JPH0856873A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JPH0856873A
JPH0856873A JP19333794A JP19333794A JPH0856873A JP H0856873 A JPH0856873 A JP H0856873A JP 19333794 A JP19333794 A JP 19333794A JP 19333794 A JP19333794 A JP 19333794A JP H0856873 A JPH0856873 A JP H0856873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
vacuum cleaner
center
cleaner body
hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19333794A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokio Ichinose
時男 市之瀬
Hitoshi Endo
整 遠藤
Masahiro Baba
正博 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP19333794A priority Critical patent/JPH0856873A/ja
Publication of JPH0856873A publication Critical patent/JPH0856873A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の手元への加重を軽減して走行性がよ
く使い勝手を向上させると共に、ホースの吸込口への接
続や集塵袋の交換の作業性を向上させた電気掃除機を得
ること。 【構成】 掃除機本体20の底面部前方に前車輪32、
ほぼ中央部の両側に中央車輪33、及び後部の傾斜底面
38の後方に後補助車輪39を設ける。そして、吸込口
24にホース25を装着しないときは、中央車輪33の
床面8への接地点44と軸心45とを結ぶ線イよりも後
方に掃除機本体21の重心Gが位置し、また、吸込口2
4にホース25を装着したときは、中央車輪33の床面
8への接地点44と中央車輪33の軸心45とを結ぶ線
イよりも前方に掃除機本体20の重心Gが位置するよう
に中央車輪33の軸心45位置を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に係り、さ
らに詳しくは、床移動型の走行車輪を備えた電気掃除機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は、掃除中は、一般に
ホースが接続された掃除機本体の前部がホースの前後移
動に伴って浮き上がろうとする。そのため、掃除機本体
の走行安定性を向上するために後車輪が床に接地する点
と、後車輪の軸心とを結ぶ線よりも前方の離れた位置に
掃除機本体の重心を設けて掃除機本体の前部が浮き上が
ろうとする力を押さえているが、手元に加重がかかり使
用者が重く感じていた。また、集塵袋を交換する際には
吸込口にからホースを抜き、集塵蓋を開けて集塵袋を交
換するようになっているが、集塵袋の取付板が垂直に配
設されているために、取付板を外す際に集塵袋内の塵埃
がこぼれる恐れがあった。
【0003】図10は上記の問題点を解決すべく、例え
ば特開平6ー30859号公報に開示された従来の電気
掃除機の一例を示す側面図である。この電気掃除機は、
前部に吸込口1を有し、この吸込口1に連通する集塵室
2の上方を開閉自在に覆う集塵蓋3を備えた掃除機本体
4と、掃除機本体4の前方底面に配設された前車輪5
と、後方両側部に配設された後車輪6とを備えている。
そして、掃除機本体4の後車輪6よりも後方の底面部に
後上がりの傾斜面7を形成し、この傾斜面7を床面8に
当接させた状態で、後車輪6が床面8に接地する接地点
9と、後車輪6の軸心10とを結ぶ線より前方に掃除機
本体4の重心が位置するように後車輪6の軸心10の位
置を設定する。一方、集塵蓋2を開放して傾斜面7を床
面8に当接させた状態では、後車輪6の接地点9と後車
輪6の軸心10とを結ぶ線より後方に掃除機本体4の重
心が位置するように後車輪6の軸心10の位置を設定す
る。
【0004】また、この電気掃除機は、掃除機本体4の
傾斜面7に補助車輪11(あるいは、掃除機本体4から
突出する方向に付勢バネを有する補助車輪11)を設け
ると共に、後車輪6及び補助車輪11を床面8に当接さ
せた状態で、後車輪6の接地点9と後車輪6の軸心10
とを結ぶ線より前方に掃除機本体4の重心が位置するよ
うに後車輪6の軸心10の位置を設定する。一方、集塵
蓋2を開放して後車輪6及び補助車輪11とを床面8に
当接させた状態で、後車輪6の接地点9と後車輪6の軸
