JP2005040246A - 縦型掃除機 - Google Patents

Abstract

【課題】掃除機本体を着脱可能に構成すると共に、掃除機本体単体でのスタンド状態の安定性を増すことができる縦型掃除機を提供する。
【解決手段】電動送風機や集塵部１２を有する掃除機本体１と前記集塵部１２に連通するホース２とが床用吸込具３１や操作用ハンドル３２を有するスティック部３に着脱可能に取り付けられると共に、掃除機本体１の上部側に当該掃除機本体１の手持ち用ハンドル１４を備え、掃除機本体１をスティック部３から取り外した状態で、当該掃除機本体１又は集塵部１２の底部に加えて掃除機本体１の下部側に形成された着脱機構（リブ１７）を利用して自立可能に構成した。
【選択図】 図２

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、縦型（アップライト型）掃除機に係わり、特に掃除機本体が比較的小型軽量のスティック型と呼ばれる縦型掃除機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の縦型掃除機は、一般的に、床用吸込具や操作用ハンドルを有するスティック部が電動送風機や集塵部を有する掃除機本体に一体に構成されており、掃除機本体を着脱することはできなかった。
【０００３】
なお、床移動型（キャニスタータイプ）としての使用と縦型（アップライトタイプ）としての使用を可能とする電気掃除機は知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特開平８−３３５９１号公報（図１〜図７）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、掃除機本体を着脱できない一般的な縦型掃除機では、ベットの下や家具の上などの部屋の上方や階段等を容易に掃除できないという課題があった。
【０００６】
また、上記特許文献１に記載されたような床移動型としての使用と縦型としての使用を可能とする電気掃除機においては、掃除機本体を取り外すことができるが、これはあくまで床移動型としての使用を目的としたものであって、掃除機本体の手持ち用ハンドルの記載が無いことからも明らかなように、手持ち使用については全く考慮されていない。
【０００７】
ところで、手持ち使用を行おうとすれば、縦型としての使用時の掃除機本体上部に手持ち用ハンドルを形成する方が縦型の状態からそのまま手持ち用ハンドルを持って手持ち使用に移行することができるので便利であるが、このような手持ち使用による掃除の途中では被掃除面にある物を動かす等のために掃除機本体をスタンド状態で一時的に床面に置くような場合があるが、スタンド状態では安定して自立させることが難しい。
【０００８】
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、掃除機本体を着脱可能に構成すると共に、掃除機本体単体でのスタンド状態の安定性を増すことができる縦型掃除機を提供することを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本願発明は、電動送風機や集塵部を有する掃除機本体と前記集塵部に連通するホースとが床用吸込具や操作用ハンドルを有するスティック部に着脱可能に取り付けられると共に、掃除機本体の上部側に当該掃除機本体の手持ち用ハンドルを備え、掃除機本体をスティック部から取り外した状態で、当該掃除機本体又は集塵部の底部に加えて掃除機本体の下部側に形成された着脱機構を利用して自立可能に構成したことを特徴とするものである。
【００１０】
具体例としては、前記掃除機本体の底部に集塵部のガイドを設け、この集塵部ガイドと前記着脱機構の各底面が同じ高さの水平になるように構成したことを特徴とするものである。
【００１１】
また、前記掃除機本体の底部に集塵部のガイドを設け、この集塵部ガイドの床面との接地点と前記着脱機構の床面との接地点を３点以上とすると共に、それらの接地点で形成される範囲内の上方に掃除機本体の重心が位置するように構成したことを特徴とするものである。
【００１２】
あるいは、前記掃除機本体の底部に集塵部を配置し、この集塵部と前記着脱機構の各底面が同じ高さの水平になるように構成したことを特徴とするものである。
【００１３】
また、前記掃除機本体の底部に集塵部を配置し、この集塵部の床面との接地点と前記着脱機構の床面との接地点を３点以上とすると共に、それらの接地点で形成される範囲内の上方に掃除機本体の重心が位置するように構成したことを特徴とするものである。
【００１４】
あるいは、前記掃除機本体の下部側に電動送風機を配置し、この掃除機本体と前記着脱機構の各底面が同じ高さの水平になるように構成したことを特徴とするものである。
