JP3228685B2 - ポット苗用移植機 - Google Patents
ポット苗用移植機Info
- Publication number
- JP3228685B2 JP3228685B2 JP28898796A JP28898796A JP3228685B2 JP 3228685 B2 JP3228685 B2 JP 3228685B2 JP 28898796 A JP28898796 A JP 28898796A JP 28898796 A JP28898796 A JP 28898796A JP 3228685 B2 JP3228685 B2 JP 3228685B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- belt
- pot
- descending
- pot seedling
- Prior art date
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポット苗箱で育
苗した野菜のポット苗を苗箱のまま機体の苗載台に搭載
し、苗箱から押し出したポット苗を苗載台下方の苗搬送
ベルトで機体の左右に送り、苗搬送ベルト端縁の側方に
設けられた下降ベルトに対し、安全確実に供給すること
のできるポット苗移植機に関する。
苗した野菜のポット苗を苗箱のまま機体の苗載台に搭載
し、苗箱から押し出したポット苗を苗載台下方の苗搬送
ベルトで機体の左右に送り、苗搬送ベルト端縁の側方に
設けられた下降ベルトに対し、安全確実に供給すること
のできるポット苗移植機に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来におけるポット苗用移植機
（以下従来機と云う）の側面図であり、機体１は前輪２
及び後輪３に走行自在に支持されており、前輪２は機体
１前部に装置されたエンジン４に連動して駆動自在であ
る。
（以下従来機と云う）の側面図であり、機体１は前輪２
及び後輪３に走行自在に支持されており、前輪２は機体
１前部に装置されたエンジン４に連動して駆動自在であ
る。
【０００３】機体１の上部には苗箱で育苗した野菜のポ
ット苗を、苗箱のまま搭載自在な苗載台５が設けられて
おり、苗載台５の下方には苗搬送ベルト６が回転自在に
張設されている。苗搬送ベルト６は苗載台５に搭載され
た苗箱から押し出されたポット苗を機体１の左右に搬送
する無限ベルトであり、図４に例示する如く２枚の無限
ベルトが機体１の中央から左右に分かれて回転するよ
う、ベルトの前後に配されている２本のフレーム７にプ
ーリー（図示せず）を介し回転自在に支持されている。
ット苗を、苗箱のまま搭載自在な苗載台５が設けられて
おり、苗載台５の下方には苗搬送ベルト６が回転自在に
張設されている。苗搬送ベルト６は苗載台５に搭載され
た苗箱から押し出されたポット苗を機体１の左右に搬送
する無限ベルトであり、図４に例示する如く２枚の無限
ベルトが機体１の中央から左右に分かれて回転するよ
う、ベルトの前後に配されている２本のフレーム７にプ
ーリー（図示せず）を介し回転自在に支持されている。
【０００４】苗搬送ベルト６の端縁に送られてきたポッ
ト苗ａは、ベルト６端縁に上下揺動自在に設けられた送
り爪８によって押し下げられ、下方の下降ベルト９に対
し供給自在である。下降ベルト９は互いに反対方向に回
転する２枚の無限ベルトを上下に張設してなり、苗搬送
ベルト６の端縁から降下してきたポット苗を、機体１下
方の植付装置１０に対し供給自在なよう構成されてい
る。
ト苗ａは、ベルト６端縁に上下揺動自在に設けられた送
り爪８によって押し下げられ、下方の下降ベルト９に対
し供給自在である。下降ベルト９は互いに反対方向に回
転する２枚の無限ベルトを上下に張設してなり、苗搬送
ベルト６の端縁から降下してきたポット苗を、機体１下
方の植付装置１０に対し供給自在なよう構成されてい
る。
【０００５】植付装置１０は、下降ベルト９の後方で下
降ベルト９に連動して回転する２枚の円板からなる苗植
機１１と、機体１の走行に伴って地表に植付溝を掘り進
める船型状の溝掘器１２からなり、苗植機１１は下降ベ
ルト９によって供給されたポット苗を略９０度回転させ
ながら、溝掘器１２が地表に形成した植付溝に対して供
給し地表に直立させるよう構成されている。
降ベルト９に連動して回転する２枚の円板からなる苗植
機１１と、機体１の走行に伴って地表に植付溝を掘り進
める船型状の溝掘器１２からなり、苗植機１１は下降ベ
ルト９によって供給されたポット苗を略９０度回転させ
ながら、溝掘器１２が地表に形成した植付溝に対して供
給し地表に直立させるよう構成されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】図２は従来機における
要部の縦断面図であり、苗搬送ベルト６端縁に送られて
きたポット苗ａは、送り爪８により下方の下降ベルト９
に対して供給自在であるが、苗搬送ベルト６端縁から離
れて不安定になったポット苗を送り爪８で押し下げて
も、送り爪８先端で揺動し易く下方の下降ベルト９に対
して安定よく供給できない問題があった。
要部の縦断面図であり、苗搬送ベルト６端縁に送られて
きたポット苗ａは、送り爪８により下方の下降ベルト９
に対して供給自在であるが、苗搬送ベルト６端縁から離
れて不安定になったポット苗を送り爪８で押し下げて
も、送り爪８先端で揺動し易く下方の下降ベルト９に対
して安定よく供給できない問題があった。
【０００７】本発明は上記問題を解決し、搬送ベルト６
端縁に送られてきたポット苗を安定よく、下降ベルト８
に対して供給することのできるポット苗用移植機におけ
るポット苗の案内板を提供せんとするものである。
端縁に送られてきたポット苗を安定よく、下降ベルト８
に対して供給することのできるポット苗用移植機におけ
るポット苗の案内板を提供せんとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】即ちこの発明は、上記の
目的を達成するために、機体の上部に、苗箱で育苗した
ポット苗を苗箱のまま搭載することのできる苗載台を設
け、その苗載台に搭載された苗箱から押し出されたポッ
ト苗を、搭載台下方の苗搬ベルトによって機体の左右に
設けられた下降ベルトに搬送し、下方の植付装置に対し
て供給自在なように構成されたものにおいて、上記苗搬
送ベルトの一側端縁に沿わせて設けたフレームの一端を
下降ベルト上方に張り出すと共に、下降ベルト頂部に向
けて垂下させて案内板とし、その案内板にポット苗の根
部を接触、案内させることを特徴とするものである。