心10とを結ぶ線より後方に掃除機本体4の重心が位置
するように後車輪6の軸心10の位置を設定したもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
電気掃除機によれば、掃除機本体4の傾斜面7が床面8
に当接していないときは、重心が常に後車輪6の接地点
9と軸心10を結ぶ線より前方に位置し、また、傾斜面
7が床面8に当接していても集塵蓋3が閉じているとき
は重心は同様に前方に位置し、傾斜面7が床面8に当接
してかつ集塵蓋3を開放しているときにのみ後車輪6の
接地点9と軸心10を結ぶ線より後方に重心が位置す
る。従って、上記の電気掃除機によれば、走行性は従来
と変りはなく、手元に加重がかかり使用者が重く感じる
という問題点は解決されていない。
【0006】さらに、掃除中などに補助車輪11に電源
コード等が巻き込まれる恐れがあった。また、掃除中や
掃除終了後の収納時等に電気掃除機本体4を正立させて
おく場合があるが、かかる正立状態においても、下脚と
して使用している補助車輪11が回転してしまうため、
掃除機本体4の正立時における安定性が十分ではなかっ
た。さらに、掃除機本体4の後車輪6を回転自在に保持
するための軸受部10は、後車輪6の中央に設けた回転
軸の先端爪と共に本体ケースの内側に配設してあるた
め、掃除機本体4の幅が大きくなり、このため電気掃除
機の小形化が困難であった。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは次の通り
である。 (1) 使用者の手元にかかる加重を軽減して走行性を
向上させると共に、蛇腹ホースの吸込口への接続や集塵
袋の交換の作業性を向上させた電気掃除機を得ること。 (2) また、後部の補助車輪に電源コード等が巻き込
まれるの防止した電気掃除機を得ること。 (3) さらに、電気掃除機本体が正立状態にあるとき
に安定性に優れた電気掃除機を得ること。 (4) また、電気掃除機本体の幅を小さくして小形化
した電気掃除機を得ること。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電気掃除
機は、次のように構成したものである。 (1) 集塵室、電動送風機室及び、集塵室の前方に位
置して集塵室に連通する吸込口等を有する掃除機本体を
備え、吸込口にホースを着脱自在に装着して塵埃等の吸
引を行う電気掃除機であって、掃除機本体の底面部前方
に前車輪を設けると共にほぼ中央部の両側に中央車輪を
設け、更に中央車輪よりも後方に後上がりの傾斜底面を
形成して傾斜底面の後部に後補助車輪を設け、吸込口に
ホースを装着しないときは、中央車輪の床面への接地点
と中央車輪の軸心とを結ぶ線よりも後方に掃除機本体の
重心が位置し、吸込口にホースを装着したときは、中央
車輪の床面への接地点と中央車輪の軸心とを結ぶ線より
も前方に掃除機本体の重心が位置するように中央車輪の
軸心を設置するように構成したものである。
【0009】(2) 上記(1)記載の電気掃除機にお
いて、後補助車輪の後方に後補助車輪を覆うカバーを設
けたものである。 (3) 上記(1)記載の電気掃除機において、後補助
車輪を覆うカバーに下脚を設けると共に本体ケースの下
脚の上方に上脚を設け、正立時に下脚と上脚とによって
掃除機本体を保持するようにしたものである。 (4) 上記(1)記載の電気掃除機において、電気掃
除機本体に設けた軸受に中央車輪に設けた回転軸を回転
自在に嵌合すると共に、中央車輪の回転軸の先端部に設
けた係止爪を中央車輪の開口縁部よりも内側に形成して
軸受に係止させ、中央車輪を軸受に回転自在に軸支させ
るように構成したものである。
【0010】
【作用】
(1) 吸込口にホースの重量がかかると掃除機本体の
重心が前方に位置し、ホースの重量がかからないと重心
が後方に位置するので、掃除中にホースを取付けた状態
でホースがたわんだり伸びたりすると掃除機本体の前方
が上下に移動する。また、ホースを取り除くと、掃除機
本体の重心が自動的に後方に移動して掃除機本体の前方
が浮き上がった状態で静止する。
【0011】(2) 後補助車輪を覆うカバーによって
後補助車輪に電源コードが巻き込まれない。 (3) 掃除中や掃除終了後に、後補助車輪を覆うカバ
ーの下脚とその上部に設けられた上脚とを床面に当接さ
せて掃除機本体を正立させる。 (4) 中央車輪の回転軸に設けた係止爪と掃除機本体
に設けた軸受とが本体ケース内に突出せず、内部の構造
物のスペースに影響しない状態で中央車輪の回転軸が掃
除機本体の軸受に回転自在に軸支される。
【0012】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の第1の実施例の側面図、図2は図1の作
用説明図、図3は図2の縦断面図、図4は図2の後方斜
視図である。図において、20は電気掃除機の掃除機本
体で、掃除機本体20内の前部には集塵袋(後述)を収
