JP3230655B2 - ダイナミック型ラッチ回路およびフリップフロップ回路 - Google Patents

ダイナミック型ラッチ回路およびフリップフロップ回路

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    • H03K5/156Arrangements in which a continuous pulse train is transformed into a train having a desired pattern
    • H03K5/1565Arrangements in which a continuous pulse train is transformed into a train having a desired pattern the output pulses having a constant duty cycle

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイナミック型回
路に関し、特にダイナミック型フリップフロップ回路お
よびダイナミック型ラッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のダイナミック型回路は、
CMOSプロセスを用いた高速回路分野で使用されてい
る。アイ・イー・イー・イー・ジャーナル・オブ・ソリ
ッド−ステート・サーキッツ、第24巻、第1号(IE
EE Journal ofSolid−State
Circuits,Vol.24,No1,Febru
ary,1989)の第62頁〜第70頁で「ハイ−ス
ピード・CMOS・サーキット・テクニック」(”Hi
gh−Speed CMOS CircuitTech
nique”)なる題名で公表された論文に様々な高速
動作用ダイナミック型ラッチ回路及びフリップフロップ
回路が提示されている。図9に示したフリップフロップ
回路はそのうちのひとつである。
【0003】図9に示したフリップフロップ回路は、ソ
ースが高位側電源VDDに接続され、ドレインが節点0
01に接続され、ゲートがデータDATAに接続された
Pチャネル型トランジスタP1と、ソースが節点001
に接続され、ドレインが節点002に接続され、ゲート
が正相クロックCLKに接続されたPチャネル型MOS
トランジスタP2と、ソースが低位側電源GNDに接続
され、ドレインが節点002に接続され、ゲートがデー
タDATAに接続されたNチャネル型MOSトランジス
タN1と、ソースが高位側電源VDDに接続され、ドレ
インが節点003に接続され、ゲートが節点001に接
続されたPチャネル型MOSトランジスタP3と、ソー
スが節点004に接続され、ドレインが節点003に接
続され、ゲートが正相クロックCLKに接続されたNチ
ャネル型MOSトランジスタN4と、ソースが低位側電
源GNDに接続され、ドレインが節点004に接続さ
れ、ゲートが節点002に接続されたNチャネル型MO
SトランジスタN3と、ソースが高位側電源VDDに接
続され、ドレインが出力QBに接続され、ゲートが節点
003に接続されたPチャネル型MOSトランジスタP
5と、ソースが低位側電源GNDに接続され、ドレイン
が逆相出力QBに接続され、ゲートが節点004に接続
されたNチャネル型MOSトランジスタN5により構成
されている。
【0004】次に、図9に示した従来回路の動作を説明
する。以下、高位側電源VDDとほぼ同じ信号レベルを
H、低位側電源GNDとほぼ同じ信号レベルをLとす
る。
【0005】データDATAに加えられる信号がLで、
かつ、正相クロックCLKにLが加えられる場合、Pチ
ャネル型MOSトランジスタP1,P2がオンし、Nチ
ャネル型MOSトランジスタN1がオフし、節点00
1,002は共にHになり、Pチャネル型MOSトラン
ジスタP3はオフし、Nチャネル型MOSトランジスタ
N3はオンし、Nチャネル型MOSトランジスタN4が
オフするので、節点004はLとなり、Nチャネル型M
OSトランジスタN5はオフする。この時、節点003
はダイナミック節点で前の状態が保持されており、逆相
出力QBの値は節点003の状態、即ち回路の前の状態
によって決まる。ここで、正相クロックCLKの値がH
に遷移すると、Pチャネル型MOSトランジスタP2が
オフし、Nチャネル型MOSトランジスタN4がオン
し、節点002がH保持のダイナミック節点となり、節
点003がLになり、Pチャネル型MOSトランジスタ
P5がオンし、逆相出力QBにはデータDATAの否定
値のHが出力される。
【0006】次に、データDATAに加えらえる信号が
Hで、かつ、正相クロックCLKにLが加えられる場
合、Pチャネル型MOSトランジスタP1がオフし、P
チャネル型MOSトランジスタP2およびNチャネル型
MOSトランジスタN1がオンし、節点001,002
は共にLになり、Pチャネル型MOSトランジスタP3
はオンし、Nチャネル型MOSトランジスタN3および
N4はオフするので、節点003はHとなり、Pチャネ
ル型MOSトランジスタP5はオフする。この時、節点
004はダイナミック節点で前の状態が保持されてお
り、逆相出力QBの値は節点004の状態、即ち回路の
前の状態によって決まる。ここで、正相クロックCLK
の値がHに遷移すると、Pチャネル型MOSトランジス
タP2がオフし、Nチャネル型MOSトランジスタN4
がオンし、節点001がL保持のダイナミック節点とな
り、節点004がHになり、Nチャネル型MOSトラン
ジスタN5がオンし、逆相出力QBにはデータDATA
の否定値のLが出力される。
【0007】図11に上記論文に掲載された従来のダイ
ナミック型ラッチ回路を示す。図11に示したダイナミ
ック型ラッチ回路は、ソースが高位側電源VDDに接続
され、ドレインが節点001に接続され、ゲートがデー
タDATAに接続されたPチャネル型MOSトランジス
タP1と、ソースが低位側電源GNDに接続され、ドレ
インが節点002に接続され、ゲートがデータDATA
に接続されたNチャネル型MOSトランジスタN1と、
ソースが節点001に接続され、ドレインが節点002
に接続され、ゲートが正相クロックCLKに接続された
Pチャネル型MOSトランジスタP2と、ソースが高位
側電源VDDに接続され、ドレインが正相出力Qに接続
され、ゲートが節点001に接続されたPチャネル型M
OSトランジスタP5と、ソースが低位側電源GNDに
接続され、ドレインが正相出力Qに接続され、ゲートが
節点002に接続されたNチャネル型MOSトランジス
タN5により構成される。
【0008】次に、図11に示した従来回路の動作を説
明する。データDATAがLで、正相クロックCLKが
Lの場合、Pチャネル型MOSトランジスタP1、P2
はオンし、Nチャネル型MOSトランジスタN1はオフ
し、節点001、002はHになり、Pチャネル型MO
SトランジスタP5がオフし、Nチャネル型MOSトラ
ンジスタN5がオンして正相出力QはLになる。ここで
正相クロックCLKがHに遷移すると、Pチャネル型M
OSトランジスタP2がオフし、節点002がダイナミ
ック節点となる。
【0009】データDATAがHで、正相クロックCL
KがLの場合、Pチャネル型MOSトランジスタP1は
オフし、Pチャネル型MOSトランジスタP2及びNチ
ャネル型MOSトランジスタN1はオンし、節点00
1、002はLになり、Pチャネル型MOSトランジス
タP5がオンし、Nチャネル型MOSトランジスタN5
がオフして正相出力QはHになる。ここで、正相クロッ
クCLKがHに遷移すると、Pチャネル型MOSトラン
ジスタP2がオフし、節点001がダイナミック節点と
なる。
【0010】図12に上記論文に掲載された従来の別の
ダイナミック型ラッチ回路を示す。図12に示したダイ
ナミック型ラッチ回路は、ソースが高位側電源VDDに
接続され、ドレインが節点001に接続され、ゲートが
