JP3144028B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3144028B2
JP3144028B2 JP04053332A JP5333292A JP3144028B2 JP 3144028 B2 JP3144028 B2 JP 3144028B2 JP 04053332 A JP04053332 A JP 04053332A JP 5333292 A JP5333292 A JP 5333292A JP 3144028 B2 JP3144028 B2 JP 3144028B2
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章浩 平野
雄一 清水
雅一 恩田
雅史 岡本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に関し、特
に移動用のキャスター、ローラなどを配設した電気掃除
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は、特開平2
−237525号公報などに示されているように本体下
方に複数個の移動用のキャスターを配設した構成が一般
的であった。
【0003】以下、図6,図7に従って説明する。
【0004】1は集塵室、モータ(図示していない)、
などを配設した電気掃除機本体(以下、本体という)で
ある。2は集塵室前方の本体1に設けられた吸気口であ
り、ホース3の接続パイプ4を接続する。ホース3の先
端パイプ5には延長管6が接続され、さらに延長管6の
先には床ノズル7が接続される。本体1の下面には、キ
ャスター8を本体1より張り出して四方に装着し、か
つ、本体1に形成した回動軸9を介して、また、ローラ
10により回動自在に配設した車輪台11を備えてい
る。また、本体1の下面に形成したストッパーA1aと
車輪台11の本体1配設面に形成したストッパーB11
aにより本体1に対しての車輪台11の回転は略360
°に規制されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上の構
造においては、本体1が車輪台11上で回動していると
きは回転性はよいが、例えば本体1が回りきってストッ
パーA1aとストッパーB11aが当接する状態では本
体1の回転性は非常に悪くなる。また、本体1と車輪台
11が回動自在に構成されているということは本体1と
車輪台11との間には隙間が形成されており、その隙間
に塵埃がたまったり、マッチ棒や爪楊枝などが侵入した
ときには途端に本体1の回転性は著しく低下してしま
う。また、車輪台11という別部材を使用しておりこの
車輪台11に対して本体1を回転させるためにローラ1
0が必要であり、複雑な構成となっているとともに作業
性が悪くコストアップでもあり、製品全体が大形化し、
重量も重くなっている。さらには本体1に形成した回動
軸9に常に力がかかっており、また、使用状態において
はさらにストッパーA1aとストッパーB11aがぶつ
かりあっており、各々の強度、耐久性にも問題があっ
た。
【0006】また、本体1外周よりもキャスター8が張
り出しており、机,タンス,ソファーなど家具にぶつか
りやすく、家具に傷を付けたり、引っかかったりして非
常に使い勝手の悪いものであった。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、部品点数を増やさず走行性がよく、小回りなど
にもすぐれた使用性の向上を図った電気掃除機を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
本発明の第1の技術手段は、モータを内蔵し、前部に吸
気口を形成した電気掃除機本体と、前記吸気口に連通す
るホースとを備え、この電気掃除機本体の下方外周に移
動用のキャスターを複数個配設し、かつ、前記電気掃除
機本体下面の略中心に前記複数個のキャスターの最下面
よりも下方に突出した支点を配設し、前記支点は前記本
体が方向転換する際の回動中心となるよう構成するもの
である。
【0009】第2の技術手段は、前記支点を回転体で形
成したするものである
【0010】第3の技術手段は、電気掃除機本体の吸気
口側の側面にローラを備え、前記ローラは本体前面より
突出するとともに、前側のキャスターよりも前方に突出
する構成であり、かつ、前記ローラの下端が前記キャス
ター下面よりも上方に位置するものである。
【0010】第4の技術手段は、前記電機掃除機本体の
後部にローラを備え、前記ローラは本体後面よりも突出
するとともに、後側の前記キャスターよりも後方に突出
する構成であり、かつ、前記ローラの下端が前記キャス
ター下面よりも上方に位置する構成である請求項1〜請
求項3のいずれかに記載のものである。
【0011】
【作用】上記構成による作用は次のようになる。
【0012】第1の技術手段によると、本体下方に設け
た回転体よりも最下面が下方に突出した支点(回転体)
を本体下面の略中心に設けたことにより、本体の方向転
換をするときに支点が回動中心となり本体の方向転換が
でき、回転半径が0となり非常に小回り性がよくなり、
操作性、使用性の向上が図れるものである。
【0013】第2の技術手段によると、本体の吸気口側
の側面に配設した本体前部よりも前方に突出し、本体下
方に配設した回転体よりも上方に位置するローラによ
り、敷居などの段差の乗り越し時に本体や本体下方の回
転体よりも先に本体前部両側に配設したローラが当た
り、段差乗り越しが非常に容易に行えるものである。
【0014】第3の技術手段によると、本体の吸気口と
反対側の側面に配設した本体後部よりも後方に突出し、
本体下方に配設した回転体よりも上方に位置するローラ
により、上方掃除をする際に本体前部を持ち上げるとロ
ーラが接地して本体を支持し、上方掃除がしやすい。ま
た、ホースを急激に引いて本体の方向転換を行うときに
は同様に本体前部が浮いて本体後方両側に配設したロー
ラにより本体の2点支持を行い、本体の回転性が向上す
るものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例の電気掃除機について
添付図面にもとづいて説明する。
【0016】(実施例1) 第1の技術手段において、図1〜図3に示すように、2
1は前側に上方開口状の集塵室22を形成し、後方には
塵埃吸引用のモータ23,電源コード24を巻装したコ
ード巻き取り装置25などを組み込んだ本体で、集塵室
22には塵埃を集積する紙袋26を着脱自在に取着し、
