JP2000157459A - アプライト形電気掃除機 - Google Patents

アプライト形電気掃除機

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JP2000157459A
JP2000157459A JP10338802A JP33880298A JP2000157459A JP 2000157459 A JP2000157459 A JP 2000157459A JP 10338802 A JP10338802 A JP 10338802A JP 33880298 A JP33880298 A JP 33880298A JP 2000157459 A JP2000157459 A JP 2000157459A
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JP
Japan
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belt
electric blower
shaft
suction
vacuum cleaner
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JP10338802A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Hiruta
康之 蛭田
Atsushi Yamaguchi
篤志 山口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、低騒音化構造でしかもベルトの寿命
も向上でき、低操作力にて切替できる構造を提供するこ
とを目的とするものである。 【解決手段】電動送風機の吸口体内に突出したシャフト
に空転部材を取り付け、ベルトをシャフトから空転部材
側に移動させるベルト切替機構とを設けたので、ベルト
が回転しない構造となるので低騒音化構造で、しかもベ
ルトの交換寿命も向上でき、低操作力にて切替操作でき
る効果を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸口体に回転ブラ
シを設けたアプライト形電気掃除機に関し、回転ブラシ
の回転発停の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アプライト形電気掃除機は、特開
昭56−139727号公報に開示された物のように、回転ブラ
シに結合された駆動プーリーおよびこの駆動プーリーに
対して切離され、同駆動プーリーと平行に隣設した空転
プーリーとで構成され、電動送風機の回転を前記両プー
リーのいずれか一方に伝えるベルトを有し、両プーリー
のいずれか一方に移動させるベルト切替機構で構成され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
56−139727号公報の記載技術の場合、回転ブラシに結合
された駆動プーリー、およびこの駆動プーリーに対して
切離され、同駆動プーリーと平行に隣設した空転プーリ
ーとで構成されていることから、常にベルトが電動送風
機の吸口体内に突出したシャフトによって、駆動され
て、ベルト回転の騒音が発生している。また、常に駆動
されていることで、ベルトの摩耗も生じ交換寿命も短く
なる要因があった。また、駆動プーリーおよびこの駆動
プーリーは回転ブラシの径とほぼ同径で形成されている
ことから、ベルトをシャフト側で移動させるよりも摩擦
力が大きいため、ベルト切替の操作力が大きくなる。
【0004】本発明の目的は、静音でしかもベルトの寿
命も向上でき、低操作力にて切替できる構造を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、電動送風機,集塵室等を設けた掃除機本体と、前記
電動送風機の吸込気流によって塵埃を吸込む吸口体とを
有し、吸口体には吸口体下部に位置する回転ブラシ本体
が内蔵され、回転ブラシ本体はベルトを介して電動送風
機によって回転駆動される構造の電気掃除機において、
前記電動送風機の吸口体内に突出したシャフトに空転部
材を取り付け、ベルトをシャフトから空転部材側に移動
させるベルト切替機構とを設けた。
【0006】即ち、床面を掃除する場合に床を回転ブラ
シ25が回転していると傷つけるため、切替ツマミ40
を切替える。切替え操作を行うと切替ツマミ40の下部
に配置されている切替棒45がベルト26を移動させ、
空転部材24の上面に位置させることができる。ベルト
26が空転部材24の上面に位置するとシャフト13は
空転状態となり、ベルト26の回転は停止する。
【0007】ベルト回転が停止するため、同駆動プーリ
ーと平行に隣設した空転プーリーとで構成されている構
成と比べた場合、騒音の低減を得ることができる。ま