データDATAに接続されたPチャネル型MOSトラン
ジスタP1と、ソースが低位側電源GNDに接続され、
ドレインが節点002に接続され、ゲートがデータDA
TAに接続されたNチャネル型MOSトランジスタN1
と、ソースが節点002に接続され、ドレインが節点0
01に接続され、ゲートが正相クロックCLKに接続さ
れたNチャネル型MOSトランジスタN2と、ソースが
高位側電源VDDに接続され、ドレインが正相出力Qに
接続され、ゲートが節点001に接続されたPチャネル
型MOSトランジスタP5と、ソースが低位側電源GN
Dに接続され、ドレインが正相出力Qに接続され、ゲー
トが節点002に接続されたNチャネル型MOSトラン
ジスタN5により構成される。
【0011】次に、図12に示した従来回路の動作を説
明する。データDATAがLで、正相クロックCLKが
Hの場合、Pチャネル型MOSトランジスタP1及びN
チャネル型MOSトランジスタN2はオンし、Nチャネ
ル型MOSトランジスタN1はオフし、節点001、0
02はHになり、Pチャネル型MOSトランジスタP5
がオフし、Nチャネル型MOSトランジスタN5がオン
して正相出力QはLになる。ここで、正相クロックCL
KがLに遷移すると、Nチャネル型MOSトランジスタ
N2がオフし、節点002がダイナミック節点となる。
【0012】データDATAがHで、正相クロックCL
KがHの場合、Pチャネル型MOSトランジスタP1は
オフし、Nチャネル型MOSトランジスタN2,N1は
オンし、節点001、002はLになり、Pチャネル型
MOSトランジスタP5がオンし、Nチャネル型MOS
トランジスタN5がオフして正相出力QはHになる。こ
こで、正相クロックCLKがLに遷移すると、Nチャネ
ル型MOSトランジスタN2がオフし、節点001がダ
イナミック節点となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した従来回路
の分周動作波形を図10に示す。図10に示した波形
は、0.5μmのCMOSプロセスを使用し、高位側電
源VDDを3V、低位側電源GNDを0V、Pチャネル
型MOSトランジスタ/Nチャネル型MOSトランジス
タのゲート幅をそれぞれ8μm/4μmとし、逆相出力
QBをデータDATAに接続し、クロックに600MH
zの信号を加えた場合の分周動作のシミュレーション波
形である。正相クロックCLK、逆相出力QB、各節点
001,002,003,004の電位を見やすいよう
にオフセットを加えて示してある。
【0014】図10において、正相クロックCLKの信
号がLからHに遷移する時に、逆相出力QBの信号がH
からLに変わるまでの時間は、逆相出力QBの信号がL
からHに変わるまでの時間よりも長くなり、ハイレベル
信号の一周期に占める割合(以下、デューティと記す)
は50%にはならない。高速回路において、クロックの
立ち上がりと立ち下がりの両端において処理を行うこと
で、フリップフロップ回路により構成されるマクロ回路
全体の動作周波数を落とし消費電力を低減する方法があ
るが、その場合、設計マージンを確保するためにデュー
ティは50%であることが望ましい。また、Lの電位も
完全に低位側電源GNDの電位まで落ちていないため、
出力信号を受けるトランジスタには余分なリーク電流が
流れ、低消費電力の観点からも望ましくない。
【0015】上述の問題点は以下の原因による。図10
において、節点001と004の電位は、遷移時以外で
も高位側電源VDDあるいは低位側電源GNDには落ち
着かず、その中間の値を持つ場合が存在する。データD
ATAの信号がHで、正相クロックCLKがLで、節点
001がLに放電される時、Pチャネル型MOSトラン
ジスタP2を介して行われるため、MOSのオン電圧
(VT)分電位が低位側電源GNDの電位よりも上昇す
るためである。この場合、Pチャネル型MOSトランジ
スタP2のソースである節点001の電位は高位側電源
VDDよりも低下しているために基板バイアス効果によ
り通常の場合よりも更に大きいVT分が低位側電源GN
Dの電位よりも上昇する。MOSのオン電流は振幅の2
乗に比例するが、節点001のLレベルの上昇により、
節点001によって駆動されるPチャネル型MOSトラ
ンジスタP3のオン電流が少なくなり、動作速度の劣化
を引き起こす。また、正相クロックCLKの信号がHに
遷移した場合、節点004はHに充電されるが、充電が
Nチャネル型MOSトランジスタN4を介して行われる
ために、高位側電源VDDの電位よりもVT分電位が降
下する。このVTも基板バイアス効果により大きめに見
え、節点004により駆動されるNチャネル型MOSト
ランジスタN5のオン電流を低下させ、逆相出力QBの
立ち下がり時間が長くなり、これがデューティの狂いを
引き起こす。
【0016】図11に示した従来回路において、データ
DATAがHで、正相クロックCLKがLの場合、節点
001はPチャネル型MOSトランジスタP2を介して
Lに放電されるため、節点001の電位は基板バイアス
効果により増加したVT分だけ低位側電源GNDよりも
上昇し、節点001により駆動されるPチャネル型MO
SトランジスタP5のオン電流が低下し、立ち上がり時
間は立ち下がり時間に比べて長くなり、回路の動作バラ
ンスが悪くなる。
【0017】図12に示した従来回路において、データ
DATAがLで、正相クロックCLKがHの場合、節点
002はNチャネル型MOSトランジスタN2を介して
Hに充電されるため、節点002の電位は基板バイアス
効果により増加したVT分だけ高位側電源VDDよりも
降下し、節点002により駆動されるNチャネル型MO
SトランジスタN5のオン電流が低下し、立ち下がり時
間は立ち上がり時間に比べて長くなり、回路の動作バラ
ンスが悪くなる。
【0018】したがって、本発明の目的は、出力信号の
立ち上がり/立ち下がり時間のバランスを良くし、デュ
ーティの50%からのずれを抑え、低電力で高速動作が
可能なダイナミック型ラッチ回路およびフリップフロッ
プ回路を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のダイナミック型
ラッチ回路は、ゲートにデータが入力され、ソース・ド
レインが高位側電源電位と第1の節点に接続された第1
のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに互いに
逆相の関係にあるクロックが入力され、ソース・ドレイ
ンが前記第1の節点と第2の節点に接続された相補型ト
ランスファーゲートと、ゲートに前記データが入力さ
れ、ソース・ドレインが低位側電源電位と前記第2の節
点に接続された第1のNチャネル型MOSトランジスタ
と、ゲートに前記第1の節点が接続され、ソース・ドレ
インが高位側電源電位と出力端子に接続された第2のP
チャネル型MOSトランジスタと、ゲートに前記第2の
節点が接続され、ソース・ドレインが低位側電源電位と
前記出力端子に接続された第2のNチャネル型MOSト
ランジスタとを有し、前記相補型トランスファーゲート
をオフさせて前記第1の節点または前記第2の節点をダ
イナミック節点とする第1の動作と、前記相補型トラン
スファーゲートをオンさせて前記ダイナミック節点を前
記低位側電源電位または前記高位側電源電位に固定して
前記第2のPチャネル型MOSトランジスタまたは前記
第2のNチャネル型MOSトランジスタをオンさせる第
2の動作とを順次繰り返す。
【0020】また、本発明のダイナミック型フリップフ
ロップ回路は、ゲートにデータが入力され、ソース・ド
レインが高位側電源電位と第1の節点に接続された第1
のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに互いに
逆相の関係にあるクロックが入力され、ソース・ドレイ
ンが前記第1の節点と第2の節点に接続された第1の相
補型トランスファーゲートと、ゲートに前記データが入
