JP3230699U - テン輪モジュール及びテン輪選別機 - Google Patents

Abstract

【課題】構造が簡単で、小さい貨物の選択を実現するテン輪モジュールを提供する。【解決手段】支持台１やカバー２及び少なくとも２列のテン輪グループを含み、１列のテン輪グループは複数のテン輪コンポーネント３を含み、支持台のトップにはカバーとアダプトする開口が設置され、カバーは支持台の開口の所に固定され、テン輪コンポーネントは電動ロール及びロールフレームを含み、電動ロールは水平に配置され、且つ電動ロールは回転できるようにロールフレーム上に装着され、ロールフレームの下端には固定軸が連結され、固定軸は垂直方向に設置され、且つ固定軸は回転サポートによって回転できるように支持台上に装着され、カバー上には複数のユニバーサルボール４が装着され、且つカバー上には複数の電動ロールが突き出る貫通穴が設置され、複数の貫通穴は複数のテン輪コンポーネントと一々と対応分布され、複数のテン輪コンポーネントは駆動装置によって駆動されて、シンクロナス・スウィングを実現する。【選択図】図１

Description

本考案は選別機分野に関し、特にテン輪モジュール及びテン輪選別機に関する。

配送事業の速やかな発展につれ、毎日数万件にも達する配送物に対する人工選別が必要で
ある。この問題を鑑みて、一部の企業では人工選別の代わりに選別機を用いて、労働の強
度を低下しようとしているものの、既存の普通の選別機は構造が複雑で、原価が高く、メ
ンテナンスが難しいなどの問題があるだけでなく、選別の効率が低いため、テン輪選別機
が必要に応じて現れたのである。テン輪選別機は高効率で、感度の高く、正確度の高い物
流選別機であり、作業の際、小包をコンベア上に置くと、支持台上のスキャナーを通る時
に置かれるべきエリアが検出され、テン輪選別機によって小包を指定の位置に運ばれるが
、人工選別や普通の選別機に比べて、テン輪選別機の選別は速く、正確で、メンテナンス
が便利であり、効率が大きくアップされる。

テン輪モジュールはテン輪選別機の重要な構成部分であり、電動ロールのスイング角度を
変えることによって小包の選別を実現する。しかし、既存のテン輪モジュールは、構造が
複雑で、原価が高く、小さい物の選別が難しく、汎用性が良くないため、急に解決しなけ
ればならない。

本考案は上記問題を鑑みて、テン輪モジュール及びテン輪選別機を提供して、既存テン輪
モジュールの構造が複雑で、原価が高く、小さい貨物の選別が難しく、汎用性が良くない
問題を解決することを目的とする。

課題を実現するための手段

テン輪モジュールであって、支持台やカバー及び少なくとも２列のテン輪グループを含み
、１列のテン輪グループは複数のテン輪コンポーネントを含み、前記支持台のトップには
カバーとアダプトする開口が設置され、前記カバーは前記支持台の開口の所に固定され、
前記テン輪コンポーネントは電動ロール及びロールフレームを含み、前記電動ロールは水
平に配置され、且つ前記電動ロールは回転できるように前記ロールフレーム上に装着され
、前記ロールフレームの下端には固定軸が連結され、前記固定軸は垂直方向に設置され、
且つ前記固定軸は回転サポートによって回転できるように前記支持台上に装着され、前記
カバー上には複数のユニバーサルボールが装着され、且つ前記カバー上には複数の電動ロ
ールが突き出る貫通穴が設置され、前記複数の貫通穴は前記複数のテン輪コンポーネント
と一々と対応分布され、前記複数のテン輪コンポーネントは駆動装置によって駆動されて
、シンクロナス・スウィングを実現する。

本考案の好適な方案として、前記テン輪グループは２列であり、第一テン輪グループと第
二テン輪グループを含み、前記第一テン輪グループと前記第二テン輪グループは平行に配
置される。

本考案の好適な方案として、前記第一テン輪グループは複数の第一テン輪コンポーネント
を含み、前記第二テン輪グループは複数の第二テン輪コンポーネントを含み、前記複数の
第一テン輪コンポーネントは第一方向に沿って配置され、前記第一テン輪コンポーネント
の電動ロールのセンターと前記第二テン輪コンポーネントの電動ロールのセンターは第一
方向上にて交錯されると定義する。

本考案の好適な方案として、前記駆動装置はモータ、減速機を含み、前記モータの出力軸
は前記減速機の入力軸と伝動連結され、前記減速機の出力軸は第一テン輪グループ中のい
ずれかの一つの第一テン輪コンポーネントの固定軸と伝動連結され、第一方向上において
、前記第一テン輪コンポーネントと前記第二テン輪コンポーネントは交替に配置され、前
記第二テン輪コンポーネントは第一方向上においてその隣接する２つの第一テン輪コンポ
ーネントと一つの伝動グループを構成し、１つの伝動グループ中の１つの第二テン輪コン
ポーネントと２つの第一テン輪コンポーネントはシンクロナスベルトによって連結される
。

