JPH04354919A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、回転ブラシを有する電
気掃除機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の電気掃除機については、
特願平２−４１７７１号に示されている。

【０００３】図６乃至図１０は従来の電気掃除機の構成
を示すもので、１はハンドル２の先端に設けた取手部、
３は電源コード、４は上部カバー、５は集塵部蓋、６は
床ノズル、７は床ノズル６の先端部に回転自在に内装す
る回転ブラシ、８は吸い込んだ塵埃を捕集する集塵部本
体、９は吸い込み力を発生する電動送風機、１０は床ノ
ズル６の先端部と集塵部本体８とを連通するホース、１
１は吸気部、１２は集塵部本体８の中に着脱自在に取り
付けた紙袋、１３は電動送風機９の回転を回転ブラシ７
に伝達するベルト、１４は床ノズル６の底面に取り付け
た裏蓋、１５は床ノズル６の先端部側面の回転ブラシ７
と対向する部分に設けた切欠部、１６は回転ブラシ７に
設けられたブラシ、１７は軸受１８のベアリング１９に
圧入した回転軸、２０はピン２１によって回転軸１７に
取り付けた回転ブラシ７の端部支持体、２２は回転軸１
７の端部に取り付けた回転体、２３は回転体２２の外周
に植設したブラシ、２４は回転体２２を回転軸１７に固
定するネジ、２５は床ノズル６に形成したリブで、この
リブ２５と裏蓋１４との間に軸受１８が取り付けられて
、回転軸１７が床ノズル６に回転自在に取り付けられる
。２６は、回転体２２及びブラシ２３に手が触れるのを
防止するために、床ノズル６に形設したリブ６ａに床ノ
ズル６の切欠部１５に臨むように取り付けたブラシカバ
ーである。

【０００４】このように構成された従来例は、ブラシ２
３により回転ブラシ７で取れない部屋の隅等のゴミ２７
を取ることができる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
電気掃除機を長時間使用したり、大きなゴミ２７を取り
込んだりして、ゴミ２７が床ノズル６と回転体２２との
間に溜ると、回転体２２の回転或いは回転ブラシ７の回
転を抑えて、回転体２２或いは回転ブラシ７の回転を止
めてしまうので、ベルト１３と回転ブラシ７との間及び
回転体２２と回転軸１７との間でスリップが生じて、ベ
ルト１３や回転体２２が溶けるという問題が発生してい
た。

【０００６】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、耐久性の高い電気掃除機を提供する
ことを目的とするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、床ノズルの内
壁を床ノズルと回転体若しくはブラシとの間隔が回転体
の回転方向に向かって徐々に大きくなるように形成した
ものである。

【０００８】又、床ノズルの内側には、回転体若しくは
ブラシとの間隔が回転体の回転方向に向かって徐々に大
きくなるように形成した金属板が配設されているもので
ある。

【０００９】更に、ブラシカバーと金属板とが一体に形
成されているものである。

【００１０】

【作用】本発明によれば、回転体若しくはブラシと床ノ
ズルとの間隔が回転ブラシの回転方向に向かって徐々に
大きくなるように形成することにより、床ノズル内部に
おけるゴミ詰りが少なくなって、ベルト及び回転体が溶
けるのを防止できると共に、ベルト，回転体，電動送風
機等に無理な力が掛からなくなって、耐久性が向上する
。

【００１１】又、床ノズルと回転体との間に、回転体若
しくはブラシとの間隔が回転ブラシの回転方向に向かっ
て徐々に大きくなっていくように金属板で形成すること
により、吸い込んだゴミとの抵抗が少なくなって、床ノ
ズル内部におけるゴミ詰りが少なくなると共に、床ノズ
ル内部の構造が簡単になって、床ノズル用の金型構造が
簡単になり、製造原価を安くできる。

【００１２】更に、金属板をブラシカバーと一体に形成
することにより、部品点数の削減及び組立て性の向上が
図れる。

【００１３】

【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
について説明する。

【００１４】図１及び図２は、本発明の第１の実施例の
構成を示すもので、４１は回転ブラシ４２に植設したブ
ラシ、４３は軸受４４のベアリング４５に圧入して、床
ノズル４６に回転自在に取り付けた回転軸、４７はピン
４８によって回転軸４４に取り付けた回転ブラシ４２の
端部支持体、４９は回転ブラシ４２の端部に取り付けた
回転体、５０は回転体４９の外周に植設したブラシ、５
１は回転体４９を回転軸４４に固定するネジ、５２は回
転体４９及びブラシ５０に手が触れるのを防止するため
、床ノズル４６に形設したリブ４６ａに取り付けたブラ
シカバーである。