た、常に駆動されていることがないのでベルトの摩耗も
生じることなく交換寿命も長くなる。また、駆動プーリ
ーおよびこの駆動プーリーは回転ブラシの径とほぼ同径
で形成されていることからベルトをシャフト側で移動さ
せるよりも摩擦力が大きいためベルト切替の操作力を低
減できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1〜図8(A)ないし(D)を参照して説明する。
【0009】掃除機本体1は大きく4つの空間に分割さ
れ、上部には電気部品室2、中央部には集塵室3と分散
排気室4、下部には電動送風機室5を有している。電気
部品室2には、電源スイッチ6,パワーコントロール基
板7,金属製冷却フィン8を有する交流位相制御用FL
S素子9等の発熱を伴う電気部品が集中して設置されて
いる。さらにまた、外気を取り込む目的を持つダストイ
ンジケータ10を電気部品室に設置したことにより、ダ
ストインジケータ10のための外気取り込み口を新たに
設ける必要がなく、またダストインジケータ10が動作
した場合、電気部品室2には、通常以上の外気が流入
し、冷却効果は増大する。
【0010】集塵室3の前方は着脱自在の蓋体14によ
って集塵部パッキン15を介して気密が取れるよう覆わ
れている。気密は、蓋体14に設けた集塵部パッキン1
5と、集塵室3の周囲に設けた気密用リブ18との間で
取られている。蓋体14には、着脱自在に係止を行うた
めにクランプ19が備えられている。また、集塵室3の
内部には、紙フィルター11がホルダー16により、吸
気口17に着脱自在に係止されている。
【0011】分散排気室4は、集塵室3を後方から覆う
様に設けた消音空間である。さらに、分散排気室4に
は、電源コード20を巻取るコードリール21,コード
リールボタン22が配置されている。電動送風機室5に
は、電動送風機12と電動送風機12の吸気部58と集
塵室3の吸引口49とを連通する吸気ダクト50が配設
されている。掃除機本体1の上部にはハンドル60が着
脱自在に配設されている。64は運搬用の取手である。
【0012】55は伸縮ホースであり、一方には、接続
パイプ(A)61、他方には接続パイプ(B)62がそ
れぞれ気密に設けられている。接続パイプ(A)61は
掃除機本体1の背部へ着脱自在に接続されている。掃除
機本体1は、吸口体23に対して、傾動可能に取り付け
られており、使用しない状態では、吸口体23上に直立
するようにたて掛けておくことができるように構成され
ている。
【0013】吸口体23は、ベースフレーム33,カバ
ー34とバンパー35により外観を主として形成し、じ
ゅうたん上の塵埃をかき上げるための回転ブラシ25を
内臓すると共に、吸口体23の高さを、じゅうたんの毛
足の長さに応じて調節するための、ハイトコントロール
ノブ27を有している。また掃除機本体1を傾動自在に
回動,係止させるためのペダル46がある。41は後車
輪である。回転ブラシ25は、駆動プーリー36を備
え、外周に螺旋状に植毛されたブラシ37と、長手方向
に3分割され同じく螺旋上に配設された突起部38が配
設されている。
【0014】そして電動送風機12のシャフト13と駆
動プーリー36にベルト26を介しており、電動送風機
12の回転ブラシ25が駆動されるようになっている。
ハイトコントロールノブ27には、高さ設定用カム28
が、一体に連結され、高さ設定用カム28は前車輪軸2
9に当接している。前車輪軸29は、クランク形状にな
っており、その両端部30が回動可能に吸口体23に軸
支されている。該両端部30には、高さ調節用前車輪3
1が取り付けられている。
【0015】さらに、その一端を吸口体23に枢着さ
れ、その他端を掃除機本体1と係合するように外部に突
設させた車輪押し出しレバー32が、レバーの中間部分
において前記両端部30の一部に当接するように構成さ
れている。
【0016】ペダル46は、吸口体23に設けられた支
軸48を回転中心として取り付けられている。ペダル4
6の下端はロックアーム43の平面部47に当接してお
り、またロックアーム43は、回動軸となる円筒部44
と係止部42を有している。係止部42は掃除機本体1
を係止するため、掃除機本体に設けられた係止突起63
に当接し、さらに、係止部42を係止突起63の方向へ
付勢させるためにつる巻状の付勢ばねが設けられてい
る。ペダル46を足で踏んで係止を解除すると、掃除機
本体1は回動軸39を中心に、後方に倒すことができ通
常の掃除状態となる。又、掃除機本体1は、ハンドル6
0が床面に当たるまで倒すことができ、ベッドの下など
の低い隙間でも掃除しやすいようになっている。
【0017】次にベルト切替部の説明を図1〜図5にて
説明する。本実施例においては電動送風機12のシャフ
ト13の先端部には空転部材24が圧入で取り付けられ
ている。カバー34の外表面には切替ツマミ40が操作
できる孔部が設けられ、切替ツマミ40の下部にはベル