納する集塵室21が設けられ、その後方には電動送風機
22を収納した電動送風機室23が設けられている。2
4は掃除機本体20の前方に形成された吸込口、25は
後端部が吸込口24に着脱自在に接続された蛇腹ホース
で、その前端部には延長管等(図示せず)を介して床用
吸込具(図示せず)が接続される。
【0013】26は集塵室21内に着脱自在に収納され
る集塵袋、27は集塵袋26の取付板、28は取付板2
7に形成された連通口、29は取付板27を係止するク
ランプである。なお、取付板27に形成された連通口2
8は吸込口24に連通され、このため蛇腹ホース25の
後端部25aは連通口28から吸込口24を通って集塵
袋26に嵌挿される。なお、31は集塵室21の上方を
開閉自在に覆う集塵蓋である。
【0014】32は掃除機本体20の前方底面に取付け
られた前車輪(キャスター)、33は掃除機本体20の
ほぼ中央の両側部に回転自在に取付けられた中央車輪で
ある。そして、この中央車輪33は、図6に示すよう
に、断面円弧状の車輪正面部33aとその側面を覆う外
側部33bとによって構成され、その内側は空洞状態に
形成されて掃除機本体側20側に開口している。34は
中央車輪33の空洞部側の中心部において掃除機本体側
20側に開口して一体成形された円筒状の回転軸、35
は回転軸34の先端部に設けられた複数の係止爪で、そ
の先端部は中央車輪33の開口縁部33cより内側(即
ち、空洞部33d内)に設けられている。36は掃除機
本体20の両側面に設けられた中央車輪33の取付凹部
である。37は掃除機本体20と一体に形成され取付凹
部36内に突出した軸受で、外側に開口した円筒部37
aと、この円筒部37aを取付凹部36に支持する支持
部37bとからなっている。そして、軸受37の円筒部
37a内に中央車輪33の回転軸34が嵌入され、その
係止爪35が軸受37の支持部37bに係止されて回転
自在に保持され、この状態で中央車輪33が軸受37の
周囲を回転する。
【0015】38は掃除機本体20の中央車輪33より
後方の底部に形成された後上がりの傾斜面、39は傾斜
面38の後端部に取付けられた後補助車輪で、掃除機本
体20の前方が浮き上がったときに、図1に示すよう
に、掃除機本体20の傾斜面38が床面8とほぼ平行に
なり、後補助車輪39が床面8に当接した状態で移動で
きるようになっている。この後補助車輪39は図7、図
8に示すように、掃除機本体20の後壁に設けられて後
補助車輪39を覆う車輪カバー40と、後補助車輪39
を回動自在に支持する軸受41とからなり、軸受41の
基部は車輪カバー40と一体に形成されている。なお、
42は車輪カバー40の後方において車輪カバー40に
設けられた下脚である。また、43は掃除機本体20の
後端部で下脚42よりも上方に設けられた上脚で、図5
に示すように、掃除機本体20が正立時には下脚42と
共に掃除機本体20を床面8に保持する。
【0016】上記のように構成した掃除機本体20の重
心位置関係は、以下に示す通りである。即ち、中央車輪
33が床面8と接する接地点44と中央車輪33の軸心
45との関係では、図1に示すように、蛇腹ホース25
を掃除機本体20に装着していない状態においては、接
地点44と軸心45とを結ぶ線イの近傍でかつ線イの後
方に重心Gが位置するように構成されている。このた
め、掃除機本体20はその傾斜面38を床面8に平行に
した状態で、即ち、掃除機本体20の前方を浮き上がら
せて中央車輪33と後補助車輪39とが床面8に接触し
た状態で停止している。また、図2に示すように、蛇腹
ホース25を取付けた状態では、掃除機本体20の重心
Gは、接地点44と軸心45とを結ぶ線イの近傍でかつ
線イよりも前方に位置するように構成されている。この
ため、掃除機本体20はその前方を下降させ前車輪32
と中央車輪33とが床面8に接触した状態で停止してい
る。
【0017】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。まず、図1に示すように、蛇腹ホース2
5を掃除機本体20に装着していない状態では、接地点
44と軸心45とを結ぶ線イの近傍でかつ線イの後方に
掃除機本体20の重心Gが位置しているため、掃除機本
体20はその傾斜面38が床面8とほぼ平行な状態で、
即ち、掃除機本体20の前方を浮き上がらせ、中央車輪
33と後補助車輪39とが床面8に接触している状態で
停止している。このため、蛇腹ホース25が装着し易
く、また、集塵袋26の交換も容易である。
【0018】次に、床面8等の掃除をするときには、図
2に示すように、蛇腹ホース25を掃除機本体20の吸
込口24に挿入して取付ける。こうすると、掃除機本体
20の重心Gは、中央車輪33の接地点44と軸心45
とを結ぶ線イの近傍でかつ線イよりも前方に位置するた
め、掃除機本体20はその前方を下降させて前車輪32
と中央車輪33とが床面8に接触している状態になる。
従って、通常は図2に示す状態で掃除が行なわれる。
