JP3230909B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP3230909B2
JP3230909B2 JP25330693A JP25330693A JP3230909B2 JP 3230909 B2 JP3230909 B2 JP 3230909B2 JP 25330693 A JP25330693 A JP 25330693A JP 25330693 A JP25330693 A JP 25330693A JP 3230909 B2 JP3230909 B2 JP 3230909B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置およびそ
の製造方法に関し、特に、外部との信号の入出力を行な
うための突起電極の構造およびその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の半導体装置における一般
的な突起電極構造を示す断面図である。図9を参照し
て、主表面に素子が形成された半導体基板51の主表面
上には、素子を覆うように絶縁層52が形成されてい
る。この絶縁層52上の所定位置には、Alを含む材質
からなるパッド電極53が形成されている。このパッド
電極53の周縁部を覆い、かつ絶縁層52の表面を覆う
ように保護膜54が形成されている。この保護膜54の
材質としては、一般的にシリコン酸化膜(SiO2 ),
シリコン窒化膜(Si3 4 )などを挙げることができ
る。
【0003】パッド電極53の表面上には下地金属層5
5が形成される。この下地金属層55は、パッド電極5
3の材質と突起電極の材質とが相互拡散を起こすのを防
止するためのバリア層としての機能を有する。そしてこ
の下地金属層55の材質としては、従来から一般的に、
TiWが用いられてきた。
【0004】下地金属層55上には酸化防止層56が形
成される。この酸化防止層56は、下地金属層55と突
起電極とを密着させる機能を有する。そして、この酸化
防止層56の材質としては、突起電極の材質としてAu
が用いられた場合には、この材質と同じAuが用いられ
る。酸化防止層56上には、突起電極57が形成されて
いる。この突起電極57の材質としては、Auなどを挙
げることができる。
【0005】次に、図10を用いて、図9に示される突
起電極の形成方法について説明する。図10(a)〜
(e)は、図9に示される従来の突起電極57の製造工
程の第1工程〜第5工程を示す部分断面図である。
【0006】図10(a)を参照して、半導体基板51
の主表面にMOSトランジスタなどの素子(図示せず)
を形成し、この素子を覆うようにSiO2 などからなる
絶縁層52を形成する。この絶縁層52上に、上記の素
子と電気的に接続されたパッド電極53を形成する。こ
のパッド電極53は、1μm程度の膜厚を有する、A
l,Al−Si,Al−Si−CuなどのAlを含む材
質からなる。
【0007】このパッド電極53および絶縁層52上
に、CVD(Chemical Vapor Deposition )法などを用
いて、Si3 4 などからなる保護膜54を堆積し、こ
の保護膜54におけるパッド電極53上に位置する部分
を選択的に除去することによって開口部58を形成す
る。
【0008】次に図10(b)を参照して、スパッタリ
ング法などを用いて、パッド電極53上および保護膜5
4上に下地金属層55を形成する。この下地金属層50
は、一般に1000Å〜6000Å程度の膜厚の10w
t%TiW合金を用いる。次に、下地金属層55上に、
スパッタリング法などを用いて、500Å〜4000Å
程度の膜厚を有する酸化防止層56を形成する。
【0009】次に、図10(c)を参照して、パッド電
極53上に位置する部分に開口部を有するレジストパタ
ーン59を形成する。そして、図10(d)を参照し
て、電気めっき法などを用いて、Auなどからなる突起
電極57を形成する。
【0010】次に、図10(e)を参照して、レジスト
パターン59を除去する。そして、ドライエッチング法
あるいはウエットエッチング法を用いて、酸化防止層5
6および下地金属層55を順次選択的に除去する。
【0011】このとき、ウエットエッチングは、薬品の
管理が困難であるという問題、突起電極57下における
下地金属層55あるいは酸化防止層56もエッチングさ
れてしまうといった問題、エッチング精度の管理が困難
であるといった問題など多くの問題を含んでいるため、