本考案の好適な方案として、前記モータはサーボモータである。

本考案の好適な方案として、前記減速機はウォームギア減速機である。

本考案の好適な方案として、前記支持台上には嵌合式ハンドルが設置される。

テン輪選別機であって、複数のテン輪モジュールと含み、前記テン輪モジュールは前記テ
ン輪モジュールである。

前記テン輪モジュールは構造が簡単であり、原価が低く、且つユニバーサルボールを設置
することによって、小さい貨物の選別を実現することができ、選別範囲を拡大し、汎用性
をアップするだけでなく、本考案の駆動装置中の３つのテン輪コンポーネントの間はシン
クロナスベルトで伝動連結するため、伝統的な二つずつ連結される方式に比べて、原価を
大きく低減する。

テン輪モジュール構造の略図である。 テン輪コンポーネント構造の略図である。 各テン輪コンポーネントの伝動構造の略図である。

１．支持台、２．カバー、３．テン輪コンポーネント、４．ユニバーサルボール、５．
モータ、６．減速機、７．ロールフレーム、８．電動ロール、９．固定軸、１０．回転支
持、１１．シンクロナスホイール、１２．第一テン輪コンポーネント、１３．第二テン輪
コンポーネント。

考案を実現するための形態

次に図面と具体的な実施例を参照して、本考案の技術手段に対してさらに詳しく説明する
ものとする。理解させて置きたいことは、こちらに説明される実施例は本考案を説明する
だけのものであり、本考案を限定するものではない。

図１から図３に示されているとおり、図１はテン輪モジュール構造の略図、図２はテン輪
コンポーネント構造の略図、図３は各テン輪コンポーネントの伝動構造略図である。
本実施例において、テン輪モジュールは、支持台１やカバー２及び２列のテン輪グループ
を含み、１列のテン輪グループは複数のテン輪コンポーネント３を含み、前記支持台１の
トップにはカバー２とアダプトする開口が設置され、前記カバー２は前記支持台１の開口
の所に固定され、前記テン輪コンポーネント３は電動ロール８及びロールフレーム７を含
み、前記電動ロール８は水平に配置され、且つ前記電動ロール８は回転できるように前記
ロールフレーム７上に装着され、前記ロールフレーム７の下端には固定軸９が連結され、
前記固定軸９は垂直方向に設置され、且つ前記固定軸９は回転サポート１０によって回転
できるように前記支持台１上に装着され、前記カバー２上には複数のユニバーサルボール
４が装着され、且つ前記カバー２上には複数の電動ロール８が突き出る貫通穴が設置され
、前記複数の貫通穴は前記複数のテン輪コンポーネント３と一々と対応分布され、前記複
数のテン輪コンポーネント３は駆動装置によって駆動されて、シンクロナス・スウィング
を実現する。

具体的に、本実施例において、前記２列のテン輪グループは、第一テン輪グループと第二
テン輪グループを含み、前記第一テン輪グループと前記第二テン輪グループは平行に配置
され、前記第一テン輪グループは１１個の第一テン輪コンポーネント１２を含み、前記第
二テン輪グループは１０個の第二テン輪コンポーネント１３を含み、前記１１個の第一テ
ン輪コンポーネント１２は第一方向に沿って配置され、前記第一テン輪コンポーネント１
２の電動ロール８のセンターと前記第二テン輪コンポーネント１３の電動ロール８のセン
ターは第一方向上にて交錯されると定義する。

具体的に、本実施例において、第一テン輪コンポーネント１２の固定軸９と第二テン輪コ
ンポーネント１３の固定軸９上には、いずれも二つのシンクロナスホイール１１が装着さ
れ、二つのシンクロナスホイール１１はそれぞれ上下に配置され、前記駆動装置はモータ
５、減速機６を含み、前記モータ５はサーボモータであり、且つ前記モータ５の出力軸は
前記減速機６の入力軸と伝動連結され、前記減速機６はウォームギア減速機であり、且つ
、前記減速機６の出力軸上には能動シンクロナスホイールが装着されるとともに、シンク
ロナスベルトによって第一テン輪グループ中のいずれかの第一テン輪コンポーネント１２
の固定軸９上のシンクロナスホイール１１と伝動連結され、第一方向上において、前記第
一テン輪コンポーネント１２と前記第二テン輪コンポーネント１３は交替に配置され、前
記第二テン輪コンポーネント１３は第一方向上においてその隣接する２つの第一テン輪コ
ンポーネント１２と一つの伝動グループを構成し、１つの伝動グループ中の１つの第二テ
ン輪コンポーネント１３と２つの第一テン輪コンポーネント１２はシンクロナスベルトに
よって連結される。