【００１５】
また、前記掃除機本体の下部側に電動送風機を配置し、この掃除機本体の床面との接地点と前記着脱機構の床面との接地点を３点以上とすると共に、それらの接地点で形成される範囲内の上方に掃除機本体の重心が位置するように構成したことを特徴とするものである。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【００１７】
図１〜図４は本願発明による縦型掃除機の一実施形態の構成及び作用を示す図であり、このスティック型と呼ばれる縦型掃除機の基本的構成は、電動送風機１１や集塵部１２やコードリール１３を有する掃除機本体１と前記集塵部１２に連通するホース２とが床用吸込具３１や操作用ハンドル３２を有するスティック部３に着脱可能に取り付けられると共に、掃除機本体１の上部側に当該掃除機本体１の手持ち用ハンドル１４を備え、掃除機本体１をスティック部３から取り外した状態で、当該掃除機本体１又は集塵部１２の底部に加えて掃除機本体１の下部側に形成された着脱機構（リブ１７）を有効利用して自立可能に構成したものである。
【００１８】
具体的に説明すると、比較的小型軽量（ここでは約３Ｋｇ）の掃除機本体１には図１に示すように、下部側から、サイクロン方式等の着脱可能な集塵部１２、モータ１１１と送風機１１２が一体化されてモータ１１１を上側にして配置された電動送風機１１、そのすぐ上に配置されて電動送風機１１の電源コード１３１を巻き取るコードリール１３、このコードリール１３の上部側に前後方向に形成された手持ち用ハンドル１４が配置されている。すなわち、手持ち用ハンドル１４が最上部に配置されると共に、着脱可能な集塵部１２が最下部に配置され、一番重量のある電動送風機１１は中央部に配置されており、この電動送風機１１の位置に掃除機本体１の重心Ｇが位置する。また、掃除機本体１の下部には上記集塵部１２に連通するホース２が取り付けられている。
【００１９】
一方、スティック部３は高さ方向中程に設けられた回動部３３から上方の操作用ハンドル３２が後側に折り畳み可能に構成され、上端部にグリップ部３２１が形成された操作用ハンドル３２を後側に折り畳むことによりコンパクトに収納できるようになっている。また、スティック部３の下端には、底面側に吸込口３１１を有して回転ブラシ（図示せず）や前輪３１２及び後輪３１３等を備えた床用吸込具３１が回動可能に取り付けられており、掃除の際には床用吸込具３１の底面側が被掃除面に接触した状態でスティック部３が後方に傾倒可能に構成されている。
【００２０】
また、スティック部３の内側には、床用吸込具３１からの塵埃を含んだ空気の吸気管３４（図４参照）が形成され、この吸気管３４に連通してスティック部３の側面にホース２先端の吸込筒２１を着脱可能に差し込むための差込口３５が形成されている。
【００２１】
また、本実施形態では、掃除機本体１の下部背面側にスティック部３の下部両側を挟むような一対のリブ１７を設け、スティック部３の下部両側には凸部３８を形成して、これらの凸部３８に両側リブ１７の内側に対応して形成した凹部１７ａ（図３，図４参照）が載置係合するようにして、スティック部３に掃除機本体１を取り付ける際の位置決め機能と掃除機本体１の支持機能を実現している。
【００２２】
上記掃除機本体１は、その最上部に形成された手持ち用ハンドル１４を持って、掃除機本体１の下部背面側に形成された両側のリブ１７でスティック部３の下部両側を挟むようにしてスティック部３側凸部３８にリブ１７側凹部１７ａを載置係合してから、掃除機本体１の上部背面側を対応するスティック部３の前面側に図示しないクランプで係止することにより取り付けられ、このクランプの係止状態をボタン操作等で解除することにより取り外すことができるようにして、容易に着脱できるように構成されている。
【００２３】
また、集塵部１２は、掃除機本体１の底部に形成された集塵部ガイド１９上に集塵部１２底面を挿入載置してから、集塵部１２の前面側上部に取り付けられた図示しないクランプを掃除機本体１側の係止部に係止することにより取り付けられ、このクランプの係止状態をボタン操作等によって解除することにより取り外すことができるように構成されている。ここで、上記集塵部ガイド１９と前記両側リブ１７は底面側が同じ高さの連続した水平になるように形成されている。
【００２４】
また、図示はしないが、コードリール１３が配置された掃除機本体１の上部側面には、コードリール１３に巻かれた電源コード１３１を引き出すと共にコードリール１３に巻き取られるときに電源プラグが本体１内に入り込むのを防ぐストッパーを有するコード引出口が形成されている。
【００２５】
