JP3229745U - ずれ防止具 - Google Patents

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眞美代 田中
眞美代 田中
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Abstract

【課題】屈むことが困難な場合であっても、着脱が容易なワイドパンツ用のずれ防止具を提供することを目的とする。【解決手段】ずれ防止具1は、少なくとも一部が長手方向に伸縮する材料で形成され、伸長時の長さが人の大腿部の外周程度である長尺状のベルト部11と、ベルト部11の少なくとも一端側に取り付けられ、ベルト部11の他端側と係合することによりベルト部11を環状に保持する係合部12とから構成される。ずれ防止具1は、大腿部に装着することが可能で、着脱の際に腰を大きく屈める必要がない。ずれ防止具1を装着した状態でワイドパンツをたくし上げれば、裾が床について汚れるのを防止することができる【選択図】図2

Description

本考案は、ガウチョパンツやスカンツなどの裾が広がっているズボンを着用している際に使用するずれ防止具に関する。
近年、女性の間でガウチョパンツやスカンツ等の裾が広がっているズボン(以下、「ワイドパンツ」という。)が流行している。ワイドパンツは、動きやすさとエレガントさを兼ね備えており、また体型カバーもできるため、幅広い年代の女性に人気である。
しかしながら、ワイドパンツを履いていると、トイレでウエストを緩めた際にワイドパンツがずり落ちて裾が床に付き、裾を汚してしまうことがある。多くの女性は、裾をくるくる巻いたり、裾をまくって押さえるなど、不便さを抱えながら対処している。
特許文献1には、この問題を解決するため、ワイドパンツの裾に巻き付けて、裾をたくし上げることができるバンドが開示されている。
実用新案登録第3205953号
しかしながら、ここに開示されているバンドは、足首に巻き付けるものである。この場合、お腹の大きな妊婦や腰痛がある人にとっては取り付け及び取り外しが非常に困難である。
そこで、本考案は、上記の問題点を解決するために、お腹の大きな妊婦や腰痛がある人等、屈むことが困難な場合であっても、取り付け及び取り外しが容易なワイドパンツ用のずれ防止具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案のずれ防止具は、少なくとも一部が長手方向に伸縮する材料で形成され、伸長時の長さが人の大腿部の外周程度である長尺状のベルト部と、ベルト部の少なくとも一端側に取り付けられ、ベルト部の他端側と係合することによりベルト部を環状に保持する係合部とから構成される。
本考案のずれ防止具は、少なくとも一部が長手方向に伸縮する材料で形成され、伸長時の長さが人の大腿部の外周程度である長尺状のベルト部と、前記ベルト部の少なくとも一端側に取り付けられ、前記ベルト部の他端側と係合することにより前記ベルト部を環状に保持する係合部とから構成されることを特徴とする。
このように、本考案のずれ防止具は、人の大腿部に巻ける程度にベルト部が伸びるため、大腿部に装着することができる。従来のバンドは、足首に装着するため体を二つ折りするほど屈む必要があったが、本考案のずれ防止具を用いれば、着脱の際に腰を大きく屈める必要がなく、お腹の大きな妊婦や腰痛がある人など、屈む姿勢が困難な状況でも容易に着脱が可能となる。そして、大腿部に巻きつけた状態でワイドパンツをたくし上げれば、トイレの際に、ワイドパンツがずり落ちて裾が汚れるのを防止することができる。
また、本考案のずれ防止具は、少なくとも一部が長手方向に伸縮する材料で形成された長尺状のベルト部と、ベルト部の少なくとも一端側に取り付けられ、ベルト部の他端側と係合することにより前記ベルト部を環状に保持する係合部と、環状の前記ベルト部の伸長時の径が人の大腿部の外周程度となるように調節するアジャスターとから構成されることを特徴とする。
これにより、本考案のずれ防止具は、大腿部に装着することができるので、着脱の際に腰を大きく屈める必要がなく、お腹の大きな妊婦や腰痛がある人など、屈む姿勢が困難な状況でも容易に着脱が可能となる。そして、大腿部に巻きつけた状態でワイドパンツをたくし上げれば、トイレの際に、ワイドパンツがずり落ちて裾が汚れるのを防止することができる。
ここで、本考案に係るずれ防止具は、ベルト部の端部寄りの位置に少なくとも一つの装飾が施されていることを特徴とする。
このように、本考案のずれ防止具は、機能性に加え、美しさも兼ね備えている。ずれ防止具はトイレで使用することを想定しており、通常は使用者以外の他者に見られることはない。しかしながら、このような美しさを備えることで、使用者は「見えないおしゃれ」を楽しむことができる。
