JP3471723B2 - ベアチップ実装対応多層配線とその作製方法 - Google Patents

ベアチップ実装対応多層配線とその作製方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベアチップ実装に
適用可能な、GaAs系およびSi系通信用IC・混成
マイクロ波回路等の半導体集積回路におけるベアチップ
実装対応多層配線およびその作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】GaAs系およびSi系通信用1C・混
成マイクロ波回路等の半導体集積回路の配線では、多数
の配線層を厚い有機材料を用いた絶縁膜を通してVIA
(バイアコンタクト)接続して形成した多層配線構造
が、回路の小型化や多機能化に有効である。
【0003】従来のこの種の配線を持つ半導体チップ
は、セラミック等の完全密封ケースに入れて使用された
ため、配線部分の耐湿特性は全く問題にならなかった。
また、有機材料は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜等
の無機材料に比べて吸湿性が高いため、耐湿特性が悪く
十分な信頼性が得られないと一般的に思われていた。こ
のため、高い耐湿性を必要とする用途に適用するための
検討はあまりなされていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、通信機器の急速
な成長に伴い、上述の半導体デバイスにおいても低コス
ト化が望まれるようになってきた。また、デバイス製作
のコストダウンも進み、パッケージのコスト高が目立ち
はじめ、コストの低いベアチップ実装の要求が高まって
いる。
【0005】しかし、無機材料は耐湿性の点では有効で
あると考えられているが、無機材料を用いて厚い層間膜
を作製することは非常に難しいという問題がある。
【0006】また、有機層間膜の上に保護膜として耐湿
性に優れた無機膜を堆積する方法も考えられるが、有機
膜と無機膜では熱膨張係数が大きく異なるため、無機膜
にひびが入り易く、十分な信頼性が得られないという問
題がある。
【0007】一方、配線メタルについては、配線の主メ
タルであるAu(金)は耐湿性については全く問題はな
いが、配線の下地メタル層については、W(タングステ
ン)系のメタルは密着性が高く、スパッタでの堆積が容
易、ドライエッチングでの加工が容易等の利点はある
が、Wは抵抗率が低く、酸化には強いが、エレクトロマ
イグレーションを起こし易いという問題があり、またW
Si(タングステンシリサイド)メタルは抵抗率は比較
的低いが酸化され易いという問題がある。
【0008】また、Ti(チタン)系メタルは加工性が
悪く、ドライエッチングで除去しにくいことから、加工
後にTi原子が残り易く、耐圧特性が劣化しやすいとい
う問題があり、また、Pt(白金)系メタルは密着性が
悪く、ボンディング時にパッド剥離を起こし易いという
問題があった。
【0009】本発明の目的は、上記従来技術における問
題点を解消し、層間膜や保護膜として特定の含水率を有
する有機膜を用い、配線の主メタル層との密着性が良
く、かつ酸素原子が侵入しにくいアモルファス組織の下
地メタル層を有する配線部分の耐湿特性に優れた信頼性
の高いベアチップ実装対応多層配線およびその作製方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するために、特許請求の範囲に記載のような構成とする
ものである。すなわち、請求項1に記載のように、電子
デバイスと、少なくとも一層よりなる下層配線を有する
半導体基板上に、上記下層配線と上層配線とを繋ぐコン
タクトホール部を有し、膜内部に所定の含水率で水分を
閉じ込め、かつ膜外部に水分が滲出しにくい性状の含水
率が重量%で1〜5%のポリイミド系有機材料よりなる
層間膜を設け、該層間膜上に、配線の主メタル層との密
着性が良く、酸素原子が侵入しにくいアモルファス構造
WSiN系金属化合物よりなる下地メタル層を堆積
し、その上に配線の主メタル層を堆積して、上層配線パ
ターンを形成し、該上層配線パターンの上部に上記含水
率を有するポリイミド系有機材料よりなる保護膜を少な
くとも設けてなるベアチップ実装対応多層配線とするも
のである。
【0011】また、請求項2に記載のように、請求項1
において、上記アモルファス構造のWSiN系金属化合
物を構成するW、Si、Nの原子比は、必ずしも化学量
論的でなくてもよく、構成元素の量に多少の変動があっ
ても、W原子間の隙間をSiとNが隙間なく埋めたアモ
ルファス構造を有するベアチップ実装対応多層配線とす