【0019】しかし、掃除中に、蛇腹ホース25のハン
ドル部を操作して床用吸込具を動かすと、蛇腹ホース2
5がたわんだり伸長したりする。蛇腹ホース25がたわ
んだ場合は、掃除機本体20の前方に重量がかからなく
なるため、掃除機本体20の前方が浮き上がろうとする
が、重心Gが線イの前方にあるため下降して前車輪32
が接地する。こうして、掃除中は、ハンドル部の操作に
応じて、掃除機本体20の前方が浮き上がったり元の位
置に復帰したりするため、掃除中に、使用者の手元にか
かる加重が軽減される。また、掃除機本体20の前方が
浮き上がった状態で掃除機本体20を旋回させるとき
は、中央車輪33のみを回転軸とするため、通常の状態
(即ち、前車輪32が接地した状態)で掃除機本体20
を旋回させる場合に比べて、小さな回転半径で旋回する
ことができる。
【0020】従って、本実施例によれば、使用者の手元
にかかる加重が軽減され、走行性が向上して使い勝手が
よくなると共に、蛇腹ホース25の吸込口24への接続
作業や集塵袋26の交換作業性が向上する。また、後補
助車輪39には車輪カバー40が設けられているため、
電源コードの巻き込みが防止される。さらに、掃除中や
掃除終了後の収納時に掃除機本体20を正立させること
があるが、この場合、図5に示すように、下脚42と上
脚43で保持し回転する後補助車輪39自体を下脚とし
て使用しないため、安定した正立状態が保持できる。ま
た、中央車輪33の回転軸45の先端部に設けた係止爪
35と掃除機本体20と一体に設けた軸受37とが掃除
機本体20の本体ケース内に突出していないので、係止
爪35,35と軸受37の分だけ掃除機本体20の全幅
を小さくすることができ、小形化がはかれる。
【0021】実施例2 図9は本発明の第2の実施例の要部を拡大した底面図で
ある。41aは後補助車輪39を回転自在に支持する軸
受で、その基部は第1の実施例と異なり、車輪カバー4
0ではなく掃除機本体20に設けられている。従って、
車輪カバー40のたわみによって軸受41aが変形する
ことがなく、軸受41aを支持する部分に無理な負担が
掛かることはない。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1) 掃除機本体の底面部前方に前車輪を設けると共
にほぼ中央部の両側に中央車輪を設け、更に中央車輪よ
りも後方に後上がりの傾斜底面を形成して傾斜底面の後
部に後補助車輪を設け、吸込口にホースを装着しないと
きは、中央車輪の床面への接地点と中央車輪の軸心とを
結ぶ線よりも後方に掃除機本体の重心が位置し、吸込口
にホースを装着したときは、中央車輪の床面への接地点
と中央車輪の軸心とを結ぶ線よりも前方に掃除機本体の
重心が位置するように中央車輪の軸心を設置するように
構成した。従って、吸込口にホースの重量がかかると掃
除機本体の重心が前方に位置し、ホースの重量がかから
ないと自動的に重心が後方に移動して前方が浮上った状
態になるので、掃除中にホースを取付けた状態でホース
が前後に移動すると、ホースのたわみや伸びの状態に応
じて掃除機本体の前方が上下に移動しやすく、このため
使用者の手元にかかる荷重を軽減できる。また、ホース
を取り除くと、掃除機本体の重心が自動的に後方に移動
して掃除機本体の前方が浮き上がった状態で静止するた
め、次回の掃除等でホースを吸込口に接続する際に吸込
口の位置が高く傾斜しているため装着作業がしやすく、
また、作業位置が高いので集塵蓋を開放して集塵袋を交
換する作業も容易である。
【0023】(2) 後補助車輪の軸心よりも後方に後
補助車輪を覆うカバーを設けたので、掃除中等に後補助
車輪に電源コードが巻き込まれない。 (3) 後補助車輪を覆うカバーに下脚を設けると共に
本体ケースの下脚の上方に上脚を設け、正立時に下脚と
上脚とによって掃除機本体を保持するようにしたので、
掃除中や掃除終了後の収納時等に掃除機本体を正立させ
るとき下脚と上脚とで床面に接地し後補助車輪は床面に
接地しないため、安定した正立状態が確保できる。
【0024】(4) 掃除機本体に設けた軸受に中央車
輪に設けた回転軸を回転自在に嵌合すると共に、中央車
輪の回転軸の先端部に設けた係止爪を中央車輪の開口縁
部よりも内側に形成して軸受に係止させ、中央車輪を軸
受に回転自在に軸支させるようにしたので、車輪の回転
軸に設けた係止爪と掃除機本体に設けた軸受とが掃除機
本体の本体ケース内に突出せず、その分だけ掃除機本体
の幅を狭くすることができ、電気掃除機の小型化が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の側面図である。
【図2】 第1の実施例の作用説明図である。
【図3】 図2の縦断面図である。
【図4】 図2の後方斜視図である。
【図5】 第1の実施例の作用説明図である。
【図6】 図1の要部を拡大した底面図である。
【図7】 図3の要部を拡大した縦断面図である。