力され、ソース・ドレインが低位側電源電位と前記第2
の節点に接続された第1のNチャネル型MOSトランジ
スタと、ゲートに第1の節点が接続され、ソース・ドレ
インが高位側電源電位と第3の節点に接続された第2の
Pチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに互いに逆
相の関係にある前記クロックが入力され、ソース・ドレ
インが前記第3の節点と第4の節点に接続された第2の
相補型トランスファーゲートと、ゲートに第2の節点が
接続され、ソース・ドレインが低位側電源電位と前記第
4の節点に接続された第2のNチャネル型MOSトラン
ジスタと、ゲートに前記第3の節点が接続され、ソース
・ドレインが高位側電源電位と出力端子に接続された第
3のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに前記
第4の節点が接続され、ソース・ドレインが低位側電源
電位と前記出力端子に接続された第3のNチャネル型M
OSトランジスタとを有し、前記第1、第2の相補型ト
ランスファーゲートをオフさせて前記第1、第3の節点
または前記第2、第4の節点をダイナミック節点とする
第1の動作と、前記第1、第2の相補型トランスファー
ゲートをオンさせて前記ダイナミック節点を前記低位側
電源電位または前記高位側電源電位に固定して前記第3
のPチャネル型MOSトランジスタまたは前記第3のN
チャネル型MOSトランジスタをオンさせる第2の動作
とを順次繰り返す。
【0021】また、本発明のセット機能付きダイナミッ
ク型フリップフロップ回路は、ゲートにデータが入力さ
れ、ソース・ドレインが高位側電源電位と第1の節点に
接続された第1のPチャネル型MOSトランジスタと、
ゲートに互いに逆相の関係にあるクロックが入力され、
ソース・ドレインが前記第1の節点と第2の節点に接続
された第1の相補型トランスファーゲートと、ゲートに
前記データが入力され、ソース・ドレインが第5の節点
と前記第2の節点に接続された第1のNチャネル型MO
Sトランジスタと、ゲートに第1の節点が接続され、ソ
ース・ドレインが高位側電源電位と第3の節点に接続さ
れた第2のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲート
に互いに逆相の関係にある前記クロックが入力され、ソ
ース・ドレインが前記第3の節点と第4の節点に接続さ
れ、第1の相補型トランスファーゲートと交互にオンす
る第2の相補型トランスファーゲートと、ゲートに第2
の節点が接続され、ソース・ドレインが低位側電源電位
と前記第4の節点に接続された第2のNチャネル型MO
Sトランジスタと、ゲートに前記第3の節点が接続さ
れ、ソース・ドレインが高位側電源電位と出力端子に接
続された第3のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲ
ートに前記第4の節点が接続され、ソース・ドレインが
低位側電源電位と前記出力端子に接続された第3のNチ
ャネル型MOSトランジスタと、ゲートに逆相セット信
号が入力され、ソース・ドレインが低位側電源電位と第
5の節点に接続された第4のN型MOSトランジスタ
と、ゲートに前記逆相セット信号が入力され、ソース・
ドレインが高位側電源電位と前記第の節点に接続され
た第4のP型MOSトランジスタと、ゲートに前記逆相
セット信号が入力され、ソース・ドレインが高位側電源
電位と前記第2の節点に接続された第5のP型MOSト
ランジスタと、ゲートに正相セット信号が入力され、ソ
ース・ドレインが低位側電源電位と前記第3の節点に接
続された第5のN型MOSトランジスタを有し、前記正
相セット信号がロウレベル、前記逆相セット信号がハイ
レベルのとき、前記第1の相補型トランファーゲートを
オン、第2の相補型トランスファーゲートをオフさせて
前記第3の節点または前記第4の節点をダイナミック節
点とする第1の動作と、前記第1の相補型トランスファ
ーゲートをオフ、第2の相補型トランスファーゲートを
オンさせて前記第2の節点または前記第1の節点をダイ
ナミック節点をとする第2の動作とを順次繰り返し、前
記正相セット信号がハイレベル、前記逆相セット信号が
ロウレベルのとき、前記データ、前記正相クロック信
号、前記逆相のクロック信号のレベルに関係なく前記出
力端子がハイレベルを出力するセット動作を行う。
【0022】また、本発明のリセット機能付きダイナミ
ック型フリップフロップ回路は、ゲートにデータが入力
され、ソース・ドレインが第6の節点と第1の節点に接
続された第1のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲ
ートに互いに逆相の関係にあるクロックが入力され、ソ
ース・ドレインが前記第1の節点と第2の節点に接続さ
れた第1の相補型トランスファーゲートと、ゲートに前
記データが入力され、ソース・ドレインが低位側電源電
位と前記第2の節点に接続された第1のNチャネル型M
OSトランジスタと、ゲートに第1の節点が接続され、
ソース・ドレインが高位側電源電位と第3の節点に接続
された第2のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲー
トに互いに逆相の関係にあるクロックが入力され、ソー
ス・ドレインが前記第3の節点と第4の節点に接続さ
れ、第1の相補型トランスファーゲートと交互にオンす
る第2の相補型トランスファーゲートと、ゲートに第2
の節点が接続され、ソース・ドレインが低位側電源電位
と前記第4の節点に接続された第2のNチャネル型MO
Sトランジスタと、ゲートに前記第3の節点が接続さ
れ、ソース・ドレインが高位側電源電位と出力端子に接
続された第3のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲ
ートに前記第4の節点が接続され、ソース・ドレインが
低位側電源電位と前記出力端子に接続された第3のNチ
ャネル型MOSトランジスタと、ゲートに正相リセット
信号が入力され、ソース・ドレインが高位側電源電位と
の節点に接続された第4のP型MOSトランジスタ
と、ゲートに前記正相リセット信号が入力され、ソース
・ドレインが低位側電源電位と前記第2の節点に接続さ
れた第4のN型MOSトランジスタと、ゲートに前記正
相リセット信号が入力され、ソース・ドレインが低位側
電源電位と前記第1の節点に接続された第5のN型MO
Sトランジスタと、ゲートに逆相リセット信号が入力さ
れ、ソース・ドレインが高位側電源電位と第4の節点に
接続された第5のP型MOSトランジスタを有し、前記
正相リセット信号がロウレベル、前記逆相リセット信号
がハイレベルのとき、前記第1の相補型トランスファー
ゲートをオン、第2の相補型トランスファーゲートをオ
フさせて前記第3の節点または前記第4の節点をダイナ
ミック節点とする第1の動作と、前記第1の相補型トラ
ンスファーゲートをオフ、第2の相補型トランスファー
ゲートをオンさせて前記第2の節点または前記第1の節
点をダイナミック節点とする第2の動作とを順次繰り返
し、前記正相リセット信号がハイレベル、前記逆相セッ
ト信号がロウレベルのとき、前記データ、前記正相リセ
ット信号、前記逆相クロック信号のレベルに関係なく前
記出力端子がロウレベルを出力するリセット動作を行
う。
【0023】また、本発明の別のダイナミック型フリッ
プフロップ回路は、ゲートに互いに逆相の関係にあるク
ロックが入力され、ソース・ドレインがデータ入力端子
と第3の節点に接続された第1の相補型トランスファー
ゲートと、ゲートに前記第3の節点が接続され、ソース
・ドレインが高位側電源電位と第1の節点に接続された
第1のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに互
いに逆相の関係にある前記クロックが入力され、ソース