るものである。
【0012】また、請求項3に記載のように、請求項1
において、上記層間膜または保護膜、もしくは上記層間
膜および保護膜は、含水率が重量%で2〜3%のポリイ
ミド系有機材料よりなるベアチップ実装対応多層配線と
するものである。
【0013】また、請求項4に記載のように、電子デバ
イスと、少なくとも一層よりなる下層配線を形成した半
導体基板上に、水分を膜内部に所定の含水率で閉じこ
め、かつ膜外部に水分が滲出しにくい性状の含水率が重
量%で1〜5%のポリイミド系有機材料を用いて層間膜
を堆積する工程と、次に、下層配線と上層配線を繋ぐコ
ンタクトホール部を上記有機材料よりなる層間膜に形成
する工程と、上記層間膜上に、配線の主メタル層との密
着性を向上させるためのWSiN系金属化合物よりなる
アモルファス構造の下地メタル層を堆積する工程と、上
記下地メタル層上に、配線の主メタル層をメッキするた
めのメッキ用電極層を堆積し、電解メッキにより上記主
メタル層を堆積する工程と、上記配線の主メタル層の表
面に、レジスト材料を用いて配線パタンを有するレジス
トマスクを形成した後、該マスクを用いて、ミリング法
により、不必要な主メタル部分および下地メタル部分を
除去して上層配線を加工形成する工程と、上記レジスト
マスクを除去した後、フッ素系ガスを用いた反応性イオ
ンエッチングにより、上記層間膜表面にわずかに残った
下地メタル原子をエッチング除去する工程と、上記主メ
タル層の表面および層間膜の表面上に、上記層間膜と同
じポリイミド系有機材料を用いて保護膜を堆積した後、
該保護膜上に配線のパッド出しパタンを有するレジスト
マスクを形成し、該マスクを用いて配線のパッド領域を
形成した後、上記レジストマスクを除去する工程とを含
むベアチップ実装対応多層配線の作製方法とするもので
ある。
【0014】本発明のベアチップ実装対応多層配線およ
びその作製方法は、次の2点の改善を行ったものであ
る。すなわち、(1)従来、多層配線の耐湿性について
有機材料の含水率(吸湿性)が問題とされてきたが、含
水率の低い材料は内部に水分を含むことができないた
め、水分の通過性は逆に非常に高い。このため、メタル
配線の腐食に必要とする水分量が十分に通過してしまう
ことになり、耐湿性が悪くなる。(2)一方、含水率
が、例えば1〜5%と適度にある材料は、膜内部で水分
をしっかりと保持する性質があるため、水分の通過性は
非常に低いことになる。したがって、耐湿性としては後
者の方が適していることになる。
【0015】図2に、非常に腐食され易いWSi(タン
グステンシリサイド)メタルを、吸湿性の低い、例え
ば、含水率が0.2%のBCB〔ベンゾシクロブテン(B
enzocyclobutene)〕被覆、または、適度な吸湿性、例
えば含水率が1〜5%のポリイミド(Polyimide)で覆
った試料の腐食状況を示す抵抗変化率〔抵抗R/初期の
抵抗Ro〕と試験時間との関係を示す。試験条件は、8
5℃、85%R.H.である。比較のため、被覆せずにメ
タル(WSi)が剥き出し状態の試料の結果も併せて示
す。
【0016】図2より、吸湿性(含水率)の低いBCB
被覆より、適度の吸湿性を持つポリイミド被覆の方がR
/Roの値がほぼ一定で抵抗変化がなく、良好な耐湿特
性を示している。なお、ポリイミドの含水率は重量%で
1〜5%のものが好ましく、配線の耐湿性の点から言っ
て、より好ましい含水率の範囲は2〜3%である。
【0017】本発明は下地メタルとして、W(タングス
テン)系メタルの利点を有しながら、水分が浸入しにく
いアモルファス構造のWSiN系金属化合物を用いるこ
と、および下地メタルであるWSiN系金属化合物のミ
リング加工工程において、Wを確実に除去し、残ったW
原子の移動によるショート故障を防止するために、さら
にフッ素系ガスの反応性イオンエッチング工程を導入す
ることを特徴としたものである。
【0018】下地メタル層を形成するWSiN系金属化
合物は、W原子間の隙間をSiとNが隙間なく埋めたア
モルファス構造となっているため、酸化の原因となる酸
素の侵入が非常に難しく、耐湿性に優れたメタル化合物
と言える。また、アモルファス構造であるため、原子の
移動も難しく、このためエレクトロマイグレーションも
起こしにくいという特徴がある。
【0019】このWSiN系金属化合物を構成するW、
Si、Nの原子比は、必ずしも化学量論的量でなくても
よく、構成元素の量に多少の変動があっても、W原子間
の隙間をSiとNが隙間なく埋めたアモルファス構造を
とるものであれば本発明の下地メタル層として適用する
ことが可能である。
【0020】図3に各種のメタルおよびメタル化合物の
