JP2002223993A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2002223993A
JP2002223993A JP2001026422A JP2001026422A JP2002223993A JP 2002223993 A JP2002223993 A JP 2002223993A JP 2001026422 A JP2001026422 A JP 2001026422A JP 2001026422 A JP2001026422 A JP 2001026422A JP 2002223993 A JP2002223993 A JP 2002223993A
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cleaner
rotation
moving roller
electric blower
vacuum cleaner
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JP2001026422A
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Hiroshi Hayakawa
浩 早川
Kiyoshi Hashizume
清 橋爪
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃を取り込む吸気口を形成した吸込部に掃
除機本体を回動自在に取着した電気掃除機において、掃
除機本体を前後操作するとき、使用者の手元に掛かる荷
重を軽減して操作性を向上し、コンパクトで軽量な電気
掃除機を提供する。 【解決手段】 塵埃を取り込む吸気口23を形成した吸
込部21に対して、電動送風機25を内蔵した掃除機本
体24を回動自在に取着し、吸込部21と掃除機本体2
4の回動中心と同軸に移動用ローラー37を設け、少な
くとも前記掃除機本体24を回動させた時、電動送風機
25の軸心が移動用ローラー37の回動中心37aより
掃除機本体24の前方側に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵埃を取り込む吸
気口を形成した吸込部に掃除機本体を回動自在に取着し
た電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は、実公平6
−8847号公報に示すような構成が一般的で、図8〜
図11に示すように構成していた。以下、その構成につ
いて説明する。
【0003】図8〜図11に示すように、掃除機本体1
は電動送風機2を内蔵しており、この電動送風機2は、
その前後部を支持して掃除機本体1の内部に配設してい
る。吸込部3は掃除機本体1の下部に設け、掃除機本体
1の下端の両側に一体に形成した回動支持部4に吸込部
3の回転軸3aを挿入して回動自在に支持している。
【0004】回転ブラシ5は吸込部3の前端の吸込口6
の内部に設けている。また、吸込部3の後端部にリリー
スペダル7を突出して設け、吸込部3に対する掃除機本
体1の回動規制を解除するようになっている。移動用ロ
ーラー8は掃除機本体1の下端に設け、掃除機本体1の
上方に突出したハンドル9を傾け前後操作することによ
り掃除面を走行できるようになっている。
【0005】ホース10は掃除機本体1の内部の塵埃捕
集用の集塵袋(図示せず)と吸込部3の吸込口6とを連
通するものであり、集塵室蓋11は集塵袋着脱時に開閉
するものである。リリース突体12、13は掃除機本体
1の回動支持部4に一体に、回動支持部4の外周に適当
な間隔をおいて形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、ハンドル9の前後操作により掃除機本体1が掃除
面を走行する。このとき、掃除機本体1を前方方向へ操
作するときは電動送風機2の重心が移動用ローラー8の
回転中心より掃除機本体1の後方側に移動するため、電
動送風機2の荷重がハンドル9に掛かり、操作性が悪い
という問題があった。
【0007】すなわち、ハンドル9の前後操作により電
動送風機2の重心が移動用ローラー8の回転中心に対し
て前後に移動し、ハンドル9に掛かる荷重、すなわち使
用者の手元に掛かる荷重が大きくなるという問題があっ
た。
【0008】また、リリースペダル7が吸込部3から突
出しているため、操作中に家具などに当たり傷をつけた
り、ハンドル9を持って移動するときにストッキングに