運搬とメンテナンスの便利のために、本実施例中、前記支持台１上には嵌合式ハンドルが
設置される。

上記テン輪モジュールは構造が簡単であり、原価が低く、且つユニバーサルボール４を設
置することによって、小さい貨物の選別を実現することができ、選別範囲を拡大し、汎用
性をアップする。

作業の際、モータ５を起動し、さらに第一テン輪コンポーネント１２の固定軸９を回転さ
せるが、本実施例中のそれぞれのテン輪コンポーネント３はシンクロナスベルトによって
連結されるため、すべてのテン輪コンポーネント３を一緒に回転させることによって、電
動ロール８の角度を調整して、分流選別を行う。

テン輪選別機は複数のテン輪モジュールを含み、前記テン輪モジュールは上記テン輪モジ
ュールである。

上記実施例はただの本考案の基本原理と特性を説明しているが、本考案は上記実施例の制
限を受けず、本考案の構想と範囲を離れない限り、本考案は各種変化と変動もあり、これ
らの変化と変動はいずれも本考案の保護範囲内に属する。本考案の保護請求範囲は以下実
用新案登録請求の範囲によって規定される。

Claims (8)

1. 支持台やカバー及び少なくとも２列のテン輪グループを含み、１列のテン輪グループは複
   数のテン輪コンポーネントを含み、前記支持台のトップにはカバーとアダプトする開口が
   設置され、前記カバーは前記支持台の開口の所に固定され、前記テン輪コンポーネントは
   電動ロール及びロールフレームを含み、前記電動ロールは水平に配置され、且つ前記電動
   ロールは回転できるように前記ロールフレーム上に装着され、前記ロールフレームの下端
   には固定軸が連結され、前記固定軸は垂直方向に設置され、且つ前記固定軸は回転サポー
   トによって回転できるように前記支持台上に装着され、前記カバー上には複数のユニバー
   サルボールが装着され、且つ前記カバー上には電動ロールが突き出る複数の貫通穴が設置
   され、前記複数の貫通穴は前記複数のテン輪コンポーネントと一々と対応分布され、前記
   複数のテン輪コンポーネントは駆動装置によって駆動されて、シンクロナス・スウィング
   を実現する、ことを特徴とするテン輪モジュール。
2. 前記テン輪グループは２列であり、第一テン輪グループと第二テン輪グループを含み、前
   記第一テン輪グループと前記第二テン輪グループは平行に配置される、ことを特徴とする
   請求項１に記載のテン輪モジュール。
3. 前記第一テン輪グループは複数の第一テン輪コンポーネントを含み、前記第二テン輪グル
   ープは複数の第二テン輪コンポーネントを含み、前記複数の第一テン輪コンポーネントは
   第一方向に沿って配置され、前記第一テン輪コンポーネントの電動ロールのセンターと前
   記第二テン輪コンポーネントの電動ロールのセンターは第一方向上にて交錯されると定義
   する、ことを特徴とする請求項２に記載のテン輪モジュール。
4. 前記駆動装置はモータ、減速機を含み、前記モータの出力軸は前記減速機の入力軸と伝動
   連結され、前記減速機の出力軸は第一テン輪グループ中のいずれかの一つの第一テン輪コ
   ンポーネントの固定軸と伝動連結され、第一方向上において、前記第一テン輪コンポーネ
   ントと前記第二テン輪コンポーネントは交替に配置され、前記第二テン輪コンポーネント
   は第一方向上においてその隣接する２つの第一テン輪コンポーネントと一つの伝動グルー
   プを構成し、１つの伝動グループ中の１つの第二テン輪コンポーネントと２つの第一テン
   輪コンポーネントはシンクロナスベルトによって連結される、ことを特徴とする請求項３
   に記載のテン輪モジュール。
5. 前記モータはサーボモータである、ことを特徴とする請求項４に記載のテン輪モジュール
   。
6. 前記減速機はウォームギア減速機である、ことを特徴とする請求項５に記載のテン輪モジ
   ュール。
7. 前記支持台上には嵌合式ハンドルが設置される、ことを特徴とする請求項１乃至６のいず
   れか1項に記載のテン輪モジュール。
8. 複数のモジュールを含み、前記テン輪モジュールは請求項１乃至７のいずれか1項に記載
   のテン輪モジュールである、ことを特徴とするテン輪選別機。