抵抗変化率(腐食状況)と試験時間の関係を示す。メタ
ル上に保護膜はなく剥き出し状態の試料である。試験条
件は、85℃、85%R.H.である。WSiN系金属化
合物が水分に対し最も耐食性がよく、下地メタル層に適
していることが分かる。
【0021】ただし、W系化合物は、ミリング加工等の
機械的除去方法では完全に除去することは難しい。残留
したW原子は湿度の低いときには全く問題は生じない
が、高温高湿下では単体メタル原子であるため容易に移
動し、ショート故障の原因となる。このため、本発明の
多層配線の作製方法においては、ミリング加工後に、例
えば、フッ素系ガスの反応性イオンエッチング工程を追
加し、残留したW原子をほぼ完全に除去することによ
り、W原子の移動によるショート故障を起こすことな
く、耐湿性に優れた信頼性の高いベアチップ実装対応多
層配線を実現できる効果がある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のベアチップ実装
対応多層配線の作製方法に関する実施の形態を例示し、
図面を用いてさらに詳細に説明する。図1は本発明の実
施の形態で例示するベアチップ実装対応多層配線の作製
過程を示す工程図である。
【0023】図1(a)に示すように、下層配線2を有
する半導体基板1に、ポリイミド等の有機材料よりなる
層間膜3を堆積する。
【0024】次に、レジスト等の材料を用いて穴パタン
5を有するレジストマスク4を形成し、該レジストマス
ク4を用いて、O(酸素)/CF(四フッ化炭素)
の混合ガスを用いてRIE(反応性イオンエッチング)
により、層間膜3に、下層配線2の表面に達する穴パタ
ン5を形成する〔図1(b)〕。
【0025】次に、酸素プラズマ処理(灰化処理)等に
より、レジストマスク4を除去する〔図1(c)〕。
【0026】次に、穴パタン5の内部も含めた層間膜3
の表面全域に、まず密着性向上のためのWSiN系金属
化合物よりなる下地メタル層6と、メッキ用電極7とし
て薄くAu(金)をスパッタ法により連続して形成す
る。次いで、メッキ用電極7を用いて、その上に、Au
の電解メッキにより、主メタル配線層8を堆積する〔図
1(d)〕。
【0027】次に、穴パタン領域および所望の配線パタ
ン領域をフォトレジスト9で覆い、ミリングにより不要
な領域の主メタル配線層8、メッキ用電極7、および下
地メタル層6を除去する〔図1(e)〕。
【0028】この後、フォトレジスト9を酸素プラズマ
処理(灰化処理)などにより除去した後、SF(六フ
ッ化イオウ)ガスを用いたRIEなどで層間膜3上に残
ったわずかなW原子を除去する〔図1(f)〕。
【0029】次に、ポリイミド等の有機材料の保護膜1
0を堆積する。次いで、レジスト等の材料を用いてパッ
ド出しパタン12を有するレジストマスク11を形成す
る〔図1(g)〕。
【0030】次に、レジストマスク11を用いて、O
/CFの混合ガスを用いたRIEにより、配線のパッ
ド部13上の保護膜10を除去し、次いで、酸素プラズ
マ処理(灰化処理)などにより、レジストマスク11を
除去し、ベアチップ実装対応多層配線構造を作製する
〔図1(h)〕。
【0031】このように、本発明の多層配線の作製方法
において、ミリング加工後に、例えば、フッ素系ガスの
反応性イオンエッチング工程を追加し、残留したW原子
を完全に除去することにより、W原子の移動等によるシ
ョート故障が抑止できる耐湿性に優れた信頼性の高いベ
アチップ実装対応多層配線を実現することができた。
【0032】本実施の形態では、メッキ用電極7として
Auをスパッタした薄膜を用い、主メタル配線層8はA
uの電解メッキ層としたが、Auの代りにAu合金を用
いることもでき、あるいはCu(銅)またはCu合金等
を用いることも可能であり、主メタル配線層としての所
定の性能を有する金属または合金であれば本発明に適用
できることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明のベアチップ実装対応多層配線と
その作製方法によれば、層間膜や保護膜として耐湿性に
優れたポリイミド等の有機膜を用い、また、配線の主メ
タルとの密着性が良く、酸素原子が侵入しにくいアモル
ファス構造のWSiN系金属化合物の下地メタル層を設
けることにより耐湿性に優れた多層配線構造を実現する
ことができる。
【0034】さらに、本発明の多層配線の作製方法によ
れば、ミリング加工後に、例えば、フッ素系ガスの反応
性イオンエッチング工程を追加し、残留したW原子を完
全に除去することにより、W原子の移動等によるショー
ト故障を抑止できる耐湿性に優れた信頼性の高いベアチ
ップ実装対応多層配線を簡易な工程で作製することが可