引っ掛かり破るという問題があった。
【0009】また、吸込部3の回転軸3aを掃除機本体
1の外方に取着しているため、掃除機本体1の幅寸法が
大きくなって重くなり、操作性が悪くなっていた。
【0010】また、使用時にはリリースペダル7を足で
踏み込んで掃除機本体1を傾けるが、このとき、踏み込
んだ荷重により吸込部3を前方方向へ動かす分力が働
き、吸込部3が前方に移動し、足からリリースペダル7
が逃げて不安定になり、使用勝手が悪いという問題があ
った。
【0011】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、掃除機本体を前後操作するとき、使用者の手元に掛
かる荷重を軽減して操作性を向上した電気掃除機を提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、塵埃を取り込む吸気口を形成した吸込部
と、この吸込部に対して回動自在に取着し電動送風機を
内蔵した掃除機本体と、前記吸込部と掃除機本体の回動
中心と同軸に設けた移動用ローラーを備え、少なくとも
前記掃除機本体を回動させた時、前記電動送風機の軸心
または重心が移動用ローラーの回動中心より掃除機本体
の前方側に位置するものである。
【0013】これにより、掃除機本体を前後操作するた
めに掃除機本体を回動させたとき、すなわち、掃除機本
体を吸込部に対して後方側に傾斜するように掃除機本体
を回動させたとき、電動送風機の軸心または重心が移動
用ローラーの回転中心より掃除機本体の前方になるた
め、電動送風機の荷重が掃除機本体に設けたハンドルに
掛からなくなり、使用者の手元に掛かる荷重を軽減して
操作性を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、塵埃を取り込む吸気口を形成した吸込部と、この吸
込部に対して回動自在に取着し電動送風機を内蔵した掃
除機本体と、前記吸込部と掃除機本体の回動中心と同軸
に設けた移動用ローラーを備え、少なくとも前記掃除機
本体を回動させた時、前記電動送風機の軸心または重心
が移動用ローラーの回動中心より掃除機本体の前方側に
位置するものであり、掃除機本体を前後操作するために
掃除機本体を回動させたとき、すなわち、掃除機本体を
吸込部に対して後方側に傾斜するように掃除機本体を回
動させたとき、電動送風機の軸心または重心が移動用ロ
ーラーの回転中心より掃除機本体の前方になるため、電
動送風機の荷重が掃除機本体に設けたハンドルに掛から
なくなり、使用者の手元に掛かる荷重を軽減して操作性
を向上することができる。
【0015】ハンドルは掃除機本体の上部、すなわち回
動中心と反対側に設けることが好ましく、また、電動送
風機は掃除機本体内の下部に、軸方向が掃除機本体の左
右方向となるように配設しており、さらに、電動送風機
を内蔵した掃除機本体の下部の左右方向の側面に吸込部
を回動自在に支持する回動支持部を設け、吸込部の後方
に左右方向に離して設けたアームには回動支持部に嵌合
させる円筒状の回転軸を設け、掃除機本体の下部左右方
向の側面を挟み込んで、吸込部を掃除機本体の回動支持
部に回動自在に取り付ける。さらに、回動支持部または
アームの回動軸に移動用ローラーを回転自在に取り付け
ることにより、掃除機本体と吸込部と移動用ローラーと
をコンパクトに取り付けることができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、移動用ローラーを電動送風機の軸
方向の両端に配設し、前記移動用ローラーは電動送風機
の少なくとも一部を覆うよう構成したものであり、重い
電動送風機が移動用ローラーの範囲内にあることで、操
作性を向上することができるとともに、掃除機本体の幅
寸法を小さくすることができ、小型化、省スペース化を
図ることができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、吸込部の回動軸を略円筒形とし、
かつ移動用ローラーの外径とほぼ同一にしたものであ
り、ベット下や机の下などを掃除するとき、障害物に対
して引っ掛かりや衝撃が緩和され、スムースに操作する
ことができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、吸込部の回動軸の少なくとも一部
を移動用ローラーが覆うよう構成したものであり、操作
時に力が作用する吸込部の回転軸近傍に移動用ローラー