目的を達成するために、機体の上部に、苗箱で育苗した
ポット苗を苗箱のまま搭載することのできる苗載台を設
け、その苗載台に搭載された苗箱から押し出されたポッ
ト苗を、搭載台下方の苗搬ベルトによって機体の左右に
設けられた下降ベルトに搬送し、下方の植付装置に対し
て供給自在なように構成されたものにおいて、上記苗搬
送ベルトの一側端縁に沿わせて設けたフレームの一端を
下降ベルト上方に張り出すと共に、下降ベルト頂部に向
けて垂下させて案内板とし、その案内板にポット苗の根
部を接触、案内させることを特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は本発明にかかる要部の縦断
面図であり、苗搬送ベルト６端縁に上下に揺動自在に設
けられている送り爪８の後方には、苗搬送ベルト６の一
側端縁に沿って設けられたフレーム７の先端が拡張さ
れ、下降ベルト９に対する案内板１３が形成されてい
る。
面図であり、苗搬送ベルト６端縁に上下に揺動自在に設
けられている送り爪８の後方には、苗搬送ベルト６の一
側端縁に沿って設けられたフレーム７の先端が拡張さ
れ、下降ベルト９に対する案内板１３が形成されてい
る。
【００１０】従って、苗搬送ベルト６端縁まで送られて
きたポット苗ａが、ベルト６の端縁から離れて送り爪８
によって押し下げられても、ポット苗ａの根部が案内板
１３に接触して安定しているため、下降ベルト９に対し
安定よくポット苗ａが供給されるようになった。
きたポット苗ａが、ベルト６の端縁から離れて送り爪８
によって押し下げられても、ポット苗ａの根部が案内板
１３に接触して安定しているため、下降ベルト９に対し
安定よくポット苗ａが供給されるようになった。
【００１１】
【発明の効果】このように本願発明によるときは、搬送
ベルト端縁に送られてきたポット苗が安定よく下降ベル
トに供給され、そのまま下方の植付装置に対して供給さ
れるので、地表に対し一定の深さで植付できるようにな
った。
ベルト端縁に送られてきたポット苗が安定よく下降ベル
トに供給され、そのまま下方の植付装置に対して供給さ
れるので、地表に対し一定の深さで植付できるようにな
った。
【図１】本願発明にかかる要部の断面図
【図２】従来機における要部の断面図
【図３】一部を省略した従来機の側面図
【図４】従来機における要部の斜視図
１ 機体 ２ 前輪 ３ 後輪 ４ エンジン ５ 苗載台 ６ 苗搬送ベルト ７ フレーム ８ 送り爪 ９ 下降ベルト １０ 植付装置 １１ 苗植機 １２ 溝堀器 １３ 案内板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A01C 11/00 - 11/02 303
Claims (1)
- 【請求項１】 機体の上部に、苗箱で育苗したポット苗
を苗箱のまま搭載することのできる苗載台を設け、その
苗載台に搭載された苗箱から押し出されたポット苗を、
搭載台下方の苗搬ベルトによって機体の左右に設けられ
た下降ベルトに搬送し、下方の植付装置に対して供給自
在なように構成されたものにおいて、上記苗搬送ベルト
の一側端縁に沿わせて設けたフレームの一端を下降ベル
ト上方に張り出すと共に、下降ベルト頂部に向けて垂下
させて案内板とし、その案内板にポット苗の根部を接
触、案内させることを特徴とするポット苗用移植機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28898796A JP3228685B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | ポット苗用移植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28898796A JP3228685B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | ポット苗用移植機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1094306A JPH1094306A (ja) | 1998-04-14 |
| JP3228685B2 true JP3228685B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=17737379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28898796A Expired - Fee Related JP3228685B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | ポット苗用移植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3228685B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008060507A1 (de) | 2008-07-10 | 2010-01-14 | Sms Siemag Aktiengesellschaft | Temperaturmessung in einer Kokille durch ein faseroptisches Messverfahren |
| CN103843503A (zh) * | 2013-08-12 | 2014-06-11 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种秧苗移栽机的自动喂苗装置 |
| CN103535142A (zh) * | 2013-10-14 | 2014-01-29 | 中国农业科学院农业环境与可持续发展研究所 | 一种能够自动导苗的免耕育苗移栽机 |
| CN108271484B (zh) * | 2018-03-13 | 2020-07-14 | 安徽舒州农业科技有限责任公司 | 一种具有自动补秧机的插秧机 |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP28898796A patent/JP3228685B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1094306A (ja) | 1998-04-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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