以上の構成において、通常の縦型掃除機としての使用時の吸排気の流れは以下のようになる。すなわち、電動送風機１１が駆動することにより、床用吸込具３１の吸込口３１１から塵埃と共に吸い込まれた空気は、スティック部３内の吸気管３４を通って、ホース差込口３５を介してホース２内を通り、掃除機本体１に装着された集塵部１２内に吸い込まれる。
【００２６】
集塵部１２内で塵埃が除去された空気は、電動送風機１１の送風機１１２に吸い込まれ、さらにモータ１１１を冷却してから排出される。電動送風機１１から排出された排気は、そのすぐ上にあるコードリール１３に吹き付けられ、それに巻かれた電源コード１３１を冷却してから、掃除機本体１の側面等に形成された排気孔（図示せず）から外部に排出される。
【００２７】
また、ベットの下等の掃除を行う場合は、スティック部３に掃除機本体１が取り付けられたままでは掃除機本体１が邪魔になって掃除できないので、手持ち用ハンドル１４を片手で持って掃除機本体１をスティック部３から取り外し、ホース２はスティック部３に取り付けたままとする。そして、掃除機本体１が取り外されたスティック部３の操作用ハンドル３２のグリップ部３２１をもう一方の手で持ってスティック部３を後方に倒しながら床用吸込具３１をベットの下等に挿入することにより、容易に掃除を行うことができる。また、このような掃除の途中では被掃除面にある物を動かす等のために掃除機本体１を図２に示すように一時的に床面に置くような場合があるが、本実施形態では、掃除機本体１の底面を構成する集塵部ガイド１９の底面と下部両側から後方に延びて本体１着脱機構を構成するリブ１７の底面が図３，図４に示すように同じ高さの連続した水平となるように構成されているので、掃除機本体１単体でのスタンド時における床面との接地面積を広くでき、安定性を大幅に増すことができる。
【００２８】
また、家具の上などの部屋の上方や階段等を掃除する場合は、掃除機本体１と共にホース２もスティック部３から取り外して、片手で手持ち用ハンドル１４を持ち、もう一方の手でホース２先端を持ってホース２先端の吸込筒２１やこれに装着できる隙間用ノズル等を用いて、家具の上などの部屋の上方や階段等も容易に掃除することができる。このような使用形態においても、前記と同様な作用効果が得られる。
【００２９】
また、本実施形態では、コードリール１３を掃除機本体１の上部側に配置したことで、電源コード１３１の引出口も掃除機本体１の上部側に形成できるので、電源コード１３１が床用吸込具３１や使用者の足等と交錯しにくくなると共に、電源コード１３１の引き出しも容易になる。また、コードリール１３が電動送風機１１のすぐ上に配置されているので、電動送風機１１からの排気による電源コード１３１の冷却が容易となる。
【００３０】
図５〜図７は、本願発明による縦型掃除機の他の実施形態の構成及び作用を示す図であり、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【００３１】
前記実施形態では、掃除機本体１の底面に平坦な水平面を構成しなければならないので、デザイン的に制限される。そこで、本実施形態では、掃除機本体１の底部及び集塵部１２の底部形状をそれぞれ円弧状に形成し、集塵部１２の円弧状底面の下端部をガイドする前記実施形態より小さな円弧状の集塵部ガイド１９ａを設けている。そして、図６，図７に示すように、集塵部ガイド１９ａの床面との接地点ａ１と、着脱機構を構成する両側リブ１７，１７の床面との接地点ａ２，ａ３とが形成する三角形状の範囲内の上方に掃除機本体１の重心Ｇが位置するように構成したものである。
【００３２】
以上のように構成することにより、デザインが制限されることなく、３点支持で掃除機本体１単体でのスタンド状態の安定性を増すことができる。なお、３点に限らず、３点以上であれば実現できる。
【００３３】
その他の構成は前記実施形態とほぼ同様であり、これらに関しては、前記実施形態とほぼ同様な作用効果が得られる。
【００３４】
図８，図９は、本願発明による縦型掃除機のさらに他の実施形態の構成及び作用を示す図であり、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【００３５】
前述してきた実施形態では、掃除機本体１底部に集塵部ガイド１９又は１９ａを設けたが、本実施形態では、集塵部ガイドは設けずに、集塵部１２はその上面側等が掃除機本体１に着脱可能に装着されると共に、集塵部１２の平坦な底面と着脱機構を構成する両側リブ１７の底面が同じ高さの水平になるように構成されている。
【００３６】
このように構成しても、前記図１〜図４に示した実施形態同様に、掃除機本体１単体でのスタンド時における床面との接地面積を広くでき、安定性を大幅に増すことができる。
【００３７】
その他の構成は前記実施形態とほぼ同様であり、これらに関しては、前記実施形態とほぼ同様な作用効果が得られる。