ドライエッチングを用いることが好ましいと言える。以
上の工程を経て、図9に示される突起電極が形成される
ことになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構造を有する突起電極57には、次に説明するような2
つの問題点があった。
【0013】まず第1の問題点について説明する。下地
金属層55はTiW合金によって構成される。そして、
その下地金属層55の下層にAlを含むパッド電極53
が形成され、下地金属層55の上層にAuからなる酸化
防止層56および突起電極57が形成されている。その
ため、たとえば、RS.NOWICKI;Thin Solid Films 53 (19
78) pp195-205 に示されるように、200℃,85分程
度の比較的低温かつ短時間でAlヒロック成長によりT
iW層が突き破られる。それにより、AuとAlが相互
拡散し、Au−Alの合金化が起こり、突起電極57の
密着不良あるいは抵抗増加を生じさせる。以下、これを
Alヒロック成長に起因する劣化あるいは問題などと表
現する。
【0014】この様子が図8に示されている。図8は、
スパッタリング法により堆積した各種の下地金属層の膜
厚を変化させた場合の突起電極抵抗の変化、すなわち、
突起電極の熱に対する安定性を示す図である。図8を参
照して、TiW層は、6000Åの厚みを有するもので
あっても、100時間程度から抵抗変化を示しているの
がわかる。
【0015】上記のAlヒロック成長の起こり得る温度
は、突起電極57形成後の各工程、たとえばインナーリ
ードボンディングやダイボンドや封止樹脂の硬化あるい
はセラミックパッケージ搭載時の蓋付工程などで容易に
上昇し得る温度である。したがって、上記の各工程中に
おいて、Alヒロック成長に起因する上記の問題点が生
じる可能性が高くなる。
【0016】次に、第2の問題点について説明する。上
述のように、TiW層(下地金属層)55をパターニン
グする際には、微細化や寸法精度向上にも有利なドライ
エッチング法を用いることが好ましいと言える。しか
し、このドライエッチング法を用いた場合には、TiW
層とその下層のSi3 4 層とのエッチング選択比が十
分とれないといった問題が生じる。
【0017】その理由について表1を用いて説明する。
表1は、下地金属層55の材質として種々のものを選択
した場合のエッチング条件とそのエッチング選択比を示
したものである。なお、表1において、文献2),
3),4)はそれぞれ次のものである。2):P.M.
Schaible;J.of the Electro
chem.Soc.132(3)(1985)pp73
0−731,3):Z.Novotny;TESLA
Electronics.19(3〜4)(1986)
pp59−62,4):N.Takenaka;Tun
gsten andOther Retractory
Metals for VLSI Applicat
ionsII Proc.of the 1986 w
orkshop (1987)pp371−374.
【0018】
【表1】
【0019】表1を参照して、下地金属層55の材質と
してTiW層を用いた場合には、環境上使用できない
塩化炭素(CCl 4 )やフロン系(CCl 3 Fなど)のガ
スを用いた場合を除いて、せいぜい2程度の選択比しか
得られていない。そのため、下地金属層55のパターニ
ングによって、素子にダメージを与える可能性が大きく
なるといった問題点が生じることとなる。すなわち、下
地金属層55の材質としてTiW層を選択した場合に
は、ドライエッチングによってそれをパターニングする
ことは困難であるといった問題が生じることとなる。
【0020】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、Alヒ
ロック成長を抑制することによって、これに起因する劣
化すなわち密着不良あるいは抵抗変化を抑制し、かつド
ライエッチングプロセスによって下地金属層を精度良く
パターニングすることが可能な半導体装置およびその製
造方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、半導体基板と、パッド電極と、下地金属層と、
突起電極とを備える。半導体基板の主表面には素子が形
成され、この素子上に絶縁膜を介在してAlを含む材質
からなるパッド電極が形成される。このパッド電極上に
は、第1の厚みを有するTi層と、このTi層上に形成
されTi層の厚みの5.7倍より大きい厚みを有するT