・ドレインが前記第1の節点と第2の節点に接続され、
第1の相補型トランスファーゲートと交互にオンする第
2の相補型トランスファーゲートと、ゲートに前記第3
の節点が接続され、ソース・ドレインが低位側電源電位
と前記第2の節点に接続された第1のNチャネル型MO
Sトランジスタと、ゲートに前記第1の節点が接続さ
れ、ソース・ドレインが高位側電源電位と出力端子に接
続された第2のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲ
ートに前記第2の節点が接続され、ソース・ドレインが
低位側電源電位と前記出力端子に接続された第2のNチ
ャネル型MOSトランジスタとを有し、前記第1の相補
型トランスファーゲートをオン、前記第2の相補型トラ
ンスファーゲートをオフさせて、第2の節点または第1
の節点をダイナミック節点とする第1の動作と、前記第
1の相補型トランスファーゲートをオフ、前記第2の相
補型トランスファーゲートをオンさせて前記第3の節点
をダイナミック節点とする第2の動作を順次繰り返す。
【0024】本発明のダイナミック型ラッチ回路および
フリップフロップ回路は、クロックにより制御されるト
ランスファゲートをPチャネル型およびNチャネル型の
2つのMOSトランジスタによる相補型スイッチにより
構成したものである。
【0025】クロックにより制御されるトランスファゲ
ートを相補型の構成にしたことにより、ダイナミック型
ラッチ回路およびフリップフロップ回路内部の節点が高
位側電源VDDと低位側電源GNDとの間でのフルスイ
ングが可能になり、各節点が駆動するトランジスタのオ
ン電流の減少がなく、高速動作が可能になる。出力信号
の立ち上がり/立ち下がり時間のバランスが改善され、
出力信号のデューティ50%からのずれを抑えることが
でき、立ち上がり/立ち下がりの両端において十分に動
作マージンを確保した状態での動作が可能で、ダイナミ
ック型ラッチ回路およびフリップフロップ回路を使用し
たマクロ回路全体の動作周波数の低減、即ち消費電力の
低減ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0027】図1は本発明の第1の実施の形態(請求項
2に対応)のダイナミック型フリップフロップ回路の回
路図である。
【0028】図1に示した回路は、ソースが高位側電源
VDDに接続され、ドレインが節点001に接続され、
ゲートがデータDATA(データ端子)に接続されたP
チャネル型MOSトランジスタP1と、ソースが節点0
01に接続され、ドレインが節点002に接続され、ゲ
ートが正相クロックCLK(第1の制御端子)に接続さ
れたPチャネル型MOSトランジスタP2と、ソースが
低位側電源GNDに接続され、ドレインが節点002に
接続され、ゲートがデータDATAに接続されたNチャ
ネル型MOSトランジスタN1と、ソースが節点002
に接続され、ドレインが節点001に接続され、ゲート
が逆相クロックCLKB(第2の制御端子)に接続され
たNチャネル型MOSトランジスタN2と、ソースが高
位側電源VDDに接続され、ドレインが節点003に接
続され、ゲートが節点001に接続されたPチャネル型
MOSトランジスタP3と、ソースが節点003に接続
され、ドレインが節点004に接続され、ゲートが逆相
クロックCLKBに接続されたPチャネル型MOSトラ
ンジスタP4と、ソースが低位側電源GNDに接続さ
れ、ドレインが節点004に接続され、ゲートが節点0
02に接続されたNチャネル型MOSトランジスタN3
と、ソースが節点004に接続され、ドレインが節点0
03に接続され、ゲートが正相クロックCLKに接続さ
れたNチャネル型MOSトランジスタN4と、ソースが
高位側電源VDDに接続され、ドレインが逆相出力QB
(出力端子)に接続され、ゲートが節点003に接続さ
れたPチャネル型MOSトランジスタP5と、ソースが
低位側電源GNDに接続され、ドレインが逆相出力QB
に接続され、ゲートが節点004に接続されたNチャネ
ル型MOSトランジスタN5により構成されている。
【0029】次に、図1に示した回路の動作を説明す
る。図1に示した回路の動作は基本的には図9に示した
従来のダイナミック型フリップフロップ回路と同じであ
る。
【0030】データDATAに加えられる信号がLで、
かつ、正相クロックCLKにLが、逆相クロックCLK
BにHが加えられる場合、Pチャネル型MOSトランジ
スタP1,P2およびNチャネル型MOSトランジスタ
N2がオンし、Nチャネル型MOSトランジスタN1が
オフし、節点001,002は共にHになり、Pチャネ
ル型MOSトランジスタP3,P4およびNチャネル型
MOSトランジスタN4はオフし、Nチャネル型MOS
トランジスタN3はオンするので、節点004はLとな
り、Nチャネル型MOSトランジスタN5はオフする。
この時、節点003はダイナミック節点で前の状態が保
持されており、逆相出力QBは節点003の状態、即ち
回路の前の状態によって決まる。ここで、正相クロック
CLKがHに、逆相クロックCLKBがLに遷移する
と、Pチャネル型MOSトランジスタP2およびNチャ
ネル型MOSトランジスタN2がオフし、Pチャネル型
MOSトランジスタP4およびNチャネル型MOSトラ
ンジスタN4がオンし、節点002がH保持のダイナミ
ック節点となり、節点003がLになり、Pチャネル型
MOSトランジスタP5がオンし、逆相出力QBにはデ
ータDATAの否定値のHが出力される。
【0031】次に、データDATAに加えられる信号が
Hで、かつ、正相クロックCLKにLが、逆相クロック
CLKBにHが加えられる場合、Pチャネル型MOSト
ランジスタP1がオフし、Pチャネル型MOSトランジ
スタP2およびNチャネル型MOSトランジスタN1,
N2がオンし、節点001,002は共にLになり、P
チャネル型MOSトランジスタP3はオンし、Pチャネ
ル型MOSトランジスタP4およびNチャネル型MOS
トランジスタN3,N4はオフするので、節点003は
Hとなり、Pチャネル型MOSトランジスタP5はオフ
する。この時、節点004はダイナミック節点で前の状
態が保持されており、逆相出力QBは節点004の状
態、即ち回路の前の状態によって決まる。ここで、正相
クロックCLKがHに、逆相クロックCLKBがLに遷
移すると、Pチャネル型MOSトランジスタP2および
Nチャネル型MOSトランジスタN2がオフし、Pチャ
ネル型MOSトランジスタP4およびNチャネル型MO
SトランジスタN4がオンし、節点001がL保持のダ
イナミック節点となり、節点004がHになり、Nチャ
ネル型MOSトランジスタN5がオンし、逆相出力QB
にはデータDATAの否定値のLが出力される。
【0032】第1の実施の形態のダイナミック型フリッ
プフロップ回路では、従来のダイナミック型フリップフ
ロップ回路の問題点が以下のように改善される。データ
DATAの信号がHで、正相クロックCLKがLで、逆
相クロック信号CLKBがHで、節点001がLに放電
される時、図9に示した従来の回路ではPチャネル型M
OSトランジスタP2のみを介して行っていたが、図1
に示した本発明の回路ではNチャネル型MOSトランジ
スタN2も介して行われるので、節点001の電位がM
OSのVT分だけ低位側電源GNDの電位よりも上昇す
ることはない。よって、節点001により駆動されるP
チャネル型MOSトランジスタP3に駆動電圧不足によ
るオン電流の減少はなく、高速動作が可能になる。
【0033】また、正相クロックCLKの信号がHに、
逆相クロックCLKBの信号がLに遷移した場合、節点
004はHに充電されるが、図9に示した従来の回路で
は充電がNチャネル型MOSトランジスタN4のみを介
して行っていたが、図1に示した本発明の回路ではPチ
ャネル型MOSトランジスタP4も介して行うため、節
点004の電位が高位側電源VDDの電位よりもVT分