が存在するから、操作性を向上することができるととも
に、掃除機本体の幅寸法を小さくすることができ、小型
化、省スペース化を図ることができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、電気配線接続部を移動用ローラー
で覆う構成としたものであり、移動用ローラーを取り除
くことにより、掃除機本体に配設した配線接続部の配
線、部品交換を容易に行うことができる。
【0020】請求項6に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、吸込部に対する掃除機本体の回動
規制を解除するリリースペダルを備え、前記リリースペ
ダルは、移動用ローラーの後端および上端より突出しな
いよう構成したものであり、ベット下などを掃除すると
き、リリースペダルがベットなどに当たることがなく、
また、家具などに当たることがないため、スムーズに操
作できるとともに、ベッド、家具などの傷つけを防止す
ることができる。
【0021】請求項7に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、吸込部に対する掃除機本体の回動
規制を解除するリリースペダルを備え、前記リリースペ
ダルを操作したとき、リリースペダルが移動用ローラー
に当接するようにしたものであり、リリースペダルを足
で踏み込んで掃除機本体を傾ける際、リリースペダルが
移動用ローラーに当ることにより、移動用ローラーが回
転するのを防止することかでき、掃除機本体が移動する
のを防止することができる。
【0022】請求項8に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、吸込部の回動軸が電動送風機の少
なくとも一部を覆うよう構成したものであり、操作時に
力が作用する吸込部の回転軸近傍に重い電動送風機が存
在するから、操作性を向上することができるとともに、
掃除機本体の幅寸法を小さくすることができ、小型化、
省スペース化を図ることができる。
【0023】請求項9に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、移動用ローラーが、掃除
機本体の少なくとも一部を覆うよう構成したものであ
り、重い電動送風機を有する掃除機本体近傍に移動用ロ
ーラーを構成することで、操作性を向上することができ
るとともに、掃除機本体の幅寸法を小さくすることがで
き、小型化、省スペース化を図ることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0025】図1〜図3に示すように、吸込部21は前
方に塵埃を掻き揚げる回転ブラシ22と塵埃を取り込む
吸気口23を有している。掃除機本体24は本体前部2
4aと本体後部24bとで構成し、塵埃吸引用の電動送
風機25およびコード26を収納するコード巻き取り装
置27を挟持するかたちで内蔵し、吸込部21に回動自
在に設けている。この掃除機本体24は電動送風機25
を下部24aに配設しており、その掃除機本体24の下
部24aの外郭形状は略円筒形である。つまり、電動送
風機25の軸が掃除機本体24の左右方向になるように
配設されているので、掃除機本体24の下部24aの外
郭は左右方向が中心軸となる略円筒形に形成されている
のである。
【0026】掃除機本体24の下部24aから上方に延
びる掃除機本体24の上部内には集塵袋28が配され、
電動送風機25の吸引力で吸引した塵埃を捕集する。掃
除機本体24の上部には、集塵室蓋29が開閉自在に設
けられており、この集塵蓋29を開閉して集塵袋28を
着脱する。フィルター押さえ30は電動送風機25から
排出された排気の中の細塵を捕集する排気フィルター3
1を着脱自在に保持している。
【0027】回転ブラシ22内には、回転ブラシ22を
回転させる駆動用モーター32を内蔵しており、吸込部
21の上面には回転ブラシ22の回転が外部から確認で
きるよう半透明の窓33を設けている。また、掃除機本
体24と吸込部21とは着脱自在のホース34により連
結している。つまり、ホース34の一端を電動送風機2
5の吸引力が作用する集塵袋28に接続し、ホース34
の他端側を吸込部21の吸気口23側に連通するように
接続し、吸込部21の吸気口25から塵埃を吸い込み、
集塵袋28で塵埃を捕集するようになっている。
【0028】吸込部21の外郭は、図4に示すように、
吸込部上部21aと吸込部下部21bとで構成してお