iN層とを有する下地金属層が形成される。そして、T
iN層上には突起電極が形成される。
【0022】請求項2に記載の半導体装置においては、
TiN層の厚みは1000Å〜3000Åである。請求
項3に記載の半導体装置においては、Ti層の厚みは5
0Å〜300Åである。請求項4に記載の半導体装置に
おいては、下地金属層はTiN層上に形成されたTiW
層を含む。
【0023】請求項5に記載の半導体装置は、半導体基
板と、パッド電極と、下地金属層と、突起電極とを備え
る。半導体基板の主表面上には素子が形成され、この素
子上には絶縁膜を介在してAlを含む材質からなるパッ
ド電極が形成される。パッド電極上には1000Å以上
の厚みを有し、Ti層あるいはCr層からなる下地金属
層が形成される。下地金属層上には突起電極が形成され
る。
【0024】請求項6に記載の半導体装置の製造方法に
よれば、まず、半導体基板主表面に形成された素子を覆
う絶縁膜上に、Alを含む材質からなるパッド電極を形
成する。このパッド電極を覆うように半導体基板の主表
面上全面に保護膜を形成する。保護膜をパターニングす
ることによってパッド電極の一部表面を露出させる。露
出したパッド電極の一部表面上および保護膜表面上に、
Ti層とTiN層との複合層,Ti層単層,Cr層単層
からなる群から選ばれる下地金属層を形成する。パッド
電極上に位置する下地金属層上に突起電極を形成する。
突起電極をマスクとして用いて、塩素ガスを主体とした
ガスを使用したドライエッチングを行なうことによって
下地金属層を選択的に除去する。
【0025】請求項7に記載の半導体装置の製造方法に
よれば、まず、半導体基板主表面上に形成された素子を
覆う絶縁膜上にAlを含む材質からなるパッド電極材料
層を形成する。このパッド電極材料層上に、Ti層とT
iN層との複合層,Ti層単層,Cr層単層からなる群
から選ばれる下地金属層を形成する。下地金属層および
パッド電極材料層を順次パターニングする。下地金属層
を覆うように半導体基板の主表面上全面に保護膜を形成
する。ドライエッチング法を用いて、保護膜をパターニ
ングすることによって下地金属層の一部表面を露出させ
る。露出した下地金属層表面上に突起電極を形成する。
【0026】
【作用】請求項1に記載の半導体装置によれば、下地金
属層としてTi層と、このTi層の厚みの5.7倍より
大きい厚みを有するTiN層との積層構造を用いてい
る。それにより、図8に示されるように、抵抗変化の抑
制された突起電極を得ることができる。すなわち、Al
ヒロック成長に起因する劣化の生じない信頼性の高い突
起電極を得ることが可能となる。
【0027】請求項4に記載の半導体装置によれば、上
記のTiN層上に、さらにTiW層が形成されている。
それにより、たとえばインナーリードをボンディングす
る際のパッド電極にかかる衝撃荷重を緩和することが可
能となる。それにより、請求項1に記載の半導体装置の
場合よりもさらに信頼性を高めることが可能となる。
【0028】請求項5に記載の半導体装置によれば、下
地金属層として1000Å以上の厚みを有するTi層あ
るいはCr層が用いられている。これは、高温の後工程
がない場合や高度な信頼性が要求されない場合に適用さ
れ得るものである。したがって、高温の後工程がない場
合には、下地金属層を1000Å以上の厚みを有するT
i層あるいはCr層とすることによって、Alヒロック
成長を完全には抑制できないまでも、従来技術に比べA
u−Al合金化の進行を遅らせることが可能となる。
【0029】請求項6に記載の半導体装置の製造方法に
よれば、下地金属層として、Ti層とTiN層との複合
層,Ti層単層,Cr層単層からなる群から選ばれる材
質を用いている。これらの材質は、塩素ガスあるいは塩
素系(BCl 3 など)のガスを主体としたガスを用いた
ドライエッチングを行なうことによってパターニングす
ることができる。そのため、下地金属層のパターニング
の際に、Si3 4 などからなる保護膜に与えるエッチ
ングダメージを小さく抑えることが可能となる。
【0030】請求項7に記載の半導体装置の製造方法に
よれば、ドライエッチング法を用いて保護膜をパターニ
ングすることによって下地金属層の一部表面を露出させ
ている。このとき、保護膜のパターニングの際の下地と
なるのは、Ti層とTiN層との複合層,Ti層単層,
Cr層単層からなる群から選ばれる下地金属層である。
そのため、保護膜のパターニングの際に、この保護膜と
下地金属層との選択比を確保することが可能となる。ま