だけ降下することはない。このため、節点004により
駆動されるNチャネル型MOSトランジスタN5に駆動
電圧不足によるオン電流の減少はなく、逆相出力QBの
立ち下がり時間が短くなり、デューティの50%からの
ずれが抑えらえる。
【0034】第1の実施の形態のダイナミック型フリッ
プフロップ回路の分周動作波形を図2に示す。図2に示
した波形は、0.5μmのCMOSプロセスを使用し、
高位側電源VDDを3V、低位側電源GNDを0V、P
チャネル型MOSトランジスタ/Nチャネル型MOSト
ランジスタのゲート幅をそれぞれ8μm/4μmとし、
逆相出力QBをデータDATAに接続し、周波数が60
0MHzのクロック信号を加えた場合の分周動作のシミ
ュレーション波形である。正相クロックCLK、逆相ク
ロックCLKB、逆相出力QB、各節点001,00
2,003,004の電位を見やすいようにオフセット
を加えて示してある。
【0035】図2を見ると、図9に示した従来の回路で
は遷移時以外でも高位側電源VDDあるいは低位側電源
GNDの電位には落ち着かず、その中間の値を持ってい
た節点001と004の電位が、図1に示した本発明の
回路では電源電位までフルスイングし、出力の立ち下が
り時間が改善されていることが分かる。
【0036】図9に示した従来の回路と図1に示した本
発明の回路に対して性能比較を行う。0.5μmのCM
OSプロセスを使用し、高位側電源VDDを3V、低位
側電源GNDを0V、Pチャネル型MOSトランジスタ
/Nチャネル型MOSトランジスタのゲート幅をそれぞ
れ8μm/4μmとし、逆相出力QBをデータDATA
に接続し、入力クロック信号の周波数を変えてシミュレ
ーションを行い、動作時の平均実効電流を求めて、結果
を図3にプロットした。出力振幅が両電源電圧の間でフ
ルスイングしないものは動作していないと判断し、図に
はプロットしていない。図3を見ると、図1に示した本
発明の回路の消費電流は図9に示した従来の回路より僅
かに増えるものの動作周波数は倍近くになっており、よ
り高速で動作することが分かる。同一周波数で使用する
場合は、図1に示した本発明の回路は図9に示した従来
の回路よりもゲート幅を小さくすることが可能であり、
より少ない消費電流での使用が可能となる。
【0037】図4には入力周波数に対するデューティを
プロットした。図1に示した本発明の回路は、図9に示
した従来の回路に比べて、より高い、広い周波数範囲で
安定したデューティで動作するので、図1に示した本発
明の回路の使用により、高速回路の安定動作が可能とな
り、かつ、マージンを十分確保しながら、図1に示した
本発明の回路により構成されるマクロ全体の動作周波数
の低減が可能となり、マクロ全体の低消費電力化が可能
となる。
【0038】図5は本発明の第2の実施の形態(請求項
3に対応)のセット機能付きダイナミック型フリップフ
ロップ回路である。図5に示した回路は、ソースが高位
側電源VDDに接続され、ドレインが節点001に接続
され、ゲートがデータDATA(データ端子)に接続さ
れたPチャネル型MOSトランジスタP1と、ソースが
節点001に接続され、ドレインが節点002に接続さ
れ、ゲートが正相クロックCLK(第1の制御端子)に
接続されたPチャネル型MOSトランジスタP2と、ソ
ースが低位側電源GNDに接続され、ドレインが節点0
05に接続され、ゲートが逆相セット信号SETB(第
4の制御端子)に接続されたNチャネル型MOSトラン
ジスタN6と、ソースが節点005に接続され、ドレイ
ンが節点002に接続され、ゲートがデータDATAに
接続されたNチャネル型MOSトランジスタN1と、ソ
ースが節点002に接続され、ドレインが節点001に
接続され、ゲートが逆相クロックCLKB(第2の制御
端子)に接続されたNチャネル型MOSトランジスタN
2と、ソースが高位側電源VDDに接続され、ドレイン
が節点003に接続され、ゲートが節点001に接続さ
れたPチャネル型MOSトランジスタP3と、ソースが
節点003に接続され、ドレインが節点004に接続さ
れ、ゲートが逆相クロックCLKBに接続されたPチャ
ネル型MOSトランジスタP4と、ソースが低位側電源
GNDに接続され、ドレインが節点004に接続され、
ゲートが節点002に接続されたNチャネル型MOSト
ランジスタN3と、ソースが節点004に接続され、ド
レインが節点003に接続され、ゲートが正相クロック
CLKに接続されたNチャネル型MOSトランジスタN
4と、ソースが高位側電源VDDに接続され、ドレイン
が逆相出力QB(出力端子)に接続され、ゲートが節点
003に接続されたPチャネル型MOSトランジスタP
5と、ソースが低位側電源GNDに接続され、ドレイン
が逆相出力QBに接続され、ゲートが節点004に接続
されたNチャネル型MOSトランジスタN5と、ソース
が低位側電源GNDに接続され、ドレインが節点003
に接続され、ゲートが正相セット信号SET(第3の制
御端子)に接続されたNチャネル型MOSトランジスタ
N9と、ソースが高位側電源VDDに接続され、ドレイ
ンが節点001に接続され、ゲートが逆相セット信号S
ETBに接続されたPチャネル型MOSトランジスタP
7と、ソースが高位側電源VDDに接続され、ドレイン
が節点002に接続され、ゲートが逆相セット信号SE
TBに接続されたPチャネル型MOSトランジスタP8
により構成されている。
【0039】次に、図5に示した回路の動作を説明す
る。正相セット信号SETがL、逆相セット信号SET
BがHの時、図5に示した回路は、図1に示した回路と
同じ動作をし、回路内部の節点の充放電をPチャネル型
およびNチャネル型の2つのMOSトランジスタによる
相補型トランスファゲートによって行うことにより、高
速、かつ、出力信号の立ち上がりと立ち下がり時間のバ
ランスのよい動作が可能である。正相セット信号SET
がH、逆相セット信号SETBがLの時、Pチャネル型
MOSトランジスタP7,P8およびNチャネル型MO
SトランジスタN9はオンし、Nチャネル型MOSトラ
ンジスタN6はオフし、データDATA、正相クロック
CLKおよび逆相クロックCLKBに加えられる信号の
レベルに関係なく、節点001、002はHに充電さ
れ、節点003、004はLに放電され、逆相出力QB
はHを出力する。
【0040】図6は本発明の第2の実施の形態(請求項
4に対応)のリセット機能付きダイナミック型フリップ
フロップ回路である。図6に示した回路は、ソースが高
位側電源VDDに接続され、ドレインが節点006に接
続され、ゲートが正相リセット信号RST(第3の制御
端子)に接続されたPチャネル型MOSトランジスタP
6と、ソースが節点006に接続され、ドレインが節点
001に接続され、ゲートがデータDATA(データ端
子)に接続されたPチャネル型MOSトランジスタP1
と、ソースが節点001に接続され、ドレインが節点0
02に接続され、ゲートが正相クロックCLK(第1の
制御端子)に接続されたPチャネル型MOSトランジス
タP2と、ソースが低位側電源GNDに接続され、ドレ
インが節点002に接続され、ゲートがデータDATA
に接続されたNチャネル型MOSトランジスタN1と、
ソースが節点002に接続され、ドレインが節点001
に接続され、ゲートが逆相クロックCLKB(第2の制
御端子)に接続されたNチャネル型MOSトランジスタ
N2と、ソースが高位側電源VDDに接続され、ドレイ
ンが節点003に接続され、ゲートが節点001に接続
されたPチャネル型MOSトランジスタP3と、ソース
が節点003に接続され、ドレインが節点004に接続
され、ゲートが逆相クロックCLKBに接続されたPチ
ャネル型MOSトランジスタP4と、ソースが低位側電
源GNDに接続され、ドレインが節点004に接続さ
れ、ゲートが節点002に接続されたNチャネル型MO
SトランジスタN3と、ソースが節点004に接続さ
れ、ドレインが節点003に接続され、ゲートが正相ク