【図8】 図1の要部を拡大した縦断面図である。
【図9】 本発明の第2の実施例の要部を拡大した底面
図である。
【図10】 従来の電気掃除機の一例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
8 床面、20 掃除機本体、21 集塵室、24 吸
込口、25 ホース、32 前車輪、33 中央車輪、
33c 開口縁部、34 回転軸、35 係止爪、37
軸受、38 傾斜底面、39 後補助車輪、40 車
輪カバー、42下脚、43 上脚、44 接地点、45
中央車輪の軸心。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 正博 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵室、電動送風機室及び、前記集塵室
    の前方に位置して該集塵室に連通する吸込口等を有する
    掃除機本体を備え、前記吸込口にホースを着脱自在に装
    着して塵埃等の吸引を行う電気掃除機において、 前記掃除機本体の底面部前方に前車輪を設けると共にほ
    ぼ中央部の両側に中央車輪を設け、更に該中央車輪より
    も後方に後上がりの傾斜底面を形成して該傾斜底面の後
    部に後補助車輪を設け、前記吸込口に前記ホースを装着
    しないときは、前記中央車輪の床面への接地点と該中央
    車輪の軸心とを結ぶ線よりも後方に前記掃除機本体の重
    心が位置し、前記吸込口に前記ホースを装着したとき
    は、前記中央車輪の床面への接地点と該中央車輪の軸心
    とを結ぶ線よりも前方に前記掃除機本体の重心が位置す
    るように前記中央車輪の軸心を設置したことを特徴とす
    る電気掃除機。
  2. 【請求項2】 後補助車輪の後方に該後補助車輪を覆う
    カバーを設けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃
    除機。
  3. 【請求項3】 後補助車輪を覆うカバーに下脚を設ける
    と共に本体ケースの前記下脚の上方に上脚を設け、正立
    時に前記下脚と上脚とによって掃除機本体を保持するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 電気掃除機本体に設けた軸受に中央車輪
    に設けた回転軸を回転自在に嵌合すると共に、前記中央
    車輪の回転軸の先端部に設けた係止爪を前記中央車輪の
    開口縁部よりも内側に形成して前記軸受に係止させ、前
    記中央車輪を前記軸受に回転自在に軸支したことを特徴
    とする請求項1記載の電気掃除機。
JP19333794A 1994-08-17 1994-08-17 電気掃除機 Pending JPH0856873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19333794A JPH0856873A (ja) 1994-08-17 1994-08-17 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19333794A JPH0856873A (ja) 1994-08-17 1994-08-17 電気掃除機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0856873A true JPH0856873A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16306223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19333794A Pending JPH0856873A (ja) 1994-08-17 1994-08-17 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0856873A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2402046B (en) * 2003-05-27 2006-09-13 Dyson Ltd A cleaning appliance
JP2009233053A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toshiba Corp 電気掃除機
JP2009233054A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toshiba Corp 電気掃除機
EP2572619A2 (de) 2011-09-26 2013-03-27 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Staubsaugergehäuse