た、下地金属層は、保護膜上に延在することなく、パッ
ド電極表面上にのみ形成される。それにより、パッド電
極上において、下地金属層をほぼ均一な厚みで形成する
ことが可能となる。その結果、下地金属層が保護膜上に
まで延在する場合よりも、信頼性の高い突起電極を得る
ことが可能となる。
【0031】
【実施例】以下、この発明に基づく実施例について、図
1〜図8および表1を用いて説明する。 (第1実施例)まず、図1および図2を用いて、この発
明に基づく第1の実施例における半導体装置について説
明する。図1は、この発明に基づく第1の実施例におけ
る半導体装置を示す部分断面図である。図2(a)ない
し(e)は、図1に示される半導体装置の製造工程の第
1工程〜第5工程を示す断面図である。
【0032】図1を参照して、本実施例の半導体装置の
構造について説明する。図1を参照して、半導体基板1
の主表面には素子(図示せず)が形成され、その素子を
覆うように絶縁層2が形成される。絶縁層2上には、素
子と電気的に接続されるパッド電極3が形成される。パ
ッド電極3の材質は、AlあるいはAlを含む合金層で
あることが好ましい。
【0033】パッド電極3の周縁部を覆い、かつ絶縁層
2を覆うように、保護膜4が形成されている。保護膜4
の材質は、Si3 4 あるいはSiO2 などである。パ
ッド電極3表面上から保護膜4表面上にわたってTi層
5aが形成される。このTi層5aの厚みは、好ましく
は、約50Å〜約300Å程度である。Ti層5a上に
は、TiN層5bが形成される。このTiN層5bの厚
みは、好ましくは、約1000Å〜約3000Å程度で
ある。上記のTi層5aとTiN層5bとで下地金属層
5が構成されることになる。
【0034】この下地金属層5において、Ti層5a
は、主にパッド電極3とTiN層5bとを密着させる密
着層としての機能を有する。そして、TiN層5bが、
主に、バリア層としての機能を有する。そして、このT
i層5aと、TiN層5bの厚みを適切に選択すること
によって、下地金属層5は非常に優れたバリア機能を奏
することになる。その根拠について、図8を用いて説明
する。
【0035】図8は、上述のように、突起電極の熱に対
する安定性を示す実験結果を示している。なお、図8に
おいては、300℃,N2 雰囲気で保存した際の突起電
極抵抗の時間的変化が示されている。また、図8におい
て、TiNは、Ti層5aとTiN層5bとの積層構造
を表しており、Ti層5aの厚みは、いずれの場合も約
90Å程度である。
【0036】図8を参照して、実線によって示されたT
iN1200Å(約90Åの厚みのTi層5aを含む)
を形成したものは、500時間保存しても抵抗変化を示
さない。このとき、TiN層5bは、Ti層5aの約1
2.3倍の厚みを有している。
【0037】TiN600Å(約90Åの厚みを有する
Ti層5aを含む)は、10時間程度より抵抗変化を示
している。このときのTiN層5bの厚みは、Ti層5
aの厚みの約5.7倍程度である。以上のことより、T
i層5aの厚みに対するTiN層5bの厚みが大きいほ
、換言すればTi層5aは密着層として余り厚く形成
する意味がないため、単にTiN層5bの厚みが大きい
ほど突起電極の熱安定性は向上するといえる。
【0038】それに対し、下地金属層5として従来のよ
うにTiW層を用いた場合には、TiW層の厚みが60
00Åであったとしても100時間程度経過した後に抵
抗変化を示している。しかし、6000Åという厚み
は、下地への膜応力の影響を考慮した場合の限界的な値
であるため、実用的な数値ではない。従って、TiW層
の抵抗変化は、実際はもっと早く起こる。また、TiW
層の厚みは、薄くなるほど抵抗変化を示す時間が短縮さ
れる傾向にある。すなわち、突起電極の熱安定性に乏し
いことがわかる。
【0039】以上のことから、TiN層5bの厚みを、
Ti層5aの厚みの約10倍程度以上とすることによっ
て、非常に優れた熱安定性を有する突起電極が得られる
ことがわかる。しかし、TiN層5bの厚みが、Ti層
5aの厚みの10倍程度に満たなくても、5.7倍より
も大きければ、突起電極の抵抗の熱安定性はある程度は
確保することが可能となる。
【0040】ここで再び図1を参照して、下地金属層5
上には酸化防止層6が形成される。酸化防止層6の材質
は、好ましくは、Auである。酸化防止層6上には突起
電極7が形成される。この突起電極7の材質は、好まし
くはAu,Cu,はんだなどである。
【0041】次に、図2を用いて、図1に示される半導