その上方開口を覆うように蓋体27が本体21に回動自
在に配設されている。この蓋体27にはホース28の接
続パイプ29が取着される吸気口30が形成されてお
り、ホース28の先端パイプ31には延長管32が取り
つけられ、その先には床ノズル33が取りつけられてい
る。本体下面34の四方に本体21外形より突出しない
ようにキャスター35を配設するとともにその略中心に
キャスター35の下面よりもl1だけ下方に突出するよ
うにローラ(支点)36が配設してある。
【0017】上記構成における作用は次のようになるも
のである。
【0018】掃除中に本体21を移動させるときには通
常キャスター35によって移動するが本体21を略90
°や略180°回転させるときには本体21下面34の
中心に配設したローラ36が回転中心となり、回転半径
が0で回転しスムースに回転するものである。
【0019】(実施例2) 第2の技術手段においては、図4に示すように本体21
の吸気口30側の両側に本体21の前部よりも前方にl
2だけ突出し、かつ、本体21下面34の前側のキャス
ター35下面よりもl3だけ上方に位置するようにロー
ラ37が配設されている。
【0020】これにより、敷居などの段差を乗り越すと
きにホース28を引っ張ると敷居38に本体21前部や
前側のキャスター35が当たる前にローラ37が当た
り、ローラ37が敷居を乗り越えることにより本体21
の移動が容易に行えるものである。
【0021】(実施例3) 第3の技術手段においては、図5に示すように本体21
の吸気口30の反対側の両側に本体21の後部よりも後
方にl4だけ突出し、かつ、本体21下面34の後側の
キャスター35下面よりもl5だけ上方に位置するよう
にローラ38が配設される。これにより、ホース28を
急激に引っ張ったときに本体21前部が浮いてローラ3
8が床面に接地して本体21を支持し、本体21の後方
両側に配設したローラ38の2点支持となり本体21の
移動がスムースに行えるものである。また、上方掃除を
するときにもホース28を上方に引っ張ることにより、
本体21の前部が浮いてローラ38が床面に接地してこ
のローラ38の2点支持で広範囲の上方掃除が容易に行
えるものである。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例の説明により明らかなよう
に本発明の電気掃除機によれば、以下の大きな効果を得
るものである。
【0023】第1の技術手段によれば、本体の下面外周
近傍に複数個配設し、かつ、本体下面の略中心に回転体
の最下面よりも下方に若干突出した支点(ローラ)を配
設したことにより、本体を水平方向に回転させるときに
本体下面に配設した支点が回転中心となり回転が行え、
これにより回転半径が0となり非常に優れた小回り性を
有する電気掃除機を提供し、使用性の向上が図れるもの
である。
【0024】さらには、前記小回り性の向上を図るとき
に従来のように本体のほかに回転用に別体を用いること
なく構成でき部品点数の削減、組み立て性の向上、コス
トの低減、本体の小形化、軽量化が図れるものである。
【0025】第2の技術手段によれば、吸気口を形成し
た本体の前部側面に、前方最外周面が、本体前面および
本体下面に設けた前側の回転体よりも前方に突出し、か
つ、下方最外周面が回転体下面より若干上方に位置する
ようにローラを配設することにより、敷居などの段差を
乗り越すときにまずこのローラが段差に当たり段差を乗
り越して非常に容易に段差乗り越しが行えるものであ
る。
【0026】第3の技術手段によれば、本体の吸気口配
設側と反対側の側面に、後方最外周面が、本体後面およ
び本体下面に設けた後側の回転体よりも後方に突出し、
かつ、下方最外周面が回転体下面より若干上方に位置す
るようにローラを配設することにより、本体前側を浮か
せて本体を支持することができ上方掃除時にホースを上
に向けやすくまた、本体を側面に配設したローラによっ
て2点支持することにより本体の小回り性がよく使用性
の向上が図れるものである。
【0027】以上述べてきたように、本発明は実使用
上、非常に有用な効果を得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電気掃除機の側面図
【図2】同下面図
【図3】同使用状態での斜視図
【図4】本発明の実施例2の電気掃除機の側面図
【図5】本発明の実施例3の電気掃除機の側面図
【図6】従来の電気掃除機の構成を一部分解して示す斜
視図
【図7】同使用状態での斜視図
【符号の説明】
21 本体 23 モータ 30 吸気口 34 本体下面 35 キャスター(回転体) 36 ローラ(支点)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 雅史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−48049(JP,U) 実開 昭49−117663(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 5/00,9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを内蔵し、前部に吸気口を形成し
    た電気掃除機本体と、前記吸気口に連通するホースとを
    備え、この電気掃除機本体の下方外周に移動用のキャス
    ターを複数個配設し、かつ、前記電気掃除機本体下面の
    略中心に前記複数個のキャスターの最下面よりも下方に
    突出した支点を配設し、前記支点は前記本体が方向転換
    する際の回動中心となるよう構成した電気掃除機。
  2. 【請求項2】 支点を回転体で形成した請求項1記載の
    電気掃除機。
  3. 【請求項3】 電気掃除機本体の吸気口側の側面にロー
    ラを備え、前記ローラは本体前面より突出するととも
    に、前側のキャスターよりも前方に突出する構成であ
    り、かつ、前記ローラの下端が前記キャスター下面より
    も上方に位置する構成である請求項1又は2記載の電気
    掃除機。
  4. 【請求項4】 前記電機掃除機本体の後部にローラを備
    え、前記ローラは本体後面よりも突出するとともに、後
    側の前記キャスターよりも後方に突出する構成であり、
    かつ、前記ローラの下端が前記キャスター下面よりも上
    方に位置する構成である請求項1〜請求項3のいずれか
    に記載の電機掃除機。
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