能となる。これにより、GaAs系およびSi系通信用
IC・混成マイクロ波回路等の半導体集積回路の低コス
ト化と信頼性の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態で例示したベアチップ実装
対応多層配線の作製方法を示す工程図。
【図2】WSiメタルを、吸水性の低いBCBまたはポ
リイミド系有機材料で被覆した場合の試料の抵抗変化率
(腐食状況)と試験時間の関係を示す図。
【図3】各種のメタルおよびメタル化合物の抵抗変化率
(腐食状況)と試験時間の関係を示す図。
【符号の説明】
1…基板 2…下層配線 3…層間膜 4…レジストマスク 5…穴パタン 6…下地メタル層 7…メッキ用電極 8…主メタル配線層 9…レジストマスク 10…保護膜 11…レジストマスク 12…パッド出しパタン 13…配線のパッド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3205 H01L 21/768 H01L 23/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子デバイスと、少なくとも一層よりなる
    下層配線を有する半導体基板上に、上記下層配線と上層
    配線とを繋ぐコンタクトホール部を有し、膜内部に所定
    の含水率で水分を閉じ込め、かつ膜外部に水分が滲出し
    にくい性状の含水率が重量%で1〜5%のポリイミド系
    有機材料よりなる層間膜を設け、該層間膜上に、配線の
    主メタル層との密着性が良く、酸素原子が侵入しにくい
    アモルファス構造のWSiN系金属化合物よりなる下地
    メタル層を堆積し、その上に配線の主メタル層を堆積し
    て、上層配線パターンを形成し、該上層配線パターンの
    上部に上記含水率を有するポリイミド系有機材料よりな
    保護膜を少なくとも設けてなることを特徴とするベア
    チップ実装対応多層配線。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記アモルファス構造
    のWSiN系金属化合物を構成するW、Si、Nの原子
    比は、必ずしも化学量論的でなくてもよく、構成元素の
    量に多少の変動があっても、W原子間の隙間をSiとN
    が隙間なく埋めたアモルファス構造を有することを特徴
    とするベアチップ実装対応多層配線。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記層間膜または保護
    膜、もしくは上記層間膜および保護膜は、含水率が重量
    %で2〜3%のポリイミド系有機材料よりなることを特
    徴とするベアチップ実装対応多層配線。
  4. 【請求項4】電子デバイスと、少なくとも一層よりなる
    下層配線を形成した半導体基板上に、水分を膜内部に所
    定の含水率で閉じこめ、かつ膜外部に水分が滲出しにく
    い性状の含水率が重量%で1〜5%のポリイミド系有機
    材料を用いて層間膜を堆積する工程と、 次に、下層配線と上層配線を繋ぐコンタクトホール部を
    上記有機材料よりなる層間膜に形成する工程と、 上記層間膜上に、配線の主メタル層との密着性を向上さ
    せるためのWSiN系金属化合物よりなるアモルファス
    構造の下地メタル層を堆積する工程と、 上記下地メタル層上に、配線の主メタル層をメッキする
    ためのメッキ用電極層を堆積し、電解メッキにより上記
    主メタル層を堆積する工程と、 上記配線の主メタル層の表面に、レジスト材料を用いて
    配線パタンを有するレジストマスクを形成した後、該マ
    スクを用いて、ミリング法により、不必要な主メタル部
    分および下地メタル部分を除去して上層配線を加工形成
    する工程と、 上記レジストマスクを除去した後、フッ素系ガスを用い
    た反応性イオンエッチングにより、上記層間膜表面にわ
    ずかに残った下地メタル原子をエッチング除去する工程
    と、 上記主メタル層の表面および層間膜の表面上に、上記層
    間膜と同じポリイミド系有機材料を用いて保護膜を堆積
    した後、該保護膜上に配線のパッド出しパタンを有する
    レジストマスクを形成し、該マスクを用いて配線のパッ
    ド領域を形成した後、上記レジストマスクを除去する工
    程とを含むことを特徴とするベアチップ実装対応多層配
    線の作製方法。
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