体装置の製造方法について説明する。まず図2(a)を
参照して、素子が形成された半導体基板1の主表面を覆
うように、CVD法などを用いて、絶縁層2を形成す
る。この絶縁層2上にスパッタリング法などを用いて所
定膜厚のAlを含む材質からなるパッド電極3を形成す
る。このパッド電極3を覆うように保護膜4を形成す
る。保護膜4をパターニングすることによってパッド電
極3の一部表面を露出させる。
【0042】次に、図2(b)を参照して、スパッタリ
ング法などを用いて、約50Å〜約300Å程度の厚み
のTi層5a,約1000Å〜約3000Åの厚みのT
iN層5b,酸化防止層6を順次堆積する。このスパッ
タリング工程において、下地金属層5となるTi層5a
およびTiN層5bは、少なくとも同一の真空装置内に
おいて連続的に形成されることが好ましい。また、Ti
N層5bの形成は、Arガス中に30%以上70%以下
の窒素ガスを混合した反応性スパッタリングによって形
成されることが好ましい。
【0043】次に、図2(c)を参照して、厚みが15
μm以上40μm以下となるようにフォトレジストを塗
布し、このフォトレジストにおいてパッド電極3上に位
置する部分を除去することによってレジストパターン9
を形成する。
【0044】次に、図2(d)を参照して、下地金属層
5と酸化防止層6とを陰極として、レジストパターン9
の開口部に電気めっきによって15μm〜40μmの高
さの突起電極7を形成する。
【0045】次に、図2(e)を参照して、レジストパ
ターン9を除去する。次に酸化防止層6を選択的に除去
する。そして、突起電極7をマスクとして用いて、Cl
2 ガス20%〜100%とN2 ガス0%〜80%とを混
合した反応ガスを用いた反応性イオンエッチングによっ
て下地金属層5を選択的に除去する。
【0046】ここで、下地金属層としてTi層5aとT
iN層5bとの積層構造を用いているので、保護膜4と
して一般的に用いられているSi3 4 やSiO2 に対
するエッチング選択比を確保することが可能となる。そ
の根拠について表1を用いて説明する。
【0047】表1を参照して、エッチング材料としてT
iN層を選択した場合に、その下地であるSi3 4
対する選択比は約10程度得られている。なお、Ti層
5aは、反応ガスを少し変更するだけでTiN層5bの
エッチングに続いてそのまま連続的にエッチングするこ
とが可能である。それにより、反応性イオンエッチング
などのドライエッチングによって下地金属層5をパター
ニングしたとしても、保護膜4に与えるダメージは小さ
く抑えられる。それにより、信頼性の高い半導体素子を
精度よく得ることが可能となる。 (第2実施例)次に、図3〜図5を用いて、この発明に
基づく第3の実施例について説明する。まず図3を用い
て本実施例における半導体装置の構造について説明す
る。図3は、本実施例における半導体装置の部分断面図
である。図3を参照して、上記の第1の実施例における
半導体装置と異なる点は、TiN層5b上にTiW層5
cが形成されている点である。それ以外は上記の第1の
実施例における半導体装置と同様である。
【0048】上記のTiW層は、下地金属層5の一部を
構成する。このTiW層5cの厚みは、好ましくは、1
000Å以上6000Å以下である。
【0049】上記のTiW層5cを有することによっ
て、すぐれたバリア機能を発揮することに加えて次のよ
うな作用効果を奏する。すなわち、TiN層5bと酸化
防止層6との密着力を高めることが可能となる。また、
突起電極7を形成する際の電気めっき時に、下地金属層
5の抵抗を下げることが可能となる。それにより、均一
性の良い突起電極7が得られる。
【0050】さらに、インナーリードをボンディングす
る際の衝撃加重を吸収する機能も有する。その機能につ
いて、図5を用いて説明する。図5は、インナーリード
ボンディングを行なっている様子を示す模式図である。
図5を参照して、インナーリード11をボンディングす
る際には、ボンディングツール12からの衝撃加重13
が突起電極7などにかかる。それにより、保護膜4にク
ラックが入ったり、パッド電極3が変形するといった現
象が生じる。
【0051】このとき、下地金属層5として、1000
Å〜6000Å程度の厚みのTiW層5cを形成するこ
とによって、保護膜4あるいはパッド電極3に加わる衝
撃加重を緩和することが可能となる。
【0052】この衝撃加重を緩和する他の方法として、
Ti層5aあるいはTiN層5bを厚く形成する方法も
考えられる。しかし、膜応力の下地への影響などの観点