り、図6に示すように、吸込部21の後方には掃除機本
体24の下部24aに回動自在に連結するアーム21a
を左右方向に離して一対設け、この一対のアーム21a
には各々円筒形の回動軸35a、35bを設けている。
図5に示すように、掃除機本体24の下部24aの左右
方向の側面には有底円筒形の回動支持部36a、36b
を形成しており、この回動支持部の外径とほぼ同一の内
径をもつ回動軸35a、35bが回動自在に嵌合される
構成である。上記回動支持部36a、36bは左右方向
側を開放した溝形状をしており、一対のアーム21aに
各々設けた回動軸35a、35bを左右方向から回動支
持部36a、36bに嵌合し易くしている。さらに、左
右方向から回転支持部36a、36bおよび回動軸35
a、35bを移動用ローラー37にて覆い、掃除機本体
24の下部の外径より若干大きく設定され、移動用ロー
ラーが床面に接触して移動するようにしている。
【0029】この移動用ローラー37の回動中心37a
は吸込部21の回転中心(回動軸35a、35b中心)
と同一に取着するように、掃除機本体24の下部24a
の回転支持部36a、36bの側面にローラー押え板3
8を介して締付けねじ39で回転自在に取着し、掃除機
本体24の上方に突出したハンドル40を前後操作する
ことにより掃除面を走行できるように構成している。
【0030】リリースペダル41は、吸込部21に対す
る掃除機本体24の回動規制を解除するもので、図2に
示すように、移動用ローラー37の後端および上端より
突出しないよう配設し、足で踏むことにより、リリース
ペダル下部42が移動用ローラー37に当接するまで回
動するよう形成している。
【0031】掃除機本体24が回動した時、電動送風機
25の送風ファン(図示せず)の中心である軸心43
は、図6に示すように、移動用ローラー37の回動中心
37a、すなわち吸込部21と掃除機本体24の回動中
心より掃除機本体24の前方側に位置するよう構成して
いる。把手44は掃除機本体24を運搬時に持つもので
ある。また、図5および図7に示すように、配線接続部
45は吸込部21の回転ブラシ22を回転させる駆動用
モーター32と掃除機本体24に配設した電動送風機2
5間の接続線を接続するもので、移動用ローラー37で
覆い、ローラー押え板38でカバーしている。
【0032】上記構成において作用を説明する。収納状
態では掃除機本体24は、吸込部21に対して、上方に
突出したハンドル40が略鉛直方向になるようにロック
している。この状態で、リリースペダル41を踏むこと
により、吸込部21に対する掃除機本体24の回動規制
を解除して掃除機本体24を傾斜させ、ハンドル40を
持って掃除機本体24を前後操作し、被掃除面を掃除す
る。
【0033】このとき、電動送風機25の送風ファン
(図示せず)の回転中心である軸心43、いわゆる電動
送風機25の重心(軸心43は前記送風ファンの回転中
心であることより重心と一致する)が移動用ローラー3
7の回動中心37a、すなわち吸込部21と掃除機本体
24の回動中心より掃除機本体24の前方側に位置する
ため、ハンドル40を上方に回動させるトルクが働き、
コード巻き取り装置27などの重量によるハンドル40
を下方に回動させるトルクを軽減する。したがって、使
用者の手元に掛かる荷重を軽減させるトルクが働き、ハ
ンドル40の操作性を向上することができて、使用勝手
をよくすることができる。
【0034】また、吸込部21の回動軸の外径上面を略
円筒形とし、かつ移動用ローラー37の外径とほぼ同一
にしているので、ベット下や机の下などを掃除すると
き、障害物に対して引っ掛かりや衝撃が緩和され、スム
ースに操作することができる。
【0035】また、移動用ローラー37を電動送風機2
5の軸方向の両端に配設し、移動用ローラー37は電動
送風機25の少なくとも一部を覆うよう構成しているの
で、重い電動送風機25が移動用ローラー37の範囲内
にあることで、操作性を向上することができるととも
に、掃除機本体24の幅寸法を小さくすることができ、
小型化、省スペース化を図ることができる。
【0036】また、吸込部21の回動軸の少なくとも一
部を移動用ローラー37が覆うよう構成しているので、
操作時に力が作用する吸込部21の回転軸近傍に移動用
ローラー37が存在するから、操作性を向上することが
できるとともに、掃除機本体24の幅寸法を小さくする
ことができる。
【0037】また、吸込部21の回動軸35a、35b
が電動送風機25の一部を覆うよう構成しているので、