ロックCLKに接続されたNチャネル型MOSトランジ
スタN4と、ソースが高位側電源VDDに接続され、ド
レインが逆相出力QB(出力端子)に接続され、ゲート
が節点003に接続されたPチャネル型MOSトランジ
スタP5と、ソースが低位側電源GNDに接続され、ド
レインが逆相出力QBに接続され、ゲートが節点004
に接続されたNチャネル型MOSトランジスタN5と、
ソースが高位側電源VDDに接続され、ドレインが節点
004に接続され、ゲートが逆相リセット信号RSTB
(第4の制御端子)に接続されたPチャネル型MOSト
ランジスタP9と、ソースが低位側電源GNDに接続さ
れ、ドレインが節点001に接続され、ゲートが正相リ
セット信号RSTに接続されたNチャネル型MOSトラ
ンジスタN8と、ソースが低位側電源GNDに接続さ
れ、ドレインが節点002に接続され、ゲートが正相リ
セット信号RSTに接続されたNチャネル型MOSトラ
ンジスタN7により構成されている。
【0041】次に、図6に示した回路の動作を説明す
る。正相リセット信号RSTがL、逆相リセット信号R
STBがHの時、図6に示した回路は、図1に示した本
発明の第1の実施の形態のダイナミック型フリップフロ
ップ回路と同じ動作をし、回路内部の節点の充放電をP
チャネル型およびNチャネル型の2つのMOSトランジ
スタによる相補型トランスファゲートによって行うこと
により、高速、かつ、出力信号の立ち上がりと立ち下が
り時間のバランスのよい動作が可能である。正相リセッ
ト信号RSTがH、逆相リセット信号RSTBがLの
時、Pチャネル型MOSトランジスタP9およびNチャ
ネル型MOSトランジスタN7,N8はオンし、Pチャ
ネル型MOSトランジスタP6はオフし、データDAT
A、正相クロックCLKおよび逆相クロックCLKBに
加えられる信号のレベルに関係なく、節点001、00
2はLに放電され、節点003、004はHに充電さ
れ、逆相出力QBはLを出力する。
【0042】図7は本発明の第4の実施の形態(請求項
1に対応)のダイナミック型ラッチ回路の回路図であ
る。図7に示した回路は、ソースが高位側電源VDDに
接続され、ドレインが節点001に接続され、ゲートが
データDATA(データ端子)に接続されたPチャネル
型MOSトランジスタP1と、ソースが節点001に接
続され、ドレインが節点002に接続され、ゲートが正
相クロックCLK(第1の制御端子)に接続されたPチ
ャネル型MOSトランジスタP2と、ソースが低位側電
源GNDに接続され、ドレインが節点002に接続さ
れ、ゲートがデータDATAに接続されたNチャネル型
MOSトランジスタN1と、ソースが節点002に接続
され、ドレインが節点001に接続され、ゲートが逆相
クロックCLKB(第2の制御端子)に接続されたNチ
ャネル型MOSトランジスタN2と、ソースが高位側電
源VDDに接続され、ドレインが正相出力Q(出力端
子)に接続され、ゲートが節点001に接続されたPチ
ャネル型MOSトランジスタP5と、ソースが低位側電
源GNDに接続され、ドレインが正相出力Qに接続さ
れ、ゲートが節点002に接続されたNチャネル型MO
SトランジスタN5により構成される。
【0043】図7に示した回路において、節点001お
よび002の充放電は、Pチャネル型MOSトランジス
タP2およびNチャネル型MOSトランジスタN2によ
り構成される相補型トランスファゲートで行われるの
で、両節点の電位がVT分だけ高位側電源VDDの電位
から降下あるいは低位側電源GNDの電位から上昇する
ことがなく、節点001,002により、それぞれ駆動
されるPチャネル型MOSトランジスタP5、Nチャネ
ル型MOSトランジスタN5が駆動電位不足によりオン
電流が低下することがないために、立ち上がり時間/立
ち下がり時間のバランスのよい回路動作が可能になる。
【0044】図8は本発明の第5の実施の形態(請求項
に対応)のダイナミック型フリップフロップ回路であ
る。図8に示した回路は、ソースがデータDATA(デ
ータ端子)に接続され、ドレインが節点005に接続さ
れ、ゲートが正相クロックCLK(第1の制御端子)に
接続されたPチャネル型MOSトランジスタP10と、
ソースがデータDATAに接続され、ドレインが節点0
05に接続され、ゲートが逆相クロックCLKB(第2
の制御端子)に接続されたNチャネル型MOSトランジ
スタN10と、ソースが高位側電源VDDに接続され、
ドレインが節点001に接続され、ゲートが節点005
に接続されたPチャネル型MOSトランジスタP1と、
ソースが低位側電源GNDに接続され、ドレインが節点
002に接続され、ゲートが節点005に接続されたN
チャネル型MOSトランジスタN1と、ソースが節点0
01に接続され、ドレインが節点002に接続され、ゲ
ートが逆相クロックCLKBに接続されたPチャネル型
MOSトランジスタP2と、ソースが節点002に接続
され、ドレインが節点001に接続され、ゲートが正相
クロックCLKに接続されたNチャネル型MOSトラン
ジスタN2と、ソースが高位側電源VDDに接続され、
ドレインが正相出力Q(出力端子)に接続され、ゲート
が節点001に接続されたPチャネル型MOSトランジ
スタP5と、ソースが低位側電源GNDに接続され、ド
レインが正相出力Qに接続され、ゲートが節点002に
接続されたNチャネル型MOSトランジスタN5により
構成される。
【0045】次に、図8に示した回路の動作を説明す
る。データDATAに加えられる信号がLで、かつ、正
相クロックCLKにLが、逆相クロックCLKBにHが
加えられる場合、Pチャネル型MOSトランジスタP1
0およびNチャネル型MOSトランジスタN10がオン
し、節点005がLに放電されるので、Pチャネル型M
OSトランジスタP1はオンし、Nチャネル型MOSト
ランジスタN1はオフする。この時、Pチャネル型MO
SトランジスタP2およびNチャネル型MOSトランジ
スタN2はオフするので、節点001はHに充電され、
Pチャネル型MOSトランジスタP5はオフし、節点0
02はダイナミック節点で前の状態が保持されており、
正相出力Qは節点002の状態、即ち回路の前の状態に
よって決まる。ここで、正相クロックCLKがHに、逆
相クロックCLKBがLに遷移すると、Pチャネル型M
OSトランジスタP10およびNチャネル型MOSトラ
ンジスタN10がオフし、Pチャネル型MOSトランジ
スタP2およびNチャネル型MOSトランジスタN2が
オンし、節点005がL保持のダイナミック節点とな
り、節点002がHに充電され、Nチャネル型MOSト
ランジスタN5がオンし、正相出力QにはデータDAT
Aの値と同じLが出力される。
【0046】次に、データDATAに加えられる信号が
Hで、かつ、正相クロックCLKにLが、逆相クロック
CLKBにHが加えられる場合、Pチャネル型MOSト
ランジスタP10およびNチャネル型MOSトランジス
タN10がオンし、節点005がHに充電されるので、
Pチャネル型MOSトランジスタP1はオフし、Nチャ
ネル型MOSトランジスタN1はオンする。この時、P
チャネル型MOSトランジスタP2およびNチャネル型
MOS型トランジスタN2はオフするので、節点002
はLに放電され、Nチャネル型MOSトランジスタN5
はオフし、節点001はダイナミック節点で前の状態が
保持されており、正相出力Qは節点001の状態、即ち
回路の前の状態によって決まる。ここで、正相クロック
CLKがHに、逆層クロックCLKBがLに遷移する
と、Pチャネル型MOSトランジスタP10およびNチ
ャネル型MOSトランジスタN10がオフし、Pチャネ
ル型MOSトランジスタP2およびNチャネル型MOS
トランジスタN2がオンし、節点005がH保持のダイ
ナミック節点となり、節点001がLに放電され、Pチ
ャネル型MOSトランジスタP5がオンし、正相出力Q
にはデータDATAの値と同じHが出力される。
【0047】図8に示した回路においても、回路内部の