から、Ti層5aあるいはTiN層5b形成の厚みには
限度がある。すなわち、これらの層をあまり厚く形成す
ると、そのTi層5aやTiN層5bの多大な膜の応力
がその下地にかかることになる。そのため、Ti層5a
あるいはTiN層5bをあまり厚く形成することは好ま
しくないと言える。したがって、本実施例のように、別
の層であるTiW層5cを新たに形成する方が効果的に
衝撃加重を緩和することが可能となる。
【0053】次に、図4を用いて、本実施例における半
導体装置の製造方法について説明する。図4は、本実施
例における半導体装置の製造工程の第1工程〜第5工程
を段階的に示す図である。
【0054】まず図4(a)を参照して、上記の第1の
実施例と同様の工程を経て保護膜4までを形成する。次
に、図4(b)を参照して、上記の第1の実施例と同様
の工程を経てTi層5aおよびTiN層5bを形成し、
このTiN層5b上にスパッタリング法などを用いてT
iW層5cを形成する。このTiW層5c上に上記の第
1の実施例と同様の工程を経て酸化防止層6を形成す
る。
【0055】次に、図4(c)を参照して、上記の第1
の実施例と同様の工程を経て、酸化防止層6上にレジス
トパターン10を形成する。そして、図4(d)を参照
して、電気めっき法を用いて突起電極7を形成する。こ
のとき、下地金属層5はTiW層5cを含むので、その
抵抗値が低くなる。それにより、均一性の良い突起電極
7が得られる。
【0056】次に図4(e)を参照して、レジストパタ
ーン10を除去した後、酸化防止層6およびTiW層5
cを順次エッチングする。このTiW層5cのエッチン
グには、SF6 ガスを中心としたフッ素ベースのガスを
用いる。より具体的には、SF6 70%〜100%とO
2 0%〜30%とを混合した反応ガスを用いた反応性イ
オンエッチングによってTiW層5cをエッチングす
る。
【0057】このとき下地にはTiN層5bが形成され
ているため、保護膜4にエッチングダメージを与えるこ
とはない。その後は、上記の第1の実施例と同様の工程
を経てTiN層5bおよびTi層5aをそれぞれドライ
エッチングによって選択的に除去する。以上の工程を経
て図3に示される第2の実施例における半導体装置が形
成されることになる。 (第3実施例)次に、図6および図7を用いて、この発
明に基づく第3の実施例について説明する。図6は、こ
の発明に基づく第3の実施例における半導体装置を示す
断面図である。まず図6を用いて、本実施例における半
導体装置の構造について説明する。
【0058】図6を参照して、本実施例においては、下
地金属層5がパッド電極3の表面上にのみ形成され、保
護膜4上に延在するようには形成されない。それによ
り、下地金属層5のパッド電極3上における厚みをほぼ
均一にすることが可能となる。それにより、半導体装置
の信頼性を向上させることが可能となる。それ以外の構
造に関しては上記の第1の実施例における半導体装置と
同様である。
【0059】次に、図7を用いて、本実施例における半
導体装置の製造方法について説明する。図7(a)〜
(d)は、本実施例における半導体装置の製造工程の第
1工程〜第4工程を示す断面図である。
【0060】図7(a)を参照して、上記の第1の実施
例と同様の工程を経て絶縁層2を形成する。この絶縁層
2上に、スパッタリング法などを用いて、パッド電極材
料層3,Ti層5a,TiN層5bを順次堆積する。そ
して、ドライエッチング法を用いて、TiN層5b,T
i層5aおよびパッド電極材料層3を順次パターニング
する。それにより、パッド電極3および下地金属層5を
形成する。
【0061】次に図7(b)を参照して、CVD法など
を用いて、絶縁層2および下地金属層5を覆うように保
護膜4を形成する。次に、この保護膜4にドライエッチ
ング処理を施す。このとき、保護膜4の下地はTiN層
5bであるため、エッチング選択比を確保することは可
能である。上記のエッチング処理によって、開口部8を
形成する。
【0062】次に、図7(c)を参照して、スパッタリ
ング法などを用いて、TiN層5b上および保護膜4上
に、酸化防止層6を形成する。そして、この酸化防止層
6上に、パッド電極3上に開口部を有するレジストパタ
ーン14を形成する。
【0063】次に図7(d)を参照して、電気めっき法
によって突起電極7を形成する。そして、保護膜4上に
おける酸化防止層6を選択的に除去する。
【0064】なお、図6には、本実施例の思想の一例と
してパッド電極3上にTi層5aとTiN層5bとの積