【００３８】
図１０，図１１は、本願発明による縦型掃除機のさらに他の実施形態の構成及び作用を示す図であり、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【００３９】
本実施形態では、前記実施形態と同様に集塵ガイドは設けていないが、集塵部１２の底面は平坦面ではなく、半球状に形成している。そして、集塵部１２の床面との接地点ａ１と、着脱機構を構成する両側リブ１７，１７の床面との接地点ａ２，ａ３とが形成する前述したと同様な三角形状の範囲内の上方に掃除機本体１の重心Ｇが位置するように構成したものである。
【００４０】
このように構成することにより、集塵部１２及び集塵部１２を装着した掃除機本体１のデザインが制限されることなく、３点支持で掃除機本体１単体でのスタンド状態の安定性を増すことができる。なお、３点に限らず、３点以上であれば実現できる。
【００４１】
図１２，図１３は、本願発明による縦型掃除機のさらに他の実施形態の構成及び作用を示す図であり、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【００４２】
前述してきた実施形態では、掃除機本体１の下部側に集塵部１２を配置したが、本実施形態では、掃除機本体１の上部側に着脱可能な集塵部１２を配置し、この集塵部１２の上部に前後方向に形成された手持ち用ハンドル１４が配置されている。また、掃除機本体１の下部側には、次の実施形態の図１４と同様に、最下部にモータ１１１と送風機１１２が一体化されてモータ１１１を下側にして配置された電動送風機１１が配置され、そのすぐ上に電動送風機１１の電源コード１３１を巻き取るコードリール１３が配置されている。そして、掃除機本体１とその着脱機構を構成する両側リブ１７の各底面が同じ高さの水平になるように構成している。
【００４３】
このように構成しても、掃除機本体１単体でのスタンド時における床面との接地面積を広くでき、一番重量のある電動送風機１１が最下部に配置されていることと相俟って、安定性を大幅に増すことができる。
【００４４】
図１４，図１５は、本願発明による縦型掃除機のさらに他の実施形態の構成及び作用を示す図であり、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【００４５】
本実施形態でも、掃除機本体１の上部側に着脱可能な集塵部１２を配置し、掃除機本体１の下部側には、最下部にモータ１１１と送風機１１２が一体化されてモータ１１１を下側にして配置された電動送風機１１が配置され、そのすぐ上に電動送風機１１の電源コード１３１を巻き取るコードリール１３が配置されている。そして、掃除機本体１の底面は半球状に形成され、掃除機本体１の床面との接地点ａ１と、着脱機構を構成する両側リブ１７，１７の床面との接地点ａ２，ａ３とが形成する前述したと同様な三角形状の範囲内の上方に掃除機本体１の重心Ｇが位置するように構成したものである。
【００４６】
このように構成することで、デザインが制限されることなく、一番重量のある電動送風機１１が最下部に配置されていることと相俟って、３点支持で掃除機本体１単体でのスタンド状態の安定性を大幅に増すことができる。なお、３点に限らず、３点以上であれば実現できる。
【００４７】
【発明の効果】
以上のように本願発明によれば、電動送風機や集塵部を有する掃除機本体と前記集塵部に連通するホースとが床用吸込具や操作用ハンドルを有するスティック部に着脱可能に取り付けられると共に、掃除機本体の上部側に当該掃除機本体の手持ち用ハンドルを備え、掃除機本体をスティック部から取り外した状態で、当該掃除機本体又は集塵部の底部に加えて掃除機本体の下部側に形成された着脱機構を利用して自立可能に構成したことにより、掃除機本体単体でのスタンド状態の安定性を増すことができる。
【００４８】
具体例としては、前記掃除機本体の底部に集塵部のガイドを設け、この集塵部ガイドと前記着脱機構の各底面が同じ高さの水平になるように構成することにより、接地面積を広くできるので、安定性を大幅に増すことができる。
【００４９】
また、前記掃除機本体の底部に集塵部のガイドを設け、この集塵部ガイドの床面との接地点と前記着脱機構の床面との接地点を３点以上とすると共に、それらの接地点で形成される範囲内の上方に掃除機本体の重心が位置するように構成することにより、デザインが制限されることなく、掃除機本体単体でのスタンド状態の安定性を増すことができる。
【００５０】
あるいは、前記掃除機本体の底部に集塵部を配置し、この集塵部と前記着脱機構の各底面が同じ高さの水平になるように構成することによっても、掃除機本体単体でのスタンド時における床面との接地面積を広くでき、安定性を大幅に増すことができる。