節点の充放電をPチャネル型およびNチャネル型の2つ
のMOSトランジスタによる相補型トランスファゲート
によって行うことにより、高速、かつ、出力信号の立ち
上がりと立ち下がり時間のバランスのよい動作が可能で
ある。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明は、ダイ
ナミック型ラッチ回路およびフリップフロップ回路にお
いて、クロックにより制御されるトランスファゲートを
Pチャネル型およびNチャネル型の2つのMOSトラン
ジスタによる相補型の構成にすることにより、回路中の
各節点が高位側電源VDDと低位側電源GNDとの間で
のフルスイングが可能になり、各節点を駆動するオン電
流の減少がなく、高速動作が可能になり、出力信号の立
ち上がり/立ち下がり時間のバランスが改善され、出力
信号のデューティの50%からずれをを抑えることが可
能になり、立ち上がり、立ち下がりの両端で動作マージ
ンを十分に確保した状態での動作が可能で、ダイナミッ
ク型ラッチ回路およびフリップフロップ回路を使用した
マクロ全体の動作周波数の低減が可能になり、消費電力
の低減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のダイナミック型フ
リップフロップ回路の回路図である。
【図2】図1の本発明の第1の実施の形態のダイナミッ
ク型フリップフロップ回路の分周動作波形図である。
【図3】図1の本発明の第1の実施の形態のダイナミッ
ク型フリップフロップ回路と図9の従来のダイナミック
型フリップフロップ回路の入力クロックに対する平均実
効電流の特性比較図である。
【図4】図1の本発明の第1の実施の形態のダイナミッ
ク型フリップフロップ回路と図9の従来のダイナミック
型フリップフロップ回路の入力クロックに対するデュー
ティの特性比較図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のセット機能付きダ
イナミック型フリップフロップ回路の回路図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態のリセット機能付き
ダイナミック型フリップフロップ回路の回路図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態のダイナミック型ラ
ッチ回路の回路図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態のダイナミック型フ
リップフロップ回路の回路図である。
【図9】従来のダイナミック型フリップフロップ回路の
回路図である。
【図10】図9の従来のダイナミック型フリップフロッ
プ回路の分周動作波形図である。
【図11】従来のダイナミック型ラッチ回路の回路図で
ある。
【図12】従来の別のダイナミック型ラッチ回路の回路
図である。
【符号の説明】
P1,P2,P3,P4,P5,P6,P7,P8,P
9,P10 Pチャネル型MOSトランジスタ N1,N2,N3,N4,N5,N6,N7,N8,N
9,N10 Nチャネル型MOSトランジスタ DATA データ CLK 正相クロック CLKB 逆相クロック Q 正相出力 QB 逆相出力 SET 正相セット信号 SETB 逆相セット信号 RST 正相リセット信号 RSTB 逆相リセット信号 VDD 高位側電源 GND 低位側電源 001,002,003,004,005 節点

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートにデータが入力され、ソース・ド
    レインが高位側電源電位と第1の節点に接続された第1
    のPチャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに互いに逆相の関係にあるクロックが入力され、
    ソース・ドレインが前記第1の節点と第2の節点に接続
    された相補型トランスファーゲートと、 ゲートに前記データが入力され、ソース・ドレインが低
    位側電源電位と前記第2の節点に接続された第1のNチ
    ャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに前記第1の節点が接続され、ソース・ドレイン
    が高位側電源電位と出力端子に接続された第2のPチャ
    ネル型MOSトランジスタと、 ゲートに前記第2の節点が接続され、ソース・ドレイン
    が低位側電源電位と前記出力端子に接続された第2のN
    チャネル型MOSトランジスタとを有し、 前記相補型トランスファーゲートをオフさせて前記第1
    の節点または前記第2の節点をダイナミック節点とする
    第1の動作と、前記相補型トランスファーゲートをオン
    させて前記ダイナミック節点を前記低位側電源電位また
    は前記高位側電源電位に固定して前記第2のPチャネル
    型MOSトランジスタまたは前記第2のNチャネル型M
    OSトランジスタをオンさせる第2の動作とを順次繰り
    返すダイナミック型ラッチ回路。
  2. 【請求項2】 ゲートにデータが入力され、ソース・ド
    レインが高位側電源電位と第1の節点に接続された第1
    のPチャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに互いに逆相の関係にあるクロックが入力され、
    ソース・ドレインが前記第1の節点と第2の節点に接続
    された第1の相補型トランスファーゲートと、 ゲートに前記データが入力され、ソース・ドレインが低
    位側電源電位と前記第2の節点に接続された第1のNチ
    ャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに第1の節点が接続され、ソース・ドレインが高
    位側電源電位と第3の節点に接続された第2のPチャネ
    ル型MOSトランジスタと、 ゲートに互いに逆相の関係にある前記クロックが入力さ
    れ、ソース・ドレインが前記第3の節点と第4の節点に
    接続され、第1の相補型トランスファーゲートと交互に
    オンする第2の相補型トランスファーゲートと、 ゲートに第2の節点が接続され、ソース・ドレインが低
    位側電源電位と前記第4の節点に接続された第2のNチ
    ャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに前記第3の節点が接続され、ソース・ドレイン
    が高位側電源電位と出力端子に接続された第3のPチャ
    ネル型MOSトランジスタと、 ゲートに前記第4の節点が接続され、ソース・ドレイン
    が低位側電源電位と前記出力端子に接続された第3のN
    チャネル型MOSトランジスタとを有し、 前記第1の相補型トランスファーゲートをオン、第2の
    相補型トランスファーゲートをオフさせて前記第3の節
    点または前記第4の節点をダイナミック節点とする第1
    の動作と、前記第1の相補型トランスファーゲートをオ
    フ、第2の相補型トランスファーゲートをオンさせて前
    記第2の節点または前記第1の節点をダイナミック節点
    とする第2の動作とを順次繰り返すダイナミック型ラッ
    チ回路。
  3. 【請求項3】 ゲートにデータが入力され、ソース・ド
    レインが高位側電源電位と第1の節点に接続された第1
    のPチャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに互いに逆相の関係にあるクロックが入力され、
    ソース・ドレインが前記第1の節点と第2の節点に接続
    された第1の相補型トランスファーゲートと、 ゲートに前記データが入力され、ソース・ドレインが第