層構造が形成される場合を示したが、他のバリア性を有
する材質がパッド電極3上に形成されるものであっても
よい。たとえば、図6におけるTiN層5b表面上に、
上記の第2の実施例の場合と同様に、下地金属層5の一
部となる1000Å〜6000Å程度の厚みのTiW層
を形成するものであってもよい。 (第4実施例)次に、この発明に基づく第4の実施例に
ついて説明する。本実施例は、高温の後工程がない場合
あるいは高度な信頼性を要求されない場合に適用される
べき実施例である。
【0065】上記の第1の実施例においては、下地金属
層5としてTi層5aとTiN層5bとの積層構造を用
いた。しかし、このTiN層5bとTi層5aとの積層
構造の代わりに、1000Å以上の厚みのTi層を形成
してもよい。
【0066】この場合は、Alヒロック成長抑制効果
は、上記の各実施例よりも劣るものであるが、上記の各
実施例よりも製造工程を簡略化できるといった利点を有
する。また、本実施例の場合も、Ti層は塩素ベースの
ガスを用いたドライエッチングによって除去できるた
め、保護膜4へのにエッチングダメージを小さく抑える
ことできる。
【0067】また、上記のTi層の代わりに、1000
Å以上のCr層を用いても上記のTi層を用いた場合と
同様の効果が得られる。
【0068】なお、上記の各実施例においては、TiN
層を反応性スパッタリング法によって堆積した。しか
し、このTiN層を反応性CVD法を用いて堆積しても
よい。この場合には、スパッタリング法によってTiN
層を形成した場合よりも段差の被覆性が優れている。し
たがって、TiN層をスパッタリング法によって形成し
た場合よりも段差部における膜厚の変動を小さく抑える
ことが可能となる。それにより、信頼性を向上させるこ
とが可能となる。また、反応性CVD法を用いた場合に
は、低温で処理できるといったメリットもある。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
半導体装置によれば、下地金属層がTi層と、Ti層の
厚みの5.7倍より大きい厚みを有するTiN層とを有
している。それにより、Alヒロック成長を抑制するこ
とでAu−Alの合金化を効果的に抑制することが可能
となる。それにより、信頼性の高い半導体装置が得られ
る。
【0070】請求項4に記載の半導体装置によれば、T
iN層上にTiW層が形成されている。そのため、請求
項1に記載の半導体装置の利点に加えてインナーリード
ボンディング時の衝撃荷重をも効果的に緩和できる。そ
れにより、さらに信頼性の高い半導体装置が得られる。
【0071】請求項5に記載の半導体装置によれば、上
記の請求項1に記載の半導体装置よりも高温下における
Alヒロック成長の抑制効果は低下するが、構造は簡略
化される。そのため製造工程は容易となる。
【0072】請求項6に記載の半導体装置によれば、下
地金属層が、塩素ガスを主体としたガスを使用したドラ
イエッチング法によって精度よくパターニングできる。
このドライエッチング時に塩素ガスを主体としたガスを
使用することによって、保護膜(Si3 4 あるいはS
iO2 )に対するエッチング選択比を確保することが可
能となる。それにより、下地金属層のパターニングによ
る保護膜へのエッチングダメージを小さく抑えることが
可能となる。その結果、信頼性の高い半導体装置が得ら
れる。
【0073】請求項7に記載の半導体装置の製造方法に
よっても、保護膜をドライエッチング法によってパター
ニングする際の下地となる下地金属層として、請求項6
に記載の材料と同様のものを用いている。それにより、
請求項6に記載の半導体装置の場合と同様に、保護膜の
パターニングの際に、その下地となる下地金属層に対す
るエッチング選択比を確保することが可能となる。それ
により、信頼性の高い半導体装置が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づく第1の実施例における半導体
装置を示す部分断面図である。
【図2】図1に示される第1の実施例における半導体装
置の各製造工程を段階的に示す断面図である。
【図3】この発明に基づく第2の実施例における半導体
装置を示す部分断面図である。
【図4】図3に示される第2の実施例における半導体装
置の各製造工程を段階的に示す断面図である。
【図5】第2の実施例における半導体装置にインナーリ
ードをボンディングしている様子を模式的に示す断面図
である。
【図6】この発明に基づく第3の実施例における半導体