【００５１】
また、前記掃除機本体の底部に集塵部を配置し、この集塵部の床面との接地点と前記着脱機構の床面との接地点を３点以上とすると共に、それらの接地点で形成される範囲内の上方に掃除機本体の重心が位置するように構成することにより、集塵部及び集塵部を装着した掃除機本体のデザインが制限されることなく、掃除機本体単体でのスタンド状態の安定性を増すことができる。
【００５２】
あるいは、前記掃除機本体の下部側に電動送風機を配置し、この掃除機本体と前記着脱機構の各底面が同じ高さの水平になるように構成することによっても、掃除機本体単体でのスタンド時における床面との接地面積を広くでき、一番重量のある電動送風機が下部側に配置されていることと相俟って、安定性を大幅に増すことができる。
【００５３】
また、前記掃除機本体の下部側に電動送風機を配置し、この掃除機本体の床面との接地点と前記着脱機構の床面との接地点を３点以上とすると共に、それらの接地点で形成される範囲内の上方に掃除機本体の重心が位置するように構成することにより、デザインが制限されることなく、一番重量のある電動送風機が下部側に配置されていることと相俟って、掃除機本体単体でのスタンド状態の安定性を大幅に増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願発明による縦型掃除機の一実施形態の一部切欠き側面図。
【図２】同じく、その掃除機本体を取り外して自立させた状態を示す側面図。
【図３】同じく、掃除機本体の下部側を縦断面で示した側面図。
【図４】同じく、底面図。
【図５】本願発明による縦型掃除機の他の実施形態の一部切欠き側面図。
【図６】同じく、その掃除機本体を取り外して自立させた状態を示す側面図。
【図７】同じく、底面図。
【図８】本願発明による縦型掃除機のさらに他の実施形態の側面図。
【図９】同じく、その掃除機本体を取り外して自立させた状態を示す側面図。
【図１０】本願発明による縦型掃除機のさらに他の実施形態の一部切欠き側面図。
【図１１】同じく、その掃除機本体を取り外して自立させた状態を示す側面図。
【図１２】本願発明による縦型掃除機のさらに他の実施形態の側面図。
【図１３】同じく、その掃除機本体を取り外して自立させた状態を示す側面図。
【図１４】本願発明による縦型掃除機のさらに他の実施形態の一部切欠き側面図。
【図１５】同じく、その掃除機本体を取り外して自立させた状態を示す側面図。
【符号の説明】
１ 掃除機本体
１１ 電動送風機
１２ 集塵部
１３ コードリール
１４ 手持ち用ハンドル
１７ リブ
１９，１９ａ 集塵部ガイド
２ ホース
３ スティック部
３１ 床用吸込具
３２ 操作用ハンドル
３３ 回動部
３４ 吸気管
３８ 凸部
Ｇ 重心
ａ１，ａ２，ａ３ 接地点

Claims (7)

1. 電動送風機や集塵部を有する掃除機本体と前記集塵部に連通するホースとが床用吸込具や操作用ハンドルを有するスティック部に着脱可能に取り付けられると共に、掃除機本体の上部側に当該掃除機本体の手持ち用ハンドルを備え、掃除機本体をスティック部から取り外した状態で、当該掃除機本体又は集塵部の底部に加えて掃除機本体の下部側に形成された着脱機構を利用して自立可能に構成したことを特徴とする縦型掃除機。
2. 前記掃除機本体の底部に集塵部のガイドを設け、この集塵部ガイドと前記着脱機構の各底面が同じ高さの水平になるように構成したことを特徴とする請求項１記載の縦型掃除機。
3. 前記掃除機本体の底部に集塵部のガイドを設け、この集塵部ガイドの床面との接地点と前記着脱機構の床面との接地点を３点以上とすると共に、それらの接地点で形成される範囲内の上方に掃除機本体の重心が位置するように構成したことを特徴とする請求項１記載の縦型掃除機。
4. 前記掃除機本体の底部に集塵部を配置し、この集塵部と前記着脱機構の各底面が同じ高さの水平になるように構成したことを特徴とする請求項１記載の縦型掃除機。
5. 前記掃除機本体の底部に集塵部を配置し、この集塵部の床面との接地点と前記着脱機構の床面との接地点を３点以上とすると共に、それらの接地点で形成される範囲内の上方に掃除機本体の重心が位置するように構成したことを特徴とする請求項１記載の縦型掃除機。
6. 前記掃除機本体の下部側に電動送風機を配置し、この掃除機本体と前記着脱機構の各底面が同じ高さの水平になるように構成したことを特徴とする請求項１記載の縦型掃除機。
7. 前記掃除機本体の下部側に電動送風機を配置し、この掃除機本体の床面との接地点と前記着脱機構の床面との接地点を３点以上とすると共に、それらの接地点で形成される範囲内の上方に掃除機本体の重心が位置するように構成したことを特徴とする請求項１記載の縦型掃除機。

Images