DE102012207352A1 (de) * 2012-05-03 2013-11-07 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kanisterstaubsauger mit einer Aufbewahrungsstellung
EP2305089A4 (en) * 2008-06-30 2016-01-20 Toshiba Kk ELECTRIC CLEANING DEVICE
JP2021061892A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 株式会社コーワ 電気掃除機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2402046B (en) * 2003-05-27 2006-09-13 Dyson Ltd A cleaning appliance
AU2004243467B2 (en) * 2003-05-27 2007-12-13 Dyson Technology Limited A cleaning appliance
JP2009233053A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toshiba Corp 電気掃除機
JP2009233054A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toshiba Corp 電気掃除機
EP2305089A4 (en) * 2008-06-30 2016-01-20 Toshiba Kk ELECTRIC CLEANING DEVICE
EP2572619A2 (de) 2011-09-26 2013-03-27 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Staubsaugergehäuse
DE102011083428A1 (de) 2011-09-26 2013-03-28 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Staubsaugergehäuse
DE102012207352A1 (de) * 2012-05-03 2013-11-07 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kanisterstaubsauger mit einer Aufbewahrungsstellung
EP2659815A3 (de) * 2012-05-03 2017-10-25 BSH Hausgeräte GmbH Kanisterstaubsauger mit einer Aufbewahrungsstellung
JP2021061892A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 株式会社コーワ 電気掃除機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU619993B2 (en) Vacuum cleaner
US7594296B2 (en) Convertible vacuum cleaner
US8347454B2 (en) Swivel electrical connector for a suction head of a surface treating appliance
EP1190660A2 (en) Versatile vacuum cleaner
CA2460256C (en) Floor cleaning apparatus with pivotal handle
JPH0856873A (ja) 電気掃除機
KR100429478B1 (ko) 전기청소기
JPH03126418A (ja) 電気掃除機
JPH0630859A (ja) 電気掃除機
JPH114786A (ja) アップライト型電気掃除機
CN218390936U (zh) 立式吸尘器
JP3232688B2 (ja) 電気掃除機
JP2544277Y2 (ja) 電気掃除機
KR960010997B1 (ko) 직립형 전기청소기
JP3390901B2 (ja) 電気掃除機
JP2003125992A (ja) 電気掃除機の吸口体及びこの吸口体を備えた電気掃除機
JP4434970B2 (ja) 電気掃除機
JP4380001B2 (ja) 電気掃除機
KR100401597B1 (ko) 전기청소기
JP2002034864A (ja) 電気掃除機
JP3744008B2 (ja) 電気掃除機
JP3407944B2 (ja) アップライト型電気掃除機
JP3144028B2 (ja) 電気掃除機
JP2002223993A (ja) 電気掃除機
JPH07163501A (ja) 電気掃除機