第1の実施形態に係るワイドパンツ用ずれ防止具1の図である。 ワイドパンツ用ずれ防止具1の使用方法を説明するための図である。 ワイドパンツ用ずれ防止具1の使用方法を説明するための図である。 ワイドパンツ用ずれ防止具1の使用方法を説明するための図である。 第2の実施形態に係るワイドパンツ用ずれ防止具2の図である。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係るワイドパンツ用ずれ防止具1の構成を示す図である。ワイドパンツ用ずれ防止具1は、ベルト部11と、係合部12と、装飾部13とから構成される。図1(a)は、係合部12が閉じている状態を示し、図1(b)は、係合部12が開いている状態を示している。
ベルト部11は、少なくとも一部が長手方向に伸縮する材料で形成されている。美しさの観点から、フリルが付いたゴム紐やレースのゴム紐等が好ましい。ベルト部11の長さは通常時40〜45cm程度、伸長時では50〜55cm程度あり、伸長した状態の長さが、人の大腿部にフィットするサイズとなっている。幅は、2〜3cm程度である。
ベルト部11の一端側には、係合部12の雌部材12aが取り付けられ、他端側には、係合部12の雄部材12bが取り付けられている。係合部12は、雄部材12bを雌部材12aの内部で係合して抜け止めする。これにより、長尺状のベルト部11を環状に保持することができる。ここでは係合部12の一例としてフロントリリースタイプのバックルを用いる。フロントリリースタイプは、フロントのプッシュボタン12cを指で押下すると雌部材12aと雄部材12bとが外れる。
ベルト部11の両端部付近には、装飾部13が取り付けられている。ここでは装飾部13の一例としてフラワーモチーフを用いているが、装飾部13は、図示している形状に限定されるものではない。リボン、ビーズ、ボタン、シルクフラワー、タッセル、ファー等を用いることができる。さらに、これらを2つ以上組み合わせて用いてもよい。
このように、ワイドパンツ用ずれ防止具1は、機能性に加えて美しさも兼ね備えており、使用者が持ち運んだり使用する際に、便利さだけではなく、楽しさや嬉しさという気持ちを演出する。
続いて、ワイドパンツ用ずれ防止具1の使用方法について説明する。
図2に示すように、使用者は、ワイドパンツ用ずれ防止具1のベルト部11を大腿部に巻き付け、係合部12を閉じて固定する。そして、図3に示すようにワイドパンツ3をたくし上げる。両足共にワイドパンツ3をたくし上げた後にウエスト部分を緩めれば、トイレ4に着座した際もワイドパンツの裾が床に付かない。
使用者が立位でベルト部11を大腿部に取り付けようとすると、多少体が前かがみになる。この姿勢がつらい人は、図4に示すように、トイレ4に着座した状態でベルト部11を大腿部に巻き付けて、係合部12で固定すると良い。その後、立ち上がってワイドパンツ3のウエストを緩めた後に再度トイレ4に着座すれば、腰を屈めることなく、楽に取り付け、取り外しが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、図5を参照して第2の実施形態に係るワイドパンツ用ずれ防止具2について説明する。図5に示すように、ワイドパンツ用ずれ防止具2は、ベルト部21と、係合部22と、装飾部23とから構成される。ここでは、係合部22が閉じている状態を示している。 ワイドパンツ用ずれ防止具2は、係合部22にアジャスター22cを備えており、ベルト部21の長さ調節が可能であることが特徴である。
そのため、第1の実施形態ではフリルやレースの装飾が美しいベルト部11を用いたが、第2の実施形態では、長さ調節が容易なように、ストレートタイプのゴム紐をベルト部21に用いることが好ましい。この場合であっても、例えばサテン生地を使用したものなど、美しいものを用いる方が好ましい。
ベルト部21の一端側には係合部22の雌部材22aが取り付けられ、ベルト部21の他端側には雄部材22bが取り付けられている。また、雄部材22bにはアジャスター22cが連結されている。係合部22は、雄部材22bを雌部材22aの内部で係合して抜け止めする。これにより、長尺状のベルト部21を環状に保持することができる。そして、アジャスター22cによって、環状にしたときのベルト部21の径を調整することができる。したがって、使用者の大腿部の外周サイズに応じてベルト部21の長さ(径)を調整し、適度な長さ(径)で固定することができる。これにより、ワイドパンツ用ずれ防止具2は、大腿部が太い人、細い人、様々な体型の人に対応できる。
ここでは係合部22の一例としてサイドリリースタイプのバックルを用いていており、上下のサイドボタン22dを同時に押下すると雌部材22aと雄部材22bとが外れる。
フロントリリースタイプの場合、肌の弱い人や筋力が低下している人は取り外しの際に大腿部が圧迫されて痛みを感じる場合がある。また、押下する方向に力が入りにくい場合もある。サイドリリースタイプは、取り外しの際には2本の指で操作する必要があるが、大腿部への圧迫を防止することができる。
このように、第2の実施形態ではアジャスター22cを備え、大腿部の太い人にも細い人にも対応させるため、長尺状のベルト部21の長さは、第1の実施形態のベルト部11と比較して長い。一例として、長尺状のベルト部21の長さは通常時50〜55cm程度、伸長時では60〜70cm程度である。幅は、2〜3cm程度である。