装置を示す部分断面図である。
【図7】図6に示されるこの発明に基づく第3の実施例
における半導体装置の各製造工程を段階的に示す断面図
である。
【図8】下地金属の材質を変えた場合の所定温度下にお
ける突起電極の経時的な抵抗の変化を示す図である。
【図9】従来の半導体装置を示す部分断面図である。
【図10】図9に示される従来の半導体装置の各製造工
程を段階的に示す断面図である。
【符号の説明】
1,51 半導体基板 2,52 絶縁層 3,53 パッド電極 4,54 保護膜 5,55 下地金属層 5a Ti層 5b TiN層 5c TiW層 6,56 酸化防止層 7,57 突起電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−139933(JP,A) 特開 昭63−128648(JP,A) 特開 平4−92432(JP,A) 特開 昭61−225839(JP,A) 特開 昭64−42842(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面上に素子が形成された半導体基板
    と、 前記素子上に絶縁膜を介在して形成されたAlを含む材
    質からなるパッド電極と、 前記パッド電極上に形成され第1の厚みを有するTi層
    と、前記Ti層上に形成され前記Ti層の厚みの5.7
    倍より大きい厚みを有するTiN層とを有する下地金属
    層と、 前記TiN層上に形成された突起電極と、 を備えた半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記TiN層の厚みは1000Å〜30
    00Åである、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記Ti層の厚みは50Å〜300Åで
    ある、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記下地金属層は、前記TiN層上に形
    成されたTiW層を含む、請求項1に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 主表面上に素子が形成された半導体基板
    と、 前記素子上に絶縁膜を介在して形成されたAlを含む材
    質からなるパッド電極と、 前記パッド電極上に形成され1000Å以上の厚みを有
    し、Ti層あるいはCr層からなる下地金属層と、 前記下地金属層上に形成された突起電極と、 を備えた半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板主表面に形成された素子を覆
    う絶縁膜上にAlを含む材質からなるパッド電極を形成
    する工程と、 前記パッド電極を覆うように前記半導体基板の主表面上
    全面に保護膜を形成する工程と、 前記保護膜をパターニングすることによって前記パッド
    電極の一部表面を露出させる工程と、 露出した前記パッド電極の一部表面上および前記保護膜
    表面上に、Ti層とTiN層との複合層,Ti層単層,
    Cr層単層からなる群から選ばれる下地金属層を形成す
    る工程と、 前記パッド電極上に位置する前記下地金属層上に突起電
    極を形成する工程と、 前記突起電極をマスクとして用いて塩素ガスを主体とし
    たガスを使用したドライエッチングを行なうことによっ
    て前記下地金属層を選択的に除去する工程と、 を備えた半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板主表面上に形成された素子を
    覆う絶縁膜上にAlを含む材質からなるパッド電極材料
    層を形成する工程と、 前記パッド電極材料層上に、Ti層とTiN層との複合
    層,Ti層単層,Cr層単層からなる群から選ばれる下
    地金属層を形成する工程と、 前記下地金属層および前記パッド電極材料層を順次パタ
    ーニングする工程と、 前記下地金属層を覆うように前記半導体基板の主表面上
    全面に保護膜を形成する工程と、 ドライエッチング法を用いて前記保護膜をパターニング
    することによって前記下地金属層の一部表面を露出させ
    る工程と、 露出した前記下地金属層表面上に突起電極を形成する工
    程と、 を備えた半導体装置の製造方法。
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