    5の節点と前記第2の節点に接続された第1のNチャネ
    ル型MOSトランジスタと、 ゲートに第1の節点が接続され、ソース・ドレインが高
    位側電源電位と第3の節点に接続された第2のPチャネ
    ル型MOSトランジスタと、 ゲートに互いに逆相の関係にある前記クロックが入力さ
    れ、ソース・ドレインが前記第3の節点と第4の節点に
    接続され、第1の相補型トランスファーゲートと交互に
    オンする第2の相補型トランスファーゲートと、 ゲートに第2の節点が接続され、ソース・ドレインが低
    位側電源電位と前記第4の節点に接続された第2のNチ
    ャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに前記第3の節点が接続され、ソース・ドレイン
    が高位側電源電位と出力端子に接続された第3のPチャ
    ネル型MOSトランジスタと、 ゲートに前記第4の節点が接続され、ソース・ドレイン
    が低位側電源電位と前記出力端子に接続された第3のN
    チャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに逆相セット信号が入力され、ソース・ドレイン
    が低位側電源電位と第5の節点に接続された第4のN型
    MOSトランジスタと、 ゲートに前記逆相セット信号が入力され、ソース・ドレ
    インが高位側電源電位と前記第の節点に接続された第
    4のP型MOSトランジスタと、 ゲートに前記逆相セット信号が入力され、ソース・ドレ
    インが高位側電源電位と前記第2の節点に接続された第
    5のP型MOSトランジスタと、 ゲートに正相セット信号が入力され、ソース・ドレイン
    が低位側電源電位と前記第3の節点に接続された第5の
    N型MOSトランジスタを有し、 前記正相セット信号がロウレベル、前記逆相セット信号
    がハイレベルのとき、前記第1の相補型トランファーゲ
    ートをオン、第2の相補型トランスファーゲートをオフ
    させて前記第3の節点または前記第4の節点をダイナミ
    ック節点とする第1の動作と、前記第1の相補型トラン
    スファーゲートをオフ、第2の相補型トランスファーゲ
    ートをオンさせて前記第2の節点または前記第1の節点
    をダイナミック節点をとする第2の動作とを順次繰り返
    し、前記正相セット信号がハイレベル、前記逆相セット
    信号がロウレベルのとき、前記データ、前記正相クロッ
    ク信号、前記逆相クロック信号のレベルに関係なく前記
    出力端子がハイレベルを出力するセット動作を行う、セ
    ット機能付きダイナミック型フリップフロップ回路。
  4. 【請求項4】 ゲートにデータが入力され、ソース・ド
    レインが第6の節点と第1の節点に接続された第1のP
    チャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに互いに逆相の関係にあるクロックが入力され、
    ソース・ドレインが前記第1の節点と第2の節点に接続
    された第1の相補型トランスファーゲートと、 ゲートに前記データが入力され、ソース・ドレインが低
    位側電源電位と前記第2の節点に接続された第1のNチ
    ャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに第1の節点が接続され、ソース・ドレインが高
    位側電源電位と第3の節点に接続された第2のPチャネ
    ル型MOSトランジスタと、 ゲートに互いに逆相の関係にあるクロックが入力され、
    ソース・ドレインが前記第3の節点と第4の節点に接続
    され、第1の相補型トランスファーゲートと交互にオン
    する第2の相補型トランスファーゲートと、 ゲートに第2の節点が接続され、ソース・ドレインが低
    位側電源電位と前記第4の節点に接続された第2のNチ
    ャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに前記第3の節点が接続され、ソース・ドレイン
    が高位側電源電位と出力端子に接続された第3のPチャ
    ネル型MOSトランジスタと、 ゲートに前記第4の節点が接続され、ソース・ドレイン
    が低位側電源電位と前記出力端子に接続された第3のN
    チャネル型MOSトランジスタと、 ゲートに正相リセット信号が入力され、ソース・ドレイ
    ンが高位側電源電位と第の節点に接続された第4のP
    型MOSトランジスタと、 ゲートに前記正相リセット信号が入力され、ソース・ド
    レインが低位側電源電位と前記第2の節点に接続された
    第4のN型MOSトランジスタと、 ゲートに前記正相リセット信号が入力され、ソース・ド
    レインが低位側電源電位と前記第1の節点に接続された
    第5のN型MOSトランジスタと、 ゲートに逆相リセット信号が入力され、ソース・ドレイ
    ンが高位側電源電位と第4の節点に接続された第5のP
    型MOSトランジスタを有し、 前記正相リセット信号がロウレベル、前記逆相リセット
    信号がハイレベルのとき、前記第1の相補型トランスフ
    ァーゲートをオン、第2の相補型トランスファーゲート
    をオフさせて前記第3の節点または前記第4の節点をダ
    イナミック節点とする第1の動作と、前記第1の相補型
    トランスファーゲートをオフ、第2の相補型トランスフ
    ァーゲートをオンさせて前記第2の節点または前記第1
    の節点をダイナミック節点とする第2の動作とを順次繰
    り返し、前記正相リセット信号がハイレベル、前記逆相
    セット信号がロウレベルのとき、前記データ、前記正相
    クロック信号、前記逆相クロック信号のレベルに関係な
    く前記出力端子がロウレベルを出力するリセット動作を
    行う、リセット機能付きダイナミック型フリップフロッ
    プ回路。
  5. 【請求項5】 ゲートに互いに逆相の関係にあるクロッ
    クが入力され、ソース・ドレインがデータ入力端子と第
    3の節点に接続された第1の相補型トランスファーゲー
    トと、ゲートに前記第3の節点が接続され、ソース・ド
    レインが高位側電源電位と第1の節点に接続された第1
    のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに互いに
    逆相の関係にある前記クロックが入力され、ソース・ド
    レインが前記第1の節点と第2の節点に接続され、第1
    の相補型トランスファーゲートと交互にオンする第2の
    相補型トランスファーゲートと、ゲートに前記第3の節
    点が接続され、ソース・ドレインが低位側電源電位と前
    記第2の節点に接続された第1のNチャネル型MOSト
    ランジスタと、ゲートに前記第1の節点が接続され、ソ
    ース・ドレインが高位側電源電位と出力端子に接続され
    た第2のPチャネル型MOSトランジスタと、ゲートに
    前記第2の節点が接続され、ソース・ドレインが低位側
    電源電位と前記出力端子に接続された第2のNチャネル
    型MOSトランジスタとを有し、前記第1の相補型トラ
    ンスファーゲートをオン、前記第2の相補型トランスフ
    ァーゲートをオフさせて、第2の節点または第1の節点
    をダイナミック節点とする第1の動作と、前記第1の相
    補型トランスファーゲートをオフ、前記第2の相補型ト
    ランスファーゲートをオンさせて前記第3の節点をダイ
    ナミック節点とする第2の動作を順次繰り返すダイナミ
    ック型フリップフロップ回路。
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