【００１５】このように構成された本実施例において、
床ノズル４６の内壁は、回転体４９若しくはブラシ５０
との間隔が回転体４９の回転方向に向かって徐々に大き
くなる、即ち、入口側の間隔がＡ，出口側の間隔がＢ（
但し、Ａ＜Ｂ）で、この間は徐々に大きくなるように形
成されている（図２参照）。

【００１６】ところで、回転するブラシ５０によって取
り込むことのできるゴミの大きさは入口側の間隔Ａより
も小さいものである。このため、床ノズル４６の中に取
り込まれたゴミは、床ノズル４６と回転体４９若しくは
ブラシ５０との間隔が回転体４９の回転方向に向かって
徐々に大きくなる床ノズル４６の内部において詰まらな
くなる。

【００１７】図３及び図４は、本発明の第２の実施例の
構成を示すもので、床ノズル４６と回転体４９との間に
、回転体４９若しくはブラシ５０との間隔が回転体４９
の回転方向に向かって徐々に大きくなるように形成した
金属板５３を配設したもので、吸い込んだゴミとの抵抗
が第１の実施例よりも少なくなって、ゴミが床ノズル４
６の内部で詰まることは非常に少なくなる。

【００１８】図５は、本発明の第３の実施例の構成を示
すもので、床ノズル４６の側面に配設するブラシカバー
５２に第２の実施例における金属板５３を一体に設けた
もので、部品点数の削減及び組立て性の向上が図れる。

【００１９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転体若しくはブラシと床ノズルとの間隔が回転ブラシ
の回転方向に向かって徐々に大きくなるように形成する
ことにより、床ノズル内部におけるゴミ詰りが少なくな
って、ベルト及び回転体が溶けるのを防止できると共に
、ベルト，回転体，電動送風機等に無理な力が掛からな
くなって、耐久性が向上するという効果を奏する。

【００２０】又、床ノズルと回転体との間に、回転体若
しくはブラシとの間隔が回転ブラシの回転方向に向かっ
て徐々に大きくなっていくように金属板で形成すること
により、吸い込んだゴミとの抵抗が少なくなって、床ノ
ズル内部におけるゴミ詰りが少なくなると共に、床ノズ
ル内部の構造が簡単になって、床ノズル用の金型構造が
簡単になり、製造原価を安くできるという効果を奏する
。

【００２１】更に、金属板をブラシカバーと一体に形成
することにより、部品点数の削減及び組立て性の向上が
図れるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例における床ノズルの断面
図である。

【図２】図１におけるＢ−Ｂ線断面図である。

【図３】本発明の第２の実施例における床ノズルの断面
図である。

【図４】図３におけるＣ−Ｃ線断面図である。

【図５】本発明の第３の実施例における床ノズルの断面
図である。

【図６】従来の電気掃除機の全体斜視図である。

【図７】従来の電気掃除機の要部断面図である。

【図８】従来の電気掃除機の底面図である。

【図９】従来の電気掃除機における床ノズルの断面図で
ある。

【図１０】図９におけるＡ−Ａ線断面図である。

【符号の説明】

４２…回転ブラシ、　　４６…床ノズル、　　４９…回
転体、　　５０…ブラシ、　　５２…ブラシカバー、　
　５３…金属板。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　床ノズルに回動自在に内装した回転ブ
   ラシの端部に前記床ノズルの側面に設けた切欠部から外
   方を臨むようにして回転体を設けると共に、前記回転体
   の外周にブラシを植設し、且つ、前記切欠部にブラシカ
   バーを設けた電気掃除機において、前記床ノズルの内壁
   を前記床ノズルと前記回転体若しくは前記ブラシとの間
   隔が前記回転体の回転方向に向かって徐々に大きくなる
   ように形成したことを特徴とする電気掃除機。
2. 【請求項２】　　前記床ノズルの内側には、前記回転体
   若しくは前記ブラシとの間隔が前記回転体の回転方向に
   向かって徐々に大きくなるように形成した金属板が配設
   されていることを特徴とする請求項１記載の電気掃除機
   。
3. 【請求項３】　　前記ブラシカバーと前記金属板とが一
   体に形成されていることを特徴とする請求項２記載の電
   気掃除機。