共に、
    前記車輪の裏面には前記外周フランジより内周側で、か
    つ前記外周フランジと同心円からなる円筒状の内周フラ
    ンジを設け、前記内周フランジの下部を前記掃除機本体
    側面の下端部に対向させさせると共に、前記内周フラン
    ジの掃除機本体側端部と前記掃除機本体側面の下端部に
    設けた側方開放の凹部との間に指が入らない隙間を設
    け、かつ前記内周フランジの掃除機本体側端部が前記外
    周フランジの掃除機本体側端部より突出しないようにす
    ると共に、前記内周フランジの掃除機本体側端部と前記
    掃除機本体側面との間隙間を設けた電気掃除機。
  2. 【請求項2】 車輪の外周フランジの外周面と内周面
    を、熱可塑性エラストマーからなるタイヤで覆う請求項
    1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 車輪を発泡ポリプロピレンから成型する
    と共に、前記車輪の外周フランジの肉厚を5mm以上と
    した請求項1記載の電気掃除機。
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DE4421610A1 (de) * 1994-06-21 1996-01-04 Licentia Gmbh Staubsaugermundstück mit Stützrädern
KR100336818B1 (ko) * 1995-12-15 2002-11-08 대우전자주식회사 진공청소기의 뒷바퀴장착구조

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