操作時に力が作用する吸込部21の回転軸近傍に重い電
動送風機25が存在するから、操作性を向上することが
できるとともに、掃除機本体24の幅寸法を小さくする
ことができ、小型化、省スペース化を図ることができ
る。
【0038】また、移動用ローラー37が掃除機本体2
4の少なくとも一部を覆うよう構成しているので、重い
電動送風機25を有する掃除機本体24近傍に移動用ロ
ーラー37を構成することで、操作性を向上することが
できるとともに、掃除機本体24の幅寸法を小さくする
ことができ、小型化、省スペース化を図ることができ
る。
【0039】また、リリースペダル41は移動用ローラ
ー37の後端および上端より突出しないよう構成してい
るので、ベット下などを掃除するとき、リリースペダル
41がベットなどに当たることがなく、また、家具など
に当たることがないため、スムーズに操作できるととも
に、ベッド、家具などの傷つけを防止することができ
る。
【0040】また、リリースペダル41を操作したと
き、リリースペダル41が移動用ローラー37に当接す
るようにしているので、リリースペダル41を足で踏み
込んで掃除機本体24を傾ける際、リリースペダル41
が移動用ローラー37に当ることにより、移動用ローラ
ー37が回転するのを防止することかでき、掃除機本体
24が移動するのを防止することができる。
【0041】また、配線接続部45を移動用ローラー3
7で覆うことにより、締付けねじ38を外し、移動用ロ
ーラー37のローラー押え板38を取り除くと、掃除機
本体24に配設した配線接続部45の組立や、交換が短
時間で容易にでき、生産性、サービス交換性を向上する
ことができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、塵埃を取り込む吸気口を形成した吸込部
と、この吸込部に対して回動自在に取着し電動送風機を
内蔵した掃除機本体と、前記吸込部と掃除機本体の回動
中心と同軸に設けた移動用ローラーを備え、少なくとも
前記掃除機本体を回動させた時、前記電動送風機の軸心
が移動用ローラーの回動中心より掃除機本体の前方側に
位置することで、掃除機本体を前後操作するとき、電動
送風機の重心が移動用ローラーの回転中心より掃除機本
体の前方になるため、電動送風機の荷重がハンドルに掛
からなくなり、ハンドルの前後操作力が軽減されて操作
性を向上することができて使用勝手をよくできる。
【0043】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、移動用ローラーを電動送風機の軸方向の両端に配
設し、前記移動用ローラーは電動送風機の少なくとも一
部を覆うよう構成したから、重い電動送風機が移動用ロ
ーラーの範囲内にあることで、操作性を向上することが
できるとともに、掃除機本体の幅寸法を小さくすること
ができ、小型化、省スペース化を図ることができる。
【0044】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、吸込部の回動軸を略円筒形とし、かつ移動用ロー
ラーの外径とほぼ同一にしたから、ベット下や机の下な
どを掃除するとき、障害物に対して引っ掛かりや衝撃が
緩和され、スムースに操作することができる。
【0045】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、吸込部の回動軸の少なくとも一部を移動用ローラ
ーが覆うよう構成したから、操作時に力が作用する吸込
部の回転軸近傍に移動用ローラーが存在するから、操作
性を向上することができるとともに、掃除機本体の幅寸
法を小さくすることができ、小型化、省スペース化を図
ることができる。
【0046】また、本発明の請求項5に記載の発明によ
れば、電気配線接続部を移動用ローラーで覆う構成とし
たから、移動用ローラーを取り除くことにより、掃除機
本体に配設した配線接続部の配線、部品交換を容易に行
うことができる。
【0047】また、本発明の請求項6に記載の発明によ
れば、吸込部に対する掃除機本体の回動規制を解除する
リリースペダルを備え、前記リリースペダルは、移動用
ローラーの後端および上端より突出しないよう構成した
から、ベット下などを掃除するとき、リリースペダルが
ベットなどに当たることがなく、また、家具などに当た
ることがないため、スムーズに操作できるとともに、ベ
ッド、家具などの傷つけを防止することができる。
【0048】また、本発明の請求項7に記載の発明によ