ト26を移動させるための切替棒45を設けている。切
替ツマミ40と切替棒45はカバー34に取り付けられ
ている。
【0018】次に動作の説明をする。床面を掃除する場
合に床を回転ブラシ25が回転していると傷つけるた
め、切替ツマミ40を切替える。切替え操作を行うと切
替ツマミ40の下部に配置されている切替棒45がベル
ト26を移動させ、空転部材24の上面に位置させるこ
とができる。ベルト26がすべり軸受24の上面に位置
するとシャフト13は空転状態となり、ベルト26の回
転は停止する。
【0019】ベルト回転が停止するため、同駆動プーリ
ーと平行に隣設した空転プーリーとで構成されている構
成と比べた場合、騒音の低減を得ることができる。ま
た、常に駆動されていることがないのでベルトの摩耗も
生じることなく交換寿命も長くなる。また、駆動プーリ
ーおよびこの駆動プーリーは回転ブラシの径とほぼ同径
で形成されていることからベルトをシャフト側で移動さ
せるよりも摩擦力が大きいためベルト切替の操作力を低
減できる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明したように本発明によれば、
ベルトが回転しない構造となるので低騒音化構造で、し
かもベルトの交換寿命も向上でき、低操作力にて切替操
作できる効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電気掃除機を示す要部
縦断面図。
【図2】本発明の一実施例であるカバー部上面を示す部
分図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】本発明の一実施例を示しカバーを開けた斜視
図。
【図5】図4のカバー部の部分展開を示す斜視図。
【図6】掃除機本体中央を示す断面図。
【図7】掃除機本体のリヤカバーを取り除いた状態の背
面図。
【図8】(A),(C)と(B)及び(D)は掃除機本体
の外観を示す側断図と正面側及び裏面側斜視図。
【符号の説明】
1…掃除機本体、2…電気部品室、3…集塵室、4…分
散排気室、5…電動送風機室、6…電源スイッチ、7…
パワーコントロール基板、8…金属製冷却フィン、9…
交流位相制御用FLS素子、10…ダストインジケー
タ、11…紙フィルター、12…電動送風機、13…シ
ャフト、14…蓋体、15…集塵部パッキン、16…フ
ォルダー、17…吸気口、18…気密用リブ、19…ク
ランプ、20…電源コード、21…コードリール、22
…コードリールボタン、23…吸口体、24…空転部
材、25…回転ブラシ、26…ベルト、27…ハイトコ
ントロールノブ、28…高さ設定用カム、29…前車輪
軸、30…両端部、31…高さ調節用前車輪、32…車
輪押し出しレバー、33…ベースフレーム、34…カバ
ー、35…バンパー、36…駆動プーリー、37…ブラ
シ、38…突起部、39…回動軸、40…切替ツマミ、
41…後車輪、42,59…係止部、43…ロックアー
ム、44…円筒部、45…切替棒、46…ペダル、47
…平面部、48…支軸、49…吸引口、50…吸気ダク
ト、55…伸縮ホース、56…リール支持体、58…吸
気部、60…ハンドル、61…接続パイプ(A)、62
…接続パイプ(B)、63…係止突起、64…運搬用の
取手、65…延長管、66…隙間用吸口、68…衣服用
吸口、69…排気フィルター、70…排気孔。
フロントページの続き Fターム(参考) 3B061 AA05 AA26 AD05 AE02 AE12 AF02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機,集塵室等を設けた掃除機本体
    と、前記電動送風機の吸込気流によって塵埃を吸込む吸
    口体とを有し、吸口体には吸口体下部に位置する回転ブ
    ラシ本体が内蔵され、回転ブラシ本体はベルトを介して
    電動送風機によって回転駆動される構造の電気掃除機に
    おいて、前記電動送風機の吸口体内に突出したシャフト
    に空転部材を取り付け、ベルトをシャフトから空転部材
    受側に移動させるベルト切替機構とを設けたことを特徴
    とするアプライト形電気掃除機。
JP10338802A 1998-11-30 1998-11-30 アプライト形電気掃除機 Pending JP2000157459A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102871604A (zh) * 2012-08-17 2013-01-16 苏州诚河清洁设备有限公司 吸尘器滚刷离合器
WO2017096718A1 (zh) * 2015-12-10 2017-06-15 江苏美的清洁电器股份有限公司 立式吸尘器

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