ワイドパンツ用ずれ防止具2の取り付け方法は、第1の実施形態のワイドパンツ用ずれ防止具1と同様である。使用時には、ベルト部21が人の大腿部にフィットするサイズにアジャスター22cで調節される。
また、ワイドパンツ用ずれ防止具2は、ベルト部21の一方の端部付近に装飾部23を備える。ここではリボンを使用したバラのモチーフが取り付けられている。第1の実施形態では、装飾部13はベルト部11の両端部付近に2個取り付けられていたのに対して、第2の実施形態では、装飾部23は、ベルト部21の一方の端部付近に1個のみ取り付けられている。
仮に、装飾部13、23がベルト部11、21の長手方向中央部寄りに備えられている場合、トイレに着座した際に装飾部13、23が使用者の臀部で圧迫されて美しいフラワーモチーフ等の形が崩れてしまう。更に、装飾部13、23が邪魔になり使用感も悪くなる。
したがって、装飾部13、23は、ベルト部11、21の端部寄りに備えられている。こうすることにより、美しいフラワーモチーフ等の形が崩れたり、使用感が悪くなったりするのを防止することができる。更には、取り付けの際に装飾部13、23が使用者の目に触れるので、楽しさや嬉しさという気持ちを演出することができる。
以上説明したように、第2の実施形態に係るワイドパンツ用ずれ防止具2は、前屈みの姿勢が辛い人でも取り付け及び取り外しが容易であり、両足に取り付けた状態でワイドパンツをたくし上げ、その後にウエスト部分を緩めれば、トイレに着座した際もワイドパンツの裾が床に付かず、裾が汚れるのを防止できる。
<その他の変形例>
本考案に係るずれ防止具について、上記の実施形態1及び実施形態2に基づき説明したが、本考案に係るずれ防止具は、上記の実施形態1及び実施形態2に限定されない。例えば以下のような場合も、本考案に含まれる。
(1)装飾部13、23は必須の構成ではない。ワイドパンツ用ずれ防止具1は、少なくともベルト部11及び係合部12を備えていれば足り、ワイドパンツ用ずれ防止具2は、少なくともベルト部21、係合部22及びアジャスター22cを備えていれば足りる。
(2)ベルト部11、21は、全体が長手方向に伸縮するゴム紐を用いているが、少なくとも一部分が長手方向に伸縮する材料で形成されていれば足りる。すなわち、伸縮する材料と伸縮しない材料とを組み合わせてベルト部11、21を形成してもよい。
(3)第1の実施形態の係合部12はサイドリリースタイプのバックルを用いてもよい。また、第2の実施形態の係合部22はフロントリリースタイプのバックルを用いてもよい。
(4)係合部12、22は、バックルに限定されない。例えば、ゼットカンを用いても良い。この場合には、ベルト部11、12の一端にゼットカンを取り付け、他端を環状に縫製すれば、ゼットカンに環状の端部を係合することで、長尺状のベルト部を環状に保持することができる。このように、係合部12、22は、長尺状のベルト部を環状に保持できる部材であれば足りる。
(5)ベルト部11、21と係合部12、22との取り付け方法は限定されない。縫製により取り付けても良いし、布用の接着剤や布用のステープラ等で取り付けてもよい。
(6)ワイドパンツ用ずれ防止具1、2は、通常2個セットで使用する。外出時にはポーチや巾着袋などに入れ、それをハンドバッグ等に入れて持ち運ぶとよい。
(7)上記の実施形態に上記の変形例を適宜組み合わせたものも本考案に含まれる。
本考案に係るずれ防止具は、ワイドパンツを履いて外出する際に、トイレでワイドパンツがずり落ちて裾が汚れるのを防止するための技術として利用可能である。特に、妊婦さんや腰痛のある人向けのずれ防止具として有用である。
1 ワイドパンツ用ずれ防止具(第1の実施形態)
2 ワイドパンツ用ずれ防止具(第2の実施形態)
11、21 ベルト部
12、22 係合部
13、23 装飾部
22c アジャスター

Claims (3)

  1. 少なくとも一部が長手方向に伸縮する材料で形成され、伸長時の長さが人の大腿部の外周程度である長尺状のベルト部と、
    前記ベルト部の少なくとも一端側に取り付けられ、前記ベルト部の他端側と係合することにより前記ベルト部を環状に保持する係合部と
    から構成されるずれ防止具。
  2. 少なくとも一部が長手方向に伸縮する材料で形成された長尺状のベルト部と、
    前記ベルト部の少なくとも一端側に取り付けられ、前記ベルト部の他端側と係合することにより前記ベルト部を環状に保持する係合部と、
    環状の前記ベルト部の伸長時の径が人の大腿部の外周程度となるように調節するアジャスターと
    から構成されるずれ防止具。
  3. 前記ベルト部の端部寄りの位置に少なくとも一つの装飾が施されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のずれ防止具。

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