れば、吸込部に対する掃除機本体の回動規制を解除する
リリースペダルを備え、前記リリースペダルを操作した
とき、リリースペダルが移動用ローラーに当接するよう
にしたから、リリースペダルを足で踏み込んで掃除機本
体を傾ける際、リリースペダルが移動用ローラーに当る
ことにより、移動用ローラーが回転するのを防止するこ
とかでき、掃除機本体が移動するのを防止することがで
きる。
【0049】また、本発明の請求項8に記載の発明によ
れば、吸込部の回動軸が電動送風機の少なくとも一部を
覆うよう構成したから、操作時に力が作用する吸込部の
回転軸近傍に重い電動送風機が存在するから、操作性を
向上することができるとともに、掃除機本体の幅寸法を
小さくすることができ、小型化、省スペース化を図るこ
とができる。
【0050】また、本発明の請求項9に記載の発明によ
れば、移動用ローラーが、掃除機本体の少なくとも一部
を覆うよう構成したから、重い電動送風機を有する掃除
機本体近傍に移動用ローラーを構成することで、操作性
を向上することができるとともに、掃除機本体の幅寸法
を小さくすることができ、小型化、省スペース化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気掃除機の一部切欠した
側面図
【図2】同電気掃除機の側面図
【図3】同電気掃除機の正面図
【図4】同電気掃除機の後面図
【図5】同電気掃除機の掃除機本体の拡大断面図
【図6】同電気掃除機の掃除機本体が傾いている状態の
要部拡大断面図
【図7】同電気掃除機の移動用ローラーを外した状態の
要部拡大断面図
【図8】従来の電気掃除機の要部断面図
【図9】同電気掃除機の後方から見た斜視図
【図10】同電気掃除機の吸込部を下方から見た横断面
【図11】同電気掃除機の掃除機本体が傾いている状態
の要部断面図
【符号の説明】
21 吸込部 23 吸気口 24 掃除機本体 25 電動送風機 37 移動用ローラー 37a 移動用ローラーの回動中心 43 電動送風機の軸心

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵埃を取り込む吸気口を形成した吸込部
    と、この吸込部に対して回動自在に取着し電動送風機を
    内蔵した掃除機本体と、前記吸込部と掃除機本体の回動
    中心と同軸に設けた移動用ローラーを備え、少なくとも
    前記掃除機本体を回動させた時、前記電動送風機の軸心
    または重心が前記移動用ローラーの回動中心より前記掃
    除機本体の前方側に位置する電気掃除機。
  2. 【請求項2】 移動用ローラーを電動送風機の軸方向の
    両端に配設し、前記移動用ローラーは電動送風機の少な
    くとも一部を覆うよう構成した請求項1記載の電気掃除
    機。
  3. 【請求項3】 吸込部の回動軸を略円筒形とし、かつ移
    動用ローラーの外径とほぼ同一にした請求項1記載の電
    気掃除機。
  4. 【請求項4】 吸込部の回動軸の少なくとも一部を移動
    用ローラーが覆うよう構成した請求項1記載の電気掃除
    機。
  5. 【請求項5】 電気配線接続部を移動用ローラーで覆う
    構成とした請求項1記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 吸込部に対する掃除機本体の回動規制を
    解除するリリースペダルを備え、前記リリースペダル
    は、移動用ローラーの後端および上端より突出しないよ
    う構成した請求項1記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 吸込部に対する掃除機本体の回動規制を
    解除するリリースペダルを備え、前記リリースペダルを
    操作したとき、リリースペダルが移動用ローラーに当接
    するようにした請求項1記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】 吸込部の回動軸が電動送風機の少なくと
    も一部を覆うよう構成した請求項1記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 移動用ローラーが、掃除機本体の少なく
    とも一部を覆うよう構成した請求項1または2記載の電
    気掃除機。
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